JPH0354816Y2 - - Google Patents

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JPH0354816Y2
JPH0354816Y2 JP10183987U JP10183987U JPH0354816Y2 JP H0354816 Y2 JPH0354816 Y2 JP H0354816Y2 JP 10183987 U JP10183987 U JP 10183987U JP 10183987 U JP10183987 U JP 10183987U JP H0354816 Y2 JPH0354816 Y2 JP H0354816Y2
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JP
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cable
cutter
stopper
grasping part
cut
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JP10183987U
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JPS649014U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、遠隔操作を可能とした電線用カツタ
ーに関するものである。
〈従来の技術及び考案が解決しようとする問題
点〉 最近、海底に敷設したケーブルを海底にて切断
する計画がされており、そのため当該ケーブルを
海底にて切断するためのカツターの必要性が生じ
てきている。しかしながら従来の電線用カツター
は陸上で用いることを考慮して設計されており、
遠隔操作で海底にて使用可能で、しかも構造・操
作とも簡単容易なものは知られていなかつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案では、遠隔操作が可能で、構造が
簡単であり、しかも海底で使用でき操作が容易且
つ確実な電線用カツターを提供することを目的と
して、電線用カツターを以下のようにして構成し
たのである。すなわち、ケーブルを掬い上げられ
るよう緩い傾斜を有する把握部と、掬い上げられ
たケーブルが離脱しないよう保持するバネ作動式
のストツパーと、前記ケーブルを切断する油圧作
動のカツターとから上記電線用カツターを構成し
たのである。
〈実施例〉 以下、本考案にかかる電線用カツターの一実施
例を第1図を用いて説明する。
図中2は電線用カツターであり、4は切断しよ
うとするケーブルである。この電線用カツター2
は上部のピストン部6と下部のケーブル把握部8
とからなつており、全体は所望位置に設定できる
よう操作用腕部(図示せず)などにとりつけられ
可搬可能となつている。前記ピストン部6は仕切
り板10を介して上下にシリンダ室12及び14
を有しており、それぞれのシリンダ室12及び1
4にピストン16及び18が設けられている。こ
れらピストン16とピストン18とは互いに連結
部材20により連結されており、前記ピストン1
8の下部にはカツター22が下方に切れ刃を配し
た状態で設けられている。そして更に前記シリン
ダ室12及び14には油圧管24及び26がそれ
ぞれ連通しており、これら油圧管24若しくは2
6に油圧をかけることにより前記ピストン16若
しくは18を介して前記カツター22を上下に作
動させることができるようになつている。
一方ケーブル把握部8は、一側面側に開口部2
8を有しており、その底部30にはストツパー3
2が設けてある。前記底部30は下方に向けて緩
やかに傾斜を有しており、この底部30に設けら
れた前記ストツパー32はピン34により該ピン
34を中心に回動自在となつている。更に前記ス
トツパー32はバネ36により図中上方に向けて
回動するよう付勢されており、通常は図示する位
置に置かれるようになつている。
次に、上記電線用カツター2を用いた切断作業
について述べる。まず、この電線用カツター2を
海底に敷設されたケーブル4の側方に前記開口部
28を該ケーブル4の側に向けて配置させる。こ
の配置は、図示しない操作用の腕部、例えばマニ
ピユレータなどと呼ばれるものを用いて行わせ
る。このように電線用カツター2をケーブル4の
側方に配置したなら、徐々にケーブル4に近づけ
ていく。すると底部30がケーブル4を掬い上
げ、更に移動させるとケーブル4は、ストツパー
32を下方に押し付けるようにして回動させ把握
部8の奥に入り込む。そしてケーブル4が奥まで
入り込むとストツパー32がバネ36により押圧
され突出しケーブル4を係止させその離脱を防止
する。ケーブル4がこのようにして把握部8に確
実に係止されたら、油圧管26を油圧の供給側に
接続させ、又一方の油圧管24はドレンに接続さ
せる。するとシリンダ室14が拡張しカツター2
2を下方に押し下げるので、それに伴い把握部8
に係止させたケーブル4がカツター22により切
断される。切断後は、シリンダ室12に油圧をか
け、一方のシリンダ室14をドレンに接続させて
カツター22を上昇させておく。そして必要があ
ればこの状態でつぎのケーブルの切断箇所に移動
させ切断を行わせる。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、油圧により
作動されるカツターと、このカツターの作動側に
設けられケーブルを掬い上げるよう底部に傾斜が
形成された把握部と、該把握部内のケーブルが離
脱しないよう係止するストツパーとを備えて電線
用カツターを構成したことにより、海底など作業
環境が必ずしも良好でない箇所でのケーブルの切
断作業において、極めて容易にケーブルをカツタ
ーの切断箇所に収容し、且つそれの保持を行わせ
ることができ、ケーブルの切断作業を容易・確実
なものとさせることができる。しかも、カツター
の作動を油圧によることとしたので、高圧の発生
が可能であり、大きな切断力を必要とするケーブ
ルであつても確実に切断させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る電線用カツターの一実
施例を示す断面図である。 図面中、2は電線用カツター、4はケーブル、
6はピストン部、8は把握部、22はカツター、
24,26は油圧管、28は開口部、30は底
部、32はストツパーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油圧により作動されるカツターと、このカツタ
    ーの作動側に設けられケーブルを掬い上げるよう
    底部に傾斜が形成された把握部と、該把握部内の
    ケーブルが離脱しないよう係止するストツパーと
    を備えて成ることを特徴とする電線用カツター。
JP10183987U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0354816Y2 (ja)

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JP10183987U JPH0354816Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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JP10183987U JPH0354816Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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JPS649014U JPS649014U (ja) 1989-01-18
JPH0354816Y2 true JPH0354816Y2 (ja) 1991-12-04

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JP10183987U Expired JPH0354816Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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JP5505590B2 (ja) * 2008-09-05 2014-05-28 株式会社リコー 光走査装置及び画像形成装置

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JPS649014U (ja) 1989-01-18

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