JPH0356842Y2 - - Google Patents

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JPH0356842Y2
JPH0356842Y2 JP4257986U JP4257986U JPH0356842Y2 JP H0356842 Y2 JPH0356842 Y2 JP H0356842Y2 JP 4257986 U JP4257986 U JP 4257986U JP 4257986 U JP4257986 U JP 4257986U JP H0356842 Y2 JPH0356842 Y2 JP H0356842Y2
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lid
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ventilation
window hole
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JP4257986U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は浄水場の通気管や温泉地の湯気排出管
等の上端に取付けられる通風筒に関する。
(従来の技術) 従来浄水場の通気管や温泉地の湯気排出管の上
端に取付けられた通風筒は、鋳鉄製またはFRP
製であり、周囲に窓孔があり下端を開口し上端に
は蓋部が一体に形成されていた。そして内周面に
は窓孔から虫等の侵入を防止するためにステンレ
ス製または合成樹脂製の網が張ってあるが、網が
ステンレス製の場合は、浄水場の殺菌用の塩素ガ
ス、温泉においては硫黄ガスに腐蝕され易く、網
が合成樹脂の場合は耐候性の問題で劣化し易く何
れにしても筒本体が損傷しないうちに網が破れて
しまい筒本体から網だけを簡単に取外して交換す
ることができないため、通風筒全体を交換しなけ
ればならず不経済であつた。また、通風筒が
FRP製の場合、筒部と蓋部が一体成形のため成
形方法がむずかしく、製品にばらつきが生じ易い
という問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように通風筒の筒部と蓋部を一体に形成
したものは、網だけを交換することができず不経
済であり、また成形も不便であつたものを網だけ
を簡単に取外して交換出来るようにし、また成形
も容易にできるようにしようとするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は上下を開口し周壁に窓孔を有する中空
筒状本体と、この本体に内接して挿脱自在に嵌着
され前記窓孔を通風可能に閉塞した筒状網体と、
前記本体の上端開口部に着脱自在に取付けられた
蓋体とよりなり、網体が損傷した場合は本体より
蓋体を取外して網体を簡単に交換できるように
し、また成形に際しても本体と蓋体を別々に成形
することにより成形を容易にしようとするもので
ある。
(作用) 本考案は網体を交換する場合、蓋体を取外し本
体の上端開口部より網体を出し入れするものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図ないし第4図につい
て説明する。
1は上下を開口した鋳鉄製または合成樹脂
(FRP)製の中空円筒状本体で、上端開口部2よ
り外方にフランジ部3が一体に突設され、さら
に、下端に近い周壁を内側に絞つて内周に環状段
部4が形成され、上端開口部2と段部4間の通気
周壁部5に上下方向に細長い多数の窓孔6が開口
されている。
7は合成樹脂製またはステンレス製円筒形網体
で、上下を開口し上端開口部にはフランジ部12
がその円筒形取付部13を網体7の上端に嵌着さ
れ溶接固定されて取付けられている。そして網体
7は本体1の通気周壁部5に内接嵌合されフラン
ジ部12が本体1のフランジ部3上に支持され下
端が本体1の環状段部4上にパツキング14を介
して支持されている。
尚網体7は第2図に示すような円筒形、或は第
3図に示すような平板状の網板を捲回して円筒形
に形成したものでもよい。さらに、第4図に示す
ように網体7の上下にリング17,18を溶着固
定し、上方のリング17を下方のリング18より
径大にし上方のリング17が本体1のフランジ部
3とパツキング15間に挟着されるようにしても
よい。
8は鋳鉄製または合成樹脂製の蓋体で、本体1
の上端開口部2に被嵌され、肉厚フランジ状の周
縁部9が本体1のフランジ部3上に網体7のフラ
ンジ部12、パツキング15を介して重ね合わさ
れ、適当間隔でビス16により本体1のフランジ
部3に締着固定されている。
さらに、本体1の環状段部4の下方の小径部1
0は図示されない通気管に連通し、小径部10の
下端外周に形成された平面形状が四角形の肉厚フ
ランジ部11が図示されない通気管のフランジと
重ね合わされてビスで固定されるようになつてい
る。
次に上述の実施例の作用を説明すると、網体7
が損傷した場合は蓋体8を取外し、開口部2から
網体7を引出して新しいものと交換する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、上下を開口し周壁に窓孔を有
する中空筒状本体と、この本体に内接して挿脱自
在に嵌着され前記窓孔を通風可能に閉塞した筒状
網体と、前記本体の上端開口部に着脱自在に取付
けられた蓋体とよりなるため、網体が損傷した場
合は蓋体を取外して網体を容易に交換することが
できるから本体全体を交換する必要がなく経済的
であり、また本体をFRPで成形する場合も蓋体
と上下を開口した本体を別個に成形できるから本
体を縦割りしてつき合せる場合の作業性が良く製
品にばらつきを生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す通風筒の縦断
正面図、第2図ないし第4図は同上網体の夫々異
る実施例を示す斜視図である。 1……本体、2……開口部、6……窓孔、7…
…網体、8……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下を開口し周壁に窓孔を有する中空筒状本体
    と、この本体に内接して挿脱自在に嵌着され前記
    窓孔を通風可能に閉塞した筒状網体と、前記本体
    の上端開口部に着脱自在に取付けられた蓋体とよ
    りなることを特徴とする通風筒。
JP4257986U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0356842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4257986U JPH0356842Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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JP4257986U JPH0356842Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

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Publication Number Publication Date
JPS62154353U JPS62154353U (ja) 1987-09-30
JPH0356842Y2 true JPH0356842Y2 (ja) 1991-12-24

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