JPH03503083A - 織物の厚み及び／又は圧縮を測定する方法及び装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 織物の厚み及び／又は圧縮を測定する方法及び装置従来技術 織物の厚み及び圧縮特性を通常において測定するために使われる公知の装置は織 物の標本が載置される第一の平坦な表面から構成される。更に他の平坦な表面が 、第一の平坦な表面に対し平行に維持されるよう機械的に押し付けられ、かつ第 一表面に関係して通常動き、機械の連動を経由して標本上に低められる。そして 、装置は平行な第−及び第二の表面間の距離を指示するために使われる。

−あるいは二の平坦な表面によって定められる表面のテスト領域において標本を 圧縮するため、通常において平面部群にいろいろな力を加えるための装置が全て の範囲の状態に渡って結果を得るように使われる。通常、標本の領域は−あるい は二の平坦な表面を越えて延びる。

厚みの測定は−の平面の領域及び加えられた負荷によって示される指示された圧 力でなされ、境界での効果により採用される特別の領域に特徴的である。材質、 表面仕上げ、及び平らな表面の平坦さのようないろいろな変動要素により測定に 影響が及び、また、粘着性のある弾性特性により規定の時間−負荷の定めが必要 になる。

上記装置の態様の結果として、摩擦が発生し、また装置を最小化するため注意深 く装置を設計する必要が有る。

摩擦の存在は、信頼できる測定が得られ得る精度及び最小識別幅、並びに測定シ ステムの複雑さ及び経済性に関してなされ得る圧力の下限を決定する主な要素で ある。

織物の厚みの測定のため商業的に役立ち得る装置は、基本的には最小識別幅３０ μｍであり、非常にコスト高本発明は、適度なコストで、より優れた精度を与え る織物厚み測定装置及びその測定方法を提供することを日本発明の一概念に従え ば、実質的にしなやかなシート状の素材を支持するため実質的に平らな部分を有 する支持手段と、該支持手段の実質的に平らな部分の下方に設置された誘導近接 変換器と、実質的に平らなサンプル押し付は表面を有し、少なくとも一部分は上 記変換器が反応する材料である負荷手段と、上記支持手段の上記平らな部分と、 使用中にサンプルの測定領域を定める上記負荷手段の上記サンプル押し付は表面 とから構成され、上記シート状の素材の厚み及び／又は圧縮特性を測定するため の装置が与えられる。

本発明に係わる上記装置は織物の厚み及び／又は圧縮特性の測定において特徴的 な適用が見出だされる。

また、上記装置を使う方法が開示される。

本発明の一実施例が以下の図面を参照して説明される。

第１図は好ましい実施例に係わる装置の全体図、第２図は第１図に示された装置 の一部を拡大した側面図である。

本発明を実施するための最も良い方式 本発明の好ましい実施例に係わる装置１は上部平坦表面３を有する支持テーブル ２から構成される。該支持テーブル２内にはアナログ式の誘導近接変換器（ａｎ ａｌｏｇｕθＩｎｄｕｃｔｌｖｅ　ｐｒｏｘｉｓｌｔｙ　ｔｒａｎｓｄｕｃｅｒ 　）　４が設置され、該かれた検知ヘッド５を有する。測定されるべき織物８は 支持テーブル２上の上部平坦表面３上に置かれている。

金属製ディスク６は誘導近接変換器４の検知ヘッド５の中央の上方で近接した織 物８の上に置かれている。検知ヘッド５の位置は位置付はリング１０によって示 され、２つのボルト１１によって支持テーブル２にしっかりと締め付けられてい る。金属製ディスク６の下部平坦表面７は織物８に加えられる所望の圧力を与え る負荷（例えば金属製ディスク６の重さ）と共に有用な測定領域を与える。

誘導近接変換器４はＰＵＬＳＯＴＲＯＮＩＣＭＥＲＴＢＮ　ＧｓｂＨ及びに、Ｇ 、からの９９１４−０９００型である。一方、金属製ディスク６は低炭素鋼から 作られ、ニッケルメッキされている。

支持テーブル２は誘導近接変換器４が感応しない材質から作られる。誘導近接変 換器４は要求される測定範囲内で予め決められた距離に対する出力電圧特性を有 し、金属製ディスク６の材質に反応する。

誘導近接変換器４に連動するディスプレイ９は、支持テーブル２上の上部平坦表 面３から金属製ディスク６の下部平坦表面７までの距離、即ち所望の負荷又は圧 力でのテスト下での織物８の厚みをμｍ単位で読み取る。測定を高い水準の圧力 で実行しなければならない場合には、金属製ディスク６の上端部に更に重い物体 （図示せず）を置くことによって同じ金属製ディスク６を使って行うことができ る。

誘導近接変換器４は１２００μｍの直線範囲を有する。

μｍ単位での直接的な厚みの読み取りは適宜の電圧のオフセット及びゲインを与 えるための電気回路（図示せず）を用いることによって達成される。また、出力 特性カーブに合わせられる多項式を使えるマイクロプロセッサを備えた異なる他 の変換器を使用することによって測定範囲を１４０００μｍにまで延ばしても良 く、それによってμｍ単位での直接的な読み取りが与えられる。

好ましい実施例の方法及び装置を使って、現時点において織物厚みの測定は３μ ｍの識別幅で繰り返し成されており、装置の最小識別幅は１μｍである。

上述した測定の−の目的は織物に与えられる仕上げの出来栄え程度を決定するこ とである。低い負荷での測定及び高い負荷での測定はこれらの測定の間での違い を得るために実施され、この結果は仕上げの出来栄え程度及び安定性を示すため に使われる。上記装置を用いる前述した方法は複雑でなく、かつ精度が良い。

上部平坦表面３は、正確な結果を得るため表面を十分に堅くできるガラス、セラ ミック、又は類似の材質から作られる。

本明細書では本発明の一実施例のみが説明されたけれども、本発明の範囲を逸脱 しない限りにおいて、卓越した技術によるいかなる改良も明らかに行うことがで きる。

国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．実質的にしなやかなシート状の素材を支持するため実質的に平らな部分を有 する支持手段と、該支持手段の実質的に平らな部分の下方に設置された誘導近接 変換器と、実質的に平らなサンプル押し付け表面を有し、少なくとも一部分は前 記変換器が反応する材料である負荷手段と、前記支持手段の前記平らな部分と、 使用中にサンプルの測定領域を定める前記負荷手段の前記サンプル押し付け表面 とから構成されることを特徴とする前記シート状の素材の厚み及び／又は圧縮特 性を測定するための装置。
2. ２．負荷手段は金属製ディスクであることを特徴とする請求の範囲１記載の装置 。
3. ３．支持手段は、誘導近接変換器が平らな表面に対し感応しない材質から作られ 、好ましくは実質的に堅い表面を有するガラス、又はセラミックの材質から作ら れたことを特徴とする請求の範囲１記載の装置。
4. ４．誘導近接変換器は、実質的に平らな表面の下方で近接した位置にある検知ヘ ッドを有するアナログ式の装置であることを特徴とする請求の範囲１記載の装置 。
5. ５．金属製ディスクは低炭素鋼から作られてニッケルメッキされ、誘導近接変換 器は予め決められた測定範囲内で予め決められた距離に対する出力電圧特性を有 し、前記金属製ディスクの材質に反応することを特徴とする請求の範囲４記載の 装置。
6. ６．負荷手段は、より大きな圧力水準がシート状の素材に加えられ得るように金 属製ディスクに付加した重りを有することを特徴とする請求の範囲５記載の装置 。
7. ７．誘導近接変換器は１４０００μｍまでの測定範囲を有することを特徴とする 請求の範囲６記載の装置。
8. ８．請求の範囲１乃至７における装置を用いて実質的にしなやかなシート状の素 材の厚み及び／又は圧縮特性を測定する方法。
9. ９．低い負荷での測定及び高い負荷での測定が実施され、これらの測定の間での 違いが得られ、この違いは素材の仕上げの出来栄えの安定性を示すことを特徴と する請求の範囲８記載の測定方法。