JPH0363088B2 - - Google Patents

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JPH0363088B2
JPH0363088B2 JP56047055A JP4705581A JPH0363088B2 JP H0363088 B2 JPH0363088 B2 JP H0363088B2 JP 56047055 A JP56047055 A JP 56047055A JP 4705581 A JP4705581 A JP 4705581A JP H0363088 B2 JPH0363088 B2 JP H0363088B2
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JP
Japan
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control circuit
current
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saturable
winding
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JP56047055A
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JPS57161910A (en
Inventor
Teruhiro Kawauchi
Kazuaki Shibata
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JPH0363088B2 publication Critical patent/JPH0363088B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/12Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac
    • G05F1/40Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices
    • G05F1/44Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only
    • G05F1/45Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only being controlled rectifiers in series with the load
    • G05F1/455Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is ac using discharge tubes or semiconductor devices as final control devices semiconductor devices only being controlled rectifiers in series with the load with phase control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば空港照明施設等に用いられ
る定電流電源装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の定電流電源装置としては、第1
図に示すSCR型定電流調整器が知られている。
第1図において1は交流電源で、この交流電源1
の両端間にはインダクタンス2、逆並列接続のサ
イリスタからなる位相制御回路3、出力トランス
4の1次巻線が接続され、位相制御回路3には並
列にインダクタ5が接続されている。また、61
〜6nは可飽和絶縁変圧器で、一次側が前記出力
トランス4の2次巻線の両端間に順次直列に接続
され、二次側にはたとえばランプ等の負荷71〜
7nが接続されている。さらに、8は電流検出装
置で、この電流検出装置8は出力トランス4の二
次側に設けられるとともに定電流制御回路9に接
続され、この定電流制御回路9の出力端には位相
制御回路3が接続され、この定電流制御回路9は
電流検出装置8によつて検出された負荷電流信号
と設定値とを比較し、演算し、その設定値に対し
て負荷電流を一定にすべく位相制御回路3の導通
位相角を制御する。
いま、上述の第1図に示す回路において、いず
れかの負荷7xがたとえば断線等により開路した
ときは、可飽和絶縁変圧器6xの一次側からみた
インピーダンスは、負荷7xの断線前に比して大
きくなる。このインピーダンスのほとんどがリア
クタンス分であり、V=Ldi/dtの関係から負荷開 路電流の微分値に比例した電圧が発生することに
なる。しかしこの可飽和絶縁変圧器6xに十分な
電流を流すと、可飽和絶縁変圧器6xは、飽和し
て低インピーダンスとなる。そして、断線された
負荷7xが接続されている可飽和絶縁変圧器6x
は、半サイクル毎にこのような過渡的飽和現象を
繰り返して、他の負荷7へも連続して電力が供給
される。したがつて、断線した負荷7xが接続さ
れている可飽和絶縁変圧器6xが飽和に至つた後
に電流が急峻に変化しても、可飽和絶縁変圧器6
xが低インピーダンスであることにより、上述の
式のL値が小さくなるため高電圧は発生しない。
一方、インダクタンス2は位相制御回路3によ
る電流波形の急峻な変化を押えるためのものであ
るが、上述した過程から二次側が開路した可飽和
絶縁変圧器6xに発生する電圧を十分押えるため
にはそのインダクタンス2の値を大きくする必要
がある。しかし、これは定電流電源装置の効率低
下を招く結果好ましいものではない。
ところで、それぞれ位相制御回路3の導通位相
角を変えた毎の負荷電流波形は第2図a,bおよ
びcに示すようになる。すなわち位相制御回路3
の非導通時には、インダクタ5を介してバイパス
電流ILが流れ、位相制御回路3の導通時には位相
制御回路3を介した電流Ithが流れる。なお、こ
のときインダクタ5にはIL′が位相制御回路3を
介して流れる。導通期間中、電流IL′が一定なの
は、この位相制御回路3の導通期間中はインダク
タ5と位相制御回路3との閉回路が形成される
が、この閉回路中には実質的にインピーダンスが
なく、インダクタ5は非導通期間中蓄積された保
有エネルギーによつて電源となり、かつ、その定
電流作用によつて閉回路中に導通直前のバイパス
電流ILに相当する電流IL′を流し続けるためであ
る。
今、可飽和絶縁変圧器6xの二次側が開路した
とする。このとき可飽和絶縁変圧器6xの一次側
および二次側に、位相制御回路3の非導通期間
は、インダクタ5のバイパス電流ILにもとづく電
圧V1が発生し、ついで位相制御回路3が導通し
た時の電流変動にもとずく電圧V2が発生する。
しかしながら、位相制御回路3の非導通時に流れ
るバイパス電流ILが十分に流れることによつて、
その開路している可飽和絶縁変圧器6xを飽和さ
せ、位相制御回路3の導通時の急峻な電流変動に
対する電圧V2の発生を抑えることができる。す
なわち、第2図aに示すように、位相制御回路3
の導通位相角が大きいときには、非導通期間が長
いため、十分なバイパス電流ILを流せるので、可
飽和絶縁変圧器6xは早めに飽和する。
一方、負荷異常時の高電圧発生を防止できる定
電流電源装置として、たとえば、特開昭55−
123712号公報記載の構成が知られている。
この回路は、交流電源変動にかかわらず出力巻
線の出力を定電流化させようとするもので、交流
電源の出力側にコンデンサとコイルにて構成され
る共振回路を設けてなる定電流電源の出力端子間
に、出力トランスの入力巻線を接続するととも
に、入力巻線の一端と中間タツプとの間に位相制
御回路を接続し、出力トランスの出力巻線に複数
個の可飽和トランスの入力巻線を直列接続したも
のである。前記可飽和トランスの出力巻線にはそ
れぞれ負荷が接続されている。そして、共振回路
の定電流出力が流れる入力巻線の巻線数を位相制
御回路の導通・非導通によつて切換えるととも
に、この切り替える位相を出力巻線に流れる電流
に応じて負帰還的に制御することによつて、出力
巻線の出力電流を制御し、もつて交流電源変動時
にも出力巻線の出力を定電流化するものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、第1図の定電流電源装置は、位
相制御回路3の導通位相角が小さくなるにつれて
インダクタ5にバイパス電流ILが流れる時間が短
くなり十分な電流が流れきれることなく、位相制
御回路3が導通するため、二次側が開放された可
飽和絶縁変圧器6xが飽和に至らず、また、位相
制御回路3に流れる電流Ithとインダクタ5に流
れる電流ILの差が大きくなり、電流が急峻に変化
するので、第2図cに示すように、位相制御回路
3の導通の際に高電圧が発生する。このように、
従来のSCR型定電流調整器には、導通位相角が
小さい位相制御電流に対しては可飽和絶縁変圧器
6xの二次側が開路した際に高電圧V2が発生す
る。さらに、この第1図に示す回路は、インダク
タ5を設置するスペースが別に必要であるため、
全体の寸法が大きくなる問題を有している。
また、特開昭55−123712号公報記載のものは、
出力トランスおよび位相制御回路に対する入力電
源を定電流電源とすることが不可欠である。この
ため、定電流電源を構成するために格別に共振回
路を備えなればならず、それだけ部品点数が増え
安価に提供できないとともに装置全体の小型化を
図れない。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、
導通位相角が小さいときでも、可飽和絶縁変圧器
等の可飽和絶縁変圧器の二次側が開路した場合に
位相制御回路の導通時の急峻な電流変動に対する
高電圧の発生を押えるとともに、出力トランスお
よび位相制御回路に対する入力電源として格別な
定電流電源を必要とせず、安価でかつ装置全体の
寸法の小さい定電流電源装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の定電流電源装置は、第5図に示すよう
に 交流電源11と、 リーケージインダクタンス20を介在させて互
いに直列接続された第一および第二の入力巻線A
−B,B−C、前記第二の入力巻線B−Cに磁気
的に密結合された出力巻線14と、を有し、入力
巻線A−Cの両端が交流電源11に接続された出
力トランス12と、 前記交流電源11の一方の出力端子と前記第一
および第二の入力巻線A−B,B−Cの中間との
間に、前記第一の入力巻線A−Bおよびリーケー
ジインダクタンス20とで、閉回路を形成するよ
うに設けられた位相制御回路15と、 前記出力トランス12の前記出力巻線14の一
次側に直列接続された複数個の可飽和絶縁変圧器
16と、 前記各可飽和絶縁変圧器16の二次側に接続さ
れた複数個の負荷と、 前記可飽和絶縁変圧器16の電流に応じて前記
位相制御回路15の導通位相角を制御する定電流
制御回路19と、 を具備したことを特徴とするものである。
なお、上記リーケージインダクタンス20は構
成上、もちろん現われないものであり、また図中
可飽和絶縁変圧器16は負荷を含めた形で簡略的
に1ブロツクとしてある。
(作用) 第5図の等価回路を第6図に示し、本発明の作
用を説明する。
例えば、複数個の可飽和絶縁変圧器16のうち
16xが開路したとする。本発明は、位相制御回
路3の非導通期間には、出力トランス12の入力
巻線A−C間に電力を入力し、出力トランス12
の出力巻線14から、可飽和絶縁変圧器16に電
力を供給する。
このとき第6図の等価回路からも明らかなよう
に、交流電源11からの出力電圧の大部分は、第
一の入力巻線A−Bおよびリーケージインダクタ
ンス20に印加され、第2の入力巻線B−Cに印
加される電圧は小さい。したがつてこの第2の入
力巻線B−Cに磁気的に密結合された出力巻線1
4の出力電圧も小さく、可飽和絶縁変圧器16す
なわち負荷に流れる電流は、第4図中ILと示すよ
うに小さく、上述したバイパス電流として作用す
る。
そして、定電流制御回路19で、可飽和絶縁変
圧器16の電流に応じて位相制御回路15を導通
させる。また、出力トランス12の入力巻線13
の一端および中間タツプ間A−Bの第一の入力巻
線部分は、非導通期間にバイパス電流を流しバイ
パス電流が流れている間リーケージインダクタン
ス20に保有エネルギーが蓄積される。次に、位
相制御回路3が導通すると、出力トランス13の
入力巻線12の一端および中間タツプ間の第一の
入力巻線部分A−Bには入力巻線12の中間タツ
プおよび他端間の第二の入力巻線部分B−Cに印
加される電圧によつて逆位相の電圧が誘起され
る。この電圧の位相は、リーケージインダクタン
ス20のエネルギーによる電圧の位相とは逆位相
なので位相制御回路3の非導通期間中にリーケー
ジインダクタンス20の保有エネルギーを減じる
よう作用する。したがつて、前記出力トランスの
入力巻線12の一端および中間タツプ間の第一の
入力巻線A−B、リーケージインダクタンス20
および位相制御回路15とで閉回路が形成され、
前記第一の入力巻線A−Bおよびリーケージイン
ダクタンス20が電源となるが、閉回路には、位
相制御回路15の非導通時と同方向の電流が減じ
るように流れることとなり、早めにリーケージイ
ンダクタンス20の保有エネルギーを消費させ、
導通位相角が大きいときでも第一の入力巻線A−
Bの電源によつて流れる電流によつて、位相制御
回路15が次に非導通となるまでに可飽和絶縁変
圧器16xを飽和状態にさせるために充分な電流
を供給することができるので、位相制御回路15
の導通時の急峻な電流変動に対する可飽和絶縁変
圧器16xの高電圧の発生を抑えることができ
る。リーケージインダクタンス20は、保有エネ
ルギー蓄積作用の他第一の入力巻線A−Bを電源
とする電流が流れる際およびバイパス電流を流す
際に、限流作用を行うため、急峻な電流変化を呈
さず出力トランスを焼損させない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第3図および第4図
を参照して説明する。
第3図において、11は交流電源、12は出力
トランスである。この出力トランス12は、両端
A,Cが前記交流電源11の出力端子に接続され
かつ一端Aから中間タツプBまでの一方の巻線部
分A−Bと中間タツプBから他端Cまでの他方の
巻線部分B−Cの間にリーケージインダクタンス
を有する入力巻線13と、この入力巻線13の他
の巻線部分B−Cと磁気的に結合されかつ電気的
に絶縁された出力巻線14とを有している。ま
た、入力巻線13の一方の巻線部分A−Bに対し
ては、2つのサイリスタ15a,15bを逆並列
接続した位相制御回路15が並列に接続されてい
る。さらに、出力巻線14には、複数のは飽和素
子としての可飽和絶縁変圧器161〜16nの一
次側が順次直列に接続され、これら可飽和絶縁変
圧器161〜16nの二次側にはたとえばランプ
等の負荷171〜17nが接続されている。18
は電流検出装置で、定電流制御回路19に接続さ
れ、この定電流制御回路19は、前記電流検出装
置18によつて検出された負荷電流信号を実行値
変換し、設定値と比較し、演算し、その設置値に
対して負荷電流が一定になるように位相制御回路
15の導通位相角を制御する。
いま、位相制御回路15が非導通になつたとき
あるいは非導通状態である非導通時であると、交
流電源11からの電流は出力トランス12の入力
巻線13をリーケージインダクタンスで限流され
ながらA→B→Cの経路で徐々にバイパス電流IL
として流れるとともにリーケージインダクタンス
に保有エネルギーを蓄積する。このとき、入力巻
線13の巻線部分A−C全体に交流電源11の電
圧が印加されるため、位相制御回路15が導通時
の入力巻線13の巻線部分B−Cに交流電圧が印
加されるときに比べ、出力巻線14に誘起される
電圧は低い。したがつて、この低い電圧により各
負荷171〜17nにはそれぞれ電流が流れる。
一方、位相制御回路15が導通すると、位相制御
回路15を介して他方の巻線部分B−Cに電流
Ithが流れるとともに巻線部分A−Bと位相制御
回路15で形成される閉回路において、リーケー
ジインダクタンス分に保有エネルギーが保持され
電流が以前同方向に導通時直前の電流値で流れよ
うとする。そして、交流電源11の電源電圧はす
べて入力巻線13の他方の巻線部分B−C間に印
加されるため、出力巻線14には高い電圧が誘起
される。したがつて、位相制御回路15の導通位
相角を制御することによつて、入力電圧変動ある
いは負荷量の変動に対して、負荷電流を設定値に
定電流制御できることになる。この第3図に示す
回路の負荷電流波形は、第4図a,b,cのよう
になる。そして、第1図に示す負荷電流波形のイ
ンダクタ5に流れる電流ILより、第4図に示す巻
線部分A−Bに流れる電流ILの方が大きく変化し
ており、これは、位相制御回路15が導通したと
きあるいは導通状態である導通時に、出力トラン
ス12の入力巻線13の他方の巻線部分B−C間
に発生する電圧によつて、一方の巻線部分A−B
間に非導通時と逆位相の電圧が誘起され、この電
圧を電源として位相制御回路15の非導通時と逆
方向の電流を流そうとし、前述の以前同方向に流
れる電流と対抗して電流を減じる方向に働き、結
果として電流IL′の波形となる。これは、出力ト
ランス12のリーケージインダクタンス分の保有
エネルギーが位相制御回路15の導通時において
も変化することを示している。ちなみに、第1図
に示す従来の回路では、位相制御回路が導通する
と、インダクタンス5に保有エネルギーが保持さ
れ、この位相制御回路15の導通時はインダクタ
5に流れる電流は一定である。したがつて、本実
施例の場合には、位相制御回路15の導通位相角
が小さくなつても、その導通時においてリーケー
ジインダクタンス分の保有エネルギーが変動する
ため、次の半サイクルにおいて流れる電流が第1
図に示す従来回路に比べ大きくなる。
また、第1図に示す回路の場合と同様に、いず
れかの可飽和絶縁変圧器16xの二次側が開路し
たとき、その可飽和絶縁変圧器16xの一次側お
よび二次側には、入力巻線13の巻線部分A−B
のバイパス電流ILを原因とする電圧VC1および
位相制御回路15の導通時の電流変動を原因とす
る電圧V2が発生する。しかし、位相制御回路1
5の導通位相角が小さくなつても位相制御回路1
5の導通時刻から出力トランス12のリーケージ
インダクタンス分の保有エネルギーを減じるため
早期にリーケージインダクタンス分の保有エネル
ギーを消費させ次の導通時刻にはバイパス電流IL
が十分に流れているため、そのバイパス電流IL
よつて可飽和絶縁変圧器16xが飽和され、位相
制御回路15の導通時の急峻な電流変動に対する
高電圧の発生がさけられることになる。また、出
力トランス12の入力巻線13の巻線部分A−B
はリーケージインダクタンスを有するので、逆方
向の電流が流れる際、限流作用を行うため急峻な
電流変化を生じなくなり、バイパス電流が流れる
際にいずれも焼損することはない。
[発明の効果] 本発明によれば、出力トランスの入力巻線に中
間タツプを設けたので、位相制御回路の導通期間
中その位相制御回路と閉回路を構成する第一の入
力巻線部分に交流電源、位相制御回路と閉回路を
形成する第二の入力巻線部分に発生する電圧と逆
位相の電圧が誘起されるが、この電圧は、位相制
御回路の非導通期間中保有エネルギーを蓄積した
リーケージインダクタンスが位相制御回路の導通
期間に電源となつたとき、この電源に対して極性
が対抗する電源となる。
したがつて、位相制御回路の導通期間中、前記
位相制御回路と第一の入力巻線との閉回路中に流
れる電流は減少しながら流れることとなり、リー
ケージインダクタンスの保有エネルギーが位相制
御回路の導通直前に対して徐々に消費されるた
め、早期にリーケージインダクタンスの保有エネ
ルギーを消費させた後、前記誘起電圧によつて次
の位相制御回路の導通時までに、充分なバイパス
電流を流すことができるので、開路した可飽和絶
縁変圧器を早期に飽和させることができ、位相制
御回路の導通時の急峻な電流変動に対する可飽和
絶縁変圧器の高電圧の発生を抑えることができ
る。
また、出力トランスはリーケージインダクタン
スを有するので格別なインダクタンスは不要とな
り、安価にかつ装置としての寸法を小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は第1図
の回路において位相制御回路の導通位相角を変え
たときの波形図、第3図は本発明の一実施例を示
す回路図、第4図は第3図の回路において位相制
御回路の導通位相角を変えたときの波形図、第5
図は本発明の回路を示す図、第6図は第5図の等
価回路を示す図である。 11……交流電源、12……出力トランス、1
3……入力巻線、14……出力巻線、15……位
相制御回路、A−B……第一の入力巻線、B−C
……第二の入力巻線、16……可飽和絶縁変圧、
17……負荷、19……定電流制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 交流電源と; リーケージインダクタンスを介在させて互いに
    直列接続された第一および第二の入力巻線と、前
    記第二の入力巻線に磁気的に密結合された出力巻
    線と、を有し、前記第一および第二の入力巻線で
    構成される入力巻線の両端が前記交流電源の出力
    端子に接続された出力トランスと; 前記交流電源の一方の出力端子と前記第一およ
    び第二の入力巻線の中間との間に、前記第一の入
    力巻線およびリーケージインダクタンスとで、閉
    回路を形成するように設けられた位相制御回路
    と; 前記出力トランスの前記出力巻線に一次側が直
    列接続された複数個の可飽和絶縁変圧器と; 前記各可飽和絶縁変圧器の二次側に接続された
    複数個の負荷と; 前記可飽和絶縁変圧器の電流に応じて前記位相
    制御回路の導通位相角を制御する定電流制御回路
    と; を具備したことを特徴とする定電流電源装置。
JP4705581A 1981-03-30 1981-03-30 Constant current power supply device Granted JPS57161910A (en)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123712A (en) * 1979-03-15 1980-09-24 Toshiba Electric Equip Corp Constant-current power unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123712A (en) * 1979-03-15 1980-09-24 Toshiba Electric Equip Corp Constant-current power unit

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