JPH03505126A - ラケット糸の引張試験機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 ラケット糸の引張試験機 発明の背景 本発明は、一般にテニス・ラケットの引張を試験する装置に関し、特に高い精度 が得られ、製造及び形態の異なったラケットに適応するよう改良したものに関す 。

上述の同時係属出願において、一般的に筒形の本体を有し、本体が糸格子の一側 と、また、糸の反対面でその糸の区画部と係合するつまみ輪と係合し、糸の中央 部を一定距離変位させて測定可能な歪を作り、次いで、たわみ梁の上にもしくは 連結して取付けられた公知の電子歪み計によりこの歪が測定され、この歪み計が 数字式読出しを行なってデータを提供する試験装置が明示されている。

この構造は従来技術を実質的に改良したものであるが、糸の直径や糸幅の異なる 種々の型のラケットの糸引張を計測する場合、その精度は一定でなく、また、あ る場合には再測定も不可能である。この問題は、必要とされるたわみ度が極めて 小さく、ある場合には、糸の直径とほぼ等しい、という事実によると思われる。

もし、糸をたわませるために用いる手段が、糸の直径によってたわみ度を決める ように作動するなら、糸はたわみ度を決める表面に向かって動くので、糸格子の 実際の横方向変位が従って変化し、推測された標準的な変位は実際起こらない。

このように同種のラケットに糸が同一に張られても、異なった直径の糸を用いる と同程度にはたわめられず、その結果異なった引張字数を示してしまう。

上述の出願に記載された装置において、ラケットを形成する一般に中央に張られ た糸は一般に環状の本体で囲われた場所内でたわめられる。一方、理論的には、 これはより正確な読取りを行なう筈であるが、実際には、囲われた糸の特表平３ −５０５１２６　（２） 部分のみがたわませられる本体を使用すると、その範囲内では実質的には直線と はならない変位−系の関係を呈し易（、従って、精度の低い読出しを行なう結果 になり易いということが分かった。

更に、引張読取りを行なう電子歪み計を使用する際、従来技術の構造には、大量 生産による製造公差や、上記記載型検査装置に固有の不正確さを相殺する°“零 位置”を備えていない。

Ｒ朋Ω里！ 要するに本発明は、たわみ素子に伝えられた予定された横移動が、糸の直径に関 係なく、確実にラケット糸格子の予定されたたわみとなる手段を組み込んだ装置 に対する考察である。これは段付き中央部を有する一般に筒形の交換可能な座金 を備えることにより達成され、その直径は、係合する糸格子の一般に中央部にあ る方形の間隙の幅と一致する。この構造は座金が隣接する糸はもちろん、間隙を 形成する四本の糸すべてに等しい力で係合し、段付き中央部を囲む座金の平面に より、実質的に等しくたわめられた金糸に同様に力が伝えられることを確実にす るものである。囲われた予定試験域の代わりに、糸がたわめられる本体が分割さ れた糸係合端面を含み、座金と接する糸のみが最終読出し測定に加担するので、 その結果、たわみ−引張曲線をより直線的にすることができる。

図面の簡単な説明 第１図は、明確にするために取り外した、本発明による実施例の構成部分の横断 面図である。

第２図は、第１区の１Ｊｉ２−２による横断面図である。

第３図は、第１図の中央下部の部分的断面図で、糸たわみ手段の係合を示す。

第４図は、本実施例の一部を形成する歪み計梁に働く力の糸引張の曲線表示グラ フである。

第５図は、第３図に対応する部分的断面図で、その代替構成を示す。

第６図は、第５図の左方より見た部分的に断面の部分的立面図である。

第７図は、第６図に対応するカム側面の変形を示す部分的に立面の部分的断面図 である。

第８図は、第６図の上方より見た部分的断面図である。

第９図は、第８図の線９−９より見た部分的断面図である。

第１０図は、本発明による第二の実施例の断面図である。

東踵医Ω経舐ｌ脱服 本発明による第一の実施例に従い、一般に参照番号１０で示される装置は、上壁 １２、分断された周縁壁１５、及び個別の部分１５．１６．１７、及び１８を形 成する下壁１４を含む一般に環状の本体１１より成る。各個別の部分は試験され るラケットの糸格子の一側と接する下面１９を含む。第２図を見ると、該下面１ ９は、四本の縦糸部２１．２２．２３及び２４と、それと交差する四本の横糸部 ２ＯＡ、２ＬＡ、２２Ａ及び２３Ａと接していることが分かる。これら各部の中 心に間隙２５が形成される。その他の部分２６は下部表面１９で覆われず、また 、この部分内の糸は本装置により行なわれる変位引張測定には関与しない。

再び本体１１を見ると、内面２８は一端３０で片持ちにされた歪み計梁２９を支 持し、その上に公知型の電子歪み計３１を取付けている。梁２９の自由端３２は 、その中央部で旋回支軸棒３５で支持されるレバー３４の第一端３３と接する。

第二端３６は上端３９で軸３８に旋回支軸棒３７により連結されている。その下 端４ｏには、螺子山が切られている。

本体１１は下壁４１と凹部４２を支持し、壁４１は、中央部に軸３８を通す開口 ４３と、第１図下方部に見られる液晶表示器４５を取付ける第二開口４４を形成 する。液晶表示器４５には、後に更に土でくるが、測定たわみを作る前に読出し を零位置にｌく、零復帰ボタン４６が備えられる。参照番号４８は糸格子４９を 有する従来型のブラケットフレームを示す。

第３図を見ると、軸３８は横方向延長面５０を形成し、該面から螺子山付き軸５ １が延長する。

軸の周囲は、合成樹脂成型もしくはダイカストにより形成される、個々の間隙２ ５と同サイズの形態の交換可能な段付き座金５３である。座金は、基部５４及び 円筒部５５を含み、第−及び第二表面５７．５８間には平らな中央孔５６が延長 する。円筒部５５の上方は、予め直径を決められた円筒外面５９である。

螺子山付き中央内腔６３とぎざ付き外面６４を含むつまみ輪６２が軸５１に螺子 係合する。環状端面６６上の糸はつまみ輪６２を締めると、座金５３の放射形面 ５９とで挟まれる。締めるに従い、第一表面５７が、第３図に示されるように上 方に押し上げられ、そこに示される距離“Ａ”が縮まり、面５０と接する。この 移動は、予め決められた一定の移動であり、つまみ輸６２は直接円筒部５５を押 し上げるので、その変位で糸が押し潰されたり破損したりしない。長さの異なる 円筒部５５を有する座金５３に替えれば、糸格子を形成する糸の直径が計算でき 、また、そのまま一定の応力変位を計算することができる。

第４図は、本装置を用いて得た、圧力−変位曲線を示すグラフである。曲線７０ は、理想的な状態を示す直線である０曲線７１は、関与域内で本実施例を用いて 得られた、直線に近い曲線である。曲線７２は、囲われた環状域を形成する主枠 本体を用いる、上述の同時係属出願装置を使用した場合の曲線を示す、曲線７２ の大きく弧を描く形となった理由は、本実施例では中央部の間隙２５にすぐ隣接 する糸を読取りに用いるが、本実施例の場合よりも多数の糸を用いるためである 。

第５及び６図は、つまみ輸６２が、−１に参照番号８０で示されるカム要素で作 動されるレバーに置き換えられた代替構成を示す。要素８０は、第−及び第二カ ム部８５．８６を有し、各々カム体面８７を含むレバ一部８４に旋回支軸棒８２ 及び８３により接続される内螺子山付きスリーブ８１を含む。ハンドル部８４は 摩擦により取付けられるスリーブ８９を備え、手動で係合され、その間に限られ たトルクを伝える。過度のトルクが働くと、スリーブは滑り、この滑りは、常態 ではスリーブ８１が第５図に見られる位置に到達したとき起こり、測定変位が起 こるのはこの位置からである。

この位置に達すると、レバ一部８４は旋回支軸棒８２及び８３を軸に回転してカ ム体面８７が座金に働き、レバ一部８４が９０度動いたとき測定変位が測定され る。

第７図は更なる変形を示し、不必要な繰返を避けるため、構成部品の参照番号は 、対応する第５図の番号の前に“１”を付ける。

この形体では、カム体面１８７が変形されて、第一平面９５と、極くわずかな変 位でも得ることができる第二平面９６を備えて、更なる変位を測定できる基準面 を設けている。ハンドルが第一平面９５と係合するよう動くと、液晶表示器４５ は°″零復帰”されて、普通寸法差や他の要素による誤差を取り消す。

この位置で、ごくわずかな圧力が糸格子に加えられる。

第１０図は、本発明の第二の実施例を示し、不必要な繰返を防ぐため、第一の実 施例と対応する部分には、頭に“２”を付は加えた同じ参照番号を用いる。

この実施例で、第一実施例の片持ち梁は排除され、歪み計２３１は、圧力下で延 長する延性を有する材質で形成される軸２３８上に直接取付けられる。軸の上端 はリベット２０３により固定される板２０２により、壁２１２の下面に固定され る。この実施例の操作は第一実施例と実質的に同じである。

ＦＩＧ、　２゜ ＦＩＧ、　３゜ ＦＩＧ、　５．　　　　　　　　　　ＦＩＧ、　６゜ＦＩＧ、　４゜ ＮＥＯＮ　Ｍｌ；Ａ／Ｎ０２Ｆ−勿死ν６、補正の対象 平成　３年　８月２０日 特許庁長官　深沢　亘　殿　　　　　　　　　１１、事件の表示 平成１年　特許願　第５０６９２６号 ２、発明の名称 ラケット糸の引張試験機 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 氏名　　　カーネイ、　　ウィリアム　ビー。

氏名　　　カーネイ、　　ドナルド　ビー。

４、代　　理　　人　　〒１４１ 住所　東京部品用区大崎１−１７−５ 平成３年７月３０日　発送 別紙の通り ７、補正の内容 明細書および請求の範囲の駐訳文の浄書（内容に変更なし）。

国際調査報告

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. １．糸が格子を形成し、該糸の第一の面に接する一般的に筒形の主枠及び該糸の 第二の面に接して該糸を予め決めた値までたわませる糸たわみ手段、該予定値ま でたわみを施された該糸内の引張値を測定する感知手段、該感知手段が自由端を 有する該本体に取付けられた片持ち梁を含み、該たわみ手段が四本の糸が交差す る区画部の一般に中央に存在する間隙から突き出る軸を含み、該軸は該梁と接す る第一端及びそのうえにカム体手段を有する第二端を有し、筒形座金が該軸を囲 む中央内腔を有し、該カム体手段が該格子の面から該糸をたわめるよう接し、該 座金が該間隙の幅より人なる直径の平面基部を有し、該糸と接する面を有するも のより成る改良型、及び、該カム体手段を作動すると該間隙を形成する糸に対す る該糸のたわみ値が実質的に制限される、該座金を該間隙の中央に配置する手段 、より成るテニスラケット用糸引張測定装置。
2. ２．座金が、間隙幅と一致する外径の段部を有し、該間隙を突出して座金の位置 を格子に固定する更なる特徴を備えた特許請求の範囲第１項記載のテニスラケッ ト用糸引張測定装置。
3. ３．たわみ手段が、手動のトグル装置を含み、カム体手段が該トグル装置部であ る更なる特徴を備えた特許請求の範囲第１項記載のテニスラケット用糸引張測定 装置。
4. ４．感知手段が、主枠に接続する第一端と、内方に突出する自由端を有する片持 ち梁、該梁上に取付けられた電子歪み計、中心部を通って軸を回転するよう該主 枠上に取付けられたレバーより成り、該レバーは該梁の自由端と接続する第一端 及び該軸に旋回して相互接続する第二端を有する更なる特徴を備えた特許請求の 範囲第２項記載のテニスラケット用糸引張測定装置。
5. ５．カム体手段が、最初の糸変位表示位置と一致する戻り止め位置を備えたカム 側面を含み、感知手段が該表示位置と一致する零位置に前以てセットされる数字 読出し手段を含む更なる特徴を備えた特許請求の範囲第４項記載のテニスラケッ ト用糸引張測定装置。
6. ６．糸たわみ手段が、螺子山付き軸を含み、トグル装置が、引張測定のための初 期系変位表示位置を作る該螺子山付き軸に係合する内螺子山付きスリーブを含み 、該ドウル装置は、該表示位置を越えて糸を更に変位させる該スリーブに旋回接 続するハンドル部を含み、該感知手段が、変位前の初期表示位置を零にする数表 示を含む更なる特徴を備えた特許請求の範囲第３項記載のテニスラケット用糸引 張測定装置。
7. ７．主枠が、間隙を形成する糸と接触する分断された弓形端を有し、これにより 間隙を形成する糸のみが実質的に直線のたわみ−引張曲線となって実質的に引張 読出しの測定を行なう更なる特徴を備えた特許請求の範囲第１項記載のテニスラ ケット用糸引張測定装置。
8. ８．トグル装置が、予め決められたトルクに達するとハンドルがその上で回転す るスリーブを有する手動係合ハンドルを含み、それにより、初期変位位置を得る とき、螺子山付き軸が糸区画部を締めつけすぎることを防ぐ更なる特徴を備えた 特許請求の範囲第６項記載のテニスラケット用糸引張測定装置。