JPH0351706Y2 - - Google Patents

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JPH0351706Y2
JPH0351706Y2 JP12745387U JP12745387U JPH0351706Y2 JP H0351706 Y2 JPH0351706 Y2 JP H0351706Y2 JP 12745387 U JP12745387 U JP 12745387U JP 12745387 U JP12745387 U JP 12745387U JP H0351706 Y2 JPH0351706 Y2 JP H0351706Y2
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JP
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orifice plate
flange
pin
flanges
bolt
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JP12745387U
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JPS6433029U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば水、空気、軽油あるいは天然
ガス等の流体の流量を測定する場合に使用するオ
リフイスプレートの取付構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、例えばオリフイスプレート等の絞り機
構は、流体が流れている管路中に設けられ、その
前後の圧力差を利用することにより流体の流量を
測定する計器の要素として知られている。
従来、この種オリフイスプレートの取付構造は
第4図および第5図に示すようなものが採用され
ている。これを同図に基づいて説明すると、同図
において、符号1および2で示すものは各々が互
いに対向する接続用のフランジ3aを有する2つ
の配管3(一方のみ図示)間に取り付けられたオ
リフイスプレートである。また、4は前記フラン
ジ3aに管軸線方向に開口する複数の挿通孔、5
はこの挿通孔4に挿通され前記両配管(一方のみ
図示)3間にオリフイスプレート1,2を締め付
ける通しボルトである。
このようなオリフイスプレートの取り付けは、
通しボルト5によつて2つの配管3(一方のみ図
示)間に挾圧保持することにより行われる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前者にあつては、オリフイスプレー
ト1の芯合わせを目分量によつてオリフイスプレ
ートの外周面が挿通孔4の開口周縁に合致するよ
うに行うものであり、このためオリフイスプレー
ト1の芯合わせ作業に多大の時間を費やすばかり
か、細心の注意を払わなければならず、そん芯合
わせ作業を煩雑にするという問題があつた。
一方、後者にあつては、オリフイスプレート2
の芯合わせをするに際してオリフイスプレート2
の外周面を通しボルト5の外周面に合致させるた
め、オリフイスプレート2の芯合わせが簡単にな
るものの、挿通孔4と通しボルト5間の寸法余裕
がきわめて僅かなものになり、この結果通しボル
ト5の取り付けに多大の時間を費やし、その取付
作業を煩雑にするという不都合があつた。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもの
で、オリフイスプレートの芯合わせ作業およびボ
ルトの取付作業の簡素化を図ることができるオリ
フイスプレートの取付構造を提供するものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るオリフイスプレートの取付構造
は、オリフイスプレートの周囲に外径方向に延在
する複数の延在部を設けると共に、これら延在部
に両配管のフランジのうち少なくとも一方のフラ
ンジの外周面に当接する芯出し用のピンを設け、
このピンのフランジ当接部とオリフイスプレート
の中心間の距離はフランジ外径の1/2の寸法に設
定されているものである。
〔作用〕
本考案においては、配管とオリフイスプレート
との芯合わせをするに、芯出し用のピンを接続用
のフランジの外周面に当接させることにより行う
ことができる。
〔実施例〕
第1図aおよびbは本考案に係るオリフイスプ
レートの取付構造を示す断面図である。同図にお
いて、符号11および12で示すものは各々圧力
取出口11a,12aを有する2つの配管で、開
口端部には各々が互いに対向する接続用のフラン
ジ13,14が設けられている。これら両フラン
ジ13,14には軸線方向に開口するボルト挿通
孔15,16(一方のみ図示)が各々設けられて
おり、これら両ボルト挿通孔15,16には後述
するオリフイスプレートを前記両配管11,12
間に挾圧保持する通しボルト17が挿通されてい
る。18は流量測定用のオリフイスプレートで、
前記配管11,12と同一の軸線上に設けられて
おり、外周面には外径方向に延在する2個の延在
部19,20が各々が互いに周方向に間隔を隔て
て設けられている。これら両延在部19,20に
は前記両フランジ13,14のうち左側のフラン
ジ13の外周面に当接する芯出し用のピン21,
22が設けられている。そして、これら芯出し用
の両ピン21,22の各フランジ当接部21a,
22aと前記オリフイスプレート18の中心間の
距離Hは、前記各フランジ13,14の外径Dの
1/2の寸法に、すなわちH=D×1/2の数式を
満足する寸法に設定されている。
このようなオリフイスプレートの取付構造にお
いては、配管11とオリフイスプレート18の芯
合わせをするに、ピン21,22をフランジ1
3,14の外周面に当接させることにより行うこ
とができるから、オリフイスプレート18の芯合
わせに細心の注意を払う必要がなくなる。
また、本考案においては、オリフイスプレート
18の芯合わせをするに際して通しボルト17を
利用するものではないから、ボルト挿通孔15,
16と通しボルト17間の寸法余裕を十分にもた
せることができる。
なお、本実施例においては、延在部19,20
の片側に芯出し用のピン21,22を設ける例を
示したが、本考案はこれに限定されるものではな
く、第2図に示すように延在部23の両側に芯出
し用のピン24,25を設けたものでも実施例と
同様の効果を奏する。
また、本実施例においては、1つのオリフイス
プレート18によつて所定の外径をもつフランジ
13,14に適用する例を示したが、本考案は第
3図aおよびbに示すオリフイスプレート26を
用いれば寸法の異なるフランジ(図示せず)に適
用することができる。この場合、オリフイスプレ
ート26の延在部27にはプレート外径方向に延
在する開口部28aを有する長孔28が設けら
れ、この長孔28の開口周縁には目盛りが表示さ
れている。また、長孔28には芯出し用のピン2
9が挿通されており、このピン29にはナツト3
0が螺合するねじ部31が設けられている。これ
により、ピン29の長孔28内での取付位置を調
整することにより、ピン29のフランジ当接部2
9aとオリフイスプレート26の中心間の距離h
をフランジ外径dの1/2の寸法に設定し、オリフ
イスプレート26の芯合わせを行うことができ
る。
さらに、本考案における延在部19,20の個
数は前述した実施例に限定されず、3個以上の延
在部(図示せず)としてもよく、その個数は適宜
変更することが自由である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、オリフイ
スプレートの周囲に外径方向に延在する複数の延
在部を設けると共に、これら延在部に両配管のフ
ランジのうち少なくとも一方のフランジの外周面
に当接する芯出し用のピンを設け、このピンのフ
ランジ当接部とオリフイスプレートの中心間の距
離はフランジ外径の1/2の寸法に設定されている
ので、配管とオリフイスプレートの芯合わせをす
るに、ピンをフランジ外周面に当接させることに
より行うことができる。したがつて、オリフイス
プレートの芯合わせに費やす作業時間を短縮する
ことができると共に、その芯合わせ作業の簡素化
を図ることができる。また、オリフイスプレート
の芯合わせをするに際して従来のように通しボル
トを利用するものではないから、ボルト挿通孔と
通しボルト間の寸法余裕を十分にもたせることが
でき、通しボルトの取り付けに費やす作業時間を
短縮することができると共に、通しボルトの取付
作業の簡素化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは本考案に係るオリフイスプ
レートの取付構造を示す断面図、第2図は他の実
施例における芯出し用のピンを示す正面図、第3
図aおよびbは他の実施例におけるオリフイスプ
レートを示す側面図と断面図、第4図および第5
図は従来のオリフイスプレートの取付構造を示す
断面図である。 11,12……配管、13,14……フラン
ジ、17……通しボルト、18……オリフイスプ
レート、19,20……延在部、21,22……
ピン、21a,22a……フランジ当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各々が互いに対向する接続用のフランジを有し
    これら両フランジに通しボルトが挿通する2つの
    配管間に流量測定用のオリフイスプレートを取り
    付ける構造において、前記オリフイスプレートの
    周囲に外径方向に延在する複数の延在部を設ける
    と共に、これら延在部に前記両フランジのうち少
    なくとも一方のフランジの外周面に当接する芯出
    し用のピンを設け、このピンのフランジ当接部と
    前記オフイスプレートの中心間の距離は前記フラ
    ンジ外径の1/2の寸法に設定されていることを特
    徴とするオリフイスプレートの取付構造。
JP12745387U 1987-08-24 1987-08-24 Expired JPH0351706Y2 (ja)

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JP12745387U JPH0351706Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24

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JP12745387U JPH0351706Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24

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Publication Number Publication Date
JPS6433029U JPS6433029U (ja) 1989-03-01
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