JPH0355397A - 水中トンネルの構築方法 - Google Patents

水中トンネルの構築方法

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JPH0355397A
JPH0355397A JP1191060A JP19106089A JPH0355397A JP H0355397 A JPH0355397 A JP H0355397A JP 1191060 A JP1191060 A JP 1191060A JP 19106089 A JP19106089 A JP 19106089A JP H0355397 A JPH0355397 A JP H0355397A
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JP
Japan
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guide
tunnel
propulsive
machine
segment
Prior art date
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Pending
Application number
JP1191060A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kaneko
研一 金子
Kenji Wada
憲治 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisei Corp filed Critical Taisei Corp
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Publication of JPH0355397A publication Critical patent/JPH0355397A/ja
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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は水中にトンネルを構築する方法に関するもので
ある。
く従来の技術〉 水中にトンネルを構築する方法としては、従来次のよう
な方法が採用されている。
〈イ〉シールド機による掘進方法 地中においてトンネルを構築する場合に用いられる公知
のシールド機によって、水底を掘進じながらセグメント
を組み立て、水中トンネルをM4築する方法。
く口〉沈埋函による沈埋工法 予め水底にトL/ンチを掘り、陸上で適当な長さに分割
して造ったトンネル構造体(沈埋函)を水に浮かべて現
場まで曳航し、沈設後沈埋函同士を接合し、埋め戻して
トンネルを完成させる方法。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の水中トンネル構築技術には、次のような
問題点が存在する。
〈イ〉シールド機による掘進方法の問題点(1)施工中
にシールド機が浮力にて浮き上がらぬように、土被り(
海底からシールド機天端までの距離〉を深く取らざるを
得なかった。
そのため、水中トンネルへのアクセス部の距離が長くな
り、結果としてトンネルの総延長が長くなり、施工費が
高いものとなった。
(2〉上記のように、海底よりさらに水深の深い位置で
の作業であるため、耐水圧性の大きいシール構造が必要
となり、製造コストが高くなる。
く口〉沈埋函による沈埋工法の問題点 (1)沈埋函の製作、ストック鍵のために、造船所のよ
うな広いヤードの確保が必要である。
(2)沈埋函は、浮力に抗する重量が必要なため、覆工
厚さを厚くする必要があり、不経済であるとともに、製
作に多くの日数と手間がかかる。
〈3)沈埋函の曳航に多額の費用を要する。
(4〉沈埋函の曳航、沈設作業は航路を塞ぐため、他の
船舶の航行の障害となる。
(5)トレンチ浚渫時の土砂の処分や、水質への影響等
の問題がある。
〈本発明の目的〉 本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、水中トンネルの構築を低コストで、かつ効率よ
く行うことができ、しかも従来のように他の船舶の航行
の障害や、土砂の処分、水質汚染等の問題の生じない水
中トンネルの構築方法を提供することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 即ち本発明は、水中にトンネルを構築する方法において
、トンネルの構築予定線に沿って水底に杭を打ち込み、
この杭の水中の露出部にガイド部材を敷設し、このガイ
ド部材に、推進方向の後端部のみを開放した筒状の外殼
を有する推進機を装着し、この推進機の後端開放部にお
いて、セグメントをガイド部材と結合して組み立てなが
ら、推進機を推進させてトンネルを構築することを特徴
とした、水中トンネルの構築方法である。
〈本発明の説明〉 以下、本発明を詳細に説明する。
〈イ〉推進機の構造(第1〜3図) 推進機1は、第2図に示すように、一端を閉塞し、他端
を開放した筒状の外穀11に包囲されており、その開放
端近傍の外rt111は、セグメント4−2を組み立て
るスペースを有するテール部12とする。
テール部12の内周面には、セグメント2の外周面と接
触し、推進機1内への水の浸入を防止するリング状のシ
ール13を取り付ける。
そして、本発明の推進機1は、後述のガイドを胴体に抱
え込む形状に構成する。
例えば、推進機1の底部中央の軸方向に、第3図に示す
ような断面T字状の中空のガイド装着部3を設ける。
このガイド装着部3の内面には、シール31を設け、か
つガイド装着部3の外殼11より露出する下端部には、
後述のガイドとの止水のために止水突起32を設ける。
また推進機1の内部には、周縁部近傍に複数の推進ジャ
ッキl4を装備し、テール部12に組み立てたセグメン
ト2に反力を取って推進できる構造とする。
また推進機1の内部中央には、セグメン1・2の組立て
用の公知のエレクタ装置15を装備する。
なお、ガイドは掘進機1の軸方向に貫通して装着される
ため、推進ジャッキ14及び工1ノクタ装置15は、ガ
イドの装着位置を避けて装備する。
さらに、推進機1の閉塞端には、第1図に示すように、
作業員が前方の確認をできるように窓16を設け、また
前方の照明用のライ1・17を取り付ける。
〈口〉ガイドの敷設(第4、5図) 先ず、トンネルの構築予定線{=沿って水底に複数の杭
4を打ち込む。
次に、この杭4の水中の露出部に、連続する基礎コンク
リート41を台状に打設する。
そして、この基礎コンクリート41の上面に、ボルト4
2等によって、連続する大型のH鋼等のガイド43を敷
設する。
くハ〉トンネルの構築(第4、5図) 先ず、推進機1のガイド装着部3に、ガイド43を嵌挿
する。
このとき、推進機1の推進方向の後端に、テール部12
が位置するように装着する。
次に、推進ジャッキ14を収縮させた状態で、テール部
12の内側にセグメント2を組み立てる。
このとき、各セグメントリングの底部に位置するセグメ
ント2は、第5図に示すように、ポルト44によってガ
イド43と接合する。
そして、セグメント2の紐み立て後に、推進ジャッキ1
4を伸長させて、セグメント2に反力を取り推進機1会
をガイド43に沿って推進させる。
最後に、基礎コンクリート41とセグメント2間のガイ
ド43の周囲に、防護コンクリート5を打設し、またト
ンネル内に重量コンクリート51あるいは水等を充填し
て、トンネルの構造を強化する。
以上の作業を繰り返して行い、水中に所要距離のトンネ
ルを構築する。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。
くイ〉従来のシールド機の掘進方法と比較した場合(1
)本発明は海底面にガイドを敷設し、そのガイドに沿っ
て推進機を推進させて、セグメントを組み立てるもので
ある。
そのため、従来のようなシールド機天端と海底面間の土
被りを全く必要としない。
従って、水中トンネルへのアクセス部の距離が短くて済
み、結果としてトンネルの総延長が短くなり、施工費の
低減を図ることができる。
(2〉上記のように、本発明はトンネルを海底面上にお
いて構築できるため、従来と比較すると、シール構造の
耐水圧性が小さくて済み、製造コストが安価になる。
(3)本発明の推進機は、海底面上を推進する装置であ
るため、従来のシールド機のような掘削機が不要である
従って、本発明の推進機は、従来のシールド機よりも安
価に製造することができる。
(4)本発明は地中を掘進するものでないため、シール
ド機のような掘削残土の運搬作業を行う必要がなく、施
工能率が向上する。
(5)水中を推進する構造であるため、窓を取り付ける
ことが可能である。
従って、前方の確認ができ、不慮の事態に対処しやすい
また、トンネル敷設中の測量作業が容易であり、さらに
姿勢制御も行いやすい。
〈口〉従来の沈埋工法と比較した場合 (1)本発明は、セグメントによりトンネルを構築する
方法であるため、従来の沈埋函のように製作やストック
のための造船所のような広いヤードを確保する必要がな
い。
(2)セグメントリングは、海底面に固定したガイド部
材と接合するため、セグメント自体に浮力に対抗する重
量を付与する必要がない。
そのため、従来の沈埋函よりも、安価でかつ容易に製造
することができる。
(3)従来は、沈埋函の曳航に多額の費用を要していた
が、セグメントは沈埋函に比べて小さく、しかも軽量で
あるため、運搬作業を容易かつ低コストlこ行うことが
できる。
(4)セグメントの運搬は迅速に行うことができ、しか
も沈設作業を必要としないため、従来の沈埋函のように
他の船舶の航行の障害となることがない。
(5)沈理工法の場合は、1・レンチ浚渫時の土砂の処
分や、水質への影響等の問題がある。
しかし、本発明は海底地盤の掘削が不要であるため、上
記のような諸問題が発生しない。
(6〉沈埋工法と比較して遥かに少ない作業員で済み、
しかも沈埋工法に必須の熟練工を必要としない。
そのため、労力の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:推進機の推進状態を示す説明図第2図:推進機
の内部構造を示す断面図第3図:シール構造の説明図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水中にトンネルを構築する方法において、トンネ
    ルの構築予定線に沿って水底に杭を打ち込み、 この杭の水中の露出部にガイド部材を敷設し、このガイ
    ド部材に、推進方向の後端部のみを開放した筒状の外殼
    を有する推進機を装着し、この推進機の後端開放部にお
    いて、セグメントをガイド部材と接合して組み立てなが
    ら、 推進機を推進させてトンネルを構築することを特徴とし
    た、 水中トンネルの構築方法。
JP1191060A 1989-07-24 1989-07-24 水中トンネルの構築方法 Pending JPH0355397A (ja)

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JP1191060A JPH0355397A (ja) 1989-07-24 1989-07-24 水中トンネルの構築方法

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JPH0355397A true JPH0355397A (ja) 1991-03-11

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