JPH0360173A - ランプ加熱装置 - Google Patents

ランプ加熱装置

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JPH0360173A
JPH0360173A JP19739989A JP19739989A JPH0360173A JP H0360173 A JPH0360173 A JP H0360173A JP 19739989 A JP19739989 A JP 19739989A JP 19739989 A JP19739989 A JP 19739989A JP H0360173 A JPH0360173 A JP H0360173A
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Tatsuo Matsuura
松浦 龍夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ツェナダイオードの製造方法に間するもので
あり、特に半導体ウェハに形成されたツェナダイオード
のツェナ電圧を簡便に調節する方法を含んだ製造方法及
びそのツェナ電圧の調節に好適に使用されるランプ加熱
装置に間する。
[従来技術] 例えば、ディスクリートのツェナダイオードは、第7図
に示すように、N形の半導体基板1の上面に酸化膜2を
介して不純物をドーピンイグしたポリシリコン(P形)
3をエピタキシャル成長させてp−n接合部6を形成し
、このポリシリコン3及び半導体基板1の裏面にそれぞ
れ電極4.5を形成した構造となっている。このような
ツェナダイオードの上記p−n接合部6に生じるツェナ
電圧は、半導体基板1内に押し込まれたポリシリコン3
内の不純物の濃度に反比例して高くな゛す、また、この
不純物の押込みは半導体ウェハの加熱ン。
度とその保持時間によって左右されることがわかってい
る。
上記半導体ウェハを加熱して保持するためには、例えば
、第8図に示すような拡散炉が使用されている。該拡散
炉は、周囲にヒータ10が取り付けられた炉体11内に
炉芯管12を横向きにして収容し、例えば、複数枚の半
導体ウェハWを搭載した複数台のカートリッジボート1
3を熱処理用ボー)14に載置し、炉芯管12の一端か
ら遮蔽板15を有するボート操作棒16て上記熱処理用
ボート14を炉芯管12内に出し入れ自在として、各半
導体ウェハ〜Vを高温状態で保持させるものである。
上記拡散炉を用いたツェナダイオードのツェナ電圧の調
節は、第6図のフローチャートで示すように行われる。
即ち、ツェナダイオード素子が形成された複数枚の半導
体ウェハWを上記カートリッジボー)13に収容して熱
処理用ボート14に載置し、ヒータ10によって、例え
ば、約1000℃の高温に保持された炉芯管12内にボ
ート操作棒16により上記熱処理用ボー)14を挿入し
て一定時間保持して取り出し、p−n接合部6のツェナ
電圧が所定値に近い値を示すようにポリシリコン3内の
不純物を半導体基板l内に押込む(ステップ100)、
  そして、素子のp−ri接合部6のツェナ電圧を、
例えば、図示していないブローμによって測定しくステ
ップ1ON)、所定のツェナ電圧となるように上記高温
の拡散炉内での再保持時間を決定し、この保持時間だけ
拡散炉内に戻して押込みを行う(ステップ102)。そ
の後、上記ブローμにて再度素子のツェナ電圧を測定し
くステップ103)、所定値が得られた半導体ウェハW
についてはツェナ電圧の調節を終了する。所定値より低
けらば、半導体ウェハ\Vは抜取られ(ステップ104
)、再び拡散炉内での保持時間を決定し、上記拡散炉内
に戻して押込みを行い(ステップ105)、素子のツェ
ナ電圧を再測定する(ステップ106)、  このとき
、所定値が得られた半導体ウェハ〜Vについては調節を
終了し、まだ所定値より低い半導体ウェハ\Vは再度ス
テップ105に戻って上記処理が繰り返され、全ての半
導体ウェハWのツェナダイオード素子が所定のツェナ電
圧となるように調節される。
[発明が解決しようとする課B] しかしながら、半導体ウェハに形成されたツェナダイオ
ード素子のツェナ電圧を上記拡散炉を用いて調節する場
合、特に、上記フローチャートのステップ105,10
6では、少しづつ押込みを行ってツェナ電圧を少しづつ
高くして所定値を越えないように制御されるため、押込
みと測定とが必然的に多数回繰り返されて工数増に繋が
るといった問題があった。
また、不純物の押込みは、半導体ウェハWが受ける総熱
被爆量、即ち、炉芯管12内の温度とこの温度下での保
持時間との積で決定されるために、低温の拡散炉内に半
導体ウェハWをある程度の時間保持させて少しだけ押込
む方法と、高温の拡散炉内に半導体ウェハWを短時間だ
け保持させて少しだけ押込む方法がある。しかし、−船
釣には、高温の拡散炉内に半導体ウェハ\Vを短時間保
持させる方法を採用して作業工数の低減が図られている
が、この方法では、次のような問題があった。
即ち、押込みに用いられる上記拡散炉には、炉芯管12
内に半導体ウェハ\Vを出し入れするときに、炉芯管1
2内の温度が一時低下し、元の高温に一定するまでに時
間的ロスを生じるといった特性がある。そのため、ツェ
ナ電圧を少しづつ高めるために、高温の拡散炉内に保持
する半導体ウェハWの保持時間が短くなると、この半導
体ウェハ〜Vの出し入れによって炉芯管12内が所定塩
度より低くなり易く、短時間で取り出せば半導体ウェハ
\Vが受ける総熱被爆量が設定量より減少して押込み量
が少なく、所望のツェナ電圧より低くなる。そのため、
上記したフローチャートのステップ105.106が余
分に繰り返され、さらに余分に工数が増加するといった
問題があった。
また、炉心管12内の半導体ウェハの被爆熱量を調べろ
と、半導体ウェハWを出し入れするフロント側の半導体
ウェハWは後から炉芯管12内に入り、先に炉芯管12
から出るので低く、奥端のリア側に向かうにつれてだん
だんと高くなっている。そのため、炉芯管12内での各
半導体ウェハ\Vの保持位置によってそれぞれの半導体
ウェハ〜Vに形成されているツェナダイオード素子のツ
ェナ電圧(Vz)が、半導体ウェハ\V同士では、第9
図のグラフで示すように一定でなくばらつく傾向があっ
た。ざらに、炉芯管12はヒータ10によって周囲から
加熱されるため、1枚の半導体ウェハWの表面温度を測
定すると、l!Ia部の方が中心部より高温になってい
た。従って、 1枚の半導体ウェハW内に形成された各
素子のツェナ電圧Vzの分布が、第10図に示すように
、温度の低くなる中心部で低く、温度の高い周辺部で高
くなってばらついていた。
従って、上記した各半導体ウェハWの炉芯管12内の温
度分布と、1枚の半導体ウェハW表面での温度分布の組
み合せにより、実際にはそれぞれの半導体ウェハ\V毎
に拡散炉内の最適温度と最適保持時間を決定しなければ
ならなかった。しかし、各半導体ウェハW′iiJに拡
散炉内の温度を上下させて総熱被爆量を調節する場合、
上記拡散炉では、ヒータ10を制御して炉芯管12内の
塩度を上下させても即座に温度が追従しないため、最適
な保持時間との相関が得られ難く、どうしても、拡散炉
内の温度を高温で一定に保った状態での半導体ウェハW
の保持時間を補正せざるを得ないといつた問題があった
【y、題を解決するための手段] 上記!!題を解決するために、本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体ウェハに形成された素子のp−n接合
部でのツェナ電圧を測定し、このツェナ電圧が予め設定
される所定値となるようにランプ加熱装置によって上記
半導体ウェハにランプ加熱を施すことを特徴とする。
また、本発明の半導体装置の製造方法に好適に利用され
るランプ加熱装置は、半導体ウェハの収容部と該半導体
ウェハ表面を加熱するランプを設けたランプ加熱装置で
あって、上記半導体ウェハ表面中央部分の温度が表面f
i11部分の温度に比べて高くなるように温度調節する
温度yAitt+手段を有することを特徴とする。
[作用] 本発明の半導体装置の製造方法によると、半導体ウェハ
に形成された素子のp−n接合部でのツェナ電圧をまず
測定し、このツェナ電圧が所望の予め設定されるツェナ
電圧となるようにランプ加熱装置によって上記p形拡散
層内の不純物がn形の半導体基板に押し込まれる。この
とき、ランプ加熱装置によるランプ加熱では、短時間で
所望温度ζこまて昇温してその温度を短時間保持してか
ら降温可能となるため、半導体ウェハを高温度雰囲気に
所定時間保持して押込みを行うことでp−n接合部のツ
ェナ電圧が所定値となるように調節して半導体装置が製
造できる。
また、本発明のランプ加熱装置では、収容部に収容され
てランプによって加熱される半導体ウェハ表面の温度が
周縁部分に比べて中心部分の方が高くなるように温度調
節手段によって調節して加熱できるようになり、拡散炉
による加熱によって半導体ウェハ周縁が高温となって生
じるツェナ電圧のばらつきを、逆に中央部分を高虐とす
ることで半導体ウェハに形成されろ各素子のツェナ電圧
のばらつきを抑えることができろ。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
本発明は、特に、第7図に示した既述の半導体ウェハ\
Vに形成されたディスクリートのツェナダイオード素子
のp−n接合部6に生じるツェナ電圧を予め設定される
所定値となるように調節する方法を含む製造方法であり
、第1図はツェナ電圧の調節を順を追って説明するフロ
ーチャートであり、第2図は本発明のランプ加熱装置の
一実施例に係る概略断面図である0本発明によってツェ
ナ電圧が調節されるツェナダイオード素子は既述の通り
であるので、ここでは説明は省略し、第1図に示したフ
ローチャートに従って半導体ウェハ\〜rに形成された
ツェナダイオード素子のツェナ電圧の調節方法を説明す
る。
まず、半導体ウェハWに形成されたツェナダイオード素
子のp−n接合部6におけるツェナ電圧が、予め設定さ
れる所定値に比較的近づくように、高温の拡散炉内に一
定時間保持する(ステップ10)。上記拡散炉は、第8
図に既述したものが用いられており、複数枚の半導体ウ
ェハ\Vを上記カートリッジボート13に収容して熱処
理用ボートl4に載置した状態で、例えば、ヒータlO
によって約1000℃の高温加熱された炉芯管12内に
挿入して一定時間保持した後に取り出し、それぞれの半
導体ウェハW毎にp−n接合部6のツェナ電圧を測定す
る(ステップ11)。
このときのツェナ電圧の測定は、例えば、図示していな
いブローバによって自動的に測定され、各半導体ウェハ
W毎に所定箇所のツェナ電圧の測定値と予め設定される
ツェナ電圧との誤差が算出される。そして、この誤差を
なくするようにポリシリコン2内の不純物を半導体基板
1内に押し込んでツェナ電圧を高めるための、加熱温度
とその温度での保持時間等の条件や両者の積で求められ
る給熱被爆量が割り出されれる。このときの加熱温度、
時間等の設定値は、後述するランプ加熱装置によって予
備実験を行なって得たものが充てられる。
加熱温度と保持時間等の条件によって半導体ウェハWの
給熱被爆量が設定されると、この条件に基づいて、例え
ば、第2図に示すランプ加熱装置20を用いて半導体ウ
ェハWを加熱する(ステップ12)。
このとき使用されるランプ加熱V装置20は、例えば、
基台21上にメタルチャンバ22を介して裏面に反射板
23を有する蓋体24を熱拡散用の石英板29と共に着
脱自在に取り付け、基台21上に半導体ウェハWの支持
台28を設けて半導体ウェハWの収容部25が形成され
ている。該収容部25に収容される半導体ウェハWの表
面中央部分の上方には、例えば、キセノンアークランプ
26が上下動自在に取り付けろでいる。該キセノンアー
クランプ26は、半導体ウェハWのシリコンに対する吸
収特性の良好な1. 2μm以下の波長の光を照射する
もので、反射板23によって反射された光を半導体ウェ
ハWが吸収して自己発熱状態となって加熱させるもので
ある。さらに、半導体ウェハWの裏面側の基台21には
上記半導体ウェハWの温度を検出するための少なくとも
1台のパイロメータ27が設けられている。
このランプ加熱装置20には、半導体ウェハW表面での
温度を調節するための温度調節手段として、例えば、ラ
ンプ26を取り付けた上下動自在の支持具28aが設け
られている。そして、この支持具26aを上下させてラ
ンプ26の高さ位置をかえ、反射板23による光の反射
状態を変動させ、収容部25の支持台28上に載置され
た半導体ウェハW表面中心部分が周縁部分より高くなる
温度分布が得られるようになっている。しかも、所定温
度の設定、所定温度までの昇温時間、所定温度での保持
時間、所定温度からの降温時間が精度良く設定でき、し
かも、同一条件での再現性が高いものとなっている0例
えば、第3図に示すように、10秒程度の短時間で11
00℃の高温に昇温し、この温度を約10程度度の短時
間保持した後に短時間で降温するといった時間−温度線
図が得られる。得られる時間−温度線図は再現性をもち
、精度も良いため、半導体ウェハW表面の温度分布や加
熱時間と経過時間の積によって得られる総光被爆量、即
ち、第3図の斜線で示した部分の面積が容易に変更でき
ろようになる。従って、半導体ウェハWに形成されたツ
ェナダイオード素子のp−n接合部6でのツェナ電圧の
分布状態を変動させることができるようになる。このと
きのツェナ電圧の分布状態を、ランプ26の取り付は位
置、加熱温度や時間等の各条件を変更して予備実験を行
って予め求めることで、上記ブローバによって測定され
たツェナ電圧を所定のツェナ電圧にするためのランプ加
熱g装置20による処理条件が設定される・ ランプ加熱装置20の処理条件としては、具体的には次
のようにして設定される。即ち、第1図フローチャート
のステップ10の拡散炉による初期押込みでは、それぞ
れの半導体ウェハWの炉芯管12内での位置と各半導体
ウェハW表面での温度分布が異なり、測定されるツェナ
電圧(Vz)が、既述の第91!I及び第1O図に示す
ようになる。
そこで、特に、第10図に示す1枚の半導体ウェハWの
下に凸状となるツェナ電圧の分布が、半導体ウェハW全
面で一定した所定のツェナ電圧(■zl)となるように
、半導体ウェハW表面での濯度分布を中心部分に比べて
周縁部分が低くなるようなランプ26の取り付は位置、
加熱温度、時間等の条件を実験によって得る。
このようにして得られた設定条件によって半導体ウェハ
Wをランプ加熱装置20でランプ加熱すると、第4図に
一点鎖線で示すステップ10の初期押込みLこよって得
られたツェナ電圧の分布が、半導体ウェハWの周辺部よ
り中央部でのツェナ電圧が矢印で示すように高められ、
半導体ウェハW表面全体で所定の一定したツェナ電圧(
VZI)が得られるようになる。
ランプ加熱が終了すると、再び図示していないブローバ
によって半導体ウェハ\Vの素子のツェナ電圧を測定す
る(ステップ13)。このとき、ステップ11によって
測定されたツェナ電圧が所定のツェナ電圧(Vzl )
となるように上記ランプ加熱装置20の加熱条件等が設
定されてランプ加熱処理が施されるため、所定のツェナ
電圧(Vzl)が得られ、ツェナ電圧の調節は終了し、
半導体ウェハWは次の工程に移送される。しかし、何等
かの原因で所定のツェナ電圧より低ければ、その誤差に
対するランプ加熱装置20による条件設定がなされ再度
ステップ12に戻ってランプ加熱処理が繰り返される。
この場合、ランプ加熱装置によるランプ加熱は、拡散炉
内での初期押込みによって測定されたツェナ電圧を直接
所定のツェナ電圧にするための条件で行われるため、ス
テップ12.13は殆ど繰り返されない。従って、従来
のように何度も押込みとツェナ電圧の測定を繰り返す方
法と比べて遥かに能率が向上し、簡単でしかも半導体ウ
ェハW全面にわたって精度良く素子のツェナ電圧が調節
されるため、生産性が高まり、工数も減少する。
さらに、第5図に示すようなランプ加熱装置30を用い
ることもできる。該ランプ加熱装置30は、例えば、冷
却水流路31を内蔵して内面を反射板32とした外枠3
3に、半導体ウェハ\Vを収容する石英製炉芯管34が
取付られたもので、上記外枠33と炉芯管34間の上下
の空間にそれぞれ複数本のタングステンハロゲンランプ
35がそれぞれ一定量111をもって平行に取り1寸け
られている。該タングステンハロゲンランプ35は、3
゜0μm以下の波長の光をpq射できるもので、上記ラ
ンプ加熱装置20と同様に、半導体ウェハ\\lを自己
発熱させて加かするものである。また、炉芯管34の一
端には開閉自在の側蓋38が取りはけられており、外枠
33の下端には半導体ウェハ\Vの温度を測定するため
のパイロメータ3Gが設けられ、さらに、上記タングス
テンハロゲンランプ35から照射される発光量を調節す
る手段として発光量調節器37が接続されている。
二のランプ加熱装置30は、上記ランプ加熱装置20と
同様に半導体ウェハWを加熱する際の所定虐度の設定、
所定温度までの昇温時間、所定温度での保持時間、所定
温度からの降温時間及び、半導体ウェハW表面での温度
分布が同一条件下での再現性をもって精度も良い。半導
体ウェハW表面の温度分布の調節は、例えば、発光量調
節器37によって点灯するタングステンランプ35と消
灯するタングステンランプ350組み合せて調節したり
、発光量そのものを調節する等によってなされ、中央部
分が周縁部分より高温となっている。
このランプ加熱装置30を用いて第1図に示すフローチ
ャートのステップ12のランプ加熱を行っても、上記ラ
ンプ加熱装置20と同様に、各半導体ウェハ\Vに形成
されるツェナダイオード素子のp−n接合部6における
ツェナ電圧を簡単でしかも精度良く所定のツェナ電圧と
なるように調節できる。
尚、拡散炉による押込み後の半導体ウェハ\Vに形成さ
れた素子のツェナ電圧の分布から、半導体ウェハW全面
でツェナ電圧が一定の所定値となるように1回のランプ
加熱装置20.30による処理条件が確立できれば、第
1図のフローチャートで示し・たステップ13て行われ
るランプ加熱後の半導体ウェハWに形成された素子のツ
ェナ電圧の測定は省略してもよい。
また、本発明はディスクリートのツェナダイオード素子
のp−n接合部のツェナ電圧の調節方法を含む製造方法
を示したが、IC内の素子のp−n接合部のツェナ電圧
を調節する場合にも適応できるものである。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明の半導体装置の
製造方法によると、半導体ウェハに形成された素子のp
−n接合部でのツェナ電圧がランプ加熱装置の条件設定
によって簡単に所定値となるように調節できるので、ツ
ェナ電圧の測定を繰り返す従来の方法と比べて通かに能
率が向上し、工数も減少する。また、本発明のランプ加
熱装置を用いてツェナ電圧のt!!IWJを行うと、半
導体ウェハに形成された素子全部のツェナ電圧を所定値
に一定させるといった調節が可能となり、生産性が高ま
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る半導体装置の製造方法
に含まれるツェナ電圧の調節方法を示すフローチャート
、第2図は本発明のランプ加熱装置の概略断面図、第3
図は同装置における時間−温度線図の一例、第4図は同
装置によるツェナ電圧の調節例を示すグラフの一例、第
5図は他のランプ加熱装置の概略断面図である。 第6図は従来の半導体装置の製造方法におけるツェナ電
圧の調節方法を示すフローチャート、第7図は半導体ウ
ェハに形成されたツェナダイオード素子の断面図、第8
図は不純物の押込みを行う拡散炉の断面図、第9図及び
第10図は何れも拡散炉による押込み後に測定されたツ
ェナ電圧の分布例を示すグラフである。 6・・・p−n接合部、 20.30・・・ランプ加熱装置、 25.34・・・収容部、 26.34・・・ランプ、 27.37・・・温度調節手段、 W・・・半導体ウェハ。 特  許  出  願  人 関西日本電気株式会社 第 図 M2図 第3図 M4図 箒6図 第7図 M8図 M9図 ア 央 側 部 M10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体ウェハに形成された素子のp−n接合部で
    のツェナ電圧を測定し、このツェナ電圧が予め設定され
    る所定値となるようにランプ加熱装置によって上記半導
    体ウェハにランプ加熱を施すことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. (2)半導体ウェハの収容部と該半導体ウェハ表面を加
    熱するランプを設けたランプ加熱装置であって、上記半
    導体ウェハ表面中央部分の温度が表面周縁部分の温度に
    比べて高くなるように温度調節する温度調節手段を有す
    ることを特徴とするランプ加熱装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121327A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Nec Kansai Ltd ツエナ−ダイオ−ドの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121327A (ja) * 1984-11-16 1986-06-09 Nec Kansai Ltd ツエナ−ダイオ−ドの製造方法

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