JPH03503769A - 硫酸エステル基を有するペプチド - Google Patents

硫酸エステル基を有するペプチド

Info

Publication number
JPH03503769A
JPH03503769A JP2502041A JP50204190A JPH03503769A JP H03503769 A JPH03503769 A JP H03503769A JP 2502041 A JP2502041 A JP 2502041A JP 50204190 A JP50204190 A JP 50204190A JP H03503769 A JPH03503769 A JP H03503769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
asp
tyr
trp
mephe
gly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2502041A
Other languages
English (en)
Inventor
ローザマンド,ジエイムズ・デイー
Original Assignee
フアイソンズ・コーポレイシヨン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フアイソンズ・コーポレイシヨン filed Critical フアイソンズ・コーポレイシヨン
Publication of JPH03503769A publication Critical patent/JPH03503769A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/595Gastrins; Cholecystokinins [CCK]
    • C07K14/5955Gastrins; Cholecystokinins [CCK] at least 1 amino acid in D-form
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • A61P3/04Anorexiants; Antiobesity agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/575Hormones
    • C07K14/595Gastrins; Cholecystokinins [CCK]
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Endocrinology (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Obesity (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 硫酸エステル基を有するペプチド 本発明は、硫酸エステル基を有する新規なペプチド、それを含有する製薬組成物 、その製造方法および肥満症の治療のための該化合物および組成物の使用に関す る。 栄養補給を抑制するある種のペプチドが知られていて、例えばCCK−8は次の 構造を有し、 Asp−Tyr(So3H) −Met −Gly −Trp −Met −A sp −Phe −NH。 またセルレチドは次の構造を有している。 Glp −Gln−Asp −Tyr(SOsH) −Thr−Gly −Tr p −Met −Asp −Phe −NHl。 本発明者等は、類似の構造を有する既知化合物に比して、意外で、有利な特性を 有する新規な一群のペプチドを見い出した。 本発明によれば、式(I) Q−T−M−G−W−X−J−P−Z    I〔式中、 QはH−Asp、H−βAspSH−DAspSFor、 SucまたはR’R ”CHOCOを示し、 TはTyr(SOsH)を示し、 Mはlieを示し、 GはGIY、 D−AlaまたはProを示し、WはTrpを示し、 XはAhxを示し、 JはAspを示し、 PはMepheを示し、 ZはNR3R’を示し、 R1,R1、R1およびR′は独立してHまI;は低級アルキルa)QおよびT は一緒になってHpp(S03H)を示してもよく、 b)  QがH−βAspを示す場合、XはIleを示してもよく、 c)  GがD−Alaを示す場合、MおよびXは共にNetを示してもよく、 d)  QがH−DAspである場合、MおよびXは共にlieを示してもよく 、但しPはPheを示し、 e)QがH−Aspを示し、モしてGがProを示す場合、MおよびXは共にN etを示してもよい〕を有する化合物およびその製薬上許容し得る塩が提供され る。 本発明によれば、式CI)の化合物またはその製薬上許容し得る塩の製造方法も また提供され、この方法はa)式(n) Op−Too−M−G−W−X−Jp−P−Pc  I[〔式中、Qpは0%  Pn−Asp、 pn−βAspまたはPn−DAspを示し、ここで pnはアミノ保護基を示し、 Poは2またはカルボキシ保護基を示し、TOMはチロシンを示し、 JpはJまたはカルボキシ保護アスノ(ルテートを示し、そして M、G、WSX、JおよびPは請求の範囲第1項のとおりである〕 を有する相当する化合物を硫酸化剤で硫酸化し、そして所望もしくは必要により 、得られた化合物から任意の保護基を除去するか、あるいは b)式(II[) Qp−T−M−G−W−X−Jp−P−Pc   m〔式中、Q2、Po、T、 jp、M、G、W、PおよびxLマ先の定義のとおりであり、但し、op、 P cまf:1dJpの少なくとも一つが保護基を示すかまたは保護基を含有してし する〕 を有する相当する化合物から1種またはそれ以上の保護基を除去し、そして、所 望もしくは必要番こより、得られた式(1)の化合物を製薬上許蓉し得る塩jこ 変換する力)まl;はこの逆の変換をすることを特徴とする。 方法a)において、硫酸化剤は例えば二酸化硫黄あるし1はその錯体例えば二酸 化硫黄ピリジンであってよし〜。硫酸化は極性非プロトン性溶媒例えばジメチル ホルムアミドは好ましくは硫酸化剤の過剰量例えばlO〜40モル過剰を用いて 実施する。 方法a)およびb)において、ペプチドの保護基およびその途去方法は当該分野 で周知であり、例えばT.W.  グリーン(Greene)、rプロテクティ プ・グループズ・イン・オーガニック・シンセシイズ(Protectiv G roups  inOrganic Synthesis) 、ライレイ−イン ターサイエンス(Wi ley−1nterscienceX1981年)参照 。保護基の選択およびその除去方法の選択は、式(m)のペプチドの製造に用い た合成法およびペプチド中のアミノ酸に特に左右される。Pcが示し得る適当な カルボキシ保護基には、例えばメチル、t−ブチル、ベンジルおよび4−メトキ シベンジルが包含される。アルコール性アミンまI;はアンモニアで処理するこ とによって容易に除去され得るベンジルが特に好ましい。チロシン中の7エノー ル基およびアスパルテート中のカルボキシ基を保護するのに同様な基を使用し得 る。 固相技術を用いてペプチドを製造する場合、例えばペプチドのカルボキシ末端が 固相樹脂に結合しているペプチドを製造する場合、樹脂に対するペプチドの結合 がカルボキシ保護基として作用する。ペプチジル−樹脂結合の開裂は式(n)の 化合物のカルボキシ末端基の脱保護基を行う。本発明の硫酸エステル含有ペプチ ド最終生成物はカルボキシ末端アミドであり、ペプチド鎖を樹脂に連絡している 化学結合は、適当な試薬によるその開裂が容易にアミドを提供するようなもので なければならない。 強酸(例えば、液状フッ化水素)に対する酢酸エステル基の不安定性のために、 ペプチジル−樹脂結合はより弱い酸(例えば、トリフルオロ酢酸、TFAでの簡 便な処理)および(または)求核試薬(例えば、アンモニア、アミン、水酸化物 およびアルコキサイド)で開裂され得る。 適当な樹脂誘導体のうちには、オキシメチル−ポリスチレン、4− (オキシメ チルフェニル) −(CI,)n−アミノメチル−ポリスチレン(n−0〜3) および4−(オキシメチルフェニル)−オキシメチル−ポリスチレンがあげられ る。同じように置換されたポリアクリルアミド樹脂も上述のポリスチレンベース の樹脂の如くよく適合している。「ポリスチレン」なる用語には、不飽和単量体 例えばジビニルベンゼンの微量通常1%を有する共重合体を包含する。 4−(オキシメチルフェニル’) CH,Co−アミノメチル−ポリスチレン〔 以下本文では4−(オキシメチルフェニル)アセトアミドメチル−ポリスチレン あるいはOCH3−Pam−樹脂と称する〕がペプチドアミドの生成に特に好ま しい。この結合は、所望の如くアンモニア、アルキルアミンまたはジアルキルア ミンのメタノール溶液と反応により容易に開裂されて式(I)のペプチドを生じ る。 Pnで表わされる適当なアミノ保護基には、例えば水添分解によりまj;は酢酸 中の臭化水素により容易に除去されるベンジルオキシカルボニル;ペプチドを冷 トリフルオロ酢酸中に放置することにより除去されるt−ブチルオキシカルボニ ル(Boc) ;希ピペリジン(20%、DMF中)で処理することにより除去 されうるFmoc;(4−メトキシベンジル)オキシカルボニルおよび2−ニト ロフェニルスルフェニルが包含される。BocおよびFmoc基が特に好ましい 。 式(II+)のペプチドは式(I[)の相当する保護されたペプチドの硫酸化に より製造することができる。 式(n)の保護されていないペプチドは相当する式(I[)のペプチドの脱保護 基により製造することができる。 式(n)の新規な保護されたペプチドおよびその新規な中間体は当該分野で周知 の方法により製造することができる。例えば、これらのものは固相樹脂上で工程 毎の基準で個々のアミノ酸を結合させることにより、あるいはまt;固相樹脂上 でアミノ酸の群を結合させて所望のペプチジル−樹脂中間体を生成させることに より製造することができる。周知の如く、このような付加は、アミノ酸のアミノ 基またはアミノ酸の群を例えばそのt−ブチルオキシカルボニル(Boc)もし くは9−フルオレニルメチルオキシカルボニル(Fmoc)誘導体に変換するこ とによって保護し、次にこのようなアミノ酸またはアミノ酸群のカルボキシル基 を例えばそのl−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)またはN−ヒドロ キシスクシンイミド(HOSu)エステル誘導体に変換することによって活性化 することによって達成される。次に、このような保護−活性化中間体をアミノ酸 樹脂または遊離アミノ基を有するペプチジル−樹脂と反応させ、これによりペプ チド鎖を延長してQpが適当な保護基例えばBocまたはFmocを有する式( I[)のペプチジル−樹脂とする。 式(II)の基Pで定められるアミノ酸はいくつかの方法で0CH2−Paw− 樹脂に結合させることができる。(a)例えハ、Boc−保護N−メチルフェニ ルアラニンヲ適当な4−(ブロモメチル)フェニル酢酸エステル(例えばフェナ シルエステル)と反応させ、そして更に処理してBoa −MePhe(4−オ キシメチルフェニル)酢酸とし、このものをアミノメチル−ポリスチレンにカッ プリングさせてBoc −)JePhe −(4−オキシメチルフェニル)アセ トアミドメチルポリスチレン(Boc −MePhe −OCH,−Parn− 樹脂)とする。(b)あるいはまf:、4−Cブロモメチル)フェニル酢酸をア ミノメチルポリスチレンにカップリングさせて4−(ブロモメチル)フェニルア セトアミドメチルポリスチレン(BrCHz −Pam−樹脂)とし、このもの をBoc −MePhe −OHのセシウム塩と反応させてBoc −Phe  −0CH2−Pam−樹脂とすることができる。 適当な活性基には、アミノ酸の酸機能を更に反応性とさせる任意の基の組合せ、 例えば酸クロライド、混合および対称無水物、カルボジイミドとの反応生成物( 例えば、ジクロロへキシルカルボジイミド、 DCC)、および活性エステル( 例えば、HOBtSHO5u、 2−または4−ニトロフェノール、およヒ2. 4.5−1−リクロロフェニルから誘導されるエステル)をあげることができる 。DCCならびにHOBtおよびHOSuのエステルの使用が、収率、副生成物 の欠除および次の精製の容易さの観点から特に好ましい。 本発明の硫酸化ペグチドアミドの固相合成のI;めに自動ペプチド合成装置を使 用した。アミノメチル樹脂またはペプチジル−〇〇Hx −Pam−樹脂(利用 可能窒素1ミリモル)へのカップリング、脱保護基、硫酸化、開裂および生成物 精製のプロトコールを表1に開示する。 表1.硫酸化ペプチドアミド(1ミリモル・スケール)の同相合成のプロトコー ル 他に指示のない限り、各工程の容量は5Q+++Qである。すべての洗滌工程は 3回くり返す。略号: DCC,ジシクロへキシルカルボジイミド; DCM、 ジクロロメタン; DIEA。 N、N−ジイソプロピルエチルアミン、 DMF、ジメチルホルムアミド; H OBt、  1−ヒドロキシベンゾトリアゾール;TFA1トリフルオロ酢酸。 I  DCM               洗 滌   1分間2 工程3. 5または8に進む       −一工程、試薬または溶媒     目 的    混合時間4 工程10.16.21または26に進む   −−(3ミリモ ル)を添加 62−プロパツール        洗 滌    1分間7 工程4に進む            −−(3ミリモル)を添加      リング9 工程4 に進む            −−10DCM                洗 滌    1分間11 49: 1 :so  TFA/アニソ−BOC および   30分間ル/ DCMで処理          t−Bu除去1 2  DCM               洗 滌    1分間13 1  : 19  DIEA/DCMで処理     中 和    1分間14   DCM               洗 滌    1分間15  工程11 16.21または26に進む    −−16DMF                洗 滌    1分間171:4ピペリジン/ DMFで処理   Fm o5除去   3分間181:4ピペリジン/DMFで処理   Fmoc除去    7分間19  DMF               洗 滌    1 分間20  工程15に進む            −      −21D MF               洗 滌    1分間lff1.1tic JI!?=lt#!−一  目 的   混合時間221:2ピリジン/ DM F        洗 滌    1分間231:2ビリジ7 /DMF 60 m12中の   硫酸化   20〜24iI間三酸化硫責ピリジン錯体を添 加 24  DMF               洗 滌    1分間25   工程4に進む            −−26メタノール            洗 滌    1分間27  アンモニア飽和(−20’Cりメタ   樹 脂開裂   2〜5日間ノールまたは20%メタノール 性アミン(250mff) 28  メタノール           洗 滌    1分間29  工程 27〜28からのが液の合併、   単 離     −濃縮 30  アンバーライトXAD−2(ロー   精 製     −ム・アンド ・ハース(Rohm & Haas)、2.5 X 60cm、アンモニア中メタノール勾配0.1M)、 トリスアクリルN MEAE(LKB・インク、(LKB Inc、)、2.5 X47cm、重炭酸アンモニウム勾配〕、 オヨびC* f: ハ)P−400DS−3〔ワットマン(Whatman)、 4.8X 5Qcm、酢酸アンモニウム中 メタノール勾配0.2%〕のカラ ムでの残渣のクロマトグラフ このように製造しI;式(I)の硫酸エステル含有ペプチドは常法により脱塩、 精製することができる。例えば、生成物をトリスアクリルM DEAE、  D EAE−セルロース等の使用によるイオン交換クロマトグラフィー、セファデッ クス(Sephadex)LH−20、セファデックスG−25等の使用による 分配クロマトグラフィー、アンバーライトXAD−2,0DS−シリカゲル等の 使用による逆相クロマトグラフィー、シリカゲル等の使用による正常相クロマト グラフィーあるいは高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により精製するこ とができる。 固相成分(tilt脂)なしで反応を実施する類似の操作は当該分野で周知であ り、大規模の生産に十分に適合している。〔例えば、米国特許第3.892.7 26号参照〕開示し得る式(I)の化合物の製薬上許容し得る塩には、製薬上許 容し得る塩基の塩が包含される。塩基の塩には、有機および無機塩基両者例えば アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウム、テトラエ チルアンモニウムヒドロオキサイド、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチ ルアミン等から誘導される塩が包含される。 R1,R1、R3およびR6の一つまたはそれ以上がアルキルを示す場合、これ らは好ましくは6個まで、更に好ましくは4個までの炭素原子を含有している。 開示し得る特別な基はメチルおよびエチルを包含する。R’R2CHOCOが示 す特別な基は1BuOcoである。 GがGlyを示す式(I)の化合物が好ましい。2がNH,を示す式(I)の化 合物が好ましい。QがβAsp、 Forそして特にSucを示す式(I)の化 合物が好ましい。 式(I)の特に好ましい化合物は5ue−Tyr(SC1sH) −11e−G ly −Trp −Ahx −Asp −MePhe −NH,である。 式(1)のペプチドおよびその製薬上許容し得る塩は動物で薬理学的活性を有す るので有用である。特に、これらのものは動物での摂食活性を抑制する能力を有 しているので有用である。結果として、これらのものは肥満症の予防、治療に有 用である。摂食抑制活性はラットで次の如くして実証することができる。 雄のスプラグ−ドウレイ系(Sprague−Day Iey)ラット(体重3 00〜3509)を個々にケージに入れ、12時間明暗サイクルで維持し、そし て暗サイクルの3時間の間に(但し、この3時間の間に先行する21時間ではな く)給餌するよう少くとも14目間訓練した。検査の日、ラットに腹腔内に食塩 水(比較対照)あるいは供試化合物(食塩水に溶解;通常ラット体重1 kg光 り供試化合物0.3〜300+1gの濃度)を投与した。食塩水または供試化合 物投与後10分で餌を導入した。供試化合物は、試験群が給餌期間(餌の提供後 0.5または3時間で終了する)中に食塩水比較対照群よりも著しく少い餌を消 費したときに、有効とみなす。 本発明のペプチドは哺乳動物の胆のう収縮を刺激する能力を有している。それで 、これらペプチドはまた胆のうX線検査での診断補助剤としても有用である。胆 のう収縮剤の診断補助剤としての使用は十分に確立された医療手法である。 式(I)の化合物およびその製薬上許容し得る塩は、ある種の薬理学モデルにお いて、式(I)の化合物と類似の構造を有する化合物と比較して、より有効であ り、より強力であり、より作用が持続性であり、特に酵素分解6;対してより安 定であり、より選択性であり、毒性がより低く、副作用の発現がより少く、例え ば嘔吐がなく、吸収がより容易であり、作用がより迅速に発現しある(、sはそ の他の有利な効果を有する利点を有している。 本発明によれば、肥満症の治療に使用するための医薬品の製造に式(I)の化合 物およびその製薬上許容し得る塩の使用もまた提供される。 本発明によれば、製薬上許容し得る佐剤、希釈剤または担体と混合した式(I) の化合物またはその製薬上許容し得る塩を包含する(好ましくはその80重量% 未満、更に好ましくは50重量%未満)製薬組成物もまた提供される。 該組成物は腹腔内、静脈内、筋肉内、皮下もしくは鼻腔内投与のためにデザイン することができる。 本発明によれば、肥満症の治療あるいはその予防を必要とする哺乳動物に有効な 量の式(1)の化合物またはその製薬上許容し得る塩を投与することを特徴とす る肥満症の治療方法も提供される。開示し得る式(1)の化合物の量は、単独投 与量あるいは2〜4投与量のうちの分割投与量として、約0.039〜311g /体重bg1日の投与量である。 投与量は患者の必要条件および使用化合物に基づいて変えることができる。 式(I)に対して簡便のt;めに用いる代替の表示方法において、ペプチドは通 常の表示方法に従って表わされる。 例えば、5uc−Tyr(SO,H) −1ie−Gly−Trp−Ahx−人 sp −MePhe −NH2は、QがSucであり、TがTyr(S(hH) であり、Mがlieであり、GがGlyであり、WがTrpであり、XがAhx であり、JがAspであり、PがMePheであり、モしてZがNH2である式 CI)の化合物を表わしている。 他に指示のない限り、すべての光学活性アミノ酸はL−配位である。 本明細書および請求の範囲において、アミノ酸、ペプチド、保護基、活性基等を 記号で表わす場合、ILIPAcおよびJOBで定められたとおりの、あるいは 当該分野で使用されているとおりの通常の記号を用いる。 記号の例を以下に示す。 Ahx・・・・・・・・・2−アミノヘキサン酸Ala・・・・・・・・・アラ ニン Arg争・・・e・・1アルギニン Asn・・・・・・・・・アスパラギンAsp・・・・・・・・・アスパラギン 酸Boa・・・・・・・・・t−ブチルオキシカルボニルDA1a−Φ・・・Q ・・D−アラニンFmoc・・・・・・・・9−フルオレニルメチルオキシカル ボニル For・・・・・・・・・ホルミル Gin・・・・・・・・・グルタミン Glp・・・・・・・・・ピログルタミンGly・・・・・・・・・グリシン Hpp・1・・争・φ・3−(4−ヒドロキシフェニル)フロピオニル HppC5O3H>−−−3−(0−スルホ−4−オキシフェニル)プロピオニ ル 1BuOco・・・・・・インブチルオキシカルボニルlie・・・・−ψ・・ インロイシン Leu・・―・・・Φ・拳ロイシン Lys・・・・・・・・・リジン MePhe・・・・・・・N−メチルフェニルアラニンMePhe−NH:・・ ・N−メチルフェニルアラニンアミドMet・・・・・・・・・メチオニン OBt・・・・・・・・・l−ベンゾトリアゾールエステルOCH*−Pan・ ・・・4−(オキシメチルフェニル)アセトアミドメチル OSu・・・・・・・・・スクシンイミジルオキシエステルOtBu・・・・・ ・・・t−ブチルエステルPhe・1・・・・・・フェニルアラニンProφ・ 1−・φ1プロリン resin”・Φ・Φ・ポリスチレン Suc・・・・・・・・・HOoC(CH,)、C〇−tBu・・・・・・・・ ・t−ブチル Thr・・・・―eφースレオニン Trp・・・・・・・・・トリプトファンTyr・・1−・1+チロシン Tyr−NH:・・・・・チロシンアミドTyr(SOsH)・・O − スル * f 口’y ンTyr(SOsH)−NHx・・・0−スルホチロシンアミ ド〔実施例〕 本発明を次の実施例によって更に具体的に説明する。 ペプチド合成は他に指示のない限りアミノメチル樹脂1ミリ当量で開始した。こ の場合樹脂はスチレン:ジビニルベンゼン99:1重量比の共重合体であった。 反応は他に指示のない限り室温で実施した。洗滌工程は他に指示のない限り特定 の溶剤50II112で3回実施した。 1、中間体の製造 中間体A Boc − MePhc− ( 4−オキシメチルフェニル)酢酸アセトニトリ ル1000mff中のBoc − MePhe − OH(27.93g)およ び4−(ブロモメチル)フェニル酢酸フェナシルエステル(33.329)の溶 液にフッ化カリウム二水和物(18.289)を加えた。懸濁液を一夜撹拌し、 濾過し、そしてろ液を蒸発乾固した。残渣、BoC− MePhe − ( 4 −オキシメチルフェニル)酢酸フェナシルエステルを85%酢酸(120mQ) に溶解し、亜鉛末(1289)で処理し、そして2〜4時間撹拌した。枦遇した 反応混合物を約400m(lに濃縮し、そして水約3200+42で希釈すると 油が得られ、このものをEtOAcに溶解し、そしてジシクロヘキシルアミン( DCHA)で処理すると標記化合物のDCHA塩41.319が得られた。融点 120〜122℃。 中間体B Fmoc − Met − Asp(OtBu) − OHFmoc−Met− OSuは、Fmoc − Met − OH(14.87g)、HOSu(5. 52g)およびジシクロへキシルカルボジイミド( DCC。 8、26g)をテトラヒトO 7 ラフ(THF,  200mff)中0℃テ 3.5時間反応させることにより、系中に製造された。沈殿したジシクロヘキシ ル尿素(DCU)を炉去し、そしてTHFP液をN水素化ナトリウム40II1 12を加えておいた10 : l  水/THFの220m4中のH − As p(OtBu) − OHの冷溶液に加えた。反応混合物を室温で一夜撹拌した 後、固体クエン酸(209)をEtOAc(600+n(1)と共に加えた。E tOAc層を分離し、10%クエン酸および塩水で洗い、そして乾燥しI;(硫 酸マグネシウム)。EtOAc溶液を蒸発させると、残渣が得られ、このものを EtOAc 200mffに溶解し、モしてDCHA(7.84+mQ)で処理 すると所望の生成物のDCHA塩17.939が沈殿した。 融点159〜162°C0 中間体C H − Phe − OCH! − Paw−樹脂Boc − Phe − ( 4−オキシメチルフェニル)酢酸(0.83g、2ミリモル)、1−ヒドロキシ ベンゾトリアゾール(HOBt。 0、46g、3ミリモル)およびDCC(0.419、2ミリモル)を4 :  I  DCM/DMFの50mffに溶解し、そして1時間0℃で撹拌した。ア ミノメチル樹脂(1.34g、1ミリモル使用可能窒素)を濾過した反応混合物 (沈殿したDCtlを除去)に懸濁し、そして2〜15時間振とうした。生成物 Boc − Phe− OCH ! − Pam−樹脂をか過によって単離し、 そして表1(工程lO〜14)に従って処理すると所望のペース、H−Phe−  OCH. − Paw−樹脂が得られた。 中間体D M − MePhe − OCH, − Paw−樹脂アミノメチル樹脂(1. 349、1ミリモル利用可能窒素)に、l : 3  DMF/DCMの40t rQ中のBoc − MePhe − (4−オキシメチルフェニル)酢Wi( 中間体A1そのDCHA塩、1.82g、3ミリモルから)およびHOBt(0 .69g、4.5ミリモル)、次いでDCMの2Qmff中のDCC(0.62 9、3ミリモル)を加え、得られI;懸濁液を2〜15時間振とうした。所望の 生成物Boc − MePhe − OCH2 − Pam−樹脂を濾過によっ て単離し、2−グロパノールおよびDCMで洗滌し、そして表、l(工程10〜 14)に従って処理すると所望の遊離ペースト1aPhe−OCH,−樹脂が得 られt;。 中間体E イソブチルスクシンイミジルカーボネート(iBuoco −OSu) クロロホルム600+++Q中のインブチルクロロホルメート(26+1lI2 .200ミリモル)の溶液にN−ヒドロキシスクシンイミド(HOSu、 49 .28g、200ミリモル)のジシクロヘキシルアミン塩を少量ずつ加えた。得 られた懸濁液を一夜撹拌した後、沈殿しI:DCHA塩酸塩を枦取し、クロロホ ルムで洗滌した。濃縮した炉液(約50Il+12)および洗液を酢酸エチル( EtOAc)400+ffで希釈し、そして10%クエン酸(4X 100mf f)、塩水(2X 10(had)、lO%重炭酸ナトリウム(3X 100m 12)および塩水(4X 100mQ)で洗滌し、次に乾燥しく硫酸マグネシウ ム)、濾過し、そして約10011112に濃縮した。エーテルで希釈し、ヘキ サンで沈殿させると、1BuOco −O5uの26.f)9 (62%収率) が得られた。融点33〜35℃。 2、式(I)の化合物の製造の実施例 実施例 l H−DAsp−Tyr(SOJ)−+1e−Gly−Trp−11e−Asp− Phe−NH。 H−Phe −OCH! −Pam−樹脂(中間体C)を表1(カップリング工 程5〜7、次いでFmoc除去工程16〜20)に従って順次Fmoc −11 e −Asp(OtBu) −OH(中間体B、Fmoc−Met−OH,Fm oc−1ie−OHで置換) 、Fmoc−Trp−OH。 Fmoc−Gly−OH,Fmoc−1ie−OH,Fmoc−Tyr(tBu )−OHおよびFmoc −DAsp(OtBu) −OHとカップリングさせ るとFmoc−DAsp(OtBu)−Tyr(tBu) −1ie−Gly− Trp −lie −Asp(OLBu) −Phe −0CH2−Pam−樹 脂が得られ、このものを表1(工程10〜15、工程21〜25、工程16〜2 0、次にアンモニアによる工程26〜29)に従って脱保護基、硫酸化、脱保護 基および樹脂からの開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを表1 (工程 30)に従って順次アンバーライト(Amberlite) XAD −2およ びP−40,0DS−3でクロマトグラフィー精製すると標記化合物のアンモニ ウム塩2701Rgが得られた。酸分解に次いでのアミノ酸分析ではTyr 1 .00(1)、lie 1.94(2)、Gty O,98(1)、Asp 2 .14(2)およびPhe O,94(1)が得られた。赤外線吸収スペクトル は105105O’に硫酸エステルの典型的な強いピークを示しt二。 TLC Rr  O,41一 実施例 2 H−Asp −Tyr(So、H) −Met −Pro −Trp −Met  −Asp −MePhe−NH。 H−MePhe −OCH! −Pam−樹脂(中間体D)を表1(カップリン グ工程3〜4次いでFmoc除去工程16〜20)に従って順次Fmoc −M et −Asp(OtBu) −OH(中間体B)、Fmoc−Trp −OH SFmoc −Pro −OH% Fmoc −Met −OH% Fmoc  −Tyr −OH,およびBoc −Asp(OtBu) −OHとカップリン グさせるとBoc −Asp(OtBu) −Tyr −Met −Pro − Trp −Met −Asp(OtBu)−MePhe −0CH2−Pam− 樹脂が得られ、このものを表1(工程21〜25、工程10〜15、次いでアン モニアで工程26〜29)に従って硫酸化、脱保護基および樹脂からの開裂を行 うと標記化合物が得られ、このものを表1(工程30)に従って順次トリスアク リル(Trisacryl)M DEAEおよびP−40,0DS−3でクロマ トグラフィー精製すると標記化合物のアンモニウム塩83!119が得られた。 酸分解に次いでのアミノ酸分析ではAsp 1.99(2)、Tyr 1.00 (1)、Metl、91(2)およびPro 1.11(1)が得られた。赤外 線吸収スペクトルは105105O’に硫酸エステルの典を的な強いピークを示 した。TLCRr 0−34゜ 実施例 3 ’ 1BuOco −Tyr(SO,H) −Met −DAla −Trp  −Met −Asp −MePhe−NH* H−MePhe −OCH,−Paw−樹脂(中間体D)を順次表1(カップリ ング工程5〜7次いでFmoc除去工程16〜20)に従ってFmoc −Me t −Asp(OtBu) −OH(中間体B)、Fmoc −Trp−OH, Fmoc−DAla−OH,Fmoc−Met−OH,およびFmoc −Ty r(tBu) −OHとカップリングさせるとH−Tyr(tBu) −Met −DAIa−Trp−Met−Asp(OtBu)−MePhe−OCH2−P am−樹脂が得られ、このものを表1(工程8〜9)に従ってDMF中の1Bu OcOO5u (中間体E)とカップリングさせると1BuOco −Tyr( tBu) −Met −DAla −Trp −Met −Asp(OtBu)  −MePhe −0CH2−Pam−樹脂が得られ、このものを脱保護基、硫 酸化、そして表1(工程lO〜15、工程21〜25次いでアンモニアによる工 程26〜29)に従って樹脂の開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを順 次表1(工程30)に従ッテアンバー5 イ)XAD−2オヨびP−40,0D S−3でクロマトグラフィー精製すると標記化合物のアンモニウム塩80III gが得られた。酸分解に次いでのアミノ酸分析ではTyr 1.02(1)、M et 1.84(2)、Ala 1.05(1)、Aspl、05(1)、およ びMePhe 1.04(1)が得られた。赤外線吸収スペクトルは1050C !I+−”に硫酸エステルの典型的な強いピークを示した。TLCRr O,9 5゜実施例 4 H−βAsp−Tyr(SO,H) −11e−Gly−Trp −1ie−A sp −MePhe−NH2 H−MePhe −0CH2−Paw−樹脂(中間体D)を、順次表1(カップ リング工程5〜7、次いでFmoc除去工程16〜20)に従ってFmoc − 11e −Asp(OtBu) −OH(中間体B)、Fmoc −Met − OH,Fmoc −lie −OHで置換)、Fmoc −Trp −OH,F moc−Gly−OHs  Fmoc−+1e−OH,Fmoc−Tyr(tB u)−OHおよびBOc−βAsp(OtBu) −OHとカップリングさせる とBoc−βAsp(OtBu)−Tyr(tBu)−1ie−Gly−Trp −1ie −Asp(OtBu)−MePhe−OCH=−Pam−樹脂が得ら れ、このものを表1(工程10〜15)に従って脱保護基を行い、そして表1( 工程8〜9)に従ってFmoc −O3uとカップリングさせるとFmoc−β Asp−Tyr −1ie−Gly−Trp−1ie−Asp−MePhe−O CH2−Paw−樹脂が得られ、このものを表1(工程21〜25、工程16〜 20次いでアンモニアによる工程26〜29)に従って硫酸化、脱保護基および 樹脂からの開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを表1(工程30)に従 って順次アンバーライトXAD−2およびP−40,0DS−3でクロマトグラ フィー精製すると標記化合物のアンモニウム塩1001119が得られた。酸分 解に次いでのアミノ酸分析ではAsp 2.01(2)、Tyr 1.00(1 )、lie 1.98(2)、Gly 1.02(1)、およびMaPhe O ,95(1)が得られた。 赤外線吸収スペクトルは105105O’に硫酸エステルの典型的な強いピーク を示しt;。TLCRr O,47゜74@  5− For−Tyr(SO3M) −lie−Gly−Trp−Ahx−Asp−M ePhe −NH。 H−MePhe −OCH,−Paw −樹脂(中間体D)を順次表1(カップ リング工程5〜7、次いでF+noc除去工程16〜20)に従ってFmoc  −Ahx −Asp(OtBu) −OH(中間体B)、Fmoc −Met  −OH,Fmoc −Ahx −OHで置換)、F+noc −Trp −OH lFmoc−cxy −OH,およびFmoc −11e −OHとカップリン グさせるとH−lie−Gay−Trp−Ahx−Asp(OtBu)−MeP he−OCHz−Pam−樹脂が得られ、このものを表1(工程1O−15)に 従って脱保護基を行うと、H−11e−Gly−丁rp −Ahx −Asp  −MePhe −OCH,−Pam−樹脂が得られ、このものを表1 (工程3 〜4)に従ってFor −Tyr −OHとカップリングさせるとFor −T yr −lie −Gly −Trp −Ahx −Asp −MePhe − 0CHz −Pam−樹脂が得られ、このものを表1(工程21〜25次いでア ンモニアによる工程26〜29)従って硫酸化および樹脂からの開裂を行うと標 記化合物が得られ、このものを表1(工程30)に従って順次アンバーライトX AD−2およびP−40,0DS−3でクロマトグラフィー精製すると標記化合 物のアンモニウム塩60m9が得られた。酸分解に次いでのアミノ酸分析ではT yr O,99(1)、lie 1.01(1)、Ahxl、05(1)、Gl y  1.04(1)、Asp 1.05(1)、およびMePheO,86( 1)が得られた。赤外線吸収スペクトルは105105O’に硫酸エステルの典 型的な強いピークを示した。 TLCR。 0.51゜ 実施例 6 Sue−Tyr(SO,H)−11e−Gly−Trp−Ahx−Asp−Me Phe −NH。 H−MePhe −OCR,−Paw−樹脂(中間体D)を順次表1(カップリ ング工程5〜7、次いでFmoc除去工程16〜20)に従ってFmoc −A hx −Asp(OtBu) −OH(中間体33. )”moc −Net  −OH,、Fmoc−Ahx−OHで置換)、Fmoc −Trp−OH,Fm oc−Gly −OH,Frnoc−11e−OH%およびFTIIOC−Ty r(tBu) −OHとカップリングさせるとH−Tyr(tBu) −lie  −Gly−丁rp −Ahx −Asp(OtBu) −MePhe −0C H2−Pam−樹脂が得られ、このものを表1(工程8〜9)に従ってDMF中 の無水コハク酸とカップリングさせると5uc−Tyr(tBu) −1ie− Gly −Trp −Ahx −Asp(OtBu) −MePhe −0CH 2−Paw−樹脂が得られ、このものを表1(工程lO〜15、工程21〜25 、次いでアンモニアによる工程26〜29)に従って脱保護基、硫酸化、そして 樹脂からの開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを表1 (工程30)に 従って順次アンバーライトXAD−2およびP−40,0DS−3でクロマトグ ラフィー精製すると標記化合物のアンモニウム塩60myが得られた。 酸分解に次いでのアミノ酸分析ではTyr 0.99(1)、l1eO,94( 1)、Ahx 0.96(1)、Gly 1.02(1)、Asp 1.00( 1)、およびMePhe  1.09(1)が得られた。赤外線吸収スペクトル では105105O’に硫酸エステルの典を的な強いピークを示し ブこ 。   TLCRr   O,65゜え蔗[7 iBuOco−Tyr(SOsH) −11e−Gly−Trp−Ahx−As p−MePhe−NH。 H−MaPhe −OCH,−Paw−樹脂(中間体D)を順次表1(カップリ ング工程5〜7、次いでFmoc除去工程16〜20)に従ってFtnoc − Ahx −Asp(OtBu) −OH(中間体B、Fmoc−Met−OH, Fmoc −Ahx −OHで置換)、Frnoc −Trp −OH,Frn oc−Gly −OH,Fmoc −lie −OHsおよびFmoc −Ty r(tBu) −OHとカップリングさせるとH−Tyr(tBu) −+1e  −Gly −Trp −Ahx −Asp(OtBu) −MePhe −0 CH2−Paw−樹脂が得られ、このものを表1(工程8〜9)に従ってDMF 中の無水コハク酸とカップリングさせると1BuOco−Tyr(tBu)IJ e−Gay−Trp −Ahx −Asp(OtBu) −MePhe −OC R,−Pam −It脂が得られ、このものを表1(工程10−15.工程21 〜25、次いでアンモニアによる工程26〜29)に従って脱保護基、硫酸化、 そして樹脂の開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを順次表1 (工程3 0)に従ってアンバーライトXAD−2j−jよびP−40,0DS−3でクロ マトグラフ(−精製すると標記化合物のアンモニウム塩130+119が得られ た。 酸分解に次いでのアミノ酸分析ではTyr  1.05(1)、1ie1.04 (1)、Ahx 1.Q3(1)、Gly 1.06(1)、Asp 1.07 (1)、およびMePhe O,76(1)が得られた。赤外線吸収スペクトル では105105O’に硫酸エステルの典型的な強いピークを示した。TLCR t O,93゜ 東*@  8− Hpp(SO,H) −lie −Gly−Trp−Ahx−Asp−MePh e−NH2)! −MePhe −OCH、−Pam−樹脂(中間体D)を順次 表1(カップリング工程5〜7、次いでFrnoc除去工程16〜20)に従っ てFmoc −khx−λ5p(OtBu) −OH(中間体B、Fmoc−M et −OL Fmoc −Ahx −OHで置換)、FTDOC−Trp − OH% Fmoc−Gly −OH,およびFmoc 711e −OHとカッ プリングさせるとH−11e−Gly−丁rp−Ahx −Asp(OtBu) −MePhe −OCH2−Pam−樹脂が得られ、このものを表1(カップリ ング工程8〜9)に従ってHpp−O5uとカップリングさせるとHpp−+1 e−Gly−Trp−Ahx−Asp(OtBu)−MePhe−OCH2−P am −樹脂が得られ、このものを表1(工程lO〜15.工程21〜25、次 いでアンモニアによる工程26〜29)に従って脱保護基、硫酸化および樹脂の 開裂を行うと標記化合物が得られ、このものを表1 (工程30)に従って順次 アンバーライトXAD−2オよびP−40,0DS−3チクO?トゲラフイー精 製すると標記化合物のアンモニウム塩30myが得られた。酸分解に次いでのア ミノ酸分析ではlie O,86(1)、Ahx O,82(1)、Gly 1 .16(1)、およびAsp 1.17(1)が得られた。赤外線吸収スペクト ルでは105105O’に1iL酸エステルの典型的な強いピークを示した。T LCRr O,64゜国際調査報告 一−ヤ・++al^・崗−→””  PCT/GB 901000801−1− −4−1 h*w−r*ba−11@、 PCT / GB 90 / OOO 80国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I) Q−T−M−G−W−X−J−P−ZI〔式中、 QはH−Asp、H−βAsp、H−DAsp、For、Sucまたは、R1R 2CHOCOを示し、 TはTyr(SO3H)を示し、 MはIleを示し、 GはGly、D−AlaまたはProを示し、WはTrpを示し、 XはAhxを示し、 JはAspを示し、 PはMepheを示し、 ZはNR3R4を示し、 R1、R2、R3およびR4は独立してHまたは低級アルキルであり、 更に、 a)QおよびTは一緒になってHpp(SO3H)を示してもよく、 b)QがH−βAspを示す場合、XはIleを示してもよく、 c)GがD−Alaを示す場合、MおよびXは共にMetを示してもよく、 d)QがH−DAspである場合、MおよびXは共にIleを示してもよく、但 しPはPheを示し、e)QがH−Aspを示し、そしてGがProを示す場合 、MおよびXは共にMetを示してもよい〕を有する化合物およびその製薬上許 容し得る塩。
  2. 2.GがGlyを示す請求の範囲第1項の化合物。
  3. 3.ZがNH2を示す請求の範囲第1〜2項の化合物。
  4. 4.QがβAsp、ForまたはSucを示す請求の範囲第1〜3項の化合物。
  5. 5.Suc−Tyr(SO3H)−Ile−Gly−Trp−Ahx−Asp− MePhe−NH2である請求の範囲第1〜4項の化合物またはその製薬上許容 し得る塩。
  6. 6.H−DAsp−Tyr(SO3H)−Ile−Gly−Trp−Ile−A sp−Phe−NH2、 H−Asp−Tyr(SO3H)−Net−Pro−Trp−Met−Asp− MePhe−NH2、 iBuOCO−Tyr(SO3H)−Met−DAla−Trp−Met−As p−MePhe−NH2、 H−βAsp−Tyr(SO3H)−Ile−Gly−Trp−Ile−Asp −MePhe−NH2、 For−Tyr(SO3H)−Ile−Gly−Trp−Ahx−Asp−Me Phe−NH2、 iBuOCO−Tyr(SO3H)−Ile−Gly−Trp−Ahx−Asp −MePhe−NH2である請求の範囲第1〜5項の化合物またはその製薬上許 容し得る塩。
  7. 7.製薬上許容し得る佐剤、希釈剤または担体と混合した請求の範囲第1〜6項 の化合物を包含する製薬組成物。
  8. 8.請求の範囲第1〜6項の化合物の製法において、a)式(II) Qp−ToH−M−G−W−X−Jp−P−PcII〔式中、QpはQ、Pn− Asp、Pn−βAspまたはPn−DAspを示し、ここで Pnはアミノ保護基を示し、 PcはZまたはカルボキシ保護基を示し、TOHはチロシンを示し、 JpはJまたはカルボキシ保護アスパルテートを示し、そして M、G、W、X、JおよびPは請求の範囲第1項のとおりである〕 を有する相当する化合物を硫酸化剤で硫酸化し、そして、所望もしくは必要によ り、得られた化合物から任意の保護基を除去するか、あるいは b)式(III) Qp−T−M−G−W−X−Jp−P−PcIII〔式中、Qp、Pc、T、J p、M、G、W、PおよびXは先の定義のとおりであり、但し、Qp、Pcまた はJpの少なくとも一つが保護基を示すかまたは保護基を含有している〕 を有する相当する化合物から1種またはそれ以上の保護基を除去し、そして、所 望もしくは必要により、得られた式(I)の化合物を製薬上許容し得る塩に変換 するかまたはこの逆の変換をすることを特徴とする上記製法。
JP2502041A 1989-01-26 1990-01-18 硫酸エステル基を有するペプチド Pending JPH03503769A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/303,425 US5086042A (en) 1985-12-19 1989-01-26 Peptides with sulfate ester groups
US303,425 1989-01-26

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03503769A true JPH03503769A (ja) 1991-08-22

Family

ID=23172027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2502041A Pending JPH03503769A (ja) 1989-01-26 1990-01-18 硫酸エステル基を有するペプチド

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5086042A (ja)
EP (2) EP0381340A3 (ja)
JP (1) JPH03503769A (ja)
AU (1) AU4943090A (ja)
CA (1) CA2026005A1 (ja)
IE (1) IE900285L (ja)
PT (1) PT92960A (ja)
WO (1) WO1990008773A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NZ228855A (en) * 1988-04-25 1992-08-26 Hoffmann La Roche Tyrosine analogues and peptides containing them especially cholecystokinin (cck) analogues
EP0495013B1 (en) * 1989-11-27 1995-03-08 Fisons Corporation Hexapeptides with sulphate ester groups
US5502164A (en) * 1989-11-27 1996-03-26 Fisons Corporation Peptide compounds having therapeutic activity
US5380872A (en) * 1992-07-14 1995-01-10 Glaxo Inc. Modulators of cholecystokinin
US6737408B1 (en) 1997-08-07 2004-05-18 University Of Cincinnati Compounds for control of appetite, blood pressure, cardiovascular response, libido, and circadian rhythm
US6838431B2 (en) * 1999-07-27 2005-01-04 Pacific Health Laboratories, Inc. Nutritional intervention composition containing a source of proteinase inhibitor extending post meal satiety
US6207638B1 (en) 2000-02-23 2001-03-27 Pacifichealth Laboratories, Inc. Nutritional intervention composition for enhancing and extending satiety
US6429190B1 (en) 2000-12-15 2002-08-06 Pacifichealth Laboratories, Inc. Method for extending the satiety of food by adding a nutritional composition designed to stimulate cholecystokinin(CCK)
AU2002232575A1 (en) 2000-12-15 2002-06-24 Pacifichealth Laboratories, Inc. Nutritional composition for improving the efficacy of a lipase inhibitor
US20050222040A1 (en) * 2004-04-05 2005-10-06 Blm Group, Inc. Vertebrate peptide modulators of lipid metabolism
US20070197445A1 (en) 2006-01-18 2007-08-23 University Of Cincinnati Compounds for control of appetite
EP3613757A1 (en) * 2018-08-20 2020-02-26 Wntresearch AB Solution phase routes for wnt hexapeptides

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3705140A (en) * 1967-10-05 1972-12-05 Luigi Bernardi Peptides related to the c-terminal sequence of cck-pz and caerulein
US3839315A (en) * 1968-05-03 1974-10-01 Squibb & Sons Inc Novel peptides having cholecystokinin activity and intermediates therefor
US3892726A (en) * 1969-05-27 1975-07-01 Squibb & Sons Inc Tyrosine-O-sulfate containing peptides
DD128973B1 (de) * 1976-11-29 1979-11-28 Hartmut Niedrich Verfahren zur herstellung von peptiden,die tyrosinsulfat enthalten
US4351829A (en) * 1980-09-26 1982-09-28 Farmitalia Carlo Erba Spa Use of polypeptides as analgesic drugs
DK489683A (da) * 1982-10-27 1984-04-28 Amano Pharma Co Ltd Fremgangsmaade til fremstilling af peptider
US4490364A (en) * 1983-05-20 1984-12-25 The Salk Institute For Biological Studies CCK Agonists II
US4530836A (en) * 1983-05-31 1985-07-23 Amano Pharmaceutical Co., Ltd. Peptide
EP0161468A3 (en) * 1984-05-07 1988-10-26 Pennwalt Corporation Process for the solid phase synthesis of peptides which contain sulfated tyrosine
US4769445A (en) * 1985-03-04 1988-09-06 Pennwalt Corporation Process for the solid phase synthesis of peptides which contain sulfated tyrosine
NZ218607A (en) * 1985-12-19 1989-10-27 Pennwalt Corp Tri-to acta-peptides with sulphate ester groups: obesity treatment
IL84478A0 (en) * 1986-11-18 1988-04-29 Pennwalt Corp Peptides with sulfate ester groups and their preparation
US4808701A (en) * 1987-03-30 1989-02-28 Hoffmann-La Roche Inc. Cyclic peptides having appetite regulating activity

Also Published As

Publication number Publication date
CA2026005A1 (en) 1990-07-27
EP0381340A2 (en) 1990-08-08
EP0417217A1 (en) 1991-03-20
AU4943090A (en) 1990-08-24
PT92960A (pt) 1990-07-31
US5086042A (en) 1992-02-04
IE900285L (en) 1990-07-26
WO1990008773A1 (en) 1990-08-09
EP0381340A3 (en) 1990-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DK175042B1 (da) Kunstharpiks, fremgangsmåde til fremstilling deraf samt fremgangsmåde til fremstilling af peptider og peptidamider under anvendelse af kunstharpiksen
JPH03503769A (ja) 硫酸エステル基を有するペプチド
US6897289B1 (en) Peptide synthesis procedure in solid phase
EP0226217B1 (en) Peptides with sulfate ester group
JPS5973574A (ja) 環状ジペプチド類
EP0268297A2 (en) Peptides with sulfate ester groups
HU192206B (en) Process for preparing novel peptides
US4427827A (en) Synthesis of hormone fragments
US4416820A (en) Indole derivatives and a method for production of peptides
AU644128B2 (en) Hexapeptides with sulphate ester groups
AU604785B2 (en) Peptides with sulfate ester groups
HU201338B (en) Process for producing peptides and pharmaceutical compositions containing them
JPS63198699A (ja) スルフエートエステル基を有するペプチド
NZ246195A (en) Peptides useful as therapeutic agents particularly in feeding inhibition and compositions thereof
JPS63215697A (ja) 弛緩ペプチドおよびその製造方法