JPH0350770B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0350770B2
JPH0350770B2 JP58196603A JP19660383A JPH0350770B2 JP H0350770 B2 JPH0350770 B2 JP H0350770B2 JP 58196603 A JP58196603 A JP 58196603A JP 19660383 A JP19660383 A JP 19660383A JP H0350770 B2 JPH0350770 B2 JP H0350770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
polyester
added
compounds
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58196603A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS6088028A (en
Inventor
Katsuro Kuze
Jujiro Matsuyama
Yoshio Yamaoka
Ryuichiro Murashige
Osamu Makimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP19660383A priority Critical patent/JPS6088028A/en
Publication of JPS6088028A publication Critical patent/JPS6088028A/en
Publication of JPH0350770B2 publication Critical patent/JPH0350770B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は静電密着性が高度に改良され、かつ耐
熱性の良好な主たる繰り返し単位がエチレンテレ
フタレートからなるポリエステルの製造方法に関
するものである。 ポリエチレンテレフタレートで代表される飽和
線状ポリエステルは、すぐれた力学特性、耐熱
性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性等を有するた
め包装用途、写真用途、電気用途、磁気テープ等
の広い分野において多く使用されている。通常ポ
リエステルフイルムは、ポリエステルを溶融押出
したのち2軸延伸して得られる。この場合、フイ
ルムの厚みの均一性やキヤステイングの速度を高
めるには、押出口金から溶融押出したシート状物
を回転冷却ドラム表面で急冷する際に、該シート
状物とドラム表面との密着性を高めなければなら
ない。該シート状物とドラム表面との密着性を高
める方法として、押出口金と回転冷却ドラムの間
にワイヤー状の電極を設けて高電圧を印加し、未
固化のシート状物上面に静電気を析出させて、該
シートを冷却体表面に密着させながら急冷する方
法(以下静電密着キヤスト法という)が有効であ
ることが知られている。 フイルムの厚みの均一性はフイルム品質の中で
極めて重要な特性であり、またフイルムの生産性
はキヤステイング速度に直接依存するため生産性
を向上させるにはキヤステイング速度を高めるこ
とが極めて重要となるため、静電密着性の向上に
多大の努力がはかられている。 静電密着性は、シート状物表面の電荷量を多く
することが有効な手段であることが知られてい
る。また静電密着キヤスト法においてシート状物
表面の電荷量を多くするには、ポリエステルフイ
ルムの製膜において用いられるポリエステル原料
を改質してその比抵抗を低くすることが有効であ
ることが知られている。 すでに本発明者らは、ポリエステル製造工程の
特定時期にCa化合物あるいはMg化合物、アルカ
リ金属化合物およびP化合物の3者を特定量比で
添加することにより、ポリエステル原料の比抵抗
を下げ高度な静電密着性を付与することができる
方法を提案している。確かにこれらの方法は静電
密着性を付与する方法としては有効な手段である
が、高度な静電密着性を達成するためには該金属
化合物とP化合物との原子比(以下、金属/P比
という)を高める必要がある。金属/P比を高め
ることは静電密着性を向上させるには極めて有効
な手段であるが、反面金属/P比に比例してポリ
エステルの熱安定性が低下するため、高度な静電
密着性を確保するためには熱安定性の低下をある
程度許容する必要がある。 しかしポリエステルの耐熱性が悪くなると、延
伸工程で生ずるフイルムの耳の部分や規格外のフ
イルムを溶融して再使用することが難かしくなる
ので好ましくない。 そこで本発明者らは前記した欠点を改善し、静
電密着性が高度に改良され、かつ耐熱性の良好な
主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレートか
らなるポリエステルの製造方法につき鋭意検討を
行なつた結果、本発明に到達したものである。 すなわち本発明の第1発明は、テレフタル酸を
主成分とするジカルボン酸またはそのテレフタル
形成誘導体と、エチレングリコールを主成分とす
るグリコールからCaおよび/またはMg化合物の
存在下でポリエステルを製造するに際し、金属原
子を含まないP化合物を2回以上に分割し、かつ
初回の添加量が全P化合物添加量の50モル%未満
とすることを特徴とするポリエステルの製造方法
である。 本発明の第2の発明は、第1の発明において、
Li、Na、K、Mn、ZnおよびZr化合物より選ば
れた少くとも1種の化合物を併用することを特徴
とするポリエステルの製造方法である。 本発明のポリエステルはその繰り返し単位の80
モル%以上がエチレンテレフタレートからなるも
のであり、他の共重合成分としてはイソフタル
酸、P−β−オキシエトキシ安息香酸、2,6−
ナフタレンジカルボン酸、4,4′−ジカルボキシ
ルジフエニール、4,4′−ジカルボキシルベンゾ
フエノン、ビス(4−カルボキシルフエニール)
エタン、アジピン酸、セバシン酸、5−ナトリウ
ムスルホイソフタル酸等のジカルボン酸成分があ
げられる。またグリコール成分としてはプロピレ
ングリコール、ブタンジオール、ネオペンチルグ
リコール、ジエチレングリコール、シクロヘキサ
ンジメタノール、ビスフエノールAのエチレンオ
キサイド付加物等を任意に選択使用することがで
きる。この他共重合成分として少量のアミド結
合、ウレタン結合、エーテル結合、カーボネート
結合等を含んでいてもよい。 本発明で用いられるCa化合物、Mg化合物、Li
化合物、Na化合物、K化合物、Mn化合物、Zn
化合物およびZr化合物は、反応系へ可溶なもの
であればすべては使用できる。 たとえば、Ca化合物としては水素化カルシウ
ム、酸化カルシウム、酢酸カルシウムのような低
級脂肪酸塩、カルシウムメトキサイドのようなア
ルコキサイド等であり、またMg化合物としては
水素化マグネシウム、酢酸マグネシウムのような
低級脂肪酸塩、マグネシウムメトキサイドのよう
なアルコキサイド等があげられる。Li化合物、
Na化合物およびK化合物としてはLi、Naおよび
Kのカルボン酸塩、炭酸塩、水素化物およびアル
コキサイド等であり、具体的には酢酸リチウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、安息香酸リチウ
ム、安息香酸ナトリウム、安息香酸カリウム、重
炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、水素化リチウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、リチウ
ムメトキサイド、ナトリウムメトキサイド、カリ
ウムメトキサイド、リチウムエトキサイド、ナト
リウムエトキサイド、カリウムエトキサイド等が
あげられる。またMn化合物およびZn化合物とし
ては酢酸マンガン、酢酸亜鉛、安息香酸マンガン
および安息香酸亜鉛等の有機酸塩、塩化マンガ
ン、塩化亜鉛等のハロゲン化物、マンガンメトキ
サイド、亜鉛メトキサイド等のアルコキサイド、
マンガンおよび亜鉛のアセチルアセトナート塩等
であり、Zr化合物としは酢酸ジルコニル等の有
機酸塩、塩化ジルコニル等の無機酸塩およびテト
ラ−n−ブチルジルコネート等のアルコキサイド
等があげられる。 本発明で用いられる金属原子を含まないP化合
物としては、リン酸、亜リン酸、ホスホン酸およ
びそれらの誘導体等があげられ、具体例としては
リン酸、リン酸トリメチルエステル、リン酸トリ
エチルエステル、リン酸トリブチルエステル、リ
ン酸トリフエニルエステル、リン酸モノメチルエ
ステル、リン酸ジメチルエステル、リン酸モノブ
チルエステル、リン酸ジブチルエステル、亜リン
酸、亜リン酸トリメチルエステル、亜リン酸トリ
エチルエステル、亜リン酸トリブチルエステル、
メチルホスホン酸、メチルホスホン酸ジメチルエ
ステル、エチルホスホン酸ジメチルエステル、フ
エニールホスホン酸ジメチルエステル、フエニー
ルホスホン酸ジエチルエステル、フエニールホス
ホン酸ジフエニールエステル等であり、これらは
単独で使用してもよく、また2種以上を併用して
もよい。 本発明の最大の特徴は、該P化合物を2回以上
に分割してポリエステル製造工程へ添加すること
にある。 P化合物を分割して添加しないと、高度な静電
密着性を付与するためには金属/P比を高くする
必要があり、そのためポリエステルの耐熱性が低
下するので好ましくない。これに対してP化合物
を分割して添加すると、金属/P比を低くしても
高度な静電密着性がえられるので、ポリエステル
の耐熱性を低下させることなく高度な静電密着性
を付与することが可能となる。 P化合物を分割して添加する方法は、回分式で
実施する場合は添加時間をずらすことにより、ま
た連続式で実施する場合は添加場所を変えること
により行なうことができる。連続式で実施する場
合は反応缶の個数を増すことによつても実施でき
るが、設備費用がかさむので反応缶内を分割し、
各分割した部分に添加する方法が好ましい。また
反応缶と反応缶の連結部にラインミキシングする
方法を採用してもよい。 分割の回数は2回以上であれば特に限定されな
いが、分割回数を多くするとバツチ法で実施する
場合には添加のプログラムが複雑になるし、連続
法で実施する場合には製造装置が複雑になり設備
費がかさむので、2回に分けるのが特に好まし
い。 P化合物の添加量の分割割合は、初回に添加す
る添加量を全添加量の50%以下にするのが好まし
く、30%以下にするのが特に好ましい。このよう
な分割割合で実施することにより、分割して添加
する効果がより顕著に発現される。 P化合物の全添加量は、最終的にポリエステル
に対して残存する金属/P比として、1.0〜10の
範囲が好しく、1.2〜3.0が特に好ましい。 1.0未満では静電密着性が悪化するので好まし
くない。逆に10を越えると耐熱性やレジンカラー
が悪化するので好ましくない。 なおここで金属とは前記の金属化合物の全合計
量であり、アルカリ金属の場合は1/2モルがPの
1モルに相当するとして算出した値である。 該P化合物の添加時期は、第2回目以降の添加
をCa化合物やMg化合物の添加の後に行なうのが
好ましい。この態様によりP化合物を分割して添
加することの効果がより顕著に発現される。第1
回目のP化合物の添加時期は特に限定はなく、
Ca化合物やMg化合物より先、同時および後のい
ずれでもかまわないが、Ca化合物を用いる場合
はP化合物を先に、またMg化合物を用いる場合
はP化合物を後に添加するのが好ましい。 以上のようにP化合物を分割して添加すること
により、金属/P比を低くしても高度な静電密着
性が付与できることの原因は不明であるが、P化
合物を分割して添加することによりCaやMg化合
物、P化合物およびオリゴマーの3者の反応生成
物の組成が微妙に変化し、導電性の化合物の生成
濃度が増えることによりひき起されているものと
考えられる。 本発明において、高度な静電密着性を付与する
ためには、前記の金属化合物の中でCaあるいは
Mg化合物のいずれかを添加することが必須であ
る。これらのCaおよびMg化合物の添加量は生成
ポリエステルに対して金属原子として30〜
400ppmが好ましく、50〜200ppmが特に好まし
い。 CaおよびMg化合物以外の金属化合物の添加
は、ポリエステルの製造過程で析出粒子を生成さ
せることにより易滑性を付与させる、いわゆる内
部粒子法を実施する時には必須となる。好ましい
添加量は析出させる粒子の濃度、粒子径分布等に
より適宜選ぶべきである。一般には、金属原子と
して生成ポリエステルに対して30〜500ppmが好
ましい。ただしZr化合物の場合は30〜2500ppm
が好ましい。 また、Na化合物やK化合物の場合は、生成ポ
リエステルに対して金属原子として3〜50ppmの
範囲で添加すると、内部粒子の生成が極めて少な
いうえに、これらの添加により静電密着性が向上
し、かつDEG生成量が低下するので、透明度の
高いポリエステルを製造する場合には、上記範囲
のNa化合物やK化合物を使用するのが好ましい。 内部粒子の生成はP化合物の種類によつても変
化し、内部粒子濃度を下げ透明度の高いポリエス
テルを得たい時にはリン酸、亜リン酸およびそれ
らのエステルを用いるのが、逆に内部粒子濃度を
上げ易滑性を付与させたい時にはホスホン酸およ
びそのエステルを用いるのが好ましい。特に内部
粒子法を実施する場合は、リン酸、亜リン酸およ
びそれらのエステルから選ばれた化合物と、ホス
ホン酸およびホスホン酸エステルから選ばれた化
合物とを併用することにより析出粒子のコントロ
ール巾が向上するので特に好ましい態様である。
このように2種類以上のP化合物を併用する場合
のP化合物の分割方法は特に限定はなく、混合し
たP化合物を分割して添加してもよいし、それぞ
れのP化合物を別個に分割して添加してもよい。 前記金属化合物の添加時期は特に限定されない
が、直接エステル化法で実施する場合はエステル
化率が20〜80%の時点で添加すると、オリゴマー
の濾過性が向上するので特に好ましい。ただし、
Ca化合物を用いて静電密着性を付与させる場合
は、エステル交換反応あるいはエステル化反応が
実質的に終了した後に添加した方が静電密着性の
向上効果が大きくなるので、それぞれの反応終了
後に添加する方が好ましい。 前記添加剤は固体状および液体状の何れの形態
で添加してもよいが、供給精度の点よりエチレン
グリコール溶液として添加するのが最も好まし
い。固体状で添加する場合は、ポリエステル製の
容器に封入して反応系へ加えるのがよい。 また前記添加剤の添加時期は、上記の要件を満
たせば特に限定はないが、少くとも初期縮合反応
が終了するまでの間に添加するのが好ましい。初
期縮合反応が終了した時点とは固有粘度が約0.2
に達した時をさし、これ以後では反応系の粘度が
高すぎるために添加成分の混合が不均一になり均
質な製品が得られなくなる。またオリゴマーの解
重合が起り、生産性の低下やDEG副生量の増大
をひき起すので好ましくない。 本発明はエステル交換法および直接重合法のい
ずれにも適用することができる。 エステル交換法で実施する場合にはエステル交
換触媒の限定は特になく、従来公知のものはいず
れも使用可能である。たとえば前記添加剤の中の
Ca、Mg、Li、MnおよびZn化合物を用いてもよ
いし、Co化合物等を用いてもよい。前記添加剤
中の金属化合物を用いる時には、全添加量の一部
をエステル交換触媒としても利用し、残りの量を
エステル交換反応終了後に添加してもよい。また
これらのエステル交換触媒は2種類以上を併用し
て用いてもよい。 直接重合法で実施する場合には、DEG生成の
抑制剤としてアミン類や第4級アンモニウム塩類
等を用いることはなんら制限を受けない。重縮合
触媒も格別制約を受けるものではないが、Sb化
合物、Ge化合物およびTi化合物の中から適宜選
択使用するのが好ましい。 本発明は回分式、半連続式および連続式のいず
れのプロセスにも適用が可能である。 また本発明において、無機あるいは有機微粒子
からなる滑剤を添加して、エステル交換、エステ
ル化および重縮合反応を行なつてもよい。 本発明で得られたポリエステルはフイルム用途
に用いるのが好適であるが、これに限定されるも
のではなく繊維用途、プラスチツク用途等にも有
用に用いるこができる。 次に本発明の実施例および比較例を示す。実施
例中の部は、特にことわらないかぎりすべて重量
部を意味する。 また用いた測定法を以下に示す。 (1) エステル化率 反応生成物中に残存するカルボキシル基の量
と反応生成物のケン化価とから求める。 (2) 固有粘度 ポリマーをフエノール(6重量部)とテトラ
クロルエタン(4重量部)の混合溶媒に溶解
し、30℃で測定する。 (3) ポリマーの溶融比抵抗 275℃で溶融したポリエステル中に2枚の電
極板をおき、120Vの電圧を印加した時の電流
値(ι0)を測定し、比抵抗値(ρι)を次式によ
り求める。 ρι(Ω・cm)=A/l×V/ι0 A=電極面積(cm2)、l=電極間距離(cm)
V=電圧(V) (4) 静電密着性 押出し機の口金部と冷却ドラムとの間にタン
グステンワイヤー製の電極を設け、電極とキヤ
ステイングドラム間に10〜15KVの電圧を印加
してキヤステイングを行ない、得られたキヤス
テイング原反の表面を肉眼で観察し、ピンナー
バブルの発生が起り始めるキヤステイング速度
で評価する。キヤステイング速度が大きいポリ
マー程、静電密着性が良好である。 (5) フイルムヘイズ 直読ヘイズメーター(東洋精機社製)で測定
する。 (6) ポリマーの耐熱性 ポリマーを100mmHgの窒素減圧下でガラスア
ンプルに封入し、300℃で4時間加熱処置した
時の固有粘度変化を測定する。耐熱性は、加熱
処理による固有粘度低下(△IV)で表示する。
△IVが小さい程、耐熱性は良好である。 実施例 1 撹拌装置、分縮器、原料仕込口および生成物取
り出し口を設けた第1エステル化反応装置、反応
缶内を2つの槽に分割し各反応槽に撹拌装置を付
し、分縮器、原料仕込口および生成物取り出し口
を設けた第2エステル化反応装置よりなる3段の
完全混合槽型の連続エステル化反応装置を用い
た。その第1エステル化反応缶のエステル化反応
生成物が存在する系へ、TPAに対するEGのモル
比1.7に調整したTPAのEGスラリーを連続的に
供給した。 同時にTPAのEGスラリー供給口とは別の供給
口より酢酸マグネシウム四水塩のEG溶液、酢酸
ナトリウムのEG溶液、トリメチルホスフエート
とジメチルホスホネートをモル比で1:2になる
ように溶解したEG溶液とを、反応缶内を通過す
る反応生成物中のポリエステル単位ユニツト当り
それぞれMg原子、Na原子およびP原子として
100ppm、100ppmおよび27ppmとなるように連続
的に供給し、常圧にて平均滞留時間4.5時間、温
度255℃で反応させた。 この反応生成物を連続的に系外に取り出して第
2エステル化反応缶の第1槽目に供給し、第2槽
目より連読的に取り出した。第1槽目から第2槽
目への移送はオーバーフロー方式を採用した。 反応缶内を通過する反応生成物中のポリエステ
ル単位ユニツトに対して0.9重量部のEGおよびSb
原子として250ppmとなるような量の三酸化アン
チモンのEG溶液を第1槽目に、P原子として
116ppmとなるような量のトリメチルホスフエー
トとジメチルホスホネートをモル比で1:2にな
るように溶解したEG溶液を第2槽目に連続的に
供給し、常圧にて各槽の平均滞留時間2.5時間、
温度260℃で反応させた。 第1エステル化反応缶の反応生成物のエステル
化率は70%であり、第2エステル化反応缶の反応
生成物のエステル化率は98%であつた。 該エステル化反応生成物を目開き400メツシユ
のステンレス金網製のフイルターで連続的に濾過
し、ついで撹拌装置、分縮器、原料仕込口および
生成物取り出し口を設けた2段の連続重縮合反応
装置に連続的に供給して重縮合を行ない、固有粘
度0.620のポリエステルを得た。このポリマーの
品質および該ポリマーを290℃で溶融押出しし、
90℃で縦方向に3.5倍、130℃で横方向に3.5倍延
伸した後、220℃で熱処理して得られた12μのフ
イルムのフイルムヘイズを表1に示した。 表1より明らかなごとく、本実施例で得られた
ポリエステルは静電密着性が高く、かつ耐熱性に
優れており極めて好品質であることがわかる。 比較例 1および2 実施例1の方法において、トリメチルホスフエ
ートおよびジメチルフエニールホスホネートの
EG溶液の添加を、それぞれ第1エステル化反応
缶および第2エステル化反応缶の第2槽目に一括
して全量を添加するように変更する以外、実施例
1と同じ方法で得たポリマーの品質およびフイル
ムのヘイズを表1に示した。 本比較例の方法は実施例1に比べ静電密着性が
劣つている。 比較例 3 実施例1の方法において、トリメチルホスフエ
ートおよびジメチルフエニールホスホネートの
EG溶液の添加を第2エステル化反応缶の第2槽
目に一括して全量を添加するように変更し、かつ
ポリエステル中に残存する金属/P比が2.1とな
るようにその添加量を少くすること以外、実施例
と同じ方法で得たポリマーの品質およびフイルム
のヘイズを表1に示した。 本比較例の方法は、静電密着性は良好であるが
耐熱性は劣つていることがわかる。 実施例 2 実施例1の方法において、酢酸ナトリウムの添
加量を生成ポリエステルに対し10ppmに低下さ
せ、P化合物をトリメチルホスフエートのみに
し、かつ第2エステル化反応缶の第1槽目と第2
槽目に分割して添加するように変更し、さらにそ
のトリメチルホスフエートの添加量をそれぞれ
25ppmと80ppmに変更する以外、実施例1と同じ
方法で得たポリマーの品質およびフイルムのヘイ
ズを表1に示した。 本実施例で得たポリエステルは高品質であるこ
とがわかる。 比較例 4および5 実施例2の方法において、それぞれトリメチル
ホスフエートのEG溶液を第2エステル化反応缶
の第1槽目に一括して全量を添加するよう変更す
ること、および同じくトリメチルホスフエートの
EG溶液を第2エステル化反応缶の第2槽目に一
括して全量を添加し、かつその添加量を84ppmに
低下するように変更する以外、実施例2と同じ方
法で得たポリマーの品質およびフイルムのヘイズ
を表1に示した。 金属/P比を同じにすると実施例2のP化合物
を分割して添加した場合に比べ静電密着性が劣
り、また金属/P比を高くし静電密着性を実施例
2と同じレベルにするとポリエステルの耐熱性が
実施例2よりも悪化し、P化合物を分割して添加
することの効果が顕著であることがわかる。 実施例3〜8および比較例6〜11 実施例1と同じような方法で、酢酸リチウム、
酢酸カリウム、酢酸マンガン、酢酸カルシウム、
酢酸亜鉛および酢酸ジルコニルを用いた場合の結
果を表1に示した。 表1から明らかなごとく、いずれの系もP化合
物を分割して添加することの効果が顕著であるこ
とがわかる。 実施例9および比較例12および13 実施例1と同じような方法で、金属化合物とし
て酢酸マグネシウムのみを用い第2エステル化反
応缶の第1槽目に添加した場合の結果を表1に示
した。 表1より明らかなごとく、P化合物を分割して
添加することの効果が顕著であることがわかる。 実施例 10 撹拌装置、分縮器、原料仕込口および生成物取
り出し口を設けた2段の完全混合槽よりなる連続
エステル化反応装置を用い、その第1エステル化
反応缶のエステル化反応生成物が存在する系へ、
TPAに対するEGのモル比1.7に調整し、かつ三
酸化アンチモンをSb原子としてTPA単位当り
289ppmを含むTPAのEGスラリーを連続的に供
給した。常圧にて平均滞留時間4.5時間、温度255
℃で反応させた。 この反応生成物を連続的に系外に取り出し、第
2エステル化反応缶に供給した。さらにEGを仕
込みポリエステル単位ユニツト当り0.5重量部を
連続的に添加し、常圧にて平均滞留時間5.0時間、
温度260℃で反応させた。第1エステル化反応缶
の反応生成物のエステル化率は70%であり、第2
エステル化反応缶の反応生成物のエステル化率は
98%であつた。該エステル化反応生成物1144部
(エチレンテレフタレートユニツト1100部に相当)
およびEG70部を回分式の重縮合反応缶に仕込み、
260℃、常圧で90分間加熱撹拌し、同温度、同圧
力で130g/の濃度のトリメチルホスフエート
のEG溶液1.53容量部(生成ポリエステルに対し
てP原子換算で40ppm)を加えて10分間加熱撹拌
した。次いで同温度、同圧力下で50g/の濃度
の酢酸カルシウム一水塩のEG溶液9.34容量部
(生成ポリエステルに対してCa原子換算で
200ppm)を加えて10分間加熱撹拌した後、50
g/の濃度を酢酸ナトリウムのEG溶液0.78容
量部(生成ポリエステルに対してNa原子換算で
10ppm)を加えて15分間加熱撹拌し、さらに130
g/の濃度のトリメチルホスフエートのEG溶
液3.06容量部(生成ポリエステルに対してP原子
換算で80ppm)を加えて15分間加熱撹拌した。約
100分を要して反応温度を290℃まで昇温しながら
反応系の圧力を徐々に下げて0.5mmHgとした後、
290℃、0.5mmHgで約100分間重縮合反応を行なつ
て固有粘度が0.620のポリマーを得た。このポリ
マーの品質および該ポリマーを実施例1に示した
方法で製膜することにより得たフイルムのフイル
ムヘイズを表2に示した。 表2より明らかなごとく、本実施例で得られた
ポリエステルは静電密着性が高く、かつ耐熱性に
優れており極めて好品質であることがわかる。 比較例 14および15 実施例10の方法において、トリメチルホスフエ
ートの添加をそれぞれ第1回目添加時および第2
回目添加時に全量を一括して添加するよう変更す
る以外、実施例10と同じ方法で得たポリマーの品
質およびフイルムのヘイズを表2に示した。 これらの比較例の方法は、実施例10に比べ静電
密着性が劣つている。 比較例 16 実施例10の方法において、トリメチルホスフエ
ートの添加を第1回目添加時に全量を一括して添
加するようにし、かつその添加量をP原子換算で
96ppmになるように変更する以外、実施例10と同
じ方法で得たポリマーの品質およびフイルムのヘ
イズを表2に示した。 本比較例の方法は、実施例10に比べ耐熱性が劣
つている。 実施例 11 重合反応器にジメチルテレフタレート1000部、
EG800部、酢酸マンガン四水塩0.31部(生成ポリ
エステルに対してMn原子換算で70ppm添加)を
仕込み、窒素雰囲気下195℃で約4時間加熱して
エステル交換反応を行なつた。エステル交換反応
の進行に従い反応温度を上昇させて最終的に240
℃に昇温させた。同温度でこのエステル交換反応
生成物に12g/の濃度の三酸化アンチモンの
EG溶液31.67容量部、0.1モル%の酢酸ジルコニル
のEG溶液32.55容量部(生成ポリエステルに対し
てZr原子換算で300ppm添加)および50g/の
濃度の酢酸マグネシウム四水塩のEG溶液12.23容
量部(生成ポリエステルに対してMg原子換算で
70ppm添加)を加え、同温度、常圧にて15分間加
熱撹拌し、次に130g/の濃度のトリメチルホ
スフエートのEG溶液2.07容量部(生成ポリエス
テルに対してP原子換算で60ppm)および50g/
の濃度の酢酸ナトリウムのEG溶液0.49容量部
(生成ポリエステルに対してNa原子換算で7ppm)
を加え、同温度、常圧にて15分間加熱撹拌し、さ
らに130g/の濃度のトリメチルホスフエート
のEG溶液5.31容量部(生成ポリエステルに対し
て154ppm)を加えて同温度、常圧にて15分間加
熱撹拌した後、40分を要して275℃まで昇温しつ
つ反応系の圧力を下げて0.05mmHgとし、約80分
間重縮合を行なつて固有粘度が0.620のポリマー
を得た。このポリマーの品質および該ポリマーを
実施例1に示した方法で製膜することにより得た
フイルムのフイルムヘイズを表3に示した。 本実施例で得られたポリエステルは静電密着性
が高く、高品質であることがわかる。 比較例 17 実施例11の方法において、トリメチルホスフエ
ートの添加を第1回目の添加時に全量を一括して
添加するように変更する以外、実施例11と同じ方
法で得たポリマーの品質およびフイルムのヘイズ
を表3に示した。 本比較例の方法は、実施例11に比べ静電密着性
が劣つている。 比較例 18 実施例1において第1エステル化反応缶と第2
エステル化反応缶第2槽目へのP化合物の添加量
を逆にする以外は実施例1と同様にした。 比較例 19 実施例2において第2エステル化反応缶第1槽
目のトリメチルフオスフエートに替えて、リン酸
二水素−ナトリウムを用いた以外は実施例1と同
様にした。
The present invention relates to a method for producing a polyester whose main repeating unit is ethylene terephthalate, which has highly improved electrostatic adhesion and good heat resistance. Saturated linear polyester, represented by polyethylene terephthalate, has excellent mechanical properties, heat resistance, weather resistance, electrical insulation, and chemical resistance, so it is used in a wide range of fields such as packaging, photography, electrical applications, and magnetic tape. Used a lot. Polyester films are usually obtained by melt-extruding polyester and then biaxially stretching it. In this case, in order to increase the uniformity of the film thickness and the casting speed, when the sheet material melted and extruded from the extrusion nozzle is rapidly cooled on the surface of the rotating cooling drum, it is necessary to ensure that the sheet material and the drum surface are in close contact with each other. We must improve our sexuality. As a method of increasing the adhesion between the sheet-like material and the drum surface, a wire-shaped electrode is installed between the extrusion die and the rotating cooling drum, and a high voltage is applied to deposit static electricity on the top surface of the unsolidified sheet-like material. It is known that a method of rapidly cooling the sheet while closely contacting the surface of the cooling body (hereinafter referred to as electrostatic adhesion casting method) is effective. Uniformity of film thickness is an extremely important characteristic for film quality, and film productivity is directly dependent on casting speed, so increasing the casting speed is extremely important to improve productivity. Therefore, great efforts are being made to improve electrostatic adhesion. It is known that increasing the amount of charge on the surface of a sheet-like object is an effective means for improving electrostatic adhesion. In addition, it is known that in order to increase the amount of charge on the surface of a sheet material in the electrostatic adhesion casting method, it is effective to modify the polyester raw material used in the production of polyester film to lower its specific resistance. ing. The present inventors have already discovered that by adding a Ca compound or Mg compound, an alkali metal compound, and a P compound in a specific amount ratio at a specific time in the polyester manufacturing process, the specific resistance of the polyester raw material can be lowered and a high level of static electricity can be achieved. We are proposing a method that can provide adhesion. It is true that these methods are effective means for imparting electrostatic adhesion, but in order to achieve a high degree of electrostatic adhesion, the atomic ratio between the metal compound and the P compound (hereinafter referred to as metal/P compound) must be adjusted. It is necessary to increase the P ratio. Increasing the metal/P ratio is an extremely effective means of improving electrostatic adhesion, but on the other hand, the thermal stability of polyester decreases in proportion to the metal/P ratio, making it difficult to achieve high electrostatic adhesion. In order to ensure this, it is necessary to tolerate a certain degree of decrease in thermal stability. However, if the heat resistance of the polyester deteriorates, it becomes difficult to melt and reuse the edges of the film and non-standard film produced during the stretching process, which is not preferable. Therefore, the present inventors have conducted intensive studies on a method for producing a polyester whose main repeating unit is ethylene terephthalate, which improves the above-mentioned drawbacks, has highly improved electrostatic adhesion, and has good heat resistance. This has led to the present invention. That is, the first invention of the present invention provides that when producing a polyester from a dicarboxylic acid containing terephthalic acid as a main component or a terephthal-forming derivative thereof and a glycol containing ethylene glycol as a main component in the presence of a Ca and/or Mg compound, This is a method for producing polyester, which is characterized in that a P compound that does not contain metal atoms is divided into two or more portions, and the amount added at the first time is less than 50 mol% of the total amount of P compound added. A second invention of the present invention is, in the first invention,
This is a method for producing polyester, characterized in that at least one compound selected from Li, Na, K, Mn, Zn and Zr compounds is used in combination. The polyester of the present invention has 80 repeating units.
More than mol% is composed of ethylene terephthalate, and other copolymerized components include isophthalic acid, P-β-oxyethoxybenzoic acid, 2,6-
Naphthalenedicarboxylic acid, 4,4'-dicarboxyldiphenyl, 4,4'-dicarboxylbenzophenone, bis(4-carboxylphenyl)
Examples include dicarboxylic acid components such as ethane, adipic acid, sebacic acid, and 5-sodium sulfoisophthalic acid. Further, as the glycol component, propylene glycol, butanediol, neopentyl glycol, diethylene glycol, cyclohexanedimethanol, ethylene oxide adduct of bisphenol A, etc. can be arbitrarily selected and used. In addition, small amounts of amide bonds, urethane bonds, ether bonds, carbonate bonds, etc. may be included as copolymer components. Ca compounds, Mg compounds, Li used in the present invention
Compound, Na compound, K compound, Mn compound, Zn
Any compound and Zr compound can be used as long as they are soluble in the reaction system. For example, Ca compounds include lower fatty acid salts such as calcium hydride, calcium oxide, and calcium acetate, and alkoxides such as calcium methoxide, and Mg compounds include lower fatty acid salts such as magnesium hydride and magnesium acetate. , alkoxides such as magnesium methoxide, etc. Li compound,
Examples of Na compounds and K compounds include carboxylates, carbonates, hydrides, and alkoxides of Li, Na, and K. Specifically, lithium acetate,
Sodium acetate, potassium acetate, lithium benzoate, sodium benzoate, potassium benzoate, sodium bicarbonate, potassium bicarbonate, lithium hydride, sodium hydride, potassium hydride, lithium methoxide, sodium methoxide, potassium methoxide, Examples include lithium ethoxide, sodium ethoxide, potassium ethoxide, and the like. In addition, Mn compounds and Zn compounds include organic acid salts such as manganese acetate, zinc acetate, manganese benzoate and zinc benzoate, halides such as manganese chloride and zinc chloride, alkoxides such as manganese methoxide and zinc methoxide,
These include acetylacetonate salts of manganese and zinc, and examples of Zr compounds include organic acid salts such as zirconyl acetate, inorganic acid salts such as zirconyl chloride, and alkoxides such as tetra-n-butylzirconate. Examples of the metal-free P compound used in the present invention include phosphoric acid, phosphorous acid, phosphonic acid, and derivatives thereof. Specific examples include phosphoric acid, phosphoric acid trimethyl ester, phosphoric acid triethyl ester, Phosphate tributyl ester, phosphate triphenyl ester, phosphate monomethyl ester, phosphate dimethyl ester, phosphate monobutyl ester, phosphate dibutyl ester, phosphorous acid, phosphite trimethyl ester, phosphite triethyl ester, phosphorous acid tributyl ester,
Methylphosphonic acid, methylphosphonic acid dimethyl ester, ethylphosphonic acid dimethyl ester, phenylphosphonic acid dimethyl ester, phenylphosphonic acid diethyl ester, phenylphosphonic acid diphenyl ester, etc., and these may be used alone or Two or more types may be used in combination. The greatest feature of the present invention is that the P compound is added to the polyester manufacturing process in two or more portions. If the P compound is not added in parts, it is necessary to increase the metal/P ratio in order to impart high electrostatic adhesion, which is not preferable because the heat resistance of the polyester decreases. On the other hand, if the P compound is added in parts, a high level of electrostatic adhesion can be obtained even if the metal/P ratio is lowered, thereby imparting a high level of electrostatic adhesion without reducing the heat resistance of polyester. It becomes possible to do so. The method of adding the P compound in portions can be carried out by shifting the addition time when carried out batchwise, or by changing the addition location when carried out continuously. If it is carried out continuously, it can be carried out by increasing the number of reaction vessels, but this increases the equipment cost, so dividing the interior of the reaction vessel is necessary.
A method in which it is added to each divided portion is preferred. Alternatively, a method of line mixing may be adopted at the connecting portion between the reaction vessels. The number of divisions is not particularly limited as long as it is two or more times, but increasing the number of divisions will complicate the addition program when using the batch method, and will complicate the manufacturing equipment when using the continuous method. Since this increases equipment costs, it is particularly preferable to divide the process into two times. The division ratio of the amount of P compound added is preferably such that the amount added at the first time is 50% or less of the total amount added, particularly preferably 30% or less. By using such a dividing ratio, the effect of dividing and adding is more clearly expressed. The total amount of the P compound added is preferably in the range of 1.0 to 10, particularly preferably 1.2 to 3.0, as the final metal/P ratio remaining in the polyester. If it is less than 1.0, electrostatic adhesion deteriorates, which is not preferable. On the other hand, if it exceeds 10, the heat resistance and resin color will deteriorate, which is not preferable. Note that the metal here refers to the total amount of the metal compounds mentioned above, and in the case of an alkali metal, it is a value calculated assuming that 1/2 mole corresponds to 1 mole of P. Regarding the timing of addition of the P compound, it is preferable that the second and subsequent additions be performed after the addition of the Ca compound and the Mg compound. With this embodiment, the effect of adding the P compound in portions is more clearly expressed. 1st
There is no particular limitation on the timing of adding the P compound for the first time.
It may be added before, at the same time, or after the Ca compound or the Mg compound, but when using the Ca compound, it is preferable to add the P compound first, and when using the Mg compound, it is preferable to add the P compound after. The reason why a high level of electrostatic adhesion can be imparted even if the metal/P ratio is lowered by adding the P compound in portions as described above is unknown, but adding the P compound in portions is not clear. This is thought to be caused by a slight change in the composition of the three reaction products of Ca, Mg compounds, P compounds, and oligomers, and an increase in the concentration of the conductive compound produced. In the present invention, in order to impart high electrostatic adhesion, Ca or
It is essential to add one of the Mg compounds. The amount of these Ca and Mg compounds added is 30 to 30% as metal atoms to the polyester produced.
400 ppm is preferred, and 50 to 200 ppm is particularly preferred. Addition of metal compounds other than Ca and Mg compounds is essential when implementing the so-called internal particle method, which imparts slipperiness by producing precipitated particles during the polyester manufacturing process. The preferred amount to be added should be appropriately selected depending on the concentration of particles to be precipitated, particle size distribution, etc. Generally, 30 to 500 ppm of metal atoms based on the polyester produced is preferred. However, in the case of Zr compounds, it is 30 to 2500 ppm.
is preferred. In addition, in the case of Na compounds and K compounds, when added in the range of 3 to 50 ppm as metal atoms to the resulting polyester, the formation of internal particles is extremely small, and the addition of these compounds improves electrostatic adhesion. In addition, since the amount of DEG produced is reduced, when producing a polyester with high transparency, it is preferable to use a Na compound or a K compound within the above range. The formation of internal particles also changes depending on the type of P compound, and when you want to lower the internal particle concentration and obtain a polyester with high transparency, it is best to use phosphoric acid, phosphorous acid, and their esters; It is preferable to use phosphonic acid and its ester when it is desired to impart easy lifting and slipping properties. Particularly when implementing the internal particle method, the control width of precipitated particles can be improved by using a compound selected from phosphoric acid, phosphorous acid, and their esters together with a compound selected from phosphonic acids and phosphonic acid esters. This is a particularly preferred embodiment because it improves the performance.
When two or more types of P compounds are used together in this way, there is no particular limitation on the method of dividing the P compounds, and the mixed P compounds may be divided and added, or each P compound may be divided and added separately. May be added. The timing of addition of the metal compound is not particularly limited, but in the case of direct esterification, it is particularly preferable to add it when the esterification rate is 20 to 80%, since this improves the filterability of the oligomer. however,
When imparting electrostatic adhesion using a Ca compound, the effect of improving electrostatic adhesion is greater if it is added after the transesterification reaction or esterification reaction has substantially completed, so It is preferable to add. Although the additive may be added in either solid or liquid form, it is most preferable to add it as an ethylene glycol solution from the viewpoint of feeding accuracy. If it is added in solid form, it is preferably sealed in a polyester container and added to the reaction system. The timing of addition of the additive is not particularly limited as long as the above requirements are met, but it is preferable to add the additive at least before the initial condensation reaction is completed. At the end of the initial condensation reaction, the intrinsic viscosity is approximately 0.2.
After this point, the viscosity of the reaction system becomes too high and the added components become unevenly mixed, making it impossible to obtain a homogeneous product. Moreover, depolymerization of oligomers occurs, which is undesirable because it causes a decrease in productivity and an increase in the amount of DEG by-products. The present invention can be applied to both the transesterification method and the direct polymerization method. When carrying out the transesterification method, there are no particular limitations on the transesterification catalyst, and any conventionally known catalyst can be used. For example, in the additive
Ca, Mg, Li, Mn, and Zn compounds may be used, or Co compounds and the like may be used. When using the metal compound in the additive, a part of the total amount added may also be used as a transesterification catalyst, and the remaining amount may be added after the transesterification reaction is completed. Moreover, two or more types of these transesterification catalysts may be used in combination. When carrying out the direct polymerization method, there are no restrictions on the use of amines, quaternary ammonium salts, etc. as DEG generation inhibitors. Although the polycondensation catalyst is not particularly limited, it is preferable to use an appropriate selection from among Sb compounds, Ge compounds, and Ti compounds. The present invention can be applied to any of batch, semi-continuous and continuous processes. In the present invention, a lubricant made of inorganic or organic fine particles may be added to carry out transesterification, esterification, and polycondensation reactions. The polyester obtained in the present invention is suitable for use in film applications, but is not limited thereto, and can also be usefully used in fiber applications, plastic applications, etc. Next, Examples and Comparative Examples of the present invention will be shown. All parts in the examples mean parts by weight unless otherwise specified. The measurement method used is shown below. (1) Esterification rate Calculated from the amount of carboxyl groups remaining in the reaction product and the saponification value of the reaction product. (2) Intrinsic viscosity Dissolve the polymer in a mixed solvent of phenol (6 parts by weight) and tetrachloroethane (4 parts by weight) and measure at 30°C. (3) Melting specific resistance of polymer Place two electrode plates in polyester melted at 275℃, apply a voltage of 120V, measure the current value (ι 0 ), and calculate the specific resistance value (ρι) as follows: Obtained by the formula. ρι (Ω・cm)=A/l×V/ι 0 A=electrode area (cm 2 ), l=interelectrode distance (cm)
V = Voltage (V) (4) Electrostatic adhesion A tungsten wire electrode is installed between the extruder nozzle and the cooling drum, and a voltage of 10 to 15 KV is applied between the electrode and the casting drum to cast. Staining is performed, and the surface of the resulting casting original fabric is observed with the naked eye, and evaluation is made at the casting speed at which pinner bubbles begin to occur. The higher the casting speed of the polymer, the better the electrostatic adhesion. (5) Film haze Measure with a direct reading haze meter (manufactured by Toyo Seiki Co., Ltd.). (6) Heat resistance of polymer The polymer is sealed in a glass ampoule under a nitrogen vacuum of 100 mmHg, and the change in intrinsic viscosity is measured when heated at 300°C for 4 hours. Heat resistance is expressed as the decrease in intrinsic viscosity (△IV) due to heat treatment.
The smaller ΔIV is, the better the heat resistance is. Example 1 A first esterification reactor equipped with a stirrer, a partial condenser, a raw material inlet, and a product outlet. A three-stage complete mixing tank type continuous esterification reactor was used, which consisted of a second esterification reactor equipped with a vessel, a raw material inlet, and a product outlet. A TPA/EG slurry adjusted to a molar ratio of EG to TPA of 1.7 was continuously supplied to the system containing the esterification reaction product in the first esterification reactor. At the same time, an EG solution of magnesium acetate tetrahydrate, an EG solution of sodium acetate, and an EG solution containing trimethyl phosphate and dimethyl phosphonate dissolved in a molar ratio of 1:2 are supplied from a supply port different from the TPA EG slurry supply port. and as Mg atoms, Na atoms, and P atoms, respectively, per polyester unit in the reaction product passing through the reaction vessel.
They were continuously supplied at concentrations of 100 ppm, 100 ppm, and 27 ppm, and the reaction was carried out at normal pressure for an average residence time of 4.5 hours and at a temperature of 255°C. This reaction product was continuously taken out of the system, supplied to the first tank of the second esterification reactor, and continuously taken out from the second tank. An overflow method was used for transfer from the first tank to the second tank. 0.9 parts by weight of EG and Sb per polyester unit in the reaction product passing through the reaction vessel.
In the first tank, an EG solution of antimony trioxide in an amount of 250 ppm as atoms was added as P atoms.
An EG solution containing 116 ppm of trimethyl phosphate and dimethyl phosphonate dissolved in a molar ratio of 1:2 was continuously supplied to the second tank, and the average residence time in each tank was measured at normal pressure. 2.5 hours,
The reaction was carried out at a temperature of 260°C. The esterification rate of the reaction product in the first esterification reactor was 70%, and the esterification rate of the reaction product in the second esterification reactor was 98%. The esterification reaction product is continuously filtered through a stainless wire mesh filter with an opening of 400 mesh, and then a two-stage continuous polycondensation reaction is carried out, which is equipped with a stirring device, a partial condenser, a raw material inlet, and a product outlet. Polycondensation was performed by continuously supplying the material to an apparatus to obtain a polyester having an intrinsic viscosity of 0.620. The quality of this polymer and the melt extrusion of the polymer at 290°C,
Table 1 shows the film haze of a 12μ film obtained by stretching 3.5 times in the longitudinal direction at 90°C and 3.5 times in the transverse direction at 130°C, and then heat-treating it at 220°C. As is clear from Table 1, the polyester obtained in this example has high electrostatic adhesion, excellent heat resistance, and is of extremely good quality. Comparative Examples 1 and 2 In the method of Example 1, trimethyl phosphate and dimethyl phenyl phosphonate were
Polymer obtained in the same manner as in Example 1 except that the addition of the EG solution was changed to add the entire amount at once to the second tank of the first esterification reaction tank and the second esterification reaction tank. The quality and film haze are shown in Table 1. The method of this comparative example has inferior electrostatic adhesion compared to Example 1. Comparative Example 3 In the method of Example 1, trimethyl phosphate and dimethyl phenyl phosphonate were
The addition of the EG solution was changed to adding the entire amount at once to the second tank of the second esterification reactor, and the amount added was reduced so that the metal/P ratio remaining in the polyester was 2.1. Table 1 shows the quality of the polymer and the haze of the film obtained in the same manner as in the example except for the following. It can be seen that the method of this comparative example has good electrostatic adhesion but poor heat resistance. Example 2 In the method of Example 1, the amount of sodium acetate added was reduced to 10 ppm based on the polyester produced, the P compound was reduced to only trimethyl phosphate, and the
Changed the method to add trimethyl phosphate in separate tanks, and also changed the amount of trimethyl phosphate added to each tank.
Table 1 shows the quality of the polymer and the haze of the film obtained in the same manner as in Example 1 except that the amounts were changed to 25 ppm and 80 ppm. It can be seen that the polyester obtained in this example is of high quality. Comparative Examples 4 and 5 The method of Example 2 was changed so that the entire amount of the EG solution of trimethyl phosphate was added all at once to the first tank of the second esterification reaction vessel, and the EG solution of trimethyl phosphate was
The quality of the polymer obtained in the same manner as in Example 2, except that the entire amount of the EG solution was added at once to the second tank of the second esterification reactor, and the amount added was reduced to 84 ppm. Table 1 shows the haze of the film. When the metal/P ratio was kept the same, the electrostatic adhesion was inferior to the case where the P compound of Example 2 was added separately, and when the metal/P ratio was increased, the electrostatic adhesion was made to the same level as Example 2. It can be seen that the heat resistance of the polyester is worse than in Example 2, and that the effect of adding the P compound in portions is significant. Examples 3 to 8 and Comparative Examples 6 to 11 Lithium acetate,
potassium acetate, manganese acetate, calcium acetate,
Table 1 shows the results when zinc acetate and zirconyl acetate were used. As is clear from Table 1, in both systems, the effect of adding the P compound in portions is significant. Example 9 and Comparative Examples 12 and 13 Table 1 shows the results when using the same method as in Example 1, using only magnesium acetate as the metal compound and adding it to the first tank of the second esterification reactor. . As is clear from Table 1, it can be seen that the effect of adding the P compound in portions is significant. Example 10 Using a continuous esterification reactor consisting of a two-stage complete mixing tank equipped with a stirrer, a partial condenser, a raw material inlet, and a product outlet, the esterification reaction product in the first esterification reactor was To the system where exists,
Adjust the molar ratio of EG to TPA to 1.7, and use antimony trioxide as Sb atom per TPA unit.
EG slurry of TPA containing 289 ppm was continuously fed. Average residence time 4.5 hours at normal pressure, temperature 255
The reaction was carried out at ℃. This reaction product was continuously taken out of the system and supplied to the second esterification reactor. Furthermore, 0.5 parts by weight per polyester unit was continuously added to the EG, and the average residence time was 5.0 hours at normal pressure.
The reaction was carried out at a temperature of 260°C. The esterification rate of the reaction product in the first esterification reactor is 70%, and the
The esterification rate of the reaction product in the esterification reactor is
It was 98%. 1144 parts of the esterification reaction product (equivalent to 1100 parts of ethylene terephthalate units)
and 70 parts of EG were charged into a batch type polycondensation reactor.
Heat and stir at 260°C and normal pressure for 90 minutes, then add 1.53 parts by volume of an EG solution of trimethyl phosphate at a concentration of 130 g (40 ppm in terms of P atoms based on the polyester produced) at the same temperature and pressure, and heat for 10 minutes. Stirred. Next, at the same temperature and under the same pressure, 9.34 parts by volume of an EG solution of calcium acetate monohydrate at a concentration of 50 g/min (in terms of Ca atoms based on the polyester produced) was added.
200ppm) and heated and stirred for 10 minutes, then
The concentration of
10ppm), heated and stirred for 15 minutes, and then
3.06 parts by volume of an EG solution of trimethyl phosphate (80 ppm in terms of P atoms based on the polyester produced) was added and the mixture was heated and stirred for 15 minutes. about
After gradually lowering the pressure of the reaction system to 0.5 mmHg while raising the reaction temperature to 290°C over 100 minutes,
A polycondensation reaction was carried out at 290°C and 0.5 mmHg for about 100 minutes to obtain a polymer with an intrinsic viscosity of 0.620. Table 2 shows the quality of this polymer and the film haze of the film obtained by forming the polymer by the method shown in Example 1. As is clear from Table 2, the polyester obtained in this example has high electrostatic adhesion, excellent heat resistance, and is of extremely good quality. Comparative Examples 14 and 15 In the method of Example 10, trimethyl phosphate was added during the first and second addition, respectively.
Table 2 shows the quality of the polymer and the haze of the film obtained in the same manner as in Example 10, except that the entire amount was added at once during the second addition. The methods of these comparative examples have inferior electrostatic adhesion compared to Example 10. Comparative Example 16 In the method of Example 10, the entire amount of trimethyl phosphate was added at once during the first addition, and the amount added was calculated in terms of P atoms.
Table 2 shows the quality of the polymer and the haze of the film obtained in the same manner as in Example 10 except that the concentration was changed to 96 ppm. The method of this comparative example has inferior heat resistance compared to Example 10. Example 11 1000 parts of dimethyl terephthalate in a polymerization reactor,
800 parts of EG and 0.31 part of manganese acetate tetrahydrate (70 ppm added in terms of Mn atoms to the produced polyester) were charged, and the mixture was heated at 195° C. for about 4 hours in a nitrogen atmosphere to carry out a transesterification reaction. As the transesterification progresses, the reaction temperature is increased to reach a final temperature of 240
The temperature was raised to ℃. At the same temperature, antimony trioxide was added to the transesterification product at a concentration of 12 g/ml.
31.67 parts by volume of an EG solution, 32.55 parts by volume of an EG solution of 0.1 mol% zirconyl acetate (300 ppm added in terms of Zr atoms to the polyester produced), and 12.23 parts by volume of an EG solution of magnesium acetate tetrahydrate at a concentration of 50 g In terms of Mg atoms for polyester
Add 70 ppm) and heat and stir at the same temperature and normal pressure for 15 minutes, then add 2.07 parts by volume of an EG solution of trimethyl phosphate at a concentration of 130 g/(60 ppm in terms of P atoms based on the produced polyester) and 50 g/
0.49 parts by volume of an EG solution of sodium acetate with a concentration of (7 ppm in terms of Na atoms based on the polyester produced)
was added, heated and stirred at the same temperature and normal pressure for 15 minutes, and then 5.31 parts by volume of an EG solution of trimethyl phosphate at a concentration of 130 g (154 ppm based on the polyester produced) was added and stirred at the same temperature and normal pressure for 15 minutes. After heating and stirring for a minute, the pressure of the reaction system was lowered to 0.05 mmHg while raising the temperature to 275° C. over 40 minutes, and polycondensation was carried out for about 80 minutes to obtain a polymer with an intrinsic viscosity of 0.620. Table 3 shows the quality of this polymer and the film haze of the film obtained by forming the polymer by the method shown in Example 1. It can be seen that the polyester obtained in this example has high electrostatic adhesion and is of high quality. Comparative Example 17 The quality and film quality of the polymer obtained in the same manner as in Example 11 except that the addition of trimethyl phosphate was changed to adding the entire amount at once during the first addition. The haze is shown in Table 3. The method of this comparative example has inferior electrostatic adhesion compared to Example 11. Comparative Example 18 In Example 1, the first esterification reactor and the second
The same procedure as in Example 1 was carried out except that the amount of P compound added to the second tank of the esterification reactor was reversed. Comparative Example 19 The same procedure as in Example 1 was carried out except that in Example 2, sodium dihydrogen phosphate was used instead of trimethyl phosphate in the first tank of the second esterification reactor.

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】【table】

【表】 * ポリエステル中の残存量にて算出
[Table] * Calculated based on the amount remaining in the polyester

【表】 * ポリエステル中の残存量にて算出
[Table] * Calculated based on the amount remaining in the polyester

【表】【table】

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 テレフタル酸を主成分とするジカルボン酸ま
たはそのエステル形成誘導体と、エチレングリコ
ールを主成分とするグリコールとからCaおよ
び/またはMg化合物の存在下でポリエステルを
製造するに際し、金属原子を含まないP化合物を
2回以上に分割し、かつ初回の添加量が全P化合
物添加量の50モル%未満とすることを特徴とする
ポリエステルの製造方法。 2 Li、Na、K、Mn、ZnおよびZr化合物より
選ばれた少なくとも1種の化合物を併用すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のポリエ
ステルの製造方法。
[Claims] 1. When producing a polyester from a dicarboxylic acid containing terephthalic acid as a main component or its ester-forming derivative and a glycol containing ethylene glycol as a main component in the presence of Ca and/or Mg compounds, metal A method for producing polyester, characterized in that a P compound that does not contain atoms is divided into two or more portions, and the amount added at the first time is less than 50 mol% of the total amount of P compound added. 2. The method for producing polyester according to claim 1, characterized in that at least one compound selected from Li, Na, K, Mn, Zn and Zr compounds is used in combination.
JP19660383A 1983-10-19 1983-10-19 Production of polyester Granted JPS6088028A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19660383A JPS6088028A (en) 1983-10-19 1983-10-19 Production of polyester

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19660383A JPS6088028A (en) 1983-10-19 1983-10-19 Production of polyester

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6088028A JPS6088028A (en) 1985-05-17
JPH0350770B2 true JPH0350770B2 (en) 1991-08-02

Family

ID=16360491

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19660383A Granted JPS6088028A (en) 1983-10-19 1983-10-19 Production of polyester

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6088028A (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5055661B2 (en) * 2001-04-27 2012-10-24 東洋紡績株式会社 Polyester for film and method for producing the same
JP4401399B2 (en) 2007-04-13 2010-01-20 株式会社デンソー Reserve tank

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523141A (en) * 1978-08-07 1980-02-19 Diafoil Co Ltd Preparation of polyester
JPS5589329A (en) * 1978-12-27 1980-07-05 Toray Ind Inc Production of polyester

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523141A (en) * 1978-08-07 1980-02-19 Diafoil Co Ltd Preparation of polyester
JPS5589329A (en) * 1978-12-27 1980-07-05 Toray Ind Inc Production of polyester

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6088028A (en) 1985-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4440924A (en) Process for production of polyester
JPS6133855B2 (en)
US4604453A (en) Polyester composition
JPS6133856B2 (en)
JPH0248016B2 (en)
JPH0354129B2 (en)
JPS6315296B2 (en)
JPH0639521B2 (en) Polyester manufacturing method
JPH0350770B2 (en)
JPS6143173B2 (en)
JP5055661B2 (en) Polyester for film and method for producing the same
JP7243151B2 (en) Method for producing polyester film
JPH039126B2 (en)
JPH0435489B2 (en)
JPH0248015B2 (en)
JPH0463896B2 (en)
JPH0551011B2 (en)
JPH0463895B2 (en)
JPH0451569B2 (en)
JPH0463894B2 (en)
JPH0747683B2 (en) Polyester composition
JP2663562B2 (en) Method for producing polyester film
JPS5971326A (en) Preparation of polyester
JPS60199029A (en) Manufacture of polyester
JPS62205118A (en) Production of polyester

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees