JPH03505367A - 加熱ツール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 加熱ツール 本発明は、物品を加熱する、特に小さい物品を加熱する器具、およびそのような 器具を組み込んだ加熱ツールに関する。

比較的小さい熱回復性物品を、電源が手近にないような環境で回復する必要があ る場合が多くあり、そのような場合、ガスバーナー、例えばプロパンまたはブタ ンガスバーナーを用いることが提案されている。そのような物品は電気の供給を 必要としない事実に加え、容易に持ち運びできるように製造することができる。

しかし、現在入手可能な器具は、異なる物品を制御された方法で回復できないと いう欠点がある０例えば、加熱すべき物品の色、不透明性または構造により、物 品をかなりの程度加熱する速度が影響を受ける。

１つの要旨によれば、本発明は、バーナー゛を備えたガストーチをき、バーナー からの熱いガスをバーナーの１つの側へそらす要素、およびサイドアームを存し てなり、サイドアームは、物品が実質的にバーナーから発生した放射により加熱 されるように該要素に対して物品を配置するような位置と、物品がバーナーの側 方にあってバーナーにより発生され該要素によりそらされた熱いガスによって主 として加熱される位置との間で移動できる器具を提供する。

このような形式の器具は、バーナーを備えたガストーチに取り付けることができ る。一方、器具自体にバーナーを供給することができる。従って、別の要旨によ れば、本発明は、物品を加熱するためのガスサプライに取り付けることができる 器具であって、サプライからのガスの燃焼により熱を発生させるバーナー、バー ナーからの熱いガスをバーナーの１つの側へそらす要素、およびサイドアームを 有してなり、サイドアームは、物品が実質的にバーナーから発生した放射により 加熱されるように該要素に対して物品を配置するような位置と、物品がバーナー の側方にあってバーナーにより発生され該要素によりそらされた熱いガスによっ て主として加熱される位置との間で移動できる器具を提供する。

所望により、器具は、燃料容器、燃料を燃焼するバーナーおよび上記形式の器具 からなる加熱ツールの部分であってもよい。

本発明の器具は、比較的簡単で、従って比較的安価に製造できる。

加えて、サイドアームの位置を変更することにより、熱い空気と器具から放射さ れた赤外線の割合を変えることができる。従って、器具は、広い範囲の物品、例 えば熱回復性ハンダコネクタ、種々の色の透明または不透明の熱回復性チューブ 、熱回復性絶縁体を持つクリンプコネクタなどを加熱するのに用いることができ 、熱い空気と赤外線との最適割合は、サイドアームを調節することにより選択さ れる。

器具で用いるバーナーは、例えば、触媒加熱要素を含んでいてよく、例えばプラ チナのような触媒金属を含んでいてよく、触媒金属は、ガス／空気混合物が通過 するセラミックまたは他の耐熱性支持体に桓持されている。

本発明の広い範囲では、燃焼ガスをそらせる要素は、光沢をもっていてよく、電 磁放射の一部はそれにより反射され、この形式の要素は、ハンダ接続器具を加熱 しようとする場合に特に有用である。

一方、要素は、比較的少量の放射が反射されるように艶消しであってよく、この 場合、物品が器具の側方へ移動した時に熱い燃焼ガスからの伝導によるによる加 熱の割合が増加する。また、物品をバーナーの側方に位置させた時に加熱すべき 物品が受ける赤外線の量は、物品がバーナーの見込み線内にあるか否かにある程 度依存する。好ましくは、物品は、より少ない割合で赤外線を受けるように、バ ーナーの側方の位置にある時はバーナーの見込み線から外れている。

しかし、ある場合には、物品は、ある程度の赤外線をバーナーから直接受ける。

なぜなら、そのような場合でも、２つの位置の間では加熱方法に著しい差がある からである。

本発明の加熱ツールを、添付図面を参照して説明する。

第１図は、ツールの側面図、 第２図は、ツールで用いる偏向器具の斜視図、第３図は、アームが１つの位置に ある偏向器具の側面図、および第４図は、アームが他の位置にある偏向器具の側 面図である。

図面を参照すると、種々の熱収縮性物品を加熱する為のツールは、その一端で、 ガスカートリッジ２型ブタンガス容器にカートリッジホルダ３およびオン・オフ バルブ４を介して接続されたバイプリンタ１を有している。バイプリンタｌの他 の端には、拡大層領域５が設けられ、ねじ山６で終わっている。ねじ山には、セ ラミック触媒加熱要素７をねじ付けすることができる。

加熱要素７の先端には、曲面偏向要素８が配置され、偏向要素の寸法は、器具ま たは偏向要素８が物品に接触する危険を伴わずに物品の最大寸法の周囲に配置で きるような寸法である。通常、偏向要素は、０．５〜５　ａｍ、特に１〜３ｃｍ の半径（または円でない場合は平均半径）を有する。更に、一対のサイドアーム ９が、ヒンジまたはピン１０により加熱要素７に支持されており、ヒンジまたは ピンの軸の周囲で、第２図または第３図に示されたような第１の解放位置から、 第４図に示されたような第２の閉鎖位置まで、サイドアーム９を回転させること ができる。解放または閉鎖位置にアームを保持する手段を設けてよく、あるいは 好ましくは、サイドアームの回転に十分な摩擦を与えるようにアレンジメントを 設計してサイドアームがいずれかの位置または選択された任意の中間位置に停止 するようにしてもよい。アームには、物品が偏向要素８内の中心で加熱されるよ うに、くぼみ１１．ノツチ、回転止めなどを提供してもよい。

要素８の内表面には、赤外線の反射を抑える為に艶消しブラックオキサイド被覆 を施しである。

使用に際し、サイドアーム９の位置は、まず加熱すべき物品の種類により調節す る。ツールに着火すると、熱い燃焼ガスが加熱要素から吐き出され、ガスの経路 はサイドアーム９の位置にある程度依存する。サイドアームが第４図に示す閉鎖 位置にあると、実質的に全てのガスが（図面から理解できるように）上方へそれ 、偏向要素８の上縁、サイドアーム９および加熱要素７の上縁により規定された 空間からツールを離れる。一方、サイドアーム９が第３図に示す解放位置にある 場合、ガスの一部は偏向要素の側方から逃げる。

加熱すべき物品１２、例えば熱収縮性スリーブおよび独立のコンポーネントを、 サイドアーム９の縁近くに届くまで、物品（または付随する支持物品）を、くぼ み１１の位置で単に中空偏向部材８の中に挿入する（そのようなコンポーネント は、熱収縮性チューブの場合は自体長い物であるか、あるいは独立コンポーネン トの場合には電線のような長い部材に支持されている。）物品は、回復された後 、簡単に外すことができ、冷却される。

ツールのサイドアームが第４図に示す閉鎖位置にあるなら、物品１２はほとんど 加熱要素中の熱い部材の見込み線の外にあり、主として器具から吐き出された熱 い空気により加熱される。従って、器具のこの形態は、熱回復性チューブ、特に 色が濃くて赤外線によって加熱されると過熱される危険があるチューブの回復に 適している。

サイドアーム９が第３図に示す解放位置にある器具の形態は、ある種の独立コン ポーネント、例えば収縮性絶縁プラスチック物質のスリーブに包み込まれたクリ ンプ器具を回復するのに特に適している。

一方、サイドアーム９が中間位置にある形態は、熱収縮性はんだコネクタのよう な器具に最も適している。

国際調査報告 国際調査報告 ＧＢ　９０００５３３ ＳＡ　　　　３６３４３

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．バーナー（７）を備えたガストーチを用いて物品（１２）を加熱する器具で あって、トーチに取り付けることができ、バーナーからの熱いガスをバーナーの １つの側へそらす要素（８）、およびサイドアーム（９）を有してなり、サイド アームは、物品が実質的にバーナーから発生した放射により加熱されるように該 要素に対して物品を配置するような位置と、物品がバーナーの側方にあってバー ナーにより発生され該要素によりそらされた熱いガスによって主として加熱され る位置との間で移動できる器具。
2. ２．要素は、アーチ形であり、バーナーから発生した熱いガスを、器具の側方へ そらす請求の範囲１記載の器具。
3. ３．サイドアームは、ヒンジ（１０）により、ヒンジの周囲で回転できるように 器具に支持されている請求の範囲１または２記載の器具。
4. ４．物品（１２）を加熱するためのガスサプライに取り付けることができる器具 であって、サプライからのガスの燃焼により熱を発生させるバーナー（７）、バ ーナーからの熱いガスをバーナーの１つの側へそらす要素（８）、およびサイド アーム（９）を有してなり、サイドアームは、物品が実質的にバーナーから発生 した放射により加熱されるように該要素に対して物品を配置するような位置と、 物品がバーナーの側方にあってバーナーにより発生され該要素によりそらされた 熱いガスによって主として加熱される位置との間で移動できる器具。
5. ５．要素は、アーチ形であり、バーナーから発生した熱いガスを、器具の側方へ そらす請求の範囲４記載の器具。
6. ６．サイドアームは、ヒンジ（１０）により、ヒンジの周囲で回転できるように 器具に支持されている請求の範囲４または５記載の器具。
7. ７．バーナー（７）は、触媒ヒータから成る請求の範囲４〜６のいずれかに記載 の器具。
8. ８．物品（１２）を加熱するためのツールであって、燃料容器（２）、燃料を燃 焼する為のバーナー（７）およびバーナーからの熱を物品に向ける器具を有して 成り、器具は、バーナーからの熱いガスをバーナーの１つの側へそらす要素（８ ）、およびサイドアーム（９）を有し、サイドアームは、物品が実質的にバーナ ーから発生した放射により加熱されるように該要素に対して物品を配置するよう な位置と、物品がバーナーの側方にあってバーナーにより発生され該要素により そらされた熱いガスによって主として加熱される位置との間で移動できる器具で あるツール。
9. ９．要素は、アーチ形であり、バーナーから発生した熱いガスを、器具の側方へ そらす請求の範囲９記載のツール。
10. １０．サイドアームは、ヒンジにより、ヒンジの周囲で回転できるように器具に 支持されている請求の範囲４または５記載の器具。
11. １１．バーナー（７）は、触媒ヒータから成る請求の範囲８〜１０のいずれかに 記載の器具。