JPH0351431B2 - - Google Patents

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JPH0351431B2
JPH0351431B2 JP1276160A JP27616089A JPH0351431B2 JP H0351431 B2 JPH0351431 B2 JP H0351431B2 JP 1276160 A JP1276160 A JP 1276160A JP 27616089 A JP27616089 A JP 27616089A JP H0351431 B2 JPH0351431 B2 JP H0351431B2
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signal
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Roland A. Drolet
Gaetan Charland
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は改良された低周波数電磁治療装置およ
び方法に関する。世界のあらゆる国で、10人に約
1人は、関節炎症に至る骨折等にかかつており、
これら症状を処置するため現在使用される薬は長
い間の使用により有害な副作用を生ずることがよ
くある。これら考慮と低周波数電磁界の一般化治
療価値についての知識により、非病発性で患者に
とつて安価にして、耐炎性薬を連続使用しないで
永久的利益をもたらし素人でも使用できる低周波
電磁界治療装置を開発せしめた。このような治療
法はすべての悩みをもつ患者にとつて間もなく使
用されよう。 これは、“RHUMART”治療の良好な開発を
もたらした数年にわたる研究後、低周波電磁界
(脈動および正弦波)により可能になつた。(ここ
で“RHUMART”は本発明の登録商標である)。 以下で、次の引例を引用する。 1 ブライトン・シー・テイ(M.D.、Ph.D.、及
びゲスト・エジター)、1977、“Clin.Orthop.
Rel.Res.”、No.124、1977年5月。 2 バセツト、シー・エー・エル、1978年、“パ
ルシング電磁界の骨格効果”、AAMI、第13回
年次会議、1978年3月28日〜4月1日、ワシン
トン、デー・シー。 3 エデイ、ダブリウ・アール及びエス・エム・
バンビン、1976年、“弱電界・磁界による脳相
互作用”、Neurosiences Res.Prog.Bull.、第15
巻、No.1、1−129。 4 ガバラス、アール・ジエイ・オルタ、デイ・
オー・ハミメル、J.およびダブリウ・アール、
アデイ、1970年、“低位低周波数電界のEEGに
およぼす影響とマカカ・ネメストリナの行動”、
Brain Res、第18巻:491−501。 5 ベーバー、アール、1968年、“アインフラ
ス・ミユバヘル・エレクトロマグネチシエル・
フエルデル・アウフ・シー・シルカデアン・ペ
リオデイク・デス・メンシエン”、
Naturwissenschaften、1:29−33。 6 ベーカ、エム・エーおよびジエイ・エヌ・ヘ
イワード、1967年、“猫の頚動脈網と脳温度”、
Nature、216:139−141。 7 ホーランダー、ジエイ・エル・ホルバス、エ
ス・エム・1949年、“物理的治療法が通常及び
関節炎体の関節内温度に及ぼす影響”、Am.J.
Med.Sci.218:543−548。 8 フイーベル、エイ、およびエフ・アビタル、
1976年、“関節の深加熱”:“A
Reconsideration、Arch.Phys.Med.Rehabil.”、
第57巻、1976年11月。 9 リヒト、エス・エイチ、1965年、“治療熱と
かぜ”、第2版、ニユーヘブン、イー・リヒト。 10 レーマン、ジエイ・エフ、ウオーレン、シ
ー・ジー、およびシヤム、エス・エム、1974
年、“Clin.Or−thop”、99:207−247。 11 ハリス、イー・デイーJr.およびマクロスベ
リ、ピー・エー、1974年、“リウマチ様滑液コ
ラゲナーゼによる軟骨コラーゲンの退行に及ぼ
す温度および原線維安定性の影響”、N.Engl.J.
Med.290:1−6。 12 ハリス、イー・デイー、1974年、“リウマチ
性関節炎”、ニユーヨーク、MEDCOMプレス、
pp25、87、50−51。 13 ドロレツト、アール及びクーノフ・エイチ、
1969年、“電子刺戟への適用による生物学的イ
ンピーダンスの物理的説明”、第2回CMBES
会議、ハリフアツクス。 14 タビリ、エム.エー、ドロレツト、アール
他、1970年、A.“犬の尿膀胱の電気刺戟の研究
用モデル”、British J.Urol、第42巻、56−65。 関節炎および関係の疾患の原因となる潜在的機
構は理解し苦い。基本的処置はなお、ASPIRIN
(登録商標)、ステロイドその他耐炎性薬である
が、それはいずれも永久的治療とはならず、それ
らすべては、長期使用後、望ましくなく有害な副
作用を生ずる。リウマチ技術の状態は、英国ロン
ドン市所在の“リウマチのマチルダ・アンド・テ
レンス・ケネデイ協会のデイ・シー・ジユモンド
博士の編集になる“耐リウマチ薬の認識”と題す
る最近の本からの下記引用に反映されている。
“リウマチ様関節炎と類似の疾患とは医療の実際
と製薬企業に大きな問題を提起する。…一方で、
今日、病因学的ないし病原的意味は“リウマチ”
にはなく、炎性リウマチ疾患は、わが国の分類規
準を部分的に充足する、偏向を常態から成るパタ
ーンに組立てる能力に大きく依存することを認め
る。…他方、また、炎性リウマチ疾患の電流処置
および制御は、ますます強力になつているが、達
成の“途中”段階である。” 潜在的機構について、同著者はつぎのように述
べている:“リウマチ様関節炎および類似の疾患
は、遺伝的および環境的両要因が式を見出す免疫
性および炎性応答の調整の潜在的欠かんにより生
ずるとの見分が高まつている。” −電磁仮説: 低周波数電磁界を使用する多くの関節炎疾患
の不変で良好な臨床結果と以下で引用される結
果にもとずき次の仮説を明確にした:多くのリ
ウマチ疾患は局部的電磁動揺に関係があるの
で、これら疾患が低周波電磁界により影響され
るのは論理的に当然である。この仮説は、環境
的要因がリウマチ様関節炎と類似の疾患の原因
になる潜在的欠かんについて式を見出すという
点で上記引用のジユモンド博士の記述と一致す
る。 −低周波数電磁治療法: 低周波数電磁治療法(磁気療法ということも
ある)について多くの有用な生体医療例は、古
くは1904年の米国特許第90732号および他の多
数の刊行物をはじめ、科学分野および以下引用
する文献に示されている特許文献に報告されて
いる。 Biomed.Eng.、第8巻No.3におけるソロベバ
(1975年)による“低周波数磁気療法の方法と応
用”によれば、下記の低周波数磁界の適用より成
る磁気療法を記載する:50ヘルツの正弦波磁界、
50または100ヘルツ脈動磁界、周期的にしや断さ
れる磁界、時に回転磁界。多くの刊行物、例え
ば、ソロベバ(1975年)および水島他(1975年)
のExperientia、第31巻12、“電磁界の炎症に及ぼ
す影響”において磁気療法の効果は多数の治療法
において何ら疑いがないと報告している。 しかし、磁気療法適用の結果は、主として使用
される器械の異なる特別な特性のためおよび一定
の器械のユーザにより採用される多数の異なる方
法および(または)手順のため、均一でないこと
が多い。また、一定の磁界は医療の実際において
適用は限定されている(ソロベバ1975年)ことも
認識されている。 前記の磁気療法の技術状態はソロベバの文書に
よく要約されている。それらにより得られた多く
の装置および臨床結果はソロベバの文書に記載さ
れている。この文書にはつぎの2つの形式の器械
が見られる:電磁石インダクタを使用する形式お
よびソレノイド・インダクタを使用する形式であ
る。ソロベバによれば、電磁石において、磁界の
強さはコア端部(極)で最大で、離れると急激に
落ち込み、それで使用時、病理学的焦点は電磁石
極の一方にできるだけ近づける。同著者は、ソレ
ノイド・インダクタによつて形成される磁界はそ
の内側中空部でもつとも強く、それで使用時、身
体の病理学的領域はソレノイド巻線により包囲し
なければならないと述べている(ソロベバ、1975
年)。しかし、コアがないため、かなり強い磁界
を形成するには多量の電力が消費され、ソレノイ
ドを治療に使用する場合、普通、従来の装置を使
用してかなりの熱を放熱する。 従来の磁気療法装置を使用して、良好な結果を
収め得た処理病名をあげれば、栄養障害性潰瘍、
徐々に治る傷、やけど、手術後の浸潤物、胃病、
末梢神経の外傷に関連する痛覚症候群、失調効果
による心臓および脈管疾患、気管支炎喘息、耳鼻
咽喉科病、神経系統の疾病、支持及び運動神経器
官、婦人科及び皮ふ病、関節及びじん帯の機能不
良、かかと滑液のう炎(突起物)、外傷水腫、子
供の病理学的運動神経機能がある。患者の一般的
状態の向上、痒感の減少、潰瘍性面の上皮形成の
向上および麻酔効果も磁気療法により観察され
た。 さらにまた、生理学的および組織化学的データ
によれば、同化方法に主として関連する連続的正
弦波または脈動磁界の鎮静効果および異化方法に
主として関連する間欠磁界の刺戟的効果とを示し
ている(ソロベバ)。また、文献には、処置の鎮
静モードが、交感神経緊張症および正常交感神経
緊張症、また、無力機能性神経病、神経衰弱症、
拘縮、関節接合、脊椎炎、活性リウマチ、ウイル
ス肝炎後の合併症に表われると報告している。刺
戟モードは副交感神経緊張、抑圧的機能性神経
病、気管支喘息および不活性リウマチに使用され
る。鎮静モードと刺戟的モードを組合せると極端
な痛覚および栄養不調に効果がある。婦人科不調
は異なる作動モード及びそれらの組合せにより処
置された。 従来の研究によれば、新神経プロセスが成長す
る方向は弱電界により制御され、この電界は神経
をそれが原形質形成に影響を与える領域内に仕向
することによつて再生に影響を与えることを示し
た(カナダ国トロント市、(生物学)グロリヤ社、
エンサイクロピデイア・サイエンス・サプルメン
ト、1979年、89−93頁、アール・ビー・ボルゲン
ズによる“生物電気と手足再生”)。 低周波数電磁界を調査した数人の著者は、耐炎
効果(水島、1975年)、動脈圧の正常化、利尿作
用、生存細胞の膜経由電位の正常化、特別電流パ
ルスを使用する成骨の刺戟および骨の修理保守
(ブライトン1、1977年)、細胞レベルでのカルシ
ウム流入・流出の量と速度の変化(バセツト2
1978年)、組織を大加熱しないで神経系に及ぼす
治療効果(アデイ3、1973;ガラバス4、1970;ウ
エバー5、1968;ベーカ6、1967)、すべての関節
炎症における睡眠と痛解放の向上を報告してい
る。 さらにまた、数人の著者は、(ペルム1948年、
ロシヤにおける、“磁界特に周期的振動の生物学
的および治療効果”と題する本で)磁気療法は超
高周波数治療および誘導加熱よりも利益があると
述べている。関節炎性関節の治療において磁気療
法が超高周波療法よりも優れた効果を与える理由
の1つは、超高周波磁界および電気透熱療法によ
る深関節加熱はきびしい副作用を生じかつ軟骨退
行を早めることである(すなわち、ホーランダ他
、1949年;フイーベル他8、1976年、リヒト9
1965年;レーマン他10、1974年;ハリス他11
1974年;ハリス12、1974年)。 低周波数電磁界により生ずる測定効果が説明で
きるのは古典的電気生理学でもなく古典的神経化
学でもない。従つて、実験的証拠を説明するため
新しい理論が開発された(アデイ、1976年)。低
周波数電磁界は表面組織だけでなくかつまた、滲
透骨および器官全体に効果があり、すべての生存
細胞に影響する。われわれが低周波数電磁界の応
用に関与したのは1969年であり(ドロレツト13
他、1969年、タリビイ14他、1970年)、カナダ国
トロント市の生物医学電子技術大学協会におけ
る、対麻痺性患者の膀胱の排除についてであつ
た。電極特性および異なる電流特性を含み尿膀胱
の電磁排除の最適パラメータを研究した。 米国およびドイツの特許文献は医療処置におけ
る低周波電磁界の重要性が高まつていることを示
している。 最近、電流を使用する3つの異なる器械が、長
期間未知であつた骨折修復を米国においてFDA
の承認を得たことは重要である。これら器械のう
ち1つだけが非発病性である。この分野における
従来技術の多くは、1974年10月11日に発行された
ニユーヨーク・アカデミ・オブ・サイエンスの定
期刊行物第238巻に、“生体における電気的処置成
長機構”と題して記載されている(エー・アー
ル・リボツフおよびアール・エー・リナルデイ編
集)。 電磁療法に関する特許文献は古く1904年に発行
された。事実、電磁石またはコイルを使用する電
磁治療装置は米国特許第90732号として1904年に
特許された。従つて、医療処置に電磁界を使用す
る原理は少なくとも80年間知られている。 ベンソンの(1922年)米国特許第1418903号は、
可変誘導電流を発生しこれを処置中体部分に供給
する電磁コイル内の装置と共に体部受入れ電磁コ
イルを開示する。 マンの(1927年)米国特許第1634373号は、人
の体を処置するため、熱、振動およびうず電流を
発生する電気治療装置を開示する。 マツクリーンの(1972年)米国特許第3658051
号は、約2ヘルツのパルス周波数を使用して間欠
および連続する(2000ガウス以上の)高い強さの
電磁界により生物またはその一部を処置する装置
および方法を開示する。 ホールグレンの(1974年)米国特許第3841305
号は、放電コンデンサによりコイルにパルスを発
生し、さらにコンデンサを充電しかつ交互極性の
放電パルスを発生する特別回路を開示した、(な
るべくT形状の)特別フラツクス集中コアを有す
るワイヤよりなるコイルを含む神経の外部刺戟装
置を開示する。 リス他の(1975年)米国特許第3902502号は、
患者の局部の関節炎痛みを一時的に捕促する装置
を開示する。この装置は、患者の局部の皮ふに付
した接触端部(電極)に装置の出力を送る伝導リ
ード線を有する。この装置は、10と40Hz間のきわ
めて低い周波数で変調(オン−オフ)された振幅
である、20KHzと1MHz間の搬送周波数を使用す
る。装置の出力は3ないし4分等短時間、被処置
局部に供給される。 ポール・ジユニアの(1975年)米国特許第
3881494号は、自己反復容積放電技術と、患者の
被処理部に電流を流す1対の電極を有する電子回
路による治療によつて関節炎患者から一時的痛み
を除去する電子パルス装置を開示する。 クラウス他の(1975年)米国特許第3890953号
は、低周波数交番磁界を加えることにより骨その
他体部組織の成長を促進する電気装置を開示す
る。この装置は本質的に、電流発生器と、1つま
たは多くの磁界アプリケータより成る。アプリケ
ータ装置は、複数個の並列可撓性巻線よりなるコ
イルを巻いた軸線を有する平坦なソレノイドコイ
ルを有する。各巻線は2つの隣接細長部分とこれ
ら細長部分を一体に接合する2つの180度コイル
曲りとを有する。交流発生器の周波数はこの装置
では150ヘルツ以下である。 クラウスは次のような電磁療法用として異なる
コイル構造を開示する:卵形または楕円形シリン
ダおよび傾斜シリンダ(米国特許第4066065、
1978年と対応のドイツ特許第2432493号、1976
年);上記引用の2つの特許の前に、ダブリユ・
クラウス(1974年)は、(図面による)骨成長を
促進する電磁治療装置を記載したドイツ特許第
2314573号の発明者であつた。彼の装置は少なく
とも1つの電界アプリケータ(2つの電極)と1
つの磁界アプリケータ(コイル、単複)とより成
り、交流磁界の周波数は、20と200ガウス間の強
さを有する1と100ヘルツ間であり、印加電界の
強さは0.1と1V/cm間である。後者の装置に使用
されるコイルの形状は上記引用米国特許第
3890953号と同じ発明者により記載されたコイル
の形状と同様である。 アール・バスキイ(ドイツ特許第2517896、
1976年および第2533244号、1977年)は、可動部
分を取り付けたキヤリツジまたは壁に可撓状にさ
れた(共に形状が円筒形の)2つの異なる磁界ア
プリケータを開示する。これら2つの特許に記載
された機械的構造はかさばつて重い。 エム・バスキイの(1977年)ドイツ特許第
2553197号は1Hz〜1KHz範囲の低周波電流を発生
する衝撃磁界発生器を開示する。 マアスの(1977年)米国特許第4056097号は、
強磁性コア上の電界巻線によつて発生される変化
磁界により生物学的試料内に刺戟電流を誘導する
無接点刺戟変換器を開示する。 最後に、ゴールドマン他の(1978年)米国特許
第4095588号は、複数個の電磁コイルを、環状電
磁装置状に軸線を中心に互いに分離するように配
置する、導管装置を清浄方法を開示する。コイル
はコイルの磁軸に垂直な方向に細長されて、可変
周波数と振幅により制御可能な磁界で囲繞して赤
血球を放射状に推進する一方、導管軸線を中心に
回転して、導管装置を閉そくするような導管堆積
を弛めて清掃する。 従来の発明と対照的に、また、交番および(ま
たは)脈動磁界の特別生物医療法に関するが、こ
の発明は、機械的及び電子的に両立し相互交換可
能な副装置またはユニツトを有し、さらに一方が
脈動ジエネレータで他方が正弦波ジエネレータで
あり、両者とも特別特性を有する連続または周期
的にしや断される処置信号を発生できる2つの低
周波数磁界ジエネレータを含む、新しいコンパク
トで、可搬性、移動可能なモジユラ低周波数電磁
治療装置に関する。 ここにMINI、MOYIおよびMAXIと称する3
つの特別処置ユニツトないし磁界アプリケータ;
空間内の任意方向に処置アプリケータを操作する
ための4つの異なる形式の可撓性および(また
は)適合可能な機械的支持部(これらのうち3つ
は1つまたは2つの調節可能な圧力デイスク・ブ
レーキ)、MINI磁界アプリケータ用簡単な支持
部、3つの磁界アプリケータ(MINI、MOYIお
よびMAXI)用床および壁支持部、および3つ
の磁界アプリケータの移動性を増大させる4輪キ
ヤリツジ支持部(この移動キヤリツジを使用して
標準病院ベツドその他の患者を処置する)。 改良された本電磁治療装置は次のような特徴を
有するので広範囲の生物医学用途を有する。 −広範囲の制御可能な処置特性、 −患者の罹患部の局部処置、 −非熱処置、 −無痛処置、 −機械的振動のない処置、 −金属性電極を使用しない処置、 −体部の非処置部内の、所望特性を有する低周波
数電流の電磁誘導による処置、 −正弦波ジエネレータの特別磁化・減磁特徴、 −処理の特別時間パターン、 −モジユラ構造(相互交換可能なジエネレータ、
処置ユニツトおよび機械的支持部)、 −軽量、 −可搬性、 −機械的可撓性、 −一方の正弦波および(または)他方の脈動磁界
ジエネレータにより発生される広範囲の制御可
能な電磁界パラメータ(磁界強さ、方向、周波
数及び方向勾配)、 −一定重量の磁界アプリケータおよび(または)
ジエネレータの磁界強さと効果を大きく向上さ
せる、脈動ジエネレータのパルス整形回路の臨
界減衰構成。 この装置は、多数の望ましく制御可能で有用な
低周波電磁処置特性を有する。 さらに詳しく言えば、本発明の他の特徴とし
て、低周波数電磁界の下記のパラメータが本装置
により選択または決定される。 −正弦波および脈動磁界のピーク振幅。 正弦波ジエネレータでは、ピーク振幅はプログ
ラムされて、予め選択可能な時間MAG TIME
(0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、5、10、15、20、
25および30分)だけ、予め選択可能なレベル
(MAXIの使用時10工程で0〜100ガウス、MOYI
の使用時10工程で0〜300ガウスMINIの使用時
10工程で0〜900ガウス)で一定に保つてから、
0振幅に自動的に降下し、予め選択可能な時間
DEMAG TIME(0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、
5、10、15、20、25および30分)で、直線的にま
たは準指数的に0振幅に減ずる。 以下述べる4種類のモジユラ機械的支持部およ
び(または)キヤリツジを使用する空間における
正弦波および脈動磁界の、患者またはその部分に
たいする配向および(または)方向。磁界の配向
は任意所望の方向でよい。 (脈動ジエネレータによる)パルス束の反復周
波数または(正弦波ジエネレータによる)正弦波
束の反復周波数を意味する、毎秒サイクルの周波
数は、60ヘルツ電力がジエネレータに供給される
とき、60、30、15、7.5、3.75および1.875ヘルツ
が選択され、50ヘルツ電力がジエネレータに供給
されるとき、50、25、12.5、6.25、3.125、および
1.56ヘルツが選択され、1、2、4、8または16
の基本的正弦波サイクルまたは電流パルスが束状
に発生され、各束は、新しい処置波束等の発生前
前記束の時間に等しい(0磁界)しや断時間が続
く。 処置時間は、上記項の“正弦波および脈動磁
界”で述べたように正弦波および脈動ジエネレー
タのため選択できる。 患者および(または)処置部分の方向磁界勾配
をプリセツトするには、正しい処置ユニツト
(MINI、MOYIまたはMAXI)を選び、これを、
以下で述べる各処置ユニツトに相当する所謂“磁
界パターン表”を参考にして、患者および(また
は)処置部分にたいし正しい距離および(また
は)配向にすればよい。 また、一定の磁界範囲(例えば20〜50ガウス)
にたいする患者の被処置部分の容積をプリセツト
するには、これも正しい処置ユニツト(MINI、
MOYIまたはMAXI)を選んで、これを、以下で
述べる各処置ユニツトに相当する“磁界パターン
表”を参考にして、患者および(または)処置部
分にたいし正しい距離および(または)配向にす
ればよい。(脈動ジエネレータの)パルス整形回
路の重要な新しい特徴は、この回路の電子構成部
分が、処置ユニツトに流れる電流パルスの臨界的
または“ほぼ臨界”の減衰を得るように選ばれて
いることである。この“臨界減衰条件”はつぎの
3つの等式の同じ解決により与えられる: C=4L/RL2;tn=2L/RL;in−(RL/2L)CV0/e ここで、 C=減衰抵抗RDampingを介し処置コイルに放電
されるコンデンサの容量、 L=処置コイルのインダクタンス、 RL=コンデンサの放電回路の全直列抵抗、RL
減衰抵抗RDampingと処置コイル巻線の直流電
気抵抗γLとの合計に等しい、 tn=第8図に示すように、電流パルスの開始と最
大電流inに相当する時間との間の時間経過、 ti=電流パルスの開始から、このパルスの電流の
第2導函数が0に等しい(ti=tn/2と示され
ている)(第8図参照)時間までの期間、 in=処置コイルに流れる最大電流、 V0=コンデンサCが処置コイルに放電する前の、
コンデンサCにかかる初期電圧、 e=2.7182818…自然またはネーパ対数の“基数”
とも呼ばれ、nが無限になると式(1+1/n)n が近ずく極限。 そして、このR、L、C回路の構成部分はいず
れも変化して、本発明の精神および範囲から逸脱
しないで、前記電流パルスのピーク振幅を、上記
の“臨界減衰条件”から得られる振幅の50パーセ
ント以下に減少させることができるようにされて
いる。なお、i=−(RL/2L)2CV0te-(RL/2L)t式が
あり、ここで、臨界減衰構成において、tは時
間、iはコイルに流れる電流である。 下記の生物医学的用途のため本発明の有用性を
向上するため本発明を最適化している:整形法に
おいて、骨成長および修復機構の促進、および骨
折後しばしば生ずる炎症の退化;リウマチにおい
て、炎症の退化、痛みの除去、患部細胞の転移膜
の正常化、細胞位におけるカルシウムの流入およ
び流出の量および速度の正常化、神経系統にたい
する有利な最期効果、ほとんどの種類の関節炎症
で悩む患者の睡眠の向上および一般的状態の向
上、脊椎指圧において、患者に痛みを生ずること
なく種々の外傷骨格および筋傷害の処置、腕神経
痛、肋間神経痛、ランバルジア、頭部神経痛、睡
眠不調、神経性抑圧および偏頭痛;運動傷害の自
然療法センタ;家畜にたいするきびしい骨格およ
び筋傷害を処置する獣医師;栄養潰瘍、徐々に治
る傷、やけど、手術後の浸潤、胃病、外傷に伴う
痛症候、失調に伴う疾患、気管支喘息、耳鼻咽喉
科、神経系統病、婦人科および皮ふ病、関節およ
び帯の機能障害、かかと滑液のう炎、外傷水腫、
子供の病理学的運動機能、患者の一般状態の向
上、潰瘍面の上皮向上、麻酔効果誘発;主として
同化プロセスに伴う鎮静効果および主として異化
プロセスに伴う刺戟効果の誘発;交感神経緊張病
および正常交感神経緊張症、機能性神経病、神経
衰弱病、拘縮、関節症、脊椎炎、活性リウマチに
おける鎮静効果の誘発;異常交感神経緊張症、抑
圧機能性神経病、気管支喘息および不活性リウマ
チにおける刺戟効果の誘発。 本発明の広い態様によれば、電磁界を発生する
磁気コイルと、このコイルを所定の一定位置に固
定する装置と、前記コイルに所定の処置信号を送
り所望の磁界特性を得るジエネレータ装置と、前
記処置信号の所望の特性を選択する制御回路装置
とを備え、前記制御回路装置は()前記所望の
磁界のピーク強さを制御する回路制御装置と、
()前記処置信号の周波数を選択して選択され
た複数の処置信号を得る周波数制御装置と、()
前記処置信号の持続時間と前記電磁界とをプレセ
ツトする調節装置とを有し、前記所望の磁界特性
は前記コイルの周囲環境における前記磁化コイル
の磁界のパラメータを表わす磁界パターン表から
予め決定することによつて前記磁界の所望の強さ
範囲とその前記コイルの位置にたいする所望の配
向とを得るようにして成る電磁低周波治療装置を
提供する。 本発明のもう1つの広い態様によれば、()
強さのパターンを形成するため磁化コイルの等磁
界線(前記コイルにたいするスケールに相対的な
磁界線)の配向を表示しかつ、空間における前記
磁界の方向を表示する、前記コイルの磁界パター
ン表を得る工程と、()所望の磁界強さ範囲と
磁界方向を有する前記磁界パターン表の区域を選
択する工程と、()前記選択された区域を位置
決めするため空間における所望の場所にたいし前
記コイルを配向する工程と、()前記所望の遺
戒強さ範囲を得てかつ前記強さの時間/周波数/
振幅/変調を選択するため前記コイルに制御処置
信号を発生する工程と、()一定時間前記磁界
を発生するため前記処置信号を送る工程とより成
る、磁化コイルに近接する周囲環境における空間
の選択された所に所望の電磁界を得る方法を提供
する。 以下本発明の実施例を添付図面について説明す
る。 図面、特に第1図ないし第8図において、本発
明の電磁治療装置が示され、この装置は異なる磁
化コイル11(MINI)、12(MOYI)および
13(MAXI)と、磁化コイル12または13
に、または磁化コイル11の周囲に一定の電磁界
特性を形成する、2つの変形、すなわち脈動10
aと正弦10bよりなる制御装置ないしジエネレ
ータ10とを備えている。 磁化コイル(MINIは第1B図、第1C図;
MOYIは第1D図;MAXIは第1E図)の3つの
実施例の構造上および電気的特性は表1と表2に
要約され、これら磁界アプリケータにより空間に
発生される磁界パターンは第4図、第5図および
第6図に明示されここで等磁気線が示され(/
B/=100G、/B/=20G、/B/=42G、/
B/=9G、/B/=14G、/B/=3G等、ここ
で/B/は磁界の最大強さ、Gは磁界の単位であ
るガウス、1G=10-4Wb/m2)、磁界の方向は第
4図、第5図および第6図の矢印で示されてい
る。これら“磁界パターン表”は小型(1/4イン
チ×1/2インチ)1200巻数エアコイルと測定装置
としてオシロスコープとを使用しての実験測定よ
り得られた。 第4図には、その右側に、制御装置ないしジエ
ネレータの最大の振幅設定(A=10)にたいする
等磁気線が示されている。左側には磁界の方向が
示されている。空間中の任意の一定点で、磁界の
方向は制御装置の振幅設定とは別である。磁界の
強さと方向を表わす前記磁気線は縦軸X1−X2
ついて空間で対称している。MINI処置装置から
1メートル離れた地点での磁界の強さは地磁界
(1Gの下)のほぼ大きさである。 第5図に示すように、制御装置またはジエネレ
ータの最大振幅設定(A=10)にたいし等磁気線
が実線(/B/=42G、/B/=27G、および/
B/=9G)で示されている。磁界の方向は矢印
で示されている。空間の任意の地点では、磁界の
方向は制御装置の振幅設定とは別である。磁界の
強さと方向を表わす前記磁気線は縦軸X1−X2
ついて空間において対称している。MOYI処置装
置から1メートル離れた地点で、磁界の強さは地
磁界(1ガウス以下)のほぼ大きさである。 第6図において、制御装置またはジエネレータ
の最大振幅設定(A=10)にたいし等磁気線が実
線(/B/=14G、/B/=7Gおよび/B/=
3G)で示されてい。磁界の方向は矢印で示され
ている。空間の任意の地点で、磁界の方向は制御
装置の振幅設定とは別である。磁界の強さと方向
を表わす前記磁気線は縦軸X1−X2について空間
で対称している。MAXI処置装置から1メート
ル離れた地点で、磁界の強さはほぼ、地磁界(1
ガウス以下)の大きさである。
【表】
【表】 * γは巻線の直流電気抵抗である。
磁界アプリケータ11,12,13は、第1A
図、第1B図、第1C図、第1D図および第1E
図に例示した処置および、第3A図、第3B図に
例示されるジエネレータと、処置アプリケータと
機械的支持装置との異なる組合せによりさらに例
示される処置に使用される。MOYIとMAXI処置
アプリケータはエアコイルで、MINI処置アプリ
ケータはコアコイルであることは前記表1と2に
示したとおりである。 最も小さく最も軽いジエネレータで最高の磁界
を得る一方、多様の正弦および脈動磁界パターン
を得る目的で、さらに電気的かつ機械的に両立で
きおよび(または)互換できる処置アプリケータ
を創作する目的でなされた系統的な最適化研究に
より3つの処置アプリケータの最良の特性が得ら
れた。これらはすべて表1および表2に示す特性
により達成され、特に、互換性は、ほぼ同じイン
ダクタンスL(MINI、MOYIおよびMAXIでは
約2ミリヘンリー)を有する処置コイルにより達
成された。電圧および電流値も、巻線の巻数を減
少(費用と重量を減少)するため最適化される一
方、最大電力で使用した場合処置コイルの温度を
不当に上昇させる過度電流を防止する。 第8A図に示すパルス整形回路の実施例におい
て、この回路の異なる構成部分と所望の電流パル
ス形状との間に良好な関係が存在する:たとえ
ば、tn=2L/RL;C=4L/RL2;in=−(RL
2L)CV0/e;RL=γL+RDamping;およびti
2tn;ここで、in=処置アプリケータに流れる最
大電流;tn=パルス開始と最大電流inの時間との
間の時間;L=処置アプリケータのインダクタン
ス;RL=放電回路のすべての減衰抵抗
(RDamping)と直列な処置アプリケータの直流
抵抗(γL)を含み容量放電回路の全直列抵抗;
C=K2が開のときK1が閉またその逆になるよう
夫々K1とK2を開閉して反復充放電されるコンデ
ンサの容量である。K1とK2はシリコン制御整流
器である。充電回路77は第13図にさらに説明
するように、50〜60ヘルツ、115〜230ボルトの交
流電源により給電される。V0はコンデンサCを
充電する最大電圧;“e”はネーパの対数の基数
(e=2.71828)、tiは電流パルスの開始から、電流
icの第2導函数が0と等しくなる時間までの時間
で;d2ic/dt2=0、そこで第8C図に示すようにt =ti=2tnとなる。なお、i=−(RL
2L)2CV0te-(RL/2L)tここで、クリチカル減衰構成で
は、tは時間、iは処置コイルに流れる電流であ
る。 すべてこれら処置アプリケータ11,12,1
3は、めすジヤツク・コネクタ36にはまるジヤ
ツク・コネクタ32,33または35を使用する
2つのジエネレータ10aと10bのいずれかに
接続される。機械的可転性は、関節接手21,2
2,37,38,46等最小数の標準部品で構成
される4つの異種のモジユラ支持体の使用によつ
てなお増大され;非磁性スレンレス鋼1 1/4イン
チ棒20,39,56,48(大型棒は1 1/2イ
ンチ)、亜鉛メツキ8×8インチのアルミ板25,
41,51は、非磁性ステンレス鋼ねじ26、適
当な材料で被覆される木製基板15,16で固定
される。キヤスタ52,54は異なる機械的支持
体15,16の基部に固定され、後輪54には制
動機構53を備え、これらは回転基板に取り付け
られる。機械的支持体の基部15,16も処置室
の壁または天井に固定される。基板25,41ま
たは51は、機械的安定性が機械的支持体の一定
の態様中保持されるとき支持基板15または16
の中央に固定される。 第1C図は安楽なクツシヨン17と、処置アプ
リケータ11を所望位置に保つ簡単な矩形状箱と
より構成される簡単な機械的支持体14を示す。
異なる高さ調節挿入部材(小さいくさびまたは
板)をMINI、11の下に入れて高さを調節す
る。支持板40,55はコイル12とコイル13
を第2図に示す関節接手37,46の基部62に
保持する。 この接手21,22,37,38または46は
食違いホルダ57と、平端大ねじ58,59(ロ
ツクピン付)と、摩擦薄円板63と、棒20,3
9または56を入れる穴65付の円筒形部分64
とから構成される。これら棒は、みぞ穴66を狭
くさせるアレンねじ67を2個締め付けて穴65
内に堅く固定させる。ハンドル23,24は、こ
れが平端ねじ58,59にねじ込まれるとデイス
ク・ブレーキの部分をすべて押すことによりブレ
ーキ圧を調節するのに使用される。 第2B図はコネクタ47の詳細を示し、このコ
ネクタは棒48と56を互いに直角に保持する一
方、棒を部分的に移動させ所望位置に固定させ
る。調節は圧力ねじ47aと47bにより調節さ
れる可撓みぞ穴により行われ、機械的継手49−
50は棒48を基板51に保持する(第2C図参
照)。ねじナツト49によりねじ付みぞ穴付棒端
部50を垂直棒48にしめ付ける。 第3図は、電磁治療装置のジエネレータ10a
または10bと、処置アプリケータ11,12ま
たは13と、機械的支持体14,15,16との
異なる組合せを示すブロツク線図である。 第4図、第5図および第6図は前記の夫々磁界
パターン図と共に3つの磁界アプリケータ11,
12,13を示す。 つぎに第7図ないし第16図について、磁界ジ
エネレータ10,10a,10bを説明する。こ
の装置は医療用および多くの処置用に使用され
る。正弦または脈動ジエネレータ10aと10b
に正しく結合されかつこれらジエネレータにより
給電される磁化コイル11,12,13により発
生される。第7図に示すように、本装置により生
ずる磁界のほとんどの特性はジエネレータ10の
前面パネル上の制御手段により選択される。 本装置の第1選択例において、電磁界は脈動で
(第8図、第12図および第13図)、第2選択例
において電磁界は正弦波である(第9図、第11
図および第15図)。第7図に示すように、磁界
は、制御装置10のパネル68上の制御部により
調節できる5つの特性を有する。第1制御部69
は、ここに10パーセントの増分として示すように
0から100パーセントまで電磁界と振幅と強さを
制御する。制御部70は、周期界の1、2、4、
8および16サイクルに夫々等しいしや断時間で
(第14図および第16図参照)、周期界の1、
2、4、8および16サイクルの順に電磁界の基礎
信号のしや断周波数を制御する(詳細について第
14図と第16図参照)。磁化時間は制御部71
によりセツトされ、磁化時間が終了すると、処置
の第2態様ないし減磁態様を行う。この減磁態様
の時期は制御部72によつてセツトされる。この
減磁は、第15図について後で説明するように直
線または準指数特性により行われる。 スイツチ73は直線または指数減磁のいずれか
の減磁態様の所望の特性をセツトする。スイツチ
74は装置の“ON”スイツチで、スイツチ75
は処置を開始するスイツチであり、種々のタイマ
ーがスイツチ75と同期される。表示灯76は処
置の開始と終了を表示し、その電流は処置アプリ
ケータ11,12または13に効果的に流れる。
ジヤツク36により磁化コイル11,12または
13をジエネレータ10に接続する。 上記したパルス整形回路とパルス磁界のパルス
波形78,79とを示す第8図を再び参照する
と、本発明の具体例は、tn、L、RL、Cおよびin
について下記の値で表わされる:tn=0.5ミリ秒
(生理的理由で)と選んで、L=2ミリヘンリ
(本発明によつて適切とされる);すると、つぎの
ように計算できる、RL=2L/tn=8オーム;C
=4L/RL2=125μF;in=−in=−(RL/2L)
CV0/e=18.45アンペアとなる。この値は、い
わゆる一定値tnとLにたいする臨界減衰案と名ず
けられるものである。本発明の他の実施例はtn
Lの所望値にたいする同じ等式を使用することに
より容易に達成される。パルス整形回路の構成部
分RL、LおよびCの数値を変えて前記電流パル
ス78のピーク振幅を上記臨界減衰案より得られ
るものの50パーセント以下に減少させ、得られた
案を本発明に包含させ本発明の実施例としてよ
い。 つぎに第9図において、接続部107はスイツ
チ75に接続して、開始回路115を動作させ処
置を開始する。処置はジエネレータ10の制御部
にセツトされるように行われる。可聴回路108
は処置期間中に作動される。電流モニタ回路10
9はコンソール10の表示灯76を作動する。減
磁期間中の第2処置態様において、振幅は、振幅
回路118と、モード回路119と、“高圧回路”
に組込まれた可変変圧器に結合された(図示せざ
る)モータを含む電磁装置110とによつて自動
的に変えられる。電磁界をしや断してパルス信号
を発生するには、高電圧回路111のパワ半導体
(シリコン制御整流器SCR)により行う。制御装
置全体は60サイクル・115ボルトの電源または50
サイクル・230ボルトの電源112により給電さ
れる。磁界処置の基本周波数を決定するのは交流
電源112の周波数である。調整されおよび非調
整の12ボルト直流電源によつても装置の種々電子
回路および電磁回路に給電される。種々制御部6
9,70,71,72は第9図で入力102,1
03,104,105で示す。モード・スイツチ
73は106で示す。 第9図および第11図において、高電圧回路1
11(または111S)は磁化コイル11,12
または13に電流を送り、また、一定処置用最大
電流を所望値に調節させる可変単巻変圧器T1を
有する。計器用変圧器T5はコイル11,12ま
たは13に高電流を得るように電圧を下げる。
TRIAC型半導体Q1により所望の磁界パターン
に従つて電流をしや断させる。このTRIAC(トラ
イアツク)Q1は信号OP2により制御される。 第12図、第13図および第8図を参照する
と、パルス磁界例において、コンデンサC3−C
5には単巻変圧器T1の2次側の電流が充電され
る。ついでコンデンサC3−C5は処置コイル1
1,12または13に放電され、高いパルス電流
を発生する。この動作は信号OP4により制御さ
れるSCR半導体Q3により行われる。この信号
は、遅れる場合、電流パルス78が正弦波信号の
負サイクルに相当する場合を除き、コンデンサ充
電回路77の信号OP3に相当する。第11図お
よび第13図に示すように、零電圧スイツチと呼
ぶ検出回路120を使用して交流電源112の近
零電圧を検出し、同期信号OP1を発生する。小
型冷却フアン121を使用して減衰抵抗R8−R
11(5オーム、250ワツト)を冷却する。本装
置に230ボルト、50ヘルツの電圧を使用すると、
特別単巻変圧器によりこの電圧を115ボルト、50
ヘルツに降下させる。 直流電圧調整回路113は、必要により電圧を
下げて回路に供給する変圧器を利用する。また調
整器を使用して12ボルトの連続電圧と非調整12ボ
ルトとを得る。 電流モニタ回路109は変流器114(第11
図と第13図でT6,T7)を含み、この変流器
は、電流が磁化コイル11,12,13に流れる
ことを可視表示させる表示灯76に給電する。 つぎに、第9図と第10図において、開始回路
115は開始スイツチ75により作動されかつ、
信号OP1と同様な信号ZCの第1パルスにより作
動される。開始回路115の出力のうち1つの信
号MUは位置T2(第11図)に作用するモータ
の速度を決定する。信号Qは処置の第1段階(第
9図および第10図)、すなわち、MAG TIME
段階を指令する。信号MRはDEMAG TIMEの
端部に現れ、すべての回路と単巻変圧器T2の位
置をリセツトする(第9図、第10図および第1
1図)。 第9図ないし第13図において、周波数回路1
16(第11図と第13図の116Sと116
P)は一定周波数103で磁化電流をしや断す
る。これは一連のパルスTRを発生する(第10
図)。第10図のZC,F1,F2…F6および第
14図と第16図のF1,F2…F6で示すよう
に、信号OP2(またはOP4)は信号OP1(脈
動の場合、OP1とOP3)より遅れて処理コイル
の電流の流れをしや断するようになつている。 第9図の遅延回路117は、制御部71への設
定により決定される処置のMAG TIME時期を決
定する。MAG TIMEの終了時に、信号DLは他
の回路に指令する。 可聴音回路108は処置の種々部門により2つ
の異なる周波数を発生する。これは信号Qにより
作動される。信号音の変化は信号DLによつて制
御される。 振幅回路118はDEMAG TIME105の動
作により一定周波数の信号FDを発生し制御部7
2によりセツトされる。この回路は第2段階また
は処置のDEMAG TIME中、信号DLにより制御
される。この回路も時間軸TBを発生する。この
時間軸の時間単位はDEMAG TIMEの設定によ
り変化し、第15図に示すような異なる減磁カー
ブを生じ、ここでDEMAG TIMEはtfと等しく、
図示の場合は30秒である。 モード回路119は、MAG TIME中発生され
る磁界のピーク振幅に等しい初期振幅の直線カー
ブまたは準指数カーブを発生する。これはモー
ド・スイツチ73により選択される。時間軸信号
は周波数信号FDを修正して、周波数が回路11
0内のモータ速度を制御する第2信号MDを発生
するようにする。このモータはステツプバイステ
ツプ式モータで、このモータの回転方向は信号
MUまたはMDによつて決定される。このモータ
は12ボルト電源により給電され、トンラジスタに
よつて制御される。このモータは可変単巻変圧器
T2を作動し、一方この変圧器は磁化コイル1
1,12または13の電流を修正することによつ
て、プレセツトモード特性73,90,91(第
7図と第15図)に従いコイルを減磁する。 第12図は、パルスモードに制限される場合を
除き、第9図で述べた回路と同じ構成部分を有す
る一方、第9図にはパルスとわん曲の両モードが
示されている。 つぎに第14図において、わん曲電磁界処理用
の波形F1,F2…F6が示されている。図示の
ように、基本波形は、入力電圧112の周波数源
により60または50ヘルツのいずれかである正弦波
形である。50ヘルツの周波数を装置に供給する
と、わん曲とパルス両選択態様とも、得られた処
置周波数F1,F2…F6は50ヘルツ、25ヘル
ツ、12.5ヘルツ、6.25ヘルツ、3.125ヘルツおよび
1.56ヘルツと同等になる。 第15図は、装置が直線または準指数モードで
使用されるときの、磁化曲線の特性を示す。直線
モードの特性は90で示し、準指数モードは91
で示されている。第7図の制御部72で示すよう
に、DEMAG TIME tf=.5、1、1.5分等であ
る。 第16図はパルス選択例の電磁界パターンを示
す。個々のパルス波形は上記の通りで、第8図と
前記説明を参照されたい。 本発明により実現される装置の実際の明細書を
下記に示す。 Ri−2000RHUMART治療装置 明細書 要 約 電源:110または220VAC、60/50ヘルツ 最大電力条件:Ri−2000S:約330ワツト Ri−2000P:約550ワツト フユーズ:Ri−2000S:約5アンペア Ri:2000P:約5アンペア 磁界の強さ*:調整可能な0−100ガウス(ピー
ク)、MAXIで。 基本正弦波またはパルス周波数:60/50ヘルツ 処置変調周波数:60、30、15、7.5、3.75および
1.875ヘルツ;または、50、25、12.5、6.25、
3.125、1.56ヘルツ (基本周波数により:60または50ヘルツ) 処置持続時間 −MAG TIME:0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、3.0、
5.0、10、15、20、25、および30分。 −DEMAG TIME:0.5、1.0、1.5、2.0、2.5、
3.0、5.0、10、15、20、25および30分。 (処置持続時間=MAG、TIME+DEMAG、
TIME) 処置ユニツト: MINI:6×6×35センチ MOYI:25センチ内径、20センチ長さ MAXI:50センチ内径、30センチ長さ 大きさ:制御ユニツト:16×29×33センチ *磁界の強さ: MINI:0−900ガウス(ピーク) MOYI:0−300ガウス(ピーク) MAXI:0−100ガウス(ピーク) 磁界パターンの詳細は第4図、第5図および第6
図参照。 装置の作動および一般的作動要領はつぎのとお
りである。 (イ) 作動順序 正しい処置ユニツト(MINI、MOYIまたは
MAXI)を選んで制御ユニツト(前面パネル
の底部右側)に差し込む(表3の下の注意参
照); 制御ユニツト(Ri−2000SまたはRi−2000P)
を電源アウトレツトに差し込み、電源スイツチ
を“ON”位置へ押す(スイツチ点灯); 患者を選択処置ユニツト(MINI、MOYIま
たはMAXI)の範囲内に入れる。MOYIまたは
MAXIを使用すると、頭または片方の手足が
これら円筒形処置ユニツト内に入る; 本書にある表示表(表3)のすべての情報を
使用して正しい処置パラメータを選び、疑問が
あるときは係員にたずねる。処理パラメータの
範囲はつぎの通りである: 振幅:1〜10(詳細については、第4図、第5図
および第6図参照) 周波数:1.85ヘルツから6ヘルツまたは1.56ヘル
ツから50ヘルツ。 時間(Ri−2000P):0.5〜30分 MAG TIME(Ri−2000S):0.5〜30分 DEMAG TIME(RI−2000S):0.5〜30分 モード(Ri−2000S):直線または指数 処置・開始の押ボタンを押す(処置の開始に点
灯する)。(開始スイツチの下の)小赤色灯は、振
幅Aが最大10パーセント以上のとき、電流が処置
ユニツトに有効に流れていることを表示してい
る。周波数が20ヘルツ以下のとき、この赤色灯は
点滅する。 全距離時間中、可聴音が発生される。処置が終了
すると、磁界の振幅は自動的に零に下り可聴音も
自動的に消失する。 患者を処置ユニツト(MOYIまたはMAXI)か
ら退出させまたはMINI処置ユニツトから離す。 振幅制御つまりを零に回し、電源スイツチを切
る。 (ロ) 一般的作動要領 患者は夜おそいと、眠けをもようすことがあ
るので、このような時間での処置はしないこ
と。 処置中、患者は安楽な状態にしておく。 患者は処置中、普通坐つている。 患者はRHUMART治療装置での処置におい
て脱衣しなくてよい。 時計やその他強磁性材は磁界を妨げるので患
者はこれらを着用してはならない。 他の金属製品は患者から外さないでよい。 毛布やその他分離材を付設すると廃熱が運び
去られず過熱の原因になるので、これらを処置
ユニツトMINI、MOYIまたはMAXIに付設し
てはならない。処置ユニツトの適当な加熱は通
常、高い施薬による長時間の処置後に行う。本
装置は長時間にわたり連続して作動できる。勧
められないが連続的に作動してもよい。 最初の5〜10の処置はなるべく日を連続さ
せ、または少なくとも隔日に行うこと。その後
の処置は3日に一度またはそれ以下とする。 すべて患者は、同等確実な方法で正弦波
(Ri−2000S)または脈動(Ri−2000P)磁界に
反応してはならない。 患者が第4または第5回目の処置後に磁界に
反応しない場合、および患者が何ら効目を感じ
ない場合には、Ri−2000Pをこの患者に使用し
ていた場に逆にRi−2000Sの使用をいつも考え
ること。3〜4回の処置後、治療を続ける理由
があるかどうかを決めること。しかし、15回目
のまたは20回目の処置後はじめて確実な効果が
感じる場合も今まであつた。これは慢性退行性
病の場合によくある。 最初の2回または3回の処置後、苦情がわず
かに増えているのは普通みられるが、それは処
置過程の初期適応段階であるためであり、ほと
んどの場合多分快方に向うので治療を中断する
理由はない。このような適応段階は他の治療形
式でも起ることは知られている。 潜状病巣の活動が合併症にならないよう確認
すること。第1回ないし第3回目の処置後、病
巣があるべき体部に痛みを連続して感ずる場合
には、処置過程を停止すること。
【表】 注意
【表】
【表】
【表】 と両立する。
応用例 1 処置 重要項目:多くの場合、弱電磁界より生ずる生
物学的効果は強磁界では得られない。従つて、
治療は弱磁界・低周波数で開始し、これらを処
置毎徐々に増大するとよい。治療の終了時、最
後の数処置でこれらパラメータ(振幅と周波
数)を徐々に減少するとよい。Ri−200S正弦
波磁界装置は特に、処置の減磁段階
(DEMAG TIME中)により2つの異なる崩壊
モード(直線または指数)の選択について磁界
の振幅を所望速度(0.5分〜30分)で自動的に
減少させるので、処置過程を完成させるのに使
用される。 () 処置の第1段階 この初期段階中、常に処置は(*)印が適
用表(表3)で示されるとき30パーセントの
初期振幅、周波数および時間で行い;第2処
置で所望の振幅、周波数および時間は70パー
セントに達し;第3処置だけは適用表に示さ
れる所望の最大値で行うこと。 患者の主観的感じを指標として使用するこ
と。 最適な投薬を決定するため本書で得られる
すべての情報を使用することが重要で、これ
により、従来の臨床経験を利用して、かなり
早い結果が得られる。 () 処置の第2段階 これは特定の応用例について最大の提案投
薬を使用するRHUMART治療である。 処置期間は、毎週3回、2回、時に毎週1
回とし、毎日0.5〜30分である。 処置の全回数は各個ケースによるが、患者
により異なる。 () 処置の第3段階; 上述のように、最後の数処置において処置
の振幅、周波数および時間を徐々に減少する
とよい。Ri−2000Sでは、この装置により行
われる減磁段階により磁界の振幅を前述のよ
うに、所望の速度で自動的に減少させるの
で、処置過程を完成するのに有利に使用され
る。 2 “パルス”周波数の選択 一般に、任意の周期工程の周波数は時間間隔
(秒)内の全サイクル数である。 “パルス”周波数の定義 脈動装置では、“パルス”周波数は、毎秒束
(ヘルツ)で、パルス束の反復周波数である。基
本周波数は、各パルス束(制御ユニツトに供給さ
れる正弦波電流の周波数により、60ヘルツまたは
50ヘルツ)においてパルスの反復周波数である。
正弦波装置では、“パルス周波数”は、毎秒束
(ヘルツ)で、正弦波束の反復周波数である。基
本周波数は、各正弦波束(制御ユニツトに供給さ
れる正弦波電流の周波数により、60ヘルツまたは
50ヘルツ)において正弦波磁界の周波数である。 RHUMART治療装置では、1.56ヘルツと60ヘ
ルツ間の範囲の“パルス周波数”が使用される。
この周波数範囲(1.56〜60ヘルツ)は、ほとんど
の治療分野に使用される2つの周波数領域に分け
られる。すなわち、低周波数範囲(7.5ヘルツ以
下)は急性炎行程処置に使用され、高周波数範囲
(25ヘルツ以上)は慢性変質行程処置に使用され
る。 3 高投与量の使用 高投与量:(すなわち、周波数25ヘルツ以上、
磁界強さ50ガウス以上、処置時間10分以上)以
下のような慢性炎行程による変質不調の処置に
適用すること: 骨孔症、 ひざやヒツプ関節の接合、中風、骨折、筋肉萎
縮、 円板状器官の変質的変化による脊椎の骨軟骨腫
と脊椎炎。 4 投与量の使用 多くの急性または苦しい症状では、低投与量
が使用される:(周波数75ヘルツ以下、磁界強
さ30ガウス以下、処置時間10分以下)。 5 他の形式の治療法と組合せたRHUMART治
療 (RHUMART治療が勧められない抗生物質
と細菌学的処置を除き)、RHUMART治療は
温泉学的手法および化学療法等古典的治療法と
組合せてもよい。同毒治療処置方法と共に、
(電流を使用する)神経治療およびオゾン治療
(または負イオン治療)等自然療法開業医によ
る治療がRHUMART治療と有利に組合わされ
る。 上記のように組合せた治療において、
RHUMART治療は、この治療と組合される処
置と同時、その前または直後のいずれかに使用
される。しかし、全RHUMART治療処置過程
中、診断上のX線も電離放射処置も行つてはな
らない。
【図面の簡単な説明】
第1A図から第1E図はこの発明による考えう
る4つの形態の斜視図、第2A図は第1B図、第
10図および第1E図に示す装置の異なる機械的
支持部に使用される関節接手の構成部分の斜視分
解図、第2B図は第1E図に示す千輪キヤリツジ
上に水垂両棒を一体に保持する機械的部分の斜視
図、第2C図は第1E図に示される千輪キヤリツ
ジに着脱可能に固定した垂直棒を保持するための
機械的保持構造体の部分斜視図、第3図は本装置
の磁界ジエネレータ、処置アプリケータおよび機
械的支持部の考えうる組合せを示すブロツク図、
第4図はMINI処置ユニツトの磁界パターン図、
第5図はMOYI処置ユニツトの磁界パターン図、
第6図はMAXI処置ユニツトの磁界パターン図、
第7図は種々の制御部を示す制御ユニツトまたは
ジエネレータの平面図、第8A図は基本パルス整
形回路の略図、第8B図および第8C図は脈動装
置に連動するパルス波形の時間にたいする電流と
その導函数を示し、第9図はジエネレータの正弦
波と脈動の両変型を含むジエネレータのブロツク
線図、第10図は制御ユニツト(ジエネレータ)
の正弦波と脈動の両変型において発生する異なる
制御信号を示す順次時間線図、第11図は本装置
の正弦波変型の高電圧回路の詳細回路線図、第1
2図はパルス処置磁界のみを使用する制御ユニツ
ト(またはジエネレータ)のもう1つのブロツク
線図、第13図は本装置の脈動変型における高電
圧回路の詳細回路線図、第14図は正弦波磁界処
置において処置アプリケータに流れる電流波形を
示す線図、第15図は減磁カーブの特性図、第1
6図は脈動磁界処置装置において処置アプリケー
タに流れる電流波形を示す線図で、図示の単パル
ス形状は第8図に示す形状である。 図面に示す符号において、10……ジエネレー
タ、11,12,13……磁化コイル(処置アプ
リケータ)、14,15,16……支持体、20,
39,48,56……棒、21,22,37,3
8,46……関節接手、74,75……スイツ
チ、76……表示灯、108……可聴回路、10
9……電流モニタ回路、110…電磁装置、11
1……高電圧回路、113……直流電圧調整回
路、115……開始回路、116…周波数回路、
117……遅延回路、118……振幅回路、11
9……モード回路、120……検出回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁化コイルに近接する周囲環境における空間
    の選択された所に所望の電磁界を得る方法におい
    て、()強さのパターンを形成するため前記コ
    イルの等磁界線(前記コイルにたいするスケール
    に相対的な磁界線)の配向を表示しかつ、空間に
    おける前記磁界の方向を表示する、前記コイルの
    磁界パターン表を得る工程と、()所望の磁界
    強さ範囲と磁界方向を有する前記磁界パターン表
    の区域を選択する工程と、()前記選択された
    区域を位置決めするため空間における所望の場所
    にたいし前記コイルを配向する工程と、()前
    記所望の磁界強さ範囲を得てかつ前記強さの時
    間/周波数/振幅/変調を選択するため前記コイ
    ルに制御処置信号を発生する工程と、()一定
    時間前記磁界を発生するため前記処置信号を送る
    工程とより成る前記方法。 2 前記工程()は、(イ)調節可能な制御装置に
    よつて前記所望の磁界のピーク強さを選択し、(ロ)
    もう1つの調節可能な制御装置によつて前記処置
    信号のしや断周波数を選択することより成る特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 3 前記処置信号は正弦波信号であり、前記工程
    ()はさらに、(イ)もう1つの調節可能な制御装
    置によつて前記所望の磁界の減磁時間を選択する
    工程と、(ロ)直線または準指数特性から減磁モード
    を選択する工程とを有する特許請求の範囲第2項
    に記載の方法。 4 前記工程()は、臨界または殆んど臨界の
    減衰特性を有する放電パルスを発生するためコン
    デンサを充放電することにより処置パルスを発生
    し、工程(ロ)により制御される周波数回路により前
    記放電パルスのしや断率を制御することより成る
    特許請求の範囲第2項に記載の方法。 5 前記コンデンサを充電する前記工程は(イ)単巻
    変圧器に交流信号電圧を送り、(ロ)前記変圧器の前
    記巻線のタツプ電圧を前記コンデンサに送り、(ハ)
    前記コンデンサを充放電するため交互スイツチを
    作動することより成る特許請求の範囲第4項に記
    載の方法。 6 前記工程(ハ)は前記交流信号電圧の0信号交差
    を検出し、前記しや断率の選択された率に従つて
    前記スイツチを制御することより成る特許請求の
    範囲第5項に記載の方法。 7 さらに、前記磁界を発生する前記処置信号の
    存否を表示する工程を有する特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。
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MXPA04003115A (es) * 2004-04-01 2005-10-06 Canedo Dorantes Luis Aparato y metodo electromagnetico para el tratamiento de lesiones asociadas con perfusion sanguinea inadecuada, denervacion parcial, perdida de tejido, dolor, edema, inflamacion e infeccion.
JP2007151605A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Mitsuo Ochi 磁気誘導装置および磁性複合体の誘導システム
DE102012013534B3 (de) * 2012-07-05 2013-09-19 Tobias Sokolowski Vorrichtung für repetitive Nervenstimulation zum Abbau von Fettgewebe mittels induktiver Magnetfelder

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