JPH0353909Y2 - - Google Patents

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JPH0353909Y2
JPH0353909Y2 JP1987055541U JP5554187U JPH0353909Y2 JP H0353909 Y2 JPH0353909 Y2 JP H0353909Y2 JP 1987055541 U JP1987055541 U JP 1987055541U JP 5554187 U JP5554187 U JP 5554187U JP H0353909 Y2 JPH0353909 Y2 JP H0353909Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用可能性 本考案は、円弧を描くための円弧定規の改良に
関するものである。
従来の技術 従来技術として、円弧を描くためにはコンパス
や円の形状に形成された定規を使用して円弧を描
いていた、しかしながらこのようなコンパスや円
定規では、小さい円弧を描くことは適していまし
たが大きな円弧を描くことは不可能であつた。そ
のために大きな円弧を描くために第8図に示すよ
うな円弧も描けるテープメジヤー(実願昭59−
2997、実用出願公開昭60−117194)が考案され
た。この円弧も描けるテープメジヤーは、テープ
メジヤー1の一端又は両端部に釘又は針3を円筒
状カバー管3′の中を自由に出し入れできるよう
な金具3″の中に取付け、メジヤー1のテープ幅
の中央部にいくつかの小さなハトメ穴2,2′,
2″をあけておき、メジヤー1上の任意の場所を
釘又は針先3で刺し、ハトメ穴2に差込んだ鉛筆
で円又は円弧を描けるようにした円弧作図用のテ
ープメジヤーであつた。しかし、このような円弧
作図用テープメジヤーでは、メジヤー1のテープ
上の任意の場所を支点とし釘又は針先で刺す為に
長期間使用しているとテープに穴があきテープが
破損すると共に製図板及びトレーシングペーパー
に穴があき当該製図板を使用して再度作図しよう
としても凹凸があり正確な作図をすることが困難
となる欠点があつた。更に、何度も円弧を描くと
釘又は針先の穴が大きくなり二重円弧となり、ま
た建築現場において床等に円弧を描く場合にも床
板に釘又は針先の穴があき建築物に傷を付けるこ
ととなるとの欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、上述の如くコンパスや円弧作図用メ
ジヤーテープのように釘又は針先を円の支点とし
て円弧を描く必要がなくなるために製図板に釘又
は針穴があくことはなくなるので製図板を長期間
使用することができると共に製図板に凹凸ができ
ず再度使用しても正確な円弧及び図面を描くこと
ができ、トレーシングペーパーにも釘又は針穴が
出来ず体裁のよい円弧を何度でも描くことができ
且建築現場において床等に円弧を描く場合にも床
板に釘又は針先の穴をあけることがなく建築物を
傷つけることのない円弧定規を提供することを目
的とするものである。
[考案の構成] 問題点を解決するための手段 本考案は、以上の問題点を解決する為に目盛の
ある標尺に一方のアームを標尺の左端部に固定
し、他方のコ状締付金具を有するアームをコ状締
付金具の内側に形成された標尺の断面の形状と同
形の透孔に挿入し左右に摺動可能に取り付けると
ともに双方のアームに取付けられた支持具と支持
具間に弾性体を架設した円弧定規とした。
作用及び実施例 以下図面に表された実施例に従つて本考案を詳
細に説明する。第1図は、本考案の円弧定規の斜
視図である。目盛9を設けた標尺8に左右方向に
移動可能にアーム10′を取付けると共に標尺8
の左右両端部にコ状枠体7に直角に取付られた端
部11,11′を標尺8に直角に接合固定すると
共に標尺8の左端部にアーム10を固定する。こ
の取付手段は第1図に示す如くネジ12で螺合固
定してもよく、又は接着剤で固定してもよいし、
溶接してもよい。各アーム10,10′の上部に
は弾性体5を取付け支持するための支持具6,
6′を固定し、支持具6,6′間に弾性体5を架設
する。支持具6,6′に弾性体5を取付固定する
方法は第6図に示すように支持具6,6′は断面
形状が円形であり、上記支持具6,6′の中心軸
に付近に達する深さを有し、しかも弾性体5の幅
とやや広い幅のかん合溝5a,5bを支持具6,
6の中心軸方向に形成し弾性体5の先端部をかん
合溝5a,5bに押圧挿入固定する。又は支持具
6,6′の先端部をかん合溝にかん合させ接着剤
等で固定してもよい。第7図は、弾性体5を支持
具6,6′に固定する他の実施例を示したもので
あり、弾性体5の先端部5c,5dをT形状に形
成すると共に支持具6,6′の中心軸方向に僅か
に大きく同形に形成したかん合溝5a,5bに弾
性体5の先端部5c,5dを支持具6,6′の先
端部6a.6bから押圧挿入して固定した状態を示
したもので着脱自在に取付けたものである。
第3図は本考案の平面図であり支持具6,6′
の先端部6a,6bと弾性体5の側端部5とコ状
枠体7の外側面7′は同一平面に位置するように
構成する。これはトレーシングペーパー、床板等
に本円弧定規Aを密着させて円弧を描く必要があ
るからです。第4図は第2図中のアーム10′の
C−C′線の縦断面図である。アーム10′の下部
には、断面形状コ状の締付金具16を取付固定さ
れている。このコ状締付金具16は別体に製造し
アーム10′に接着剤等で取付けてもよく、また
溶接してもよいしアーム10′と一体成型しても
よい。コ状締め付け金具16に形成されている挿
入孔8aには標尺8が挿入でき且アーム10′が
左右方向に自由に移動できるように取付ける。
そしてコ状締め付け金具16の下方にはボルト
13が螺合できるようにネジ孔17が形成されて
いる。このボルト13を螺合させてボルト13を
右回り方向に回転させるとボルト13の先端部1
3aが標尺方向に動き標尺8を押圧してアーム1
0′が標尺8に固定される。支持具6、6′の基部
20,20′は支持具6,6′の断面形状の直径よ
りも大径に形成する。支持具6,6′の断面形状
は必ずしも円形である必要はなく多角形状に形成
してもよい。但し基部20,20′は円筒状であ
ることが必要である。更に、支持具6,6′の先
端部6bは円形に形成してもよく、あるいは平ら
に形成してもよい。第5図はA−A′線の縦断面
図であり、アーム10,10′とは別体に形成さ
れたリング19,19′をアーム10,10′の上
部に取付固定する。
取付固定手段は接着剤で固定してもよく、溶接
してもよい。あるいはリング19,19′は、ア
ーム10,10′と一体成型により形成してもよ
い。そして、支持具6,6′の基部は20,2
0′はリング19,19′の中央に位置させリング
19,19′と支持具6,6′の基部20,20′
の間に複数個のボールベヤリング15を介在させ
基部20,20′が回転できるようにする。
そして、支持具6,6′の直径より僅かに透孔
が形成されている蓋体14,14を上記透孔に支
持具6,6′を挿通すると共にリング19,1
9′の先端部に取付ける。
第2図は、本考案の正面図であり、標尺8の外
側面には目盛9を表示しアーム10′の左端部2
2又は右端部23を目盛9に合せることにより任
意の大きさの円弧を描くことができるようにして
ある。あるいは第1図、第2図、第4図に示す様
にアーム10′の下部に長方形状の透孔21を形
成し中央線24を刻設した合成樹脂板10aを透
孔21に取付固定して中央線24に目盛を合せる
ことにより任意の大きさの円弧を描くようにして
も小さい円弧を描く場合にはボルト13を緩めア
ーム10′を左方向に移動させ目盛9にアーム1
0′の左端部22、右端部23又は中央線24を
一致させることにより弾性体5の内側又は外側に
鉛筆、ボールペンの先端を当て弾性体5に沿つて
円弧を描き、大きい円弧を描く場合にはボルト1
3を緩めアーム10′を左右方向に移動させ上記
の操作をして円弧5を描くのである。アーム10
に支持具6を取付ける構造は、アーム10′に支
持具6′を取付けた構造と同一である。図中5a
はアーム10の支持具6に弾性体5をかん合固定
させるために形成したかん合溝であり、5cはア
ーム10に取付けられた弾性体5のT形状に形成
された先端部である。
[考案の効果] 本考案は以上のような構成を有するものである
為に「コンパス」及び「円弧も描くことのできる
テープメジヤー」の如く釘又は針先が支点となら
ない為に円又は円弧を描く場合に釘又は針先を製
図板やトレーシングペーパーに釘又は針先を刺す
こともなくなり製図板の表面が常時平らに保持で
き長時間使用できると共にトレーシングペーパー
にも穴をあけることがないので体裁が良いとの効
果がある。更に、本考案を大きく構成することに
より大きな円弧を任意に且自由に簡単に描くこと
が可能になるとの効果もある。又建築現場におい
て床板に円弧を描く場合に、支点を必要とせず床
板に釘又は針穴をあけることがなくなり建築物に
傷をつけることがなくなり体裁がよいとの効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案の正
面図、第3図は本考案の平面図、第4図は第2図
中のアームのC−C′線の縦断面図、第5図は第4
図中のA−A′線の縦断面図、第6図は第5図中
のB−B′線の断面図で支持具に弾性体を取付固
定した状態を示した縦断面図、第7図は弾性体を
支持具に取付固定した状態を示した他の実施例の
縦断面図、第8図は公知例を示した図である。 1……メジヤー、2,2′,2″……ハトメ穴、
3……針、3′……円筒状カバー管、3″……金
具、4……鉛筆、5……弾性体、5a,5b……
かん合溝、5c,5d……T形状端部、6,6′
……支持具、6a,6b……支持具先端、7……
コ状枠体、7′……コ状枠体外側面、8……標尺、
9……目盛、10,10′……アーム、12……
ネジ、13……ボルト、13a……ボルト先端
部、14,14′……蓋体、15……ボールベヤ
リング、16……コ状締付金具、17……ネジ
孔、19,19′……リング、20,20′……支
持具基部、21……透孔、22……アーム左端
部、23……アーム右端部、24……中央線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ状枠体の端部を標尺の両端に接合固定すると
    ともに目盛が付された前記標尺の一端に、上部に
    回転可能に取り付けられた支持具を備えたアーム
    を固定すると共に、上部に回転可能に取り付けら
    れた支持具と下部に標尺を挿入する挿入孔を形成
    したコ状締付金具及び中央線を刻設した合成樹脂
    板を固定した透孔を備えたアームを、前記挿入孔
    に標尺を挿入し、前記アームが左右に摺動可能に
    取り付け、前記両アームの上部に回転可能に取り
    付けられた支持具間に弾性体を、前記弾性体の側
    端部と前記コ状枠体外側を面一になるように架設
    させると共に、前記コ状締付金具にボルトを取り
    付けたことを特徴とする円弧定規。
JP1987055541U 1987-04-13 1987-04-13 Expired JPH0353909Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987055541U JPH0353909Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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JP1987055541U JPH0353909Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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Publication Number Publication Date
JPS63161894U JPS63161894U (ja) 1988-10-21
JPH0353909Y2 true JPH0353909Y2 (ja) 1991-11-26

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ID=30883529

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JP1987055541U Expired JPH0353909Y2 (ja) 1987-04-13 1987-04-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545082U (ja) * 1977-06-15 1979-01-13
JPS5625911U (ja) * 1979-07-31 1981-03-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545082U (ja) * 1977-06-15 1979-01-13
JPS5625911U (ja) * 1979-07-31 1981-03-10

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JPS63161894U (ja) 1988-10-21

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