JPH036098Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036098Y2 JPH036098Y2 JP2692285U JP2692285U JPH036098Y2 JP H036098 Y2 JPH036098 Y2 JP H036098Y2 JP 2692285 U JP2692285 U JP 2692285U JP 2692285 U JP2692285 U JP 2692285U JP H036098 Y2 JPH036098 Y2 JP H036098Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- overhead wire
- wheel
- worker
- brake wheel
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 8
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、電線への宙乗り作業時に、上方の
地線等の架空線に命綱を吊支する安全吊車に関す
るものである。
地線等の架空線に命綱を吊支する安全吊車に関す
るものである。
(従来の技術)
従来電線宙乗り作業は、例えば第3図の如く、
宙乗り車20を電線L1に掛け、この宙乗り車2
0に作業者が乗り、宙乗り車20を転動させなが
ら行い、作業者に結ばれた命綱Wは上方の地線G
上を転動可能な安全吊車21につながれていた。
宙乗り車20を電線L1に掛け、この宙乗り車2
0に作業者が乗り、宙乗り車20を転動させなが
ら行い、作業者に結ばれた命綱Wは上方の地線G
上を転動可能な安全吊車21につながれていた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記従来の方式にあつては、安全吊車21が地
線G上を自由に転動するため、いつたん作業者落
下すると地線の垂みに従つて走行し、作業者の救
出を困難にしたり、地線Gや電線L1に損傷を与
えるおそれがある。また安全吊車21は、作業者
の落下時に衝撃を緩衝することができない等の問
題点がある。この考案は上記従来の問題点を解決
しようとするものである。
線G上を自由に転動するため、いつたん作業者落
下すると地線の垂みに従つて走行し、作業者の救
出を困難にしたり、地線Gや電線L1に損傷を与
えるおそれがある。また安全吊車21は、作業者
の落下時に衝撃を緩衝することができない等の問
題点がある。この考案は上記従来の問題点を解決
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
この考案においては、上記従来の問題点を解決
するため、地線G等の架空線上を転動可能な転動
輪3と、架空線G下にあつてこれに対して接離自
在で、転動が抑制され、かつ下方に命綱Wが結合
された制動輪4と、この制動輪4を架空線Gに圧
接させるよう付勢するばね7と、常時は制動輪4
を架空線Gから離れ位置に保持して制動輪4の上
昇を阻止するが、作業者の落下の衝撃により制動
輪4がばね7を圧縮して下降したときに制動輪4
を解放するストツパ8とから安全吊車を構成し、
ばね7は、作業者の落下時の衝撃を緩衝すべく瞬
時圧縮されて制動輪4の下降を許すが、その後作
業者の体重を負いつつ復元して制動輪4を架空線
Gに圧接させるよう設定した。
するため、地線G等の架空線上を転動可能な転動
輪3と、架空線G下にあつてこれに対して接離自
在で、転動が抑制され、かつ下方に命綱Wが結合
された制動輪4と、この制動輪4を架空線Gに圧
接させるよう付勢するばね7と、常時は制動輪4
を架空線Gから離れ位置に保持して制動輪4の上
昇を阻止するが、作業者の落下の衝撃により制動
輪4がばね7を圧縮して下降したときに制動輪4
を解放するストツパ8とから安全吊車を構成し、
ばね7は、作業者の落下時の衝撃を緩衝すべく瞬
時圧縮されて制動輪4の下降を許すが、その後作
業者の体重を負いつつ復元して制動輪4を架空線
Gに圧接させるよう設定した。
(作用)
この考案においては、常時は作業者の移動に従
い安全吊車が架空線G上をスムーズに走行する。
作業者が落下すると、その衝撃により、制動輪4
が命綱Wに引かれて下降し、ばね7が圧縮されて
作業者にかかる落下の衝撃が緩衝される。制動輪
4の下降によりストツパ8が外れ、その後ばね7
が復元し、制動輪4が作業者もろとも押上げて架
空線Gに圧縮させ安全吊車の走行を阻止する。
い安全吊車が架空線G上をスムーズに走行する。
作業者が落下すると、その衝撃により、制動輪4
が命綱Wに引かれて下降し、ばね7が圧縮されて
作業者にかかる落下の衝撃が緩衝される。制動輪
4の下降によりストツパ8が外れ、その後ばね7
が復元し、制動輪4が作業者もろとも押上げて架
空線Gに圧縮させ安全吊車の走行を阻止する。
(実施例)
安全吊車の本体は、フレーム1とそれの下部に
固着されたばね受筒2とから成る。
固着されたばね受筒2とから成る。
フレーム1の上部には、地線等の架空線G上を
転動可能な1対の転動輪3が取付けられている。
転動可能な1対の転動輪3が取付けられている。
制動輪4は、昇降杆5の上端のブラケツト6
に、回転を抑制されて取付けられ、架空線Gの下
部に位置している。
に、回転を抑制されて取付けられ、架空線Gの下
部に位置している。
昇降杆5の下部は、ばね受筒2を垂直に昇降自
由に貫通し、その下端には命綱Wが係止されてい
る。
由に貫通し、その下端には命綱Wが係止されてい
る。
ばね7はばね受筒2内に挿入され、これと昇降
杆5との間に介在して昇降杆5を上方へ付勢す
る。
杆5との間に介在して昇降杆5を上方へ付勢す
る。
ばね受筒2の下端にはストツパ8が取付けら
れ、これが昇降杆5の下部側面に形成された係合
凹所9に係合して昇降杆5の上昇を阻止しうるよ
うになつている。ストツパ8は、昇降杆5の下降
を何ら制限せず、その下降により凹所9との係合
が外れ、いつたん係合が解かれるとリセツトしな
ければ凹所9には係合しないようになつている。
そして、ストツパ8が昇降杆の凹所9に係合した
状態では制動輪4が架空線Gに接触しないが、昇
降杆5がいつたん下降してストツパ8が外れると
制動輪4がばね力により架空線Gに圧接されるよ
うになつている。
れ、これが昇降杆5の下部側面に形成された係合
凹所9に係合して昇降杆5の上昇を阻止しうるよ
うになつている。ストツパ8は、昇降杆5の下降
を何ら制限せず、その下降により凹所9との係合
が外れ、いつたん係合が解かれるとリセツトしな
ければ凹所9には係合しないようになつている。
そして、ストツパ8が昇降杆の凹所9に係合した
状態では制動輪4が架空線Gに接触しないが、昇
降杆5がいつたん下降してストツパ8が外れると
制動輪4がばね力により架空線Gに圧接されるよ
うになつている。
この安全吊車は、昇降杆5を引下げてばね7を
圧縮し、ストツパ8を凹所9に係合させた状態
で、転動輪3を架空線G上に掛けて用いる。
圧縮し、ストツパ8を凹所9に係合させた状態
で、転動輪3を架空線G上に掛けて用いる。
(考案の効果)
この考案においては、作業者が落下するとばね
7が圧縮されてその衝撃が緩衝され、その後ばね
7が復元して制動輪4が架空線Gに圧接され、安
全吊車の走行が阻止される。従つて安全性の高い
安全吊車が提供できる。
7が圧縮されてその衝撃が緩衝され、その後ばね
7が復元して制動輪4が架空線Gに圧接され、安
全吊車の走行が阻止される。従つて安全性の高い
安全吊車が提供できる。
第1図は正面図、第2図は第1図−断面
図、第3図は従来例の正面図である。 1……フレーム、3……転動輪、4……制動
輪、5……昇降杆、7……ばね、8……ストツ
パ、9……凹所、G……架空線、W……命綱。
図、第3図は従来例の正面図である。 1……フレーム、3……転動輪、4……制動
輪、5……昇降杆、7……ばね、8……ストツ
パ、9……凹所、G……架空線、W……命綱。
Claims (1)
- 架空線上を転動可能な転動輪と、架空線下にあ
つてこれに対して接離自在で転動が抑制されかつ
下方に命綱が結合された制動輪と、この制動輪を
架空線に圧接させるよう付勢するばねと、常時は
前記制動輪を架空線から離れ位置に保持して制動
輪の上昇を阻止するが作業者の落下の衝撃で制動
輪がさらに下降したときに制動輪を解放するスト
ツパとから成り、前記ばねは作業者の落下時の衝
撃を受けて瞬時圧縮されるがその後は作業者の体
重を負つたまま復元して前記制動輪を架空線に圧
接させうるようばね力が設定されていることを特
徴とする電線宙乗り作業用安全吊車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2692285U JPH036098Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2692285U JPH036098Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144713U JPS61144713U (ja) | 1986-09-06 |
JPH036098Y2 true JPH036098Y2 (ja) | 1991-02-15 |
Family
ID=30523390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2692285U Expired JPH036098Y2 (ja) | 1985-02-26 | 1985-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036098Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-26 JP JP2692285U patent/JPH036098Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61144713U (ja) | 1986-09-06 |
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