JPH0362718A - 電子同調式チューナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ラジオカセットテープレコーダ、システムコ
ンポーネントステレオ装置等の音声受信機に使用される
、音声受信用電子同調式チューナに、関するものである
。

従来の技術 従来の電子同調式チューナは、ＦＭ帯域からＶ　ＨＦハ
イチャンネル帯域までを１系列、ＵＨＦ帯域を１系列で
受信する方式であった。

以下図面にもとづいて従来のチューナについて説明する
。

第５図は、従来の電子同調式チューナのブロック図であ
る。１〜６は、ＵＨＦ帯域部の回路であり、それぞれ１
は入力非同調回路、２は高周波増幅器、３は段間複同調
回路、４は混合器、５は局部発振回路、６は中間周波通
過濾波器である。

７〜１１は、ＦＭ帯域からＶＨＦ帯域部の回路であり、
それぞれ７は入力単同調回路、８は高周波増幅回路、９
は股間単同調回路、１０は混合器（ＵＨＦ受信時は、中
間周波数増幅器として使用する）、１１は局部発振回路
であり、入力単同調回路７１段間単同調回路９１局部発
振回路１１は、ＦＭからＶＨＦローチャンネル並びにＶ
ＨＦハイチャンネルのそれぞれの受信にあわせて、同調
回路の動作条件に合わせて切替可能な回路構成となって
いる。１２は中間周波通過濾波器である。

発明が解決しようとする課題 このような従来方式では、音声受信機での受信周波数の
特殊性と、使用条件と、小型、低コスト化の観点から説
明すると、第一に、チャンネルプランであるがＦＭ帯域
は数百ＫＨｚ、テレビジョン放送帯域は６　Ｍ　Ｈｚ毎
に設定されている。第二に、ヘテロダイン方式は、ＦＭ
帯域は、テレビ帯への妨害排除の関係から、下側ヘテロ
ゲイン方式であり、ＦＭ帯域からテレビジョン放送帯域
まで受信可能な音声受信チューナは、ＦＭ帯域もテレビ
ジョン帯域も下側ヘテロゲイン方式を採用している。

第三に、中間周波数は１０．７〜１０．７５ＭＨｚであ
る。第四は、音声受信機では、過去ＡＭ−ＦＭ迄が主流
であったが、近年の多機能化の一環としてＶ　ＨＦ放送
、ＵＨＦ放送のテレビ音声受信機能か追加されてきた。

以上の音声受信機の受信周波数の特殊性と、使用条件の
違いと、近年の音声受信機の小型　多機能化、低コスト
が促進され、ＲＦフロントエンドに対する要望として、
小型化１周波数選局対応のプリスケーラ機能等の多機能
化の反面、従来のＦＭ帯は、■Ｉ４Ｆローチャンネルな
いし、ＶＨＦハイチャンネル迄受信可能とした、ＩＣの
開発にともなって、マザーボードに配置する場合もあり
、Ｖｌ−ＩＰハイチャンネルからＵ　ＨＦ迄で受信でき
るチュナや、ＵＨＦ専用チューナの要望もある。一方で
は、セットの標増化設計のため、マザーボードの統一化
の動きもある。これらの市場動向に合致する為には、Ｒ
Ｆフロントエンドとして、多種多様化の傾向にあり、従
来方式では小型化７標準化低コスト化に欠点があった。

本発明は、上記問題点を解決するものでＦＭ帯からＵＨ
Ｆ帯迄０受信方式２回路構成を変更することによって、
小型化、標準化、低コスト化を実現する電子同調式チュ
ーナを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明は、ＦＭからＶ　Ｈ
Ｆローチャンネルを１系列、ＶＨＦハイチャンネルから
ＵＨＦチャンネルを１系列にて受信するようにしたもの
である。

作用 本発明は、上記した構成により、音声受信機のバリエー
ション設計と標準化設計、すなわち、セットのマザーボ
ードは、ＲＦフロントエンド以外の共通部分は標準化設
計し、機能のバリエーション設計に応し、ＲＦフロント
エンドの違いによって達成しようという思想に貢献する
ために、チューナ形状は、できるかぎり小型で、低コス
トで、同一形状で多種類の仕様を実現することが必要で
ある。本発明は、上記した構成により、ＦＭからＵＨＦ
迄受信するチューナと、Ｖ　ＨＦからＵ　ＨＦ迄受信す
るチューナは、２系列とも回路構成が必要であるが、■
ＨＦハイチャンネルからＵ）（Ｆ迄受信するチューナは
、従来の２系列要したのに対し、■系列で実現できる。

又Ｕ）（Ｆ専用チューナも１系列のみでいいことになる
。かつ、請求範囲第２項に記載した回路構成とすれば、
従来の方式に比べて、バンド切替機能すなわち、受信周
波数に応じて、入力や股間や局部発振回路の同調回路の
動作条件を切替る機能が、不要となるため、小型化、標
準化、低コスト化することができる。

実施例 以下、本発明の〜実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第１図の実施例において１〜３は、■ＨＦハイチャンネ
ルからＵＨＦ部の回路であり、■は入力非同調回路、２
は高周波増幅器、３は段間複同調回路である。４〜６は
ＦＭからＶＨＦローチャンネル部の回路であり、４は入
力単同調回路、５は高周波増幅器、６は股間単同調回路
である。７はＦＭからＵ　ＨＦ迄の混合器、８はＵＨＦ
部の局部発振回路、９はＦＨからＶ　ＨＦ部の局部発振
回路、１０は中間周波通過濾波器である。上記回路方式
によって、第５図の従来方式に比べて、回路数が２ケ削
減できる。又、■ＨＦハイチャンネルからＵＨＦ迄受信
するチューナの場合では、回路数が２ケ削減できること
から、小型化、低コスト化が図れることは、明らかであ
る。　第２図の本実施例では、第一の実施例で説明した
、ＶＨＦからＵ　ＨＦ部の回路３の段間回路を広帯域の
非同調回路としたものである。この回路方式であれば、
Ｖ　ＨＦハイチャンネルとＵ　ＨＦチャンネルは、第一
の実施例の場合、受信周波数が、１７０　ＭＨｚから７
７０　Ｍ　Ｈｙ、迄であり、その周波数は約４．５倍と
なる為、通常ＶＨＦハイチャンネル１７０ＭＨｚから２
２２　Ｍ　Ｈｚ迄をワンバンドとし、ＵＨＦチャンネル
４７０　Ｍ　１−１ｚから７７０　Ｍ　ｌ−１ｚをワン
バンドとし、同調回路を切替で動作させる必要かあり、
般的には、第３図の回路を用いる。第３図においてＣＩ
、Ｃｓ　は同調用コンデンサ、Ｃ２，Ｃ３はスイッチン
ク回路バイパスコンデンサ、Ｌｌ、Ｌ２゜Ｌ３．Ｌ４　
は同調用コイル、Ｒ＋　　　Ｒ２は同調電圧供給抵抗、
Ｒ３，Ｒ４はスイッチング抵抗、１７口は同調用バリキ
ャップダイオード、ハ　ニはスイッチングダイオード、
１は同調電圧端子、２はＶ　ＨＦハイチャンネルＢ端子
、３はＵ　ＨＦ　Ｂ端子である。

すなわち、ＵＨＦ受信時には、Ｕ　ＨＦ　Ｂ端子に電圧
を印加することによって、スイッチングダイオード、ハ
、二が同道するため、同調回路は、ＣＩ、イ、Ｌ１．Ｃ
２と、Ｃイア口、Ｌ２．Ｃ３でそれぞれ構成される。Ｖ
ＨＦハイチャンネル時は、ＶＨＦハイチャンネルＢ端子
に電圧を印加することによって、スイッチングダイオー
ド、ハ　ニはオプン状態となるため、同調回路は、Ｃ１
，イ、ＬＬ３と、Ｃ４，口、Ｌ２．Ｉ、、でそれぞれ構
成され、Ｌ３及びＬ４の分だけ、低い同調周波数が得ら
れる。

第４図は、非同調回路の回路図であり、１はＶＨＦハイ
チャンネルＵＨＦＢ端子、Ｒ１は高周波増幅器のコレク
タ抵抗、ＣＩ、Ｃ２は直流阻止コンデンサ兼バイパスフ
ィルタ用コンデンサ、Ｌｌ、Ｔ、、はバイパスフィルタ
用のコンデンサと抵抗である。

この実施例では、１７０　ＭＨｚ以上の周波数が通過す
るようにしである。この方式であれば、第一の実施例に
比べて、はるかに少ない部品点数で構成かできることか
ら、小型、低コスト化が図れることは、明らかである。

以上の２例の実施例とも、配線基板上に、全部品が構成
されていれば、必要に応じて、バリエション設計ができ
、標準化も図れることは言うまでもない。

発明の効果 以上のように本発明であれば、同一形状のチュナで、数
種の受信範囲の異なるチューナが、配線基板の設計をか
えず、回路数を取りのぞいたりすることで、標準化思想
のあるチューナが実現できるとともに、回路数の低減、
回路の簡略化によって、小型化、低コスト化が実現でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第２図はそれぞれ本発明の実施例による電子同
調式チューナの構成を示すブロック図、第３図は同ブロ
ックの段間複同調回路の回路図、第４図は同ブロックの
段間非同調回路の回路図、第５図は従来の電子同調式チ
ューナの構成を示すブロック図である。 ３・・・・・・段間複同調回路、３ａ・・・・・・広帯
域非同調回路、６・・・・・・段間単同調回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＦＭ帯域信号からＶＨＦローチャンネル信号を第１の回
   路系列、ＶＨＦハイチャンネル信号からＵＨＦチャンネ
   ル信号を第２の回路系列で受信し、前記第１、第２の回
   路系列の出力を１つの混合器に入力するとともに、第１
   の回路系列用局部発振器の出力と、第２の回路系列用局
   部発振器の出力とを選択的に前記混合器に印加するよう
   に構成した電子同調式チューナ。