JPH0360384A - マイクロポンプ - Google Patents

マイクロポンプ

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Publication number
JPH0360384A
JPH0360384A JP1197234A JP19723489A JPH0360384A JP H0360384 A JPH0360384 A JP H0360384A JP 1197234 A JP1197234 A JP 1197234A JP 19723489 A JP19723489 A JP 19723489A JP H0360384 A JPH0360384 A JP H0360384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
oscillator
micropump
vibrator
oscillation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1197234A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Yamaguchi
昌樹 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP1197234A priority Critical patent/JPH0360384A/ja
Publication of JPH0360384A publication Critical patent/JPH0360384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明は、ポンプに関し、特に微少量送りが可能なマイ
クロポンプに関するものである。
[従来技術] 従来、圧電アクチユエータを用いたポンプはダイレクト
駆動が可能であり、駆動力変換機構が不必要であるとい
う利点から様々なポンプが提案されている。
しかし、圧電アクチュエータは単体では単位電圧当たり
300 [pm/V]と変位量が非常に小さいため、何
らかの変位量の拡大機構を必要としている。そこで、変
位量の大きいバイモルフ圧電体、積層圧電体及びてこの
原理を応用した拡大機構を用いたポンプが考案されてい
る。その−従来例として、特開昭62−276276号
公報の圧電ポンプの実施例を第5図及び第6図に示す。
圧電アクチュエータ1は変位伝達部材3及び4を介しレ
バー5及び6に一体化して接続され、該レバー5及び6
はヒンジ8及び9を介し固定部材7に一体化して接続さ
れ、前記圧電アクチュエータ素子1の伸縮変位量をてこ
の原理で増幅するものである。ここに、10及び11は
別の変位伝達部材、12はポンプ本体、13は弁、工4
はノズルである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来ポンプにおいて、てこの原理を
用いた方法では、変位拡大率を大きくするほど、その拡
大機構が複雑になるとともに、駆動推力が小さくなって
しまうという欠点があった。
また、上述のポンプでは被駆動物体の逆流を防止するた
めに逆止弁が不可欠であった。
拡大機構及び逆止弁は、準静力学的な運動であり、駆動
信号の周波数は構成各部の共振周波数以下(前記従来技
術例では300Hz)に制限されるために、高速応答が
困難であった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、特別な振幅拡大機構を必要とせずに、かつ大
出力化が可能な振動子を用いたポンプを得る事をその目
的としている。
さらに、逆止弁の不必要なポンプを得る事、及び数十k
Hzの駆動信号が使用可能な高速応答ポンプを得る事を
も目的としている。
〔課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のマイクロポンプは、
略楕円振動が励振され、共振状態で振動する振動子と、
該振動子の振動により内容積を変化可能なポンプ室とを
具備するという構成をとっている。
また、前記振動子は、少なくとも2ケ所の駆動部を有し
、該駆動部において前記略楕円振動の位相が互いに逆相
となるよう励振されるという構成をとっている。
[作用] 上記の構成を有する本発明のマイクロポンプは、振動子
がその形状寸法等の調節により共振状態で励振されてい
るので、非共振状態に比べ数百倍の大振幅の略楕円振動
を行う事ができる。
そして、該略楕円振動によってポンプ室内の被駆動体は
直接推力を受は送り出される。
このとき、前記振動子に形成された2ケ所以上の駆動部
が交互にポンプ動作を行うので、被駆動体は逆流する事
なく次々と送り出され逆止弁がいらない。さらに、前記
ポンプ室に高弾性材料より構成された細管を用いると、
吐出量の微調節ができる。
また、例えば振動子弾性体としてAd、ブロンズ等の金
属を用いれば共振周波数、つまり動作周波数を数十kH
z以上にすることは容易に実現できる。
[実施例コ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。
本発明のマイクロポンプに用いる振動子は例えば特願平
1−46866号の明細書及び図面に見られる超音波振
動子を用いる。
第1図及び第2図は、本実施例の超音波振動子を示した
ものである。本実施例の超音波振動子16は、矩形平板
形状を有する弾性体21の上面に、該弾性体21に曲げ
振動を励振するための第1圧電体22が着設されている
。該弾性体21において、前記着設面と略直交する側面
には、該弾性体21に縦振動を励振するための第2圧電
体23a及び23bが着設されている。
前記弾性体21の長手方向中心は、該弾性体21を固定
するための固定ボルト24a及び24bにより固定され
ている。該固定ボルト24a及び24bの他の一端は、
基台25a及び25bに固定されている。
前第−圧電体22の上面には、電極26が着設されてい
る。また前記第2圧電体23a及び23bの上面には電
極27a及び27bが着設されている。また前記弾性体
21自身は、アース電極を兼ねており、該弾性体は前記
固定ボルト24a及び24bを介して基台25a及び2
5bに接地されている。
更に該弾性体21は、その厚さ方向に所定の周波数fに
おいて両端自由端2次モードで曲げ振動し、且つ同一の
周波数fにより長さ方向に両端自由端1次モードで縦振
動するように形状寸法を調節されている。
一般に、弾性体中を伝播する縦振動の共振周波数は、該
弾性体の長さに依存する。また弾性体の厚さ方向の曲げ
振動の共振周波数は、前記長さ及び厚さに依存する。従
って、前述のような弾性体21を設計する事は容易であ
るので、その詳細は省く。
以上のように構成された超音波振動子16の作用を以下
に説明する。
まず、第1圧電体22に前記所定周波数fの交流電圧を
印加して振動させると、前記弾性体21は曲げ振動2次
モードで共振振動する。
次に第2圧電体23a及び23bに前記周波数fの交流
電圧を印加して振動させると、前記弾性体21は縦振動
1次モードで共振振動する。つまり前記固定ボルト24
a及び24bで固定される位置は各定在波の節となって
いる。
このとき、前記第1圧電体22と第2圧電体23a及び
23bに印加する電圧の振幅及び位相を調節すると、前
記弾性体21には任意の形状の略楕円振動を発生する事
が可能となる。
上述の超音波振動子を好適に利用したマイクロポンプの
動作を第3図に基づき説明する。第3図において第1図
及び第2図と同じ符号の付された各部材は、前記詳述し
た各構成部材と同一である事を意味している。
マイクロポンプ31は、高弾性体であるゴムの細管32
に前記超音波振動子16が当接されており、該超音波振
動子11の弾性体21において両端部の同一面上に駆動
部33a及び33bが形成されている。この2つの駆動
部33aと33 b l:おいては前記略楕円振動の位
相はちょうど逆相となっている。
上述のように構成されたマイクロポンプ31においては
、前記超音波振動子16の圧電体22及び23に所定周
波数fの交流電圧を印加すると、該超音波振動子16は
大振幅の略楕円振動が励振され、その振幅は数μm〜数
十μm程度になる。
該楕円振動により前記駆動部32aは第3図(a)に示
すように前記細管32を押しつぶす如く動作する。その
圧縮力により、該細管32中の流体34は同図中矢印C
の方向に駆動力を受ける。前記駆動部32aが細管32
からはなれると、振動位相が逆相の駆動部32bは同図
(b)のように細管32を圧縮する。このように、前記
流体34は駆動部32a及び32bにより略連続して駆
動力を受けるので、逆流する事なく吐出される。よって
、逆止弁を用いずとも、ポンプ動作が可能となる。
尚、上記実施例では定在波を励振する振動子を例にとり
説明したが、これに限定されるものではなく、進行波を
励振する振動子など種々の振動子を用いる事が可能であ
る。
また、上記実施例では振動子の振動周波数を超音波領域
としたが、これに限定されるものではなく、数Hz〜数
百Hz程度の低周波を用いる事も可能である。
更に、超音波振動子の弾性体及び圧電体を矩形平板とす
る例について説明したが、円板状9円環状1円筒状、棒
状、方形状等種々の形状をとる事が可能である。
上述したマイクロポンプ31を好適に利用したピペット
41の構成について第4図に基づき説明する。
同図において、第1図乃至第3図と同じ符号の付された
各部材は、前記詳述した各構成部材と同一である事を意
味している。
ピペット41は、ヨーク42中に流体34をためるため
のタンク43が形成され、該タンク43とマイクロポン
プ31を接続するための第1の流路44が配置されてい
る。更に、該マイクロポンプ31の吐出方向には、第2
の流路45が配置されている。一方、該マイクロポンプ
31を駆動するために、バッテリ46と制御回路47が
接続されている。該バッテリ46は、ベーパーバッテリ
を用いる事により、非常に小型化されている。また、4
8は前記タンク43の蓋である。
以上のような構成のピペット41では、マイクロポンプ
3101回の吐出量が非常に少量のため、正確な吐出量
制御が可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が
可能である。
[発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、振動子を用いたポンプにおいて、特別な振幅拡大機構
を必要とせずに、かつ大出力化が可能なポンプを得る事
ができる。さらに、逆止弁の不必要なポンプを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は、本発明に用いる超音波振動子の上
面を示す上面図、第2図は上記超音波振動子の側面を示
す側面図、第3図は本発明を適用するマイクロポンプの
動作を示す概略図、第4図は本発明を適用するピペット
の断面図、第5図は従来の圧電ポンプの概略図、第6図
は従来の圧電ポンプの概略図である。 図中、16は超音波振動子、31はマイクロポンプ、3
2は細管、33は駆動部である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、略楕円振動が励振され、共振状態で振動する振動子
    と、 該振動子の振動により内容積を変化可能なポンプ室とを
    具備した事を特徴とするマイクロポンプ。 2、請求項1記載のマイクロポンプにおいて、前記振動
    子は少なくとも2ケ所の駆動部を有し、該駆動部におい
    て前記略楕円振動の位相が互いに逆相になるよう励振さ
    れる事を特徴とするマイクロポンプ。 3、請求項1或いは2記載のマイクロポンプにおいて、 前記ポンプ室として高弾性材料により構成された細管を
    用いる事を特徴とするマイクロポンプ。
JP1197234A 1989-07-28 1989-07-28 マイクロポンプ Pending JPH0360384A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1197234A JPH0360384A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 マイクロポンプ

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JP1197234A JPH0360384A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 マイクロポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0360384A true JPH0360384A (ja) 1991-03-15

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ID=16371079

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JP1197234A Pending JPH0360384A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 マイクロポンプ

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JP (1) JPH0360384A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10578576B2 (en) 2015-10-28 2020-03-03 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Joint evaluation method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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