JPH035359B2 - - Google Patents

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JPH035359B2
JPH035359B2 JP54031819A JP3181979A JPH035359B2 JP H035359 B2 JPH035359 B2 JP H035359B2 JP 54031819 A JP54031819 A JP 54031819A JP 3181979 A JP3181979 A JP 3181979A JP H035359 B2 JPH035359 B2 JP H035359B2
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JP
Japan
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flange
helicopter
floating
members
suspension system
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JP54031819A
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English (en)
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JPS54129698A (en
Inventor
Rui Muuiyu Rune
Orutega Edoin
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AEROSUPASHIARU SOC NASHONARU IND
Original Assignee
AEROSUPASHIARU SOC NASHONARU IND
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Publication date
Priority claimed from FR7808001A external-priority patent/FR2420825A1/fr
Priority claimed from FR7832281A external-priority patent/FR2441902A2/fr
Application filed by AEROSUPASHIARU SOC NASHONARU IND filed Critical AEROSUPASHIARU SOC NASHONARU IND
Publication of JPS54129698A publication Critical patent/JPS54129698A/ja
Publication of JPH035359B2 publication Critical patent/JPH035359B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/001Vibration damping devices
    • B64C2027/002Vibration damping devices mounted between the rotor drive and the fuselage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S416/00Fluid reaction surfaces, i.e. impellers
    • Y10S416/50Vibration damping features

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固定的構造物内の支持体に支えら
れ、減衰しようとする振動と、受けようとする回
転トルクとを受け入れる機器たとえばヘリコプタ
のような回転翼機の主変速機の主歯車箱を多方向
に懸架し、この主歯車箱により支えられた主回転
翼から成るアセンブリと、胴体(固定的構造物を
構成する)との間で振動を減衰し、前記主歯車箱
と胴体との間で回転翼の回転駆動作用により生ず
る反作用トルクを伝える作用をする懸架装置に関
する。
回転翼機の製作の研究時に又構造材の共振を防
ぐのに伴う実験室の試験時に注意はしても、回転
翼機の飛行第1次試験では振動の準位(振動を量
子化したときのエネルギーの固有状態)の高まる
ことが多い。この振動準位はとくに構造材すなわ
ち胴体に回転翼機の操縦と輸送する乗客の快適性
とに対して極めてやつかいな揺動を生ずる。従つ
てこの問題は変速機−支柱−回転翼の組合わせと
胴体との間の振動を減衰することのできる機能的
解決法を見付けることにある。
本発明者は、胴体への主歯車箱の底部の固定が
著しい基本的な役割りを果し、又この固定に若干
のたわみ性を導入したときに、胴体の振動の励起
エネルギー準位(基底状態から励起状態に系を移
行するために必要な最小エネルギーの値)を減少
させ、胴体の動的応答(動的荷重によつて胴体に
生じる変形や応力)を改善できた。本発明者によ
る仏国特許第1507306号明細書には、互いに平行
な薄板の弾性組合わせを形成するように正確に穴
をあけたチタン又はチタン合金から成る扁平な板
部片、すなわち所要の柔軟性が一方向であるとき
は1個の格子又はこの柔軟性が二方向であるとき
はこれ等の薄板の間に連結し交さした2個の格子
により構成され、ヘリコプタの回転翼及び胴体の
間に設けた弾性連結装置が提案してある。回転翼
から生ずる振動を減衰することができるこの板部
片は主歯車箱の底部に固定してある。この主歯車
箱は、この上部部分と又胴体とに連結した傾斜棒
の組合わせにより支えてある。
このような連結装置は費用が高くなるので、本
発明者はその仏国特許73−16475号明細書で、胴
体に対するわたみ性の連結を同様に確実にする剛
性体に連結する柔軟性部片を受入れる互いに対向
する肩部を形成した扁平な受け座により構成され
ヘリコプタの変速機及び胴体の間に設けた懸架装
置を提案した。前記の扁平な受け座は主歯車箱の
底部に協働する軽合金から成る環状体であるが、
前記剛性体は前記環状体に同心の他の2個の扁平
な環状体により構成してある。
ヘリコプタの胴体に対し回転翼から生ずる振動
の減衰を強めこのような装置の運動室に、搭乗者
の快適感及び機械の速度を高めるように極めて低
い振動準位を与えるために、本発明の目的はヘリ
コプタの回転翼と胴体との間に設けられ、上部の
回転翼から生ずる振動の励起エネルギー準位を減
少させるたわみ性連結部を備えた多方向に懸架作
用をする懸架装置を提供しようとするにある。
本発明は、ヘリコプタの固定的構造物を構成す
る胴体内に設けられ、ヘリコプタの回転翼の軸線
のまわりの回転トルクを受けると共に、この軸線
に直角をなす方向に静応力及び動応力を受ける主
歯車箱によつて支えられた、ヘリコプタの回転翼
用の懸架装置において、 この懸架装置を、前記回転トルクを吸収するよ
うに、前記胴体内に配置し、 前記胴体に対して静応力を伝えると同時に振動
を減衰するように、前記主歯車箱と前記胴体との
間の弾性連結を、前記懸架装置により確保し、 前記懸架装置を、 前記主歯車箱の底部に固定され、前記回転翼の
軸線にほぼ直角をなす面内に位置するフランジ
と、 前記回転トルクを吸収するように、前記フラン
ジと前記胴体との間に延び、かつ共通の中間部材
に連結された、回転に対して剛性な一群の連結部
材と、前記フランジと前記胴体との間の並進移動
を許容すると共に、前記フランジの前記面内の任
意の方向への制限された範囲内の制限移動を許容
し、かつたわみ性の連結部材からなつていて、変
形可能であると共に前記制限移動に抵抗しないア
センブリと、 により構成したことを特徴とする、ヘリコプタの
回転翼用の懸架装置にある。
本発明の第1の実施例では回転に対して剛性な
連結部材から成る各群の2個の連結部材はそれぞ
れ端部を枢着した剛性の連結棒により構成してあ
る。これ等の2群の連結部材と浮動横部材との組
合わせは並進時の移動に対し変形できる枢着系を
形成する。並進時の2組のたわみ性の連結部材
は、この場合それぞれ、動きの互いに直交する方
向の両方に沿い圧縮時だけ作用する1対の各たわ
み性の弾性部片により構成するのがよい。このよ
うにして形成した4個の弾性部片はそれぞれの特
性を選択することにより2方向に沿う柔軟性を互
いに無関係の任意の値又は互いに等しい又は互い
に異なる値に調整できると共に、又対応する対の
たわみ性の弾性部片の代りに1対の剛性の連結部
材を使うとこれ等の方向の一方又は他方に沿う懸
架作用を妨げることができる。トルクを受ける機
能の互いに全く無関係なこれ等の方式は枢着連接
棒及び浮動横部材だけによつて得られる。純粋な
トルクは枢着連結棒だけにしか作用を及ぼさない
し又弾性部片の変形を全く生じないことが分る。
従つてこれらの弾性部片は、フランジの平面内の
静的及び動的の力しか受けなくてこのフランジの
変位を弾性的に制限する。
第2の実施例では回転に対して剛性な連結部材
の2つの各群の第1の連結部材は枢着連結棒によ
り構成しなくて、公知の形式の積層部片により構
成してある。この積層部片は回転トルクの伝達に
対応する方向に沿つては実質的に非圧縮性である
が、並進時の動きの第2の方向に対応する直交方
向に沿うせん断作用を受けると弾性的に変形でき
る。このようにしてこれ等の積層部片は、フラン
ジ及び浮動横部材間でトルクをこれ等の積層部片
が非圧縮性になる方向に沿い剛性の状態で伝え、
そして前記した動きの第2の方向に平行なせん断
作用の方向に沿い並進時のたわみ連結作用が得ら
れる。これ等の積層部片は従つて同時にそれぞれ
回転に対して剛性な連結部材と並進時の第2の組
のたわみ性の連結部材の1個の連結部材とにより
構成すると共に、第1の実施例の場合と同様に動
きの第1の方向に沿う圧縮時だけ作用するたわみ
性の弾性材料から成る弾性部片により構成した第
1の組の各弾性部片は、浮動横部材と固定の各金
具との間に配置するのがよい。
構造材に関係的なフランジの並進変位の振幅を
制限するように機械的受け金の組合せを設ける。
第2の実施例の1変型として第2の組のたわみ
性の弾性の連結部材をせん断作用時に弾性的に作
用する積層部片により構成した第3の実施例で
は、回転時の第2群の剛性の連結部材の第2の連
結部材は、他方の組のたわみ性の連結部材の2個
の連結部材を代りに使い、そしてフランジの両側
で軸線に直交し各積層部片のせん断方向に実質的
に平行に配置した互に平行な1対の腕部片により
構成してなる。長手方向では実質的に非圧縮性で
あるが弾性的に曲がることのできるこれ等の各腕
部片はそれぞれ端部を胴体の固定箇所に枢着さ
れ、浮動横部材の対応する端部に中央部分の付近
の区域を協働させてある。
各たわみ性腕部片の枢着部は回り継手で枢着す
るのがよい。これ等の腕部片の横方向のたわみ運
動が妨げられないように、各腕部片の枢着部の一
方をこの腕部片の端部に位置する滑動突起と協働
させる。
このようにして浮動横部材と対の連結棒とに協
働しこの横部材のトルクを固定的構造物を構成す
る胴体に確実に伝えるように第2の実施例に設け
たたわみ性の連結部材の代りに、この場合縦方向
には非圧縮性を持つが横方向にわたむことのでき
る1対の腕部片を設けてある。これ等の腕部片は
熱硬化性合成樹脂を被覆した高強度の積層繊維に
より形成するのが有利である。
従つてこの実施例では幾つかの利点がある。そ
のうちとくに次のものがあげられる。
第1に重量上の利点がある。その理由は胴体へ
の連結が比較的軽量の金具により形成され鋼製の
連結棒の代りに密度の低い積層材から成る腕部片
を使つてあるからである。
第2に原価を安くできることである。その理由
は前記の金具が比較的簡単な形状を持ち、積層材
から成る腕部片が、よく知られ経済的で翼の製造
の際に広く使われている技術(成形及び加熱重合
による)を使えばよいからである。
第3に保守作業が改善される。その理由はゴム
製弾性部片がとくにヘリコプターに使う合成油の
射出部分で老化し又強く劣化しやすいがこれに反
し積層材から成る腕部片は同じ合成の油に感じな
くて老化の問題がなくなる。
第4に大気温度に無関係で極端な温度でもすぐ
れた特性を保持する懸架のたわみ性が得られる。
実際上ゴム製の弾性部片は、積層材から成る腕部
片に比べて弾性特性は変らないが、温度を低下す
ると固くなる。
フランジはこの第3の実施例では、軸線に対し
て対称に配置され、少くともこのフランジの平面
の方向のフランジの並進運動を制限するように1
対の固定の受け金に協働できる1対の部片を設け
るのが有利である。この場合とくにヘリコプタの
胴体の縦方向に沿うフランジの運動を絶対的にす
なわち胴体に対して制限できる。このことは第2
の実施例ではできないことである。
以下本発明懸架装置の実施例を添付図面につい
て詳細に説明する。
固定的構造物を構成する胴体上に被支持部材を
懸架する懸架装置の1実施例を第1図に示す。こ
の実施例においては、ヘリコプタの発動機10
は、ヘリコプタの主回転翼11の回転軸線(以下
単に軸線と呼ぶ)13に整合した変速機の主歯車
箱12を介して主回転翼11を駆動する。主歯車
箱12はよく知られているようにヘリコプタの胴
体14に、3角形又は長方形の底面を持つ角すい
の各側辺を形成しそれぞれ先端にシヤツクルを備
えた3本又は4本の斜め棒15により支えてあ
る。各斜め棒15は、その仮想の衝合点の付近に
主歯車箱12の運動ができるように集束し、軸線
13に沿い主回転翼11により生ずる揚力と軸線
13に直交する主回転翼11の並進力とを受ける
ことができる。フランジ17、連結棒24a,2
4b,25a,25b、弾性部片18a,18
b,19a,19b、浮動横部材30等を備えた
本発明懸架装置は、第1図に示すように、変速機
の主歯車箱12の底部と胴体14の上部部分との
間の区間を占めるハツチ線領域16内に位置させ
てある。
第1の実施例では第2図、第3図、第4図及び
第5図に示すように主歯車箱12は、軸線13に
ほぼ直交する平面を持つ受け座すなわちフランジ
17に固定してある。
たわみ性を持つ弾性材料から成り、圧縮時だけ
作用する2組の太い弾性部材18a,18b,1
9a,19bにより構成した並進時にたわむ弾性
圧縮装置により、フランジ17は、その周辺にお
いて、固定的構造物である胴体14に固定した金
具20a,20b,21a,21bに連結され
る。すなわち各弾性部片18a,18b,19
a,19bは、(i)胴体14に固定した各金具20
a,20b,21a,21bに設けた、第1の方
向22及び第2の方向23に平行な各支持表面
と、(ii)前記フランジ17の肩部(フランジ17の
直径方向に反対の位置に設けられ半径方向に延び
る突出部分)に設けた、第1の方向22及び第2
の方向23に平行な各支持表面との間に取付けら
れている。2組の各2個の弾性部片18a,18
b及び弾性部片19a,19bは互いに同じであ
り軸線13に関係的に対称に配置してある。さら
に第2図に示すようにこれ等の弾性部片は、各弾
性部片18a,18bが第1の方向22たとえば
胴体14の縦方向に沿いフランジ17に衝合する
が各弾性部片19a,19bが第1の方向22に
直交する第2の方向23たとえば胴体14の横方
向に沿いフランジ17に衝合するように向きを定
めてある。第2図には、破線により方向22に沿
う並進後のフランジ17の位置17′を、又鎖線
により方向23に沿う並進後のフランジ17の位
置17″をそれぞれ示してある。
又フランジ17は2方向で従つて固定的構造物
を構成する胴体14に対してフランジ17の平面
の全方向に沿い弾性的に懸架してある。このよう
にして主歯車箱12の振動を減衰し、ヘリコプタ
の胴体14内に主歯車箱12の振動が伝わらない
ようにする。並進時に対応するわずかな変位によ
り各斜め棒15の集束点のまわりの主歯車箱12
のわずかな振幅の回動が生ずる。
主歯車箱12が受ける反作用トルクを受けるよ
うに、フランジ17はさらに、フランジ17及び
主歯車箱12が軸線13のまわりに回らないよう
にする、回転に対し剛性の連結組合わせにより胴
体14に連結してある。しかしこの組合わせは変
形自在な関節系を形成する。この系は振動に対応
する並動運動に抵抗しない。この組合わせは、軸
線13に関係的に対称に配置されフランジ17の
まわりに配置した剛性部片により構成した互いに
同じ2群の連接棒24a,25a及び連接棒24
b,25bを備えている。連結棒24a,24b
は互に平行でそれぞれ端部を、フランジ17の直
径に沿い互いに対向する枢着箇所26a,26b
と、同様にフランジ17の直径に沿い互いに対向
して中間の浮動横部材30に位置させた枢着箇所
28a,28bとに枢着してある。浮動横部材3
0は、フランジ17の平面に平行な平面内で軸線
13の両側に軸線13からわずかな距離だけ延び
ている。浮動横部材30はその周辺で2群の連結
棒24a,25a及び連結棒24b,25bを互
に連結する。そのために互いに平行な連接棒25
a,25bはそれぞれ端部を、各枢着箇所28
a,28bの付近で直径に沿い互いに対向して浮
動横部材30に軸線13から各枢着箇所28a,
28bと同じ距離に位置する枢着箇所27a,2
7bに枢着してある。各枢着箇所26a,26
b,28a,28b,27a,27bは軸線13
を中心とするほぼ同じ円周上に位置している。又
各連結棒25a,25bはこれ等が前記円周に実
質的に接するように配置した金具21a,21b
の枢着箇所29a,29b、に枢着してある。
第2図に明らかなようにこの枢着系により軸線
13のまわのりフランジ17(従つて主歯車箱1
2)の回動を防ぐ。中間部材を構成する浮動横部
材30は生ずる回転トルクの方向に従つて圧縮又
は伸長の作用をする。これに反して浮動横部材3
0は方向22に沿つても方向23に沿つてもフラ
ンジ17の並進運動に対して変形自在である。浮
動横部材30は半径方向に沿う並進運動時に弾性
部片が圧縮する間に作用する(浮動横部材30の
位置30′,30″と各連結棒のそれぞれ破線及び
鎖線で示した各位置とに対応するフランジ17の
位置17′,17″とにおいて)。
第3図、第4図及び第5図は第2図に線図的に
示した実施例の詳細図である。たとえばゴム又は
エラストマー質体から成る弾性部片18a,18
b,19a,19bは、短い回転円筒体の形状を
持ち、固定金具20a,20b,21a,21b
とフランジ17に直径に沿い互いに対向する位置
で固定した対応する部片33a,33bとに固定
のねじ部片32を取付けたさら形部片31を備え
ている。各弾性部片18a,18bは当てがう面
は方向22に直交し、そして各弾性部片19a,
19bに当てがう面は方向23に直交する。又浮
動横部材30は、フランジ17と同様に胴体14
の壁からわずかに間隔を置いてフランジ17の下
側に設けた半径方向のすきま34内に位置する平
らな中央部分を備えている。浮動横部材30はそ
の平らな中央部分の両端に端部カバーを設けてあ
る。これ等のカバー内に各連結棒24a,24
b,25a,25bの関節箇所すなわち枢着箇所
28a,28b,27a,27bに対応するピボ
ツト軸を固定してある。フランジ17は又、ピボ
ツト軸26a,26bを取付けたカバー37a,
37bと各弾性部片18a,18b,19a,1
9bの固定用の部片33a,33bを備えてい
る。これ等のカバー37a,37bは、フランジ
17の直径方向に反対の位置に設けられた半径方
向に延びる肩部から半径方向に突出する突出部で
ある。各ピボツト軸29a,29bは金具21
a,21bに取付けてある。各連結棒25a,2
5bは調整用ねじ付きソケツトにより長さを調節
することができる。主歯車箱12の底部は頭付き
ボルト35によりフランジ17に固定する。浮動
横部材30の各カバーの下部脚は固定の下側部片
36a,36bに沿い滑動できる。4個の弾性部
片18a,18b,19a,19bは極めて容易
に操作できる。従つて各弾性部片をその損傷又は
劣化の場合に容易に変換することができる。
前記の実施例は、縦方向及び横方向のたわみ性
の高い懸架装置に係わり振動レベルを極めて低く
することができる。なおとくに縦方向及び横方向
で異るたわみ性とくに横方向で一層高いこわさを
必要とするときは、本発明懸架装置の第2の実施
例を使えばよい。この実施例は第6図に示してあ
る。第6図では前記実施例の部品に対応する部品
は同じ参照数字に100を加えて示してある。第2
実施例ではトルクを受けるための剛性の連結装置
は、直径に沿つて位置し1対の互いに同じ連結棒
125a,125bにより固定の金具121a,
121bに連結した浮動横部材130を備えてい
る。各連結棒125a,125bは、軸線13に
関して対称フランジ117の両側に互に平行に配
置してある。しかしこの場合各連結棒24a,2
4bの代りに、これ等の間で方向23に平行な各
面の間に挿入した積層部片184a,184bを
使つてある。各積層部片184a,184bは、
浮動横部材130の端部、において半径方向突出
部137a,137bに設けてある。実際上圧縮
できない積層部片184a,184bは、連結棒
24a,24bの場合と同様に浮動横部材130
にフランジ117のトルクの反力を剛性の状態で
伝える。さらに各積層部片184a,184bは
方向23たとえば胴体に関係的に横方向に沿うフ
ランジ117の弾性的連結を確実にする。各積層
部片184a,184bは実際上、その方向23
に平行に延びる各薄板片の平面の方向におけるせ
ん断に対し弾性を生ずる。方向22たとえば胴体
の縦方向に沿う弾性懸架作用は、圧縮時だけ作用
し第1の実施例の弾性部片18a,18bに類似
した弾性部片118a,118bにより確実に得
られる。
しかし各弾性部片118a,118bは、互い
に対向して作用する2対の弾性部片から成る。2
個の弾性部片118aは、2個の弾性部片118
bと同様に、浮動横部材130の端部二又100
a,100bの内面(方向22に直交する)と、
固定金具120a,120bに設けた中央部分1
01a,101bとの間にそう入されている。こ
のようにして第1実施例の場合と同様にフランジ
117と固定構造を構成する胴体14との間に、
軸線13のまわりの回転に対する剛性の連結(非
圧縮性の積層部片184a,184bと連結棒1
25a,125bとによる)と、互いに直交する
方向22,23に沿う従つていずれかの方向に沿
う並進時のたわみ連結(せん断作用時に弾性を生
ずる積層部片184a,184bと圧縮時の弾性
体118a,118bとによる)とが得られる。
方向22に沿うフランジ117及び浮動横部材
130の変位は、浮動横部材130の各端部に設
けられ、各金具120a,120bの中央部分1
01a,101bの端部と協働する受け金102
a,102bにより制限することができる。方向
23に沿うフランジ117の変位は、フランジ1
17の各突出部137a,137bの端部に設け
られ、方向23に直交して互いに対向する各面と
協働し浮動横部材130に設けた受け金103
a,103b、により制限することができる。浮
動横部材130は、方向23に平行に配置した連
結棒125a,125bによつて方向23には移
動できなくて方向22だけに移動できる。機械的
受け金のこの組合わせは移動を制限して弾性懸架
の各部片の故障の場合に飛行の安全性を保証す
る。第6図に示すように胴体従つて軸線13の方
向に対するフランジ117及び浮動横部材130
の相対位置は、浮動横部材130に固定され、そ
れぞれ受け金103a,103bと金具120
a,120bの中央部分101a,101bとに
当たる板部片104a,104b及び板部片10
5a,105bにより定まる。
第7図、第8図、第9図及び第10図には第6
図に示した第2実施例の変型として第3の実施例
を示してある。この第3実施例は、第7図に明ら
かなように本発明懸架装置を取付けたヘリコプタ
の主回転翼の軸線13にほぼ直交する面を持つ座
板すなわちフランジ117を備えている。主歯車
箱(図示してない)はその底部をフランジ117
に固定してある。この主歯車箱は他の部分を斜め
棒によりヘリコプタの胴体に支えてある。
フランジ117とヘリコプタの胴体との間に
は、回転翼のトルクを受けるように回転に対し剛
性の連結作用を確実に生じ又互いに直交する2方
向22,23(それぞれ縦方向及び横方向)に沿
う、従つてフランジ117の平面の全方向に沿う
並進に対したわみ性の連結作用を確実に生ずる部
片の組合わせを位置させてある。
軸線13の両側に半径方向に延びる浮動横部材
130の各端部には、これ等の端部間で方向23
に平行な各支持面間にそれぞれ浮動横部材130
とフランジ117の半径方向に突出する突出部す
なわち肩部137a,137bとに関連する積層
部片184a,184bを取付けてある。各積層
部片の薄板片に直交する方向22に沿つては実際
上非圧縮性の積層部片184a,184bは、フ
ランジ117が浮動横部材130で受ける反作用
トルクを剛性の状態で伝える。次でこのトルク
は、相互に又方向23に実質的に平行な縦方向に
非圧縮性の腕部片225a,225bによりヘリ
コプタの胴体によつて受ける。軸線13に関係的
に対称なフランジ117の平面内に配置した各腕
部片225a,225bのそれぞれの端部を、胴
体に固定の金具220a,220b及び金具22
1a,221bに枢着してある。浮動横部材13
0の各端部に対応する腕部片225a,225b
にその中央部分の付近の区域でボルト締めにより
連結してある。
このように反作用トルクは、積層部片184
a,184bと浮動横部材130の各端部と各金
具221a,221bに対応する力を加える各腕
部片225a,225bとを介して固定的構造物
を構成する胴体に剛性の状態で伝わる。各金具2
21a,221bはその軸線に沿う圧縮作用に対
し強い受け部を構成する。
フランジ117の並進時のたわみ連結は同じ各
部片によりすなわち積層部片184a,184b
及び腕部片225a,225bにより確実に行わ
れる。実際上積層部片184a,184bは、そ
の各薄板片の平面の方向に沿うせん断作用に対し
弾性を持ち従つて方向23に沿うフランジ117
の変位を許す。又各腕部片225a,225b
は、たわみ性を持ち、浮動部材130、従つてフ
ランジ117に対し変位を許す。各腕部片225
a,225bに対応するたわみによる変形は、こ
れ等の腕部片を固定の金具220a,220b及
び固定の金具221a,221bに連結したピボ
ツト軸250a,250b及びピボツト軸251
a,251bによりできる。これ等のピボツト軸
は、実際上回り継手60b(1つだけを図示する)
及び回り継手61b(1つだけを図示する)から
成つている。これ等の回り継手により、各腕部片
225a,225bが、軸線13に平行な各固定
軸線のまわりに角度的に動くことができ、従つて
各腕部片225a,225bはフランジ117に
よる方向22の方に向く力の作用のもとに弾性的
に曲がる際に内側に曲がる。
なお詳しく述べると各腕部片225a,225
bは各回り継手61b(1つだけを図示する)に
より各金具221a,221bに直接枢着してあ
る。各腕部片225a,225bは、スリーブ8
0b(1つだけを図示する)で囲んだ円筒形の金
属製の突起70bに終つている。スリーブ80b
は、対応する回り継手60b内で滑動し、たわみ
性腕部片225a,225bが浮動横部材130
から受ける力のもとで曲がるときにこれ等の腕部
片内の切断力を受け対応する腕部片端部の軸線方
向の自由な滑動ができるようにする。
この第3実施例による懸架装置は次のように作
用する。ヘリコプタの主歯車箱の底部の下側に固
定したフランジ117はその平面内で発動機によ
る回転翼の駆動トルクを受ける胴体の支持反作用
(bearing reaction)に対応する高いトルクと、
反作用の作動時に回転翼により生ずる静的及び動
的の力とを受ける。このトルク及びこれ等の力
は、圧縮時に作用する各積層部片184a,18
4bを介してフランジ117から浮動横部材13
0に伝わる。各積層部片184a,184bは又
方向23に沿う横方向の力を吸収するためにせん
断作用時にも作用する。互に平行なたわみ性腕部
片に協働する浮動横部材は、これ等の腕部片にそ
の弾性たわみを生ずる方向22に沿う縦方向の力
と、又前記トルクを受けるようにし圧縮時にこれ
等の腕部片にその長手方向に沿い加わる力とを伝
える。
従つて主歯車箱が回転することなしに駆動トル
クを伝えるときに、この主歯車箱の底部はヘリコ
プタン胴体に対して、縦方向及び横方向における
弾性もどし作用により制限された動きができる。
このようにして主回転翼の平面内でこの回転翼の
軸線に直交する全方向でこの回転翼により生ずる
振動力の有効な減衰ができる。
本発明懸架装置を圧縮時に軸線方向に作用する
たがみ性腕部片について述べた。これ等の腕部片
は又、回り継手を持つピボツト軸の対応する適応
作用により引張り時に軸線方向に作用するように
配置できるのは明らかである。
フランジ117の各突出部137a,137b
とヘリコプタの構造材との間に挿入した受け金装
置は、各腕部片のたわみによる大きい動きを絶対
的に制限し、そして本発明懸架装置の組合わせに
対し、飛行中に受ける静電及び動的の力が超過す
る場合に安全な受け金を構成する。
この受け金装置は第8図に示すようにフランジ
117の突出部137a,137bに固定した2
個の部片55a,55bにより構成してある。各
部片55a,55bの外端部は、U字形の固定金
具56a,56bの内部に突出し各金具56a,
56bに方向23に沿うフランジ117の縦方向
の変位を制限するように協働している。各部片5
5a,55bは又ヘリコプタの胴体に対して方向
22に沿う横方向の変位を制限するように金具5
6a,56bの底部に協働させてある。
各たわみ性腕部片225a,225bは第10
図に示すように長方形の横断面を持つのがよい。
各腕部片225a,225bは、熱硬化性合成樹
脂で被覆した高強度の積層繊維(ガラス又は炭素
繊維)で形成し、強い荷重のもとでも若干の横方
向の柔軟性と軸線方向の良好な剛性すなわち腕部
片長手方向に沿う準非圧縮性とを持つようにして
ある。
第7図に示すように本発明懸架装置は、第1及
び第2の実施例の場合と同様に軸線13に関して
全く対称形である。
第10図はフランジ117及び腕部片225b
の間の連結の詳細を示す。前記した受け面を持つ
2個の部片58b,59bの間に挿入した積層部
片184bを示してある。第8図に示した部片5
5bは部片58bの延長部分により構成してあ
る。又第10図に示すように部片58b,59b
はそれぞれ突出部137bと浮動横部材130の
端部とにボルト締めしてある。腕部片225bは
この端部と対向板65bとの間に補強積層片66
bを介して締付けられボルト締めしてある。保護
おおい67bにより積層部片184b及び協働す
る部片58b,59bをおおつてある。
以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明懸架装置の取付け位置を示すヘ
リコプタの一部分の側面図、第2図は本発明懸架
装置の第1の実施例の線図的平面図、第3図は第
2図の装置を一部を水平断面にして示す平面図、
第4図及び第5図は第3図のそれぞれ−線及
びV−V線に沿う断面図、第6図は本発明懸架装
置の第2の実施例の平面図、第7図は本発明懸架
装置の第3の実施例の平面図、第8図は第7図の
要部を拡大して示す平面図、第9図及び第10図
は第8図のそれぞれ−線及び−線に沿う
断面図である。 12……主歯車箱、13……回転翼の軸線、1
4……胴体、17……フランジ、18a,18
b,19a,19b……弾性部片、24a,24
b,25a,25b……連結棒、184a,18
4b……積層部片、30……中間部材(浮動横部
材)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ヘリコプタの固定的構造物を構成する胴体内
    に設けられ、ヘリコプタの回転翼の軸線のまわり
    の回転トルクを受けると共に、この軸線に直角を
    なす方向に静応力及び動応力を受ける主歯車箱に
    よつて支えられた、ヘリコプタの回転翼用の懸架
    装置において、 この懸架装置を、前記回転トルクを吸収するよ
    うに、前記胴体内に配置し、 前記胴体に対して静応力を伝えると同時に振動
    を減衰するように、前記主歯車箱と前記胴体との
    間の弾性連結を、前記懸架装置により確保し、 前記懸架装置を、 前記主歯車箱の底部に固定され、前記回転翼の
    軸線にほぼ直角をなす面内に位置するフランジ
    と、 前記回転トルクを吸収するように、前記フラン
    ジと前記胴体との間に延び、かつ共通の中間部材
    に連結された、回転に対して剛性な一群の連結部
    材と、前記フランジと前記胴体との間の並進移動
    を許容すると共に、前記フランジの前記面内の任
    意の方向への制限された範囲内の制限移動を許容
    し、かつたわみ性の連結部材からなつていて、変
    形可能であると共に前記制限移動に抵抗しないア
    センブリと、 により構成したことを特徴とする、ヘリコプタの
    回転翼用の懸架装置。 2 前記回転に対して剛性な連結部材を、前記回
    転翼の軸線に対して対称的に配置した同一の2つ
    の群になるように、前記フランジのまわりに配分
    すると共に、前記2つの群の剛性な連結部材を、
    前記共通の中間部材を構成する直径の方向に剛性
    な浮動横部材により相互に連結すると共に、前記
    2つの群の剛性な連結部材に、本質的に同じ性質
    を持たせた、特許請求の範囲第1項記載のヘリコ
    プタの回転翼用の懸架装置。 3 前記2つの群のそれぞれが、前記フランジ
    と、前記剛性な浮動横部材との間に取付けられた
    第1の連結部材と、前記浮動横部材と、固定の金
    属との間に取付けられた第2の連結部材とから成
    る特許請求の範囲第2項記載のヘリコプタの回転
    翼用の懸架装置。 4 前記第2の連結部材が、一方においては前記
    浮動横部材の一端部に枢着されると共に他方にお
    いては前記金具に枢着された連結棒により構成さ
    れた特許請求の範囲第3項記載のヘリコプタの回
    転翼用の懸架装置。 5 前記たわみ性の連結部材から成るアセンブリ
    を、第1及び第2の2組のたわみ性の弾性部片に
    より構成し、前記第1の組の弾性部材の場合に
    は、前記回転翼の軸線に直角をなす第1の方向へ
    の前記フランジの移動を許容し、前記第2の組の
    弾性部片の場合には、前記回転翼の軸線及び前記
    第1の方向に直角をなす第2の方向への前記フラ
    ンジの移動を許容し、前記各組の弾性部片を、同
    一に構成すると共に、前記回転翼の軸線に対して
    対称的に配置した特許請求の範囲第1項ないし第
    4項のいずれかに記載のヘリコプタの回転翼用の
    懸架装置。 6 前記2つの群の回転に対して剛性な連結部材
    の各群の第1の連結部材が連結棒から成り、この
    連結棒の両端部のうちの一方を、前記浮動横部材
    を前記金具に連結する前記第2の連結棒の枢着箇
    所に近い箇所において、前記浮動横部材に枢着
    し、前記第1の連結棒の両端部のうちの他方を、
    前記回転翼の軸線から実質的に等距離の枢着箇所
    において前記フランジの半径方向突出部に枢着し
    た特許請求の範囲第4項又は第5項記載のヘリコ
    プタの回転翼用の懸架装置。 7 前記2組の並進移動を許容するたわみ性の連
    結部材の各組が、前記フランジの面と前記金具の
    面との間に取付けられ、圧縮作動する1対のたわ
    み性の弾性部片から成り、前記両面を、互いに平
    行に向きを定めると共に、相互に直交する移動方
    向の他方に平行に向きを定めた特許請求の範囲第
    5項又は第6項記載のヘリコプタの回転翼用の懸
    架装置。 8 前記2つの群の回転に対して剛性な連結部材
    の各群の第1の連結部材が、前記フランジの半径
    方向突出部の1つの面と、前記浮動横部材の対に
    なる面との間に取付けられた積層部片から成り、
    この積層部片を、前記両面の間で実質的に非圧縮
    性にするが、前記並進移動の前記第2の方向に平
    行に向きを定めた前記両面の方向にせん断によつ
    て弾性変形を可能にすることにより、この2つの
    積層部片から成る群が、同時に前記たわみ性の連
    結部材から成る第2の組を構成するようにした特
    許請求の範囲第5項記載のヘリコプタの回転翼用
    の懸架装置。 9 前記並進移動を許容するたわみ性の連結部材
    の第1の組が、この並進移動の第1の方向に従つ
    て圧縮作動する弾性のたわみ性の材料で作つた弾
    性部片から成り、これ等の弾性部片により、前記
    浮動横部材を、前記金具に連結した特許請求の範
    囲第5項又は第8項記載のヘリコプタの回転翼用
    の懸架装置。 10 前記第1の組が、対向して作動する2対の
    弾性部片から成り、2個の前記弾性部片を、前記
    浮動横部材の各端部において、前記金具と、前記
    浮動横部材の対応する端部に設けられると共に前
    記金具のまわりに延びる端部二又の腕部片との間
    にそう入した特許請求の範囲第9項記載のヘリコ
    プタの回転翼用の懸架装置。 11 前記フランジの並進移動の範囲を制限する
    ために、機械的な受け金から成るアセンブリを設
    けた特許請求の範囲第8項又は第10項記載のヘ
    リコプタの回転翼用の懸架装置。 12 前記2群の回転に対して剛性な連結部材の
    各群が、前記フランジと前記浮動横部材との間に
    取付けられた実質的に非圧縮性の積層部片から成
    る第1の連結部材と、前記浮動横部材と前記金具
    との間に取付けられた第2の連結部材から成り、 他方では、前記並進移動を許容するたわみ性の
    連結部材が、前記回転翼の軸線に対して同じよう
    に対称的に配置された2組のたわみ性の弾性部片
    から成り、これ等の組の一方が、せん断作動する
    前記積層部片から成り、前記回転に対して剛性な
    連結部材の第2の連結部材を、1対の平行な腕部
    片から成る前記たわみ性の連結部材の組の他方の
    2個の連結部材と一致させ、前記1対の平行な腕
    部片を、前記フランジの両側に配置すると共に前
    記回転翼の軸線に直角にかつ前記積層部片のせん
    断方向に実質的に平行に配置し、前記各腕部片
    を、その長さ方向に実質的に非圧縮性にし、弾性
    的にたわむことができるようにし、両端部を前記
    胴体上の固定箇所に枢着し、さらに前記各腕部片
    を、その中央付近の領域において、前記浮動横部
    材の対応する端部に固定した特許請求の範囲第2
    項記載のヘリコプタの回転翼用の懸架装置。 13 前記腕部片の枢着される固定箇所が回り継
    手から成り、前記各腕部片において、前記回り継
    手の1つが、この腕部片の端部に位置する滑動で
    きる突起と協働するようにした特許請求の範囲第
    12項記載のヘリコプタの回転翼用の懸架装置。 14 前記たわみ性の腕部片を、熱硬化性合成樹
    脂で被覆した高強度の積層繊維で作つた特許請求
    の範囲第12項又は第13項記載のヘリコプタの
    回転翼用の懸架装置。 15 前記フランジに、前記回転翼の軸線に対し
    て対称的に配置した1対の部片を設け、これ等の
    1対の部片を、前記フランジの平面の少くとも一
    方向の並進移動を制限するように、1対の固定金
    具と協働するのに適するようにした特許請求の範
    囲第12項ないし第14項のいずれかに記載のヘ
    リコプタの回転翼用の懸架装置。
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