JPH0356181Y2 - - Google Patents

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JPH0356181Y2
JPH0356181Y2 JP11008084U JP11008084U JPH0356181Y2 JP H0356181 Y2 JPH0356181 Y2 JP H0356181Y2 JP 11008084 U JP11008084 U JP 11008084U JP 11008084 U JP11008084 U JP 11008084U JP H0356181 Y2 JPH0356181 Y2 JP H0356181Y2
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JP
Japan
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star wheel
right star
cross
protrusion
packer
Prior art date
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JP11008084U
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English (en)
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JPS6125739U (ja
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  • Binders And Loading Units For Sheaves (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、2条刈りバインダーの株元搬送装置
において、特に、右側の穀稈と左側の穀稈の合流
部に関するものである。
(ロ) 従来技術 2条刈りバインダーの右側スターホイールと、
横送り搬送突起と、パツカーの同調回転について
は、従来から実公昭54−20362号の如き技術が公
知とされていたのである。
しかし、この従来の技術ではパツカーが1作動
する間に、スターホイールの突起が少なくとも2
ピツチ回動するように構成されたものであり、横
送り搬送突起との同調については触れられていな
かつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は、これらの従来技術においては未だ解
決されていなかつたパツカーと、スターホイール
のピツチと、横送り搬送突起のピツチとの関係を
決定して厳密に定め、常にパツカーとスターホイ
ールと横送り搬送突起との間で干渉が生じたり、
穀稈の不規則な搬送状態が発生したりすることの
ないように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
右側スターホイール1、横送り搬送突起3、パ
ツカー2にて結束部へ刈取穀稈を搬送する株元搬
送装置において、右側スターホイール1を3枚羽
根とし、該右側スターホイール1の掻込突起のタ
イミングと横送り搬送突起3のタイミングがパツ
カー軌跡Aに入る前に、同時に重なり合つて入る
べく一致させ、パツカー2の回転数1回に対し
て、3枚羽根の右側スターホイール1の回転数を
4/3回転とし、横送り搬送突起3の通過数を4本
としたものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的、構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて、本考案
の構成を説明すると。
第1図は、本考案の株元搬送装置の作用状態を
示す結束装置の平面図。第2図は、本考案の2条
刈りバインダーの平面図。第3図、第4図、第5
図、第6図は右側スターホイール1の回転に伴う
パツカーの動きを示す作用状態図。第7図は、パ
ツカーと、横送り搬送突起の同調を示す作用状態
図。第8図はパツカーと右側スターホイールの同
調を示す作用状態図である。
第2図より、2条刈りバインダーの全体構成か
ら説明すると。15はセンターフレームであり、
この上にセンターカバー6が固設されている。左
側の引起しケース16Lのタインにて引起された
左側の穀稈は、センターカバー6の左側に入り、
左側スターホイール5にて掻込まれて、横送り搬
送装置にて右側の合流部へ送られる。
横送り搬送装置は横送り搬送チエーン4と横送
り搬送突起3にて構成されている。右側の引起し
ケース16Rにて引起こされ、刈刃17にて刈り
取られた穀稈は右側のスターホイール1にて掻込
まれ、パツカー2の回動軌跡A内に入り、結束部
へ送られる。9は結束ミツシヨンケース、8は補
助ミツシヨンケースである。
次に第1図に基づいて、より詳細に説明する
と。
バインダーのエンジンからの動力は、補助ミツ
シヨンケース8の軸8bへ伝えられる。軸8b,
軸8c,軸8a間にチエーンが巻回されており、
動力が伝えられている。軸8cが横送り搬送チエ
ーン4の駆動軸と、刈刃17の駆動クランク軸を
兼ねている。軸8aは補助ミツシヨンケース8か
ら結束ミツシヨンケース9への入力軸である。結
束ミツシヨンケース9の軸によりニードル7、パ
ツカー2、ドア12、結束フレーム14内の結節
装置を駆動している。その他にPTO軸が、結節
駆動軸の横に突設されており、駆動チエーンケー
ス11を介して、右側スターホイール1及び上方
の右側穂先スターホイール、右側引起しケース1
6R等が駆動されている。
このような全体的な構成において、本考案の要
部は右側スターホイール1の掻込突起1a,1
b,1cとパツカー2と、横送り搬送突起3のタ
イミングに関するものである。
まず本考案では、第1に、右側スターホイール
を3枚羽根とし、その掻込突起のタイミングと横
送り搬送突起3のタイミングがパツカー軌跡Aに
入る前に、同時に重なり合つて入るべく一致した
構成としている。故に、この右側スターホイール
1の掻込突起1a,1b,1cが運んでくる右側
の穀稈と、横送り搬送突起3a,3b,3c,3
dが運んでくる左側の穀稈とはパツカー軌跡Aの
前で合流するのである。そして、この合流された
ものをパツカー2にて一挙に結束部へ送るもので
ある。
このパツカー2と、右側スターホイール1の回
転のタイミングは、右側スターホイール1の4/3
回転に対し、パツカー2が一回転すべく構成して
いる。
第3図より第6図の図面において、掻込突起1
a,1b,1cが順に送り込んだ穀稈に対して、
再度1aが送り込まれ1a,1b,1c,1aの
4度目の送り込みをするときに、同時にパツカー
2が同時に回動通過し、4回分の穀稈を全て運ぶ
のである。次の回は、1b,1c,1aと集めて
再度1bが回つてきたときにパツカーと同時に作
動する回動突起が常に1a,1b,1cと変化
し、パツカー2により傷められる率が3枚の掻込
突起の上で同じとなるのである。
同様に横送り搬送突起3a,3b,3c,3d
も4枚目の突起の時にパツカー2が通過して、全
てを運ぶのである。横送り搬送突起も4で割り切
れる枚数とせず、13枚とか15枚とかの枚数に設定
しているので、パツカーと同時に作用する横送り
搬送突起も常に変化するのである。又、右側のス
ターホイール1は、前方が高く後方が低い傾斜し
た状態で回転している。
(ヘ) 作用 第7図,第8図に示す作用線図の如く、右側ス
ターホイール1の掻込突起1a,1b,1cと横
送り搬送突起3a,3b,3c,3d……は常に
同じタイミングで穀稈を集めて、パツカー軌跡へ
送つており、この4回の集束ごとに、掻込突起と
横送り搬送突起と、パツカー2が一致したタイミ
ングにて穀稈を4回分まとめて結束部へ送るので
ある。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、右側スターホイール1、横送り搬送突
起3、パツカー2のタイミングが一定に設定され
ている為にパツカー2の背面に、右側スターホイ
ール1の掻込突起や横送り搬送突起が稈を押しつ
けて、刈取杆を傷めることがなくなり、逆にパツ
カー2がこれらの突起との間に穀稈を挟んで傷め
ることもないのである。
第2に、右側スターホイール1と横送り搬送突
起3のタイミングが一致されている為に左右の刈
取稈にズレが発生せず、スムーズに結束部へ搬送
されるのである。
第3に、パツカーと合致して穀稈に作用する掻
込突起が常に変わるので、一定の掻込突起に負担
が集中することがなく、右側スターホイール1の
耐久性を向上できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の株元搬送装置の作用状態を
示す結束装置の平面図。第2図は、本考案の2条
刈りバインダーの平面図。第3図、第4図、第5
図、第6図は右側スターホイール1の回転に伴う
パツカーの動きを示す作用状態図。第7図は、パ
ツカーと、横送り搬送突起の同調を示す作用状態
図。第8図はパツカーと右側スターホイールの同
調を示す作用状態図である。 A……パツカー回動軌跡、1……右側スターホ
イール、1a,1b,1c……掻込突起、2……
パツカー、3a,3b,3c,3d……横送り搬
送突起、4……横送り搬送チエーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 右側スターホイール1、横送り搬送突起3、パ
    ツカー2にて結束部へ刈取穀稈を搬送する株元搬
    送装置において、右側スターホイール1を3枚羽
    根とし、該右側スターホイール1の掻込突起のタ
    イミングと横送り搬送突起3のタイミングがパツ
    カー軌跡Aに入る前に、同時に重なり合つて入る
    べく一致させ、パツカー2の回転数1回に対し
    て、3枚羽根の右側スターホイール1の回転数を
    4/3回転とし、横送り搬送突起3の通過数を4本
    としたことを特徴とするバインダーにおける株元
    搬送装置。
JP11008084U 1984-07-19 1984-07-19 バインダ−における株元搬送装置 Granted JPS6125739U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008084U JPS6125739U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バインダ−における株元搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11008084U JPS6125739U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バインダ−における株元搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125739U JPS6125739U (ja) 1986-02-15
JPH0356181Y2 true JPH0356181Y2 (ja) 1991-12-17

Family

ID=30669209

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11008084U Granted JPS6125739U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 バインダ−における株元搬送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS6125739U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6125739U (ja) 1986-02-15

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