JPH0353616B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0353616B2
JPH0353616B2 JP55078332A JP7833280A JPH0353616B2 JP H0353616 B2 JPH0353616 B2 JP H0353616B2 JP 55078332 A JP55078332 A JP 55078332A JP 7833280 A JP7833280 A JP 7833280A JP H0353616 B2 JPH0353616 B2 JP H0353616B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
voltage
circuit
battery
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55078332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS576535A (en
Inventor
Osamu Yoneda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
Priority to JP7833280A priority Critical patent/JPS576535A/ja
Publication of JPS576535A publication Critical patent/JPS576535A/ja
Publication of JPH0353616B2 publication Critical patent/JPH0353616B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給電スイツチを切つた後も一定時間電
源の供給を保持する給電保持回路を含む給電制御
回路に関する。
従来この種の装置、例えばカメラの露出計回路
又は自動露出制御回路等に給電する場合に於て電
源の切忘れ防止をする為にシヤツタ釦に連動して
シヤツタがレリーズされるストロークより浅い位
置、いわゆる半押の状態にある時電源スイツチを
ONさせ、かつ操作性を向上させる為にシヤツタ
釦から指を離しても一定時間回路に給電を保持す
る回路を付加したものが知られている。このカメ
ラだと指を離した後も一定時間露出の合致状態又
は露出制御状態等の表示を見る事ができる。
しかし電池が消耗してきても、この保持時間は
一定である。従つて操作性向上のためであつて撮
影には必ずしも必要でないこの給電保持機能が電
池の消耗を早めることになるという欠点を有して
いた。
本発明はこの欠点を取除く為に給電電池保持時
間を電源電圧の低下に伴い減少させることにより
電池の消耗を抑える事を目的とする。
以下本発明の実施例について図面を参照して説
明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図で
ある。
電池Eは電源スイツチSW1が閉じられることに
より適正露出演算回路1に電力を供給する。電源
スイツチSW1は単独露出計の場合は押ボタンの押
圧動作(往動)でONになり、離反動作(復動)
でOFFになる。カメラの場合はシヤツタ釦の半
押(往動)で連動してONになり、離すと(復
動)でOFFになるタイプのものである。抵抗R2
R3,R4,R5、コンデンサC1、トランジスタQ1
Q2で給電保持回路が構成されている。適正露出
演算回路1はフオトダイオードPDで検出される
被写体輝度及び可変抵抗Rfにより設定されるフ
イルム感度、シヤツタ速度、絞り値の値を入力と
しそれが適正露出条件を満足するかを演算する回
路で、その結果は発光ダイオードLED1,LED2
より所定のモードで発光表示される。トランジス
タQ3は演算回路への給電制御するトランジスタ
で、演算回路1への供給電圧Vが演算回路1の作
動下限電圧以下になるとOFFになる様に抵抗R6
R7の選択によつて設定されている。同様に給電
保持回路の抵抗R4,R5は下限電圧V1より少し高
い電圧がトランジスタQ2のON、OFFの境界電圧
となる様に選択されている。その作動は次の様に
行われる。
電池Eの電圧Vが充分ある時の作動は、電源ス
イツチSW1を閉じると抵抗R2とR3及びダイオー
ドD2に電流が流れトランジスタQ1をONするよう
にバイアスする。トランジスタQ1がONになると
そのコレクタ電流が抵抗R4〜R7に流れトランジ
スタQ2とQ3をONとするようにバイアスする。ト
ランジスタQ1とQ2とは正帰還回路を構成してお
り従つて、最初のトランジスタQ1をONさせた
SW1が開放されてもトランジスタQ1のONは正帰
還作用で維持される。この実施例は、電源スイツ
チSW1の開放後コンデンサC1の充電電圧が小さ
い期間だけ上述の正帰還作用が働きトランジスタ
Q1のONを維持する構成となつている。さてトラ
ンジスタQ2がONになるとそのコレクタ電流が抵
抗R2,R3とコンデンサC1とから成るCR時定回路
に流れるが、コンデンサC1の一端aがダイオー
ドD2と閉成された電源スイツチSW1を介して負
電位にクランプされているので一端aの電位がダ
イオードD2の順方向電圧以上に上昇することは
ない。従つて、トランジスタQ1のバイアスは維
持されトランジスタQ1のONは維持される。それ
によりトランジスタQ3はONであるので適正露出
演算回路1への電源ラインの形成は電源スイツチ
SW1が閉じている限り維持されている。その後電
源スイツチSW1を開放すると、コンデンサC1
一端aのクランプは解除される。そしてトランジ
スタQ2のコレクタ電流によりコンデンサC1は充
電され、一端aの電位は徐々に上昇し、ある一定
時間後にトランジスタQ1をOFFするようになる。
トランジスタQ1がOFFするとトランジスタQ3
バイアスは失しなわれトランジスタQ3もOFFし
適正露出演算回路の電源ラインは形成されなくな
る。一端aの電位の上昇は、コンデンサC1と抵
抗R2とR3とで決る時定数の関数である。電源ス
イツチSW1のOFFからトランジスタQ1をOFFす
る一端aの電位の上昇迄の時間期間だけ、トラン
ジスタQ1そしてQ3はONの状態を維持し適正露出
演算回路1への電力供給を持続し露出計を作動し
ている。即ち、このコンデンサC1の充電期間が
給電保持時間である。本実施例ではスイツチSW1
のOFFから保持時間の計時を開始したが、ONか
ら計時を開始するようにしてもスイツチSW1
ONしている時間が保持時間に比べて十分短かい
場合には不都合はない。
次に、電池電圧VがV1<V<V2の時の作動を
説明する。V1は適正露出演算回路1が正常動作
可能な下限電圧であり、V2はV1よりわずかに高
いが、もし電池電圧VがV2以下になると前述の
給電持続時間中にV<V1となるおそれがあると
いう電圧である。換言すれば、V2はV≧V2であ
る限り給電持続持間中の電池電圧Vの降下でV<
V1となつて露出計が正常に機能しなくなること
はないことを保証する電圧である。電源スイツチ
SW1の閉成でトランジスタQ1はONし、そのコレ
クタ電流が抵抗R4〜R7を流れることによりトラ
ンジスタQ2とQ3はバイアスされ電池電圧VがV2
以下V1以上であるとこのバイアスはトランジス
タQ3をONして適正露出演算回路1に給電する
が、トランジスタQ2をONすることはできない。
トランジスタQ2がOFFでもコンデンサC1の一端
aと他端bはスイツチSW1を介して負電位に共に
クランプされているのでコンデンサC1の両端の
電位差はないから、後述する電荷放電用抵抗R1
を介してコンデンサC1が逆方向に充電されるこ
とはない。従つてコンデンサC1にタンタル電解
コンデンサ、アルミ電解コンデンサのごとき有極
性のコンデンサを使用することが可能である。
今、電源スイツチSW1を開放する。この時トラン
ジスタQ2はOFFであるのでコンデンサC1を充電
する作用はなく、一端aの電位は直ちに上昇しト
ランジスタQ1をOFFし、そしてトランジスタQ3
をOFFして適正露出演算回路1への給電を断つ。
従つて、使用者は電源スイツチSW1を開放した時
直ちに表示素子LED1,LED2の消灯により露出計
の作動が停止したことに気付く。そして電池Eは
かなり消耗しておりしばらくすると電池電圧Vは
下限電圧V1以下になることを予知できる。ただ
し、この場合でも、使用者は電源スイツチSW1
閉成を行えば露出計を作動することはできる。
最後に電池電圧VがV<V1になつた時の作動
状態を説明する。電源スイツチSW1を閉成する
と、トランジスタQ1はONするがそのコレクタ電
流によるバイアスはトランジスタQ2とQ3の双方
ともONすることはできない。従つて露出装置1
へ給電することはできない。この時表示素子
LED1,LED2は消灯のままであり使用者は電池E
が消耗して使用不可であることを知る。勿論、電
源スイツチSW1を開放した直後でもトランジスタ
Q3がONすることはない。
第2図は第1図の実施例の回路の特性を示す。
その縦軸は電源スイツチSW1の開放後の露出装置
への給電保持時間tを横軸は電池電圧Vを示す。
電池電圧VがV>V2である時は、給電保持時間
tは電池電圧の降下に従つて緩やかに減少する。
給電保持時間tが短くなるのは、電池電圧が低下
するとトランジスタQ1をONするよりバイアスす
るための抵抗R2を流れる充電電流が電池電圧V
が低い程早く少ない値になるからである。
尚、電荷放電用ダイオードをトランジスタQ2
のコレクタ・エミツタに並列に接続すると放電用
ダイオードD1と抵抗R1とを省略することができ
る。
第3図は第2の実施例を示す図である。この場
合には第1の実施例と異なり第1図のV2以上の
場合の電圧の変化に対する保持時間の変化を拡大
して使用者にV2以上の領域での電池電圧の変化
を保持時間の変化として認識し易くなるようにし
たものである。この例では電磁レリーズ方式の自
動露出の場合で示してある。第1図と同一機能の
ものは同一符号を付してある。スイツチSW1
SW2とは連動しておりレリーズ釦を半押にすると
電源スイツチSW1がONさらに押込むとスイツチ
SW2がONになり電磁レリーズされて撮影され
る。その作動は次の様に行われる。
電池Eの電圧が充分にある時シヤツタレリーズ
釦を半押にするとスイツチSW1がONするので逆
流阻止のダイオードD10を介してトランジスタ
Q10はONし自動露出制御回路2は給電されて作
動しフオトダイオードPDに入力する被写体輝度
情報及び可変抵抗Rfにより入力されるフイルム
感度値、絞り値を入力として演算し適正シヤツタ
秒時値をメータMにより表示すると共に、カメラ
の起動装置が作動された場合はシヤツタ制御電磁
石Mg2により図示なきシヤツタを適正シヤツタ秒
時値に制御する。トランジスタQ10のONにより
抵抗R10,R11,R12により構成される電源電圧分
割回路によりフオロワーアンプA1の出力電圧VA1
は電池Eの電圧をVとすればVA1=V
R12/R10+R11+R12=V・K1となる。K1は定数であ る。一方SW1がONするとトランジスタQ11はON
になる。これにより、コンデンサC10は短絡され
充電されない。ESはトランジスタQ10がONの時
作動するバンドギヤツプレフアレンスの如き一定
の電圧を発生する定電圧源である。I1は定電流吸
込源であり、後述のごとくトランジスタQ11
OFFしたときコンデンサC10の充電電流を与える
ものである。電源スイツチSW1がONの時トラン
ジスタQ11はONになりコンパレータA2の正入力
端子電圧はフオロワーアンプA1の出力電圧と同
じ電圧即ちV・K1になる。いまここでいう充分
な電池電圧とはフオロワーアンプA1の出力電圧
VA1=V・K1が定電圧源ESの電圧VESより高い時
をいう。この時、コンパレータA2の出力はHigh
レベルになりトランジスタQ12はONとなりトラ
ンジスタQ10を介して正帰還がかかつた状態とな
る。これにより例え電源スイツチSW1がOFFし
てもトランジスタQ10のONは維持されうる。一
方コンパレータA3の正入力端子は抵抗R10,R11
R12により分割された電圧でありそれはVA3in=
VR11+R12/R10+R11+R12=V・K2である。ここでK2
は 定数であり、いうまでもなくK2>K1という関係
にある。従つてVA3in>VA1である。従つて充分
な電池電圧あるときV・K2>VESでありコンパレ
ータA3の出力はHighレベルでありトランジスタ
Q13はONなのでシヤツタ秒時表示のメータMに
は電流が流れて制御シヤツタ秒時値が示される。
ここでシヤツタ釦をさらに押込むとスイツチSW2
もONし、コンパレータA3の出力がHighレベル
の為トランジスタQ14はONし抵抗を介してコン
デンサC11に充電されていた電荷はレリーズ用の
電磁石Mg1を介して放電されるで公知のカメラ撮
影の為の図示なき起動装置が作動されてカメラの
撮影シーケンスが起動される。尚、カメラの撮影
シーケンスが一旦起動されるとライン3を介して
トランジスタQ10,Q11ON状態は持続されるよう
になつており、スイツチSW1が撮影シーケンスの
際中にOFFされても露光完了まではスイツチ
SW1がONされているのと同等の条件を確保して
いる。その後電源スイツチSW1をOFFするとト
ランジスタQ11はOFFになるがトランジスタQ10
は前述のごとくトランジスタQ12のONにより正
帰還がかかつた状態なのでONの状態を保持して
いる。しかし、トランジスタQ11のONで今迄短
絡されていたコンデンサC10はトランジスタQ11
OFFになると定電流吸込源I1により充電されコン
パレータA2の正入力の電圧がその負入力に印加
されている定電圧源ESの電圧VESよりも低くなる
と、A2の出力はLowレベルになりトランジスタ
Q12はOFFになり正帰還の作動は停止されてトラ
ンジスタQ10はOFFされ、回路2へ供給される電
源が断たれる。即ち、コンデンサC10への充電時
間により給電保持時間が決められている。この状
態でスイツチSW1がOFFしてからトランジスタ
Q10のOFFするまでの時間tと電池Eの電圧Vと
の関係は次のようになる。
t=C10/I1{VK1−VES} もし、電池電圧Vが降下してVK1≦VESの時即
ち、V≦VES/K1の時t=0となるので正帰還作動 をしなくなり、保持時間は零となる。電池Eの電
圧がVES/K2<V<VES/K1の時は保持時間は零である がコンパレータA3の出力はVK2>VESであるので
HighレベルになるのでスイツチSW1がONの間だ
けは給電される。従つて使用者は電池の使用不可
が近い事を知り、かつ撮影する事が可能となる。
電池Eの電圧がV<VES/K2になるとコンパレータ A3の出力はLowレベルになるのでトランジスタ
Q13はOFFになりメータMは振れず電池Eが使用
不可である事を使用者に知らせる。それと共に、
誤つてシヤツタ釦をシヤツタレリーズの位置まで
押してスイツチSW2をONさせてもトランジスタ
Q14はOFFなので電磁石Mg1によりカメラの撮影
シーケンスを起動させる事はない。第4図は電池
Eの電圧Vと電源スイツチSW1OFF後トランジ
スタQ10がONして回路に給電されている時間t
との関連を実線で示す図である。
V12はV=VES/K1になる点、即ち保持時間零にな る点の電圧であり、V11は電源スイツチSW1
ONされてもコンパレータA3の出力がLowレベル
の為にメータは振れず、スイツチSW2がONされ
ても撮影シーケンスが起動されない点すなわちシ
ヤツタレリーズ不能になる点の境界電圧、即ち
VES/K2の点の電圧を示している。抵抗R11を零にす るとK1=K2となり保持時間零になつた点でレリ
ーズ不能にする事も可能でその時の特性の一例を
第4図において破線で示してある。
第5図は第3の実施回路例でこの例では電源電
圧の変化にともない段階的に変化する複数の異な
る保持時間が得られるように保持時間の制御をデ
ジタル的に処理した例である。第3図と同一機能
を有するものには同一符号を付してある。デジタ
ル演算回路20はフオトダイオードPDにより被
写体の輝度情報をA/D変換し、ASA、絞り値
等をデジタル的に設定するデジタル設定部21の
入力との間でデジタルのアペツクス演算を行いそ
の演算結果をデジタル表示回路22に転送し、ト
ランジスタQ13がONしている時はそれを所定の
モードでデジタル表示器23により表示する。デ
ジタル演算回路20内には所定の周期で発振する
発振回路を有し、デジタル演算の為のクロツクと
して使用すると共に、それに同期するクロツクパ
ルスが表示回路22及び給電保持タイマー24に
クロツクライン6を介して与えられている。給電
保持タイマー24は公知のデジタルカウンター技
術によつて達成されるものでトランジスタQ10
ONしてデジタル演算回路20より送られてくる
クロツクパルスを入力とし電源スイツチSW1
ONからOFFした時にカウンタースタートしゲー
トG1,G2にそれぞれ異つた時間でHからLに変
化する時間信号を与える。その作動は次の様に行
われる。
電池Eの電圧が充分ある時電源スイツチSW1
ONするとトランジスタQ10,Q20により構成され
る正帰還回路が作動して自己保持が行われ演算回
路に給電がなされる。ここでいう充分な電圧とは
抵抗R21,R22,R23,R24により分割された電源
電圧がコンパレータA10,A11,A12に与えられそ
れが比較的規準電圧ESよりも高い時をいう。そ
の時コンパレータの出力は全てHの状態にある。
従つてA10の出力によりQ13はONになり表示回路
22が作動して表示器23により制御値が表示で
きる。又コンパレータA10の出力によりトランジ
スタQ14はレリーズスイツチSW2がONされれば
コンデンサC11の電荷をレリーズマグネツトMg1
を介して放電し、カメラのレリーズを可能にでき
る状態にある。電源スイツチSW1がONしている
間は給電保持タイマー24にライン5によつてL
の信号が伝達され、それによりタイマー24はリ
セツト状態にありタイマー動作はしない。この時
タイマー24からANDゲートG1,G2へ伝達され
る出力はHの状態である。従つてANDゲート
G1,G2の出力はHとなり、ORゲートG3の出力も
Hとなる。ダイオードD21、コンデンサC12、抵抗
及びトランジスタQ21,Q24は給電保持リセツト
回路を構成しているが、この時トランジスタQ21
はONでありトランジスタQ24はOFFになるので
トランジスタQ10,Q20による給電保持の作動に
影響を及ぼさない。電源スイツチSW1をOFFす
ると逆流阻止ダイオードD20及びプルアツプ抵抗
R20を介して給電保持タイマー24にHの信号が
伝達されるのでデジタル演算回路20より伝達さ
れるクロツクパルスに基づいて計時動作を開始す
る。給電保持タイマー24よりゲートG1,G2
伝達される信号はまだHのままであり、HからL
へ変化するのに要する時間はゲートG1へ伝達さ
れる信号の方がゲートG2へ伝達される信号より
も長い。従つて給電保持タイマー24よりゲート
G1へ伝達される信号がHからLへ変化するとOR
ゲートG3の出力はLに変化してトランジスタQ21
はOFFするので給電保持リセツト回路のコンデ
ンサC12の充電電荷によりトランジスタQ24は一定
時間ONになる。トランジスタQ24のONは給電保
持回路のトランジスタQ20をOFFさせて正帰還作
用を解除するので確実にQ10がOFFにされ回路へ
の給電を停止する。レリーズスイツチSW2がON
されてカメラが起動してシヤツタが作動している
間はデジタル演算回路20より給電保持タイマー
24へ信号ライン5を介してLレベルの露出動作
信号が伝達される。この信号が伝達されている間
は電源スイツチSW1がOFFになつてもタイマー
24は計時を開始しない。又ダイオードD20を介
してスイツチSW1、トランジスタQ20の状態とは
無関係にQ10のON状態は保持されるのでシヤツ
タが開いている間に給電が停止されてシヤツタ制
御が乱れる事はない。シヤツタが閉じて露出が完
了すると露出動作信号がHレベルになりタイマー
24が作動して、それに従つた時間経過後給電が
停止される。
次に電源の電圧が下つて即ちコンパレータA12
の出力だけがLになつている時はゲートG1のコ
ンパレータの出力はLになつており、給電保持の
時間はタイマー24よりゲートへ伝達される短い
方の時間により即ちゲートG2の出力により前述
同様に制御される。従つて使用者は保持時間が短
くなつた事で電池の消耗が進んでいる事を知る。
次に電源電圧がさらに下ると即ちコンパレータ
A12,A11の出力はL、A10の出力はHの時は電源
スイツチSW1をONするとゲートG1,G2の出力は
コンパレータA11,A12の出力によりLなのでト
ランジスタQ21はOFFであり従つてQ24はONなの
で給電保持回路のトランジスタQ20はOFFなので
正帰還はかからず給電保持時間は零になる。すな
わち電源スイツチSW1をOFFするとすぐ表示が
消える事により電池の消耗がかなり進んでまもな
く使用不可能になる事が予知できる。電池がさら
に消耗して露出制御が誤り無くできる電圧よりも
下ると電源スイツチSW1をONするとトランジス
タQ10はONされるがコンパレータA10,A11,A12
の出力は全てLであるので前述同様Q20による正
帰還はかからない。従つて、給電保持時間は零で
あり、又コンパレータA10出力Lの為トランジス
タQ13はOFFなので表示は消去のままであり、又
誤つてレリーズスイツチSW2をONにしてもレリ
ーズロツクされているのですなわちトランジスタ
Q14がON不可能なので誤つて撮影シーケンスが
起動される事がなく、撮影者は電池の使用が不可
である事を知る。
第6図に第5図の回路による電池SW1をOFF
した後の保持時間tと電池Eの電圧Vとの関係を
示してある。V>V22の時は給電保持時間はt10
なり、V21<V<V22の時は保持時間はより短い
時間t11となり、V20<V<V21の時は保持時間は
零になることを示している。尚、V<V20の時は
レリーズロツクがなされる。
以上の様に本発明に従えば電池の消耗と共に給
電保持時間が短くなるので電池の消耗を少くする
事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う給電制御回路の第1の実
施例の回路図、そして第2図は第1図の回路の電
池電圧に対する給電保持時間の変化の様子を示す
図である。第3図は本発明に従う給電制御回路の
第2の実施例の回路図、そして第4図は第3図の
回路の電池電圧に対する給電保持時間の変化の様
子を示す図である。第5図は本発明に従う給電制
御回路の第3の実施例の回路図、そして第6図は
第5図の回路の電池電圧に対する給電保持時間の
変化の様子を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕、給電スイツチ……
Q3,Q10、給電制御回路……SW1,Q1,Q2,C1
Q12,C10,Q20,24等。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電池と、 該電池から給電を受けて、その給電の間、表示
    動作を行う被給電回路と、 手動操作が加えられている間は操作信号を出力
    する操作手段と、 前記電池の電圧を検出し、該電池電圧が、第1
    所定電圧を上回るときは第1検出信号を出力し、
    該第1所定電圧以下であるが第2所定電圧は上回
    るときは第2検出信号を出力し、該第2所定電圧
    以下であるときは第3検出信号を出力する電圧検
    出回路と、 前記操作信号に応答して所定時間の計時を開始
    し、該計時の間、計時信号を出力する計時回路
    と、 前記操作信号と前記各検出信号と前記計時信号
    とに応答して、前記電池から前記被給電回路への
    前記給電を制御する給電制御回路とを有し、 該給電制御回路は、前記第1検出信号の出力下
    では、前記操作信号が出力している間、前記給電
    を行うと共に、該操作信号が消失した後も前記計
    時信号が出力している限り該給電を保持し、前記
    第2検出信号の出力下では、該操作信号が出力し
    ている間は該給電を行うが、該操作信号が消失す
    ると該給電を停止し、前記第3検出信号の出力下
    では、該操作信号が出力しても該給電を禁止する
    ことを特徴とする給電制御装置。 2 前記計時回路は、前記所定時間を前記電池電
    圧の減少に応じて連続的に短縮していくことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の給電制御装
    置。 3 前記計時回路は、前記所定時間を前記電池電
    圧によらず一定時間とすることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の給電制御装置。 4 前記電圧検出回路は、前記電池電圧が前記第
    1所定電圧より高い第3所定電圧以上であるとき
    は第4検出信号を出力し、 前記計時回路は、前記第1検出信号の出力下で
    は前記所定時間を第1の一定時間とし、前記第4
    検出信号の出力下では前記所定時間を該第1の一
    定時間より長い第2の一定時間とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の給電制御装
    置。 5 前記被給電回路は給電時に励磁される電磁回
    路を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    ないし第3項記載の給電制御装置。 6 電池と、 該電池から給電を受けて、その給電の間、表示
    動作を行う被給電回路と、 手動操作が加えられている間は操作信号を出力
    する操作手段と、 前記電池の電圧を検出し、該電池電圧が、所定
    電圧を上回るときは第1検出信号を出力し、該所
    定電圧以下のときは第2検出信号を出力する電圧
    検出回路と、 前記第1検出信号の出力下では前記操作信号に
    応答して所定時間の計時を開始し、該計時の間、
    計時信号を出力し、前記第2検出信号の出力下で
    は該計時信号の出力を禁止する計時回路と、 前記操作信号と前記計時信号とに応答して、前
    記電池から前記被給電回路への前記給電を制御す
    る給電制御回路とを有し、 該給電制御回路は、前記第1検出信号の出力下
    では、前記操作信号が出力している間、前記給電
    を行うと共に、該操作信号が消失した後も前記計
    時信号が出力している限り該給電を保持し、前記
    第2検出信号の出力下では、該操作信号が出力し
    ている間は該給電を行うが、該操作信号が消失す
    ると該給電を停止することを特徴とする給電制御
    装置。 7 前記計時回路は、前記所定時間を前記電池電
    圧の減少に応じて連続的に短縮していくことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の給電制御装
    置。 8 前記計時回路は、前記所定時間を前記電池電
    圧によらず一定時間とすることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の給電制御装置。 9 前記電圧検出回路は、前記電池電圧が前記第
    1所定電圧より高い第3所定電圧以上であるとき
    は第4検出信号を出力し、 前記計時回路は、前記第1検出信号の出力下で
    は前記所定時間を第1の一定時間とし、前記第4
    検出信号の出力下では前記所定時間を該第1の一
    定時間より長い第2の一定時間とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項記載の給電制御装
    置。 10 前記被給電回路は、給電時に励磁される電
    磁回路を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    6項ないし第9項記載の給電制御装置。 11 電池と、 該電池から給電を受けて、その給電の間、少な
    くとも表示動作を行う被給電回路と、 手動操作が加えられている間は操作信号を出力
    する操作手段と、 前記電池の電圧を検出して電圧検出信号を出力
    する電圧検出回路と、 該操作信号に応答して所定時間の計時を開始し
    て該計時の間計時信号を出力し、前記電圧検出信
    号によつて前記電池電圧の低下につれ該所定時間
    を前連続的に零に向けて短縮していき、該電池電
    圧が所定電圧まで低下すると該所定時間を零とす
    る計時回路と、 前記操作信号と前記電圧検出信号と前記計時信
    号とに応答して、前記電池から前記被給電回路へ
    の前記給電を制御する給電制御回路とを有し、 該給電制御回路は、前記操作信号が出力してい
    る間、前記給電を行うと共に、該操作信号が消失
    した後も前記計時信号が出力している限り該給電
    を保持し、前記電池電圧が所定電圧以下になる
    と、該操作信号が出力しても該給電を禁止するこ
    とを特徴とする給電制御装置。 12 前記被給電回路は、給電時に励磁される電
    磁回路を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    11項記載の給電制御装置。
JP7833280A 1980-06-12 1980-06-12 Energization controlling circuit Granted JPS576535A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7833280A JPS576535A (en) 1980-06-12 1980-06-12 Energization controlling circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7833280A JPS576535A (en) 1980-06-12 1980-06-12 Energization controlling circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS576535A JPS576535A (en) 1982-01-13
JPH0353616B2 true JPH0353616B2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=13659013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7833280A Granted JPS576535A (en) 1980-06-12 1980-06-12 Energization controlling circuit

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS576535A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783557B2 (ja) * 1986-03-14 1995-09-06 キヤノン株式会社 電子機器
JPS62231198A (ja) * 1986-03-31 1987-10-09 株式会社島津製作所 X線回折用湾曲結晶素子の製造方法
JPS6355746U (ja) * 1986-09-25 1988-04-14

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54156529A (en) * 1978-05-31 1979-12-10 Nippon Chemical Ind Camera power supply circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54156529A (en) * 1978-05-31 1979-12-10 Nippon Chemical Ind Camera power supply circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPS576535A (en) 1982-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4209244A (en) Light responsive camera actuation control
JPS599644A (ja) カメラのバツテリ−電圧チエツク方式
US4235538A (en) Digital control camera
JPS6122264B2 (ja)
US4553140A (en) Power supply control circuit
JPH0353616B2 (ja)
US4196993A (en) Still-camera film transport system with end-of-film motor deenergization
US4390261A (en) Flash camera with photographic mode selector
US4367933A (en) Audible indication device for cameras
US4523830A (en) Automatic control type electronic flash apparatus
US4427278A (en) Flash photography system and electronic flash device for use in the system
US4311371A (en) Exposure control system for camera
US4074289A (en) Camera exposure control system adapted to adjust both the diaphragm and the shutter
US4350422A (en) Battery checking device of a motor driven camera
US4482236A (en) Electrically operated camera and disabling device therefor
JPH0516585Y2 (ja)
US4190340A (en) Motor drive apparatus for photographic camera
US4187017A (en) Motor drive device in a camera
JPS5887551A (ja) カメラの表示装置
JPS5953525B2 (ja) 閃光撮影のための露出時間制御装置
US4362373A (en) Shutter control device for a camera having a shutter release lock device
JPS628029Y2 (ja)
JPS60151617A (ja) カメラのための給電回路
JPS6360369B2 (ja)
JPS6134502Y2 (ja)