JPH0357435A - 磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents
磁気共鳴イメージング方法Info
- Publication number
- JPH0357435A JPH0357435A JP1193599A JP19359989A JPH0357435A JP H0357435 A JPH0357435 A JP H0357435A JP 1193599 A JP1193599 A JP 1193599A JP 19359989 A JP19359989 A JP 19359989A JP H0357435 A JPH0357435 A JP H0357435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- echo
- time
- echo signal
- magnetic field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 238000002595 magnetic resonance imaging Methods 0.000 title claims description 14
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000001208 nuclear magnetic resonance pulse sequence Methods 0.000 claims description 15
- 230000000877 morphologic effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 14
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 10
- 101100314299 Listeria innocua serovar 6a (strain ATCC BAA-680 / CLIP 11262) tpi-2 gene Proteins 0.000 abstract 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
- 238000005481 NMR spectroscopy Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 210000003254 palate Anatomy 0.000 description 1
- 210000004872 soft tissue Anatomy 0.000 description 1
- 210000001519 tissue Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、核磁気共鳴( N M R : Nucle
arMagnetic Resonance)現象を応
用した磁気共鳴イメージング方法に係わり,特に、静磁
場中に配置された被検者に対して2次元フーリエ変換法
に基づく傾斜磁場および90゜−180゜パルス系列の
高周波パルスを印加し,誘起されたエコー信号を収集し
被検出部位の形態情報または機能情報を得る磁気共鳴イ
メージング方法に関する. (従来の技術) ?磁気共鳴現象は、磁場中におかれた原子核が特定波長
の電磁波エネルギーを共鳴吸収して、次いでこのエネル
ギーを電磁波として放出する現象である。この現象を利
用して生体の診断を行うMUは,上述の原子核、特に、
プロトンから放出される電磁波を検出して、検出された
信号を処理して、原子核(プロトン)密度、縦緩和時間
T■,横緩和時間T2、流れ、化学シフト等の情報が反
映された被検者の断層像等の診断情報が得られるところ
で、この断層像を得るために用いられる磁気共鳴イメー
ジング方法として、90” −180°系列の高周波パ
ルスを用いるスピンエコー法が多用されている。このス
ピンエコー法では,静磁場の不均一性による位相のずれ
を除くために、90″′パルスと得られるエコー信号の
ピーク値との中央に180゜パルスを印加している。即
ち、90’パルスの印加中心のタイミング時間を 1=
0、180″′パルスの印加中心のタイミング時間 t
=’ri,,、エコー信号のピーク値の時間 t=TI
!どの間には、Tよ.。” T E / 2の関係が必
要である。
arMagnetic Resonance)現象を応
用した磁気共鳴イメージング方法に係わり,特に、静磁
場中に配置された被検者に対して2次元フーリエ変換法
に基づく傾斜磁場および90゜−180゜パルス系列の
高周波パルスを印加し,誘起されたエコー信号を収集し
被検出部位の形態情報または機能情報を得る磁気共鳴イ
メージング方法に関する. (従来の技術) ?磁気共鳴現象は、磁場中におかれた原子核が特定波長
の電磁波エネルギーを共鳴吸収して、次いでこのエネル
ギーを電磁波として放出する現象である。この現象を利
用して生体の診断を行うMUは,上述の原子核、特に、
プロトンから放出される電磁波を検出して、検出された
信号を処理して、原子核(プロトン)密度、縦緩和時間
T■,横緩和時間T2、流れ、化学シフト等の情報が反
映された被検者の断層像等の診断情報が得られるところ
で、この断層像を得るために用いられる磁気共鳴イメー
ジング方法として、90” −180°系列の高周波パ
ルスを用いるスピンエコー法が多用されている。このス
ピンエコー法では,静磁場の不均一性による位相のずれ
を除くために、90″′パルスと得られるエコー信号の
ピーク値との中央に180゜パルスを印加している。即
ち、90’パルスの印加中心のタイミング時間を 1=
0、180″′パルスの印加中心のタイミング時間 t
=’ri,,、エコー信号のピーク値の時間 t=TI
!どの間には、Tよ.。” T E / 2の関係が必
要である。
そのために、エコー信号の収集時間を長くすることがで
きず、S/N比が改善できない問題がある。即ち、エコ
ー信号の収集の開始時間は、最も早い時間としてもパル
ス幅tyの180゜パルスの印加終了後となるために、
スライス用傾斜磁場の立ち下がり時間をαとすると、エ
コー信号収集時間Ta9は,エコーピーク値に対して対
称にデータを収集するとして、Ta9≦TE−tυ−2
αの制約を受けてしまう。従って、同一分解能の条件下
では,T,qの上限は、T.,tvおよびαの値で決定
されてしまう。その結果、エコー信号の雑音はl /
J T a qに比例するために、S/N比が改善でき
ない。
きず、S/N比が改善できない問題がある。即ち、エコ
ー信号の収集の開始時間は、最も早い時間としてもパル
ス幅tyの180゜パルスの印加終了後となるために、
スライス用傾斜磁場の立ち下がり時間をαとすると、エ
コー信号収集時間Ta9は,エコーピーク値に対して対
称にデータを収集するとして、Ta9≦TE−tυ−2
αの制約を受けてしまう。従って、同一分解能の条件下
では,T,qの上限は、T.,tvおよびαの値で決定
されてしまう。その結果、エコー信号の雑音はl /
J T a qに比例するために、S/N比が改善でき
ない。
(発明が解決しようとする課題)
上述したように,これまでのスピンエコー法は、 I8
0゜パルスを9(1’パルスの印加中心のタイミング時
間とエコー信号のピーク値の時間との略中間に配置する
必要があるために,十分な信号収集時間を確保すること
ができず.S/N比を十分改善できなかった。
0゜パルスを9(1’パルスの印加中心のタイミング時
間とエコー信号のピーク値の時間との略中間に配置する
必要があるために,十分な信号収集時間を確保すること
ができず.S/N比を十分改善できなかった。
本発明の目的は、S/N比が改善されると共に,静磁場
の不均一性の影響が相殺され、しかも,水と脂肪のケミ
カルシフトによるスピンの位相のずれが補償されたマル
チェコー法に適する磁気共鳴イメージング方法を提供す
ることにある。
の不均一性の影響が相殺され、しかも,水と脂肪のケミ
カルシフトによるスピンの位相のずれが補償されたマル
チェコー法に適する磁気共鳴イメージング方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、静磁場中に配置された被検者に対して2次元
フーリエ変換法に基づく傾斜磁場および90”−180
゜パルス系列の高周波パルスを印加し,誘起されたエコ
ー信号を収集し被検出部位の形態情報または機能情報を
得る磁気共鳴イメージング方法において、前記180゜
パルスの第1番目の印加中心のタイミング時間を,90
゜パルスの印加中心のタイミング時間を1=0としたと
きに、t=TB′/2に設定し{ここで、TE′は、プ
ロトンに対するエコー時間T巳からプロトンと脂肪との
ケミカルシフト量に基づき求まるプロトンと脂肪とのス
ピンの位相が揃う周期τc若しくはnτc (nは工以
上の整数)を差し引いたものである。}、第3エコー信
号以下の第mエコー信号(mは3以上の整数)のエコー
時間TFimに対して、第3番目以降の180゜パルス
の印加中心のタイミング時間T,c.を、 T,c, = (Te. + TF!(.−、
)) / 2 .に設定すると共に、第2エコー
信号のエコー時間TI1!2に対する第2番目のL80
゜パルスの印加中心のタイミング時間Tz2を、 Tzz = (Tm +TEL − ? Q) / 2
,に設定することを特徴とする磁気共鳴イメージング方
法である。
フーリエ変換法に基づく傾斜磁場および90”−180
゜パルス系列の高周波パルスを印加し,誘起されたエコ
ー信号を収集し被検出部位の形態情報または機能情報を
得る磁気共鳴イメージング方法において、前記180゜
パルスの第1番目の印加中心のタイミング時間を,90
゜パルスの印加中心のタイミング時間を1=0としたと
きに、t=TB′/2に設定し{ここで、TE′は、プ
ロトンに対するエコー時間T巳からプロトンと脂肪との
ケミカルシフト量に基づき求まるプロトンと脂肪とのス
ピンの位相が揃う周期τc若しくはnτc (nは工以
上の整数)を差し引いたものである。}、第3エコー信
号以下の第mエコー信号(mは3以上の整数)のエコー
時間TFimに対して、第3番目以降の180゜パルス
の印加中心のタイミング時間T,c.を、 T,c, = (Te. + TF!(.−、
)) / 2 .に設定すると共に、第2エコー
信号のエコー時間TI1!2に対する第2番目のL80
゜パルスの印加中心のタイミング時間Tz2を、 Tzz = (Tm +TEL − ? Q) / 2
,に設定することを特徴とする磁気共鳴イメージング方
法である。
(作 用)
本発明の磁気共鳴イメージング方法では、第l番目の1
80゜バルスの印加中心のタイミング時間を、90″パ
ルスの印加中心のタイミング時間を1=0としたときに
、t=TE′/2に設定することのより、180’パル
スの印加中心のタイミング時間をτc / 2だけ90
’パルスに近付けることにより、第1エコー信号のエコ
ー信号収集時間が長くできると共に、第3エコー信号以
下の第mエコー信号(mは3以上の整数)のエコー時間
T2に対して、第3番目以降の180’パルスの印加中
心のタイミング時間T,c..を.T,,=(TE,+
T巳,,−、,)/2に設定することにより、合せて第
3エコー信号以下のエコー信号収集時間を長くすること
ができて、S/N比が向上できる。
80゜バルスの印加中心のタイミング時間を、90″パ
ルスの印加中心のタイミング時間を1=0としたときに
、t=TE′/2に設定することのより、180’パル
スの印加中心のタイミング時間をτc / 2だけ90
’パルスに近付けることにより、第1エコー信号のエコ
ー信号収集時間が長くできると共に、第3エコー信号以
下の第mエコー信号(mは3以上の整数)のエコー時間
T2に対して、第3番目以降の180’パルスの印加中
心のタイミング時間T,c..を.T,,=(TE,+
T巳,,−、,)/2に設定することにより、合せて第
3エコー信号以下のエコー信号収集時間を長くすること
ができて、S/N比が向上できる。
さらに,第2エコー{a号のエコー時間TI1!2に対
する第2番目の180゜パルスの印加中心のタイミング
時間Tえ2を、Tcz = (TE2+ TEx−τc
)/ 2に設定することにより、このパルスシーケン
スで得られる第2エコー以降のエコー信号すべてについ
て,静磁場の不均一性の影響が相殺されると共に水と脂
肪のケミカルシフトによるスピンの位相のずれが補償さ
れる. (実施例) 本発明の実施例の説明に先立ち、本発明の実施例が適用
される発明について説明する。この発明は、従来のスピ
ンエコー法に比較して改善されたS/N比を有するもの
であって,既に本出願人により特願昭63−12651
3号として出願されており、本出願人がハイブリッド・
エコー法と命名したものである。即ち、第3図にそのパ
ルスシーケンスが示される様に、180゜パルスの印加
中心のタイミング時間を、水と脂肪のケミカルシフトに
よるスピンの位相が揃う周期τcの半分の時間だけ90
6パルスに近付けるものである。その結果,エコー信号
収集時rJjTaq’が、 THq’ = Tf!+ t c − (ty+2α)
まで延長することができ、180°パルスの印加中心の
タイミング時間が t=T./2である従来のスピンエ
コー法におけるエコー信号収集時間Ta9、Taq ”
TE ( t y+2α)に比べてτc時間だけ
長くすることができ、画像の分解能が一定であれば、I
J T aq’ / T aq ,だけ画像のノイズ
が減少し、結果として.S/N比が向上できるものであ
る. ここで、1゛Eはエコー信号までのエコー時間.
Tiiは180゜パルスのパルス幅、αは傾斜磁場の立
ち上がり若しくは立ち下がり時間である。
する第2番目の180゜パルスの印加中心のタイミング
時間Tえ2を、Tcz = (TE2+ TEx−τc
)/ 2に設定することにより、このパルスシーケン
スで得られる第2エコー以降のエコー信号すべてについ
て,静磁場の不均一性の影響が相殺されると共に水と脂
肪のケミカルシフトによるスピンの位相のずれが補償さ
れる. (実施例) 本発明の実施例の説明に先立ち、本発明の実施例が適用
される発明について説明する。この発明は、従来のスピ
ンエコー法に比較して改善されたS/N比を有するもの
であって,既に本出願人により特願昭63−12651
3号として出願されており、本出願人がハイブリッド・
エコー法と命名したものである。即ち、第3図にそのパ
ルスシーケンスが示される様に、180゜パルスの印加
中心のタイミング時間を、水と脂肪のケミカルシフトに
よるスピンの位相が揃う周期τcの半分の時間だけ90
6パルスに近付けるものである。その結果,エコー信号
収集時rJjTaq’が、 THq’ = Tf!+ t c − (ty+2α)
まで延長することができ、180°パルスの印加中心の
タイミング時間が t=T./2である従来のスピンエ
コー法におけるエコー信号収集時間Ta9、Taq ”
TE ( t y+2α)に比べてτc時間だけ
長くすることができ、画像の分解能が一定であれば、I
J T aq’ / T aq ,だけ画像のノイズ
が減少し、結果として.S/N比が向上できるものであ
る. ここで、1゛Eはエコー信号までのエコー時間.
Tiiは180゜パルスのパルス幅、αは傾斜磁場の立
ち上がり若しくは立ち下がり時間である。
この優れたハイブリッド・エコー法を複数のエコー信号
を得るマルチェコー法に適用したパルスシーケンスとし
て、本出願人より、特願昭63−214920が出願さ
れている.即ち,このパルスシーケンスは、第4図に示
した様に,第2エコー信号以下の第mエコー信号(mは
2以上の整数)のエコー時間TE..′に対して2つ目
以下の180”パルスの印加中心のタイミング時間T,
c,を、Tpaa = (TF!lI’+Tε(s+−
t)’) / 2、に設定している。
を得るマルチェコー法に適用したパルスシーケンスとし
て、本出願人より、特願昭63−214920が出願さ
れている.即ち,このパルスシーケンスは、第4図に示
した様に,第2エコー信号以下の第mエコー信号(mは
2以上の整数)のエコー時間TE..′に対して2つ目
以下の180”パルスの印加中心のタイミング時間T,
c,を、Tpaa = (TF!lI’+Tε(s+−
t)’) / 2、に設定している。
しかしながら,このハイブリッド・エコー法では,第1
番目の180゜パルスの印加中心のタイミング時間がT
E/2としていないために静磁場の不均一性の影響を相
殺することができない,また,このハイブリッド・エコ
ー法をマルチェコー法に適用した上述のパルスシーケン
スにおいても、第2番目のl80″′パルスの印加中心
のタイミング時間を第1エコー信号と第2エコー信号と
の中央に配置しているために、ハイブリッド・エコー法
のこの欠点が引き継がれてしまい、静磁場の不均一性の
影響を相殺することができない. さらに、水と脂肪とのケミカルシフトの差を考慮して、
脂肪のスピンと水のスピンの位相が揃う周期τcだ,け
ずらせているものの、ケミカルシフト量は脂.肪の種類
や脂肪の周囲の組織によって異なるために,若干の信号
の低下はまぬがれない。
番目の180゜パルスの印加中心のタイミング時間がT
E/2としていないために静磁場の不均一性の影響を相
殺することができない,また,このハイブリッド・エコ
ー法をマルチェコー法に適用した上述のパルスシーケン
スにおいても、第2番目のl80″′パルスの印加中心
のタイミング時間を第1エコー信号と第2エコー信号と
の中央に配置しているために、ハイブリッド・エコー法
のこの欠点が引き継がれてしまい、静磁場の不均一性の
影響を相殺することができない. さらに、水と脂肪とのケミカルシフトの差を考慮して、
脂肪のスピンと水のスピンの位相が揃う周期τcだ,け
ずらせているものの、ケミカルシフト量は脂.肪の種類
や脂肪の周囲の組織によって異なるために,若干の信号
の低下はまぬがれない。
そこで、本発明は、この不都合を解消し,ハイブリッド
・エコー法をマルチェコー法に適用する好適なパルスシ
ーケンスを実現したものである。
・エコー法をマルチェコー法に適用する好適なパルスシ
ーケンスを実現したものである。
以下、本発明の実施例について、第工図および第2図を
参照して説明する。第2図は、本発明の実施例に用いら
れる磁気共鳴イメージング装置の構成を示す模式図であ
る。第2図に示す様に、この装@(1)は,エコー信号
が誘起された部位の位置情報を得るための傾斜磁場を発
生するための傾斜磁場発生コイル(2)および高周波磁
場を放射すると共に誘起された磁気共鳴信号を検出する
ための送受信コイル■を有する。この傾斜磁場発生コイ
ル(2)は、被検者(P)の身長方向の軸をZ軸とし、
このZ軸と夫々直交する軸をX@およびY411とする
と、これらの軸について傾斜磁場を発生するX軸傾斜磁
場発生コイル(2a). Y軸傾斜磁場発生コイル(2
b)、Z軸傾斜磁場発生コイル(2c)から構威される
。各傾斜磁場発生コイル(2a), (2b), (2
c)は、X軸傾斜磁場電源(4a)、Y軸傾斜磁場電源
(4b)、2軸傾斜磁場電源(4c)に、夫々接続され
ている。
参照して説明する。第2図は、本発明の実施例に用いら
れる磁気共鳴イメージング装置の構成を示す模式図であ
る。第2図に示す様に、この装@(1)は,エコー信号
が誘起された部位の位置情報を得るための傾斜磁場を発
生するための傾斜磁場発生コイル(2)および高周波磁
場を放射すると共に誘起された磁気共鳴信号を検出する
ための送受信コイル■を有する。この傾斜磁場発生コイ
ル(2)は、被検者(P)の身長方向の軸をZ軸とし、
このZ軸と夫々直交する軸をX@およびY411とする
と、これらの軸について傾斜磁場を発生するX軸傾斜磁
場発生コイル(2a). Y軸傾斜磁場発生コイル(2
b)、Z軸傾斜磁場発生コイル(2c)から構威される
。各傾斜磁場発生コイル(2a), (2b), (2
c)は、X軸傾斜磁場電源(4a)、Y軸傾斜磁場電源
(4b)、2軸傾斜磁場電源(4c)に、夫々接続され
ている。
また,送受信コイル■は、送信回路系■および受信回路
系0に接続されている。さらに、この装置(υは、パル
スシーケンスを実施するシーケンサ0、並びに各電源(
4a) ,(4b) , (4c)、送信回路系■、受
信回路系0およびシーケンサ0の全てを制御すると共に
検出信号の信号処理を行うコンピュータシステム(8)
を備える。このコンピュータシステム■で処理された信
号はディスプレイ(9)で表示される。この装置(1)
は、被検者(P)に対してZ軸方向に静磁場を発生する
静磁場コイル(図示せず)およびこの静様場コイルに電
流を供給する電源(図示せず)をも備える。
系0に接続されている。さらに、この装置(υは、パル
スシーケンスを実施するシーケンサ0、並びに各電源(
4a) ,(4b) , (4c)、送信回路系■、受
信回路系0およびシーケンサ0の全てを制御すると共に
検出信号の信号処理を行うコンピュータシステム(8)
を備える。このコンピュータシステム■で処理された信
号はディスプレイ(9)で表示される。この装置(1)
は、被検者(P)に対してZ軸方向に静磁場を発生する
静磁場コイル(図示せず)およびこの静様場コイルに電
流を供給する電源(図示せず)をも備える。
次に、本実施例のイメージング方法について、第1図を
用いて説明する。このパルスシーケンスでは、第1エコ
ー信号に対して、前述のハイブリッド・エコー法に基づ
いて、 l80@パルスの印加?心のタイミング時間T
,c■を, Tyc1= TE!1′/ 2 = (Tg1−τc)
/2、とする。その結果、第lエコー信号についてのエ
コー信号収集時間を、従来のスピンエコー法に比べて延
長することができる。ここで、τcは、プロトンと脂肪
とのケミカルシフト量に基づき求まるプロトンと脂肪と
のスピンの位相が揃う周期である。静磁場強度をH0、
水と脂肪のケミカルシフト量をσ、磁気回転比をγとす
ると、以下の式で示される. τc=2π/γσH. 水と脂肪のケミカルシフト量σは、通常,3.3〜3.
6ppmである。
用いて説明する。このパルスシーケンスでは、第1エコ
ー信号に対して、前述のハイブリッド・エコー法に基づ
いて、 l80@パルスの印加?心のタイミング時間T
,c■を, Tyc1= TE!1′/ 2 = (Tg1−τc)
/2、とする。その結果、第lエコー信号についてのエ
コー信号収集時間を、従来のスピンエコー法に比べて延
長することができる。ここで、τcは、プロトンと脂肪
とのケミカルシフト量に基づき求まるプロトンと脂肪と
のスピンの位相が揃う周期である。静磁場強度をH0、
水と脂肪のケミカルシフト量をσ、磁気回転比をγとす
ると、以下の式で示される. τc=2π/γσH. 水と脂肪のケミカルシフト量σは、通常,3.3〜3.
6ppmである。
次に,マルチェコー法における第2エコー信号に対して
は,第2番目の180゜パルスの印加中心のタイミング
時間Tπ2を以下の様に設定する。
は,第2番目の180゜パルスの印加中心のタイミング
時間Tπ2を以下の様に設定する。
T■” (Taz+T[!、一τc)/2即ち、第1エ
コー信号のピーク値の時間TI!1と第2エコー信号の
ピーク値の時間TI!2との中央からτc / 2だけ
早めに設定する。その結果,第1エコー信号の静磁場の
不均一性の影響が相殺される。
コー信号のピーク値の時間TI!1と第2エコー信号の
ピーク値の時間TI!2との中央からτc / 2だけ
早めに設定する。その結果,第1エコー信号の静磁場の
不均一性の影響が相殺される。
さらに、第3エコー信号に対しては,第3番目の180
゜パルスの印加中心のタイミング時間Tπ3を、第2エ
コー信号のピーク値の時間と第3エコー信号のピーク値
の時間との中央に設定する(図示せず). T.= (TE!J +TI!2)/ 2この第3エコ
ー信号では、第1エコー信号に対する静磁場の不均一性
の影響が第2エコー信号の収集時に相殺されているので
、静磁場の不均一性の影響はもはや現れない. また,第4エコー信号以下の第mエコー信号に対しても
、第3エコー信号に対する180゜パルスの設定と同様
に,各エコー信号のピーク値の中央に設定する.従って
、第3エコー信号以下の第mエコー信号(mは3以上の
整数)に対する180°パルスの印加中心のタイミング
時間Tや.は、以下の関係式を満足する様に設定すれば
良い.T”lcm+ = (TI!Ill + Tp(
+m−z)) / 2この様に,本発明のパルスシーケ
ンスは、第2エコーのエコー信号において静磁場の不均
一性による位相の乱れが生じないために、S/N比が改
善できる。しかも、水と脂肪とのケミカルシフトによる
位相の乱れがないために、水と脂肪とが共存する部位の
断層像の解像度も向上する。さらに、口頭蓋か等のサセ
プタビリティアーチファクトの影響を受けやすい部位の
画像精度が向上すると共に、骨や軟組織の境界でおこる
不均一性の影響をも相殺することができる。
゜パルスの印加中心のタイミング時間Tπ3を、第2エ
コー信号のピーク値の時間と第3エコー信号のピーク値
の時間との中央に設定する(図示せず). T.= (TE!J +TI!2)/ 2この第3エコ
ー信号では、第1エコー信号に対する静磁場の不均一性
の影響が第2エコー信号の収集時に相殺されているので
、静磁場の不均一性の影響はもはや現れない. また,第4エコー信号以下の第mエコー信号に対しても
、第3エコー信号に対する180゜パルスの設定と同様
に,各エコー信号のピーク値の中央に設定する.従って
、第3エコー信号以下の第mエコー信号(mは3以上の
整数)に対する180°パルスの印加中心のタイミング
時間Tや.は、以下の関係式を満足する様に設定すれば
良い.T”lcm+ = (TI!Ill + Tp(
+m−z)) / 2この様に,本発明のパルスシーケ
ンスは、第2エコーのエコー信号において静磁場の不均
一性による位相の乱れが生じないために、S/N比が改
善できる。しかも、水と脂肪とのケミカルシフトによる
位相の乱れがないために、水と脂肪とが共存する部位の
断層像の解像度も向上する。さらに、口頭蓋か等のサセ
プタビリティアーチファクトの影響を受けやすい部位の
画像精度が向上すると共に、骨や軟組織の境界でおこる
不均一性の影響をも相殺することができる。
〔発明の効果〕
以上の様に、本発明によれば、S/N比が改善されると
共に、第2エコー以降のエコー信号において静磁場の不
均一性の影響が相殺され、しかも,水と脂肪のケミカル
シフトによるスピンの位相のずれが補償されたマルチェ
コー法に適する磁気共鳴イメージング方法を提供するこ
とができる。
共に、第2エコー以降のエコー信号において静磁場の不
均一性の影響が相殺され、しかも,水と脂肪のケミカル
シフトによるスピンの位相のずれが補償されたマルチェ
コー法に適する磁気共鳴イメージング方法を提供するこ
とができる。
第1図は本発明の実施例のパルスシーケンスを示すグラ
フ、第2図は本発明の実施例に用いられる磁気共鳴イメ
ージング装置の構成を示す模式図,第3図はハイブリッ
ド・エコー法のパルスシーケンスを示すグラフ、第4図
はハイブリッド・エコー法をマルチェコー法に適応した
場合のパルスシーケンスを示すグラフである。 1・・・磁気共鳴イメージング装置、 2・・・傾斜磁場発生コイル, 3・・・送受信コイル
、4a・・・X軸傾斜磁場電源、 4b・・・Y軸傾
斜at場電源、4c・・・zrItJ傾斜磁場な源、
5・・・送信回路系,6・・・受信回路系,
7・・・シーケンサ,8・・・コンピュータシステ
ム。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 U一門 2C 第 図 H
フ、第2図は本発明の実施例に用いられる磁気共鳴イメ
ージング装置の構成を示す模式図,第3図はハイブリッ
ド・エコー法のパルスシーケンスを示すグラフ、第4図
はハイブリッド・エコー法をマルチェコー法に適応した
場合のパルスシーケンスを示すグラフである。 1・・・磁気共鳴イメージング装置、 2・・・傾斜磁場発生コイル, 3・・・送受信コイル
、4a・・・X軸傾斜磁場電源、 4b・・・Y軸傾
斜at場電源、4c・・・zrItJ傾斜磁場な源、
5・・・送信回路系,6・・・受信回路系,
7・・・シーケンサ,8・・・コンピュータシステ
ム。 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 U一門 2C 第 図 H
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 静磁場中に配置された被検者に対して2次元フーリエ変
換法に基づく傾斜磁場および90゜−180゜パルス系
列の高周波パルスを印加し、誘起されたエコー信号を収
集し被検出部位の形態情報または機能情報を得る磁気共
鳴イメージング方法において、前記180゜パルスの第
1番目の印加中心のタイミング時間を、90゜パルスの
印加中心のタイミング時間をt=0としたときに、t=
T_E′/2に設定し{ここで、T_E′は、プロトン
に対するエコー時間T_Eからプロトンと脂肪とのケミ
カルシフト量に基づき求まるプロトンと脂肪とのスピン
の位相が揃う周期τc若しくはnτc(nは1以上の整
数)を差し引いたものである。}、第3エコー信号以下
の第mエコー信号(mは3以上の整数)のエコー時間T
_E_mに対して、第3番目以降の180゜パルスの印
加中心のタイミング時間T_π_mを、 T_π_m=(T_E_M+T_E_(_m_−_1_
))/2、に設定すると共に、第2エコー信号のエコー
時間T_E_2に対する第2番目の180゜パルスの印
加中心のタイミング時間T_π_2を、 T_π_2=(T_E_2+T_E_1−τc)/2、
に設定することを特徴とする磁気共鳴イメージング方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1193599A JPH0357435A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1193599A JPH0357435A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0357435A true JPH0357435A (ja) | 1991-03-12 |
JPH0572811B2 JPH0572811B2 (ja) | 1993-10-13 |
Family
ID=16310635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1193599A Granted JPH0357435A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 磁気共鳴イメージング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357435A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2864544A1 (fr) * | 2003-12-31 | 2005-07-01 | Eska | Procede de solubilisation du polystyrene expanse |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP1193599A patent/JPH0357435A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2864544A1 (fr) * | 2003-12-31 | 2005-07-01 | Eska | Procede de solubilisation du polystyrene expanse |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572811B2 (ja) | 1993-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5565777A (en) | Method/apparatus for NMR imaging using an imaging scheme sensitive to inhomogeneity and a scheme insensitive to inhomogeneity in a single imaging step | |
JP3373563B2 (ja) | 磁気共鳴影像装置 | |
JP4229487B2 (ja) | マクスウェル項誤差を補正する方法 | |
US9316707B2 (en) | System and method of receive sensitivity correction in MR imaging | |
US6559642B2 (en) | Calibration method for use with sensitivity encoding MRI acquisition | |
JP3403751B2 (ja) | 磁気共鳴映像装置 | |
JP2001204712A (ja) | ナヴィゲータ磁気共鳴撮像エコー信号を用いた呼吸変位及び速度の測定法 | |
US7170290B2 (en) | Systems and methods for generating a magnetic resonance image based on a difference between a plurality of signals | |
US10203387B2 (en) | MR imaging with enhanced susceptibility contrast | |
EP0132358B1 (en) | Imaging method and apparatus for obtaining images using nmr | |
US6373249B1 (en) | System and method for three-dimensional interleaved water and fat image acquisition with chemical-shift correction | |
KR20130050846A (ko) | 자기 공명 영상 장치 및 그 제어 방법 | |
US7047062B2 (en) | Magnetic resonance imaging with nested gradient pulses | |
US5406947A (en) | Magnetic resonance imaging apparatus | |
JP2000157507A (ja) | 核磁気共鳴撮影装置 | |
US6466014B1 (en) | Suppression of fat signals in MR water images produced in Dixon imaging | |
JP2001511057A (ja) | 灌流画像を決定する磁気共鳴方法及び装置 | |
JPH0252639A (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
US5028871A (en) | Magnetic resonance imaging system | |
JPH0277235A (ja) | 磁気共鳴イメージング方法 | |
JP3137366B2 (ja) | 磁気共鳴イメージング装置 | |
JPH0357435A (ja) | 磁気共鳴イメージング方法 | |
EP0753759A1 (en) | Diffusion sensitizing imaging method, dynamic imaging method, and MRI apparatus | |
JPH0412734A (ja) | 磁気共鳴イメージングの方法および装置 | |
JPH0643910B2 (ja) | Nmrイメ−ジング装置による流体計測法 |