JPH0351103Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0351103Y2
JPH0351103Y2 JP4082986U JP4082986U JPH0351103Y2 JP H0351103 Y2 JPH0351103 Y2 JP H0351103Y2 JP 4082986 U JP4082986 U JP 4082986U JP 4082986 U JP4082986 U JP 4082986U JP H0351103 Y2 JPH0351103 Y2 JP H0351103Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamping plate
ham
clamping
plate
guide rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4082986U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62153062U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4082986U priority Critical patent/JPH0351103Y2/ja
Publication of JPS62153062U publication Critical patent/JPS62153062U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0351103Y2 publication Critical patent/JPH0351103Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はハムのスライス加工前に両端部の形を
整えるハムの両端挟圧具に関する。
(従来の技術) 従来ハムの製造工程においては薫煙工程等、全
ての工程が終了後スライス作業に入るが、此の場
合、薫煙工程等を行なう為には通常、ハム充填機
でハム素材を薄膜で形成した加工袋内に充填し、
両端を俵状に堅く締めた状態で加工し、最後にそ
のまゝの状態でスライス加工を行なつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら従来の両端が俵状に堅締された状
態のものを直径方向にカツターでスライスしてい
くと、円柱形に形成されている部分は形の整つた
製品価値のある円板形にスライスされるが、両端
部は加工袋の絞り口の影響で外周面が乱れ製品価
値がないため、かなりの部分が切り捨てられ、ス
ライス製品の歩止りを著しく阻害する大きな要因
となつていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解決すべく研究の結
果、滑動、抑止可能な左右2枚の挟圧板により加
工袋詰めハムを左右より挟圧整形せしめることに
より目的が達成出来たものである。
以下本考案を図面に基づいて説明すると、1,
1は左右に横方向に平行に設けた案内棒で、左右
の両端を各々取付板2,2に挿入螺着する。3は
ステンレス鋼板を縦断面仰向けコ字形に形成し、
左右両側の側面4,4に前記案内棒1,1の挿通
孔5,5を穿設して案内棒1,1を挿通し左右方
向に滑動自在に遊嵌した挟圧基板である。6は内
側の側面4の上端位置に設けた螺番7に枢着した
挟圧受板で、螺番7を中心に、側面4と平行方向
に垂立し、且つ横向きに傾倒自在に枢着する。8
は一端下面側にコ字形の掛止め鈎9を形成して側
面4に掛止めし、他の一端側は斜め上方位置の前
記挟圧受板6の上半位置に枢着した垂立支柱であ
る。10は挟圧受板6に穿設した締め口嵌入孔で
ある。11,11は、取付板2と外側の側面4間
に案内棒1の外周に巻繞したバネである。12は
ステンレス鋼板を縦断面L字形に形成した挟圧板
で、下半部の左右両側の側面13,13に前記案
内棒1,1の挿通孔14,14を穿設し、挟圧板
12の縦垂立面15を内側にして挿通孔14に前
記案内棒1,1を挿通し、前記挟圧板6と対向せ
しめて左右方向に滑動自在に遊嵌する。16は縦
垂立面15の前記締め口嵌入孔10と対向する位
置に穿設した締め口嵌入孔である。17,17は
縦断面仰向けコ字形に形成して各々案内棒1の下
側に直角方向にくぐらせて挟圧板12の底面18
の内面に固定した固定軸受板である。19は案内
棒1と直角方向に固定軸受板17,17に挿通遊
嵌した固定軸で、案内棒1,1の上方位置を各々
屈曲偏芯せしめて押止屈曲20,20を形成す
る。21は下端側の一端を固定軸19に固着して
他の一端側を斜め上方向に設けた固定握り杆であ
る。22は取付板2に穿設した作業台車への取付
孔である。
(作用) 本考案を実施し、垂立支柱8の掛止め鈎9を側
面4の上端面に掛止めすると挟圧受板6は縦垂立
面15と対向して左右に垂立する。次に固定握り
杆21を起こして押止屈曲20による案内棒1の
接当押止を解くと、挟圧板12は左右に移動可能
なために外方向に動かし、充分に挟圧受板6と間
隔をあけた後、ハム充填機でハムを加工袋に詰め
両端を堅締した加工袋充填ハムAを挟圧受板6と
挟圧板12間に横方向に入れ、締め口嵌入孔10
及び16に両端の締め口を嵌入し、挟圧板12を
内側に移動せしめて加工袋充填ハムAの左右端を
左右より挟圧し、左右端部が直径方向に充分に押
圧により端面迄円柱形に変形した時点で固定握り
杆21を下向きに下ろすと押止屈曲20も回動し
て案内棒1に接当押止し、此の状態で加工袋充填
ハムAは、薫煙等の熱加工を行なうことが可能と
なるため、此れらの全加工工程終了後スライスす
るために、前記とは逆に固定握り杆21により押
止屈曲20を解離し、挟圧板12を外側に後退せ
しめて加工袋充填ハムAを取り出しても両端まで
しつかりと円柱形に形成されているため端部まで
円板形のスライス加工が可能となる。
(実施例) 本考案は押止屈曲20で案内棒1を押止し、挟
圧板12を固定したが固定する方法はかならずし
も此の構造に限定されるものではなく、第4図に
示す如く、バネで常時傾むける握り杆23の傾む
きにより、穿設した孔の周辺を案内棒に接当固定
せしめても略同一効果が期待出来るものである。
(考案の効果) 本考案を実施すると、スライス時にハム充填機
で充填した加工袋充填ハムAの両端面の締め口が
絞つて閉じてあるにも拘わらず従来のように中心
部に向かつて略半円球形に膨出した形状ではな
く、端面まで、しつかりと直径方向の縦断面が円
形の円柱形に形成することが可能なためスライス
加工において、形崩れの無い美形の円板形のスラ
イスハムが両端部まで充分に加工取得出来、両端
部の形の悪い部分を捨て去る必要がなく歩止まり
が著しく良好となる効果を有する考案であり、
又、挟圧受板6を倒すことが出来、横方向からも
手が入れやすいため加工台車の上下の狭い棚間よ
り加工袋充填ハムAを出入しやすい効果をも具有
する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を示す正面図である。第2図は
平面図である。第3図は挟圧前後の状態を示す略
図である。第4図は他の実施の一例を示す図であ
る。 1……案内棒、2……取付板、3……挟圧基
板、4……側面、5……挿通孔、6……挟圧受
板、7……螺番、8……垂立支柱、9……掛止め
鈎、10……締め口嵌入孔、11……バネ、12
……挟圧板、13……側面、14……挿通孔、1
5……縦垂立面、16……締め口嵌入孔、17…
…固定軸受板、18……底面、19……固定軸、
20……押止屈曲、21……固定握り杆、22…
…取付孔、23……握り杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に横方向に平行に設けた案内棒に、縦断面
    略L字形に形成した挟圧板の下半部と、上半部に
    挟圧受板を枢着した下半部の挟圧基板とを共に、
    各々の垂立面を内側にして左右に対向すべく遊嵌
    し、前記挟圧板には案内棒に偏芯接当する固定軸
    を軸受して設け、挟圧受板には垂立支柱を各々枢
    着し、挟圧板と挟圧受板で加工袋充填ハムの左右
    端を挟圧し、整形加工することを特徴とするハム
    の両端挟圧具。
JP4082986U 1986-03-19 1986-03-19 Expired JPH0351103Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4082986U JPH0351103Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4082986U JPH0351103Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62153062U JPS62153062U (ja) 1987-09-28
JPH0351103Y2 true JPH0351103Y2 (ja) 1991-10-31

Family

ID=30855261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4082986U Expired JPH0351103Y2 (ja) 1986-03-19 1986-03-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0351103Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4926722A (en) * 1988-08-19 1990-05-22 Petersen Manufacturing Co., Inc. Quick-action bar clamp
KR900003547A (ko) * 1988-08-09 1990-03-26 페터슨 매뉴펙츄어링 캄퍼니, 인코포레이티드 급동 c- 클램프

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62153062U (ja) 1987-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0351103Y2 (ja)
JPH02139307A (ja) 包装装置
US2554636A (en) Wrapping method
KR20130097625A (ko) 인발 정형 장치 및 그 장치가 사용된 인발 성형 가공기
CN206748269U (zh) 一种夹紧装置
US4575905A (en) Device of unitary construction for adjustably hanging a picture
JPS5844936A (ja) 線材の曲げ加工装置
JPH0454895Y2 (ja)
CN218361463U (zh) 一种具有定位式折弯功能的数控折弯机
CN212042725U (zh) 一种五金建材打孔装置
CN216578108U (zh) 一种果干生产用快速切片机
JP2617065B2 (ja) プレスブレーキ用上金型
CN212917203U (zh) 一种槽钢类产品加工设备用冲裁机构
CN217370141U (zh) 一种不锈钢冲压件加工用夹持装置
JP2000042643A (ja) ロールフォーミング装置
CN220280668U (zh) 一种快速包装机纸壳折边装置
CN218086308U (zh) 一种泡芙加工用的罐装密封设备
JP2578722B2 (ja) 金属板のヘミング加工装置
CN212238758U (zh) 一种可快速定位的笔记本外壳用冲压模具
CN214824722U (zh) 一种无花果干果瓶装封口线的标贴装置
CN214979487U (zh) 一种固定稳固的石墨模具工装
CN211564782U (zh) 一种路由器的天线生产紧压治具
CN209998798U (zh) 金属包装外框铁架生产用工装
JPH0321915Y2 (ja)
JPH0140684B2 (ja)