JPH0365653B2 - - Google Patents

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JPH0365653B2
JPH0365653B2 JP58168084A JP16808483A JPH0365653B2 JP H0365653 B2 JPH0365653 B2 JP H0365653B2 JP 58168084 A JP58168084 A JP 58168084A JP 16808483 A JP16808483 A JP 16808483A JP H0365653 B2 JPH0365653 B2 JP H0365653B2
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chamber
sweep
sweep gas
plasma
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Publication of JPH0365653B2 publication Critical patent/JPH0365653B2/ja
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/32431Constructional details of the reactor
    • H01J37/3244Gas supply means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/54Apparatus specially adapted for continuous coating
    • C23C16/545Apparatus specially adapted for continuous coating for coating elongated substrates
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/40Sealings between relatively-moving surfaces by means of fluid

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  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般的には改良光電池デバイスの製
造装置に係り、より詳細には、 (1) ガスゲート通路でのスイープガスの乱流を実
質的に低減し、 (2) 未使用プロセスガス又はプラズマがデポジシ
ヨンチヤンバの壁に接触したときに形成される
シラン粉が基板に付着することを実質的に阻止
する ためのスイープガス導入システムに係る。 本発明は、少くとも2つの隣り合うデポジシヨ
ンチヤンバの各々に於いて連続的アモルフアスシ
リコン合金半導体層をデポジツトして基板上に光
電池デバイスを連続的に製造するための装置に係
る。各アモルフアス層の組成は、デポジシヨンチ
ヤンバの各々に導入される個々のプロセスガスに
依存する。第1デポジシヨンチヤンバに導入され
るガスは慎重に制御され隣接デポジシヨンチヤン
バに導入されるガスから隔離される。より詳細に
は、複数のデポジシヨンチヤンバは比較的狭いガ
スゲート通路によつて作動的に接続されており、
該ガスゲート通路は、 (1) 基板材料ウエブを通過せしめ、 (2) 第1チヤンバに導入されるプロセスガスを隣
接デポジシヨンチヤンバに導入されるプロセス
ガスから隔離するように構成されている。 当業界で公知の如く、ガスゲート通路がが比較
的小さい寸法を有するにもかかわらず、1つのチ
ヤンバに導入されたガスの或る程度が隣接チヤン
バ内に逆拡散し、これにより、該隣接チヤンバで
デポジツトされた層を汚染する。プロセスガスの
逆拡散を更に減少させるために、従来技術では、
不活性ガスが高速でガスゲート通路を通るように
不活性ガス導入用の供給管をガスゲートの高圧側
に組込んでいる。ガスゲート通路での逆拡散を更
に減少させるための不活性スイープガスの使用は
有効ではあつたが、該通路での該スイープガスの
進行速度が高いためしばしば乱流パターンが生じ
る。これによりプロセスガスの逆流即ち逆拡散の
部分的増加が生じ易く、製造された光電池デバイ
スの効率が低下する。 更に、各デポジシヨンチヤンバはプラズマ領域
の近傍に未使用プロセスガス及びノンデポジツト
プラズマを導出するための排出ポートを有する
が、これらのプロセスガス及びプラズマは完全に
排出されるまでにデポジシヨンチヤンバの壁に接
触する恐れがある。チヤンバ壁と接触したプロセ
スガス及びプラズマはシラン粉を形成し該シラン
粉は基板にデポジツトされた半導体層に付着す
る。半導体デバイスの層間で粉末が形成される
と、該デバイスの効率は甚しく低下するか又は該
デバイスが無効になる。 本発明の目的は、 (1) ガスゲート通路でのスイープガスの乱流を実
質的に低減し、 (2) 未使用プロセスガス及びノンデポジツトプラ
ズマがデポジシヨンチヤンバの壁と接触して生
じる半導体層間の粉末形成を低減する ことである。 近年、比較的広い領域をカバーし得且つp形及
びn形材料を形成すべくドープし得るアモルフア
ス半導体合金をデポジツトせしめるシステムの開
発に多大な努力が払われてきた。これらp形及び
n形材料は、作動面で結晶性デバイスと実質的に
等価であるp−i−n形デバイスを製造するため
のものである。 現在ではグロー放電技術によりアモルフアスシ
リコン合金を製造することが可能である。この合
金は(1)容認し得るエネルギギヤツプ内局在状態密
度と(2)秀れた電子的性質とを有する。このような
技術は1980年10月7日付のStanford R.
Ovshinsky及びArun Madan名義米国特許第
4226898号“Amorphous Semiconductors
Equivalent to Semiconductors”に詳しく記載
されている。該合金はまた、1980年8月12日付で
Stanford R.Ovshinsky及びMasatsugu Izuに与
えられた同一名称の米国特許第4217374号に詳細
に記載されている蒸着法によつても製造し得る。
これらの特許に開示されているように、アモルフ
アスシリコン半導体層内に導入されたフツ素はこ
れら層内の局在状態密度を実質的に減少させるべ
く作用して、ゲルマニウムの如き別の合金材料の
添加を容易にする。 光電池デバイスの効率を向上させるのに多重電
池(multiple cells)を使用するという構想は既
に1955年にはE.D.Jacksonによつて論じられてい
た。これは1960年8月6日付米国特許第2949498
号に開示されている。この特許で提案された多重
セル構造はp−n接合結晶半導体デバイスを使用
するものであつた。この構想の本質は太陽スペク
トルの種々の部分をより効果的に集めて開路電圧
(Voc.)を増大させるべく、種々のバンドギヤツ
プデバイス(band gap devices)を使用するこ
とにある。タンデム電池デバイスは2個以上の電
池を有しており、光が各電池を順次通過し、バン
ドギヤツプの大きい材料とこれに続くバンドギヤ
ツプの小さい材料とが第1電池を通過した光を吸
収する。各電池から発生した電流を実質的に整合
させれば各電池の開路電圧を全て加算し得、その
結果この半導体デバイスを通過する光エネルギを
最大限に使用し得ることになる。 アモルフアス光電池デバイスを大量生産し得る
ことは営利上重要な意味をもつ。太陽電池製造の
場合はバツチ生産するしかない結晶シリコンと異
なり、アモルフアスシリコン合金は面積の広い基
板上に多層状にデポジツトされ得るため、太陽電
池を連続的大量処理システムにより生産できる。
この種の連続的処理システムでは、夫々特定の材
料のデポジシヨンに使用される一連のデポジシヨ
ンチヤンバを基板が順次通過し得る。p−i−n
形構造の太陽電池を製造する場合は、第1チヤン
バ内でp形アモルフアスシリコン合金をデポジツ
トし、第2チヤンバ内で真性アモルフアスシリコ
ン合金をデポジツトし、第3チヤンバでn形アモ
ルフアスシリコン合金をデポジツトする。デポジ
ツトした各合金、特に真性合金は純度が高くなけ
ればならないため、真性デポジシヨンチヤンバ内
のデポジシヨン環境を他チヤンバ内のドーピング
成分から隔臨して、該真性チヤンバ内へのドーピ
ング成分逆拡散(back diffusion)を防止する。
主として光電池の製造に係る前述のシステムで
は、チヤンバ間の隔離がガスゲート(gas gate)
により実現される。即ちこのガスゲートを介して
ガスが単一方向に流され且つ不活性ガスが基板材
料ウエブの周りに導入されるのである。 (1)小さなガスゲート通路を介して真性デポジシ
ヨンチヤンバから隣接ドーパントチヤンバ
(dopant chambers)へと実質的に単一方向のガ
スの流れを確立すること、(2)層の形成されない基
板面を前記通路の一壁面方向に引き寄せる磁性ア
センブリを用いることによりこれら通路の大きさ
を縮小すること、及び(3)不活性スイープガスをガ
スゲートの高圧側から低圧側に向つて案内するこ
との組合せは、ガスゲート通路でのドーパントプ
ロセスガスの逆拡散を実質的に減少せしめこれに
より真性半導体層の汚染を低減すべく有効ではあ
るが、流れを層状態に維持するためには通路を通
る不活性スイープガスの速度を慎重に制御しなけ
ればならないことが知見された。流れが乱流にな
ると、プロセスガスの逆拡散の程度を計算するこ
とが不可能になり逆拡散の割合は実際には増加す
るであろう。従つて本発明の1つの目的は、ガス
ゲート通路でのスイープガスの流れが乱流になる
ことを阻止する装置を提供することである。 デポジシヨンチヤンバのプラズマ領域は、基板
にデポジツトされるプラズマを生ずべくプロセス
ガスの解離が行なわれるカソードと基板との間の
領域として定義される。プロセスガスは、プラズ
マ領域の近傍でデポジシヨンチヤンバに導入さ
れ、カソードの上面に引寄せられ、ノンデポジツ
トプラズマと共にカソード底面に配設されたポー
トから排出される。従来技術の装置は、プラズマ
領域の近傍でプロセスガスとプラズマとの導入及
び導出を行なうことによつてプロセスガスとプラ
ズマとがデポジシヨンチヤンバの壁に接触するこ
とを阻止すべく構成されている。しかし乍らプロ
セスガスとプラズマとの全部が直ちに排出される
のではないことが判明した。その結果、直ちに排
出されないプロセスガスとプラズマとはプラズマ
領域から自由に脱出しデポジシヨンチヤンバの壁
に接触する。デポジシヨンチヤンバ壁に接触した
プロセスガスとプラズマとはシラン粉を形成し、
該シラン粉は、基板にデポジツトされた半導体層
間に沈降し得る。該粉末は、(特にp及びn形半
導体層間の真性デポジシヨンチヤンバで形成され
た場合)半導体層によつて製造される光電池デバ
イスの深刻な機能低下即ち短絡を生じさせる。従
つて本発明の別の目的は、未使用プロセスガスと
ノンデポジツトプラズマとがチヤンバ壁に接触す
ることを実質的に阻止すべく不活性スイープガス
流を真性デポジシヨンチヤンバ内に案内すること
である。 本発明によれば、少くとも2つの隔離されたデ
ポジシヨンチヤンバを有しておりこれらのデポジ
シヨンチヤンバがガスゲートによつて作動的に接
続されており前記ガスゲートが各対のデポジシヨ
ンチヤンバについて1つのチヤンバから隣接チヤ
ンバに向う単一方向ガス流を成立せしむべく構成
されたデポジシヨン装置に於いて使用するための
バフルシステムが開示されている。バフルシステ
ムは、ガスゲート通路での不活性スイープガスの
乱流を実質的に除去し、これによりプロセスガス
の逆拡散の増加を阻止するように設計されてい
る。 ガスゲートは比較的狭い通路を有しており、該
通路を介して基板は隣り合うデポジシヨンチヤン
バに対して、第1のアモルフアス半導体層を基板
にデポジツトするための第1のデポジシヨンチヤ
ンバから、異なる配合のプロセスガスにより第1
層の上に第2のアモルフアス半導体層をデポジツ
トする第2のチヤンバに移動する。第2のデポジ
シヨンチヤンバは更に、ガスゲート通路の入口
に、水素及びアルゴンの如き不活性ガスの導入管
を備える。第1デポジシヨンチヤンバから隣接デ
ポジシヨンチヤンバへのプロセスガスの逆拡散を
実質的に阻止すべく不活性ガスは比較的高速でガ
スゲート通路を進行させられる。本文及び特許請
求の範囲に記載のバフルシステムは、ガスゲート
通路に流入する前に不活性ガスを必ず通過せしめ
る一連のジグザグ形バフルプレートを含む。スイ
ープガスが強制的にジグザグ形バフルプレートを
通過させられるため、乱流が実質的に除去され、
これによりプロセスガスの逆拡散が減少する。ま
た、このように一連のバフルプレートを通るスイ
ープガス流を発生させると、スイープガスの層流
が維持され易い。従つて、逆拡散の問題がコント
ロールされる。 本発明によれば更に、シリコン層のデポジツト
に使用されるプロセスガスとプラズマとがデポジ
シヨンチヤンバの壁に接触し得たとき生じるシラ
ン粉の形成を低減するための装置が開示されてい
る。即ち、ガスゲート通路の入口で約250標準立
方センチメートル/分(SCCM)の不活性スイー
プガスが導入される。この不活性ガスの約
215SCCMはドーパントチヤンバからのガスの逆
拡散を阻止すべくドーパントデポジシヨンチヤン
バの方向に案内され該チヤンバ内に吸引される。
残りの35SCCMは真性デポジシヨンチヤンバに入
り、プラズマ領域の未使用プロセスガスとノンデ
ポジツトプラズマとが該領域から逃げないように
プラズマ領域に吸引される。このようにしてプロ
セスガスとプラズマとがデポジシヨンチヤンバ壁
と接触してシラン粉を形成することは実質的に阻
止される。 本発明の別の目的及び利点は、図面、特許請求
の範囲及び以下の詳細な記載より明らかにされる
であろう。 従つて、本発明の第1の目的は、ガスゲート通
路により作動的に接続された少くとも2つの隣り
合うチヤンバを含んでおり、チヤンバ内を進行す
る基板に半導体層をデポジツトすべく第1チヤン
バに少くとも1種類のプロセスガスが導入され、
基板のデポジツト層の上に第2の半導体層をデポ
ジツトすべく第2チヤンバに少くとも1種類の別
のプロセスガスが導入されており、更に、ガスゲ
ート通路の第1チヤンバ側に隣接の不活性スイー
プガス導入手段と、第1チヤンバから第2チヤン
バに向つて単一方向スイープガス流を成立せしむ
べく構成された手段とを含んでおり、前記導入手
段はスイープガスを基板の少くとも層デポジツト
面の幅に亘つて案内すべく構成されて成るグロー
放電デポジシヨン装置に於いて、導入手段からガ
スゲート通路内に進行するスイープガスの乱流を
実質的に阻止し、これにより、スイープガスの乱
流によるプロセスガスの逆拡散を実質的に阻止す
べく構成された手段が組合せられていることを特
徴とする改良を提供することである。 本発明の第2の目的は、ガスゲート通路によつ
て互いに作動的に連結されておりプロセスガスが
プラズマに解離すべく導入され内部を進行中の基
板にデポジツトされるプラズマ領域を各々が含む
少くとも2つの隣り合うチヤンバと、各チヤンバ
のプラズマ領域の近傍で各チヤンバからノンデポ
ジツトプロセスガスプラズマを排出する手段と、
ガスゲート通路の第1チヤンバ側の近傍に不活性
スイープガスを導入する手段と、第1チヤンバか
ら第2チヤンバに向つて単一方向スイープガス流
を成立せしむべく構成された手段と、を含むグロ
ー放電デポジシヨン装置に於いて、ガスゲートの
第1チヤンバ側の近傍に通路を通り得るよりも多
い量のスイープガスを導入すべく構成されたスイ
ープガス導入手段が組合せられており、通路を通
らないスイープガスがプラズマ領域内で排出手段
に向つて流動し、これにより未使用プロセスガス
とノンデポジツトプラズマとがプラズマ領域を離
れデポジシヨンチヤンバ壁と接触してシラン粉を
形成することが実質的に阻止されることを特徴と
する改良を提供することである。 添付図面に示す好ましい具体例を例として本発
明を以下に説明する。 光電池 第1図は全体が符号10で示される光電池を示
している。この電池は複数の連続的p−i−n層
で形成されており、好ましい具体例では各層にア
モルフアス半導体合金が含まれている。本発明の
バフルシステムは、一連の単離したデポジシヨン
チヤンバ内で基板に均一なアモルフアス合金層を
連続的にデポジツトすることによりこの種のデバ
イスを製造すべく開発されたものである。 より特定的に言えば、第1図は別個のp−i−
n形電池12a,12b及び12cから成る太陽
電池の如きp−i−n形光電池デバイス10を示
している。最下部の電池12aの下は基板である
が、該基板は透明であるか又はステンレススチー
ル、アルミニウム、タンタル、モリブデンもしく
はクロムの如き金属材料製であつてよい。用途に
よつてはアモルフアス材料に先立ち酸化物薄膜及
び/又は一連のベースコンタクト(base
contacts)の付着を必要とする場合もあるが、こ
の用途を考慮して「基板」なる用語は可撓性フイ
ルムのみでなく、予処理によつて添加されたエレ
メント全てをも含むものとする。 電池12a,12b,12cはいずれも、少く
とも一種類のシリコン合金を含むアモルフアス合
金ボデイから成つている。この合金ボデイはいず
れもp形伝導性領域即ち層16a,16b及び1
6cと、真性領域即ち層18a,18b及び18
cと、n形伝導性領域即ち層20a,20b及び
20cとを含んでいる。第1図から明らかなよう
に、電池12bは中間電池であるが、更に別の中
間電池を図面に示されている電池の上に積み重ね
てもよく、このような構造も本発明の範囲内に含
まれる。また、ここではp−i−n形電池を示し
たが、本発明のバフルシステムは単一又は多重n
−i−p電池の製造装置にも使用し得る。 半導体合金層のデポジシヨンに続き、更に別の
デポジシヨン処理を別個の環境下で又は連続工程
の一部として実施し得ることにも留意されたい。
このステツプではTCO(transparent conductive
oxide=透明伝導性酸化物)層22が付加され
る。電池の面積が十分広い場合、又は該TCO層
22の伝導性が不十分な場合には、デバイスに電
極グリツド24を付加してもよい。このグリツド
24はキヤリア通路を短縮して伝導効率を高める
機能を果たす。 多重形グロー放電デポジシヨンチヤンバ 第2図は光電池を連続的に製造するための多重
チヤンバ式グロー放電デポジシヨン装置の線図を
示している。この装置は全体が符号26で示され
る。該装置26は複数の単離したデポジシヨン用
チヤンバ28,30,32を備えており、これら
チヤンバは(1)スイープガスと(2)プロセスガスと(3)
基板材料ウエブ11とを単一方向に通過させるよ
う構成されたガスゲート42により互に接続され
ている。 この装置26は、連続的に送り出される基板材
料11のデポジシヨン面上に形成されたp−i−
n形構造をもつ面積の広いアモルフアス光電池を
量産すべく構成されている。 多重p−i−n層電池の製造に必要なアモルフ
アス合金層をデポジツトするために該装置26は
3つのデポジシヨンチヤンバ28,30及び32
から成るチヤンバグループを少くとも1組備えて
いる。各チヤンバグループは、通過して行く基板
11のデポジシヨン面上にp形伝導性アモルフア
ス合金層をデポジツトするための第1デポジシヨ
ンチヤンバ28と、該基板11の移動に伴い前記
p形合金層の上に真性アモルフアス合金層をデポ
ジツトするための第2デポジシヨンチヤンバ30
と、該基板11の移動に伴い前記真性層の上にn
形伝導性合金層をデポジツトするための第3チヤ
ンバ32とで構成されている。勿論、(1)ここでは
デポジシヨンチヤンバグループを1組しか示さな
かつたが、任意の数のアモルフアスp−i−n形
層をもつ光電池を製造する能力を機能に与えるべ
く、更に別のチヤンバグループ又は更に別の個別
チヤンバを該装置に加え得ることと、(2)本発明の
バフルシステムがチヤンバ間のガス逆拡散を阻止
すべくガスゲートによつて隔離された孤立チヤン
バを有するいかなる装置にも使用し得ることと、
(3)基板操り出しコア11a及び基板巻取りコア1
1bを夫々デポジシヨンチヤンバ28及び32内
に示したのは説明の便宜のためだけで、実際には
これらコア11a及び11bがデポジシヨンチヤ
ンバと作動的に接続された別個のチヤンバ内に収
納されることと、(4)ここに示したグロー放電装置
26はr.f.電源をもつカソードを使用するが、他
のグロー放電技術、例えばマイクロ波周波数カソ
ードを使用する技術も本発明の範囲内で使用し得
ることとは明白であろう。 チヤンバグループの各デポジシヨンチヤンバ2
8,30,32は、グロー放電デポジシヨンによ
つて磁性基板11に1種類のアモルフアスシリコ
ン合金をデポジツトすべく構成されている。この
ために各デポジシヨンチヤンバ28,30,32
は、カソード34と、各カソード34の周囲に配
置されたシールド35と、プロセスガス供給管3
6と無線周波発生器38と、プロセスガス及びプ
ラズマの排出管41と、横断方向に伸びる複数個
の磁性素子50と、第2図に符号40で概略的に
示される複数個の輻射加熱素子40と、真性デポ
ジシヨンチヤンバ30をドーパントチヤンバ2
8,32の各々に作動的に接続するガスゲート4
2とを含む。不活性スイープガス供給管37はカ
ソード34の両側でガスゲート42に隣接して真
性デポジシヨンチヤンバ内に配置されている。 供給管36は各デポジシヨンチヤンバ毎にカソ
ード34と基板11との間に発生したプラズマ領
域にプロセスガス混合気を導入すべく各の対応カ
ソード34と作動的に接続されている。カソード
シールド35はデポジシヨンチヤンバのカソード
領域内にプラズマを実質的に閉じ込めるべく基板
材料ウエブ11と排管41とに協働するよう構成
されている。 無線周波数発生器38はデポジシヨンチヤンバ
に導入される基本的プロセスガスをデポジツトす
べき種に解離することによりプラズマを形成すべ
くカソード34、輻射加熱素子40及び接地基板
11と協働する。このようにして得られた種はそ
の後基板底面にデポジツトされてアモルフアス半
導体層を形成する。基板11は、普通の状態で移
動する時の垂れ下がりを回避すべくこれを上方に
引きつける誘引力を作用させる複数の磁性素子列
50によりほぼ平らに維持される。 効率の高い光電池デバイス10を製造するため
には、磁性基板11の表面にデポジツトされる合
金層の各々特に真性層が高純度を有することが重
要である。従つて、ドーパートチヤンバ28,3
2から真性デポジシヨンチヤンバ30へのプロセ
スガスの逆拡散を実質的に阻止する必要がある。
また、未使用ガスとノンデポジツトプラズマとが
プラズマ領域を離れてチヤンバ壁に接触すること
を阻止する。即ち、半導体層間にシラン粉薄膜が
付着する危険を阻止することも必要である。 公知の逆拡散抑制技術 逆拡散を阻止しこれにより真性デポジシヨンチ
ヤンバ30内の真性プロセスガスをドーパントデ
ポジシヨンチヤンバ28,32内のドーパントプ
ロセスガスから隔離するために出願人が設計した
従来技術のデバイスに於いては、真性デポジシヨ
ンチヤンバ30からドーパントデポジシヨンチヤ
ンバ28,32内に矢印44の方向の単一方向ガ
ス流を成立させた。第2図から明らかな如く、真
性デポジシヨンチヤンバ30はガスゲート42に
よつてドーパントデポジシヨンチヤンバ28,3
2と作動的に連通している。ガスゲート42は第
2図にスロツトとして概略的に示されている。ガ
スゲート42の寸法は、基板11が繰出コア11
aからデポジシヨンチヤンバを経由して巻取コア
11bまで連続的に移動するとき該基板11が通
路43を通り得るような大きさを有する。ガスゲ
ート通路43の規格的な高さは、ドーパントプロ
セスガスの逆拡散を阻止するためにできるだけ小
さい値に選択されるが、層デポジツト基板11が
通路43の表面の1つと接触及び摩擦を生じるこ
となく該通路を通過し得るに十分な大きさを有し
ていなければならない。 従来技術のデバイスはまた、アルゴンの如き不
活性ガスを極めて高速でガスゲート通路43に案
内することによつて逆拡散の低減を図つた。スイ
ープガスが層流として流れるときはスイープガス
の使用によつて逆拡散の低減が達成されるが、乱
流になると逆拡散が実際に増加するであろう。本
発明の1つの特徴は、ガスゲート通路43での不
活性スイープガスの乱流を阻止するように該通路
内で該ガスを案内するための改良が装置に加えら
れたことである。本発明の別の特徴は、スイープ
ガス管から放出されたスイープガスの一部を真性
チヤンバに計画的に案内するという新規な概念が
導入されたことである。後述する如くこれによ
り、プロセスガスとプロズマとがカソード領域か
ら離れデポジシヨンチヤンバの壁に接触して粉末
を形成しこの粉末が基板にデポジツトされた半導
体層間に沈降することが阻止される。 逆拡散を阻止するために、ガスゲート42を介
して真性デポジシヨンチヤンバ30からドーパン
トチヤンバ28,32に向う単一方向のスイープ
ガス流を成立させるには、ドーパントチヤンバ2
8,32を真性デポジシヨンチヤンバ30よりも
低い内圧に維持する。このため各デポジシヨンチ
ヤンバ28,30,32は、(図示しない)自動
絞り弁、ポンプ及び圧力計を備え得る。各絞り弁
は、余剰及び使用済のデポジシヨン成分をデポジ
シヨンチヤンバから排出すべく夫々のデポジシヨ
ンチヤンバ及び夫々のポンプに作動的に接続され
ている。絶対圧力計の各々は、前記デポジシヨン
チヤンバ内の圧力を制御すべく夫々のデポジシヨ
ンチヤンバと夫々の絞り弁とに作動的に接続され
ている。従つて、隣り合うチヤンバ間に一定の差
圧が成立維持される。 未使用プロセスガスとノンデポジツトプラズマ
とをカソード領域に閉込めるために(本文中のカ
ソード領域は基板11とシールド35とによつて
限定される領域を意味する)、従来のデバイスで
は、デポジシヨンチヤンバ28,30,32の各
カソード領域に排出管41が配設されている。排
出管41は、プロセスガスとプラズマとがチヤン
バ28,30,32の壁に接触してシラン粉を形
成しないうちに排出されるように構成されてい
る。 次に第3図は、溝付の磁性ガスゲート42を示
す。ガスゲート42は、下部ブロツク44と上部
ブロツク46とを含む。下部ガスゲートブロツク
44の上面と上部ガスゲートブロツク46の切欠
部即ち凹部64との間に比較的狭い貫通通路43
が形成されている。真性デポジシヨンチヤンバか
ら隣接ドーパントチヤンバに向かう不活性スイー
プガスの単一方向流は通路43を介して成立す
る。プロセスガスとプラズマとがカソード領域に
配置された排出管から完全に排出されることが極
めて望ましいが、実際には或る程度のプロセスガ
スとプラズマとがガスゲート通路43の方へ漏出
して移動し得ることに注目されたい。 ガスゲート通路43は、上部壁43aと上部壁
の対面の下部壁43bと互いに対向する側壁43
cとにより形成される。ガスゲート42の磁性ア
センブリは、後述する如く、上部ブロツク46の
凹部64内に固定されており、基板11を押圧し
て上部ガスゲート通路壁43aと摺動接触せしむ
べく構成されている。より詳細には、アルミニウ
ムプレート66とステンレススチールケース68
とが凹部64内に順次配置されている。比較的薄
い1対の細長スペーサ70が、通路43の側壁4
3cを形成すること及び通路開口の寸法を決定す
ることの双方の機能を果す。ステンレススチール
ケース68の内部には複数個の磁性セラミツク素
子72が配置されており、これらのセラミツク素
子は、ほぼ平坦で細長い複数個の非磁性セパレー
タ74によつて複数の行及び列として配置されて
いる。 ガスゲート42の下部ブロツク44の上面は通
路43の下部壁43bを形成している。下部ブロ
ツク44と上部ブロツク46とは、隣り合うデポ
ジシヨンチヤンバ間にガスゲート42を装着する
ための取付プレート80a,80bの夫々に設け
られた複数個符開孔78を備える。更に、磁性ア
センブリの挿入後に凹部64から排気が可能であ
るように、上部ブロツク46とアルミニウムプレ
ート66とを凹部64と連通せしめる(図示しな
い)ポートが備えられている。 基板材料ウエブ11は、磁性ガスゲートの通路
開口43を比較的狭い上部スリツトと比較的広い
下部スリツトとに分割する。本来粘性の不活性ガ
スが(基板材料ウエブ11とガスゲート通路43
の上部壁43aとにより限定される)比較的狭い
上部スリツトを通るとき、プロセスガスの逆拡散
を抑制又は実質的に阻止するに十分な速度で流れ
るようにガスゲート通路43の上部壁43aにほ
ぼ平行な複数個の細長溝86が形成されている。
溝86は、1端でドーパントデポジシヨンチヤン
バ28,32と作動的に連通し他端で真性デポジ
シヨンチヤンバ30と作動的に連通すべく約20cm
のガスゲート通路43の全長に伸びている。平行
溝86の各々は、対向側壁86aと上部壁86b
とによつて形成されている。 スイープガス流及びバフルシステム 本発明の好ましい具体例には、水素、アルゴン
又は他の不活性ガス混合物のようなガス又はガス
配合物を、ガスゲート42の真性チヤンバ側に加
圧下で導入する。更に詳細には、これらの不活性
「スイープ」ガスは、ガスゲート42の真性チヤ
ンバ側に配置された供給管37から、圧倒的にガ
スゲート通路43を経由してこのガスゲートのド
ーパントチヤンバ側へ向流するべく誘導される。
この場合「圧倒的な」という形容が必要なわけ
は、(1)スイープガスガスをゲート42のドーパン
トチヤンバに向かわせる圧力差が存在すること及
び(2)スイープガスがガスゲート通路43に入る際
に高速であること、という事実にもかかわらず、
ほぼ35SCCMのスイープガスを各々の供給管37
から真性チヤンバのカソード領域へ確実に流入さ
せる(全量で約70SCCM)べく充分な量のスイー
プガス(約250SCCM)が導入されるからである。 特に第4図及び第5図を参照すれば、個別の供
給管37は、事実上立て方向の管37と、一般
的に水平方向に配置された、開口をつけた管37
bよりなる。但しこの場合ガスの供給は、図示さ
れているチヤンバの側壁もしくは頂部壁を介して
装置内に誘導されることが確実である。管37
がどのように配置されているかにかかわりなく、
開口付きの管37は好ましくは、(1)基板11の
平面と並行な面内に配向され、さらに(2)事実上ガ
スゲート通路43の横断幅全体を横切つて伸びる
であろう。水平に配置された管37はその横断
長に沿つて離間させた複数の開口39を有してお
り、この開口を介してスイープガスはガスゲート
通路43か真性デポジシヨンチヤンバかのどちら
かにかなりの速度で出入する。 上記の通り、スイープガスが管37から排出す
る際に高い速度は、これらのスイープガスに、ド
ーパントチヤンバからのプロセスガスの逆拡散を
実際に増加させることになる乱流を開始せしめる
かも知れない。スイープガスの乱流を実際的にと
り除くため、符号52により図に一般的に示し
た、水平に配置した開口付きの管37をバフル
マニホルド内に内蔵させる。このマニホルド52
は一般に断面形状がほぼ長方形の細長い部材であ
つて、真性デポジシヨンチヤンバ内に固定され
て、スイープガスがガスゲート通路43に隣接し
たこのチヤンバから排出するべく適合されてい
る。マニホルド52は基板11の横断長を横切つ
て伸びる複数の細長い千鳥形のバフルプレート5
−54により複数個の中間チヤンバ56
−56に分割される。更に詳細には、水平に配
置された管37は細長いバフルチヤンバ56
内に内蔵されており、従つてこのチヤンバから排
出されるスイープガスは、ガスゲート通路に流入
しさらに半導体層と接触するのに先立つて、バフ
ルチヤンバ56を通つてバフルプレート54
に沿つて進行回路を横切り、バフルチヤンバ56
cを通つてバフルプレート54に沿い、さらに
バフルプレート54に沿つて進行回路を横切る
はずである。このようにしてスイープガスの層流
が確保される。 寸法的には、バフルマニホルド52は概略的に
12mm幅、6.5cm幅及び38cm深さを有する。マニホ
ルド52の頂部面は基板11の下側におよそ3mm
離間されている。水平配向管37b内の開口39
は直径ほぼ30ミルを有し、2cmごとに離間されて
いる。ほぼ215SCCMのスイープガスが各々のド
ーパントデポジシヨンチヤンバ内に流入し、ほぼ
70SCCMのスイープガスが真性デポジシヨンチヤ
バ内に流入する。ガスゲート通路43を通過する
スイープガスの層流は、その流量が215SCCMあ
ればドーパントプロセスガスが真性チヤンバ内に
逆拡散するのを実質的に充分防ぐことができ、ま
た真性チヤンバ内へのスイープガスの層流の流量
は70SCCMあれば、カソード領域に隣接した非排
気プラズマ及びプロセスガスが真性チヤンバ壁に
接触しさらにシラン粉を形成するのを実質的に充
分防ぐことができる。 さらに好ましくは(例えば例として特に真性デ
ポジシヨンチヤンバ30を参照して)、プロセス
ガスは供給管36を介して真性デポジシヨンチヤ
ンバ30のカソード領域に誘導される。 (1) プロセスガスをカソード34の上面に隣接し
て導入し、 (2) 排気管41をカソード34の下面に隣接して
配置し、 (3) 排気管41をカソード領域より低い圧力に維
持し、さらに (4) シールド35をカソード領域に沿つて位置決
めするという手順を経て、プロセスガスは真性
チヤンバ30のカソード領域内に事実上局限さ
れる。 しかしながら、シールド35は、カソード領域
の上側の境界を形成する基板11の積層面に接触
しなければ、真性チヤンバ30のカソード領域を
残りの領域から完全に絶縁することはできない。
従つて真性チヤンバ30のカソード領域へ導入さ
れるプロセスガスは同様にガスゲート通路43の
方へ引きよせられ、通路内の圧力は真性チヤンバ
30からドーパントデポジシヨンチヤンバ28,
32へ向かうスイープガスの単向流を形成するべ
く維持される。プロセスガスがカソード領域から
漏れるようなことがあれば、これらのガスはガス
ゲートに向かつて移動しつつ真性デポジシヨンチ
ヤンバ30の壁面に接触するであろう。さらにこ
れらのプロセスガスがチヤンバの壁面に接触すれ
ば、基板材料11の膜がデポジシヨンチヤンバ3
0を通過するにつれてシラン粉が形成され、真性
半導体層18−18上に堆積するであろう。 プロセスガスがデポジシヨンチヤンバ30の壁
面に接触し、さらにシラン粉を形成するのを防ぐ
ため、およそ250SCCMの不活性スイープガスを、
各々のスイープガス管37を介して真性デポジシ
ヨンチヤンバ30に導入する。各々のガスゲート
通路43を介して除去されるスイープガスの流量
はおよそ215SCCMにすぎないから、各々の管3
7から排気される残りのほぼ35SCCMのスイープ
ガスは代替を持たず、デポジシヨンチヤンバ30
のカソード領域に流入し、そして未使用のプロセ
スガス及びノンデポジツトプラズマと共に排気管
41を介して排出する。スイープガスはカソード
領域へ向かう単向流を形成するから、未使用のプ
ロセスガス及びノンデポジツトプラズマは事実上
このカソード領域から漏洩することができる。以
上のような方法で、プロセスガス及びプラズマが
カソード領域から漏洩し、チヤンバの壁面に接触
する時に生じる有害なシラン粉の形成は実質的に
予防される。 本発明は以上説明した具体例の細部構造に限定
されない。以上の説明の対象をなす具体例は本発
明を非限定的に説明することを意図したものであ
ると理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、複数個のpin形電池を含んでおり電
池の各層がアモルフアス半導体合金から形成され
ているタンデム形光電池デバイスの部分断面図、
第2図は、第1図の電池の如き光電池デバイスの
連続製造のために使用すべく構成されたマルチブ
ルチヤンバグロー放電デポジシヨンシステムの概
略説明図、第3図は、隣り合うデポジシヨンチヤ
ンバの一方から他方へのガスの逆拡散を実質的に
低減すべく使用される溝付磁性ガスゲートの拡大
部分斜視図、第4図は、従来技術の供給管から放
出される不活性スイープガスの高速流を示す拡大
部分斜視図、第5図は、スイープガス供給管に作
動的に連結された本発明のバフルシステムを示す
別の拡大部分斜視図である。 10……光電池、11……基板材料ウエブ、2
6……マルチブルチヤンバグロー放電デポジシヨ
ン装置、28,30,32……デポジシヨンチヤ
ンバ、34……カソード、35……シールド、3
6……プロセスガス供給管、37……スイープガ
ス供給管、38……無線周波発生器、40……輻
射加熱素子、41……排出管、42……ガスゲー
ト、43……ガスゲート通路、44……上部ブロ
ツク、46……下部ブロツク、68……ステンレ
ススチールケース、70……スペーサ、72……
磁性セラミツク素子、74……セパレータ、52
……バフルマニホルド、54a,54c……バフ
ルプレート、56a,56b……バフルチヤン
バ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガスゲート通路により作動的に接続されてい
    る少くとも2つの隣り合つたチヤンバと、スイー
    プ用の不活性ガスを導入するための手段と、スイ
    ープガスの一方向流を形成すべく構成された手段
    とからなり、前記チヤンバは、該チヤンバを通つ
    て移動する基板に半導体層がデポジツトされるよ
    うに該チヤンバのうちの第1チヤンバに少くとも
    1種類のプロセスガスが導入され、第1チヤンバ
    のプロセスガスとは異なる種類の少くとも1種類
    の別のプロセスガスが第2チヤンバに導入される
    ように構成されており、前記スイープガス導入手
    段がガスゲート通路の第1チヤンバ側に隣接して
    設けられており、前記一方向流形成手段が第1チ
    ヤンバから第2チヤンバに向かうスイープガス流
    を形成すべく構成されており、前記導入手段は更
    にスイープガスを基板の少くとも積層表面を横切
    つて流すように構成されたグロー放電デポジシヨ
    ン装置であつて、スイープガスの乱流によるプロ
    セスガスの逆拡散を実質的に阻止するために、導
    入手段からガスゲート通路を通つて流れるスイー
    プガスの乱流を実質的に阻止すべく構成された手
    段が組合せられているグロー放電デポジシヨン装
    置。 2 乱流阻止手段がバフルマニホルドを含んでお
    り、前記バフルマニホルドは、ガスゲート通路に
    流入する以前にスイープガスを通過せしめる複数
    個のジグザグ形バフルプレートを含む特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。 3 更に、スイープガス導入手段が、バフルマニ
    ホルドに内蔵された開孔付き管を含む特許請求の
    範囲第2項に記載の装置。 4 ガスゲート通路によつて作動的に連結されて
    おりプロセスガスがプラズマに解離すべく導入さ
    れ内部を進行中の基板にデポジツトされるプラズ
    マ領域を各々が含む少くとも2つの隣り合うチヤ
    ンバと、各チヤンバのプラズマ領域の近傍で各チ
    ヤンバからノンデポジツトプロセスガスプラズマ
    を排出する手段と、ガスゲート通路の第1チヤン
    バ側の近傍に不活性スイープガスを導入する手段
    と、第1チヤンバから第2チヤンバに向つて単一
    方向スイープガス流を成立せしむべく構成された
    手段とを含むグロー放電デポジシヨン装置に於い
    て、更に、ガスゲートの第1チヤンバ側の近傍に
    通路を通り得るよりも多い量のスイープガスを導
    入すべく構成されたスイープガス導入手段が組合
    せられており、通路を通らないスイープガスがプ
    ラズマ領域内で排出手段に向つて流動し、これに
    より、未使用プロセスガスとノンデポジツトプラ
    ズマとがプラズマ領域を離れデポジシヨンチヤン
    バ壁と接触してシラン粉を形成することが実質的
    に阻止されるグロー放電デポジシヨン装置。 5 更に、スイープガス手段が、ガスゲート通路
    の近傍に約250SCCM(標準立方センチメートル/
    分)の不活性スイープガスを導入し、約
    215SCCMのスイープガスがガスゲート通路を通
    り、約35SCCMのスイープガスがプラズマ領域に
    入るように構成されている特許請求の範囲第4項
    に記載の装置。
JP58168084A 1982-09-16 1983-09-12 グロ−放電デポジシヨン装置のバフルシステム Granted JPS5968925A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US41892982A 1982-09-16 1982-09-16
US418929 1982-09-16

Publications (2)

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JPS5968925A JPS5968925A (ja) 1984-04-19
JPH0365653B2 true JPH0365653B2 (ja) 1991-10-14

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ID=23660124

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JP58168084A Granted JPS5968925A (ja) 1982-09-16 1983-09-12 グロ−放電デポジシヨン装置のバフルシステム

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JP (1) JPS5968925A (ja)
AT (1) ATE26309T1 (ja)
AU (1) AU556652B2 (ja)
CA (1) CA1214751A (ja)
DE (1) DE3370655D1 (ja)
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CA1214751A (en) 1986-12-02
EP0106521A3 (en) 1984-07-11
EP0106521B1 (en) 1987-04-01
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IL69711A0 (en) 1983-12-30
EP0106521A2 (en) 1984-04-25
DE3370655D1 (en) 1987-05-07
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