JPH0360425A - 苛性アルカリの粒状化方法 - Google Patents
苛性アルカリの粒状化方法Info
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- JPH0360425A JPH0360425A JP19559789A JP19559789A JPH0360425A JP H0360425 A JPH0360425 A JP H0360425A JP 19559789 A JP19559789 A JP 19559789A JP 19559789 A JP19559789 A JP 19559789A JP H0360425 A JPH0360425 A JP H0360425A
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- droplets
- granulation
- caustic alkali
- cooling
- granulation tower
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Landscapes
- Glanulating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は苛性アルカリの粒状化方法に関するものである
。
。
B、従来の技術及び発明が解決しようとする課題
苛性ソーダは有機合成、ナトリウム塩の製造をはじめ化
学工業全般に亘って用いられる原料である。固体の苛性
ソーダの形態としては、砕けにくい利点をもつ粒体が好
ましいが、好適な製法が確立されていないことから実情
はほとんどが薄片状である。
学工業全般に亘って用いられる原料である。固体の苛性
ソーダの形態としては、砕けにくい利点をもつ粒体が好
ましいが、好適な製法が確立されていないことから実情
はほとんどが薄片状である。
苛性ソーダを粒状化する方法として、溶融した苛性ソー
ダを多孔板を通して小滴を形成し、これを落下させると
いう思想はあるが、その具体的方法は定まっておらず、
その方法を適用した場合高さ30m以上の粒化塔が必要
であり、設備が大掛かりになるといわれている。
ダを多孔板を通して小滴を形成し、これを落下させると
いう思想はあるが、その具体的方法は定まっておらず、
その方法を適用した場合高さ30m以上の粒化塔が必要
であり、設備が大掛かりになるといわれている。
本発明はこのような背景のもとになされたものであり、
簡単な設備により均一な形状の粒子を得ることのできる
苛性アルカリの粒状化方法を提供することを目的とする
。
簡単な設備により均一な形状の粒子を得ることのできる
苛性アルカリの粒状化方法を提供することを目的とする
。
C3課題を解決するための手段及び作用本発明では、底
面に多数の小孔を形成した粒化カップを粒化塔の頂部に
配置し、この粒化カップの中に例えば融点よりも20℃
高い温度に加熱された苛性ソーダ(NaOH)を供給す
る。苛性ソーダはその自重により粒化カップの底面の小
孔から押し出され、小敵となって粒化塔内を落下する。
面に多数の小孔を形成した粒化カップを粒化塔の頂部に
配置し、この粒化カップの中に例えば融点よりも20℃
高い温度に加熱された苛性ソーダ(NaOH)を供給す
る。苛性ソーダはその自重により粒化カップの底面の小
孔から押し出され、小敵となって粒化塔内を落下する。
ここで粒化塔の底部付近より次用法へ向けて螺旋状に冷
却用ガス例えば常温の空気を通流すると、苛性ソーダの
小敵は表面張力により球形状になると共に、空気に接触
して冷却され固化する。この冷却を行う場合、小敵の温
度を100℃以下にすることが必要であり、100℃を
越えると固化した流体同士が付着し、また落下の衝撃に
より流体が偏平化する。そして粒化塔の底面への落下後
直ちに固化した粒体を排出し、更に冷却した後除湿され
た製品ホッパー内に密閉する。固化した粒体の冷却温度
については、一般に苛性ソーダはおんじが高いと粒子同
士が付着してしまうためそうならないような温度例えば
60℃以下にすることが要求される。
却用ガス例えば常温の空気を通流すると、苛性ソーダの
小敵は表面張力により球形状になると共に、空気に接触
して冷却され固化する。この冷却を行う場合、小敵の温
度を100℃以下にすることが必要であり、100℃を
越えると固化した流体同士が付着し、また落下の衝撃に
より流体が偏平化する。そして粒化塔の底面への落下後
直ちに固化した粒体を排出し、更に冷却した後除湿され
た製品ホッパー内に密閉する。固化した粒体の冷却温度
については、一般に苛性ソーダはおんじが高いと粒子同
士が付着してしまうためそうならないような温度例えば
60℃以下にすることが要求される。
以上において、製品の粒径を0,4〜2 、 Oyzの
範囲にするためには、粒化カップの小孔の口径は0.2
〜0 、7 zmであり、好ましくは0.3〜0.5m
Mである。また苛性ソーダの加熱温度については、冷却
用ガスが下方から上方へ吹き上げられているため、これ
による粒化カップでの冷却効果を考慮して決定する必要
があり、例えば苛性ソーダの融点318℃よりも再収り
高い温度例えば40°0±20℃程度に設定する。更に
苛性ソーダを落下させる場合落下距離が大きいと粒体の
落下時の衝撃力が大きくて一部が欠けるおそれがあるた
め、粒化塔の頂部から底面までの長さは15m以下であ
ることが好ましい。
範囲にするためには、粒化カップの小孔の口径は0.2
〜0 、7 zmであり、好ましくは0.3〜0.5m
Mである。また苛性ソーダの加熱温度については、冷却
用ガスが下方から上方へ吹き上げられているため、これ
による粒化カップでの冷却効果を考慮して決定する必要
があり、例えば苛性ソーダの融点318℃よりも再収り
高い温度例えば40°0±20℃程度に設定する。更に
苛性ソーダを落下させる場合落下距離が大きいと粒体の
落下時の衝撃力が大きくて一部が欠けるおそれがあるた
め、粒化塔の頂部から底面までの長さは15m以下であ
ることが好ましい。
なお本発明は苛性ソーダの粒状化に限定されるものでは
なく、その他の苛性アルカリに対しても適用することが
できる。
なく、その他の苛性アルカリに対しても適用することが
できる。
D、実施例
第1図は本発明方法を実施するための装置の一例である
。lは直径2mの円筒体よりなる粒化塔であり、頂部か
ら底部までの長さhlが8m、地上から底部までの長さ
n、か2mである。この粒化塔lの頂部には、底面に多
孔板を有する粒化カップ2が配置されており、この多孔
板には口径05TIjIの小孔が70個穿設されている
。また粒化塔!の底部付近には冷却ガスとしての空気を
導入する導入パイプ3が設けられている。
。lは直径2mの円筒体よりなる粒化塔であり、頂部か
ら底部までの長さhlが8m、地上から底部までの長さ
n、か2mである。この粒化塔lの頂部には、底面に多
孔板を有する粒化カップ2が配置されており、この多孔
板には口径05TIjIの小孔が70個穿設されている
。また粒化塔!の底部付近には冷却ガスとしての空気を
導入する導入パイプ3が設けられている。
このような装置を用い、約400℃に加熱溶融した苛性
ソーダを粒化カップ2に供給すると、苛性ソーダが自重
により多孔板の小孔より小敵となって押し出され、粒化
塔1内を落下する。一方バルブ4を通じて常温の空気を
ブロワ5に取り込み、ここで排出ガスの一部と混合して
粒化塔l内に例えば毎分的24m3の流量で流入し、上
方に向けて螺旋状に吹き上げ、塔1の上部の排出パイプ
6より排出する。これによって粒化カップ1より押し出
された苛性ソーダの小敵は、空気により冷却されて固化
し、粒化塔lの底面に粒体となって落下する。底面に衝
突した直後の粒体の温度は約80℃であり、また排出バ
イブロよりの排出ガスの温度は、導入したときよりもl
θ℃程度上昇していた。その後直ちに粒体をロータリバ
ルブ7を介して塔lの外に排出し、水冷コンベア8によ
り60℃の温度に冷却し、乾燥雰囲気である製品ホッパ
9内に密閉する。このような運転を連続して行ったとこ
ろ、粒径1.5mm程度の球形状の粒体を1時間当たり
約170kyの生産量で得ることができた。
ソーダを粒化カップ2に供給すると、苛性ソーダが自重
により多孔板の小孔より小敵となって押し出され、粒化
塔1内を落下する。一方バルブ4を通じて常温の空気を
ブロワ5に取り込み、ここで排出ガスの一部と混合して
粒化塔l内に例えば毎分的24m3の流量で流入し、上
方に向けて螺旋状に吹き上げ、塔1の上部の排出パイプ
6より排出する。これによって粒化カップ1より押し出
された苛性ソーダの小敵は、空気により冷却されて固化
し、粒化塔lの底面に粒体となって落下する。底面に衝
突した直後の粒体の温度は約80℃であり、また排出バ
イブロよりの排出ガスの温度は、導入したときよりもl
θ℃程度上昇していた。その後直ちに粒体をロータリバ
ルブ7を介して塔lの外に排出し、水冷コンベア8によ
り60℃の温度に冷却し、乾燥雰囲気である製品ホッパ
9内に密閉する。このような運転を連続して行ったとこ
ろ、粒径1.5mm程度の球形状の粒体を1時間当たり
約170kyの生産量で得ることができた。
E0発明の効果
本発明によれば、粒化カップから押し出した苛性アルカ
リの落下点における温度を100℃以下となるようにし
ているため、落下点において粒体同士が付着し有って塊
になることがなく、互いに分離された粒体群を得ること
ができる。そして落下後直ちに粒体を冷却し、嵌挿雰囲
気に密閉しているため、粒体が吸湿して表面融解にまで
至らない。また落下点における粒体の温度を100℃以
下とすればよいことから、冷却用ガスとして温度の低い
ガスを用いることができ、従って苛性アルカリの冷却速
度を大きくすることができ、このため落下距離が短くて
住むので粒化塔を例えば実施例の如く8mと低くするこ
とができる。このように粒化塔を低くすることができる
から設置上有利であり、加えて粒体の落下時における衝
撃が小さいので割れたり欠けたりするいったことがない
。
リの落下点における温度を100℃以下となるようにし
ているため、落下点において粒体同士が付着し有って塊
になることがなく、互いに分離された粒体群を得ること
ができる。そして落下後直ちに粒体を冷却し、嵌挿雰囲
気に密閉しているため、粒体が吸湿して表面融解にまで
至らない。また落下点における粒体の温度を100℃以
下とすればよいことから、冷却用ガスとして温度の低い
ガスを用いることができ、従って苛性アルカリの冷却速
度を大きくすることができ、このため落下距離が短くて
住むので粒化塔を例えば実施例の如く8mと低くするこ
とができる。このように粒化塔を低くすることができる
から設置上有利であり、加えて粒体の落下時における衝
撃が小さいので割れたり欠けたりするいったことがない
。
第1図は本発明方法に用いる装置のいちれいを示す構成
図である。 l・・・粒化塔、2・・・粒化カップ、3・・・空気導
入パイプ、6・・・空気排出パイプ、8・・・水冷コン
ベア、9・・・製品ホッパ。 外2名 第1図 実施例の構成図
図である。 l・・・粒化塔、2・・・粒化カップ、3・・・空気導
入パイプ、6・・・空気排出パイプ、8・・・水冷コン
ベア、9・・・製品ホッパ。 外2名 第1図 実施例の構成図
Claims (1)
- (1)溶融状態の苛性アルカリを、粒化塔の頂部に配置
した粒化カップに供給してその底面の多数の小孔より小
滴として落下させると共に、前記小滴の落下通路に下方
から上方へ向けて冷却用ガスを通流し、これによって前
記小滴を100℃以下の温度に冷却して固化し、粒化塔
の底面に落下した後、固化した粒体を直ちに冷却すると
共に乾燥雰囲気内に密閉することを特徴とする苛性アル
カリの粒状化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19559789A JPH0360425A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 苛性アルカリの粒状化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19559789A JPH0360425A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 苛性アルカリの粒状化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360425A true JPH0360425A (ja) | 1991-03-15 |
Family
ID=16343797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19559789A Pending JPH0360425A (ja) | 1989-07-28 | 1989-07-28 | 苛性アルカリの粒状化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0360425A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020053629A1 (en) * | 2018-09-14 | 2020-03-19 | Kueng Hans Rudolf | Method and apparatus for the production of caustic soda prills |
CN114073915A (zh) * | 2020-08-21 | 2022-02-22 | 博特化工装置股份公司 | 用于生产碱金属氢氧化物颗粒的装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141848A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-02-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジン・ヒ−トポンプ装置 |
-
1989
- 1989-07-28 JP JP19559789A patent/JPH0360425A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6141848A (ja) * | 1984-08-03 | 1986-02-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | エンジン・ヒ−トポンプ装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020053629A1 (en) * | 2018-09-14 | 2020-03-19 | Kueng Hans Rudolf | Method and apparatus for the production of caustic soda prills |
CN113015699A (zh) * | 2018-09-14 | 2021-06-22 | 博特化工装置股份公司 | 生产苛性钠颗粒的方法和装置 |
CN114073915A (zh) * | 2020-08-21 | 2022-02-22 | 博特化工装置股份公司 | 用于生产碱金属氢氧化物颗粒的装置 |
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