JPH035232Y2 - - Google Patents

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JPH035232Y2
JPH035232Y2 JP1985130283U JP13028385U JPH035232Y2 JP H035232 Y2 JPH035232 Y2 JP H035232Y2 JP 1985130283 U JP1985130283 U JP 1985130283U JP 13028385 U JP13028385 U JP 13028385U JP H035232 Y2 JPH035232 Y2 JP H035232Y2
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JP
Japan
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blade
cut
scissors
blades
saw
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JP1985130283U
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JPS6239451U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は園芸作業等に用いる鋏の改良に関す
る考案である。
〔従来の技術〕
鋏に鋸を設けるものとして別途に製した鋸身を
鋏の柄尻に折畳自在で軸止めしたものや、鋸身の
一端を鋏の刀身とともに止軸で軸着し鋸身を柄内
に折畳み自在としたものや、このほか鋏の片方の
刀身の背部に鋸を設けた考案がある。(実開昭53
−130168) そして上記する第1のものは、既製の鋏の柄に
鋸身を設けただけのものであるから、鋸身の分だ
け嵩高となり使用に際しても、柄から鋏の柄尻外
方に引き出さなければならぬ取扱いの面倒なもの
であり、第2の鋸身を鋏の刀身とともに軸止めし
たものは鋸身が鋏の刀身と並ぶため剪定作業にお
いて、鋏の刀身が邪魔になり円滑な剪定作業が望
み得ず、第3の実開昭53−130168の考案は、片方
の刀身の背部に鋸歯列を設けてはいるが、これは
刀身が鋏として機能するように形成されたもので
あるから刀身の長さが短寸で被切物が切り難いも
のであるとともに、枝の込み入つたところ例えば
盆栽等の手入れは刀身が大きく枝と枝の間に入る
ことのできない使いづらいものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記する従来の鋸付鋏で第1のものは全体が嵩
高となるばかりか、鋸を用いる場合は鋏の刃体部
側を手で握つて切断作業をしなければならないか
ら手の安全性に問題があり、第2のものは、鋏を
使用する際に鋸身を鋏の柄側に折り返すため柄の
部分が嵩高になるばかりか、柄とともに鋸身を手
で握るところからこれも安全性に問題を有してお
り、さらに第3のものは、鋸の機能を充分に発揮
させることのでき難いものである。本考案は上記
に鑑み考案されたもので、鋏として鋸としていづ
れの場合にも取り扱いが容易で安全性が高く、刀
身の機能を充分に発揮することができる鋏を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の目的を達成するために、片方
の刀身の背部に鋸歯列を有するものにおいて刃体
部を厚さの薄い刀身で構成するとともに、鋸歯列
4を有する刀身2を鋸歯列を有しない刀身2′の
身長より長い刀身2としたものである。
〔作用〕
この考案は植木の整姿等園芸作業に用いるもの
で、比較的細くて軟かい枝には鋏として刀身2,
2′の刃部21,2′1で切断をするが、この刀身
2,2′はその板厚がすこぶる薄いためよくきれ
るが、被切断物である枝等が硬いものや太いもの
であると切断に際し刀身2,2′が損傷するから
このような場合は刀身2の背部に設けた鋸歯列4
を用いて鋸として枝を切断すればよくこの場合は
第1図に示しているように刀身2と2′を解放状
態にし、鋸歯列4を有する刀身2から他方の刀身
2′を離し刀身2の通過の際の妨げとならぬよう
にし、そして刀身2と2′間をストツパー5で固
定すれば刀身2,2′間を解放状態にできる。次
に刀身2の鋸歯列4によつて硬い枝や太い枝を切
断する場合、鋸歯41を枝の上面側から切込めば
よいが、このまゝ切り進むと切り終り付近で切り
残つた部分が鋸歯列4で切断される以前に自重で
折れて樹木側の切口下面を引き裂き枝の剪定とし
ては最悪の状態となることから、剪定作業の最初
は枝の地面側を少し切込んでおくことで引き裂き
の発生を阻止することが望ましく、そのため本考
案では開放されてV字形となつた刀身2と2′の
間に枝を介在させて枝の上下両面に刀身2と2の
刃部21,2′1を刀身2と2を無理させない範囲
で少し切り込ませ表皮の切断をし、そのあと刀身
2の鋸歯列4の鋸歯41によつて枝の地面側を表
皮の切口に続いて少し切断しておき、このあと枝
の上面から鋸歯41を切り込ませると切り終りに
枝が樹木側の切口を引き裂くようなことがなく剪
定作業には好ましい美しい切口となるものであ
る。
この切断作業において、鋸歯列4を有する刀身
2を相当長いものとしておくと、挽切の長さが大
きくなり挽切長さの短いものとは切断能力を大き
く異にするとともに枝間隔の狭いところででも刀
身を容易に挿入することができて切断が難渋する
ことがない。
ま刀身2が薄いことで、被切物への切り込み始
めでは刀身2が屈曲し易いから使用する場合は、
刀身2に他方の刀身2′を重ねた状態即ち鋏を閉
じた状態にしておくと重なりあつた部分は厚くな
つて屈曲することはなく、長い方の刀身2の短い
刀身2′より前方に突出した部分で少し切り込み、
刀身2が被切物内に入り込んだところで、刀身2
と2′の重なり合いを解除し刀身2全体で切断す
れば刀身2は被切物内にて切口で支えられるため
屈曲したり折れたりすることのない切断をするも
のである。
〔実施例〕
この考案の鋏の実施例を添付の図面に基づいて
説明すると、実施例の鋏は剪定用の鋏であつて、
2と2′は夫々柄1と1′を有する板厚が約3ミリ
メートルの鋼板で製した刀身で、刀身2は刀身
2′に比して相当長い受刃で、刀身2′は切込刃で
あつて受刃の刀身2に交差させ止軸3で軸着した
もの、21と2′1は刀身2と2′の各腹部に夫々設
けた刃部で、刃部21は凹弧状に刃部2′1は突弧
状となつている。
4は受刃である刀身2の背部に設けた鋸歯列で
あり、鋸歯列4を構成する鋸歯41は実施例に示
すような手もとに引く方式のものに限定されるも
のではなく、逆に押して切断できるものや、押し
引き両方向で切断できる鋸歯41が用いられるこ
と勿論である。
5は刀身2,2′が開放状態のときに刀身2と
刀身2′とが重なることのないように両刀身2,
2′を固定するストツパーで実施例では刀身2の
基部に複数の凹欠51を設け、この凹欠51に着脱
可能な掛爪52を刀身2′の基部に設けてこれを凹
欠51に係合したもので、刀身2と2′の開き角の
調節は掛爪52と複数の凹欠51との係合位置を変
えることで自在に調節できる。なおこの考案の実
施例は剪定鋏であるが、鋏の材料をステンレス鋼
等で製し、調理用鋏として用いると生の魚類、鳥
類、畜類の肉、野菜、果実の切断を鋏でなし、冷
凍食品例えば冷凍された肉類を鋸部分で切断する
と凍結したものが簡単且つ容易に切断することが
できる。
6は鋏の不使用時に刀身2と2′とが開かない
ようにした止バンドで、これを実施例に限定され
ることなく止金等で係止することもでき、要は刀
身2と2′が鋏の不使用時に開かないようなもの
であればよい。
7は刀身2と2′を開くバネで刀身2,2′間に
設けたもの。
〔効果〕 この考案は上記したように鋏の一方の刀身2の
背部に鋸歯列4を設けたことで剪定作業におい
て、柄1,1′を握る手を持ち替えることなくそ
のまゝ鋏として、また鋸として使用することがで
きぬる至便なもので、特に刀身2を薄くするとと
もに長身にすると鋸としての作用および効果は顕
著で剪定作業をより容易にする。また剪定作業に
おいて、枝の地面側の表皮とそれに続く木質部分
の切断を柄を握つたまゝ刀身2の刃部21でなす
ことができ、以後枝の上方から切り下つてもあら
かじめ上記のように切目が付されていることから
枝下方の表皮を含む切残り部分が裂けることのな
い良好な剪定ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示す図で、第1図は正面
図、第2図は−線端面図、第3図は−線
端面図、である。 1,1′:柄、2,2′:刀身、3:枢軸、4:
鋸歯列。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 片方の刀身の背部に鋸歯列を有するものにおい
    て、刃体部を厚さの薄い刀身で構成するとともに
    鋸歯列4を有する刀身2を鋸歯列を有しない刀身
    2′の身長より長い刀身2としたことを特徴とす
    る鋏。
JP1985130283U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH035232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985130283U JPH035232Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985130283U JPH035232Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6239451U JPS6239451U (ja) 1987-03-09
JPH035232Y2 true JPH035232Y2 (ja) 1991-02-12

Family

ID=31027632

Family Applications (1)

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JP1985130283U Expired JPH035232Y2 (ja) 1985-08-26 1985-08-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537204A (en) * 1978-08-30 1980-03-15 Toshiba Tungaloy Co Ltd Throw-away cutter

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53130168U (ja) * 1977-03-24 1978-10-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5537204A (en) * 1978-08-30 1980-03-15 Toshiba Tungaloy Co Ltd Throw-away cutter

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Publication number Publication date
JPS6239451U (ja) 1987-03-09

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