JPH036478Y2 - - Google Patents

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JPH036478Y2
JPH036478Y2 JP12704785U JP12704785U JPH036478Y2 JP H036478 Y2 JPH036478 Y2 JP H036478Y2 JP 12704785 U JP12704785 U JP 12704785U JP 12704785 U JP12704785 U JP 12704785U JP H036478 Y2 JPH036478 Y2 JP H036478Y2
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JP
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sheet
interior
interior sheet
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JP12704785U
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JPS6235898U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、建造物の内装工事に用いる装置に
関し、より詳細には、建造物の壁面に壁紙などの
内装用シートを貼付する装置に関する。
〔従来技術およびその問題点〕
建造物の室内装飾などの目的で、ポリ塩化ビニ
ル製もしくは織物製などの内装用シート、特に
種々の絵柄・模様が施された壁紙を接着剤で建造
物壁面上に貼付することが、広く実施されてい
る。この際、接着剤として澱粉系接着剤、酢酸ビ
ニル樹脂、アクリル酸エステル樹脂、エチレン‐
酢酸ビニル共重合体樹脂などのエマルジヨン型接
着剤などが主に使用されている。
この内装用シートは、従来から、そのシートの
裏面に上述の接着剤が糊付け装置もしくは刷毛な
どによつて塗布され、塗布済シートを折り畳んで
それを担いで脚立、はしご、踏台などに登り、壁
の下地面に対し両手でシート接着剤塗布面を広
げ、シートの柄合せをしながら、刷毛、へら、ロ
ーラーなどでなで付けて壁面の上から下へシート
が貼り付けられている。
しかしながら、この従来の手作業では、90cm幅
の通常の内装用シートを両手で持ちながら一人で
左または右側の貼着済みシートとの柄合せ及び壁
面全体中における柄合せを行ないかつ貼付するこ
とは、かなり熟練した技術を要し、したがつて、
実際に施工された壁紙などを観察すると正確に柄
合せされているケースが少なくて横柄に波打ち現
象を生じて見苦しい外観を呈している。また、刷
毛またはヘラなどで内装用シートを無理に引き伸
ばして柄合せをするために収縮という経時変化が
起つてシートの継目が開く恐れがある。さらに、
シートを両手で持ち上げるという無理な姿勢で作
業するために貼付けに際し内装用シートと下地と
の間に空気が入り、しわや浮きが生じてきれいな
仕上り難しい。
この考案は上述の問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは建造物
の壁面に壁紙などの内装用シートを横および縦の
柄合せが正確に行なわれて、しかも材質に無理な
引張りを加えないで容易かく美装に、能率よく貼
り付けることのできる内装用シートの貼着支持装
置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案者等は、壁面に対して内装用シートの
歪み、たわみ等の皺をなくしてシートの平衡面を
形成し、これを貼付することのできる貼着支持装
置を用いれば、上述の目的達成に有効であること
を見い出した。
すなわち、この考案の内装用シート貼着支持装
置は、内装用シートを実質的に皺なく懸垂すべき
横長棒と、その横長棒を前後・左右・上下に移動
可能にする少なくとも一の手段を有する支持装置
とを備えるものであつて、前記横長棒は、内装用
シートを係止するとともに横長棒上の長手方向に
移動するとのできるシート係止具、および横長棒
の中央部で曲折させる垂直軸回動装置を有するこ
とを特徴とするものである。
この考案の好ましい態様として、横長棒を前
後・左右に移動可能にする手段を、継手として少
なくとも3個の垂直軸回動装置を有するアームと
することができる。
また、この考案の好ましい別の態様として、横
長棒を上下に移動可能にする手段を、横長棒と連
動する滑動部材とその滑動支柱とからなり、任意
の高さに固定できる昇降装置とすることができ
る。
さらに、この考案の好ましい他の態様として、
横長棒を前後・左右・上下に移動可能にする手段
を、支持台の高さを可変できるキヤスター付の足
場とすることができる。
〔実施例〕
この考案を、一実施例を示す第1図を参照しつ
つ詳細に設明する。
この考案の内装用シート貼着支持装置は、内装
用シートを実質的に皺なく懸垂させることのでき
る横長棒1と、その横長棒1を前後、左右およ
び/または上下に移動させることのできる少なく
とも一の手段を有する支持装置2とから主にな
る。
この考案における横長棒1は、前記の支持装置
2によつて前後・左右・上下に自由自在に移動す
ることができ、したがつて容易に所望位置に設定
されうる。
この実施例において横長棒は、第1図に示すよ
うに長手方向に沿つて溝3が形成され、その溝3
に嵌合しそれに沿つてスライドすることのできる
シート係止具4および4′を有している。また、
横長棒1の中央部には、水平方向に横長棒を曲折
させることのできる垂直軸回動装置5が設けられ
ている。したがつて、シート係止具4,4′はシ
ートを係止するとともに溝に沿つて左右に移動す
ることができ、また、横長棒を回転装置5を中心
として前後に曲折させることができる。
この考案における横長棒の支持装置は、その横
長棒を前後・左右・上下に移動させることのでき
る手段を有している。
この実施例における支持装置2は、第1図に示
すように継手として垂直軸回動装置6を有する3
本のアーム7、横長棒1とアーム7と連動する滑
動部材8およびその滑動支柱9とから成り、任意
の高さに固定できる昇降装置、並びに支持台10
の高さに可変できるキヤスター11付の足場12
を備えている。
滑動部材8と横長棒1とを結びつける3本のア
ームは、各々垂直軸の回動装置を有する継手によ
つて連結される。この3本のアーム7を水平面内
で回転させて、アーム7に連動する横長棒1を前
後・左右に移動させることができる。アーム7と
足場12とを結びつける昇降装置は、滑動支柱9
に沿つた滑動部材8の上下移動によつて、横長棒
1を上下に移動させることができる。この実施例
において、滑動部材に係止具13が設けられ、こ
れに対向する滑動支柱面に孔14が設けられてい
る。したがつて、滑動部材8および横長棒1を任
意の高さに固定させることができる。
この実施例において足場12は、横長棒1、ア
ーム7、昇降装置を支持台10に載置し、支持台
10の高さを可変できかつキヤスター11を有す
るので横長棒1を上下・左右・前後に移動させる
ことができる。
次いでこの貼着支持装置の使用法を説明する。
壁面および/または内装用シート15の片面に接
着剤を適当に塗布する。横長棒1の溝3の内側に
内装用シート15の上端部を装入し、次いでシー
ト係止具4および4′を溝に沿つてスライドさせ
て、横長棒1にシート係止具4で皺のないように
内装用シート15を留めて懸垂させる。
次いで、足場のキヤスターを使つて、被貼着壁
面の近傍に移動させ、支持台10の高さ、滑動部
材8の位置、アームの水平面内での位置を各々調
整して、横長棒1に吊されたシート8を壁面に対
向させてそのシートの柄合せを行なう。柄合せの
後に、吊された内装用シートを壁面に平衡に接触
させ、第1図に示すA方向(壁面側)に向けてそ
の反対面から刷毛、ローラなどでシート面を押し
て接着剤でシートを確実に貼着する。貼着後、余
分なシートは切断して取り除く。
前述の使用法の他に、特殊な壁面、例えば入隅
や出隅部分への内装用シートの貼着においては、
次のように適宜変更して使用することもできる。
まず、昇降装置を作動させて横長棒の高さを調整
し、回転装置を介してアームを移動させて横長棒
の水平面内の位置、角度を調整する。次いで横長
棒中央部に設けられ、水平方向に横長棒を曲折さ
せることのできる垂直軸回動装置5によつて、シ
ートが吊るされた横長棒1の中央で入隅または出
隅と合うように折り曲げる。横長棒に吊るされた
シートを壁面に対向させ、位置調整してシートの
柄合せを行なう。柄合せ後、シート係止具4,
4′をスライドさせて、内装用シートを壁面に皺
なく平衡に接触させ、刷毛もしくはローラなどで
シート面を押し付けてシートを壁面に貼着する。
この考案は、上述の実施例に限定されず、種々の
変形が可能である。たとえば、足場12の代りに
単なる支持台、三脚なども用いることができる。
〔考案の効果〕
この考案の貼着支持装置によつて次の効果が得
られる。
(1) 熟練していない作業員1人であつても、壁面
に仕上り良好に内装用シートを用意かつ能率よ
く貼着することができる。
(2) 無理な姿勢をとる必要がなく材質に無理な引
張りの力力がかからないので、柄や模様合せの
作業およびローラなどによる圧着を正確かつ入
念に行なうことができる。
したがつて、正確な柄合せ、しわ、浮きおよ
び継目のすきまのない美しい仕上りが可能とな
る。
(3) 従来の両手による貼着では、シートの幅は90
cmまでであつたが、90cm以上の幅広い内装用シ
ートの施工も極めて容易にすることができた。
したがつて、幅広い内装用シートを使用する
ことができるので、継目の数が従来の狭いもの
より少なくなり、仕上りは更に美しいものとな
つた。
(4) 従来、壁の入隅や出隅などは、機械的に貼着
することは困難であつたが、シートを吊す横長
棒の改良により入隅や出隅についても美装に内
装用シートを貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の貼着支持装置の実施例を示
す概要図である。 1……横長棒、2……支持装置、3……溝、4
……シート係止具、5……回動装置、6……回動
装置、7……アーム、8……滑動部材、9……滑
動支柱、10……支持台、11……キヤスター、
12……足場、13……係止具、14……孔、1
5……内装用シート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 内装用シートを実質的に皺なく懸垂すべき、
    上面に溝が形成されかつ該溝に嵌合してスライ
    ドするシート係止具を有する横長棒と、その横
    長棒を前後・左右・上下に移動させることので
    きる少なくとも一の手段を有する支持装置とを
    備える内装用シート貼着装置であつて、前記横
    長棒は、内装用シートを係止するとともに横長
    棒上の長手方向に移動することのできるシート
    係止具、および横長棒の中央部で曲折させる垂
    直軸回動装置を有することを特徴とする内装用
    シート貼着支持装置。 2 横長棒を前後・左右に移動可能にする前記手
    段が、継手として少なくとも3個の垂直軸回動
    装置を有するアームである、実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の内装用シート貼着支持装
    置。 3 横長棒を上下に移動可能にする前記手段が、
    横長棒と連動する滑動部材とその滑動支柱とか
    らなり、任意の高さに固定できる昇降装置であ
    る、実用新案登録請求の範囲第1項または第2
    項記載の内装用シート貼着支持装置。 4 横長棒を上下・左右・上下に移動可能にする
    前記手段が、支持台の高さを可変できるキヤス
    ター付の足場である、実用新案登録請求の範囲
    第1項、第2項または第3項記載のいずれか1
    項の内装用シート貼着支持装置。
JP12704785U 1985-08-20 1985-08-20 Expired JPH036478Y2 (ja)

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JP12704785U JPH036478Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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JP12704785U JPH036478Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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Publication Number Publication Date
JPS6235898U JPS6235898U (ja) 1987-03-03
JPH036478Y2 true JPH036478Y2 (ja) 1991-02-19

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ID=31021425

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12704785U Expired JPH036478Y2 (ja) 1985-08-20 1985-08-20

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JPS6235898U (ja) 1987-03-03

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