JPH0356667Y2 - - Google Patents

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JPH0356667Y2
JPH0356667Y2 JP1981106659U JP10665981U JPH0356667Y2 JP H0356667 Y2 JPH0356667 Y2 JP H0356667Y2 JP 1981106659 U JP1981106659 U JP 1981106659U JP 10665981 U JP10665981 U JP 10665981U JP H0356667 Y2 JPH0356667 Y2 JP H0356667Y2
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JP
Japan
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inner cylinder
cylinder
outer cylinder
piston
shock absorber
Prior art date
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JP1981106659U
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JPS5815290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、特に、車両の貨物の過積載を警報す
るものの使用に適したシヨツクアブソーバに関す
るものである。
従来の技術 一般に、車両で貨物を運搬する場合は、積載制
限内でできるだけ積載制限に近い重量の貨物を車
両に対して積むことが望ましい。
しかし、従来、車両に積載した貨物の積載重量
を測定するのに、車両全体の重量を測定する装置
しかなく、この装置は高価でかつ広い場所を必要
としていた。
そのため、貨物の積載重量を人間の感により見
当をつけて車両に積んでいるので、貨物の積載重
量のバラツキを生じ、効率の良い貨物の運搬が行
なわれていなかつた。
これに対するものとして、車両に積載する貨物
の重量が積載制限を越えて過積載となると警報を
発するようにしたものが実開昭50−74362号公報
あるいは実開昭48−111168号公報として提案され
ている。
考案が解決しようとする課題 本考案の目的は、外筒に加えられる衝撃力を内
筒内のピストンと流体とによる抵抗力で緩和する
と共に、外筒の電気接点を内筒の電気接点に向か
つて移動し、内筒及び外筒の電気接点に警報器、
電源等を接続するのみで、警報装置としての使用
が行え、一つの要素でシヨツクアブソーバと検知
具とを兼ねることができるシヨツクアブソーバを
提供することにある。
課題を解決するための手段 本考案のシヨツクアブソーバは、内筒と、前記
内筒の外側に摺動自在に設けた外筒とを有し、前
記内筒内に流体を封入し、前記内筒の内部にピス
トンを前記内筒の長手方向に摺動自在に配設し、
前記ピストンと前記外筒とをロツドにより連結
し、前記内筒及び前記外筒に接離自在の電気接点
をそれぞれ設けたことを特徴とする構成を有する
ものである。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、3はシヨツクアブソーバであ
り、内筒6と、内筒6の外側に摺動自在に設けら
れた外筒4とを有し、シヨツクアブソーバ3の外
筒4の上端にはブラケツト2に取付けた支持部材
5が固定され、ブラケツト2はフレーム1に取付
けられている。
シヨツクアブソーバ3の内筒6の下端には図示
しないサスペンシヨンまたはアクスルハウジング
に連結した支持部材7が固定されている。
シヨツクアブソーバ3は第2図に示すように、
内筒6の内側に内部筒6aが内筒6と同心軸上に
配設されると共に、内筒6の外側に外筒4が内筒
6と同心軸上に配設され、内筒6上端寄り内部に
は蓋9が設けられ、内筒6の開口する上端が蓋9
により閉鎖され、内部筒6aの内部には液体であ
る油8が封入され、内部筒6aの開口する上端が
蓋9により密閉されている。
シヨツクアブソーバ3の内部筒6aの内部には
ピストン10が内筒6の長手方向に摺動自在に配
設され、ピストン10には内部筒6a内のピスト
ン10上室とピストン10下室とを連通する小孔
が設けられ、ピストン10の外周面が内部筒6の
内周面に接して係合されている。
ピストン10には蓋9を貫通したロツド11の
下端が連結され、ロツド11の上端が外筒4の上
端内側に連結され、ピストン10と外筒4とがロ
ツド11により連結されている。
シヨツクアブソーバ3の外筒4上端内側にはコ
イルバネ12を介して電気接点13が設けられ、
内筒6の蓋9の上面には電気接点13と接離自在
の電気接点14が設けられ、電気接点13と電気
接点14とは互いに対向する位置に配置されてい
る。
電気接点13,14は導電材料よりなる。
シヨツクアブソーバ3の外筒4内に設けた電気
接点13には警報器15が連絡され、警報器15
にはスイツチ16を介して電源17が連結され、
電源17には内筒6に設けた電気接点14が連絡
され、電気接点13,警報器15,スイツチ1
6,電源17及び電気接点14がそれぞれ直列に
接続されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
まず、警報器15と電源17との間のスイツチ
16を入れ、次いで、車両に貨物を積載し始め
る。
貨物が車両に積み込まれると、図示しないサス
ペンシヨンが貨物の重量により撓み、それに連結
しているシヨツクアブソーバ3の外筒4に対して
下方に向かう力がかかり、外筒4の移動と共にロ
ツド11を介して内部筒6a内のピストン10も
下方へ移動し、内部筒6a内のピストン10下室
の油8がピストン10の小孔を通つてピストン1
0上室に流れ、前記力は内部筒6a内のピストン
10と油8とで緩衝されながら、外筒4が内筒6
に対して下方に向かつて摺動する。
車両に対して積載される貨物の重量が増すに連
れ、外筒4は内筒6に対して次第に下方に向かつ
て摺動し、やがて車両に積載した貨物が一定重量
を越えると、外筒4内に設けた電気接点13が内
筒6の蓋9に設けた電気接点14に接触し、電気
接点13→警報器15→スイツチ16→電源17
→電気接点14→電気接点13が閉回路となつ
て、警報器15が警報を発し、車両に積載した貨
物が一定重量を越えたことを直ちに知らせる。
この一定重量を車両の積載制限に設定しておけ
ば、警報器15の警報により車両に積載した貨物
の重量が過積載であることを知ることができる。
そして、車両に対する貨物の積載重量が一定重
量を越えた時に、外筒4内に設けた電気接点13
が内筒6の蓋9に設けた電気接点14に接触する
圧力は、電気接点13のコイルバネ12により緩
和される。
また、通常の車両の走行時には、警報器15と
電源17との間のスイツチ16を切つておき、車
両の振動に伴い外筒4内に設けた電気接点13が
内筒6の蓋9に設けた電気接点14と接触して
も、警報器15が警報を発することがないように
する。
第3図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、シヨツクアブソーバ3の外筒4の外側には電
気接点13が設けられ、内筒6の外側にはコイル
バネ12を介して電気接点14が電気接点13と
接離自在に設けられ、外筒4の外側に設けた電気
接点13と内筒6の外側に設けた電気接点14が
内筒6の下端寄りに取付けた電気絶縁材料よりな
るガイド18の内部に摺動自在に配設され、外筒
4の電気接点13と内筒6の電気接点14はガイ
ド18により案内され、ガイド18の外側はラバ
ーブーツ19により覆われている。
そして、この実施例の他の構成は第1図に示す
実施例と全く同様のため説明を省略する。
次に、この実施例の作用について説明する。
第1図に示した実施例と同様に、まず、警報器
15と電源17との間のスイツチ16を入れ、貨
物を車両に積み込むと、図示しないサスペンシヨ
ンが貨物の重量により撓み、それに連結している
シヨツクアブソーバ3の外筒4に対して下方に向
かつて押す力がかかり、外筒4が内筒6に対して
下方に向かつて摺動すると同時に、外筒4の外側
に設けた電気接点13がガイド18に沿つて下方
に向かつて移動する。
そして、第1図に示す実施例と同様に、車両に
対する貨物の積載重量が一定重量を越えると、外
筒4の外側に設けた電気接点13は内筒6の外側
に設けた電気接点14に接触し、警報器15によ
り警報を発し、車両に積載した貨物の重量が過積
載であることを知らせる。
考案の効果 以上に述べたように、本考案のシヨツクアブソ
ーバによれば、内筒の外側に外筒を摺動自在に設
け、内筒内に流体を封入し、内筒の内部にピスト
ンを内筒の長手方向に摺動自在に配設し、ピスト
ンと外筒とをロツドにより連結し、内筒及び外筒
に接離自在の電気接点をそれぞれ設けたことによ
り、これを車両に取付けた場合、外筒が車両に対
する衝撃力を内筒内のピストンと流体とによる抵
抗力で緩和することができると共に、貨物の重量
によつて外筒の電気接点を内筒の電気接点に向か
つて移動し、内筒及び外筒の電気接点に警報器、
電源等を接続するのみで、車両に対する貨物の過
積載を警報する過積載警報装置として使用するこ
とができ、一つの要素でシヨツクアブソーバと検
知具とを兼ねることができる。
なお、電気接点を内筒及び外筒の外側にそれぞ
れ設ければ、内筒及び外筒に対する電気接点の取
付け及び取外しを容易に行うことができ、緩衝力
に変化を生じても、電気接点の間隔を内筒及び外
筒の外側から簡単に調整でき、電気接点に対する
警報器、電源等の接続を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例のシヨツクアブソー
バの側面図、第2図は、第1図の要部切断面図、
第3図は、本考案の他の実施例のシヨツクアブソ
ーバの側面図である。 1……フレーム、2……ブラケツト、3……シ
ヨツクアブソーバ、4……外筒、5……支持部
材、6……内筒、6a……内部筒、7……支持部
材、8……油、9……蓋、10……ピストン、1
1……ロツド、12……コイルバネ、13,14
……電気接点、15……警報器、16……スイツ
チ、17……電源、18……ガイド、19……ラ
バーブーツ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内筒と、前記内筒の外側に摺動自在に設けた外
    筒とを有し、前記内筒内に流体を封入し、前記内
    筒の内部にピストンを前記内筒の長手方向に摺動
    自在に配設し、前記ピストンと前記外筒とをロツ
    ドにより連結し、前記内筒及び前記外筒に接離自
    在の電気接点をそれぞれ設けたことを特徴とする
    シヨツクアブソーバ。
JP10665981U 1981-07-20 1981-07-20 過積載警報装置 Granted JPS5815290U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10665981U JPS5815290U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 過積載警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10665981U JPS5815290U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 過積載警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5815290U JPS5815290U (ja) 1983-01-31
JPH0356667Y2 true JPH0356667Y2 (ja) 1991-12-20

Family

ID=29901125

Family Applications (1)

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JP10665981U Granted JPS5815290U (ja) 1981-07-20 1981-07-20 過積載警報装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63107918U (ja) * 1986-12-27 1988-07-12

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48111168U (ja) * 1972-03-28 1973-12-20
JPS5074362U (ja) * 1973-11-06 1975-06-28

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JPS5815290U (ja) 1983-01-31

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