JPH0748323Y2 - チャック装置 - Google Patents
チャック装置Info
- Publication number
- JPH0748323Y2 JPH0748323Y2 JP1990105307U JP10530790U JPH0748323Y2 JP H0748323 Y2 JPH0748323 Y2 JP H0748323Y2 JP 1990105307 U JP1990105307 U JP 1990105307U JP 10530790 U JP10530790 U JP 10530790U JP H0748323 Y2 JPH0748323 Y2 JP H0748323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- tapered
- chuck
- tip
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チャック装置の改良に関するものである。
従来から、機体のスピンドル1に穿設したテーパー孔2
に嵌着されるテーパー外周面3を有し、先端にテーパー
嵌合孔4を設けたシャンク5と、テーパー嵌合孔4に嵌
着されるテーパー筒部6を基部に有し、このテーパー筒
部6の途中に回動可能な外筒14を有し、先端にチャック
爪7を内装したチャック体8とを、テーパー嵌合孔4に
テーパー筒部6を嵌着し、シャンク5の先端面と外筒14
の基端面14′とを当接せしめて連結し、チャック体8を
シャンク5側に牽引する牽引機構18を設けた構造のチャ
ック装置が提案されている(本実施例と同一の構成部分
については同一の符号を付した。)。
に嵌着されるテーパー外周面3を有し、先端にテーパー
嵌合孔4を設けたシャンク5と、テーパー嵌合孔4に嵌
着されるテーパー筒部6を基部に有し、このテーパー筒
部6の途中に回動可能な外筒14を有し、先端にチャック
爪7を内装したチャック体8とを、テーパー嵌合孔4に
テーパー筒部6を嵌着し、シャンク5の先端面と外筒14
の基端面14′とを当接せしめて連結し、チャック体8を
シャンク5側に牽引する牽引機構18を設けた構造のチャ
ック装置が提案されている(本実施例と同一の構成部分
については同一の符号を付した。)。
しかし、この従来構造の場合にはシャンク5のテーパー
嵌合孔4に塵埃が導入されてしまうという問題がある。
嵌合孔4に塵埃が導入されてしまうという問題がある。
本考案はこの問題点を解決したチャック装置を提供する
ものである。
ものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
機体のスピンドル1に穿設したテーパー孔2に嵌着され
るテーパー外周面3を有し、先端にテーパー嵌合孔4を
設けたシャンク5と、テーパー嵌合孔4に嵌着されるテ
ーパー筒部6を基部に有し、このテーパー筒部6の途中
に回動可能な外筒14を有し、先端にチャック爪7を内装
したチャック体8とを、テーパー嵌合孔4にテーパー筒
部6を嵌着し、シャンク5の先端面と外筒14の基端面1
4′とを当接せしめて連結し、シャンク5の先端面と外
筒14の基端面14′との当接部に環状凹溝17を介してパッ
キン11を配設し、チャック体8をシャンク5側に牽引す
る牽引機構18を設けたことを特徴とするチャック装置に
係るものである。
るテーパー外周面3を有し、先端にテーパー嵌合孔4を
設けたシャンク5と、テーパー嵌合孔4に嵌着されるテ
ーパー筒部6を基部に有し、このテーパー筒部6の途中
に回動可能な外筒14を有し、先端にチャック爪7を内装
したチャック体8とを、テーパー嵌合孔4にテーパー筒
部6を嵌着し、シャンク5の先端面と外筒14の基端面1
4′とを当接せしめて連結し、シャンク5の先端面と外
筒14の基端面14′との当接部に環状凹溝17を介してパッ
キン11を配設し、チャック体8をシャンク5側に牽引す
る牽引機構18を設けたことを特徴とするチャック装置に
係るものである。
シャンク5の先端面と、チャック体8のテーパー筒部6
の途中の外筒14の基端面14′との当接部に環状凹溝17を
介してパッキン11が配設され、且つ牽引機構18によりチ
ャック体8がシャンク5側に牽引されているから、パッ
キン11が押圧されて気密が保たれ、シャンク5の先端面
とチャック体8の外筒14の基端面14′の当接部からテー
パー嵌合孔4内に塵埃が入り込むことが阻止される。特
にパッキン11は環状凹溝17内に嵌入される構成である
為、外筒14を回動させてもパッキン11のシール機能は阻
害されない。
の途中の外筒14の基端面14′との当接部に環状凹溝17を
介してパッキン11が配設され、且つ牽引機構18によりチ
ャック体8がシャンク5側に牽引されているから、パッ
キン11が押圧されて気密が保たれ、シャンク5の先端面
とチャック体8の外筒14の基端面14′の当接部からテー
パー嵌合孔4内に塵埃が入り込むことが阻止される。特
にパッキン11は環状凹溝17内に嵌入される構成である
為、外筒14を回動させてもパッキン11のシール機能は阻
害されない。
また、牽引機構18によりチャック体8とシャンク5との
連結が堅固になり、両者の緩みは生じない。
連結が堅固になり、両者の緩みは生じない。
図面は本考案の一実施例を図示したもので、シャンク5
及びチャック体8は一般的な構造のものを図示してい
る。
及びチャック体8は一般的な構造のものを図示してい
る。
また、環状凹溝17はシャンク5の先端面に形成した環状
凹溝9とチャック体8の途中に設けた回動可能な外筒14
の基端面14′に形成した環状凹溝10との二つの溝により
構成した場合である。
凹溝9とチャック体8の途中に設けた回動可能な外筒14
の基端面14′に形成した環状凹溝10との二つの溝により
構成した場合である。
図中符号12は牽引機構18としての螺子杆、符号13はテー
パー作用によりチャック爪7を拡縮せしめる回動筒、符
号爪15は鋼球、符号16はチャック爪7によって挾持する
ドリル等の進入を規制する螺子杆である。
パー作用によりチャック爪7を拡縮せしめる回動筒、符
号爪15は鋼球、符号16はチャック爪7によって挾持する
ドリル等の進入を規制する螺子杆である。
また、図面はゴム製のパッキン11を採用した場合であ
る。
る。
本考案は上述のように構成したから、シャンクのテーパ
ー嵌合孔に塵埃が入り込むことが確実に阻止され、且
つ、チャック体のシャンクに対する連結が堅固になされ
る秀れたチャック装置を提供することになる。
ー嵌合孔に塵埃が入り込むことが確実に阻止され、且
つ、チャック体のシャンクに対する連結が堅固になされ
る秀れたチャック装置を提供することになる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
の断面図、第2図は本考案の第1図におけるA−A線断
面図である。 1……スピンドル、2……テーパー孔、3……テーパー
外周面、4……テーパー嵌合孔、5……シャンク、6…
…テーパー筒部、7……チャック爪、8……チャック
体、11……パッキン、14……外筒、14′……基端面、17
……環状凹溝、18……牽引機構。
の断面図、第2図は本考案の第1図におけるA−A線断
面図である。 1……スピンドル、2……テーパー孔、3……テーパー
外周面、4……テーパー嵌合孔、5……シャンク、6…
…テーパー筒部、7……チャック爪、8……チャック
体、11……パッキン、14……外筒、14′……基端面、17
……環状凹溝、18……牽引機構。
Claims (1)
- 【請求項1】機体のスピンドル1に穿設したテーパー孔
2に嵌着されるテーパー外周面3を有し、先端にテーパ
ー嵌合孔4を設けたシャンク5と、テーパー嵌合孔4に
嵌着されるテーパー筒部6を基部に有し、このテーパー
筒部6の途中に回動可能な外筒14を有し、先端にチャッ
ク爪7を内装したチャック体8とを、テーパー嵌合孔4
にテーパー筒部6を嵌着し、シャンク5の先端面と外筒
14の基端面14′とを当接せしめて連結し、シャンク5の
先端面と外筒14の基端面14′との当接部に環状凹溝17を
介してパッキン11を配設し、チャック体8をシャンク5
側に牽引する牽引機構18を設けたことを特徴とするチャ
ック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105307U JPH0748323Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | チャック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990105307U JPH0748323Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | チャック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0463304U JPH0463304U (ja) | 1992-05-29 |
JPH0748323Y2 true JPH0748323Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31850950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990105307U Expired - Fee Related JPH0748323Y2 (ja) | 1990-10-06 | 1990-10-06 | チャック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748323Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5946570B1 (ja) * | 2015-07-06 | 2016-07-06 | 株式会社日研工作所 | 工具ホルダ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3314591A1 (de) * | 1983-04-22 | 1984-10-25 | Montanwerke Walter GmbH, 7400 Tübingen | Mehrteiliges spannsystem, insbesondere fuer rundlaufende werkzeuge |
JPH0261511U (ja) * | 1989-10-20 | 1990-05-08 |
-
1990
- 1990-10-06 JP JP1990105307U patent/JPH0748323Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463304U (ja) | 1992-05-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |