JPH0354521A - 溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置 - Google Patents

溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置

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JPH0354521A
JPH0354521A JP19022989A JP19022989A JPH0354521A JP H0354521 A JPH0354521 A JP H0354521A JP 19022989 A JP19022989 A JP 19022989A JP 19022989 A JP19022989 A JP 19022989A JP H0354521 A JPH0354521 A JP H0354521A
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Yoshimitsu Ikeda
池田 好光
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Seiko Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 《産業Eの利川分野》 本発明は溶接作業時に用いるマスクに付設してお〈こと
で,アーク発生時の強烈な光を検知して,自動的に液晶
フィルタに対して印加電圧のON−OFF制御を行うよ
うにし、これにより当議フィルタの遮光度を町変として
、作業員の目を確実に保護すると共に、当該アークの発
生が止めば、これまた自動的にM上フィルタの透光度を
原状に復帰させるようにし,マスク着用のままの作業に
も支障のないようにした溶接マスクの液晶フィルタ遮光
制御装置に関する. 《従来の技術》 既往溶接マスクでは、単なる遮光ガラスをフィルタとし
て用いていたから、通常の作業時はマスクを外し,アー
ク発生の直後にマスクをかぶるといったことが多く,こ
のため強烈な光を受けて目を痛めることとなるばかりか
、作業性も極めて悪いものとなっている。
そこで上記の欠陥を解消するため、液晶の特性を利用し
て前記の強烈な光をセンサにより受け、当該センサの出
力信号を電気制御回路に導入して,自動的に液晶フィル
タへのON−OFF制御を行い、これによって当該フィ
ルタの光透過率を下げ、眼を保護できると共に作業性を
も改善するようにしたマスクが既に開発されており、こ
の際上記液晶フィルタとしては第6図,第7図に示す如
きものが汎用されている. すなわち、当該液晶フィルタaは、2枚の硝子板b+ 
,b2間に挟持されたセパレータCによって形威された
閉成間隙にネマチック液晶dを封入し,各硝子板b+ 
,b2の両面に敷設した透明電極の引出し端子[!I 
,e2を外出させ,さらに鞘子板b1,b2の表面を偏
光フィルムh ,fzで被覆処押したもので、当該フィ
ルムfr ,fzの偏光軸を適当に定めることでネマチ
ック液品は、上記引出し端子el ,e2に電圧を加え
ないOFF状態で光を遮断し、電圧を加えたONの状態
にて透明化することができ、又ON−OFFと透明化の
関係を逆にすることも可能である. 因に、この種液晶にあって,光を透過するときの透過率
は通常数十%であり、光を遮断したときの透過率は数%
または零点数%程度で、この比率をコントラスト比と名
付ければ5〜30程度である。
ところが、上記の如き液晶フィルタに′Ik圧を印加し
てON−OFF制御を行う従来の制御装訝としては、第
8図に明示するように,電源ラインg,g’間にf1荷
抵抗『と直列に、フォト●トランジスタなどによる受光
素子hを接続し,当該素子hに光学フィルタ1 を介し
て光を入射させるようにすることで、この受光素子hと
工1荷抵抗rとの接続点jをノ%−yファ、イン八一夕
の切替えに使用するようにしたものが用いられている. このため溶接場所が室内で暗いときはよいが、屋外の明
るい場所となると,必然的に受光素子hの光電流が増加
するようになり、接続点』の電圧がマイナス側となり、
この結果液晶フィルタに印加される電圧がOFF状態と
なって、同フィルタが118〈なってしまい1非溶接時
の作業にも支障を来たすこととなるので、結局暗い室内
での使用しかできないこととなる. そこで明るい場所でも使用可能とするには、上記負荷抵
抗rを取り替えて、その抵抗値が小さなものを選定しな
ければならないだけでなく、このように小抵抗値のもの
を使用すれば、アーク光が発’JEシたとき受光素子h
を流れるトンネル電流が極端に増大してしまい、結局明
るい場所での使用が面倒であったり、困難となり、さら
には不可能となってしまう. −1二記の難点を解消するため、第9図に示すような液
晶フィルタによる透光度制御の改良装置も、既に提案さ
れている. 当該装置は、同図に示す通りフォト●トランジスタ等に
よる第1受光素子PTr+ .第2受光素子PTrzと
を光学フィルタkの1Y後に設け、:51受光素子PT
r+は主としてアーク光を感知するように,狭い視野角
(例えば20℃位)の光L+が受光できる第1テーバ入
射1] 1 r を形成し,これに対し第2受光素子P
Trzの方は、その第2テーパ入射口文2につき、その
視野角を前者に比し充分大きくとってあると共に、光軸
線上に遮光体信を設けることで、アーク光が直接入射さ
れないようにすると共・に、通常の周囲光に対し前者P
Tr+の受光光量をL回るような光L2を受光できるよ
う視野角を大きくしてあり、ここで前記の光学フィルタ
kには白昼屋外でこれを各種の方向に指光させても電源
B−スイッチSW − PTr2− PTr+の直列閉
回路に流れるトンネル電流が実用的な範囲内に納まるよ
う制限可能な濃度がもたせてある.さらに同図に示す通
り、順方向にて直列接続とした第l.第2受光素子PT
r+  ,  PTrzの接続点Aと正側電源ラインn
との間に、抵抗Rを接続すると共に、当該抵抗Rの端子
間には抵抗,コンデンサ、ICとしてのQ+ ,Q2に
よりマルチバイブレー夕回路を構成すると共に.  Q
3によって接続点Aが論埋lかOかにより夫々インパー
タ,バンファの働きをするようにしてあり、出力端子t
+ ,tzに前記液晶フィルタaの引出し端子el ,
e2を接続する. ここで1,記の抵抗Rは周囲が非常に暗く接続点Aの電
位が、フォト●トランジスタのもれ電流で決るような場
合でも、同点Aの電位をプラス側に持ちとげるための吊
上げ抵抗である. 従って1.記装置によるときは2溶接によるアーク光が
ないときは第2受光素子PTrzの方が第1受光素子P
Trr よりも受光光量が多〈なるから、接続点Aの電
位は電源8のプラス側にあり、従って同点Aの論理が1
となって03がインパータとなってt+ ,tzが逆相
となり、液晶フィルタaの引出し端1’ el ,e2
に、交番矩形波電圧が印加され、同フィルタdの透過度
大となって周囲が明る〈見えている. そして上記溶接光が発生すると2今度は第l受光未子P
Tr+の受光光星が,第2受光素子PTrzのそれより
も激増することとなり、この結果接続CエAの電位は電
源Bのマイナス側となり,同点の論理がOとなって、Q
3はバッファとなるので、t+ ,tzが同相となり液
晶フィルタaに印加されていた電圧がなくなり,従って
その透過度が低下して暗〈なり,アーク光に対応し得る
こととなるのであり、開は電源のスイッチである.上記
の通り第9図の装置によるときは、周四の明るさがどの
ように明るいとしても、またいかに賠い場合でも,広範
囲にわたり、何ら調整することな〈液晶フィルタの遮光
度を制御でき、旧来の遮光制御装置に比し格段の改善結
果が得られるのであるが、同装置にあっては,各種の対
象物につき溶接作業を行うこととなるので、アーク光の
発生に際し、大きなトーチその他の障害物によって、同
光が遮蔽されてしまい,第1受光素子PTr+への充分
な受光光量が得られなくなるといった事鳴が生じ、この
結果液晶フィルタの暗転が得られないことも起り得る. そこで、上記のような難点に解決を与えるため、本願人
は、既に第10図、第11図に示す如き溶接マスクの液
晶フィルタ遮光制御装置をも提案(実願11459−1
95585) Lている.その要胃は、前記の如く受光
素子を2個使用するのではなしに、図示の如く光学フィ
ルタkの背後に第1、第2、第3受光素子PTa,PT
b,P丁cを隣設し、これらは電気回路部Ecに接続し
,同図の中央位置に配した第1受光素子P丁aは、その
第1入射Oflaにつき、その視野角を太き〈してある
と共に,受光軸線上に遣光体麿を設けることで、溶接ア
ーク光が直接入射されないようにすると同時に,通常の
周囲光に対しては、これを充分に受光可能となるように
してあり,これに対し図中、そのヒ下に配置された第2
、第3受光素子PTb,PTcは、何れも主として、溶
接アーク光を感知できるように、狭い視野角の光が受光
できる第2,第3テーパ入M口12 ,lyが形或され
ている.第IO図にあって、nはフィルタ枠体、Oは液
晶フィルタで、そのE位に光学フィルタkが配設されて
いる. 従って,当該装置にあっては、前記第9図の場合よりも
,第3受光素子PTcが1個だけ増接されたこととなる
から、第2、第3受光素子PTb ,ρTcの双方にア
ーク光が入射されれば、もちろん問題なしに液晶フィル
タ0が暗転されることとなり、さらに、第2、第3受光
素子PTb,PTcの双方にアーク光が入射されな〈と
も、その一方にさえ、当該溶接アーク光が入射されれば
、液晶フィルタの暗転が確実に得られることになり、従
って方の受光素子への溶接アーク光が、伺等かの邪魔物
によって遮光されても、作業者の目を保護し得ることと
なる. ところが、上記のように三個の受光素子を配設したとし
ても、以下の如き問題の発生を抑止することができない
. すなわち、第l2図に示す如〈、前記第2,第3受光素
子PTb ,PTcは夫々の受光領域PEb,PEcか
らの入射光を受光でき、第1受光素子PTaは広角受光
領域PEa,PEa’からの入射光を受光可能であるが
、狭角領域PEa”からの入射光は受光し得ないことと
なるから、今,被溶接物が可成り大きな物であり.これ
に溶接マスクを近接させて溶接作業を行った際には、溶
接マスクが上記狭角領域PEa”に存在することとなり
、この結果外界からの入射光(周囲光)が一切、第1受
光素子PTaに入射されないこととなる. このため、上記のような環境下にあっては、第2,第3
受光素子PTb,PTcには周囲光が入射されるが、第
1受光素子PTaには周囲光が入射されず、この結果前
記の溶接アーク光発生時にあって,第2、第3受光素子
PTb,PTcへ当該アーク光である直接光が入射され
、第1受光素子PTaには直接光の入射がないのと同様
な入射光状態となり、これにより溶接アーク光が発生し
ないにも拗らず、液晶フィルタkが暗転してしまうこと
となる. 《発明が解決しようとする課題》 木朝は、上記従来例の難点を解消しようとするもので,
詩求zzi < 1)に係る溶接マスクの液晶フィルタ
遮光nll御装置にあっては,#接アーク光である直接
光を受光するための第1受光素子を中央位11ツに,そ
して,その両隣に周囲光を受光するよう広い広視野角と
した第2,第3受光素子を配備させることにより、非常
に暗く外界からの光が少ない場所での溶接作業に際して
も、第2、第3受光素子より周囲光を受光できるように
して、被溶接物に近接して溶接作業を行うような場合に
あっても,周囲光の第2、第3受光素子への入射がな〈
なってしまい、溶接アーク光がないにも拘らず液7^フ
ィルタの暗転などの1誤動作が発生しないようにするの
が、その目的である. 請求項(2)では,請求項(1)における第2,第3受
光素子につき,適所に遮光体を設けることで,占該画素
子へ溶接アーク光が入射しないようにし、その作動につ
き信頼性を向上させようとしている. 請求項(3)にあっては,同J:第2.第3受光素子の
視野角を第1受光素子の視野角に対して、外側へ指向さ
せるようにし、これにより溶接アーク光の入射を抑制す
ることで,これまた作動の信頼性を向丘させようとして
いる. 《課題を解決するための手段》 本願は]二記の目的を達成するため,請求項(1)では
,液品に対する印加電圧のON−OFF制御によって、
光の′r!l過半を変える液晶フィルタを具備し、光セ
ンサは、中央位置に配設され,主に溶接アーク光を受光
するため狭い視野角とした第1受光素子と、当該受光素
子の両側に隣設され、主に周囲光を受光するよう広い視
野角をもった第2、第3受光素子とからなり、電源部に
は,上記第1,第2、第3受光素子を並接した受光部を
接続すると共に、第2受光素子と第3受光素子との正側
接続点と,第工受光素子の正側端子における電位変動に
より、前記液晶フィルタに対する印加電圧のON−OF
F制御を行う電気制御部が設けられていることを特徴と
する溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置を堤供しよ
うとしている. 1;^求項(2)は,請求項(1)による液晶フィルタ
遮光制0′j装置において,広い視野角をもった第2、
第3受光素子の受光軸位置に,溶接アーク光の入射を遮
蔽する遮光体が設けられていることを内容としており、
請求項(3)は請求項(1)の広い視野角をもった第2
、第3受光素子が、溶接アーク光の入射が抑制されるよ
う、第1受光素子の狭い視野角による受光領域よりも、
夫々の広い視野角による受光領域が、外側へ指向されて
いることを、その内容としている. 《作   用》 請求項(1)の液晶フィルタ遮光制御装置によるときは
、溶接アーク光が存在しない場合,第2、第3受光素子
への周囲光が十分に入射され、第1受光素子への周囲光
入射は少ないので、第2,第3受光素子の正側接続点に
おける電位が、第1受光素子の正側端子における電位よ
りも低くなり,この結果電気制御部の出力により液晶フ
ィルタの賠転はな〈、被溶接物などを明視することので
きる透視町能状態に保たれる。
次に、溶接アーク光が発生すると,当該直接光は上記第
2、第3受光素子への入射は、殆どなく、第1受光素子
に強烈な直接光が受光されることとなるから、このとき
は、逆に第1受光素子の正側端子における電位が、第2
、第3受光素子の正側接続転における電位より低くなる
ことから,電気制御部の出力により液晶フィルタの暗転
が行われ、作業者の目が保護され、溶接マスクを外さな
〈とも,非溶接作業時に支障を来すことがなく、第2,
第3受光素子への周囲光は,溶接マスクを被溶接物に近
接させたときにも、その入射を確保でき、この結果溶接
アーク光不存在の状態で、液晶フィルタが暗転してしま
うといった支障も生ずることがない。
請求項(2)によるときは、遮光体が溶接アーク光によ
る直接光を遮蔽して、第2,第3受光素子へ入射させず
、第1受光素子への直接光は十分に入射されるから、液
晶フィルタの暗転が高い信頼性をもって実現されること
となる. 請求項(3)による場合は、遮光体の付設を必要とせず
、第2、第3受光素子の向きを外側へ指向させることで
,溶接アーク光が第2、第3受光素子へ入射されること
を阻ロニできることとなるから,前記請求項(2)の場
合に比し、同等以上の信頼性ある作用が保証されること
となる.《実 施 例》 本願につき第l図乃至第5図を参照して、これを説示す
ると、フAトトランジスタ等による第1、第2、第3受
光素子1,2.3を使用するが,これらは実際上、溶接
マスクの前面側に設けられたフィルタ枠体4にあって、
第2図の下側に嵌設された液晶フィルタ5のL位には、
第1受光素子1を中央位置に、その左右に第2、第3受
光素子2.3が隣装されるよう配設されるのであり、図
中6が上記第1受光素子lの前而側に配した光学フィル
タを示し. 8a,6bは夫々第2,第3受光素子の1
i?1面側に隣設した透光保護板である.」一記の光学
フィルタ6は、第1受光素子1に入射されるべき全波長
光から、可視光部を除去することにより、当該入射光と
なる溶接アーク光に含まれている紫外線、赤外線部分の
色相波が透過されるようにしたバンドパスフィルタであ
って、当該第1受光素子1の受光軸に直交して設置され
る. そして、上記第1受光素子lの前面には、前記フィルタ
枠体4における第1入射口1aが、主として溶接アーク
光を感知することとなるように狭い視野角(第5図の第
1視野角α)とすべく小径に形或されて、前記受光フィ
ルタBの背後に開口されている(例えばα=20@程度
). 一方、前記第2、第3受光素子2.3の前面には、同」
一フィルタ枠体4の夫々第2、第3入射口2a,3aが
、可成り大きな視野角(第5図の第2.第3視野角β)
となるよう大径に形威されて、前記透光保護板ea,6
bの背後に開口されている.さらに、E記の第2,第3
受光素子2.3には、夫々第2、第3入射口2a,3a
から、溶接アーク光が可及的に直接入射されず、通常の
周囲光に対して充分な受光光量となるように、第3図の
実施例では、その受光軸線Eにあって遮光体2b,3b
が、夫々第2,第3入射口2a,3aの中央部に設けら
れている, 上記の如〈主として周囲光を受光させるためには,C光
体2b,3bを設けることなく、第2、第3入射口2a
,3a ,そして第2,第3受光素子2.3を外側に指
向させ、第1受光素子1の上記した狭い視野角による第
5図に示す受光領域E1よりも外側に、夫々受光領域E
2 ,E3が設定されるようにすることもできる. さて、上記した諸部材を用いて第1図に示す如く、順次
電源部7s ,検出回路部72そして電気制御部73を
接続した電気回路部7を構成するのであるが,上記電源
部71 として例示されているものは、直流電源8、電
源スイッチ9そして供給電圧の一定化を計る電圧調整器
10を具備し、当該電源部7lから引き出された正側電
源ライン1lと負側電源ライン1Fとの間に,受光部l
2が接続されることで、前記の検出回路部72が構威さ
れている. ここで、受光部12として図示されたものは、両ライン
11,It’間にあって結線されている.一定数抵抗l
5一可変抵抗l6一制御抵抗17一負側電源ラインI1
’なる回路系と、 正側電源ライン1l一制御抵抗l8一第1受光素子l一
定数抵抗l8一可変抵抗l6一制御抵抗l7一負側電源
ラインIFなる回路系とによって構威されている. ここで、上記の制御抵抗13.17.18は,当該回路
系に流れる電流を小さくするためのものである.上記の
受光部12にあって、制御抵抗l3と抵抗14(第2,
第3受光素子2.3)との接続箇所である正側接続点P
l と,制御抵抗l8と第1受光素子1との接続箇所で
ある正側端子P2とが,次段である前記の電気制御部7
3に後述の如く接続されることとなる. また、上記の抵抗l4は、周囲が非常に暗く,第1.第
2,第3受光素子1,2.3であるフォトトランジスタ
の漏れ電流によって,前記正側接続点h .正側端子P
2の電圧が決るといった場合にあっても、 P1の電圧
がP2の電圧よりも低く保持されるようにするためのも
のである.さらに、定数抵抗15.19は,上記正側接
続点h .正側端子P2の゛・在圧/ヘランス用であり
、可変抵抗l6は同上PrとP2の電圧バランス調整用
である. 次に、上記検出回路部72に接続された次段の電気制御
部7コにつき,その構成を説示すると、抵抗20,21
 .コンデンサ22,23 .電圧比較奏24排他的O
R回路25.2B,27.2B ,モして舷終段の切換
スイッチ28とにより形成されており、当該v1換スイ
ッチ29を介して、この電気制御部73の出力が,前記
液晶フィルタ5に印加される.ここで、上記液晶フィル
タ5は、第1図と第4図によって示されている通り、光
源側液晶フィルタ5aと目側液晶フィルタ5bとの重積
により形成されていて、夫々の引出し端子ta , t
bと共通端子toとが導出され,引出し端子taが切換
スイッチ29の切換接点に接続されている. 上記電気制御部73にあって、電圧比較器24の入力側
には,前記の正側接続点P1と正側端子P2 とが接続
され、その出力点P3の電圧が図示の如〈排他的OR回
路28に印加されるが、当該電圧比較器24によって、
 PRの電圧がP2の電圧よりも低いとき,出力点Pi
の電圧が電源電圧に近い値となり、逆にP+の電圧がP
2の電圧よりも高くなるとP3の電圧が接地電圧に近く
なるよう作用する. さらに、前記の排他的OR回路27はインバータ、25
.28はマルチバイブレータとして作動し、そして排他
的OR回路2日は,出力点P3からの入力が論理l (
電源電圧)でインバータ、論理O(接地電圧)でバッフ
ァとして作用するものであって、前記抵抗20は,排他
的OR回路27への前記入力が不安定な時,上記の論理
Oを保持するために、コンデンサ221士前記電圧比較
器24のバイパスコンデンサとして,抵抗2lとコンデ
ンサ23は,前記排他的OR回M25.26によるマル
チバイブレータの周波数設定用部材として用いられてい
る. そこで,今溶接アーク光が存イEしない場合にあっては
、中央位置に配され視野角αが小さい第1受光素子1へ
の周囲光入射は少なく、これに比し視野角βの大きな第
2、第3受光素子2.3へは充分な周囲光が入射されて
,その受光光量が多くなるので2正側接続点P1の電圧
は、正側端子P2の電圧よりも低〈なり、電圧比較器2
4の出力点P3は電源電圧に近くなり,これにより排他
的OR回路28の入力が論理lとなり,その出力がイン
バータとなる結果、目側液晶フィルタ5bの両端が逆相
となって、これに交流矩形波電圧が印加されるから,当
該目側液晶フィルタ5bは透光状慝となって、外界を明
視することができる.この際、光源側液晶フィルタ5a
については,切換スイッチ29を排他的OR回路2日の
出力側に接続した第1固定接点29aに倒しておけば,
前記目側液晶フィルタ5bと全く同じ〈接続状態となる
から明るくなり、第2固定接点29bに倒した場合も,
これは排他的OR回路27の出力側と導通であって、当
該同路27の片側入力が論理iであることから、その出
力がイン/<一夕となり、当該光源側液晶フィルタ5a
の1内端は逆相となって明るくなる。
これにより、溶接アーク光がなければ,どのような場合
であっても、液晶フィルタ5を介して物を見ることがで
き、溶接作業場が町戊り暗〈、周囲光が少ないときでも
、外側位置にあって広い視野角からの周囲光を第2、第
3受光素子2.3が受光し得るので、液晶フィルタ5の
暗転といった不,t彦な作動をt[ずることがない。
次に、溶接アーク光が発生すると、それまで受光光量が
少なかった第1受光素子lへ、当該アーク光による1白
接光が入肘して,その受光光量が激増するに拘らず、第
2,第3受光素子2.3へは、当11#直接光か殆ど入
射されず,この結果前記正側接続屯Pl の電圧が、疋
側端子P2の電圧よりも高くなり、従って出力点P3は
論理Oとなり,排他的OR同路28はパフファとなるの
で、目側液晶フィルタ5bは、その両端が同相となって
、電圧が印加されない状態となるから暗転し、これによ
って作業者の目を溶接アーク光から保護する.この際、
光源側液晶フィルタ5aの方は、切換スイッチ29が第
1固定接点29aに切り換えられていれば、目側液品フ
ィルタ5bと同じ〈暗転し、これによって両液晶フィル
タ5a,5bが何れも暗〈なるので、最も透光度の低下
した状態となる.これに対し、切換スイッチ29が第2
固定接点29bに切り換えられたときは,前記と同じく
光源側液晶フィルタ5aは明る〈なるので、目側液晶フ
ィルタ5bの暗転だけとなるから、前記の場合に比しそ
の透光度が太き〈なる. 《発明の効果》 請求項(+)によるときは,第1受光素子が中央位置に
あり、これが被溶接物と最も近距離にあって対向状態と
なるから、その視野角が小さ〈とも溶接アーク光たる直
接光の受光光量は充分となり、その両側に主として周囲
光の入射される第2,第3受光素子が設けられているの
で,可成り周囲光の少ない作業環境にあっても、周囲光
を第1受光素子に比し充分に受光でき、このため作業現
場が暗いときでも液晶フィルタの暗転が、溶接アーク光
不存在時に生ずるといった支障を解消することができる
. さらに、第1、第2、第3受光素子の受光特性と、その
配在位置とによって、前掲第12図に示した如き狭角領
域PEa”は存在しないこととなるから、被溶接物が大
きく、これに溶接マスクが近接して溶接作業が行われる
といった場合でも,外界からの周囲光入射が第2,第3
受光素子の何れにも入射ざれないといったことは生ぜず
、これにより溶接アーク光が発生していないにも拘らず
、液晶フィルタが暗転し、溶接マスク着用のまま溶接以
外の作業を行うことができなくなるといった問題も解消
される. 請求項(2)によるときは、請求項(1)にあって第2
,第3受光素子に溶接アーク光である直接光が入射され
ないよう受光軸位置に遮光体を設けたので、溶接アーク
光発生時の第l受光素子による受光光量と第2,第3受
光素子による受光光量にi著な差異をもたせることがで
き、液晶フィルタの暗転に対する信頼性を向七させるこ
とができる. 請求項(3)によるときは、遮光体を設ける必要がない
ので製作が容易であり第2,第3受光素子の視野角を第
1受光素子の視野角に対して、適度に太き〈すると共に
、その受光軸方向を適切に外向きにするだけで、請求項
(2)と同等の効果をあげることができる.
【図面の簡単な説明】
第l図は、本発明に係る液晶フィルタ遮光制御装置の電
気回路を示す一実施例の回路図、第2図は溶接マスクに
取着されるフィルタ枠体の正面図、第3図は同枠体の要
部横断平面説明図,第4図は同装置に使用する積層状の
液晶フィルタを例示した略示側面図、第5図は同上装置
光センナ受光領域説明図、第6図が液晶フィルタの斜視
図、第7図は同上縦断正面部分図、第8図が従来の同」
二遮光制御装置に用いられている電気回路の要部凹路図
、第9図は本願人の既に提示した同上装置の電気回路図
、第lO図と第11図は、別異の同上装置におけるフィ
ルタ枠体の正面図と同枠体の要部横断平面説明図,第1
2図は同上第11図の従来例による光センサ受光領域説
明図である.l・・・・・・第1受光素子 2・・・・・・第2受光素子 2b・・・・・・遮光体 3・・・・・・第3受光素子 3b・・・・・・遮光体 5・・・・・・液晶フィルタ 7l・・・・・・電源部 73・・・・・・電気制御部 l2・・・・・・受光部 El・・・・・・第1受光素子の受光領域E2・・・・
・・第2受光素子の受光領域E3・・・・・・第3受光
素子の受光領域P1 ・・・・・・正側接続点 P2・・・・・・正側端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶に対する印加電圧のON−OFF制御によっ
    て、光の透過率を変える液晶フィルタを具備し、光セン
    サは、中央位置に配設され、主に溶接アーク光を受光す
    るため狭い視野角とした第1受光素子と、当該受光素子
    の両側に隣設され、主に周囲光を受光するよう広い視野
    角をもった第2、第3受光素子とからなり、電源部には
    、上記第1、第2、第3受光素子を並接した受光部を接
    続すると共に、第2受光素子と第3受光素子との正側接
    続点と、第1受光素子の正側端子における電位変動によ
    り、前記液晶フィルタに対する印加電圧のON−OFF
    制御を行う電気制御部が設けられていることを特徴とす
    る溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置。
  2. (2)広い視野角をもった第2、第3受光素子の受光軸
    位置に、溶接アーク光の入射を遮蔽する遮光体が設けら
    れている請求項(1)記載の溶接マスクの液晶フィルタ
    遮光制御装置。
  3. (3)広い視野角をもった第2、第3受光素子が、溶接
    アーク光の入射が抑制されるよう、第1受光素子の狭い
    視野角による受光領域よりも、夫々の広い視野角による
    受光領域が、外側へ指向されている請求項(1)記載の
    溶接マスクの液晶フィルタ遮光制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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