JPH0364602A - 非接触軸シールを有する流体機械 - Google Patents
非接触軸シールを有する流体機械Info
- Publication number
- JPH0364602A JPH0364602A JP19942689A JP19942689A JPH0364602A JP H0364602 A JPH0364602 A JP H0364602A JP 19942689 A JP19942689 A JP 19942689A JP 19942689 A JP19942689 A JP 19942689A JP H0364602 A JPH0364602 A JP H0364602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- rotating shaft
- shaft
- wings
- rows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims abstract description 39
- 210000003027 ear inner Anatomy 0.000 claims abstract description 18
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、非接触シールを有する流体機械、特に、−軸
多段遠心圧縮機に好適な非接触軸シールを有する流体機
械に関する。
多段遠心圧縮機に好適な非接触軸シールを有する流体機
械に関する。
従来の流体機械の一例を一軸多段遠心圧縮機を引用して
説明する。第２図は、−軸多段遠心圧縮機の縦断面図を
示す。また、第３図は従来のシール部の側面図、第４図
は従来の差圧が大きい場合のシール部の側面図である。
説明する。第２図は、−軸多段遠心圧縮機の縦断面図を
示す。また、第３図は従来のシール部の側面図、第４図
は従来の差圧が大きい場合のシール部の側面図である。
図中、１はケーシング、２は回転軸、３は羽根車、４は
デイフユーザ、５はダイヤフラム、６は吸込ノズル、７
は吐出ノズル、８はリターン弁、９はラビリンスであり
、ケーシングｌ内の回転軸２に羽根車３の必要段数分が
装着されている。
デイフユーザ、５はダイヤフラム、６は吸込ノズル、７
は吐出ノズル、８はリターン弁、９はラビリンスであり
、ケーシングｌ内の回転軸２に羽根車３の必要段数分が
装着されている。
吸込ノズル６から吸込まれた流体は、−段羽根車で昇圧
され、ダイヤフラム５で構成された静止流路を通り、次
段の羽根車に吸込まれ、更に、流体は昇圧されて最終的
には吐出ノズル７から吐出される。このように鹿動機か
ら与えられたエネルギは流体の圧力の上昇に変換される
が、一部のエネルギは高圧側から低圧側に流体が洩れる
ことにより無駄に失なわれる。この洩れ量を少なくする
ために、第２図に示すように、ダイヤフラムｓ ５にラ
ビリンス９が取付けられている。ラビリンス９は、連相
、ロータと接触した時にロータを損傷しないように、ロ
ータよりも柔かいアルミニウムなどで作られている。更
に、ラビリンス９とロータ間は運転時に接触しないよう
に、あらかじめ、ロータの遠心力による外径の変形量、
加工公差などを考慮して作られている。
され、ダイヤフラム５で構成された静止流路を通り、次
段の羽根車に吸込まれ、更に、流体は昇圧されて最終的
には吐出ノズル７から吐出される。このように鹿動機か
ら与えられたエネルギは流体の圧力の上昇に変換される
が、一部のエネルギは高圧側から低圧側に流体が洩れる
ことにより無駄に失なわれる。この洩れ量を少なくする
ために、第２図に示すように、ダイヤフラムｓ ５にラ
ビリンス９が取付けられている。ラビリンス９は、連相
、ロータと接触した時にロータを損傷しないように、ロ
ータよりも柔かいアルミニウムなどで作られている。更
に、ラビリンス９とロータ間は運転時に接触しないよう
に、あらかじめ、ロータの遠心力による外径の変形量、
加工公差などを考慮して作られている。
また、高圧側と低圧側の圧力差が大きい時は第３図のよ
うに、回転軸２に段１１を設けて洩れを減少させている
。
うに、回転軸２に段１１を設けて洩れを減少させている
。
この圧縮機を運転する場合、圧縮機の効率を高く保つた
め、ラビリンス９とロータの隙間から洩れる流体の量を
最少にする必要がある。隙間が０となれば洩れがなくな
るが、これではロータとラビリンス接触事故になってし
まう。そのため、隙間を確保したままで、ラビリンス９
とロータの間を、高圧側から低圧側へ洩れる流体を極力
少なくすることが重要である。
め、ラビリンス９とロータの隙間から洩れる流体の量を
最少にする必要がある。隙間が０となれば洩れがなくな
るが、これではロータとラビリンス接触事故になってし
まう。そのため、隙間を確保したままで、ラビリンス９
とロータの間を、高圧側から低圧側へ洩れる流体を極力
少なくすることが重要である。
なお、この種公知例としては、小茂鳥和生著「非接触シ
ール理論」 （コロナ社）がある。
ール理論」 （コロナ社）がある。
従来技術では、上述のように、ラビリンスによって洩れ
を防いでいるものの、必ず洩れが生じており、この洩れ
を皆無にすることはできない。
を防いでいるものの、必ず洩れが生じており、この洩れ
を皆無にすることはできない。
本発明の目的は、流体機械の回転軸の周辺よりの流体の
洩れを極力低減する非接触軸シールを提供することにあ
る。
洩れを極力低減する非接触軸シールを提供することにあ
る。
上記目的を達成するために、本発明は非接触軸シールを
有する回転式流体機械において、前記回転式流体機械の
回転軸に対向して、前記回転軸に沿って前記回転軸から
洩れる流体の流量を少なくする複数のラビリンスと、前
記回転軸に、その回転によって前記波れる流体と反対方
向に流れを生じる翼列を設けたことを特徴とする。
有する回転式流体機械において、前記回転式流体機械の
回転軸に対向して、前記回転軸に沿って前記回転軸から
洩れる流体の流量を少なくする複数のラビリンスと、前
記回転軸に、その回転によって前記波れる流体と反対方
向に流れを生じる翼列を設けたことを特徴とする。
本発明ではラビリンス側は、従来のように、何枚かのフ
ィンを取付けた状態にしておき、ロータ側に設けた翼の
ボス部に回転方向に角度をもたせた羽振を形成しである
。
ィンを取付けた状態にしておき、ロータ側に設けた翼の
ボス部に回転方向に角度をもたせた羽振を形成しである
。
流体機械の軸周辺よりの流体の洩れは、流体機械が大き
くなればなるほど、圧力比が高くなればなるほど多くな
る。そこで、この洩れに相反する流れを生じさせ、洩れ
を防ぐことができる。
くなればなるほど、圧力比が高くなればなるほど多くな
る。そこで、この洩れに相反する流れを生じさせ、洩れ
を防ぐことができる。
すなわち、羽根の形状に形成した翼は、回転方向に傾き
を持っているため、ロータの回転時に流体を切り流体に
洩れと反対向きの流れを生じさせる。この翼を、高圧側
から低圧側への流体の洩れに対抗して駆動することによ
り洩れを妨げることができる。
を持っているため、ロータの回転時に流体を切り流体に
洩れと反対向きの流れを生じさせる。この翼を、高圧側
から低圧側への流体の洩れに対抗して駆動することによ
り洩れを妨げることができる。
以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。
第１図は流体機械の軸シール部の側面図である。図中、
２は回転軸、９は非接触シールのラビリンス、９１〜９
４はラビリンス９のフィン、１０は翼で回転４ｉ１１１
２上を周回した翼列１０１〜１０３を形成する。ラビリ
ンス９は回転軸２に対向して、その複数のフィン９１〜
９４を近接させて非接触に配置される。一方、隣接する
フィン９１．９２；９２，９３；９３，９４の相互間の
回転軸上にこれを周回して設けられる複数の翼列１０１
．１０２，１０３は、これが回転軸と共に回転する際、
ＸＩＯの運動によって、流体の高圧側に向う流れが生じ
るように、＠転軸とのなす角度がそれぞれＯＬ、Ｏｚ、
θ８となるように、傾けて配置される。
２は回転軸、９は非接触シールのラビリンス、９１〜９
４はラビリンス９のフィン、１０は翼で回転４ｉ１１１
２上を周回した翼列１０１〜１０３を形成する。ラビリ
ンス９は回転軸２に対向して、その複数のフィン９１〜
９４を近接させて非接触に配置される。一方、隣接する
フィン９１．９２；９２，９３；９３，９４の相互間の
回転軸上にこれを周回して設けられる複数の翼列１０１
．１０２，１０３は、これが回転軸と共に回転する際、
ＸＩＯの運動によって、流体の高圧側に向う流れが生じ
るように、＠転軸とのなす角度がそれぞれＯＬ、Ｏｚ、
θ８となるように、傾けて配置される。
この状態で同転軸２が回転し、高圧側より流体が供給さ
れると、流体の高圧側より低圧側への流動、すなわち、
洩れに対して、これと反対方向に翼列１０１，１０２，
１０３の旋回により流体の流れが生じて、洩れを抑制す
るように働く。
れると、流体の高圧側より低圧側への流動、すなわち、
洩れに対して、これと反対方向に翼列１０１，１０２，
１０３の旋回により流体の流れが生じて、洩れを抑制す
るように働く。
翼列１０１〜１０３の傾斜角０１．Ｏｚ、Ｕ３はこれら
の前後の圧力差等に応じて、適宜、決定される。
の前後の圧力差等に応じて、適宜、決定される。
なお、実施例では翼列１０１〜１０３の三個としたが、
必要に応じた個数を必要な場所に配置することもできる
。
必要に応じた個数を必要な場所に配置することもできる
。
本実施例によれば、回転軸周辺からの流体の洩れを抑制
することができ、流体機械の効率が向上する。
することができ、流体機械の効率が向上する。
本発明によれば、洩れ量を微少にすることができるので
流体機械の効率が良くなり、省エネルギ化して経済効果
があがる。
流体機械の効率が良くなり、省エネルギ化して経済効果
があがる。
第１図は本発明の一実施例の軸シール部の側面図、第２
図は流体機械の全体の縦断面図、第３図は従来のシール
部の側面図、第４図は従来の差圧が大きい場合のシール
部の側面図である。 ２・・・回転軸、９・・・ラビリンス、１０・・・翼、
９１〜９４・・・フィン、１０１〜１０３・・・翼列。
図は流体機械の全体の縦断面図、第３図は従来のシール
部の側面図、第４図は従来の差圧が大きい場合のシール
部の側面図である。 ２・・・回転軸、９・・・ラビリンス、１０・・・翼、
９１〜９４・・・フィン、１０１〜１０３・・・翼列。
Claims (1)
- １、非接触軸シールを有する回転式流体機械において、
前記回転式流体機械の回転軸に対向して、前記回転軸に
沿つて前記回転軸から洩れる流体の流量を少なくする複
数のラビリンスと、前記回転軸に、その回転によつて前
記洩れる流体と反対方向に流れを生じる翼列を設けたこ
とを特徴とする非接触軸シールを有する流体機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942689A JPH0364602A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 非接触軸シールを有する流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19942689A JPH0364602A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 非接触軸シールを有する流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0364602A true JPH0364602A (ja) | 1991-03-20 |
Family
ID=16407616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19942689A Pending JPH0364602A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | 非接触軸シールを有する流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0364602A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002189990A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Shachihata Inc | カード洗浄器 |
| JP2002239188A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Glory Kiki Co Ltd | 遊技媒体洗浄装置 |
| JP2004245187A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Toshiba Corp | ターボ機械の非接触シール装置およびこれを用いた蒸気タービン設備 |
| JP2006283595A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | 蒸気タービンシール装置 |
| EP1734292A1 (de) * | 2005-06-13 | 2006-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Dichtungsmittel für eine Strömungsmaschine |
| JP2017075621A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 株式会社日立製作所 | 環状シール構造及びこれを備えた流体機械 |
| EP3428389A3 (en) * | 2017-07-14 | 2019-03-20 | United Technologies Corporation | Intershaft bladelet seal |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP19942689A patent/JPH0364602A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002189990A (ja) * | 2000-12-22 | 2002-07-05 | Shachihata Inc | カード洗浄器 |
| JP2002239188A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-27 | Glory Kiki Co Ltd | 遊技媒体洗浄装置 |
| JP2004245187A (ja) * | 2003-02-17 | 2004-09-02 | Toshiba Corp | ターボ機械の非接触シール装置およびこれを用いた蒸気タービン設備 |
| JP2006283595A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Hitachi Ltd | 蒸気タービンシール装置 |
| JP4598583B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2010-12-15 | 株式会社日立製作所 | 蒸気タービンシール装置 |
| EP1734292A1 (de) * | 2005-06-13 | 2006-12-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Dichtungsmittel für eine Strömungsmaschine |
| JP2017075621A (ja) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 株式会社日立製作所 | 環状シール構造及びこれを備えた流体機械 |
| EP3428389A3 (en) * | 2017-07-14 | 2019-03-20 | United Technologies Corporation | Intershaft bladelet seal |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3728041A (en) | Fluidic seal for segmented nozzle diaphragm | |
| US3575523A (en) | Labyrinth seal for axial flow fluid machines | |
| US4086022A (en) | Gas turbine engine with improved compressor casing for permitting higher air flow and pressure ratios before surge | |
| US3251601A (en) | Labyrinth seal | |
| US5088889A (en) | Seal for a flow machine | |
| US5810557A (en) | Fan wheel for an inline centrifugal fan | |
| US10208762B2 (en) | Swirl brakes for compressors with teeth-on-rotor seals | |
| US3868196A (en) | Centrifugal compressor with rotating vaneless diffuser powered by leakage flow | |
| JPH0364602A (ja) | 非接触軸シールを有する流体機械 | |
| JPH07247996A (ja) | 圧縮機の通路形状 | |
| JPH0219694A (ja) | オイルフリー型真空ポンプ | |
| JP4050811B2 (ja) | 複流形気体摩擦ポンプ | |
| JPS6131695A (ja) | タ−ボ分子ポンプ | |
| US20220372992A1 (en) | Rotating machinery | |
| US4302147A (en) | Lightweight radial flow fluid machine with fluid bearing sealed flexible blades | |
| JPH0719005A (ja) | ラビリンスシール装置 | |
| JPS6355396A (ja) | タ−ボ真空ポンプ | |
| JPH0988504A (ja) | 圧縮機及びガスタービン | |
| JP6768172B1 (ja) | 遠心圧縮機 | |
| JPH01170795A (ja) | 渦流形ターボ機械 | |
| JPH02264196A (ja) | ターボ真空ポンプ | |
| JPH05296190A (ja) | ターボ機械 | |
| JPH0454203A (ja) | タービン動翼およびタービン段落 | |
| US11814984B2 (en) | Rotor and compressor | |
| JPH029992A (ja) | 渦流形ターボ機械 |