JPH036551B2 - - Google Patents
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- JPH036551B2 JPH036551B2 JP8156885A JP8156885A JPH036551B2 JP H036551 B2 JPH036551 B2 JP H036551B2 JP 8156885 A JP8156885 A JP 8156885A JP 8156885 A JP8156885 A JP 8156885A JP H036551 B2 JPH036551 B2 JP H036551B2
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- Digital Computer Display Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
本発明はグラフイツクCRT表示装置等の図形
表示装置に関するものである。
表示装置に関するものである。
B 発明の概要
本発明は、図形群より成る図形情報をセグメン
ト構造として構築してセグメントバツフア内に格
納した図形表示装置において、 図形情報に含まれる特定の図形については、セ
グメント構造の下位位置に形状のデータの代わり
にマクロシンボルのナンバーを設け、図形の形状
をグラフイツク機能を用いて定義したマクロシン
ボルを、前記ナンバーにもとづき参照することに
よつて、 セグメントバツフア内の図形情報に係るデータ
量を少なくし、しかも明確且つ高速なシンボル表
示ができるようにしたものである。
ト構造として構築してセグメントバツフア内に格
納した図形表示装置において、 図形情報に含まれる特定の図形については、セ
グメント構造の下位位置に形状のデータの代わり
にマクロシンボルのナンバーを設け、図形の形状
をグラフイツク機能を用いて定義したマクロシン
ボルを、前記ナンバーにもとづき参照することに
よつて、 セグメントバツフア内の図形情報に係るデータ
量を少なくし、しかも明確且つ高速なシンボル表
示ができるようにしたものである。
C 従来の技術
グラフイツクCRT表示装置は、従来から
CAD,CAM,CAE等の分野で主として図形の作
成,修正といつたオフライン業務で多く使用され
ているが、最近ではオンラインシステムの端末装
置としての利用分野が増加してきている。このオ
ンラインシステムの端末装置としてのグラフイツ
クCRT表示装置は、これまでのものに比べて機
能,性能的には次の2点が強く要求される。
CAD,CAM,CAE等の分野で主として図形の作
成,修正といつたオフライン業務で多く使用され
ているが、最近ではオンラインシステムの端末装
置としての利用分野が増加してきている。このオ
ンラインシステムの端末装置としてのグラフイツ
クCRT表示装置は、これまでのものに比べて機
能,性能的には次の2点が強く要求される。
(1) 高速表示…オンラインシステムは応答性の良
さが必須条件であり、表示要求から表示完了ま
でが高速に行われ、各種の表示更新も高速に行
われること。
さが必須条件であり、表示要求から表示完了ま
でが高速に行われ、各種の表示更新も高速に行
われること。
(2) 広域エリアのサポート…オンラインシステム
の中には広い領域に敷設した設備を対象として
運用を行うものがあり、この様な場合、広域な
表示領域をサポートし、表示要求に応じて必要
範囲を表示できること。(いわゆる、コンピユ
ータマツピングの機能をもつこと。) こうした要求に対処するため、グラフイツクデ
イスプレイシステムとしては、インテリジエント
端末形と呼ばれるシステム構成が採用されてい
る。このシステムは、第3図に示すように、コン
ピユータを持つグラフイツクCRT表示装置1を
端末側とし、この端末側と通信回線でホストコン
ピユータシステム2が接続され、このホストコン
ピユータシステム2を介して他の端末装置あるい
は上位コンピユータに接続されてオンラインシス
テムが構築される。
の中には広い領域に敷設した設備を対象として
運用を行うものがあり、この様な場合、広域な
表示領域をサポートし、表示要求に応じて必要
範囲を表示できること。(いわゆる、コンピユ
ータマツピングの機能をもつこと。) こうした要求に対処するため、グラフイツクデ
イスプレイシステムとしては、インテリジエント
端末形と呼ばれるシステム構成が採用されてい
る。このシステムは、第3図に示すように、コン
ピユータを持つグラフイツクCRT表示装置1を
端末側とし、この端末側と通信回線でホストコン
ピユータシステム2が接続され、このホストコン
ピユータシステム2を介して他の端末装置あるい
は上位コンピユータに接続されてオンラインシス
テムが構築される。
この構成ではホストコンピユータシステム2に
は多量の演算処理あるいはデータ処理を行わせ、
端末側グラフイツクCRT表示装置1内コンピユ
ータにはデイスプレイ処理を行わせるという分散
処理方式にされ、端末側での応答性を向上しなが
らホストコンピユータシステム2の負荷も軽減す
る。以下、第3図に示す構成での図形表示処理を
詳細に説明する。
は多量の演算処理あるいはデータ処理を行わせ、
端末側グラフイツクCRT表示装置1内コンピユ
ータにはデイスプレイ処理を行わせるという分散
処理方式にされ、端末側での応答性を向上しなが
らホストコンピユータシステム2の負荷も軽減す
る。以下、第3図に示す構成での図形表示処理を
詳細に説明する。
グラフイツクCRT表示装置1は、ラスタスキ
ヤン表示方式によりリフレツシユ描画を行う
CRTモニタ3を有し、デイスプレイプロセツサ
4を制御中枢部とし、表示対象となる図形情報
(線分,シンボル,文字等の情報)をセグメント
バツフア51に格納しておく。セグメントバツフ
ア51内に格納する図形情報は、第4図に論理関
係を示すように、最下位に位置する個々の図形要
素(表示図形の属性であるデータ種別,表示位
置,表示色,形状等)SDと、これら図形要素SD
の上位に位置して当該図形情報の属性(可視属
性,検出属性等)を定義する属性要素SPによつ
てトリー構造に構成される。
ヤン表示方式によりリフレツシユ描画を行う
CRTモニタ3を有し、デイスプレイプロセツサ
4を制御中枢部とし、表示対象となる図形情報
(線分,シンボル,文字等の情報)をセグメント
バツフア51に格納しておく。セグメントバツフ
ア51内に格納する図形情報は、第4図に論理関
係を示すように、最下位に位置する個々の図形要
素(表示図形の属性であるデータ種別,表示位
置,表示色,形状等)SDと、これら図形要素SD
の上位に位置して当該図形情報の属性(可視属
性,検出属性等)を定義する属性要素SPによつ
てトリー構造に構成される。
このセグメントバツフア51内に格納する図形
情報に対して、表示要求される範囲(座標値によ
り定まる長方形の領域)の図形情報の切り出しが
行われる。この切り出し処理には、表示図形の平
行移動や回転変換を行うマトリクス演算処理部5
2、CRTモニタ3の表示可能な描画枠をはみ出す
部分を除去するクリツピング処理部53等が用意
され、さらに切り出した図形情報の線分を表示位
置(座標位置)からそれに対応するフレームバツ
フア6上のビツトのオン,オフ情報に展開するデ
イジタル微分解析(DDA)処理部54が用意され
る。
情報に対して、表示要求される範囲(座標値によ
り定まる長方形の領域)の図形情報の切り出しが
行われる。この切り出し処理には、表示図形の平
行移動や回転変換を行うマトリクス演算処理部5
2、CRTモニタ3の表示可能な描画枠をはみ出す
部分を除去するクリツピング処理部53等が用意
され、さらに切り出した図形情報の線分を表示位
置(座標位置)からそれに対応するフレームバツ
フア6上のビツトのオン,オフ情報に展開するデ
イジタル微分解析(DDA)処理部54が用意され
る。
フレームバツフア6は物理的にはCRTモニタ
3の管面の各画素に1対1で対応するビツトを持
つメモリであり、カラー表示では複数枚のビツト
プレーンを有し、ルツクアツプテーブル7を使つ
て表示色を決定する。
3の管面の各画素に1対1で対応するビツトを持
つメモリであり、カラー表示では複数枚のビツト
プレーンを有し、ルツクアツプテーブル7を使つ
て表示色を決定する。
ホストコンピユータシステム2はホストコンピ
ユータ8を制御中枢部として、オンライン処理の
1つの処理機能として図形情報処理したデータを
適当な形式で分割して磁気デイスク等の補助記憶
装置9に保存しておき、グラフイツクCRT表示
装置1から要求される範囲の図形情報をインター
フエイス10,11、伝送路12の通信回線を通
してグラフイツクCRT表示装置1に伝送し、グ
ラフイツクCRT表示装置1では受信したデータ
をセグメントバツフア51に格納しておく。
ユータ8を制御中枢部として、オンライン処理の
1つの処理機能として図形情報処理したデータを
適当な形式で分割して磁気デイスク等の補助記憶
装置9に保存しておき、グラフイツクCRT表示
装置1から要求される範囲の図形情報をインター
フエイス10,11、伝送路12の通信回線を通
してグラフイツクCRT表示装置1に伝送し、グ
ラフイツクCRT表示装置1では受信したデータ
をセグメントバツフア51に格納しておく。
ところでグラフイツクCRT表示装置で図形表
示を行う場合、同一の形状をもつ図形が同一画面
内に多数存在することが多い。このような図形を
セグメントバツフア内に格納するに当たつて、図
形の個々に対して図形の形状を第4図に示す図形
要素SDの内部に登録するとデータ量が膨大とな
るため、図形を共通に使用できる形状として登録
することが効率的である。このような登録を実現
する手段として従来フオント方式と共有セグメン
ト方式とがある。
示を行う場合、同一の形状をもつ図形が同一画面
内に多数存在することが多い。このような図形を
セグメントバツフア内に格納するに当たつて、図
形の個々に対して図形の形状を第4図に示す図形
要素SDの内部に登録するとデータ量が膨大とな
るため、図形を共通に使用できる形状として登録
することが効率的である。このような登録を実現
する手段として従来フオント方式と共有セグメン
ト方式とがある。
まずフオント方式は例えば文字を描画する場合
に用いられるものであり、文字情報の可視属性、
検出属性などの属性要素と文字の識別番号、形状
を定義した要素とからなる。そして形状について
は、点列によりデータが定義され、このデータは
フオントとして別途格納される。第5図はフオン
ト方式のセグメント構造を示す。図中a,bは例
えば夫々ピクチヤー、セグメントとよばれ、属性
要素に相当する部分である。cはIDブロツクと
よばれ、文字の識別番号を定義する部分である。
dはセグメント構造の最下位に位置し、参照する
フオントナンバーが指定される。各フオント内に
は、描画すべきシンボルの形状を表現した点列デ
ータが格納される。このような方式では、セグメ
ント構造の最下位位置のフオントナンバーに対応
するフオントを選択してそのデータにもとづいて
文字が表示される。しかしながらこの方式では、
点列のデータをフオント内に格納してあるため、
内部の定義では線分だけが可能であり、従つてぬ
りつぶしのシンボルでは、第6図に示すように多
数の点列の集合として登録しなければならない。
また点間隔の定義のしかたによつては表示上隙間
が発生することがある。
に用いられるものであり、文字情報の可視属性、
検出属性などの属性要素と文字の識別番号、形状
を定義した要素とからなる。そして形状について
は、点列によりデータが定義され、このデータは
フオントとして別途格納される。第5図はフオン
ト方式のセグメント構造を示す。図中a,bは例
えば夫々ピクチヤー、セグメントとよばれ、属性
要素に相当する部分である。cはIDブロツクと
よばれ、文字の識別番号を定義する部分である。
dはセグメント構造の最下位に位置し、参照する
フオントナンバーが指定される。各フオント内に
は、描画すべきシンボルの形状を表現した点列デ
ータが格納される。このような方式では、セグメ
ント構造の最下位位置のフオントナンバーに対応
するフオントを選択してそのデータにもとづいて
文字が表示される。しかしながらこの方式では、
点列のデータをフオント内に格納してあるため、
内部の定義では線分だけが可能であり、従つてぬ
りつぶしのシンボルでは、第6図に示すように多
数の点列の集合として登録しなければならない。
また点間隔の定義のしかたによつては表示上隙間
が発生することがある。
次に共有セグメント方式について第7図により
説明すると、sは共有セグメントであつて特定の
図形毎にセグメントバツフア内に格納されてお
り、上から順にセグメントナンバーe、IDブロ
ツクf、図形の形状、色等を定義した要素gが配
置されている。また図形情報のセグメント構造の
最下位のdで示す部分には、セグメントナンバー
が指定されており、このセグメントナンバーに対
応する共有セグメントを選択してこれにもとづい
て図形が表示される。このような共有セグメント
方式では、形状を点列データにより定義したフオ
ント方式と異なりグラフイツク機能を使用できる
から、ポリゴン、ぬりつぶしも指定できる。しか
しながら共有セグメントの定義にはスケール変
更、角度、変換、平行移動等のマトリクス演算を
伴う変換属性を必要とするので描画に長い時間を
要する。
説明すると、sは共有セグメントであつて特定の
図形毎にセグメントバツフア内に格納されてお
り、上から順にセグメントナンバーe、IDブロ
ツクf、図形の形状、色等を定義した要素gが配
置されている。また図形情報のセグメント構造の
最下位のdで示す部分には、セグメントナンバー
が指定されており、このセグメントナンバーに対
応する共有セグメントを選択してこれにもとづい
て図形が表示される。このような共有セグメント
方式では、形状を点列データにより定義したフオ
ント方式と異なりグラフイツク機能を使用できる
から、ポリゴン、ぬりつぶしも指定できる。しか
しながら共有セグメントの定義にはスケール変
更、角度、変換、平行移動等のマトリクス演算を
伴う変換属性を必要とするので描画に長い時間を
要する。
D 発明が解決しようとする問題点
本発明はこのような事情のもとになされたもの
であり、セグメントバツフア内に格納される図形
情報についてのデータ量が少なく、しかも明確で
且つ高速なシンボル表示をすることのできる図形
表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
であり、セグメントバツフア内に格納される図形
情報についてのデータ量が少なく、しかも明確で
且つ高速なシンボル表示をすることのできる図形
表示装置を提供することを目的とするものであ
る。
E 課題を解決するための手段及び作用
本発明では図形情報に含まれる特定の図形につ
いて、その形状をグラフイツク機能を用いて定義
したシンボル描画データを格納したマクロシンボ
ルを、セグメントバツフア内に、ナンバーを付し
て図形毎に格納すると共に、前記セグメント構造
の最下位位置には、前記マクロシンボルで定義さ
れた図形についてはその図形に対応するマクロシ
ンボルのナンバーと形状以外の図形要素例えば表
示色や表示位置とを指定し、それ以外の図形につ
いては形状も含めて図形要素を指定する。ある図
形情報について表示命令が出されると、当該図形
情報のセグメント構造の可視属性に対応する要素
がオンとなる。セグメント構造の最下位にマクロ
シンボルのナンバーが指定されている場合には、
そのナンバーに対応するマクロシンボルを参照し
そこで定義された形状を持つた図形を表示し、ナ
ンバーの代わりに形状が指定されている場合には
その図形を表示する。
いて、その形状をグラフイツク機能を用いて定義
したシンボル描画データを格納したマクロシンボ
ルを、セグメントバツフア内に、ナンバーを付し
て図形毎に格納すると共に、前記セグメント構造
の最下位位置には、前記マクロシンボルで定義さ
れた図形についてはその図形に対応するマクロシ
ンボルのナンバーと形状以外の図形要素例えば表
示色や表示位置とを指定し、それ以外の図形につ
いては形状も含めて図形要素を指定する。ある図
形情報について表示命令が出されると、当該図形
情報のセグメント構造の可視属性に対応する要素
がオンとなる。セグメント構造の最下位にマクロ
シンボルのナンバーが指定されている場合には、
そのナンバーに対応するマクロシンボルを参照し
そこで定義された形状を持つた図形を表示し、ナ
ンバーの代わりに形状が指定されている場合には
その図形を表示する。
F 実施例
以下図面により本発明の実施例を説明する。
第1図に示す実施例において、,…は図形
情報、131,132…はマクロシンボルであり、
これらはセグメントバツフア51(第3図参照)内
に格納されている。マクロシンボル131,132
…は、図形情報に含まれる図形のうちの特定の図
形について、図形毎にシンボル描画データを格納
するものであり、夫々マクロシンボルナンバーが
付されている。前記シンボル描画データは、図形
の形状をグラフイツク機能を使用して定義したも
のであり、マトリクス演算を実施する変換属性に
ついては定義していない。図形情報においてa,
bは第3図の符号と同様に夫々ピクチヤー、セグ
メントと呼ばれる部分であつて、図形情報の属性
を定義する属性要素例えば検出属性や可視属性に
相当する。cは前記属性要素の下位に位置し、形
状以外の図形要素例えば図形の識別番号、表示
色、表示位置等を定義した部分である。セグメン
ト構造の最下位位置のd1〜d4のうちのd1に相当す
る部分には、形状の代わりにその形状に対応する
マクロシンボルナンバーが指定されており、d2〜
d4に相当する部分には、形状が指定されている。
ここでマクロシンボル131,132…にシンボル
描画データとして格納される図形は、一画面内に
多数存在するものであつて、同一の形状をもつ図
形であり、例えば配電系統図の開閉器等がこれに
相当する。14は制御部であり、外部からの表示
命令によつてセグメントバツフア51内の図形情
報に係るセグメント構造の可視属性例えばbで示
す部分をオンにして当該図形情報を表示する手段
を有する。この手段は図形情報を例にとると、
d2〜d4にて形状が定義された図形を表示すると共
に、d1に位置するマクロシンボルナンバーに対応
するマクロシンボルを選択して、そのマクロシン
ボルで定義された形状の図形を表示する機能をも
つている。例えばd1に位置するマクロシンボルナ
ンバーがナンバー1であれば、マクロシンボル1
31が選択される。図形情報について説明した
が、図形情報,…についても、マクロシンボ
ル131,132…で定義された図形を含む部分に
ついては、対応するマクロシンボルのナンバーが
指定される。尚上述実施例を例えば第3図に示す
システムに適用した場合ホストコンピユータ8及
びデイスプレイプロセツサ4が制御部14に相当
する。
情報、131,132…はマクロシンボルであり、
これらはセグメントバツフア51(第3図参照)内
に格納されている。マクロシンボル131,132
…は、図形情報に含まれる図形のうちの特定の図
形について、図形毎にシンボル描画データを格納
するものであり、夫々マクロシンボルナンバーが
付されている。前記シンボル描画データは、図形
の形状をグラフイツク機能を使用して定義したも
のであり、マトリクス演算を実施する変換属性に
ついては定義していない。図形情報においてa,
bは第3図の符号と同様に夫々ピクチヤー、セグ
メントと呼ばれる部分であつて、図形情報の属性
を定義する属性要素例えば検出属性や可視属性に
相当する。cは前記属性要素の下位に位置し、形
状以外の図形要素例えば図形の識別番号、表示
色、表示位置等を定義した部分である。セグメン
ト構造の最下位位置のd1〜d4のうちのd1に相当す
る部分には、形状の代わりにその形状に対応する
マクロシンボルナンバーが指定されており、d2〜
d4に相当する部分には、形状が指定されている。
ここでマクロシンボル131,132…にシンボル
描画データとして格納される図形は、一画面内に
多数存在するものであつて、同一の形状をもつ図
形であり、例えば配電系統図の開閉器等がこれに
相当する。14は制御部であり、外部からの表示
命令によつてセグメントバツフア51内の図形情
報に係るセグメント構造の可視属性例えばbで示
す部分をオンにして当該図形情報を表示する手段
を有する。この手段は図形情報を例にとると、
d2〜d4にて形状が定義された図形を表示すると共
に、d1に位置するマクロシンボルナンバーに対応
するマクロシンボルを選択して、そのマクロシン
ボルで定義された形状の図形を表示する機能をも
つている。例えばd1に位置するマクロシンボルナ
ンバーがナンバー1であれば、マクロシンボル1
31が選択される。図形情報について説明した
が、図形情報,…についても、マクロシンボ
ル131,132…で定義された図形を含む部分に
ついては、対応するマクロシンボルのナンバーが
指定される。尚上述実施例を例えば第3図に示す
システムに適用した場合ホストコンピユータ8及
びデイスプレイプロセツサ4が制御部14に相当
する。
次に第1図に示す実施例を第3図に示すシステ
ムに適用した場合の作用について述べる。先ずホ
ストコンピユータシステム2からグラフイツク
CRT表示装置1のセグメントバツフア51内に所
定の図形情報が予め格納される。今ホストコンピ
ユータ8から例えば図形情報の表示命令がグラ
フイツクCRT表示装置1内に入力されると、デ
イスプレイプロセツサ4の表示命令によつてセグ
メントバツフア51内の図形情報に係る可視属
性例えばbで示す部分がオンにされる。これによ
りセグメント構造のd1の部分のマクロシンボルナ
ンバーに対応するマクロシンボル131が選択さ
れ、当該マクロシンボル131のデータとa,b
で定義された属性要素及びcで定義された図形要
素に従つてフレームバツフアにビツト展開される
と共に、セグメント構造のd2〜d4の部分で形状が
定義された図形についても、定義された形状と
a,b,cで定義された要素に従つてビツト展開
され、図形情報がモニタ3に表示される。図形
情報,…を表示する場合にも、セグメント構
造の最下位位置にて形状が定義されている図形に
ついてはその定義に従つて表示され、マクロシン
ボルナンバーが指定されている図形については、
そのナンバーに対応するマクロシンボルの定義に
従つて表示される。
ムに適用した場合の作用について述べる。先ずホ
ストコンピユータシステム2からグラフイツク
CRT表示装置1のセグメントバツフア51内に所
定の図形情報が予め格納される。今ホストコンピ
ユータ8から例えば図形情報の表示命令がグラ
フイツクCRT表示装置1内に入力されると、デ
イスプレイプロセツサ4の表示命令によつてセグ
メントバツフア51内の図形情報に係る可視属
性例えばbで示す部分がオンにされる。これによ
りセグメント構造のd1の部分のマクロシンボルナ
ンバーに対応するマクロシンボル131が選択さ
れ、当該マクロシンボル131のデータとa,b
で定義された属性要素及びcで定義された図形要
素に従つてフレームバツフアにビツト展開される
と共に、セグメント構造のd2〜d4の部分で形状が
定義された図形についても、定義された形状と
a,b,cで定義された要素に従つてビツト展開
され、図形情報がモニタ3に表示される。図形
情報,…を表示する場合にも、セグメント構
造の最下位位置にて形状が定義されている図形に
ついてはその定義に従つて表示され、マクロシン
ボルナンバーが指定されている図形については、
そのナンバーに対応するマクロシンボルの定義に
従つて表示される。
尚セグメントバツフア51内に格納した図形情
報に対して表示すべき領域を指定する場合、マク
ロシンボルにて定義された図形をも含めて各図形
のスケールを独自に指定することが便利であり、
このような指定は例えば次のようにして実施する
ことができる。先ず、セグメントバツフア51に、
切り出し領域に対応する拡大率と図形種別とをア
ドレスとして図形種別そのサイズを規定したサイ
ズ用テーブルを、格納しておく。サイズ用テーブ
ルの一例を第2図に示すと、M1〜M3は拡大率、
K1〜K3は図形種別であり、各々の図形がどれか
にアサインされる。S1〜S3はサイズである。そし
て切り出し領域に含まれる図形情報の中から拡大
率に応じた図形情報を判定すると共に、判定され
た図形情報の種別によりサイズ用テーブルを参照
して前記拡大率にもとづき表示すべきサイズを選
択する機能を制御部に付与しておく。例えば拡大
率M1の時図形種別K1〜K3が夫々サイズS1,S1,
S2で表示される。このような方法によれば、広い
範囲を表示するにあたつて見やすくて、見る者の
要求に応じた図形表示をすることができる。
報に対して表示すべき領域を指定する場合、マク
ロシンボルにて定義された図形をも含めて各図形
のスケールを独自に指定することが便利であり、
このような指定は例えば次のようにして実施する
ことができる。先ず、セグメントバツフア51に、
切り出し領域に対応する拡大率と図形種別とをア
ドレスとして図形種別そのサイズを規定したサイ
ズ用テーブルを、格納しておく。サイズ用テーブ
ルの一例を第2図に示すと、M1〜M3は拡大率、
K1〜K3は図形種別であり、各々の図形がどれか
にアサインされる。S1〜S3はサイズである。そし
て切り出し領域に含まれる図形情報の中から拡大
率に応じた図形情報を判定すると共に、判定され
た図形情報の種別によりサイズ用テーブルを参照
して前記拡大率にもとづき表示すべきサイズを選
択する機能を制御部に付与しておく。例えば拡大
率M1の時図形種別K1〜K3が夫々サイズS1,S1,
S2で表示される。このような方法によれば、広い
範囲を表示するにあたつて見やすくて、見る者の
要求に応じた図形表示をすることができる。
G 発明の効果
以上のように本発明は、図形情報に含まれる特
定の図形の形状については、マクロシンボルにて
予め描画データを定義しておいてこれを共通のデ
ータとして利用するようにしているから、同一画
面内に多数存在する同一形状の図形に適用するこ
とによつて、セグメントバツフア内に登録する図
形情報に係るデータ量が少なくて済み、効率的で
ある。しかもマクロシンボルではグラフイツク機
能を用いて図形を定義しているので、フオントを
利用した方法のようなぬりつぶしのシンボルの場
合線間隔の定義のしかたによつては表示上隙間が
できるという欠点がない。そしてスケール変更,
角度変換,平行移動等のマトリクス演算を伴う変
換属性を用いていないから、共有セグメントを利
用した方法のような、描画に長い時間を要すると
いう欠点がない。従つて本発明によれば、データ
量が少なく、明確且つ高速なシンボル表示をする
ことができる。
定の図形の形状については、マクロシンボルにて
予め描画データを定義しておいてこれを共通のデ
ータとして利用するようにしているから、同一画
面内に多数存在する同一形状の図形に適用するこ
とによつて、セグメントバツフア内に登録する図
形情報に係るデータ量が少なくて済み、効率的で
ある。しかもマクロシンボルではグラフイツク機
能を用いて図形を定義しているので、フオントを
利用した方法のようなぬりつぶしのシンボルの場
合線間隔の定義のしかたによつては表示上隙間が
できるという欠点がない。そしてスケール変更,
角度変換,平行移動等のマトリクス演算を伴う変
換属性を用いていないから、共有セグメントを利
用した方法のような、描画に長い時間を要すると
いう欠点がない。従つて本発明によれば、データ
量が少なく、明確且つ高速なシンボル表示をする
ことができる。
第1図は本発明の実施例を示す説明図、第2図
は本発明の実施例において利用するサイズ用テー
ブルの一例を示す説明図、第3図は図形表示装置
であるグラフイツクCRT表示装置とホストコン
ピユータシステムとを組み合わせて成るグラフイ
ツクデイスプレイシステムを示す構成図、第4図
はセグメントバツフア内に格納される図形情報の
セグメント構造を示す説明図、第5図は従来の図
形表示方式の一例を模式的に示す説明図、第6図
は第5図の方式で表示したシンボルを示す説明
図、第7図は従来の図形表示方式の他の例を模式
的に示す説明図である。 1…グラフイツクCRT表示装置、2…ホスト
コンピユータシステム、3…CRTモニタ、4…
デイスプレイプロセツサ、51…セグメントバツ
フア、6…フレームバツフア、8…ホストコンピ
ユータ、131,132…マクロシンボル、14…
制御部。
は本発明の実施例において利用するサイズ用テー
ブルの一例を示す説明図、第3図は図形表示装置
であるグラフイツクCRT表示装置とホストコン
ピユータシステムとを組み合わせて成るグラフイ
ツクデイスプレイシステムを示す構成図、第4図
はセグメントバツフア内に格納される図形情報の
セグメント構造を示す説明図、第5図は従来の図
形表示方式の一例を模式的に示す説明図、第6図
は第5図の方式で表示したシンボルを示す説明
図、第7図は従来の図形表示方式の他の例を模式
的に示す説明図である。 1…グラフイツクCRT表示装置、2…ホスト
コンピユータシステム、3…CRTモニタ、4…
デイスプレイプロセツサ、51…セグメントバツ
フア、6…フレームバツフア、8…ホストコンピ
ユータ、131,132…マクロシンボル、14…
制御部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 図形群より成る図形情報をセグメント構造と
して構築してセグメントバツフア内に格納し、前
記セグメント構造は各図形の属性を定義する図形
要素とこの図形要素の上位に位置して当該図形情
報の属性を定義する属性要素とにより構成され、
表示命令によりセグメントバツフア内の図形情報
を表示する図形表示装置において、 図形情報に含まれる特定の図形について、その
形状をグラフイツク機能を用いて定義したシンボ
ル描画データを格納したマクロシンボルを、セグ
メントバツフア内に、ナンバーを付して図形毎に
格納すると共に、前記セグメント構造の下位位置
にて、前記マクロシンボルで定義された図形と同
一形状の図形についてはその図形の形状を定義す
る代わりに、対応するマクロシンボルのナンバー
を指定し、セグメント構造の下位位置で指定した
マクロシンボルのナンバーに対応するマクロシン
ボルを参照して、そのマクロシンボルで定義され
た形状の図形を表示する手段を設けたことを特徴
とする図形表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156885A JPS61240379A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 図形表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156885A JPS61240379A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 図形表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61240379A JPS61240379A (ja) | 1986-10-25 |
JPH036551B2 true JPH036551B2 (ja) | 1991-01-30 |
Family
ID=13749897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156885A Granted JPS61240379A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 図形表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61240379A (ja) |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8156885A patent/JPS61240379A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61240379A (ja) | 1986-10-25 |
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