JPH0363035B2 - - Google Patents

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JPH0363035B2
JPH0363035B2 JP56204296A JP20429681A JPH0363035B2 JP H0363035 B2 JPH0363035 B2 JP H0363035B2 JP 56204296 A JP56204296 A JP 56204296A JP 20429681 A JP20429681 A JP 20429681A JP H0363035 B2 JPH0363035 B2 JP H0363035B2
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JP
Japan
Prior art keywords
wheel
pinion
gear
minute
train
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56204296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58105082A (ja
Inventor
Joichi Myazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP20429681A priority Critical patent/JPS58105082A/ja
Publication of JPS58105082A publication Critical patent/JPS58105082A/ja
Publication of JPH0363035B2 publication Critical patent/JPH0363035B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/008Mounting, assembling of components

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アナログ電子時計の輪列機構に関す
る。
すなわち、ロータが毎秒1回180度回転して秒
針が毎秒1回6度回転することにより秒を表示す
る秒針付の三針時計と、ロータが2秒以上で1回
180度回転し分針がこれに対応して1分間に何ス
テツプが回転することにより分を示す二針時計、
例えば、ロータが10秒に1回180度回転し、分針
が10秒に1回1度回転することにより、1分間に
6ステツプで6度回転する二針時計との両者の輪
列の兼用性を高め、かつ、伝達輪列の駆動トルク
を高く保持することにより止まりにくい強固な時
計を実現できるようにしたものである。
従来より、ロータが1秒につき180度回転する
ことにより1秒間隔で運針する秒針付アナログ電
子時計と、ロータが2秒以上の間隔で180度回転
する秒針のない二針時計とが存在していた。しか
し、この秒針付時計の輪列の歯車の歯数比のみを
変えてロータが2秒以上の間隔で180度回転する
二針時計を作ることは困難であつた。
すなわち、ロータが1秒につき180度回転する
秒針付時計ではロータから分車までの減速比は
1/1800であるのに対し、ロータが10秒につき
180度回転する二針時計においてはロータから分
車までの減速比は1/180となる。このため、上
記の二針時計においては、各輪列の回転トルクが
上記の秒針付時計に較べて小さいものとなり、軸
受の摩擦等による輪列の負荷損失による時計の止
まりが発生しやすくなるという課題があるためで
ある。
特に、秒針付時計において秒針を取り付ける四
番車について、これを二針時計に変更する場合に
は、秒針車の秒針取付部分を短くカツトしてしま
えばよいが、輪列の構造上、秒針車には分車の中
心穴を軸受とする太い軸部を有し、そのため特に
この軸受部分での負荷抵抗を受け易かつた。これ
らの解決策として、従来ではモータを変えたり、
消費電力を増してモータの出力を上げ、輪列の駆
動力を高めなければならなかつたが、それは時計
の性能向上にとつて大きな妨げとなつていた。
本発明の目的は、ロータから分車までの歯車の
歯数比を変え、スリツプ機構を四番車と分車の回
転を伝達する歯車(例えば三番車)に設けること
により、秒針付時計と兼用性が高く、止まりにく
い二針時計の実現をすることにある。
以下本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は従来の秒針付1秒運針のアナログクオ
ーツの輪列構造の断面図、第2図は従来の10秒運
針の2針アナログクオーツの輪列構造の断面図、
第3図は本発明による10秒運針の2針アナログク
オーツの輪列構造の断面図である。
第1図において、1はロータで歯数6枚のカナ
1aを有し、1秒間に180度回転する。2は五番
車で歯数45枚の歯車2aはロータカナ1aに噛合
し、歯数15枚のカナ2bは四番車3に噛合してい
る。四番車3の先端部3cに図示しない秒針が取
付けられ、歯数60枚の歯車3aを有し、前記五番
車2のカナ2bと噛合している。又、歯数6枚の
カナ3bは三番車4の歯車4aに噛合している。
さらに、四番車の四番カナ3bの下方の軸部には
分車5の中心穴5fを軸受とし、四番車先端の針
取付部の径よりいく分太い径の軸部3eが設けら
れている。前記三番車4の歯車4aの歯数は45枚
形成されており、カナ4bには6枚の歯が形成さ
れて分歯5を噛合している。分車5の先端部5c
には図示しない分針が取付けられ、歯数48枚でバ
ネ部を有する分歯車5aが軸部5eに対し弾性を
もつて狭持し、該軸部5eとの間で一定のスリツ
プトルクを発生するようになつている。6は日の
裏車、7は筒車、8は小鉄伝え車、9は小鉄車で
歯9aを有し、該歯9aは巻真10を2段目位置
へ引いた位置で巻真10に形成された巻真カナ1
0aと噛合するようになつており、この状態で針
まわしが可能となる。11は輪列受、12は地
板、13はステータで、日の裏車6からステータ
13までの構成は一般にアナログクオーツと同じ
である。
第2図において、各輪列の軸受部の中心距離は
前述の第1図と同じ構成となつている。21はロ
ータで歯数10枚のカナ21aを有し、10秒間に1
回、180度回転する。22は五番車で歯数20枚の
歯車22aは前記ロータカナ21aに噛み合い、
歯数10枚のカナ22bは四番車23に噛み合つて
いる。四番車23は歯数15枚の歯車23aを有
し、かつ歯数6枚のカナ23bは三番車4に噛み
合つている。又、四番カナ23bの下方の軸部に
は分車5の中心穴5fを軸受とする軸部23eが
設けられている。三番車4以降の輪列は第1図で
示した輪列構成と全く同じなので詳しい説明は省
略する。
第3図の本発明の輪列構成において、各輪列の
軸受の中心距離は第2図、第1図の従来例と同様
に構成されている。
以下詳述すると、ロータ31、五番車32は第
1図と全く同じ構成となつている。33は四番車
で、五番車のカナ32bと噛合う歯数60枚の歯車
33aを有し、又、歯数10枚のカナ33bは三番
歯車34aに噛み合つている。さらに、四番カナ
33bの下方軸部には分車35の中心穴35fを
軸受とし、やゝ太い径の軸部33eが設けられて
いる。三番車34には歯数40枚を有する三番歯車
34aが設けられており、この三番歯車34aに
はバネ部34cが形成され、軸部34dに対し、
弾性をもつて狭持し、一定のスリツプトルクを発
生せしめるようになつている。又、歯数20枚のカ
ナ34bは分歯車35aと噛み合つている。35
は分車で歯数30枚の前記分歯車35aを有し、先
端部35bには図示しない分針が取りつけられ
る。
すなわち、本発明の実施例では、ロータが10秒
間に1回、180度回転する10秒運針の二針時計に
おいては、四番カナから分歯車までの減速比は
1/6となり、2秒運針の二針時計においては、
四番カナから分歯車までの減速比は1/30とな
る。このような減速比の値は、従来の秒針付時計
の輪列の歯車の歯数のみを変えて作つた場合の10
秒運針の二針時計の減速比の1/60に比べて大き
い値である。分車35以降の輪列構成は、第1図
と全く同じなので詳しい説明は省略する。
さて第2図に示すこれまでの輪列構造と、第3
図に示す本発明による輪列構造とでは、ロータに
よる五番車と四番車の駆動トルクが異なつてい
る。第2図のロータ21と第3図のロータ31の
磁石の強さ、消費する電力を同じにして各ロータ
の駆動トルクを等しく構成すると、第2図の五番
車22の回転トルクはそのギア比からロータ21
の駆動トルクの2倍であり、また四番車23の回
転トルクはロータ21の駆動トルクの3倍であ
る。第3図の五番車32の回転トルクはロータ3
1の駆動トルクの7.5倍であり、また四番車33
の回転トルクはロータ31の駆動トルクの30倍も
ある。
輪列の負荷の要因をなすものは、軸と軸受部の
摩耗劣化による摩擦抵抗の増大、針の慣性モーメ
ント、ロータの駆動で発生する側圧といつたもの
が主に挙げられるが、これらのうちで軸と軸受部
の摩擦抵抗増大による影響が最も大きい。この摩
擦抵抗の増大は実験によると、その軸の太さに比
例して増加していく。従つて減速輪列を用いてい
る一般のアナログクオーツでは、ロータに近い輪
列ほどそのギア比を大きくすると輪列の摩擦抵抗
に対する抵抗力は強くなり、本発明による第3図
の輪列構造の四番車33の回転トルクは、第2図
に示す輪列構造の四番車23の回転トルクの10倍
も大きく、また同様様に、五番車32の回転トル
クは五番車22の回転トルクの3.75倍も大きいた
め、第3図の輪列構造は第2図の輪列構造に比べ
止まりにくい構造であることが言える。ただ反
面、五番車32、四番車33のギア比を第3図の
歯数のように構成すると、四番車33から分車3
5までのギア比が小さくなり、分歯車35aの直
径が小さくなるので分歯車35a部にバネ部を形
成するのが困難となるが、三番車カナ34bを大
きくすることができ、かつ三番歯車34aも比較
的大きくすることができるため、三番歯車34a
にバネ部を形成することが比較的容易である。
ここに、三番カナの外径寸度は、従来の時計に
おいて、分歯車にスリツプ部を設けている構造に
おいて構成されている筒カナの外径寸度と同等以
上の値としてある。
そして、三番歯車は、三番カナの軸部に対し弾
性を持つて摩擦係合している。この摩擦係合の構
造は、三番歯車にばねを形成して、このばね部に
もうけられた摩擦係合部穴が三番カナの軸部に係
合するものである。この三番歯車の歯車外径と摩
擦係合部穴径の径差は、分歯車の歯車外径と筒カ
ナとの固定部穴径の径差よりも大きい値で構成さ
れているので、従来の腕時計の分歯車のスリツプ
部と同様に、三番歯車にスリツプ部を形成するこ
とができる。
このように、三番車にスリツプ機構を設けれ
ば、巻真10を小鉄車9と噛み合わせて針合わせ
をするときに、小鉄伝え車8、日の裏車6、分車
35、筒車7及び三番カナ34bは回転するが、
三番歯車34a、四番車33、五番車2およびロ
ータ1はロータのインデツクストルクなどの抵抗
で回転されず、針合わせ時にロータに針まわしの
為の巻真の回転力が伝達されてロータが高速で回
転することによる部品の損耗や巻真の針まわし力
の不安定発生が防止できる。
この発明は、以上説明したように、ステツプモ
ータの回転を四番車へ減速比1/30にて伝達する
アナログ電子時計において、ロータの回転を2秒
以上の間隔で180度ずつ回転する構成とし、四番
カナから分歯車の間にある三番車の軸部に対し弾
性を持つて摩擦係合する三番歯車と、この三番車
に噛み合い1時間に1回転する分車に分針を取り
付け、さらに筒車に時計を取りつけることによ
り、四番車や五番車の回転トルクを大きくするこ
とができるので、止まりにくい二針時計が得られ
る。
ここで、三番歯車にスリツプ機構を構成するバ
ネ部を形成するので、前記の輪列構成においては
三番歯車の寸度を比較的大きくとることができる
ので、バネ部の加工も容易で品質も安定する。
さらに、ロータから四番歯車までの仕様を変更
することなく、ロータの回転を1秒間に、180度
とし、かつ、三番車等の中間輪列の仕様を変える
だけで、秒針を有する中三針時計が得られる。こ
のとき、前記輪列の各回転軸を支持する軸受部材
の仕様は二針時計と同一で良いので部品の兼用性
は高く、品質も安定するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の秒針付アナログクオーツの輪列
構造の断面図、第2図は従来の10秒運針の2針ア
ナログクオーツの輪列構造の断面図、第3図は本
発明による10秒運針の2針アナログクオーツの輪
列構造の断面図である。 1,21,31…ロータ、2,22,32…五
番車、3,23,33…四番車、4,24,34
…三番車、5,25,35…分車、6…日の裏
車、7…筒車、8…小鉄伝え車、9…小鉄車、1
0…巻真、11…輪列受、12…地板、13…ス
テータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電池、電子回路、二極ステツプモータ、輪
    列、指針等を有し、前記ステツプモータの回転を
    五番車を介して四番車へ減速比1/30にて伝達す
    る腕時計において、 ロータの回転は2秒以上の間隔で180度ずつ回
    転する構成とし、 四番カナから分歯車までの減速比を1/30以上
    の値とする構成とし、 前記四番カナから前記分歯車へ回転を伝達する
    中間輪列を構成する三番車の三番カナの外径を分
    車を構成する筒カナの外径と同等以上の値とする
    構成とし、 三番歯車の歯車外径と三番カナとの摩擦係合部
    穴径の径差が、分歯車の歯車外径と筒カナとの固
    定部穴径の径差よりも大きい値で構成され、前記
    三番カナの軸部に対し弾性を持つて摩擦係合した
    三番歯車と、 前記三番カナと噛みあい1時間に1回転する分
    車を構成する歯車と、 前記分車から日の裏車等の減速輪列を介して12
    時間に1回転する筒車と、 前記分車に固定した分針と、 前記筒車に固定した時針と、 前記ロータから四番車までの輪列および前記三
    番車を含む中間輪列を回転可能に支持する輪列受
    部材と、 を有することを特徴とする腕時計。
JP20429681A 1981-12-17 1981-12-17 時計の輪列機構 Granted JPS58105082A (ja)

Priority Applications (1)

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JP20429681A JPS58105082A (ja) 1981-12-17 1981-12-17 時計の輪列機構

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JP20429681A JPS58105082A (ja) 1981-12-17 1981-12-17 時計の輪列機構

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Publication Number Publication Date
JPS58105082A JPS58105082A (ja) 1983-06-22
JPH0363035B2 true JPH0363035B2 (ja) 1991-09-27

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ID=16488125

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60230085A (ja) * 1984-04-27 1985-11-15 Seiko Epson Corp 水晶腕時計の薄型輪列構造
JP7471742B2 (ja) * 2019-11-20 2024-04-22 株式会社ディスコ 搬送車及び昇降ユニット

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JPS58105082A (ja) 1983-06-22

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