JPH0352988B2 - - Google Patents

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JPH0352988B2
JPH0352988B2 JP58066302A JP6630283A JPH0352988B2 JP H0352988 B2 JPH0352988 B2 JP H0352988B2 JP 58066302 A JP58066302 A JP 58066302A JP 6630283 A JP6630283 A JP 6630283A JP H0352988 B2 JPH0352988 B2 JP H0352988B2
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JP
Japan
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needle
catheter
sleeve
drainage device
curved
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JP58066302A
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JPS5911870A (ja
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Deiruku Arufuonsu Oogasuto Wairudoemaashu
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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は膀胱からの排液装置に関する。
膀胱からの排液装置はとくに男性の外科におい
て公知である。
最近数年間に婦人の外科において膀胱からの排
液技術が断面を小さくしたカテーテルを用いて発
展した。
膀胱からの排液装置が婦人の外科において永年
用いられている尿道を通す排液装置(フオレー・
カテーテル)に比べて有利な点は、1960年代から
現在までに発表された研究及び報告によつて確立
されている。
この種の装置の利点は、とくに (1) 患者にとつて楽になつたこと、 (2) 感染原因の大幅な低減、 (3) 膀胱排尿期間中の治療者側の世話の大幅の低
減、 (4) カテーテルを装着しているとき、患者にとつ
て排尿を開始できること、 である。
しかし現在公知の膀胱からの排液装置は、すべ
て腹壁から膀胱内へ導入するようになつている。
このような作業法においては、隣接の器官に損傷
をもたらすことなしにカテーテルを膀胱内へ確実
に導入するためには、専門家の助けを必要とす
る。
この発明は尿道を通つて導入できる膀胱からの
排液装置を提供することを目的とする。この作業
法は膀胱から腹壁にそつて行なわれるので、カテ
ーテルの取付けが遥かに単純になる。このように
してカテーテルは膀胱を貫いて穿孔する危険なし
に確実に膀胱へ届き、腹壁の穿孔点の正しい位置
ぎめが膀胱から容易に達成される。このことから
この装置は、カテーテルを導入するための専門家
の助けを必要としない。
従つてこの発明の目的は少なくとも、 (a) 湾曲して末端に尖端があり、カテーテルと連
結する部材を備えている針、 (b) 排液路を構成するカテーテル、 (c) 針とカテーテルとの通過を可能にするように
してあつて、尿道を通つて導入するためのスリ
ーブ、 を備えている尿道を通つて導入される膀胱からの
排液装置を提供することである。
この発明によつて膀胱からの排液装置を尿道を
通つて導入するための針であつて2つの部分、す
なわち、針の有効部分を構成し前端は鋭い尖端で
終つており、後方は後方部分に継がる前方部分と
針の把持・操作部を構成している後方部分とをも
ち、前方部分は少なくとも部分的に湾曲した形状
であり、その曲率は尖端部分が後部に対して115°
乃至145°の角度をなすようになつており、カテー
テルと連結する部材とを具えた針を提供する。
この発明にあつては、針の前方部分には尖端が
形成されている直線状の頭部があり、それから延
長されて中心角35乃至55°、曲率半径6乃至10cm
の円弧部分となり、この円弧部分は後方部分の後
部を構成する直線部分に継がり、後方部分はそれ
から延長されて把持、操作部を形成している。
この発明はまた針の把持、操作部を構成する後
方部分には、ノブの下面に形成してある突起を受
入れるための収容個所が少なくとも1個所形成し
てあり、ノブと針との一時的一体化が可能になつ
ている。
この発明はまた針の後方部分にはノブの下面に
形成してある2つの突起と協動するための、少な
くとも2つの直径部分に並んだ穿孔があり、これ
らの突起は針本体の形状に適合した半円筒形の溝
の中央部に形成してある。
この発明の針の後方部分は湾曲している。
この発明の針とカテーテルとを連結する部材
は、針の後方部分末端に設けてある連結部材から
なる。
この発明の針の後方部分の末端の連結部材はね
じからなり、この部材の外径は最大で針の外径に
等しい。
この発明の針の後方部分の末端の連結部材は、
カテーテル前端内へ導入して結合することにより
後者と連結させるため、該カテーテルの内径に相
当する直径の針と同軸の突起である。
この発明の針とカテーテルとの連結部材は、カ
テーテルの通過を可能にする針内に形成された長
さ方向の管路からなる。
この発明は膀胱からの排液要素を構成するため
のカテーテルであつて、連結部材が終端となつて
いる針と連結され、その一端に針の末端に設けて
連結部材と組合う連結部材を有し、他端には排液
要素を構成する穿孔部分があり、カテーテルの外
径は針の外径より大きくない。
この発明によるとカテーテルはその外面に、問
題の点と排液端との距離を表示する標点(複数)
がある。
この発明は膀胱からの排液装置の、尿道を通つ
て導入するためのスリーブであつて、針の外径よ
り少なくとも僅かに大きい内径の管路を構成する
管状の本体を有し、湾曲した針の通過を可能にす
るための手段が設けてある。
この発明によるとスリーブ本体は、その変形に
よつて針の通過を可能にするのに十分なしなやか
さを有する。
この発明によると、スリーブ本体は直線状であ
りそのしなやかさがスリーブ本体の前部からその
長さの半分乃至全体までの距離にわたつて延びて
いる縦の割目によつて強化されている。
この発明によるとスリーブ本体は、針の最も湾
曲した部分の曲率にほぼ相当する曲率を有し、そ
のしなやかさは針の他の部分の通過を可能にする
のに十分である。
この発明によると、スリーブ本体は剛性材料製
であり全体的な形状はその前部からその後部まで
直径の増大する円錐台状であり、それが形成する
円錐台形の管路は湾曲した針の通過を可能にする
のに十分な寸法である。
この発明によると、スリーブ本体には口が続き
スリーブ本体からその後端まで朝顔状に拡がり、
該口には注入器に接続する手段がある。
この発明によると、スリーブは本体の後部に形
状が平たく、本体に直角に延びており、スリーブ
を有効な姿勢に保持する把持部がある。
この発明によると、把持部は取外し可能であつ
て、スリーブ本体の横断面に相当する寸法の孔を
穿つた小板の形をしており、この小板はスリーブ
の朝顔状に拡がつている口に当接するようにスリ
ーブ本体に係合している。
これらの目的及び他の目的は、添付の単に例と
してのこの発明のさまざまな実施例を示す図面を
参照した以下の記載によりよく理解される。
この発明の装置の取扱いをよりよく理解しても
らうために、第1図は尿道を通つて導入中のこの
装置を表わしている。この装置は針1、これと連
結部材2によつて連結している排液路を構成する
カテーテル3及びスリーブ4を具えている。湾曲
している針1は尿道を通つてカテーテル3を導入
し、膀胱壁及び腹壁を穿孔し、連結部材2によつ
て連結されたカテーテル3の端部を引張り、カテ
ーテル3の先端を膀胱壁及び腹壁に設けられた穿
孔を通つて、カテーテル3の後端が排液を確実に
するよう膀胱内に適当に位置するまで導くための
ものである。
スリーブ4は尿道を通つて湾曲した針が通過す
るのを可能にする目的がある。しかし排液路の正
確な位置ぎめを可能にする目的で膀胱に生理水溶
液を予め満たすので、この目的のためスリーブ4
を注入器と接続するための手段が設けてある。
用いられる要素の各々の諸特性は、第2図乃至
第12図を参照して以下に示す詳細な既述から明
らかになる。
第2乃至4図及び第12図はこの発明による針
のさまざまな実施例を示す。
これらの実施例の各々においては、長さ17乃至
23cmの針はその約2/3にわたつて延びている針の
有効部分を構成する前方部分5と、針の把持、操
作部を構成する後方部分とに分けられる。
この明細書においては、針の前方部分5とは第
1図に示してある位置において、腹壁から膀胱及
び尿道を通つてスリーブ4の出口まで延びている
針の部分と解する。
針の前方部分5すなわち有効部分は前方は鋭い
尖端7で終つている。前方部分5はそのほか湾曲
していて尖端7が前方部分の後部に対して115乃
至145°の角度αをなすようにしてある。
第2及び第4図に示してある実施例において
は、後方部分6は連結部材8で終つている。
とくに第2及び第3図の実施例においては、前
方部分5は尖端が形成されている直線状の頭部9
があつて、中心角35乃至65°、曲率半径6乃至10
cmの円弧部分となり、さらに前方部分5の後部1
1を構成する直線部分に継がつている。この後部
11の延長部は針の把持部、操作部を構成する後
方部分6となる。
この発明の望ましい実施例によると把持、操作
部を構成する針の後方部分6にはノブ14と針1
との一時的連結を可能にするよう該ノブ14の下
面に形成してある突起13を受入れるための収容
部12が少なくとも1個所形成してある。
このようにして針1をスリーブ4に通して、膀
胱壁及び腹壁を貫く間、針が確実に保持される。
第2図の実施例によると、針の後方部分6には
ノブ14の下面に形成してある2つの突起13,
13′を受入れるための、直径方向に並んだ穿孔
の形の2つの収容部12,12′がある。これら
の突起13,13′は針の形状に適合した半円筒
形の溝15の中央部に形成されている。
第3図の実施例は第2図のものとほぼ同じであ
るが、ノブ14は針と一体となつており、また第
2図に示した尖端7は斜に切断した尖端であるの
に反して針の尖端7′は円錐形の尖端である。
第4図の実施例によると針1′の前方部分5′及
び後方部分6′は湾曲しており、前方部分の後部
11′及び後方部分6′は曲率半径が前方部分の中
心角βが35乃至65°の円弧部分10′のものより大
きい。
第5図は針1とカテーテル3との連結部材2で
あつて、針1の後端に形成してあるねじ8とカテ
ーテル3の前部に構成してあるねじ孔8′とから
成るものを拡大して示す。
第6図は針1とカテーテル3との連結部材2′
であつて、針1と同軸でカテーテル3の内径に相
当する外径の突起8″をカテーテル3の導管部1
6内へ導入したものを示す。針1とカテーテル3
との連結は、突起8″を導管部16に嵌入して行
なわれる。
カテーテル3は針1との連結部材2まで、これ
を含めてその外径が針1の外径より大きくないよ
うに配慮する。
望ましくは第1図に示したとおり末端17が予
め環状に成形してあり、尿道通過後にはその形状
に戻るカテーテル3を用いる。この種のカテーテ
ルにおいて排液孔は環の内面に形成してある。
この発明の望ましい実施例によると、望ましく
は環状の標点18がカテーテル3の外壁に設けて
あり、問題の場所とカテーテル排液端との距離を
表示する。
第7乃至第10図は尿道を通つて針1及びカテ
ーテル3の通過を可能にするためのスリーブ4の
さまざまな実施例を示す。
第7図の実施例によると、スリーブ4には通常
は直線状の本体19があるが、針の湾曲部10の
通過の際第7図に示す通り弾性変形するのに十分
なしなやかさがある。スリーブ本体19の内径は
針1の外径より僅かに大きい。
第8図の実施例を参照すると、スリーブ4はそ
の後部で口20に継がつている湾曲したしなやか
な本体19′を有する。この実施例によるとスリ
ーブ本体19′の曲率は、針1の湾曲部10の曲
率にほぼ相当する。この場合もまた針1の通過の
際に弾性変形するのに十分しなやかな材料でスリ
ーブを製作してあるが、変形は針1の直線部分の
通過に生じる。
第9図の実施例によると、直線状のスリーブ本
体19″のしなやかさは本体の前端からその長さ
の半分乃至全体までの距離にわたつて延びている
縦の割目21の存在によつて得られ、または少な
くとも強化される。針の湾曲部分10の通過の際
に割目21が開いて本体19″に所望のしなやか
さをもたらす。
第10図の実施例によると、スリーブ4は剛性
の材料で作つてあり、その前端22から後端23
まで直径が増大する円錐台形のスリーブ本体19
があり、スリーブ本体19の内径は針1の湾
曲部分10の通過を可能にするのに十分である。
このスリーブ本体19はその後端で注入器の接
続を可能にするために設けてある口20′に継が
れる。スリーブ本体19はまたその後端で、小
板の形をしている把持板24とも一体化してい
る。この発明の望ましい実施例によると、この把
持板24は取り外し可能であり、たとえば第11
図に示してある小板の形をしている。これの形状
は長円形でスリーブ本体19を通すための孔2
5がある、把持板24に本体19を挿入すると
き把持板24が口20′と当接するようにする。
把持板24はスリーブ4が針通過の際に変形又
は応力を受けるとき、及び排液装置を取付けると
き、並びにスリーブを尿道から引出すとき把持部
を構成する。
第12図の実施例によると、針1″は中空であ
るからはり1″の全長にわたつて延びている長さ
方向の管路を構成し、これを貫いてカテーテル
3′を通すことができる。
この針1″は同じくその把持、操作部を構成し
ている後方部分6″に、図示の例において針1″と
一体をなすノブ14′がある。
実地においてこの装置は膀胱からの排液装置の
取付を極めて容易かつ迅速にすることができる。
実際にはスリーブ4をまず尿道に取付ける。次
ぎにこれに注入器を継いで膀胱に生理的水溶液を
満たすようにする。引続いて注入器を外しスリー
ブ4を通して、カテーテル3と一体の針1を導入
する。針1は把持板24でスリーブ4をその位置
に保ちながら、針の通過を可能にする変形を達成
するため力がかかるときでさえ、スリーブを貫い
て押し入れられる。そのとき針の湾曲した形状が
恥骨部にそつて進み、膀胱壁を穿つて腹壁に達す
ることを可能にする。
第2乃至第4図に示してあるとおりの針を用い
るときは一旦さまざまな組織を貫くと、針1はノ
ブ14を用いている場合にはこれを外し、生じた
孔を通つて、カテーテル3を導きながら引き出さ
れる。標点18は膀胱内に残つているカテーテル
の長さを定めることを可能にし、カテーテルはそ
のとき所望の長さに切断し、たとえばしなやかな
密閉容器及び尿の通過を許し、又は中断する弁を
備えている在来の捕集装置に継ぐ。
これに反して第12図に示したとおりの中空の
針を用いるときは、一旦さまざまな組織を貫く
と、針にカテーテル3を導入しこれが膀胱からの
排液の目的に適切な位置を占めるまで針1″を通
つて移動させる。
そのとき針はカテーテルをその位置に保つよう
に計らいながら引出される。
この引出しは第2乃至第4図の実施例による針
を使用するときと同様に組織中に形成された孔を
通つて行なうことができる。
同様に腹壁に達するために通つた道を反対の方
向へ尿道を通つて行なうこともでき、このような
場合後方部分6″は患者の体外に残り、こうして
ノブ14′は不都合なしに針1″と一体であること
ができる。
この発明の装置の極単純の構想は、滅菌した包
装内に収容された使い捨ての集合体の形で経済的
な製作を可能にする。
この発明は特許請求の範囲から離れることなし
にその実現に多数の変更をもたらすことができる
ことは自明である。
この発明は前記のように湾曲部を有する針、こ
の針をカテーテルに連結する連結部材、および針
を尿道へ導入するのを案内する案内部材からな
り、前記湾曲した針によつて連結部材で連結した
カテーテルを尿道を通して膀胱内に正確に導入す
ることができる。しかも導入後に湾曲した針の剛
性によつて膀胱壁および腹壁を突き刺して穿孔
し、カテーテルの先端が該穿孔を通つて、後端が
膀胱内の適当な位置に配置されるようにもたらす
ことができる。したがつて、カテーテルを腹壁か
ら膀胱内に導入する従来の装置のような、隣接の
器官を損傷するような虞れが全くなくて極めて安
全性の高いものとなり、膀胱内に導入されたカテ
ーテルによつて膀胱内からの排液を円滑に、かつ
確実に行なうことができる。また、カテーテルの
導入作業が針を尿道に案内する案内部材を介して
膀胱から腹壁にそつて行なわれるため、カテーテ
ルの装着がきわめて容易となり、専門家の助けを
かりずとも簡単に行なえるとともに、患者の苦痛
も大巾に和らげることができる等の幾多のすぐれ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は尿道を通つて導入中のこの発明による
装置の実施例を示し、第2図は同上の針の正面
図、第3図はノブと一体化された針の別の実施例
の斜面図、第4図はこの発明における針の別の実
施例の正面図、第5図は針とカテーテルとの連結
部材の拡大図、第6図は針とカテーテルとの連結
部材の別の実施例の拡大図、第7図は針の湾曲部
分の通過の際に変形するしなやかな材料製のスリ
ーブの縦断正面図、第8図は針の湾曲部分の通過
の際に曲つたスリーブとその口とを示す縦断正面
図、第9図は針の湾曲部分と係合している縦の割
目を備えた直線状のスリーブの斜面図、第10図
は円錐台形のスリーブ本体を備えた剛性材料製ス
リーブの縦断正面図、第11図は第10図のもの
の一部の正面図、第12図はこの発明による針及
びカテーテルの別の実施例の一部縦断正面図であ
る。 1……針、2……連結部材、3……カテーテ
ル、4……スリーブ、5……前方部分、6……後
方部分、10……湾曲部、11……後部、12…
…収容部、13……突起、14……ノブ、15…
…半円筒形溝、16……導管、18……標点、2
1……割目。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 尿道を通つて導入される、膀胱からの排液装
    置において、尖鋭端7,7′をもつ前方部分5,
    5′および把持、操作部を構成し、前方部分の後
    部11,11′に接続された後方部分6,6′,
    6″を有し、前方部分が湾曲部10,10′を有
    し、湾曲部の曲率は尖鋭端が前方部分の後部に対
    して115°と145°の間の角度で傾斜している針1,
    1′,1″と、カテーテル3,3′に針1,1′,
    1″を連結する連結部材2と、針をカテーテルに
    連結した状態で、尿道へ導入するのを案内する変
    形可能な案内部材4,4′とを有し、針1,1′,
    1″が膀胱への挿入中に湾曲形状を保ちながら、
    膀胱壁を突き刺すことができるように十分な剛性
    を有し、連結部材2の外径が針1,1′,1″の外
    径より大きくない寸法をもつており、かつ変形可
    能な案内部材4,4′が針の形態に適合するよう
    になつていることを特徴とする排液装置。 2 針1の前方部分5が、尖端7が設けられた直
    線状頭部9を有し、湾曲部10が35°ないし65°の
    中心角をもつ円弧状であり、その曲率半径が6乃
    至10cmであり、湾曲部10が前方部分5の後部1
    1を構成し、把持、操作部を構成する後方部分6
    を形成する直線部に連結されている特許請求の範
    囲第1項記載の排液装置。 3 少なくとも1つの連結ピン13,13′をも
    つノブ14を具え、把持、操作部を構成する針の
    後方部分6が、ノブのピンを収容してノブ14と
    針1とを一時的に連結させるための座部を有する
    特許請求の範囲第1項記載の排液装置。 4 座部が針1の後方部分6において直径上で対
    向整列した少くとも2つの穿孔12,12′から
    なり、2つのピン13,13′がノブ14の底面
    に形成された半円形溝15の中央部分に配置され
    て穿孔12,12′に固定されるようになつてお
    り、半円形溝15が針の形状に適合している特許
    請求の範囲第3項記載の排液装置。 5 針1′の前方部分5′および後方部分6′が湾
    曲されている特許請求の範囲第1項記載の排液装
    置。 6 カテーテル3と連結する連結部材2が、針1
    の後方部分6に配設されている特許請求の範囲第
    1項記載の排液装置。 7 針1の後方部分6に配設された連結部材2
    が、ねじによる連結部材8,8′からなり、この
    連結部材8,8′の外径が針1の外径より大きく
    ない寸法をもつている特許請求の範囲第6項記載
    の排液装置。 8 針1の後方部分6に配設された連結部材2
    が、針と同軸のスタツド8″からなり、このスタ
    ツド8″の直径がカテーテル3の内径と適合する
    ようにつくられて、カテーテル3の前端内に挿入
    されたうえ取りつけられるようになつている特許
    請求の範囲第6項記載の排液装置。 9 カテーテルと連結する連結部材2が、カテー
    テル3′が貫通できる針1″の内側の長さ方向の導
    管26を有する特許請求の範囲第1項記載の排液
    装置。 10 カテーテル3はその前端に針1の後方部分
    6に配設された連結部材8,8″と組合う連結部
    材8′,16を有し、カテーテル3の外径が針の
    外径より大きくない寸法をもつている特許請求の
    範囲第1項、第6項、第7項または第8項のいず
    れか1項に記載の排液装置。 11 カテーテル3が排液端17を有し、カテー
    テル3の排液端17との間の距離を示す標点18
    がカテーテルの外側面に設けられている特許請求
    の範囲第1項、第6項、第7項、第8項または第
    10項のいずれか1項に記載の排液装置。 12 針1,1′,1″をカテーテル3,3′に接
    続した状態で、尿道内に導入するための変形可能
    な案内部材が、内側導管を構成する管状本体1
    9,19′,19″をもつスリーブ4であり、この
    スリーブ4の内径が針1,1′,1″の外径よりも
    わずかに大きく、スリーブ4が弾性的に変形可能
    であつて針1,1′,1″の貫通を許すようになつ
    ている特許請求の範囲第1項記載の排液装置。 13 スリーブ本体19,19′,19″が、針の
    貫通を許すために変形できるように可撓性を有す
    る特許請求の範囲第12項記載の排液装置。 14 スリーブ4が直線状の本体19″をもち、
    この本体の半分ないし全部の間の所定距離にわた
    つて本体の前方から延びる長さ方向の溝穴21を
    具備することによつて本体に可撓性が与えられて
    いる特許請求の範囲第13項記載の排液装置。 15 スリーブ4が、針1の最も湾曲した部分1
    0と概ね対応する本体19′をもち、その可撓性
    が湾曲していない針1の部分9,11,16の通
    過を許すように十分に大きくなつている特許請求
    の範囲第13項記載の排液装置。 16 スリーブ4,4′が、注射器に連結するた
    めの外開き開口20,20′を有する本体19′,
    19をもつている特許請求の範囲第12項記載
    の排液装置。 17 スリーブ4′が、スリーブ4′の後部にほぼ
    平坦な形状の把持部24を具備し、把持部がスリ
    ーブに対して横方向に延び、使用時にスリーブを
    位置づける保持手段として用いられるようになつ
    ている特許請求の範囲第12項記載の排液装置。 18 スリーブ4′が、外広がり開口20′を有
    し、把持部24がスリーブ4′の外径に対応した
    サイズの開口25をもつように加工された板状で
    取外し可能な要素からなり、板状要素24がスリ
    ーブ4′の外広がり開口20′によつて止まるまで
    スリーブ上を滑動するようになつている特許請求
    の範囲第17項記載の排液装置。 19 カテーテル3,3′と、切開点7,7′をも
    つ剛い湾曲針1,1′,1″と、この湾曲針にカテ
    ーテルを連結する連結部材2と、湾曲針と切開点
    とカテーテルが尿道を通して膀胱内への通過を許
    すように構成された変形可能なスリーブ4,4′
    とを有し、切開点が湾曲針の前部に位置し、湾曲
    針が少くともスリーブの長さと等しい長さを持つ
    特許請求の範囲第1項記載の排液装置。
JP58066302A 1982-04-14 1983-04-14 排液装置 Granted JPS5911870A (ja)

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BE0/207811A BE892838A (nl) 1982-04-14 1982-04-14 Suprapubische blaasdrainagestysteem via de urethra aangebracht.
BE207811 1982-04-14
BE208473 1982-06-28

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JPS5911870A JPS5911870A (ja) 1984-01-21
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153672U (ja) * 1974-10-23 1976-04-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5153672U (ja) * 1974-10-23 1976-04-23

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