JPH0356935B2 - - Google Patents

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JPH0356935B2
JPH0356935B2 JP57145195A JP14519582A JPH0356935B2 JP H0356935 B2 JPH0356935 B2 JP H0356935B2 JP 57145195 A JP57145195 A JP 57145195A JP 14519582 A JP14519582 A JP 14519582A JP H0356935 B2 JPH0356935 B2 JP H0356935B2
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JP
Japan
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piston
cylinder
sealing
hydraulic pressure
synthetic resin
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JP57145195A
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JPS5934970A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両等のブレーキ或はクラツチ装置
において使用されるマスタシリンダに関するもの
である。
従来より、この種のものとして、シリンダ孔を
穿設したシリンダ本体と、前記シリンダ孔に摺動
自在に挿入されプツシユロツドを介して駆動用作
用力を受ける合成樹脂製のピストンと、該ピスト
ンを前記駆動用作用力に抗して付勢する戻しばね
と、前記ピストンの外周に抜止めを施して装着さ
れ前記シリンダ孔内に外部作動装置に連絡される
圧力発生用の液圧室を区画する圧力密封用の密封
部材とを備えたものが知られている。
ところで、上記ピストンは、原材料として合成
樹脂を使用しているから、強度不足という問題が
あるため、炭素を混入し、或は、ガラス繊維を混
入し、更には、変性品を用いるといつたことをし
て、強度不足を補うようにしている。ところが、
このようにしてピストンを作成すると極めて高価
なものとなり、実用化出来ないという問題があ
る。
本発明は、以上の問題に鑑みて成され、実用化
可能なマスタシリンダを提供することを目的と
し、この目的を達成するために、前記ピストン
を、比較的強度が大なる合成樹脂材料から作成さ
れ、前記液圧室の圧力に抗して前記密封部材を支
持する支持部を一体に形成して前記密封部材が直
接装着される第1部材と、比較的強度が小なる合
成樹脂材料から作成され、前記支持部と対向して
前記密封部材の前記第1部材に対する抜止めをな
す第2部材とからの結合体より構成するととも
に、前記第1部材には、前記支持部の一端側に前
記駆動用作用力を受ける受部を、前記支持部の他
端側に外周に前記密封部材が直接装着され端部側
に前記第2部材全体が前記液圧室内に位置して嵌
めつけられる突部を各々形成するようにしたもの
である。
本発明は、以上のように構成することにより、
第1部材は、支持部の一端側でピストン駆動用作
用力を受け、他端側では、液圧室の圧力を突部に
受けるとともに密封部材を介在して支持部に受け
るため大きな力が作用するものの、第2部材は、
その全体が液圧室内に位置するので、液圧室内の
圧力を受けてもそれが実質的に相殺されることと
なり、第1部材のように大きな力が作用すること
はない。従つて、第1部材のみを比較的強度が大
なる合成樹脂製とし、第2部材を比較的強度が小
なる合成樹脂製とすることができ、ピストンは、
その全体を強度が大なる材料から作成する場合に
比べ、強度が大なる材料から作成する部分を少な
くして、より安価に作成できる。
さらに、第2部材に対する圧力による作用力は
互いに相殺されるので、第1部材との結合は、強
固に行う必要がなく、また、単純な手段で行うこ
とが可能となり、ピストンの生産性が向上する、
といつた効果を奏するものである。
以下、図例に基づいて本発明のマスタシリンダ
について詳説する。
第1図は、本発明の一実施例であるクラツチ用
のセンターバルブ型シングルマスタシリンダの側
面図、第2図は、第1図示の第2部材のみの側面
図である。
図において、マスタシリンダは、全体として1
で示され、シリンダ孔2を形成した合成樹脂製の
シリンダ本体3を有し、シリンダ本体3には、シ
リンダ孔2底部に設けた段付孔4を介してシリン
ダ孔2内と連絡する内部空所5を備えた液溜6を
一体に設てある。
シリンダ孔2には、ピストン7が摺動自在に挿
入されており、シリンダ孔2底部との間に液圧室
8を区画している。ピストン7は、右方側に位置
する第1部材9と、左方側に位置する第2部材1
0との結合構造体であり、第1部材9は、高強度
合成樹脂材料から、第2部材10は、比較的強度
の小さい合成樹脂材料から各々作成されている。
第1部材9は、突部として軸方向に比較的長く形
成した凹所11付きの軸状部12と、この軸状部
12と一体に形成し外周がシリンダ孔2内周面を
摺動する支持部としての円盤部13とを有し、円
盤部13の右端に形成したピストン7駆動用作用
力を受ける受部9aにはプツシユロツド14が当
接可能になつているとともに、軸状部12の外周
に円盤部13により支持して高圧密封用のリツプ
シール型の密封部材15がその左端と凹所11底
部とを径方向の一つの平面上にあるようにして装
着されている。
すなわち、円盤部13の左端面と、凹所11最
底部とが径方向の同一平面上にあるように第1部
材9を形成してある。また、第2部材10は、第
2図からも明かな如く、略コツプ状を呈し、第1
部材9の軸状部12に隙間なく弾力的に外嵌する
内孔16を形成してあるとともに、切欠き17が
軸方向全長にわたつて形成してある。切欠き17
は、その左端が中心に形成した孔18と連絡して
いるとともに、段付状の拡大部19を左方に形成
されている。更に、第2部材10の中間部外周に
は、シリンダ孔2内周面と摺動可能なフランジ部
20が形成してあり、第2部材10の右端が、第
1部材9の円盤部13と対向して、密封部材15
が軸状部12から抜出ることを防ぐ抜止め部とな
つている。こうした第1部材9と第2部材10と
は、両者を互いに嵌着した後、両者に形成した孔
21と凹所22とにまたがつてピン23を圧入す
ることによつて一体化されている。
こうしたピストン7とシリンダ孔2底部との間
には、右端がフランジ部20に支持され、左端が
ばね受け24を介してシリンダ孔2底部に支持さ
れた戻しばね25が張設されており、ピストン7
を、プツシユロツド14を介してシリンダ本体3
端部に取付けたコツプ型ストツパ26に当接する
非作動位置に付勢している。
ばね受け24を貫通して弁棒27が軸方向に延
在して配置されている。この弁棒27の右端には
頭部28が形成してあり、第1部材9と第2部材
10との結合に先立つて、前記頭部28が前述の
拡大部19を通して第2部材10の内孔16中に
挿入され、内孔16内に予め挿入されるC型の保
護板29を介して第2部材10に前記頭部28が
係合可能になつている。更に、弁棒27の左端に
はセンタバルブ30が一体に設けてあり、このセ
ンタバルブ30はばね受け24との間に張設した
張力の小さい弁ばね31により弁棒27ととも
に、段付孔4の段部に形成した座32に向つて付
勢されている。
こうしたマスタシリンダ1は、シリンダ本体3
の右端外周に形成した溝33に、トーボード34
に形成した孔35の内周端の支持部36と、トー
ボード34に固定される補助板37の支持部38
とを各々嵌合せしめることによつてトーボード3
4に固定される。
その他、第1図において、39は、段付孔4の
上部に設けた溝状切欠き、40は、ブーツを各々
示している。また、液圧室8は、図示しない孔を
通してクラツチオペレイテイングシリンダの圧力
室に連絡している。
以上の例による作用等について以下に記す。
今、ペダル(図示せず)を踏み込んでいないと
すると、各部材は、図示の位置にある。
すなわち、ピストン7は、戻しばね25の付勢
力でプツシユロツド14を介してストツパ26に
当接し、弁棒27はピストン7と係合して座32
から離れている位置にあり、液圧室8は内部空所
5と連絡して圧力が解放されている。
この状態でペダルを踏み込みピストン7を戻し
ばね25の張力に抗して左方に移動させる。する
と、弁棒27が弁ばね31の張力により左方に移
動して、センタバルブ30が座32に着座し液圧
室8を密封する。次いで、更にピストン7が左方
に移動すると、液圧室8内にはより高い圧力が発
生する。
こうした一連の作動において、ピストン7は分
割構造であつても、両部材9,10がしつかり結
合されているため、何らの不具合も生じない。ま
た、液圧は、第1部材9の凹所11内及び軸状部
12の外周にも作用しているため、第2部材10
は実質的に液圧による作用力を受けず破損するこ
とがない。さらに、液圧は、第1部材9の円盤部
13に対してほぼ全部が作用し、かつ、円盤部1
3の強度は高いものであるから破損することがな
い。また、軸状部12は、軸方向に若干圧縮力を
受けるが、軸状部12の内外周にも液圧が作用し
ているので座屈に対する耐久性が向上する。
以上の実施例では種々の効果を奏しているが、
本発明は図例に限定されることなく実施可能であ
る。
すなわち、タンデムマスタシリンダとする例、
センタバルブ型ではなくコンペンシヨナル型とす
る例、第1部材の形状を本発明が適用されるべき
マスタシリンダの型式に応じて種々変更する例
等々挙げられる。
以上の説明から明かな如く、本発明によれば実
用可能なマスタシリンダが得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例であるクラツチ用
のセンターバルブ型シングルマスタシリンダの側
断面図、第2図は、第1図示の第2部材のみの側
面図である。 1…マスタシリンダ、2…シリンダ孔、3…シ
リンダ本体、7…ピストン、8…液圧室、9…第
1部材、9a…受部、10…第2部材、12…軸
状部(突部)、13…円盤部(支持部)、15…密
封部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ孔2を穿設したシリンダ本体3と、
    前記シリンダ孔2に摺動自在に挿入されプツシユ
    ロツド14を介して駆動用作用力を受ける合成樹
    脂製のピストン7と、該ピストン7を前記駆動用
    作用力に抗して付勢する戻しばね25と、前記ピ
    ストン7の外周に抜止めを施して装着され前記シ
    リンダ孔2内に外部作動装置に連絡される圧力発
    生用の液圧室8を区画する圧力密封用の密封部材
    15とを備えたマスタシリンダにおいて、前記ピ
    ストン7を、比較的強度が大なる合成樹脂材料か
    ら作成され、前記液圧室8の圧力に抗して前記密
    封部材15を支持する支持部13を一体に形成し
    て前記密封部材15が直接装着される第1部材9
    と、比較的強度が小なる合成樹脂材料から作成さ
    れ、前記支持部13と対向して前記密封部材15
    の前記第1部材9に対する抜止めをなす第2部材
    10とからの結合体より構成するとともに、前記
    第1部材9には、前記支持部13の一端側に前記
    駆動用作用力を受ける受部9aを、前記支持部1
    3の他端側に外周に前記密封部材15が直接装着
    され端部側に前記第2部材10全体が前記液圧室
    8内に位置して嵌めつけられる突部12を各々形
    成するようにしたマスタシリンダ。
JP14519582A 1982-08-21 1982-08-21 マスタシリンダ Granted JPS5934970A (ja)

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JPS5934970A JPS5934970A (ja) 1984-02-25
JPH0356935B2 true JPH0356935B2 (ja) 1991-08-29

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0327013Y2 (ja) * 1987-05-15 1991-06-11
GB2216629B (en) * 1988-03-08 1991-12-04 Nippon Air Brake Co Piston for a master cylinder
JPH0492475U (ja) * 1990-12-28 1992-08-12
JP4832495B2 (ja) * 2008-11-13 2011-12-07 日信工業株式会社 センタバルブ型液圧マスタシリンダ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531681A (en) * 1978-08-30 1980-03-06 Nippon Air Brake Co Ltd Piston for master cylinder

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