JPH0360858A - パイプの鋳込み方法 - Google Patents

パイプの鋳込み方法

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JPH0360858A
JPH0360858A JP19665189A JP19665189A JPH0360858A JP H0360858 A JPH0360858 A JP H0360858A JP 19665189 A JP19665189 A JP 19665189A JP 19665189 A JP19665189 A JP 19665189A JP H0360858 A JPH0360858 A JP H0360858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
sand
die
mold
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP19665189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Abe
毅 安部
Ryosuke Tsukioka
月岡 良介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0360858A publication Critical patent/JPH0360858A/ja
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、パイプの鋳込み方法に関する。
(従来の技術) 例えば深絞り加工の場合、一般に、材料は成形の厳しい
深絞り部において特に熱を持ったり割れたりしがちであ
るため、深絞り部のダイフェースを冷却したり、成形し
易い材料を用いる必要がある。しかし、成形し易い材料
を用いる場合にも発熱の問題は残っているので、やはり
深絞り部のダイフェースを冷却する必要はある。
そこで、従来は、深絞り部のダイフェース冷却方法とし
て、例えば熱伝導性の良い銅を基調とした銅基合金に冷
却用の穴をドリルで開け、その銅基合金をダイにインサ
ートし、もってダイかダイフェース冷却用の穴を備える
ようにしていた。
第3図は、この従来技術に係るダイの構造を示しており
、特に、第3図(1)は、前記ダイの一部平面図、第3
図(2)は、第3図(1)に示すダイの同図中B−B線
における一部断面図である。
第3図(1)及び(2)に示されるように、ダイ10に
インサートする銅基合金12にドリルで直線の穴13を
開け、この銅基合金12をダイ10上にインサートする
。この場合、銅基合金12がダイフェース11の壁部の
一部及びダイ10上のフランジ部を形成している。この
ようなダイ10の構造の下、前記冷却用ドリル穴13の
中に水または空気を流して間接的にダイフェース11を
冷却する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来技術にあっては、ダイ10の一
部に銅基合金12といった別部材をインサートした構造
であるため、その継目に段差ができ、その結果プレス加
工部品にかじり等の成形不良が発生しがちである。また
、冷却用の穴13はドリルで開けるため直線状のみ可能
であり、よってダイフェース11形状に沿って冷却する
場合に比べ冷却効果が劣る。さらに、冷却用の穴13の
中に水を流した場合には、水が穴13の出入口部から漏
れてダイフェース11上に付着したり溜まったりする虞
もある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、冷却用のパイプを直接ダイの中に鋳込
む方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明は、予め、鋳型に組み
込むパイプの中に砂落し用の内装部材を挿入し、このパ
イプに砂込めを行い、このパイプを所望の形状に曲げ、
それから、このパイプを鋳型に組み込んで鋳込み、湯が
固化した後、前記内装部材を取り出して前記バイブ内の
砂落しを行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、予め、鋳型に組み込むパイプの中に砂
落し用の、円筒状部材にスパイラル状にスリットを形成
して成る内装部材を挿入し、このパイプに砂込めを行い
、このパイプを鋳型に組み込んで鋳込み、湯が固化した
後、前記内装部材を取り出して前記パイプ内の砂落しを
行うようにしたことを特徴とする。
(作用) このように構成することにより、予め、鋳型に組み込む
パイプの中に砂落し用の内装部材を挿入し、このパイプ
に砂込めを行い、このパイプを所望の形状に■げる。そ
れから、前記パイプを鋳型に組み込んで鋳込み、湯が固
化した後、前記内装部材を取り出して前記パイプ内の砂
落しを行う。
これにより、パイプをある程度鋳物の表面形状に沿って
鋳込むことができるので冷却効果が向上すると共に、鋳
物を一体構造物として鋳造することができる。
また、内装部材としてスパイラル状にスリットが形成さ
れた円筒状部材を用いることにより、かかる内装部材を
パイプ内へ捩りながら押し込むようにすれば、山折した
形状のパイプにも内装部材を容易に挿入することができ
る。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に係るパイプの鋳込み方法
を示す生砂型鋳物の製造工程図であり、以下では鋳物と
して、プレス型として使用されるダイを例にとって説明
する。
ダイlを作るには、まずそのダイ1の外側形状を形成す
る上下の主型を造型する必要があり、その主型に使う所
定形状の型砂を混練しなければならない(砂処理、主型
造型)。
本実施例では、それと並行して、ダイ1に組み込むパイ
プ3を用意する。このパイプ3には後の処理を容易にす
るため例えば電縫管3を用いる。
まずこの電縫管3に砂落し川の内装部材4を挿入する。
この内装部材4には例えば第2図(1)に示されるよう
なスプリング形状の柔軟性ある部材4を用いる。次に電
縫管3に砂5を詰め込み、溶接して接合する。こうして
出来たパイプ3をダイフェース2の形状に沿って■げる
(前処理)。
前処理で得られたパイプ3を前記主型に組み込んでダイ
1鋳造用の鋳型が完成する。
この鋳型に注入する溶湯は、まず目的とする材質が得ら
れる化学成分になるように地金類を配合し、これを溶解
した後、化学分析により所定の化学戊分範囲にあること
を確認したーLで前記鋳型に注湯される(溶解、注湯)
注入された高温の溶湯は、鋳型空間を充満した後、鋳型
に熱を奪われて数分以内に凝固するが、そのまま鋳型で
冷却するのを待って鋳型をばらし、鋳造されたダイ1を
取り出す。このときのダイ1は、第2図(1)に示され
るように鋳込まれたパイプ3の中に砂5が詰まっている
。そこで、前記スプリング形状の内装部材4を引き抜い
てバイブ3内の砂5を崩す。それから、取り出されたダ
イ1をショツトブラストにかけて、周囲に付着している
砂やパイプ3内の砂5を除去した後、型分割面の鋳バリ
などをグラインダで削り取る仕」二げを行って、所要の
検査を経た上でダイ1をプレス型として使用する(仕上
げ)。
第2図(1)は、第1図に示される製造工楳に従って製
造されたダイの一部平面図、第2図(2)は、第2図(
1)に示されるダイの同図中A−A線における一部断面
図である。
第2図(1)及び(2)に示されるように、冷却用のパ
イプ3が直接ダイ1の中に鋳込まれており、しかも、第
2図(1)に示されるように、冷却用のパイプ3はある
程度ダイフェース2の形状に沿って藺がっている。この
パイプ3の中に水や空気を流してダイフェース2を冷却
することができる。
従って、本実施例によれば、ダイフェース2の形状に沿
って水などを流すことができるので、ダイフェース2の
冷却効果が向上し、特に深絞り部の成形に有利である。
また、ダイ1の内部に直接バイブ3を鋳込むようにした
ので、ダイ1を一体構造物として鋳造することができ、
その結果、ダイ1に継目は存在しないため、プレス加工
部品にかじり等の成形不良が生ずることもない。また、
冷却用の水は配管を通してパイプ3の中を流すため、水
が漏れてダイフェース2上に付着したり溜まったりする
こともない。さらに、組込み時において、パイプ3を砂
込めしたのでパイプ3をつぶさずに曲げることができ、
また、砂込めに際して内装部材4をパイプ3に挿入した
ので内装部材4を取り出すことによって容易に砂落しが
できる。
また、内装部材4として第2図(3)に示されるような
円筒状部材6にスパイラル状にスリット7を形成して成
る部材を用いることもできる。この円筒状部材6は、熱
に強くてかつ弾力性を持たせるため、耐熱性樹脂である
ことが望ましい。このような形状の内装部材6を使用す
れば、それをパイプ3の中に捩りながら押し込むことに
より、既に山折した形状のパイプ3にも内装部材6を容
易に挿入することができる。
なお、本実施例にあっては、パイプ3として電縫管を使
用したが、これに限らず、若干手間はかかるが一般のパ
イプであっても良い。
また、本実施例では、内装部利4をスプリング形状の柔
軟性部材またはスパイラル状にスリット7が形成された
円筒状部材6としたが、これらに限らず、取り出すこと
によってパイプ3内の砂5を崩せるような構造のものな
らばどんな形状であっても良い。
また、本実施例にあっては、鋳型に組み込むパイプ3を
用意する前処理工程において、砂込めの後にパイプ3を
■げるようにしたが、これに限らず、パイプ3がくずれ
る危険を許容すれば、パイプ3[111げを行った後に
内装部材4の挿入と砂込めを行っても良い。この場合、
スパイラル状にスリット7が形成された円筒状部材6を
内装部)FA4として用いれば、既に回折したパイプ3
であってもこれに内装部材4を容易に挿入できることは
前述した通りである。
[発明の効果] 以上の説明により明らかなように、請求項(1)及び(
2)に共通の効果として、本発明によれば、パイプをあ
る程度鋳物の表面形状に沿って鋳込むことができる。従
って、パイプの中に冷却用の流体を流す場合、鋳物表面
の冷却効果が向上する。
また、パイプの中に砂落し用の内装部材を挿入したので
、湯が固化した後のバイブ内の砂落しが容易である。さ
らに、パイプを直接鋳物に鋳込むようにしたので、一体
構造物として成形良好な鋳物ができると共に、冷却時の
水漏れもなくなる。
また、請求項(1)に特有の効果として、本発明によれ
ば、パイプに砂込めを行ってパイプを萌げるので、パイ
プがつぶれずに助かる。
また、請求項(2)に特有の効果として、本発明によれ
ば、内装部材をパイプの中に捩りながら押し込むように
すれば、山折した形状のパイプにも内装部材を容易に挿
入することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るパイプの鋳込み方法を
示す生砂型鋳物の製造工程図、第2図(1)は第1図に
示される製造工程に従って製造されたダイの一部平面図
、第2図(2)は第2図(1)に示されるダイの同図中
A−A線における一部断面図、第2図(3)は本発明の
一実施例に使用される内装部材の斜視図、第3図(1)
は従来技術に基づいて製造されたダイの一部平面図、第
3図(2)は第3図(1)に示されるダイの同図中B−
B線における一部断面図である。 1・・・ダイ、 2・・・ダイフェース、 3・・・パイプ、 4・・・内装部材、 5・・・砂、 6・・・円筒状部材、 7・・・スリブ ト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)予め、鋳型に組み込むパイプの中に砂落し用の内
    装部材を挿入し、このパイプに砂込めを行い、このパイ
    プを所望の形状に曲げ、それから、このパイプを鋳型に
    組み込んで鋳込み、湯が固化した後、前記内装部材を取
    り出して前記パイプ内の砂落しを行うようにしたパイプ
    の鋳込み方法。
  2. (2)予め、鋳型に組み込むパイプの中に砂落し用の、
    円筒状部材にスパイラル状にスリットを形成して成る内
    装部材を挿入し、このパイプに砂込めを行い、このパイ
    プを鋳型に組み込んで鋳込み、湯が固化した後、前記内
    装部材を取り出して前記パイプ内の砂落しを行うように
    したパイプの鋳込み方法。
JP19665189A 1989-07-31 1989-07-31 パイプの鋳込み方法 Pending JPH0360858A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006018301A (ja) * 2004-07-02 2006-01-19 Samsung Electronics Co Ltd 有機発光表示装置用表示板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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