JPH03505978A - 骨外大腿骨プロテーゼ - Google Patents

骨外大腿骨プロテーゼ

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JPH03505978A JP50019489A JP50019489A JPH03505978A JP H03505978 A JPH03505978 A JP H03505978A JP 50019489 A JP50019489 A JP 50019489A JP 50019489 A JP50019489 A JP 50019489A JP H03505978 A JPH03505978 A JP H03505978A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

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【発明の詳細な説明】 骨外大腿骨プロテーゼ及びその移植方法発明の背景 本発明は概ね大腿骨のプロテーゼの分野に係り、一層詳細には改良された大腿骨 頭部頚部プロテーゼとがかるプロテーゼを移植する方法に係る。
プロテーゼを移植した後の大腿骨(大腿部の骨)の中に亙る応力分布が変化する と、多くの併発症、例えば、更に骨が悪化してしまう、などのことが生ずる。ウ ォルフ(警011f)の法則によれば、骨中の応力分布か変化すると、最終的に は、その骨の内部構造に於てはっきりとした変化が生ずる。例えば、もし大腿骨 の成る一部分が通常中ずるであろうと思われる応力から遮断されているとすると 、その部分は悪化し易くなる。一方、大腿骨の、より大きな応力を受ける部分に 於ては、それに反応して、その部分が厚くなり易くなる。勿論、もし応力が過剰 に増大したとすれば、恐らく骨細胞が殺されることとなろう(壊痕)。
慣用の「骨内」大腿骨頭部−頚部形式の移植組織片、即ち、大腿骨の骨髄管中に 固定される長いステムを有する移植組織片は、大腿骨の近位端(上端)が通常の 応力から遮蔽されているので、大腿骨か悪化することとなる。その結果骨内プロ テーゼの期待寿命は比較的短いものとなり、少なくとも、若い患者に適用される 場合はその期待寿命は特に短いものとなる。更に、骨内移植組織片を移植されて いる患者の活動性は実質的に低減したものとなってしまう。
かかる問題を解決するための研究の一つとして、ハグラ (A、)Iuglle r)にて開示された米国特許第4.129.903号の骨外プロテーゼ関節があ る。このプロテーゼは、ハグラとヤコブ(fl、Jacob)による、「セメン トによる固着をされていないスラスト板股関節プロテーゼ(The Uncem cntedThrust−Plate )tip Prosthesis )  Jにて、及びシュレイバ(A、5chrelver) 、ヤコブ、スエザヮ(Y 、Suezawa)及びハグラによる「スラスト板全股関節プロテーゼによる第 一の結果(rlrst result with the“thrust pl ate″″total hipProsthesis) Jにて論じられており 、これらは、「股関節内プロテーゼのセメントを用いない固着(the cem entlesshexltaLion or hip and prosLhe sis 125−132[E、Morschered、1984])Jに記載さ れている。(以下各々の文献を「スラスト板プロテーゼ」及び「第一の結果」と する。)ハグラのプロテーゼは骨を貫通する緊張桿或いは連結稈と、大腿骨頚部 に接触する圧力円板及び大腿骨の外側にて配置される背板とを含んでいる。この 種のプロテーゼの利点の一つは骨内移植組織片を置換える必要が出てきた場合に 、その骨内移植組織片を充分に支持する骨があるということである。
しかしながら、ハグラのプロテーゼに於ても、望ましくない作用が多くある。例 えば、歩行中に於て、大腿骨に負荷が掛った状態と負荷の掛っていない状態とが 生じる際に、緊張桿が骨に対して僅かに移動するという傾向を有する。
(微少運動(Ilicromotion))このことは、骨と連結棒との弾性率 が互いに異るということに起因する。その結果、連結棒は、殆ど定常的に、骨と 背板にて摩耗することどなり、恐らく、連結棒と背板とがその接触面にて連結棒 に亀裂を生ずることとなる。
ハグラによる研究には、スラスト板を大腿骨頚部の長手方向の軸に垂直に設置し 、連結棒を大腿骨頚部の長手方向に沿って(例えば、水平線から35度)配置す るということが含まれている。ハグラによれば、大腿骨頚部の中心軸線に沿って 連結棒を設置することは骨と背板に対する連結棒の運動を回避することができる という。一層詳細には、ハグラによる設置状態は連結棒を垂直にすればするほど 連結棒の末端は背板内にて運動することとなる。(微少運動がより大きくなると いうことである。)しかしながら、ハグラのプロテーゼは大腿骨頚部の中心長手 方向軸線に沿って並列されているので、連結棒は、大腿骨上の概ね垂直の負荷、 即ち通常の活動、例えば歩行なとによって大腿骨上に生ずる負荷に対して並列( 或いは並ダリ近くに)に置かれていない。従って、大腿骨か負荷を受けたとき、 連結棒は曲げモーメントを受は品く、この曲げモーメントが連結棒の亀裂を生す ることとなる。二のことは「スラスト板プロテーゼ」の第127頁にて論しられ ている連結棒の亀裂を生ずる原因であると思われる。
更にハグラのプロテーゼは大腿骨軸の外側に於ける比較的高い頚部(近位)に取 付けられている。この位置は、皮質骨が比較的薄い。このことは、プロテーゼを 取付ける処置をされた患者の3分の1が始めの6〜8ケ月に於て痛み(この痛み は、ウォルフの法則によれば、皮質骨が充分に厚くなったときに顕著に和らぐの ではあるが)を訴えるという理由である(「第一の結果」の第130頁)。この 痛みのもう一つの原因は背板の位置が高い二とと、それが比較的高いプロフィル を有するということが組合されているということであり、このことは、筋肉或い は朧に於て炎症を惹起す。
発明の概要 本発明のいくつかの目的には、もともとの大腿骨の頭部及び頚部と同様の態様に て大腿骨へ負荷を与える大腿骨頭部−頚部プロテーゼを提供すること、大腿骨に 負荷が掛かった状態及び無負荷の状態に於て、その大腿骨に置換えられた球体及 び球体ステムが大腿骨に対して移動する、ということから、大腿骨を保護するプ ロテーゼを提供すること、プロテーゼを取付けられた人間か、より通常な日常生 活を行えることを可能にするプロテーゼを提供すること、そのプロテーゼを取付 けている人間が受ける痛みを低減するプロテーゼを提供すること、耐久性、経済 性及び長時間持続性を有するプロテーゼを提供すること、である。
更に特記されるべき目的は、上記の如きプロテーゼを取付ける方法であって取付 は中に複雑さ、失敗を低減する方法を112供すること、容易にかかるプロテー ゼを適当な位置に配置することができる方法を提供すること、患者に対して与え られる外傷を最小にする方法を提供する二と、かかるプロテーゼを取付ける際に 試行錯誤を最小にする方法を提供すること、作業中に、時に大腿骨の切断及び穿 孔中に於て骨細胞を可能性のある摩擦によって生ずる過度の熱が生ずる機会を低 減する方法を提供すること、である。
概して言えば、本発明による骨外大腿骨頭部−頚部プロテーゼは大腿骨の中に移 植される。大腿骨は、その大腿骨の内側に於て、軸とその軸の上端に於て頚部を 有している。
プロテーゼは、側板と、その側板を大腿骨の外側にて大腿骨の軸へ固定する手段 とを含む。筒状体が側板から斜め上方へ延在し、開上端を有する。筒状体は大腿 骨の軸の外側からその軸を通して大腿骨の頚部へ斜め上方へ延在する孔の中に挿 入されるよう構成されている。プロテーゼは、球体組立体を含んでおり、球体組 立体は筒状体の開上端を通して筒状体中へ同軸上に挿入され、その中に摺動可能 に受入れられる球体ステムを含んでいる。球体ステムは筒状体内に適合するよう 比較的小さなりリアランスを得るような大きさて構成される。頚部かステムの上 端にて設けられ、大腿骨の頚部と対面係合するようになっている。球体はその頚 部に取付けられる。束縛手段か設けられ、筒状体中のステムが上方へ動かないよ うにその球体ステムを保持する。
概して言えば、本発明の方法は、骨外大腿骨頭部−頚部プロテーゼを大腿骨中へ 移植することを含んでおり、ここに於て、既に述べた如く大腿骨はその大腿骨の 内側にて軸とその軸の上端にて頚部を有するものである。本発明の方法は、大腿 骨の頚部を切断し概ね平坦な表面を形成し、大腿骨の軸を貫通する孔を穿ち、そ の孔が大腿骨の頚部から斜め方向へ、軸の外側へ延在するようにする。この際、 その角度は大腿骨の軸の長手方向の中心軸線に対して概ね30度である。開端を 有する筒状体が、その開端が上方へ向くように孔の中へ挿入され、孔の中に於て 成る決められた位置に固定される。球体組立体のステムは、筒状体の中に同軸上 に挿入され、球体組立体の概ね平坦な表面を大腿骨の頚部の平坦な表面と対面係 合するようにもたらされる。
その他の目的及び特徴は以下の記載に於て明らかにし指摘する。
好ましい実施例の説明 図面を参照すると、本発明による骨外大g骨頭部−頚部プロテーゼの全体が符号 1によって示されている。概ね3て示されている大腿骨は軸5と大腿骨の内側に て該軸の上端にある頚部7を有しており、大腿骨頭部−頚部プロテーゼはその大 腿骨の中へ移植されるよう構成されている。大腿骨は骨の表面に隣接した皮質骨 9の堅い層と、大腿骨の内側にある比較的柔らかい骨網状組w&11を含んでい る。
図1を参照すると、プロテーゼ1は、概ね、細長(伸びた部材13の形で形成さ れている側板と、かかる側板に一体となって取付けられ斜め上方へ延在する筒状 体15とを含んでいる。筒状体15は開上端17を有しており、大腿骨の軸5の 外側21からその軸5を貫通して大腿骨の頚部7へ斜め上方へ延在している孔1 9の中へ延在している。
筒状体15の長手方向の中心軸線A X −、1は、好ましくは、側板13の長 手方向の中心軸線AX−5に対して概ね150度の角Al(図1)にて延在して いる。更に、大腿骨の頚部7の長手方向の軸線AX−2と孔19と頚部の長手方 向の軸線AX−1とは大腿骨の軸5の長手方向の中心軸線AX−3と同一平面P −1内に実質的に存在し、大腿骨に掛る負荷ができるだけ通常に近い状g(プロ テーゼを移植する前の状!3)で作用するようにしている。
図2を参照すると、側板13を大腿骨の軸5へ固定する手段が設けられ、その結 果、側板13は大腿骨の外側21に於て軸5に沿って延在することとなる。例え ば、タッピンねじ23が側板13の下側部分24を貫通してその側板を大腿骨の 軸の皮質骨の厚い部分へ固定するようにしてもよい。
プロテーゼは球体組立体25を含んでおり、その球体組立体25は筒状体15の 中へ該筒状体15の開上端17を通って同軸上に挿入されるよう構成された球体 ステム27を念んでいる。球体ステム27は筒状体15の図示していない平坦な 部分と係合する平坦表面28を有する。球体ステム27の大きさは、筒状体15 の中に適合するよう比較的小さいクリアランスを与えるような大きさに作られ、 該球体ステム27は筒状体15の中に摺動可能に受入れられることとなる。球体 ステム27の上端にて周縁部31が、大腿骨の頚部7に対面して係合し、かかる 大腿骨の頚部7の全切断面を覆い、圧力が頚部の成る一部分のみに集中するとい うことを回避する。球体33が、周縁部31上の頚部29へ取外し可能に取付け られており、また球体の大きさは符号7及び35にて各々示されている大腿骨の 頚部及び頭部の長さに応じて選択される。(大腿骨の頭部は図4にて示されてい る。) 好ましくは、球体組立体25の球体ステム27の長手方向の中心軸線(例えばA X−1)は球体組立体25の頚部29の長手方向の中心軸線AX−4に対して約 25度の角度A2(図1)にて傾いており、球体の中心Cは球体ステム27の長 手方向の軸線AX−1から内方へオフセットされる二ととなる。(図1にて左側 へオフセットされている。
)球体ステム27が筒状体15へ挿入されると、中心軸線AX−4、即ち球体の 頚部29の長手方向の軸線、は側板13の長手方向の軸線AX−5に対して約1 25度の角度にて延在し、従ってかかる球体の頚部29は、大腿骨の頚部7の軸 線AX−2と概ね同一直線上に置かれることとなる。
球体組立体25の周縁部31は下方に面した概ね平坦な表面37を有しており、 その表面37は球体ステム27の長手方向の中心軸線AX−1に対して概ね直角 に延在している。表面37は、大腿骨の頚部7上の会合面或いはシート39と対 面係合するようになっており、かかる係合は、例えばその表面上に金属のビーズ 、或いは「多孔性被覆」を設けることにより構成され、組織が表面37の間隙内 へ成長することを可能にしている。
理解される二とであるが、重量は、筒状体15及び球体ステムの軸線AX−1に 概ね沿って作用し、この軸線は平坦な表面37に垂直であるので、負荷は表面3 7によって担持されることとなる。この結果、骨は、プロテーゼ1により、実質 的にもともとの大腿骨頚部によって掛けられた荷重と同一の荷重を受けることと なる。更に、球体の頚部29は、大腿骨の頚部7上にて摺動する傾向はもたない こととなる。なぜならば、球体の頚部と大腿骨の頚部との接合面は概ね、大腿骨 に掛かる荷重と垂直の向きであるからである。更に、球体ステム27上に作用す る過剰な曲げモーメントは回避される。なぜならば、プロテーゼの筒状体15及 び球体ステムの軸線AX−1と大腿骨に作用する荷重は概ね並列であるからであ る。理解されることであるが、周縁部31と大腿骨の頚部上の各々の会合面37 .39は本発明の観点から逸脱することなく平坦な形状以外の構成を有していて も構わない。例えば、大腿骨の頚部上のシート39が皿状に構成され、ソケット を彩成し、周縁部31上の表面37がそれに対応する凸形形状を何していてもよ い。
束縛手段が設けられ、この束縛手段が、球体ステム27が筒状体15中に於て上 方へ移動しないように、球体ステム27を保持し、大腿骨の頚部7に対向するよ う球体の頚部29を牽引し、大腿骨の頚部へ圧縮或いは予備荷重を掛けるよう構 成されている。例えば、束縛手段は、球体ステム27が筒状体15中に挿入され た際に、球体ステム27の下方端43の中にねし5込まれる止めねじ41を含ん でいてもよい。止めねじ41の頭部は、球体ステム27が筒状体15中に於て上 方へ移動しないように保持するべく、筒状体15の下方端に係合できるように構 成されている。
理解されることであるが、止めねじ41は単に筒状体15中の球体ステムを保持 し、大腿骨の頚部を圧縮するもので、患者のflffiを支えるものではない。
大腿骨3は、頚部7を含み、骨か萎縮するという現象が回避されるよう通常の状 態に近い状態で患者の重量を支える。
史に、球体ステム27は筒状体15に摺動可能に受入れられているので、筒状体 15或いは骨に対して球体ステム27か移動することにより牛(5る摩擦或いは 摩耗は、球体ステム27と筒状体15との間に生ずることとなる。がくj5て骨 は筒状体15により保護されることになる。それ故、理解される二とであるが、 微少運動とその結果として生ずる大腿骨の1111はこの特殊な筒状体]5と球 体ステムとの構成により低減され或いは除去されることとなる。
図3は本発明のもう一つの実施例を示しており、概ね図1及び図2の実施例と一 致するものであるが、基本的な違いは、図3Aにて示されている側板か筒状体1 5Aと側板との継ぎ口の上方にて上側部分45を有しており、更に筒状体15A 、と側板13Aとの継ぎ目の下方にて一ド側部分24Aを有しているという点で ある。かかる上側及び下側部分45及び24Aは各々側板13Aを貫通する孔4 7をHしており、かかる孔は止具(例えばタンビンねじ4つ)を受入れ側板を大 腿骨の軸5へ固定する。
大腿骨頭部−頚部プロテーゼを移植するために宵月な装置は多数あるが、図4か ら図7にて符号51にて概ね示されている特別な装置は、特に、大腿骨軸へ取外 し可能に固定され、複数の、切断、ドリル及びリーマによる穿孔を行う付属品を 大腿骨に於ける成る位置に保持するのに適したものである。
図4を参照すると、保持装置51は、大腿骨の軸5に対面係合して(例えば止具 55によって)取外し可能に取付けられるよう構成された本体53と、大B付の 軸5の一方の側にて本体53から上方へそして外方へ張り出た成る角度(例えば 本体に対して概ね150度)にて延在する腕或いは外側張出し部分57とを有す る。腕部分57の上端59は大腿骨頚部7の基台について中心におかれるよう構 成されている。図示されている位置に、腕部分57が固定されると、その腕部分 57は、大腿骨軸5の長手方向の中心軸線AX−3に対して概ね150度の角度 に配置される。
図6に示されているように、保持装置51の本体53は管状の案内部材61を含 んでおり、かかる管状の案内部材61は、開始ドリル(starter dri ll)  (図示せず)のための該部材61を貫通する孔を有している。管状案 内部材61は、保持装置が大腿骨軸5に取付けられると、大腿骨軸5の長手方向 の中心軸線AX−3に対して概ね90度の位置に来るよう構成されている。
好ましくは、保持装置51は大腿骨軸5の中へ先端がドリル形状になった案内ビ ン55を案内する案内スリーブ63を含んでいる。案内スリーブ63は大腿骨軸 5の長手方向の中心軸線A X−3に対して約30度の角度にて置かれている。
案内スリーブ63は、好ましくは、保持袋rIt、51の本体53の一体となっ た部分として形成される案内筒状体に摺動可能に受入れられるよう構成されてい る。案内スリーブ63は、案内筒状体67から分離され、案内ビン65が大腿骨 頚部7を貫通した後で、案内ビンをその場所に残しながら案内スリーブ63を取 除くことができるようになっている。
上記の如く、保持装置51は本発明のプロテーゼ1を移植する際に用いられる種 々の異った付属品を保持するよう構成されている。かかる付属品の一つが鋸案内 69てあり、鋸案内69は腕部分57の上端59に取外すことかてきるように取 外・jけられ、鋸歯を案内して大腿骨頚部7を切断し表1Ij39を形成する。
図4に示されているように、鋸案内69は腕部分57の長手方向の中心軸線に概 ね垂直方向に置かれた鋸切断用スロット71を有しており、また二の構成に於て 、保持装置51が図示される位置に取付けられると、スロット71は、大腿骨軸 5の長手方向の中心軸線AX−3に対して概ね60度になるようになっている。
スロット71は、また、腕部分57の長手方向の中心軸線に対1、て概ね垂直と なるよう構成されている。鋸案内69は腕部分57に沿って摺動可能に調節され 、大腿骨頚部7に対してそれが適当な位置に来るよう調節される。止めねじ73 が鋸案内69をその調節された位置に固定するよう設けられる。
符号75にて、大腿骨3に対する保持装置51の位置をその位置に制限するもう 一つの付属品が示されている。付属品75は大腿骨頚部の表面39に対して腕部 分57が適当な位置に来るよう該腕部分57に沿って摺動可能に調節される。
付属品75は腕部分57に対して回転することができない。止めねじ79がその 調節された位置に付属品75を取外j−可能に固定するために設けられる。付属 品75は比較的薄い平坦な部材80を含んでおり、部材80は表面39のすぐ上 でそれに概ね平行な平面上に置かれた位置に横方向にそして外方へ延在している 。部材80はまた案内スリーブ63の中心軸線に沿って設けられている開口部8 1を有している。かくして、開口部81は、大腿骨の頚部の切断表面39上の位 置、ここに於て案内ビンか貫通することとなっているが、を示し、保持装置51 の位置は、穿孔に先立って正確に決定される。理解されることであるが、保持装 置の腕部分57は、好ましくは、案内スリーブ63と筒状体67の長手方向の中 心軸線に対して平行であり、その結果、案内スリーブ63と筒状体67の軸線は 腕部分に沿った付属品75の位置に拘らず開口部81と並列になる。
中空のリーマ83(図7)が筒状体67内に摺動i】J能に受入れられるような 大きさに構成されている。リーマ83を貫通する中心軸線孔84がその中に案内 ピン65を摺動可能に受入れる大きさに構成される。理解されることであるが、 リーマ83は案内ビン65を覆うように案内筒状体67へ摺動するように構成さ れ、この結果、案内ビン及び筒状体は、リーマが案内ビンによって形成された孔 85を拡孔するようリーマを案内する。リーマ83は案内ビン65が固定された 状態でその案内ビン65の周りを回転してもよく、或いは、リーマと案内ビンが 共に回転してもよい。
理解されることであるが、案内ビン65は、リーミング過程中に於て、端部材8 0内にある開口部8]を貫通して突出した状態にある。このことは大腿骨が拡孔 されているときに、案内ビン65の位置を安定にする。
本発明の方法により大腿骨の中にプロテーゼ1を据付けるためには股関節及び大 腿骨の外側(図に於て右側)がまず外科的に露出される。大腿骨頚部7の長手方 向の中心軸線AX−2を含む鉛直[fIjp−xか典型的には、図5に示されて いるように、大腿骨の軸5の長手方向の中心軸線AX−3を通る外側−内側(大 腿骨の内側から外側へ至る)の平面p−2に対して前方に約15度の角度にて設 定される。
二の角度は通常大腿骨頚部7の「前傾」と呼ばれている。
従って、保持装置51は、外側〜内側の甲面P?から後方に約15度の角度にあ る平面P−1内に本体53の鉛直軸線が設定されるように、大腿骨上に容易に取 外・lljられる。
(何故ならば、本体53は軸線AXの外側にあり、大腿骨頚部7は内側にあるか らである。)この位置に於て、腕部分57を含む鉛直面P−3は平面P−1と平 行にならなくてはならない。更に、保持装置5]は大腿骨上の近位から末端への 向き(近位−遠位方向)に設置され、腕部分57の上端59は大腿骨頚部7の基 台に於て、図4に示されているように、その中心に置かれるようになる。保持装 置5]は、その後止具55によって大腿骨の軸5上に取付けられる。
図4に示されているように、スロット71は大腿骨頚部7の基台に隣接し、て設 置され大腿骨の外側の大腿骨皮質87の上側表面に並列されるよう、鋸案内69 が腕部分57上に(近位−末端方向に)設置される。この位置に於て、スロット 71は大腿骨軸5の長手方向の軸線A X −3に対して約60度の角度にて設 定されていなければならない。
その後、止めねじ73か締められ、鋸案内6つが腕部分57へ堅固に取付けられ る。
鋸案内69かその場所にある状態で、大腿骨顕部7か、振動側を用いて、その鋸 をスロット71に沿って通過させることにより、切断され、外側の大腿骨皮質8 7から大腿骨軸5の長手方向の中心軸線AX3に対して約60度の角度にて延在 する表面39を形成する。鋸案内69は、保持装置51をそのもともとの位置に 於て、大腿骨軸へ取付けた状態に残しながら、腕部分57から除去され、大腿骨 の頭部35が取除かれる。
もし股関節全部を置換えるならば(即ち、大腿骨の頭部35と投口[図示せずコ を置換えること)、股Eコはこの後に処置されることとなろう。
図6及び図7にて示されているように、付属品750部材80内の開口部81は 、表面39上に於てその中心に置かれており、腕部分57へ固定されている。大 腿骨頚部の表面に対して開口部81が中心に来るように保持装置5]を適当に調 節することが必要であろう。このことは止具55を取外し、保持装置51の本体 53を調節することによって達成される。例えば、もし開口部81が内側により すぎている場合(図に於て左へ寄っている場合)、保持装置51は大腿骨軸5上 に於て、より近位の位置に設定されなければならない(図に於て上方)。そして もし開口部81が外側過ぎる場合は、ピンは大腿骨軸上のより末端に設置されな ければならない。更に、も(、開口部81が表面39の中心より前方或いは後方 にある場合には、大腿骨軸5上の保持装置51を僅かに回転させることにより前 傾が調節されてもよい。
開口部81が表面3つの中心にある状態で、ドリル(図示せず)が環状案内部材 61を貫通して挿入され比較的短い開始孔(図示せず)を外側の大腿骨皮質内に 開ける。開始孔を設けないと、案内ビン65の入射角が鋭角であることにより、 案内ビン65は外側の大腿骨皮質に沿って移動或いは「歩行」し易くなり、或い は大腿骨を貫通するべき正しい角度(例えば30度)から偏倚し易くなる。案内 スリーブ63がその後保持装置51の案内筒状体67内に挿入される。
先端にドリルのついた案内ビン65が、その後、案内筒状体67へ挿入され、孔 85が外の大腿骨皮質を貫通し大腿骨頚部7の切断表面3つを貫通するよう穿孔 される。孔85は大腿骨の頚部7から斜め方向へ大腿骨の軸の外側まで、大腿骨 の軸の長手方向の中心軸線に対して約30度の角度にて延在する。案内ビン65 は付属品75の開口部81を通して大腿骨の頚部7の切断表面から突出しなけれ ばならない。
もし案内ビン65がかなり中心からずれている場合(例えば、5■以上)、保持 装置51は調節されなければならない。例えばもし案内ビン65か内側に寄り過 ぎていれば、(図にて左側へ)保持装置51は大腿骨軸5上においてより近位の 位置に置かれなければならない(図にて上方)。
もし案内ビン65が外側過ぎる場合(図にて右側)、案内65は大腿骨軸上のよ り末端の位置に置かれなければならない。更に、もし案内ビン65が開口部73 の前方或いは後方にて表面3つを貫通するよう延びる場合には、大腿骨軸5上に 於て保持装置51を僅かに回転させることにより前傾を調節してもよい。しかし ながら、特記すべきことは、保持装置51はこのバラグラフで論じた試行錯誤の 処理を低減或いは取除くこととなるということである。
案内ビン65が正しい位置にある場合は、案内スリーブ63が案内筒状体67か ら取除かれ、案内ビン及び付属品75がその場所に残される。上記の如く、付属 品75は、案内ビン65の近位端を安定に支持する。
図7に示されているように、中空のリーマ83がその後、案内ビン65を覆うよ うに案内筒状体67へ挿入され大腿骨軸5の長手方向の中心軸線AX−3に対し て約3o度の角度にて外側の大腿骨皮質を貫通する孔19を形成する。
保持装置510本体53は大腿骨について約15度前傾に傾いているので(外側 内側V面P−2に平行な膠の横方向の軸線に&−t して概ね15度前方に傾い ているので)、孔]9は平面P−1内に在ることになる。保持装置5]はその後 大腿骨から取除かれる。移植処理の次の過程に於て、プロテーゼ1の筒状体15 がその外端17を上に向けた状態で孔19へ挿入される。ビンスリーブ89(図 8)が筒状体15の中へ挿入され、案内ビン65がそのスリーブの中へ挿入され 、大腿骨の頚部の表面39の中心に対する孔19の位置を再度点検する。孔19 の放射方向或いは前傾が確認される。大腿骨頚部7の長手方向の軸線AX−2及 び孔19の軸線AX−1は大ll!!竹軸5の長手方向の中心軸線AX−3と同 一の鉛直51’−1f6P−1内含まれていなければならない。この平面は、平 面p−2に平行な膝の横方向軸線(図示せず)に対して約15度の角度にて設定 されている。
もしプロテーゼ1の位置が満足するものであれば、側板13がその場所に取付け られ、ビンスリーブ89及び案内ビン65は取除かれる。孔9]がその後側板1 3内にあるスクリュ一孔を貫通して穿孔され、適当な長さを何するタッピンねじ 23が側板13を貫通して挿入され、側板を大腿骨軸5に締付け、これにより孔 ]9内に於て指定された位置に筒状体15を固定する二ととなる。
側板13と筒状体15とを大腿骨に取付けた後に、平面を形成するトラニオン9 3 (planning trunnion)が筒状体15挿入され、筒状体1 5に対して匠転方向或いは軸線方向に移動しないように適当に固定され、図9に 示されているように、大腿骨頚部7の表面39から上方へ突出する。
例えば、トラニオン93はプロテーゼの筒状体15の内側の対応する・xi坦な 表面により、回転方向に、そして止めねじ95によって軸線方向に動かないよう 固定される。その後大腿骨頚部平削り器97の形式の高速でモータで駆動される 表面を平滑化する装置がトラニオン93上に設置され、これにより筒状体15の 軸線AX−1上の甲削り盤の回転を安定し、大腿骨頚部7の表面39は、平削り 盤へ((I′iJからの)圧力が作用しても筒状体15の軸線に対して垂直方向 に平面化(嘔滑化)されることとなる。平削り盤の平削り面はシーj・3つの望 ましい彰状(例えば、W凹皿形状など)と一致し、最も重要に考慮しなければい けないことは、シート3つが平滑化され軸線AX−1に対した対照的に形成され 、均等な圧力分布及び摩耗が生ずることを確実にする二とである。平面化の後、 平削り盤97とトラニオン93は取除かれる。
頚部、周縁部、ステムを有する試用組立体(球体組立体25と類似のもの)がそ の後、大腿骨頚部と筒状体15へ挿入される。この組立体の周縁部(周縁部31 に類似するもの)は止めねじ(止めねじ41に類似するもの)を締めることによ り大腿骨頚部の表面39に対向するよう牽引される。周縁部の下方表面は圧力検 出指示器(例えば感圧紙)を含み、負荷の均一性を決定する。もし大腿骨頚部7 の表面39上に作用する負荷の分布が均一でない場合、平削り盤97が用いられ 、不均一な分布を惹起す高くなった部分を削り、平面にする。
理解されることであるが、上記の平削り処理はその外の方法によっても達成され る。例えば、平滑化装置或いは平削り板97が該平削り板の両側に同軸上に延在 する軸を有するよう形成され、そのうちの一つの軸が平削り盤を高速にて回転す る駆動装置に係合可能であり、他方の軸(トラニオン93と等価のもの)が試用 側板及び筒状体組立体の筒状体15内で回転するようにしてもよく、このことに よリシート39を平面化する。平滑化処理が完成した後で、試用組立体は取除か れ、永久的に用いられる側板及び筒状体15を有する組立体により置換えられる 。
大腿−1t頚部7が充分に平面化(平滑化)されると、適当な大きさの球体組立 体25の球体ステム27が大腿骨頚部を貫通して筒状体15へ同軸上に挿入され 、球体組立体25の概ね平坦な表面37をそれと会合する大腿骨頚部の平坦な表 面3つに対面係合させる。止めねし41が側板13を貫通して筒状体15へ挿入 され、トルクゲージを有するねしドライバ(図示せず)により、きつく締められ る。止めねじ41はきつく締められると大腿骨頚部7を充分に圧縮しプロテーゼ 1と大腿骨3との間の微少運動を制限する。
過剰にねじを締めることは避けなければならない。何故ならば過剰に圧縮するこ とにより骨が壊痕(壊死)することとなるからである。
プロテーゼ1の球体33がその後投口(図示せず)内に設置され外科的に形成さ れた開口部分が閉じられる。
以上のことから理解されることは、プロテーゼが最少の試行錯誤をもって、大腿 骨に対して適当な位置に設置されること、そしてプロテーゼにより掛けられる大 腿骨への負荷が通常の状態に近い状態となり、これによりプロテーゼを移植した 後に於ても患者の痛みが低減され大腿骨の悪化は回避される。
以上に於て、本発明の幾つかの目的は達成され、その他の利点が得られることと なる。
上記の構成及び方法は本発明の観点から逸脱することなく種々の変更を加えられ てよく、上記の記載及び添付の図面にて示されている事項は単に例示的なものに 過ぎず、限定を意味するものではない。
図面の簡単な説明 図1は本発明による大腿骨頭部−頚部プロテーゼか大腿骨に取付けられている状 態の鉛直断面図である。
図2は図1のプロテーゼの部分的な側面図であり、プロテーゼを大腿骨へ固定す る側板を示している。
図3は図2と同様の図であり、本発明による大腿骨頭部−頚部プロテーゼのもう 一つの実施例の側板を示している。
図4は本発明による方法が用いられる装置の側面図であり、大腿骨の頚部を切断 するべ(鋸案内を保持する様子が示されている。
図5は図4の線5−5に沿った断面図である。
図6は、本発明による方法に於てその他の付属品を保持する図4の装置の側面図 である。
図7はリーマにより孔を開けられている大腿骨を示す図4〜図6の保持装置の側 面図である。
図8は大腿骨に配置されている図1のプロテーゼの側板と筒状体の側面図である 。
図9は移植されつつある骨の正面図である。
各々の符号は全ての図について対応する部分を示す。
国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大腿骨の内側にある軸と頸部とを有する大腿骨の中へ移植されるよう構成 された骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、 側板と、 大腿骨の外側にて前記大腿骨の軸へ前記側板を固定する手段と、 開上端を有し前記側板から斜め上方へ延在する筒状体であって、前記軸の外側か ら前記大腿骨の前記頸部へ前記大腿骨の前記軸を貫通して斜め上方へ延在する孔 に挿入されるよう構成された筒状体と、 長手方向の中心軸線を有し前記筒状体の前記開上端を貫通して前記筒状体へ同軸 上に挿入され該筒状体の中に摺動可能に受人れられるよう構成され、前記筒状体 内にて比較的狭いクリアランスを有する大きさの球体ステムと、前記球体ステム の一端にあり該球体ステムの上端を構成し前記大腿骨の前記頸部と対面係合する 周縁部と、該周縁部上にある頸部と、該頸部上に置かれる球体とを含む球体組立 体であって、前記頸部が前記球体ステムの前記長手方向の中心軸線に対して傾い た長手方向の中心軸線を有しこれにより前記球体の中心が前記球体ステムの前記 長手方向の中心軸線から内側へオフセットされている球体組立体と、前記筒状体 内にて前記球体ステムが上方へ動かないよう前記球体ステムを保持する束縛手段 とを含む骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  2. (2)請求項1の骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記側板が長手方 向の中心軸線を有する細長く延ばされた部材であり、前記大腿骨の軸に沿って延 在するよう構成されている骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  3. (3)請求の範囲第2項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 筒状体の前記長手方向の中心軸線が前記側板の前記長手方向の中心軸線に対して 概ね150度の角度にて延在する骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  4. (4)請求の範囲第3項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 筒状体内へ前記球体ステムが挿入されたとき、前記頸部の前記長手方向の中心軸 線が前記球体ステムの前記長手方向の中心軸線に対して約25度の角度にて傾け られている骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  5. (5)請求の範囲第1項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 束縛手段が前記球体ステムが前記筒状体内へ挿入された際に前記球体ステムの下 方端へねじ込むことのできる止めねじを含み、該止めねじが前記筒状体に係合さ れ前記球体ステムが前記筒状体内にて実質的に上方へ移動しないよう該球体ステ ムを保持する骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  6. (6)請求の範囲第1項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 頸部の前記長手方向の中心軸線が前記球体ステムの前記長手方向の中心軸線に対 して25度の角度にて傾けられている骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  7. (7)請求の範囲第1項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 側板が前記筒状体と該側板との分岐点より上方にて上側部分を有し前記筒状体と 該側板の分岐点の下方にて下側部分を有する骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼ。
  8. (8)請求の範囲第1項による骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼであって、前記 周縁部が前記球体ステムの前記長手方向中心軸線に対して概ね直角に延在する下 方に面した概ね平坦な表面を有し、該表面が前記大腿骨の前記頸部上にある上方 へ面した会合表面と対面係合するよう構成されている骨外大腿骨頭部−頸部プロ テーゼ。
  9. (9)軸と大腿骨の内側にて前記軸の上端にある頸部とを有する大腿骨の中へ骨 外大腿骨頭部−頸部プロテーゼを移植する方法であって、 前記大腿骨の頸部を切断し前記大腿骨の前記頸部上にシートを形成することと、 前記大腿骨の前記軸を貫通して前記大腿骨の前記頸部から前記大腿骨の前記軸の 外側へ斜め下方に前記大腿骨の前記軸の長手方向の中心軸線に対して概ね30度 の角度にて延在する孔を穿つことと、 開端を有する筒状体を該筒状体の該開端を上方へ向けた状態で前記孔へ挿入する ことと、 前記孔内の所定の位置に前記筒状体を固定することと、球体組立体のステムを前 記筒状体の中へ同軸上に挿入し前記球体組立体の表面を前記大腿骨の前記頸部上 の前記シートに対面係合せしめることと、 を含む骨外大腿骨頭部−頸部プロテーゼを大腿骨中へ移植する方法。
  10. (10)請求の範囲第9項による方法であって、前記筒状体がその下方端にて側 板を有しており、前記孔に於ける所定の位置に前記筒状体を固定する前記過程が 前記大腿骨の外側にて前記側板を前記大腿骨の軸へ止めることを含む方法。
  11. (11)請求の範囲第9項による方法であって、トラニオンと平削り盤とを用い て、更に前記トラニオンの一部が前記大腿骨の前記頸部の前記シートを貫通して 突出するよう前記トラニオンを前記筒状体へ同軸上に挿入することと、前記筒状 体に対して前記トラニオンが回転方向及び軸線方向へ動かないよう固定すること と、前記トラニオン上に前記平削り盤を設置することと、前記トラニオン上の前 記平削り盤を回転し前記シートを平面にすることとを含む方法。
  12. (12)請求の範囲第9項による方法であって、平削り盤を用いて、更に前記筒 状体の軸線上にて回転する前記平削り盤を安定に支持することと、前記筒状体の 軸線上にて前記平削り盤を回転し前記シートを平滑化することとを含む方法。
JP50019489A 1988-11-08 1988-11-08 骨外大腿骨プロテーゼ Granted JPH03505978A (ja)

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PCT/US1988/003975 WO1990004954A1 (en) 1987-01-09 1988-11-08 Extramedullary femoral prosthesis and method of implanting

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JPH03505978A true JPH03505978A (ja) 1991-12-26
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1249634A (en) * 1967-10-10 1971-10-13 Ajem Lab Inc Centrifugal concentrator
GB1378642A (en) * 1971-12-01 1974-12-27 Sanyo Pulp Co Ltd Method of classification of clay minerals and its apparatus
JPS5830356A (ja) * 1981-06-25 1983-02-22 コノコ・スペシャルティー・プロダクツ・インコーポレイテッド サイクロン分離器

Patent Citations (3)

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JPH0551303B2 (ja) 1993-08-02

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