JPH03503697A - ロツク機構付きねじ込み式電気コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ロック機構付きねじ込み式電気コネクタ本発明は、２つの接続可能な相補的な要 素を有する型のコネクタに関し、その一方の要素が、他方の要素のねじ付き部分 と結合する回転式の内ねじ付きロッキングリングを有し、リングは、円周方向に 関して、大きい傾斜の面とわずかな傾斜の面とを区分するエツジをそれぞれに有 する間隔を置いて配置された内歯を含み、リングを搭載している要素は、さらに 一方の末端で埋め込まれ、かつ、他方の末端が自由であり、ねじが緩む方向への リングの回転に抵抗するラチェット機構を形成するように、歯の底部とともに作 動する弾力的なブレードを備え、前記他方の末端は、ねじが緩む方向へのリング の回転に抵抗するために、高い傾斜の面と接している。

前記コネクタは、しばしば「ロック機構付き」と呼ばれ、リングを緩めるために 加えられるトルクは、締めるのに必要なトルクよりも高い。それらは、ねじ結合 部を緩ませる振動の危険があり、かつ多くの場合に差し込み結合が除外されてい る航空工学において、特にエンジンと関連した電気コネクタとしての重要な応用 分野を見出している。

多数のロック機構付きコネクタはすでに公知で、その弾力的なブレードは、ねじ 付きの要素に関して回転しないように講じられたワッシャに固着している。

それらの場合、ねじを締めるトルクと緩めるトルクとの比率が高い値にならず、 （米国特許Ａ第４．０３０．７９８号）、あるいは弾力的なブレードが押しつぶ されて、コネクタが完全に結合された位置で動かなくなる危険がある。

本発明の目的は、動かなくなる危険性を伴わずに、ねじを締めるトルクと緩める トルクとの比率を３にも達するような高い値にすることを可能にする上述した型 の電気コネクタを提供することである。そのために、本発明は、各ブレードが埋 込部分から締めつけ解向に向けられており、かつ自由な末端において半径方向外 側に向けられ、角度が歯の面と面との間の角度と同じ水準の大きさである折り曲 げ部を有し、大きし）傾斜の面が締めつけ解除の際に折り曲げ部に当って抵抗す るコネクタを提供することである。

この装置により、締めつけ解除の際しこブレードカイ動かなくなることがなく、 大きい傾斜の面にほぼ半径方向の傾斜を与えることが可能になり、半径方向Ｇこ 関する歯の底部からの残りの角度は、締めつけ解除中のリングの回転方向に関し て後方に向けられてし）る。

各ブレードの埋め込まれた末端は、例えばブレードから切り出されたウェッジま たは弾力的なラグでリングを保持する要素のスリット中で末端を押えるような、 非常に簡単な方法で確実に保持することができる。

一般にブレードは、埋込部分から順に半径方向に関してほぼ９０６の方向を有す る部分と、約９０″′の角度を形成する折り曲げ部と、鋭角の屈曲を有し、半径 方向外側に向けられた自由な末端部分とを有している。

本発明は、非限定的な例として与えられる特定の実施例およびいくつかの変形を 形成するコネクタの以下の説明から、よりよく理解できる。説明は、添付の図面 を参照としている。

第１図は、ねじ込み結合の締め終った点におけるコネクタの部分的断面を示す単 純化した立面図である。

第２図は、第１図の線ＩＩ　−ＩＩを通る部分断面図である。

第３図は、自由な状態でのブレードの形状を示す拡大図である。

第４図および第５図は、第３図と似ているが、リングに当ることにより弾力的に 曲げられている状態でのブレードの変形構成を示す。

第６図は、第５図の矢印■の方向に見たブレードの埋め込まれた末端を示す。

第７図は、さらに別の変形の透視図である。

第１図に示すコネクタは、２つの相互に接続可能な要素１０および１２を含むが 、その内部構成は重要ではなく、例えばフランス特許出願１９８５年第１２２８ ９号に説明されているようなものである。この場合、各要素は、接点（ビンまた はソケット）を受ける固形絶縁物を含む管状ボディーから成る。

絶縁物１２のボディー１４上には、ロッキングリング１６が搭載されている。前 記リングは、要素１０のボディー上に与えられているねじ部分１８上にねじ込め るように、全長の一部分の内側にねじが切っである。

ロッキングリング１６は、要素１２のボディー上で自由に回転可能であるが、軸 方向には保留されている。そのため、第１図に示す場合において、リング１６は ボディー１４の溝中に保持されているワッシャ２６に対して当るように設計され ているショルダーを有し、かつボディー１４のラジアルショルダー２４に対して 保持されているリング２０の後ろに、外囲を制限するように形成されている薄い 後部スカート１９を有する。

第２図を参照すると、リング１６は、半径方向内側に向けられ、円周方向に等間 隔を置いて配置されてしする、説明の実施例においては数にして１４個の歯を有 する。各歯は、鋭いエツジ３０により区分されてｌ／Ａる小さい平均傾斜の前面 ２７および大きい傾斜の後面２８を（締め付は方向に）順に含むとみなされる。

実際上、好結果は一般に面２８と半径方向との間の数度の角度により得られる。

各歯の底部は面２８と次に続く面２７との間の円柱状部分であり、円柱状部分の 末端と次のエツジ３ｏとの間のギャップ中にある。したがって、傾斜部分には、 低いトルクでのねじ込みでたわむ、弾力的なラチェットの作動を確実にするのに 十分な傾斜が与えられる。

歯は弾力的な歯止めブレード３１とともに作動し、各ブレードの一方の末端は要 素１２のボディー１４中に埋め込まれている。第２図においては、数にして４つ の前記ブレードが円周方向に等間隔を置いて配置されている。各ブレードは、ボ ディー１４中の埋込部分から矢印ｆの方向（緩める時のリング１６の回転方向） に、 一自由な状態の時に直線で（第３図）、接線に関してわずかな、またはＯｏの角 度を形成しており、埋め込まれた末端に屈曲して接合されている部分で、第２図 および第３図に示す場合には、埋め込まれた末端とそこに接合されている部分と の間の角度が約１００＠で、埋め込まれた末端が半径に関して約１０°の角度を 形成しているような部分、 −大きい傾斜の次に続く面を支持するために、静止状態で前記部分に関して約９ ０°の角度を形成している折り曲げ部、 −および最後に、リングの各面の間の角度にほぼ等しい値の鋭角で曲げられて折 り曲げ部に接合されている、歯の底部の円柱状部分から突出するのに十分な長さ を有する自由な末端部分、 を含むとみなされる。

第１図に示す実施例において、ブレード３１は、圧入ばめのシム３４により、要 素１４に刻まれている溝３２中に固定されている。前記解決法は考えられる唯一 のものではない。埋め込まれている末端は、他の手段によっても固定される。第 ４図に示す場合においては、シムは埋め込み部分中に形成されている弾力的なボ ス３６を支持している。第５図および第６図に示す場合においては、埋め込まれ ている末端は埋め込み部分から切りだされて、かつ後方に突出している２つのラ グ３８により所定の位置に保持されている。ラグ３８は、その弾力性により、埋 め込み部分の挿入を可能としているが、ブレードの除去には抵抗するような方向 に向けられている。

圧入ばめのシム（第４図）または弾力性ラグ（第５図および第６図）による固定 の代わりに、例えば第７図に示すような、変形による接続を利用することもでき る。第７図において、ボス３６を受けることを目的としたくぼんだ部分を有する シム３４は、滑りばめで挿入される。シム３４は、２つの側部ノツチ４ｏを有し 、パンチにより得られるボディー１４の素材の突起をノツチに係合させることに より固定される。変形は、製造ラインで容易に、予め定められた深さを付けて行 なわれる。

すべての場合において、ブレードは、金属のストリップを切り抜き、かつプレス で曲げることにより形成され、金属ストリップは、形成中、ブレードの一方の末 端から他方の末端への長手方向が圧延方向に向けられるように配置される。

本発明は、前記以外の多数の変形が可能であり、本発明の範囲は、当然、同等の ものの範囲に入るすべての変形に及ぶことになっている。

国際調査報告 国際調査報告　　　　　ＰＣＴ／ｒＲ８９１００１７３Ｓ＾　　２８３９９

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．接続可能な相補的な要素（１０、１２）を有する電気コネクタであって、そ の一方の要素が、他方の要素のねじ付き部分と結合する回転式のねじ付きロッキ ングリング（１６）を有し、リングは、円周方向に関して大きい傾斜の面（２８ ）とわずかな傾斜の面とを区分する鋭いエッジ（３０）をそれぞれに有する間隔 を置いて配置された内歯を含み、リングを搭載している要素はまた、一方の末端 が埋め込まれ、かつ、他方の末端が、ねじを緩める方向へのリング（１６）の回 転に祇抗するラチェット機構を形成するように、歯の底部とともに作動する弾力 的なブレード（３１）を備えている電気コネクタにおいて、 各ブレード（３１）が、埋込部分から締めつけ解除中にリンク（１６）の作用に より張力をかけられるような方向に向けられており、かつ、自由な末端部分が半 径方向外側に向けられ、角度が歯の面と面との間の角度と同じ水準の大きさであ る折り曲げ部を有し、大きい傾斜の面が締めつけ解除の際に折り曲げ部に当てら れることを特徴とする電気コネクタ。
2. ２．各ブレードが、埋込部分から、半径に対してほぼ９０°の方向を有する部分 と半径方向外側に約９０の角度を形成する折り曲げ部および鋭角に折れ曲がって 折り曲げ部に接合されている自由端を順に有している請求項１記載のコネクタ。
3. ３．埋め込まれた末端が、リングを保持する要素の溝（３２）中に係合され、か つその中にシム（３４）により圧入ばめで保持されている請求項１または２記載 のコネクタ。
4. ４．各ブレード（３１）の埋め込まれた末端が、要素中に形成された溝（３２） 中に係合され、かつつ前記末端から切り出され、かつ溝の壁に当るラグ（３６） により保持されている請求項１または２記載のコネクタ。
5. ５．埋め込まれた末端が、リングを保持する要素の溝の中に係合され、かつその 中で、シム（３４）の側部ノッチ（４０）で要素の変形部分により留められてい るシム（３４）により保持される請求項１または２記載のコネクタ。
6. ６．ブレードの埋め込まれた部分が、シムに当るボス（３６）を含む請求項３ま たは５記載のコネクタ。