JPH0356782Y2 - - Google Patents

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JPH0356782Y2
JPH0356782Y2 JP1987016775U JP1677587U JPH0356782Y2 JP H0356782 Y2 JPH0356782 Y2 JP H0356782Y2 JP 1987016775 U JP1987016775 U JP 1987016775U JP 1677587 U JP1677587 U JP 1677587U JP H0356782 Y2 JPH0356782 Y2 JP H0356782Y2
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tube
stand
fireworks
fuse
launching
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B4/00Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes
    • F42B4/20Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes characterised by having holder or support other than casing, e.g. whirler or spike support

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として玩具用の打上花火におい
て、花火火薬を装填した筒体と共に、火薬点火用
の導火線が組付けられるようにした打上花火用支
台に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の打上花火用支台は例えば第4図
に示すように、扁平な方形板状に形成された支台
本体1に単一もしくは複数の筒立て部2を形成し
た合成樹脂成型品であつて、該筒立て部2を支台
本体1の上面に開口する円形の凹陥部3の中に円
柱状突起4を同心状に突設して両者3,4間に環
状溝を形成したもの等で構成し、この筒立て部2
に、紙筒からなる打上筒5の下端部を嵌合するこ
とにより、該打上筒5を前記支台本体1上に起立
姿勢で指示する如くなし、また複数の筒立て部2
を有するものでは、各筒立て部2を支台本体1上
に一列に並べて形成し、或は支台本体1の中心周
りに等間隔に並べて形成したもの等が知られてい
る。
このような従来の打上花火用支台を用いて打上
花火を作成するときは、星と通称される打上飛翔
体6と花火火薬7とを装填した打上筒5を筒立て
部2に嵌合固着した後、該打上筒5の周面下部に
導火線挿入孔8を穿設し、この挿入孔8から打上
筒5内の花火火薬7中に導火線9を挿入する如く
していた。
また複数の花火を一つの支台上に並設して連続
的に打上げられるようにした打上花火の場合は、
各筒立て部2に立設された打上筒5のそれぞれに
導火線挿入孔8を穿設した後、各打上筒5間に発
射順序に従つて導火線9を結線する如くしてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) しかし乍ら、上記の如き従来構造の打上花火用
支台では、前述のように支台自体に導火線9を打
上筒5に導くための構成が存在していないため、
導火線9を取付ける作業に手間と経費を要すると
いう問題点があつた。即ち、この導火線9の取付
作業は量産時においては、ドリルを用いて打上筒
5に導火線挿入孔8を連続的に穿設するものであ
るため、ドリルが早期に摩耗し、その交換コスト
が嵩むことに加えて、打上筒5を構成する紙材も
ドリルによる穿孔に適した品質のものが要求され
るため、材料コストも高くつく。また導火線挿入
孔8の穿孔時における作業環境の湿度が適当でな
いと、該孔8の径寸法が設定寸法通りにならな
い。この場合孔径が過大であると、導火線9の挿
通時に該導火線9と挿通孔8とに隙間が生じ、こ
の隙間から打上筒5内の花火火薬がこぼれ落ちる
虞がある。反対に孔径が小さ過ぎると、導火線9
を通し辛くなり、一層の作業手間を要する。
更に、連続打上式の花火においては、打上筒5
間の導火線9の結線作業はある程度の技能を要す
る上に、結線後、不測に外れる虞がある。またこ
の場合、始端の導火線9に点火して最初の打上筒
5が点火された後、第2番目の導火線9が点火し
てやや後に次の打上筒5に点火されるという具合
に、各打上筒5の点火時間差が大きく、花火の打
上げが散発的となつて連続打上げの観賞効果が減
殺される嫌いがある。
この他従来例のものでは、打上筒5の周面に描
かれた図柄が導火線挿入孔8を形成することによ
つて損なわれる等外観上好ましくない問題点も生
じる。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、打上花火の組立てを容易かつ効率よく
行え、しかも低コストで性能の良い花火の作成が
可能な打上花火用支台を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する第1図乃至第3図を用いて説明
すると、合成樹脂でもつて成型した支台本体16
の上面に筒立て部17と、この筒立て部17に連
通して外部から該筒立て部17内に導火線19を
導く点火路20とを一体的に形成する。前記筒立
て部17は、花火火薬14が装填される打上筒1
2の下端部を嵌合して該打上筒12を起立姿勢で
支持するものである。前記点火路20は支台本体
16の一側面並びに上面に開放する溝状に形成す
る。またこの点火路20を構成する溝は前記筒立
て部17に支持された打上筒12の底面より更に
下方に位置するように、支台本体16の厚さ方向
に刻設されるものとし、これによつて点火路20
内に導火線19を上方及び側方のいずれの側から
でも収容し得るようにしたものである。
(作用) 前記手段により、本考案は筒立て部17に打上
筒12を嵌合支持させた後、点火路20の側方か
ら導火線19を挿通して点火路20の側方開放部
付近で止着し、或は別の組立手順として点火路2
0の上方から導火線19を挿入後止着し、しかる
後に筒立て部17に打上筒12を固着するもので
あり、いずれの手順によつても導火線19は容易
かつ確実に外部から点火路20を介して筒立て部
17内に導かれるので、導火線19の結線に要す
る手間を大幅に省くことができる。また本考案を
連続打上式花火に適用したときは、単一の導火線
19で各打上筒12内の花火火薬14間を結線す
ることができるので、花火の連続打上げを極めて
短時間に行うことが可能である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。第1図乃至第3図において、11はこの
実施例の打上花火用支台、12,12は支台11
上に並列状に立設される1対の打上筒、13は両
打上筒12,12を被蔽する大径の外装筒であ
る。
各打上筒12,12及び外装筒13は両端が開
口した紙筒からなり、外装筒13の表面は例えば
図柄等を施してある。また打上筒12内の底部に
は花火火薬14と、この火薬14の爆発時の圧力
によつて打ち上げられる打上飛翔体15とが装填
される。
この打上筒12,12及び外装筒13を支持す
る打上花火用支台11は合成樹脂成型品であつ
て、その支台本体16の上面側には両打上筒1
2,12を個別に支持する第1筒立て部17,1
7と、外装筒13を支持する第2筒立て部18と
を配設すると共に、1対の第1筒立て部17,1
7に連通して外部から該筒立て部17,17内に
導火線19を導く点火路20を形成してある。前
記両第1筒立て部17,17は支台本体16の中
央で接する状態で並列配置されており、各第1筒
立て部17はそれぞれ支台本体16の上面側に凹
設された凹陥部21と、この凹陥部21の底面か
ら立ち上がる環状壁22とを同心状に形成し、該
凹陥部21と環状壁22との間に形成された環状
壁22に打上筒12の下端部を嵌合して、該打上
筒12を垂直起立姿勢で支持するものである。ま
た第2筒立て部18は、互いに隣接して並べられ
た第1筒立て部17,17を包囲する状態で形成
された環状溝からなり、第1筒立て部17,17
と同様に外装筒13の下部を嵌合して垂直起立姿
勢で支持するものである。
更に前記点火路20は支台本体16の一側面か
ら、この一側面に近い第2筒立て部18の一端部
及び両第1筒立て部17,17の中央を横切つて
直線状に形成された溝でもつて構成されている。
この溝は第1筒立て部17,17に支持された打
上筒12,12の底面より更に下方に位置するよ
うに、支台本体16の厚さ方向に刻設され、その
一端は支台本体16の一側面に開放すると共に、
他端は第2筒立て部18の他端部で行き止まりに
なつており、更に上側は第1筒立て部17,17
の凹陥部21,21及び第2筒立て部18の底面
に開放している。またこの溝が横切る第1筒立て
部17,17の凹陥部21,21と環状壁22,
22、及び第2筒立て部18と溝の開放側端との
間は部分的に切欠かれており、従つて導火線19
は点火路20の上方及び側方のいずれの側からで
も収容することができる。
このように構成された打上花火用支台11に打
上筒12,12、外装筒13及び導火線19を組
付けるときは、例えば第1筒立て部17,17に
接着剤を介して打上筒12,12を嵌合固着した
後、点火路20の側方開放部20aから導火線1
9を該点火路20の奥端部まで挿入する。尚、導
火線19は前記側方開放部20a付近で接着剤等
により抜止め止着しておくとよい。前記外装筒1
3は接着剤により第2筒立て部18に固着するの
であるが、この外装筒13の装着は導火線19装
着の前後いずれかにおいても可能である。
また上記とは別の組立手順として、先ず点火路
20にこれの上方開放部20bから導火線19を
挿入し、しかる後打上筒12,12及び外装筒1
3を組付けることも可能である。
このようにして組立てられた打上花火において
は、導火線19と点火路20との間に空気が侵入
できる隙間を存し、該導火線19は打上筒12,
12内の花火火薬14と確実に接触する。従つて
導火線19に点火すると、両打上筒12,12内
の花火火薬14は導火線19に導かれた火種によ
つて極めて僅かの時間差、感覚的にはほぼ同時に
点火され、華々しく勢いのある観賞効果が発揮さ
れるのである。
尚本考案は既述実施例において、単一または3
本以上の打上筒12……を有する打上花火に適用
できるように、支台本体16……上に打上筒12
……数と同数の第1筒立て部17……を設けるよ
うにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、打上筒1
2の下端部を支持する筒立て部17から支台本体
の一側端部に亙つて支台本体16の厚さ方向に溝
状の点火路20を形成してあり、しかもこの点火
路20は筒立て部17に支持された打上筒12の
底面よりも下方に位置しているので、打上花火の
組立を特殊な技能を要することなく簡単かつ効率
良く行うことができる。即ち、導火線19は打上
筒12の装着前に点火路20の上方から挿入し、
或は打上筒12の装着後に点火路20の側方から
挿入することができ、この挿入時において点火路
20が導火線19挿入の案内部としての役割を果
たすので、該導火線19は筒立て部17に臨む所
定位置に正確に配置でき、挿入後に不測に抜脱す
る虞もない。また点火路20は支台本体16に合
成樹脂により一体成形されているから量産時にお
いて寸法むらが生じないことも相俟つて品質向上
に寄与するのみならず、打上筒12には導火線挿
入孔を設けなくてもよいので、該打上筒12の外
観を損なうこともなく、またこの打上筒12の品
質も特に限定されるものではないので低廉な紙材
を用いることができる。更に単一の点火路20を
複数の筒立て部17に亙つて設けることができる
ので、本考案を連続打上式花火に適用した場合
に、導火線19が途中で外れるといつた従来の不
都合が解消される上、各打上筒12の花火火薬は
1本の導火線19により瞬時の内に点火すること
ができる。
以上要するに本考案によれば組立ての際の作業
手間がかからず、打上筒12も安価なものを選択
できるので低コストで作成でき、また優れた観賞
効果を発揮する打上花火の作成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示してお
り、第1図はこの実施例の打上花火用支台と、こ
の支台に組付けられる打上花火の各構成部材とを
分離して示す斜視図、第2図は組立状態の縦断正
面図、第3図は縦断側面図である。第4図は従来
例の縦断正面図である。 12……打上筒、14……花火火薬、16……
支台本体、17……筒立て部、19……導火線、
20……点火路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 合成樹脂製の打上花火用支台であつて、この
    支台の支台本体16上に、打上筒12の下端部
    を嵌合して該打上筒12を起立姿勢で支持する
    筒立て部17と、打上筒12に装填された花火
    火薬14に外部から導火線19を導く点火路2
    0とを配設し、この点火路20を前記支台本体
    16の厚さ方向に刻設した溝でもつて構成し
    て、且つこの溝を前記筒立て部17に支持され
    た打上筒12の下端面より更に下方に設けたこ
    とを特徴とする打上花火用支台。 (2) 複数の打上筒12……をそれぞれ個別的に支
    持する複数の筒立て部17……に亙つて単一の
    点火路20を貫通状に形成してある前記実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の打上花火用支
    台。
JP1987016775U 1987-02-06 1987-02-06 Expired JPH0356782Y2 (ja)

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JP1987016775U JPH0356782Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63126799U JPS63126799U (ja) 1988-08-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0749277Y2 (ja) * 1990-02-07 1995-11-13 ▲葛▼城煙火株式会社 打上花火及びその発射管密封栓
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CN106871734B (zh) * 2017-02-17 2018-12-04 卢山河 一种具有发射坑和多道阻火结构的组合烟花
LU102675B1 (de) * 2021-03-17 2022-09-21 Christian Stefan Werth Bodenteil zur Aufnahme eines hohlen Feuerwerksgrundkörpers sowie Feuerwerksbatterie

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