JPH0357402Y2 - - Google Patents

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JPH0357402Y2
JPH0357402Y2 JP3551487U JP3551487U JPH0357402Y2 JP H0357402 Y2 JPH0357402 Y2 JP H0357402Y2 JP 3551487 U JP3551487 U JP 3551487U JP 3551487 U JP3551487 U JP 3551487U JP H0357402 Y2 JPH0357402 Y2 JP H0357402Y2
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JP
Japan
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cleaner
cleaning
hole
cleaning body
cylindrical
Prior art date
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Expired
Application number
JP3551487U
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JPS63144147U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば工具等を嵌合連結するための
連結穴を先端に備えた工作機械の主軸の汚れを清
掃するために供せられるクリーナに関する。
従来の技術 第5図は従来公知のクリーナの一例を示してお
り、このクリーナは工具等を連結するための連結
穴が基端側に縮径してなるテーパ穴である主軸の
清掃を行うためのものである。即ち、主軸のテー
パ穴内に挿入されるべく先細テーパ状に形成され
た清掃体11と、これの基端側に設けた把持部1
2と、清掃部11の外面に複数貼着した清掃体1
3とを有してなり、把持部12を保持した状態で
清掃部11をテーパ穴内に挿入し、テーパ穴の内
壁を擦るようにして清掃体13を旋回移動させ
て、内壁に付着した油、塵埃等(以下これらを総
称して汚れという)の清掃を行うようになつてい
る。
ここに、清掃体11はセーム皮等の特殊レザー
からなり、清掃部11及び把持部12は剛性を有
する合成樹脂からなる。
また、円筒穴専用のクリーナとして清掃部が円
筒形をしたものがある。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のクリーナにあつては清掃
部11の形状に対応した寸法のテーパ穴又は円筒
穴を有する主軸の清掃しか行えず、種々の異なる
寸法のテーパ穴を有する主軸、或いは円筒穴を有
する主軸の清掃を行うためには多種類のクリーナ
を備える必要があるという難点がある。
また、特に清掃部が円筒形をした上述の如きク
リーナで円筒穴の清掃を行う場合には清掃部を穴
に挿入することがより困難になるので、使い勝手
が悪くなるという難点もある。
本考案はかかる従来技術の問題点を解決するた
めになされたものであり、相異なる形状、寸法を
有する穴の清掃が行え、また使い勝手がよいクリ
ーナを提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案に係るクリーナは、中空の把持部とこれ
の先端側に連設した中空の膨張部を備え、可撓性
を有する材質からなるクリーナ本体と、該クリー
ナ本体内に充填してある流体と、前記膨張部に、
これの外面側に表面が突出するようにして取りつ
けてある清掃体とを有してなる。
作 用 しかるときは、膨張部をこれよりも大きい穴に
挿入し、把持部を押圧すると膨張部に押し出され
る流体の圧力により膨張部が膨張し、穴の形状に
対応した形になる。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係るクリーナの縦断面図、第2
図は第1図のA−A線による断面図である。
このクリーナは把持2の先端にこれよりも大径
になつた膨張部1を連設した段付き円筒状をなし
ており、内部には水、油或いは空気等の流体4を
充填してある。クリーナの材質は可撓性、保形性
を有する、例えばニトリルゴム等の合成樹脂から
なる。
膨張部1の外面側には軸方向に長い複数(図示
例では8本)の溝1a,1a……を周方向に均等
間隔で凹設してあり、角溝1a,1a……にはセ
ーム皮等の特殊レザーからなる清掃体3,3……
を、これの表面が膨張部1の外面から少し突出す
るようにして取りつけてある。この取りつけは接
着剤等を用いて行われる。清掃体3の取りつけ位
置と対応する膨張部1の内面側には、この部分の
可撓性を高めるべく凹部1bを設けて薄肉化して
ある。同様に、把持部2にも可撓性を高めるべく
先、後端部を除く部分の内面側に環状溝2aを凹
設してある。
次に、本案クリーナを用いて主軸の連結穴を清
掃する場合について説明する。第3図は主軸5の
連結穴5aが円筒形である場合を示し、第4図は
テーパ穴である場合を示している。
まず、把持部2を保持した状態で膨張部1を連
結穴5a内に挿入する。この場合において、図示
するように膨張部1の外径は連結穴5aの内径よ
りも少し小さく設定されている。次いで、把持部
2を握り締める。そうすると、把持部2には図中
Pでび示す外圧が作用することになり、この部分
が2点鎖線で示すように縮み、内部の流体4が膨
張部1に押し出されることになる。そして、この
押し出された流体の圧力により膨張部1が連結穴
5aの形状に対応するように膨張することにな
る。即ち、連結穴5aが円筒形である場合は、第
3図に2点鎖線で示す円筒形に膨張部1が膨張
し、連結穴5aがテーパである場合は、第4図に
2点鎖線で示すテーパ状に膨張することになる。
次いで、この状態を維持しつつクリーナを旋回さ
せて、清掃体3で連結穴5aの内壁を擦りつけ、
汚れを除去する。
以上の実施例によれば、膨張部1、把持部2に
可撓性を高めるべく凹部1b、環状溝2aを設け
てあるので、膨張部1及び清掃体3の連結穴5a
の穴形状に対する追随性の向上が図れることにな
るので、特に有効である。
図示せる実施例の全容は以上の通りであるが、
本考案は各種の変形が可能である。即ち、上記凹
部1b及び/又は環状溝2aを設けない実施形態
をとつてもよいし、溝1aを設けず清掃体3を膨
張部1の外面に直接貼着する実施形態をとつても
よいし、把持部2を膨張部1よりも大きくしても
よいし、把持部2の形状を先細テーパ状に形成し
てもよい。
更には、主軸5の連結穴5a以外の穴の清掃に
ついても同様に適用できることは勿論である。
考案の効果 以上の本案クリーナによる場合は、清掃体を取
りつけた膨張部を穴の形状に追随させることがで
きるので、一本のクリーナで多種類の穴の清掃が
可能になるという効果がある。また、特に円筒穴
に対して膨張部の挿入が容易に行えることになる
ので、使い勝手がよいという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示して
おり、第1図は本考案に係るクリーナの縦断面
図、第2図は第1図のA−A線による断面図、第
3図は本案クリーナで円筒穴の清掃を行う場合を
示す断面図、第4図は本案クリーナでテーパ穴の
清掃を行う場合を示す断面図である。第5図は従
来例を示す断面図である。 1……膨張部、2……把持部、3……清掃体、
4……流体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 穴内壁の汚れを清掃するために供せられるク
    リーナにおいて、中空の把持部とこれの先端側
    に連設した中空の膨張部を備え、可撓性を有す
    る材質からなるクリーナ本体と、該クリーナ本
    体内に充填してある流体と、前記膨張部に、こ
    れの外面側に表面が突出するようにして取りつ
    けてある清掃体とを具備することを特徴とする
    クリーナ。 (2) 前記膨張部の清掃体取りつけ部の肉厚を薄く
    してあることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のクリーナ。
JP3551487U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH0357402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3551487U JPH0357402Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3551487U JPH0357402Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63144147U JPS63144147U (ja) 1988-09-22
JPH0357402Y2 true JPH0357402Y2 (ja) 1991-12-27

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JP3551487U Expired JPH0357402Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JPS63144147U (ja) 1988-09-22

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