JPH03502588A - 熱酸化安定性の合成流体組成物 - Google Patents

熱酸化安定性の合成流体組成物

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JPH03502588A JP1504772A JP50477289A JPH03502588A JP H03502588 A JPH03502588 A JP H03502588A JP 1504772 A JP1504772 A JP 1504772A JP 50477289 A JP50477289 A JP 50477289A JP H03502588 A JPH03502588 A JP H03502588A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 肚二組 熱酸化安定性の合成流体組成物 l豆Δ1亙立旦 本発明は、芳香族カルボン酸エステルの調製に関し、そして新規の熱的かっ酸化 的に安定な合成流体として、このようなエステルを使用することに関する。より 特定すると、本発明は、熱酸化安定性の合成流体潤滑の分野での、それらの使用 に関する。
及児旦と盈 潤滑油として有用な多くのタイプの合成流体が入手可能である。この合成流体に は、水素添加されたポリ−α−オレフィン、脂肪族二塩基酸の脂肪族エステル、 トリメチロールプロパン脂肪族エステル、ペンタエリスリトール脂肪族エステル 、/リコーン、ケイ酸塩エステル、およびリン酸塩エステルが包含される。より 詳細な論述のために、R,C,ガンダーソン(Gunderson)およびA、 W、ハート(Hart)著の「合成潤滑剤」(1962)を参照せよ。これらの 流体は、改良された熱安定性、改良された酸化安定性、優れた揮発特性、良好な 粘度/温度特性、および改良された摩擦特性のような利点が加えられて、精製さ れた鉱油を上まわる改良物として開発された。合成潤滑剤の用途は、最近では、 かなり広範囲にわたっている。合成流体の新規の応用により、新たな性能の必要 条件が出されている。潤滑装置の設計や操作温度における変更から、より高い流 体性能を得るためにさらに必要条件が課せられている。
m走立n亘 米国特許第3.947.369号(リーフリード(Liebfried)、19 76年3月30日)は、ジェットエンジン潤滑油のためのベース原料として有用 な合成油を開示している。要約すると、この特許は、潤滑油ベース原料を記述し ている。これは、21O°Fの初期の粘度必要条件と、72時間の不凍必要条件 の両方に合う。
このベース原料は、(1)直鎖C4〜C11lのアルカノール酸(alkano fc acid)物質により完全にエステル化されたペンタエリスリトール物質 から実質的になるペンタエリスリトールエステル生成物と、(2)CJ〜CI3 のアルカノール物質により完全にエステル化されたトリメリット酸から実質的に なるトリメリット酸エステル生成物の混合物から構成される。この混合物中での 、トリメリット酸エステル生成物とペンタエリスリトールエステル生成物の重量 比は、一般に、約1:10〜約l:1の範囲内にある。
米国特許第3.974.081号(ルトコフスキー(Rutkovski)ら、 1976年8月10日)は、改良された潤滑流体に関し、そして特に、それに対 して同時に有害な影響を与えないようにシール膨潤特性を改良するような流体の ための添加剤に関する。本発明はまた、改良されたシール膨潤特性を有する伝達 流体を提供しそれにより流体保持性を高めるために、鉱油ベース原料に処方する ことが意図された添加濃縮物パッケージを示す。
これらの伝達流体は、ロータリーエンジンの潤滑剤として利用される。この添加 剤は、10個〜60個の炭素原子を有しそして2個〜4個のエステル結合を有す る、油溶性で飽和の脂肪族iたは芳香族炭化水素エステルである。ある種の応用 のために、8個〜13個の炭素原子を有する脂肪族アルコールは、共膨潤剤(c o−svellant)としての該エステルと共に、その等量まで存在するのが 望ましい。上のクラスのエステルのうち、フタル酸ジヘキシルが好ましく、そし て上のクラスのアルコールのうちでは、トリデシルアルコールが好ましい。
米国特許第4.157.990号(リンダ−(Linder)ら、1979年6 月12日)は、以下のAおよびBの含量を有する潤滑剤および非粘着性組成物の 開発を示している。
A、ヒドロキシルおよび0〜6の酸価を有する、以下の(a>、(b)および( c)の混合エステル: (a)脂肪族、シクロ脂肪族および/または芳香族ジカルボン酸; (b)脂肪族ポリオール;および (c)分子内に12個〜30個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボン酸、そし て、 B1分子内に32個〜72個の炭素原子を有する長鎖脂肪族l官能性アルコール と、分子内に18個〜72個の炭素原子を有する長鎖モノカルボン酸とから得ら れるエステル;ここで、混合エステル(A)とエステル(B)との重量比は、9 :1〜1:3である。
及匪亘!且 本発明は、以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する、熱的および酸 化的に安定な合成流体組成物である:ここで、Arは芳香族部分であり、Rは、 約5個〜約18個の炭素原子を有するネオヒドロカルビル基である。但し、Rは 、シクロアルキル置換されたネオヒドロカルビル基ではない。
R2は、1個〜約18個の炭素原子を有する1、2.3または4官能性のヒドロ カルビル基であり、nは約2〜約4の整数であり、そしてこの芳香族部分のカル ボン酸エステル基の全数を表す。aは、1〜約4の整数であり、aが1のとき、 R2は1価、aが2のとき、R2は2価、モしてaが3のとき、R1は3価であ り、そしてaが4のとき、R1は4価である。
R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジオールから誘導されるヒドロカ ルビル基である。そして、Xは、0〜約4の整数である。
本発明の第1の目的は、芳香族カルボン酸エステルの新規の熱的および酸化的に 安定な合成流体組成物を提供することにある。
本発明の特徴は、この新規の熱的および酸化的に安定な合成流体組成物として機 能する芳香族カルボン酸エステルが、容易かつ経済的に製造され得ることにある 。
本発明組成物の有利な点は、この芳香族カルボン酸エステル組成物が、合成流体 組成物のために望ましい潤滑特性を提供することにある。
日の  しい  、  の− な肯B 化学化合物の熱安定性とは、単に、熱エネルギーによって引き起こされる変化に 対する抵抗である。温度の作用による熱分解の割合は、その特性を正確に定義す る。
今日のジェット機や宇宙の時代にて、熱安定性はますます重要視されるようにな っている。エンジン効率を増すために、操作温度を高くすると、より高い熱安定 性の潤滑剤が必要とされる。潤滑剤や油圧流体に関し、他の特性(例えば、粘度 、流動点、酸化安定性および蒸気圧)は、かなり重要ではあるが、このような特 性は熱安定性より添加剤や僅かな構造変化による改善に影響を受けやすいことが 明らかとなっている。
出願人は、ある種の芳香族カルボン酸エステルが、高い熱安定性および酸化安定 性を有することを発見した。本発明に従って、組成物中で用いられる芳香族カル ボン酸エステルは、以下の構造式により特徴づけられる化合物である:ここで、 Arは芳香族部分であり、Rは、約5個〜約18個の炭素原子を有するネオヒド ロカルビル基である。但し、Rは、シクロアルキル置換されたネオヒドロカルビ ル基ではない。
R2は、1個〜約18個の炭素原子を有する1、2.3または4官能性のヒドロ カルビル基であり、nは約2〜約4の整数であり、そしてこの芳香族部分のカル ボン酸エステル基の全数を表す。aは、1〜約4の整数である。aが1のとき、 R,は1価、aが2のとき、R,は2価、aが3のとき、R5は3価であり、そ してaが4のとき、R1は4価である。R2は、約2個〜約18個の炭素原子を 有するジオールから誘導されるヒドロカルビル基である。そして、Xは、0〜約 4の整数である。
芳香族カルボン酸エステルは、アルコールと、芳香族酸またはその無水物または それらのエステル(エステル交換として)とを反応させることにより、調製され る。しかしながら、このエステル化反応を完全に行うために、過剰のアルコール が使用される。通常、このアルコールは、当量ベースで100%過剰に存在する 。好ましくは、このアルコールは、50%過剰で存在する。未反応のアルコール は、エステル化反応が完結した後、蒸留により除去され得、さらにエステル化反 応に再利用される。
通常、このアルコールおよび芳香族酸またはその無水物は、室温にて、反応容器 に加えられる。攪拌を始め、酸触媒が加えられると反応が促進される。本発明を 実施する際に使用され得る触媒は、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸 、およびテトラアルキルチタネートである。好ましい触媒は、p−)ルエンスル ホン酸である。エステル化が完結するとすぐに、この触媒は、適当な塩基(例え ば、水酸化ナトリウム水溶液または水酸化カルシウム水溶液)で中和される。
本明細書および添付の請求の範囲にて用いられるように、用語「ヒドロカルビル 」は、本発明の文脈内にて、分子の残部に直接結合した炭素原子を有し、主とし て炭化水素的な性質を有する基を示す。このような基には、以下が包含される: (1)炭化水素基;すなわち、脂肪族基(例えば、アルキル)、芳香族基、脂肪 族置換の芳香族基、芳香族置換の脂肪族基および指環族基など。典型的な炭化水 素基は、当業者に公知である。これらの炭化水素基は、1価だけでなく、2価、 3価または4価とされ得る。すなわち、同様の混合エステル分子にて、カルボキ シ基に対する炭化水素基の1またはそれ以上の結合箇所が存在し得る。例には、 オクチル、デシル、オフタテシル、プロピレン、ブチレン、ブタントリイル、ペ ンタントリイル、ペンタエリスリトールに由来の4価部分などが□包含される。
(2)へテロ原子;すなわち、本発明の文脈では、主として炭化水素的な性質を 存しながら、鎖または環の中に存在する炭素原子以外のものを有する基が、その 他は炭素原子で構成されている置換基である。適当なヘテロ原子は、当業者に明 らかであり、例えば、窒素、酸素およびイオウを包含する。
一般に、約3個を越えない置換基またはへテロ原子、好ましくは、1個を越えな い置換基またはへテロ原子が、このヒドロカルビル基の各10個の炭素原子に対 して存在する。
11墓艶立紅 芳香族部分Arは、単一の芳香核(例えば、ベンゼン)または多核芳香族部分と され得る。このような多核部分は、縮合タイプとされ得る;すなわち、少なくと も2個の芳香核は、他の芳香核に対し、2w所にて結合される(例えば、ナフタ レン、アントラセンなどで見いだされるように)。このような芳香族部分はまた 、連結タイプとされ得る。少なくとも2つの核が、互いに架橋結合により連結さ れる。このような架橋結合は、炭素−炭素一重結合、エーテル結合、ケト結合、 アルキレン結合、およびこのような2価の架橋結合の混合物からなる群から選択 され得る。
芳香族部分Arは、全ての場合にて、芳香族カルボン酸、芳香族無水物および芳 香族エステルからなる群に由来する。単一環のAr部分の特定例には、以下があ る:R1およびaは、発明の要旨にて定義される: 縮合環芳香族部分Arの特定例は、以下である:連結された多核芳香族部分であ るArの例には、以下が包含される: から選択される。
通常、Ar部分を有するこれらのカルボン酸の全ては、安定なヒドロカルビル基 、ヒドロ、カルビレン基およびいずれかの架橋基以外は、他に置換されていない 。
適当な芳香族カルボン酸は、式Ar−(−COO)I)。により表される。
ここで、Arは芳香族部分であり、モしてnは2と4の間の整数である。上の構 造のパラメーターにはいる芳香族カルボン酸には、フタル酸、イソフタル酸、テ レフタル酸、ヘミメリノド酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、トリメシン酸 、ナフタレン1.8−ジカルボン酸、ナフタレン2.3−ジカルボン酸、ナラタ レシー1,4−ジカルボン酸、ナフタレン2.6−ジカルボン酸、およびナフタ レン2.3.5−トリカルボン酸が包含される。
上記の芳香族カルボン酸のいずれかに対応する無水物はまた、本発明の範囲内で ある。無水物は、以下の式で表される:ここで、Arは、上記で定義のものと同 じである。そして、Zは、1〜3の整数、好ましくは1〜2の整数である。
適当な無水物は、無水フタル酸、無水1.8−ナフタレン酸、無水2.3−ナフ タレン酸、ジ無水2.3.7.8.−ナフタレン酸、無水トリメリット酸、無水 ピロメリット酸、無水メリット酸およびジ無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸 である。
エステル交換により、本発明の生成物を調製するために用イソれ得る芳香族カル ボン酸エステルは、次式により表される: Ar−÷−COOR,)。
ここで、Arおよびnは、上記で定義される。R7は、1個〜6個の炭素原子を 存するヒドロカルビル基である。
本発明で使用され得る芳香族エステルには、フタル酸ジメチル、トリメリット酸 トリメチル、フタル酸ジエチル、およびジメチルナフタレン−2,6−ジカルボ キシレートがある。
価格、入手可能性、性能などのような理由のために、Ar部分は、通常、ベンゼ ン核、ケトー架橋ベンゼン核またはナフタレン核である。
ネオヒドロカルビル基R ネオヒドロカルビル基Rは脂肪族基である。このネオヒドロカルビル基Rは、5 個〜18個の炭素原子を存する。但し、Rは、シクロアルキル置換されたネオヒ ドロカルビル基以外のネオヒドロカルビル基である。このネオヒドロカルビル基 Rは、以下の構造を有する: □ ここで、R2、R3およびR4は、独立して、直鎖ヒドロカルビル基、分岐鎖ヒ ドロカルビル基またはそれらの混合物である。好ましくは、このネオヒドロカル ビル基は、8@〜16個の炭素原子を有し、最も好ましくは、このネオヒドロカ ルビル基は、ネオオクチル基である。全ての場合にて、このヒドロカルビル基は 、通常、アルコールから誘導されR2、R3およびR4のヒドロカルビル基の特 定例には、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5 ec−ブチルおよびt−ブチルが包含される。本発明を実施する際に使用され得 るネオアルコールの非限定的な例は、以下である=2゜2−ジメチル−1−ヘプ タツール、2.2−ジ−メチル−1−オクタツール、2−メチル−2−エチル− 1−ペンタノール、2−メチル−2=エチル−1−ヘキサノール、2−メチル− 2−エチル−1−ヘプタツール、2−メチル−2−エチル−1−オクタツール、 2.2−ジエチル−1−ブタノール、2.2−ジエチル−1−ペンタノール、2 .2−ジエチル−1−ヘキサノール、2.2−ジエチル−1−ヘプタツール、2 .2−ジエチル−1−オクタツール、2.2.3−トリメチル−1−ペンタノー ル、2,2゜3−トリメチル−1−ヘキサノール、2.2.3−トリメチル−1 −へブタノール、2.2.3− トリメチル−1−ヘプタツール、2.2.3−  )ジメチル−1−オクタツール、2.3−ジメチル−2−エチル−1−ブタノ ール、2、2.4− トリメチル−1−ペンタノール、2,2.4−)ジメチル −1−ヘキサノール、2,2.4−トリメチル−1−ヘプタツール、2.2.4 −トリメチル−1−オクタツール、2.2.3.3−テトラメチル−1−ブタノ ールおよび2.2.4− トリメチル−ニーペンタノール。
ヒドロ丸上」ニリ1し ヒドロカルビル基R1は、1個〜約18個の炭素原子(好ましくは、約5個〜1 2個の炭素原子、最も好ましくは、約5個〜12個の炭素原子)を有する、1. 2.3または4官能性のヒドロカルビル基である。
このヒドロカルビル基R1は、1個〜4個のヒドロキシル基を有するアルコール から誘導され、モしてR,−(−08)、として表され得、aは1〜4である。
aが1のとき、R1は、1価アルコールから誘導される。この1価アルコールは 、記述のようにネオアルコールとされ得、また非ネオアルコールとされてもよい 。
本発明の所望生成物を形成するために利用され得る非ネオアルコールは、公知の アルコールである。これらのアルコールは第1級アルコールである。
適当なアルコールには、例えば、2−エチルヘキサノール、n−オクタツール、 インオクタツール、2.2−ジメチルオクタツール、ノナノール、n−デカノー ル、イソデカノール、ドデカノール、トリデシルアルコール、テトラデカノール 、ヘキサデカノール、オクタデカノールなどが包含される。
市販アルコール(混合物)は、ここで考慮される。これらの市販アルコールは、 ここでは特定しないものの、本発明の目的を減じない程度の少量のアルコールを 包含し得る。オキソ工程(例えば、イソデシル)、アルドール縮合(例えば、2 −エチルヘキシル)、または有機アルミニウム触媒によるα−オレフィン(特に 、エチレン)のオリゴマー化に続いた酸化により形成されるタイプの高級な合成 の1価アルコールはまた、有用である。
本発明の組成物を形成するために適当な、より好ましいアルコールおよびアルコ ール混合物の例にハ、l’ 7.、9 (Vista)化学社により販売されて いる市販のrA1folJアルコールが包含される。Alfol 810は、8 個〜10個の炭素原子を有する直鎖の第1級アルコールから実質的になるアルコ ールを含有する混合物である。
天然に存在するトリグリセリドから誘導されC8〜C11lの鎖長範囲内の第1 級脂肪族アルコールの種々の混合物は、ブロクター&ギャンブル社(Proct er & Ga+oble Company)から入手可能である。これらの混 合物は、主として、12個、14個、16個または18個の炭素原子を有する脂 肪族アルコールを種々の量で含む。例えば、Co−1214は、Cl1lアルコ ールのO,S%、 CI2アルコールの66.0%、C14アルコールの26. 0%およびCI6アルコールの6.5%を含有する脂肪族アルコール混合物であ る。
市販の混合物の他の群には、シェル化学社(Shell ChemicalCo 、 )から市販されているrNeodolJ生成物が包含される。例えば、Ne odol 23は、CI2およびCI3アルコールの混合物であり、そしてNe odol 45は、C54およびCI5アルコールの混合物である。
本発明での使用に適当な、好ましい分枝鎖の1価アルコールの例は、市販のトリ デシルアルコール、オキソ工程により調製されるCI3範囲内の異性体混合物( これは、 エクソン(Exxon)社から市販されている)である。
aが2のとき、R2はジオールから誘導される。R+−(−0)!hの適当な例 には、2.2−ジメチル−1,3−プロパンジオール:2.2.4.4−テトラ メチル−1,5−ベンタンジオール;2,2,5.5−テトラメチル−1,6− ヘキサンジオール;2,2,6.6−テトラメチル−1,フーヘブタンジオール ;2.2,7.7−テトラメチル−1,8−オクタンジオールがある。
aが3のとき、R7はトリオールから誘導される。このトリオールJ−(−0H )3は、以下の式により表される:Rに こで、R6は、1個〜約14個の炭素原子(好ましくは、1個〜lO個の炭素原 子、最も好ましくは、1個〜6個の炭素原子)を有するヒドロカルビル基である 。
この構造の適当な例には、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ト リメチロールブタン、トリメチロールペンタンなどがある。
aが4のとき、R3は、以下の構造で表されるテトラオールから誘導される: ここで、R1、R1、R,およびR1は、同一または相異なり、0個〜約3個ま での炭素原子を有するヒドロカルビル基である。ヒドロカルビル基R1、Rbs  R6およびR2が炭素原子を有さないとき、R8は、ペンタエリスリトールか ら誘導される。
本発明の好ましい実施態様は、以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを包含 する: ここで、Rは、約5個〜約lO個の炭素原子を有するネオヒドロカルビル基;R 1は、約5個〜約16個の炭素原子を有する2、3または4官能性のヒドロカル ビル基;nは、約2から約4の整数であって、この芳香族部分のカルボン酸エス テル基の全数を表す;aは、約2〜約4の整数である。
但し、aが2のとき、R2は2価であり、aが3のとき、R1は3価であり、そ してaが4のとき、R8は4価である。R2は、約2個〜約12個の炭素原子を 有するジオールに由来のヒドロカルビル基;そして、XはO〜約4の整数である 。
本発明の選択的な実施態様には、次式の芳香族カルボン酸エステルが包含される : (以下余白) ここで、R5は、約2個〜約18個の炭素原子(好ましくは、約5個〜約18個 、最も好ましくは、約5個〜約16個の炭素原子)を有するヒドロカルビル基で ある。但し、R6は、ネオヒドロカルビル基以外の第1級ヒドロカルビル基であ る。
そして、nは、1〜約4の整数である。但し、このエステルにて、4個を越えな い−(−COOR,)基が存在し得る。
本発明の他の実施態様には、以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルが包含さ れる: ここで、Arは芳香族部分;R5は、約2個〜約18個の炭素原子を有する線状 ヒドロカルビル基;R2は、1個〜約18個の炭素原子を有する2、3または4 官能性のヒドロカルビル基;nは約2〜約4の整数であって、この芳香族部分の カルボン酸エステル基の全数を表す。aは、約2〜約4の整数である。aが2の とき、R2は2価であり、aが3のとき、R7は3価であり、モしてaが4のと き、R2は4価である。R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジオール から誘導されるヒドロカルビル基である。そして、Xは、0〜約4の整数である 。
本発明のさらなる実施態様は、以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを包含 する: ここで、Arは芳香族部分;RIlは、RおよびR5の混合物を包含する。Rは 、約5個〜約18個の炭素原子を有するネオヒドロカルビル基である。但し、R は、シクロアルキル置換されたネオヒドロカルビル基ではない。R5は、約2個 〜約18個の炭素原子を有する線状の第1級ヒドロカルビル基;R1は、1個〜 約18個の炭素原子を有する1、2.3または4官能性のヒドロカルビル基;n は、約2〜約4の整数であって、この芳香族部分のカルボン酸エステル基の全数 を表す;aは、約1〜約4の整数である。aが1のとき、R1は1価であり、a が2のとき、R1は2価であり、aが3のとき、R4は3価であり、モしてaが 4のとき、R7は4価である。R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジ オールから誘導されるヒドロカルビル基である。そして、Xは、0〜約4の整数 である。
本発明のさらなる実施態様は、以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを包含 する: ここで、R2は、1個〜約18個の炭素原子を有する、1官能性の第1級ヒドロ カルビル基;R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジオールから誘導さ れるヒドロカルビル基;そして、Xは、1〜約4の整数である。
ヒドロカルヒ土 このヒドロカルビル基R2は、2個と18個の間の炭素原子を有する2価アルコ ールから誘導される。好ましくは、R2は、2個と12個の間の炭素原子を有し 、より好ましくは、2個と8個の間の炭素原子を有する。適当な2価アルコール には、エチレングリコール;1,3−フロピレンゲリコール;1,4−ブタンジ オール;ネオペンチルグリコール;1,5−ペンタノンオール;1.6−ヘキサ ンジオールおよびそれらの混合物が包含される。
本発明の特定成分の調製は、以下に示す実施例にてさらに例示される。これらの 実施例は、本発明の範囲内にていかに操作するかを、当業者に示すために提示さ れているものの、これらは、本発明の範囲(、二のような範囲は、請求の範囲に て定義される)の限定として示されない。以下の実施例および本明細書および請 求の範囲の他の箇所にて、他に特定されていなければ、全てのパーセントは重量 パーセントを表すべ(意図され、そして全ての部は重量部を表すべく意図されて いることが指摘されるべきである。
(以下余白) 実JLLL ディーンースタークトラップ、冷却器、サーモウェル、攪拌機および窒素注入チ ューブを備えた1リツトルフラスコに、テレフタル酸166部(1モル) 、A lfol 8−10アルコール144部(1モル) 、2.2.44リメチル− 1−ペンタノール144部(1,1モル)、p4ルエンズルホン酸1水和物10 部、オよびキンシン200部を充填する。この内容物を加熱し、窒素をゆっくり と吹き込みつつ、還流する。モして共沸蒸留により、8時間にわたって水を除去 する。トルエンおよび共沸混合物をゆっくりと除去することにより、2時間にわ たって温度を徐々に175℃まで上げ、そしてその温度にて2時間維持し、さら に揮発性物質を除去する。次いで、反応混合物を150°Cまで冷却し、真空( 10Torr)を適用し、その温度にて揮発成分を除去する。
この揮発物質が除去された混合物を、次いで、90″Cまで冷却し、水酸化カル シウム15部と共に30分間攪拌して、酸触媒を中和する。次いで、これを、ケ イソウ土の薄層パッドで濾過するとエステル生成物が得られる。
支血匠主 ディーンースタークトラップ、冷却器、サーモウェル、攪拌機および表面下の窒 素注入チューブを備えた2リツトルフラスコに、無水トリメリット酸384部( 2モル)、ネオベン・ツルグリコール104部(1モル)およびトルエン400 部を充填する。この混合物を加熱して、攪拌l、なからゆつ(りと窒素を吹き込 み、穏やかに還流し、その状態で30分間維持する。次いで、2.2.4− ト リメチルペンタノール526部(4,1モル)、およびp−トルエンスルホン酸 1水和物8部を加え、そしてこの混合物を16時間還流しながら、共沸蒸留によ り水を除去する。
この反応混合物から、120℃/15Torrにて揮発成分を除去し、次いで、 水酸化カルシウム7部で30分間処理した。ブフナー漏斗にてケイソウ土の薄層 パIドで濾過することにより、淡黄色の粘稠なエステル生成物834部を得た。
支柵匠主 実施例1に従って備え付けられたフラスコに対し、ベンゾフェノン無水テトラカ ルボン酸47.1部(0,146モル) 、2.2.4−トリメチル−1−ペン タノール95部(0,73モル)、キシレン100部およびp−トルエンスルホ ン酸2部(0,01モル)を加える。
この内容物を加熱し還流し、そして11時間維持する。80°Cにて、水酸化カ ルシウム1.5部(0,02モル)を加えて、この触媒を中和する。この内容物 から、180°Cおよび10mmHgで揮発成分を除去して、0.7のフェノー ルフタレイン中和数を有する生成物が得られる。
支皿五工 実施例1に従って備え付けられたフラスコに対し、イソフタル酸493部(3モ ル)およびキシレン700部を加える。この溶液を、ゆっくりと窒素を吹き込み つつ65°Cまで加熱し、そして2−メチル−2−エチル−1−ペンタノール3 84部(3モル)を加える。70°Cにて、トリメチロ・−ルエタン120部( 1モル)およびり−トルエンスルホン酸l水和物の10部を加え、そして温度を 上げて還流する。共沸蒸留により、12時間にわたって水を除去する。次いで、 この反応混合物を、140’C/ 10 Torrまでストリッピングして、揮 発成分を除去する。この反応混合物を90℃まで冷却し、迅速に攪拌しつつ、3 0分間にわたって水酸化カルシウム15部で処理する。これを、次いで、ブフナ ー漏斗にてケイソウ土の薄層パッドでゆっくりと濾過することにより、エステル 生成物が得られる。
支嵐匠立 実施例1のように備えられた1リツトルフラスコに、トリデシルアルコール20 0部(1モル)およびジメチル−2,6−ナフタレンジカルボキシレート122 部(0,5モル)を充填する。攪拌を始め、テトライソプロピルチタネート4部 を加える。この内容物を180″Cまで加熱し、そして6時間維持する。この間 、ゆっくりと窒素を吹き込みつつ、メタノールを除去する。50°Cにて、この 内容物を濾過し、所望生成物を得る。
及立且立 実施例1に従って備え付けられたフラスコに対し、無水トリメリット酸284部 (2モル)およびキシレン500部を加える。
この混合物を60℃まで加熱し、そしてペンタエリスリトール68部(0,5モ ル)および2.2.4− )ジメチルペンタノール286部(2,2モル)を加 える。この反応混合物を、適当に攪拌しつつ、さらに85℃まで加熱し、そして p−)ルエンスルホン酸1水和物15グラムを加える。この反応混合物を、還流 し、2時間にわたって、共沸蒸留により水を除去する。追加の2.2.4− ト リメチルペンタノール260部(2モル)を加え、この混合物を、還流状態にて 12時間にわたって脱水する。温度をゆっくりと175°Cまで上げ、その状態 で3時間維持する。この間、ゆっくりと窒素を吹き込んで、揮発成分を除去する 。この混合物から、150℃/10Torrにて揮発成分を除去し、85℃まで 冷却して、水酸化カルシウム15部と1時間攪拌する。次いで、これを、ケイソ ウ土の薄層バ/ドでゆっくりと濾過することにより、エステル生成物が得られる 。
K皿匠工 実施例1のように備えられた1リツトルフラスコに、ジメチル−2,6−ナフタ レンジカルボキシレート122部(O,Sモル)、Alfol 8−ioアルコ ール216部(1,5モル)およびテトライソプロピルチタネート4部を充填す る。この内容物を、150°Cまで加熱し、そして3時間維持する。この温度を 2時間で165°Cまで上げ、最終的に4時間で185°Cまで上げる。この内 容物から、180°Cにて1h+mHgで揮発成分を除去し、濾過すると、10 0℃で固体の生成物が得られる。
L血五工 1リツトルフラスコに、1.8−ナフタレン無水物の99M (0,5モル)  、Alfol 8−10アルコール172部(1,2モル)、およびキシレン1 00部を充填する。このフラスコに、サーモウ、ル、攪拌機およびディーンース タークトラップを備え付ける。攪拌を始め、そして94ル工ンスルホン酸4部を 加える。水9部が得られるまで、共沸蒸留により水を除去する。90″Cにて、 水酸化カルシウム4部を加えて、p−トルエンスルホン酸触媒を中和する。22 0℃および2 mmm1(にて、真空蒸留により揮発成分を除去する。この内容 物を室温で濾過すると、フェノールフタレイン中和数1.0を有する生成物が得 られる。
先に示したように、本発明の組成物は、熱的かっ酸化的に安定な合成流体として 有用である。それらは、単独で使用されるか、または潤滑粘性のある多様なオイ ルをベースにした種々の潤滑剤にて、使用され得る。それらのオイルには、天然 および合成の潤滑油およびグリース油およびそれらの混合物が包含される。
合成の潤滑油には、以下の炭化水素油およびハロ置換炭化水素油が包含される。
この炭化水素油およびハロ置換炭化水素油には、例えば、重合されたオレフィン および混合重合されたオレフィン[例えば、水素添加されたポリブチレン、水素 添加されたポリプロピレン、水素添加されたプロピレン−イソブチレン共重合体 、塩素化され水素添加されたポリブチレン、水素添加されたポリ(1−ヘキセン )、水素添加されたポリ(ニーオクテン)、水素添加されたポリ(l−デセン) ;アルキルベンゼン(例えば、ドデシルベンゼン、テトラゾノルベンゼン、ジノ ニルベンゼン、ジ(2−エチルヘキシル)−ベンゼン〕;ポリフェニル(例えば 、ビフェニル、テルフェニル、アルキル化されたポリフェニル);およびアルキ ル化ジフェニルエーテルおよびアルキル化ジフェニルスルフィドおよびそれらの 誘導体、類似物および同族体がある。
アルキレンオキシド重合体および混合重合体およびそれらの誘導体(この誘導体 では、その末端水酸基は、エステル化、エーテル化などにより修飾されている) は、公知の合成の潤滑油の他のクラスを構成する。これらは、エチレンオキシド またはプロピレンオキシドの重合により調製されるポリオキシアルキレン重合体 ;これらポリオキシアルキレン重合体のアルキルエーテルおよびアリールエーテ ル(例えば、1000の平均分子量を有するメチル−ポリイソプロピレングリコ ールエーテル、500〜1000の分子量を有するポリエチレングリコールのジ フェニルエーテル、1000〜1500の分子量を有するポリプロピレングリコ ールのジエチルエーテルなど);およびそれらのモノおよびポリカルボン酸エス テル(例えば、テトラエチレングリコールの酢酸エステル、混合された03〜C 8の脂肪酸エステル、およびCI3オキソ酸ジエステル)によす例示される。
合成の潤滑油の他の適当なりラスには、ジカルボン酸(例えば、フタル酸、コハ ク酸、アルキルコハク酸および水素添加されたアルケニルコハク酸、マレイン酸 、アゼライン酸、スペリン酸、セバシン酸、フマル酸、アジピン酸、リノール酸 ダイマー、マロン酸、アルキルマロン酸)と、種々のアルコールク例えば、ブチ ルアルコール、ヘキシルアルコール、ドデシルアルコール、2−エチルヘキシル アルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノエーテル、プロピ レングリコール)とのエステルが包含される。これらエステルの特定の例には、 アジピン酸ジブチル、セバシン酸ジ(2−エチルヘキシル)、フマル酸ジ−n− ヘキシル、セバシン酸ジオクチル、アゼライン酸ジイソオクチル、アゼライン酸 ジイソデンル、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジデシル、セバシン酸ジエイコシ ル、リノール酸ダイマーの2−エチルへキシルジエステル、セバシン酸1モルと テトラエチレングリコール2モルおよび2−エチルヘキサン酸2モルとの反応に より形成される混合エステルが包含される。
合成油として有用なエステルにはまた、05〜C12モノカルボン酸と、ポリオ ールおよびポリオールエーテル(例えば、ネオペンチルグリコール、トリメチロ ールプロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、およびトリペ ンタエリスリトール)とから形成されるエステルが包含される。
シリコンベースの油(例えば、ポリアルキル、ボリアリール、ポリアルコキシ、 またはポリアリールオキシシロキサン油およびシリケート油)は、他の有用なり ラスの合成潤滑剤を含有する。これらには、テトラエチルシリケート、テトライ ソプロピルシリケート、テトラ−(2−エチルヘキシル)シソケート、テトラ− (4−メチル−2−エチルヘキシル)シリケート、テトラ−(p−tert−ブ チルフェニル)シリケート、ヘキサ−(4−メチル−2−ペントキシ)ジシロキ サン、ポリ(メチル)シロキサン、およびポリ(メチルフェニル)シロキサンが 含有される。他の合成潤滑油には、リン含有酸の液状エステル(例えば、トリク レジルリン酸、リン酸トリオクチル、デシルホスホン酸(decylphosp honic acid)のジエチルエステルなど)、および重合したテトラヒド ロフランが包含される。
未精製油、精製油および再精製油は、本発明の潤滑剤中で用いられ得る。未精製 油とは、天然原料または合成原料から、。
さらに精製処理することなく、直接得られる油である。例えば、レトルト操作か ら直接得られるけつ岩油、蒸留から直接得られる石油オイル、またはエステル化 工程から直接得られかつさらに処理せずに用いられるエステル油は、未精製油で ある。精製油は、1種またはそれ以上の特性を改良するために、1段またはそれ 以上の精製段階でさらに処理されたこと以外は、未精製油と類似している。この ような精製方法の多くは、当業者には公知である。この方法には、例えば、蒸留 、溶媒抽出、酸または塩基抽出、濾過、浸透などがある。再精製油は、精製油を 得るのに用いた工程と類似の工程により、得られる。この工程は、施設ですでに 用いられている精製油に適用される。このような再精製油もまた、再生されたま たは再生加工された油として公知であり、そして使用済の添加剤、および油の分 解精製物を除去するために指示された方法により、しばしば付加的に処理される 。
通常、本発明の熱酸化安定性の潤滑剤の使用量は、この潤滑組成物の全重量の約 10%〜約100%、好ましくは、約20%〜約90%である。
用語「少量」とは、本明細書および添付の請求の範囲で用いられるように、ある 組成物が特定の物質を「少量」含有するとき、その量が組成物の50重雪%より 少ないことを意味している。
用語「主要量」とは、本明細書および添付の請求の範囲で用いられるように、あ る組成物が特定の物質を「主要量」含有するとき、その量が組成物の50重量% を上まわることを意味している。
本発明はまた、酸化、腐食、および錆を抑制し、本発明の組成物と組み合わせて 極圧耐摩耗特性を向上させるのに充分な添加剤を使用することを考慮している。
このような添加剤には、例えば、灰分生成タイプまたは無灰分タイプの洗浄剤お よび分散剤、腐食防止剤および酸化防止剤、流動点降下剤、極圧剤、耐摩耗剤、 色安定化剤および消泡剤が包含される。
灰分生成の清浄剤は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属と、スルホン酸、カ ルボン酸または有機リン酸(これは、少なくとも1種の直接の炭素−リン結合に より特徴づけられる)との、油溶性で中性または塩基性の塩により、例示される 。この有機リン酸は、例えば、オレフィン重合体(例えば、1000の分子量を 有するポリイソブチン)を、リン化剤(例えば、三塩化リン、上値化リン、三硫 化リン、三塩化リンおよびイオウ、白リンおよびハロゲン化イオウ、またはチオ リン酸クロライド)で処理することにより、調製されるリン酸である。このよう な酸の最もふつうに用いられる塩は、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、 カルシウム塩、マグネシウム塩、ストロンチウム塩およびバリウム塩である。
用語「塩基性の塩」は、金属塩(ここで、この金属は、有機酸基よりも化学量論 的に多量で存在する)を示すために用いられる。この塩基性の塩を調製するため に通常使用される方法では、酸の鉱油溶液を、過剰な量の金属中和剤(例えば、 金属酸化物、水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、またはスルフィド)で、約50°C の温度にて加熱することが包含される。大過剰の金属などの混合を助けるために 、中和段階にて、「促進剤」の使用は公知である。この促進剤として有用な化合 物の例には、フェノール物質く例えば、フェノール、ナフトール、アルキルフェ ノール、チオフェノール、硫化されたアルキルフェノール)およびホルムアルデ ヒドとフェノール物質との縮合生成物;アルコール(例えば、メタノール、2− プロパツール、オクチルアルコール、セロソルブ、カルピトール、エチレングリ コール、ステアリルアルコールおよびシクロヘキンルアルコール):およびアミ ン(例えハ、アニリン、フェニレンジアミン、フェノチアジン、フェニル−ナフ チルアミンおよびドデシルアミン)が包含される。この塩基性塩を調製するため の特に効果的な方法は、酸と、過剰のアルカリ土類金属中和剤および少なくとも 1種のアルコール促進剤とを混合し、そしてこの混合物を、高温(例えば、60 〜200℃)にて炭酸化することである。
無灰分の清浄剤および分散剤は、その組成に依存して、この分散剤が、燃焼する と不揮発性物質(例えば、酸化ホウ素または五酸化リン)を生じ得る、という事 実にもかかわらず、そう呼ばれている;しかしながら、それは、通常、金属を含 有せず、それゆえに、燃焼すると、金属を含有する灰を生じることはない。多く のタイプの物質が、当該技術分野で公知である。それらのいくつかは、本発明の 潤滑組成物での使用に適している。以下に例示する: (1)少なくとも約34個の炭素原子(好ましくは、少なくとも約54個の炭素 原子)を有するカルボン酸(またはそれらの誘導体)と、窒素含有化合物(例え ば、アミン、フェノールやアルコールのような有機ヒドロキシ化合物、および/ または塩基性無機物質)との反応生成物。これらの「カルボン酸分散剤」の例は 、英国特許第1.306.529号、および以下を包含する多くの米国特許に記 述されている: 3、153.603    3.351.552    3.541.0123 、184.474    3.381.022    3.543.6783、 215.70?     3.399.141    3.542.6803、 219.666    3.415.750    3.567、6373、2 17.310    3.433.744    3.574.1013、27 2.746    3.444.170    3.576、7433、281 .357    3.448.048    3.630.9043、306. 908    3.448.049    3.632.5103、311.5 58    3.451゜933    3.632.5113、316.1? 7    3.454.60?     3.697.4283、340.28 1    3.467、668    3.725.4413、341.542     3.501.405    4.234.4353、346.493      3.522.179      Re 25.433(2)比較的高分 子量の脂肪族または脂環族ノ・ロゲン化物と、アミン(好ましくはポリアルキレ ンポリアミン)との反応生成物。これらは、「アミン分散剤」として特徴づけら れ得、それらの例は、例えば、以下の米国特許に記述されている:3、275. 554     3.454.5553.438.757     3,565 ,804(3)アルキルフェノール(ここで、このアルキルくとも約30個の炭 素原子を有する)と、アルデヒド(特(こ、ホルムアルデヒド)およびアミン( 特に、ポリアルキレンポリアミン)との反応生成物。これは、「マンニ・2ヒ分 散剤」として特徴づけられ得る。以下の米国特許に記述の物質は、例示である: 2、 459, 112     3, 442, 808     3, 5 91. 5982、 952. 442     3, 448, 047      3, 600, 3722、 984, 550     3, 454 , 497     3, 634, 5153、 036, 003      3, 459, 661     3, 649, 2293、 166、  516     3, 461. 1?2     3, 697, 5743 、 236, 770     3, 493, 520     3, 72 5,2773、 355. 270     3, 539, 633      3. 725. 4803、 368. 972     3、55g, 7 43     3. 726, 8823、 413, 347     3,  586, 629     3. 980, 569(4)カルボンi、アミ ンまたはマンニッヒ分散剤を、以下のような反応物で後処理することにより得ら れる生成物;尿素、チオ尿素、二硫化炭素、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、 炭化水素置換の無水コノ1り酸、ニトリル、エポキシド、ホウ素化合物、リン化 合物またはその類似物。この種の例示の物質は、以下の米国特許に記述されてい る:3、036,003  3,282,955  3,493,520  3 ,639,2423、087,936  3,312,619  3,502, 677  3,649,2293、200.10?  3,366、569   3.513,093  3,649,6593、216,936  3,367 、943  3,533,945  3,658,8363、254,025   3,373.111  3,539,633  3,697,5743、25 6,185  3.403,102  3,573,010  3,702,7 573、278,550  3,442.808  3.5?9,450  3 ,703,5363、280,234  3,455,831  3,591. 59g  3.704,3083、281.42B  3,455,832   3、600,372  3.708.422(5)油溶性モノマー(例えば、デ シルメタクリレート、ビニルデシルエーテル、および高分子量オレフィン)と、 極性置換基を含有するモノマー(例えば、アミノアルキルアクリレートまたはア クリルアミド)、およびポリ−(オキシエチレン)−置換アクリレートとの混合 重合体。これらは、“重合体分散剤”として特徴づけられ得、それらの例は、以 下の米国特許で開示されている: 3.329.65g         3.366.730上で記した特許は、 無灰分分散剤の開示に関して、ここに援用される。
本発明にて包含され得る極圧剤、腐食防止剤および酸化防止剤は、以下により例 示され得る:塩素化脂肪族炭化水素(例えば、塩素化ワックス);芳香族アミン (例えば、ジオクチルジフェニルアミン);ヒンダードフェノール(例えば、メ チレンビス−2,6−ブチルフェノール);有機スルフィドおよびポリスルフィ ド(例えば、ベンジルジスルフィド、ビス(クロロベンジル)ジスルフィド、ジ ブチルテトラスルフィド、オレイン酸の硫化メチルエステル、硫化アルキルフェ ノール、硫化ジペンテンおよび硫化テルペン);リン硫化炭化水素(例えば、硫 化リンとテレペンチンまたはオレイン酸メチルとの反応生成物、主として亜すン 酸ジ炭化水素およびトリ炭化水素(例えば、亜リン酸ジブチル、亜すン酸ジヘブ チル、亜リン酸シンクロヘキシル、亜リン酸ペンチルフェニル、亜すン酸ジペン チルフェニル、亜リン酸トリデシル、亜リン酸ジステアリル、亜リン酸ジメチル ナフチル、亜リン酸オレイル4−ペンチルフェニル、ポリプロピレン(分子j1 500)で置換された亜リン酸フェニル、ジイソブチルで置換された亜リン酸フ ェニル)を含有するリンエステル;チオカルバミン酸金属(例えば、ジオクチル ジチオカルバミン酸亜鉛、およびヘプチルフェニルジチオカルバミン酸バリウム );ジチオリン酸の■族金属塩(例えば、ジシクロへキシルジチオリン酸亜鉛、 ジオクチルジチオリン酸亜鉛、ジ(ヘプチルフェニル)−ジチオリン酸バリウム 、ジノニルジチオリン酸カドミウム);および三硫化リンと、イソプロピルアル コールおよびn−ヘキシルアルコールの等モル混合物との反応により生成される ジチオリン酸の亜鉛塩。
上記の極圧剤、腐食防止剤および酸化防止剤の多くは、また、耐摩耗剤として供 される。ジアルキルジチオリン酸亜鉛は、公知の例である。
流動点降下剤は、ここで記述の潤滑油中にしばしば含有される、特に有用なタイ プの添加剤である。オイルベースの組成物中において、低温特性を改良するこの ような流動点降下剤の使用は、当該技術分野で公知である。例えば、C,V、ス マルヒール(C,V、 Smalheer)およびR,ケネディ スミス(R。
Kennedy S+++1th)の 「潤滑添加剤」 (レジウス ヒールズ (Lezius−Hiles) Co、出版社、クリーブランド、オハイオ、1 967)の8ページを参照せよ。
有用な流動点降下剤の例には、ポリメタクリレート;ポリアクリレート;ポリア クリルアミド;ハロパラフィンワックスと芳香族化合物との縮合生成物;ビニル カルボキシレート重合体;ジアルキルフマレート、脂肪酸のビニルエステルおよ びアルキルビニルエーテルの三元共重合体がある。本発明のだめに有用な流動点 降下剤、それらの調製方法およびそれらの用途は、米国特許第2.387.50 1号; 2.015,748号; 2,655゜479号: 1,815,02 2号; 2.191,498号; 2.666、746号; 2.721゜87 7号; 2,721,878号;および3.250.715号に記述され、その 内容は、それらに関連した開示について、ここに示されている。
消泡剤は、安定した泡の形成を低減させるかまたは防止するために、用いられる 。典型的な消泡剤には、シリコーンまたは有機重合体が包含される。他の消泡組 成物は、「泡制御剤」 (ヘンリーT、カーナー(Henry T、にerne r)、ノイスデータ(Noyes Data)社、1976)の9.125〜1 1i2に記述されている。
本発明の組成物の熱安定性は、デュポンインスツルメンツ(DuPont In struments)の951熱重量分析計にて、実施例3.5.7および8の 生成物に関して熱重量分析により測定され、以下の表1で示される。開始温度が 高くなればなるほど、この組成物が有する熱安定性は高くなる。熱安定性流体と して用途を有する市販の合成流体には、Etaery 3004 (これは、エ ミリー (1:mery)工業社から入手されるポリα−オレフィンである)、 およびEmery 29g2 (これは、エミリー(Emery)工業社から入 手されるポリオールネオエステルである)が包含される。これらの市販の流体は 、表Iにてベースラインとして示されている。
(以下余白) 表■ 熱重量分析 区科              肌蝮1又−工E+nery 3004 (ベ ースライン)238Emer72982 (ベースライン)25゜実施例331 2 実施例536゜ 実施例732゜ 実施例8264 差圧走査熱量測定(PDSC)は、デニポンインストゥルメンツの910示差走 査熱量計(DSC)にて実施例5および7の生成物について測定され、以下の表 ■にて示される。開始温度が高くなればなるほど、この組成物が有する酸化安定 性は高くなる。
ベースラインとして示される市販の流体は、熱重量分析下にて記述される。
表■ 熱重量分析 区旦              乳肛l支−工E+oery 3004 (ベ ースライン)198E+++ery 2982 (ベースライン)211実施例 5298 実施例7298 本発明は、ここで示され記述されており、そしてより実際的でより好ましい実施 態様であると考慮される。しかしながら、本発明の範囲内にはいるそれらからの 逸脱があってもよく、そしてこの開示を読むと当業者により明らかな変形がなさ れるごとが認められるべきである。
国際調査報告

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(I)ここで、Arは芳香族部分であり、R は、約5個〜約18個の炭素原子を有するネオヒドロカルビル基である;ただし 、Rは、シクロアルキル置換されたネオヒドロカルビル基ではない;R1は、1 個〜約18個の炭素原子を有する1、2、3または4官能性のヒドロカルビル基 であり、nは約2〜約4の整数であり、そしてこの芳香族部分のカルボン酸エス テル基の全数を表す;aは1〜約4の整数であり、aが1のとき、R1は1価、 aが2のとき、R1は2価、aが3のとき、R1は3価であり、そしてaが4の とき、R1は4価である;R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジオー ルから誘導されるヒドロカルビル基であり;そして、xは0〜約4の整数である 。
  2. 2.請求項1の組成物であって、前記芳香族部分はベンゼン部分である。
  3. 3.請求項2の組成物であって、nは2である。
  4. 4.請求項2の組成物であって、nは3である。
  5. 5.請求項3の組成物であって、xは0である。
  6. 6.請求項4の組成物であって、xは0である。
  7. 7.請求項5の組成物であって、aは2である。
  8. 8.請求項5の組成物であって、aは3である。
  9. 9.請求項5の組成物であって、aは4である。
  10. 10.請求項6の組成物であって、aは2である。
  11. 11.請求項6の組成物であって、aは3である。
  12. 12.請求項6の組成物であって、aは4である。
  13. 13.請求項1の組成物であって、前記芳香族部分はナフタレン部分である。
  14. 14.請求項13の組成物であって、nは2である。
  15. 15.請求項13の組成物であって、nは3である。
  16. 16.請求項14の組成物であって、xは0である。
  17. 17.請求項15の組成物であって、xは0である。
  18. 18.請求項16の組成物であって、aは2である。
  19. 19.請求項16の組成物であって、aは3である。
  20. 20.請求項16の組成物であって、aは4である。
  21. 21.請求項17の組成物であって、aは2である。
  22. 22.請求項17の組成物であって、aは3である。
  23. 23.請求項17の組成物であって、aは4である。
  24. 24.芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物:▲数式、化学式、表等があ ります▼(II)ここで、Rは、約5個〜約18個の炭素原子を有するネオヒド ロカルビル基であり、そしてZは以下の基からなる群から選択される: ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼および
  25. 25.以下の構造の芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(III)ここで、Rは、約5個〜約18個 の炭素原子を有するネオヒドロカルビル基であり、そしてZは以下の基からなる 群から選択される: ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼および
  26. 26.以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する、熱酸化安定性の合 成流体組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV)ここで、Rは、約5個〜約10個の 炭素原子を有するネオヒドロカルビル基;R1は、約5個〜約16個の炭素原子 を有する2、3または4官能性のヒドロカルビル基;nは、約2〜約4の整数で あって、そしてこの芳香族部分のカルボン酸エステル基の全数を表す;aは、約 2〜約4の整数である;ただし、aが2のとき、R1は2価であり、aが3のと き、R1は3価であり、そしてaが4のとき、R1は4価である:R2は、約2 個〜約12個の炭素原子を有するジオールからのヒドロカルビル基であり;そし て、xは0〜約4の整数である。
  27. 27.請求項26の組成物であって、aは2、そしてR1は、約5個〜約12個 の炭素原子を有する2官能性のヒドロカルビル基である。
  28. 28.請求項26の組成物であって、aは3、そしてR1は、約5個〜約12個 の炭素原子を有する3官能性のヒドロカルビル基である。
  29. 29.請求項26の組成物であって、aは4、そしてR1は、約5個〜約12個 の炭素原子を有する4官能性のヒドロカルビル基である。
  30. 30.次式の芳香族カルボン酸エステルを含有する、熱酸化安定性の合成流体組 成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(V)ここで、R5は、約2個〜約18個の 炭素原子を有するヒドロカルビル基である;ただし、R5は、ネオヒドロカルビ ル基以外の第1級ヒドロカルビル基である;そして、nは、独立して、約2〜約 4の整数である;ただし、このエステルには、4個を越えない(COOR5)基 が存在し得る。
  31. 31.請求項30の組成物であって、R5は、5個〜約18個の炭素原子を有す るヒドロカルビル基である;ただし、R5は、ネオヒドロカルビル基以外のヒド ロカルビル基である。
  32. 32.以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)ここで、Arは芳香族部分;R5は 約2個〜約18個の炭素原子を有する線状ヒドロカルビル基;R1は1個〜約1 8個の炭素原子を有する2、3または4官能性のヒドロカルビル基;nは約2〜 約4の整数であって、この芳香族部分のカルボン酸エステル基の全数を表す;a は、約2〜約4の整数であり、aが2のとき、R1は2価であり、aが3のとき 、R1は3価であり、そしてaが4のとき、R1は4価である;R2は、約2個 〜約18個の炭素原子を有するジオールから誘導されるヒドロカルビル基である ;そして、xは0〜約4の整数である。
  33. 33.以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VII)ここで、Arは芳香族部分であり ;R8は、RおよびR5の混合物を包含する;Rは、約5個〜約18個の炭素原 子を有するネオヒドロカルビル基である;ただし、Rは、シクロアルキル置換さ れたネオヒドロカルビル基ではない;R5は、約2個〜約18個の炭素原子を有 する線状の第1級ヒドロカルビル基である;R1は、1個〜約18個の炭素原子 を有する1、2、3または4官能性のヒドロカルビル基である;nは、約2〜約 4の整数であって、かつこの芳香族部分のカルボン酸エステル基の全数を表す; aは、約1〜約4の整数であり、aが1のとき、R1は1価であり、aが2のと き、R1は2価であり、aが3のとき、R1は3価であり、そしてaが4のとき 、R1は4価である;R2は、約2個〜約18個の炭素原子を有するジオールか ら誘導されるヒドロカルビル基である;そして、xは、0〜約4の整数である。
  34. 34.以下の一般式の芳香族カルボン酸エステルを含有する組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)ここで、R1は、1個〜約18 個の炭素原子を有する、1官能性の第1級ヒドロカルビル基;R2は、約2個〜 約18個の炭素原子を有するジオールから誘導されるヒドロカルビル基;そして 、xは、1〜約4の整数である。
  35. 35.潤滑油の少量割合と、請求項1の組成物の芳香族カルボン酸エステルの主 要量割合とを含有する濃縮物。
  36. 36.潤滑油の少量割合と、請求項2の組成物の芳香族カルボン酸エステルの主 要量割合とを含有する濃縮物。
  37. 37.潤滑油の少量割合と、請求項13の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 主要量割合とを含有する濃縮物。
  38. 38.潤滑油の少量割合と、請求項24の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 主要量割合とを含有する濃縮物。
  39. 39.潤滑油の少量割合と、請求項25の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 主要量割合とを含有する濃縮物。
  40. 40.潤滑油の少量割合と、請求項26の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 主要量割合とを含有する濃縮物。
  41. 41.潤滑油の少量割合と、請求項30の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 主要量割合とを含有する濃縮物。
  42. 42.潤滑油の主要量割合と、請求項1の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 少量割合とを含有する潤滑組成物。
  43. 43.潤滑油の主要量割合と、請求項2の組成物の芳香族カルボン酸エステルの 少量割合とを含有する潤滑組成物。
  44. 44.潤滑油の主要量割合と、請求項13の組成物の芳香族カルボン酸エステル の少量割合とを含有する潤滑組成物。
  45. 45.潤滑油の主要量割合と、請求項24の組成物の芳香族カルボン酸エステル の少量割合とを含有する潤滑組成物。
  46. 46.潤滑油の主要量割合と、請求項25の組成物の芳香族カルボン酸エステル の少量割合とを含有する潤滑組成物。
  47. 47.潤滑油の主要量割合と、請求項26の組成物の芳香族カルボン酸エステル の少量割合とを含有する潤滑組成物。
  48. 48.潤滑油の主要量割合と、請求項30の組成物の芳香族カルボン酸エステル の少量割合とを含有する潤滑組成物。
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