JPH03501947A

JPH03501947A - 航空貨物用コンテナー及びその側壁パネルの成形方法

Info

Publication number: JPH03501947A
Application number: JP50013787A
Authority: JP
Inventors: ダンウツデイ，エドワード，エツチ
Original assignee: センチユリー・アエロ・プロダクツ・インターナシヨナル・インコーポレイテツド
Priority date: 1987-10-26
Filing date: 1987-10-26
Publication date: 1991-05-09
Also published as: WO1989003733A1; EP0385975A4; AU619451B2; AU8328087A; DE3789317T2; EP0385975B1; DE3789317D1; EP0385975A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】その側壁パネルの成形方法 −と、その成形方法及びその手段に関する。又航空貨物用コンテナーの稜線角部の構造に関し、この構造は非常に好ましい透明で強靭なポリカーボネートのパネルの組み立て分解に適し、航空貨物用コンテナーに有効に使用し得るものである。

２、従来の技術：従来のコンテナー及びその構造は、その中に入れて運搬又は保管する貨物を安全に守るために頑丈な構造のものになっている。しかしながら、従来のコンテナーの側壁パネルは、一般的に、パネルに通すことの出来るボルトを用いコンテナーの枠に取り付けられている。このためにポリカーボネートのパネルの使用は好ましくないとされており、その理由は、パネルを取り付けるときボルトが通される孔の回りに応力集中及び割れが発生するからである。更に、側壁パネルを取り付けるためにボルトナツト、リベット、その他の固定具が使われている為、別の側壁パネルに置き換えるためには多大の努力を必要とし、このパネルを取り外すためにボルトナツトを分解しなければならない。しばしば特殊な工具が必要で、又、特に飛行機に即ち緊急に照明の少ない所で、貨物コンテナーを積み込むような作業条件の場合、個々のボルトナツトを失くすことがある。更に、一般的に使われているパネルの材料はアルミニウムで、透明でない。従って作業者は貨物コンテナーに貨物がどの様に又どの程度積みルでは、率直に言って、不法行為が隠されている。

本発明によって作られたコンテナーは、最大の強度と最小の重量で、上述の課題を解決する。ポリカーボネートのパネルにボルトを通す必要が無いため、パネルの応力集中が起こらない。本発明による稜線角部の形状接手と、ここに開示するポリカーボネートパネルの縁部の形成方法との組み合わせにより、航空貨物用コンテナーにポリカーボネートのパネルの使用が可能となる。本発明による稜線角部の形状接手は、コーナージヨイントの頑丈に固定される部分の組み立て分解に本発明によるジヤツキ−ボルト機構を用いることにより、傷付いた側壁パネルを迅速容易に交換することが出来る。このジヤツキ−ボルト機構と、ポリカーボネートパネルの強靭且つ透明なこととが組みあわさり、不利な条件の下でも、１つの動力スクリュードライバーを必要とするのみで容易に修理することが出来る。

更に、この新規で改良された機構の集合体は、パネル交換のとき、航空貨物用コンテナーの組み立てに必要とする部品を失うことが無い。

本発明の目的及び概要本発明の目的は、強力で、最小の労力、工具、特殊教育で現場で修理することの出来るインターロックするコーナージヨイントを用いたコンテナーを開示することで、このコンテナーは、ここに開示するパネルの縁部の成形方法により形成された透明なポリカーボネートパネルを装着することが出来る。

本発明の別の目的は、ポリカーボネートのプラスチックパネルの縁部に係合するコルゲートを設け、これが本発明によるコーナージヨイントの縁部のコルゲートと嵌合する如くにする成形方法を開示することである。

本発明の１つの実施例に於いては、貨物コンテナーの製造方法が開示され、ここでは、透明なポリカーボネートパネルの縁部が、このパネルエツジに連続的にコルゲートを成形する如くに設けられた１個以上のローラーディスクに、このパネルエツジを約５５℃（１２０’　Ｆ）に予熱して通すことによって、少なくとも１つのフルゲートを持つように成形され、次に、このパネルが、長手方向で用いられ、コンテナーの縁回りを形成する外側及び内側の角部形状板の間に通され、次に上記外側及び内側の角部形状板に１列に設けられた孔、但し上記パネルを貫通していない、に差し込まれた螺子付きボルトを締め付ける。この場合、ボルトにはナツトが嵌められ、このナツトが回転しない手段によって保持され、これらを締め付けることによって上記パネルが上記形状板に圧着及び取り外し可能に保持される。そして最後に、コンテナーの外郭縁部の間に側壁パネル無しで残されている開口部にドアが取り付けられる。

本発明による更に別の実施例に於いては、ポリカーボネートのプラスチックシートの縁に、互いに平行なコルゲートの縁部分を持つフルゲートを成形する方法が提供され、この場合、このシートのフルゲートがこれと対応する２つのフルゲ− トの間に差し込まれ、この対応するコルゲートが、貨物コンテナーの２つのインターロック・コーナージヨイントの縁部を形成しており、この方法が：このシートの縁部を、約５５℃（１２０’　Ｆ）士約１０℃の成形温度に加熱し；次に、このシートの縁部を一連のローラーダイスに通し、このブラ以上本発明の概要に就いて説明したので、次に添付した図面に就いて説明する。

第１図は、本発明による航空貨物用コンテナーの稜線角部を拡大して示す断面図、第２図は、第１図の稜線角部のコーナージヨイントの取り付は時に於ける状態を示す断面図、第３図は、第１図と同じ稜線角部で、上部の支持ナツトを除外した実施例の取り外し時に於ける状態を示す断面図、第４図は、本発明による成形装置の正面図、第５図は、第４図の装置の一部を示す平面図、第６図は、第４図の線６−６に沿う断面図、第７図は、第４図の線７−７沿う断面図、第８図は、第４図の線８− ８沿う側面図、である。

実施例の詳細な説明上記図面に於いて、同一の部分に就いては同一の参照符号が用いられている。第３図に於いて、コンテナー１０の稜線角部２０がチャンネル状外側の角部形状板１８を持ち、これがその長手方向に沿って内側の角部形状板２４と係合して用いられるフランジ状縁２２を持ち、又その間にパネル外皮２６を保持し、コンテナー１０の稜線角部２０を形成する。

このパネル外皮２６がコンテナー１０の側壁を形成する。パネル外皮２Ｂの周縁部２８が外側形状板１８と内側形状板２４との間に差し込まれ、取り外し可能に保持される。

パネル外皮２６の周縁部２８の波状コルゲートがパネルの４辺に沿って平行な畝２９．３０をロール成形することによって形成される。この畝が上記の内側及び外側の板２４．１８の対応するそれぞれの細長い溝２５．１９の中に保持される。内側形状板２４の突起２７が畝２９と係合し、これを外側形状板１８の溝１９の中に押し込む。これと同時に、外側形状板１８のフランジ状縁２２が２つのパネル外皮２６の畝３０と係合し、これらを内側の角部形状板２４の向き合った溝２５の中に押し込む。外側形状板１８の内側の突起２３が内側形状板２４の好ま１．＜は半円状の溝３９と係合し、この２つの板が締め付けられたときの結合力を与える。

従って、螺子によって締め付けられたとき、ボルドーナツト３４．３２−が、稜線角部の外側及び内側の板１８．２４の間に差し込まれたパネル外皮２６のコルゲート周縁部２８を圧迫し、これを長手方向に沿って取り外し可能に保持し、コンテナー１０の稜線角部２０を形成する。

外側及び内側の板１８．２４の１列に並んだ孔３６を介してボルト３４が短いチャンネル３８に差し込まれる。ナツト３２がこのチャンネル３８の中に回転可能に移動不可能に保持され、このチャンネル３８は内側形状板２４の中に摺動して差し込まれ、この板２４の内側から突出するチャンネル状の延出部３５によって固定されている。ナツトを保持するこのチャンネル３８がこの延出する谷部によってその中に保持される。

第２図に示す如く、痛んだパネルの外皮２６を交換するとき、構造的角部２０を構成する構成部品が完全に外される訳では無く、ボルドーナツト３４．３２が外側形状板１８及び内側形状板２４と結合したままに残され、これらが外されて紛失することを防いでいる。

第３図に示す短いチャンネル３８の形状が、第１及び２図の場合は変更されて、全体的にＵ形の延出部１０Ｂが加えられる。

この実施例に於いては、ボルト３４の突出端部１０ｇが、ナツト８２を締めたとき、このＵ形の延出部１０Ｂを持つチャンネル片３８によって囲まれ、ボルト３４の端部又はそこの螺子部の破損を防ぐと共に中の貨物を保護する。コンテナー１０の稜線角部２０の組み立てで、ボルト３４が締め付けられたとき、このチャンネル３８のＵ形の部分１０Ｂのディンプル１０７にボルトの端部がすっぽり納まるような寸法になっている。従って、ボルトの端部１０８とディンプル１０７とが係合して、特に垂直の稜線角部に於いて、チャンネル片３８がナツト８２を囲む位置からずれることを防いでいる。ボルト３４を回して第２図に示す位置に後退させたとき、その端部１０８にはナツト８２が螺子で付いたままになっている。この後退した位置で、外側形状板１８と内側形状板２４との間に保持されているパネル外皮２Ｂを外すことが出来る。従って、角部２０を構成する構成部品は、パネル外皮２６の取り付は及び又は取換えのとき、全体的に分解されることか無い。

第１及び２図の第２の実施例に於いては、ワッシャ１１０及び支持ナツト１１２が、形状板１８の裏側の対応して開けられた凹部１１４の中でボルト３４に螺子装着されている。商品名“ｎ　ｙ　ｌ　ｏ　ｃ−ｎ’ｕ　ｔ”で知られている自己固定式ナツト１１２がナイロンの挿入部品を持ち、これが、ナツトをボルト３４の螺子に締め付け、ワッシャー１１０とパネル板１８との間に空間が出来、ボルトが孔３Ｂ及び外側形状板の中で回転出来るようになっている。従って、ボルト３４を回して第２図に示す位置に後退させるとき、ワッシャ１１０とナツト１１２とがボルトと共に回転し、ボルト３４に取り付けられていた位置のままで残っている。チャンネル３Ｂに回転可能に移動不可能に保持されているナツトがボルト３４から緩められれ、外側形状板１８が内側形状板２４との固定位置から強制的に離され、かくして外皮２６が外される。

次に第９図に本発明による貨物コンテナー１０、特に航空貨物用コンテナー、が示されている。このコンテナー１０が天板１２、底板１４、及び複数の外面側壁１Ｂから成っている。このコンテナー１０の実際の外形は、角度を持った及び又は切り詰められた壁ｌｅａを加えることによって、例えば、貨物輸送航空機又は外洋船に対して、特殊な場所に置かれる如くに設計されている。開口部５４に関節ハンドル７４、三角板７８、及び敷居溝８２が付いており、これに可撓性のドアフラップ（図示無し）を取り付けることが出来る。コンテナー１０の稜線角部２０がボルト３４を持ち、これが、第１から３図に示す如く、表面から操作することが出来、又この角部を貫通している。側壁１６の下側のパネル部分５８が、底板１４の回りに構造的枠を形成する中空の稜線補強部材６０で補強されている。

次に第４図によって説明すると、この図は本発明による装置の側面図で、この装置２１２が２つの部分、即ち加熱手段２１４と成形手段２１６とから成っている。この加熱手段２１４が側板２２０に囲まれた１個以上の加熱ランプ２１８を持っている。

この側板２２０がクランプ２２４によって柱２２２に装着される。

このクランプ２２４を緩めて、加熱手段２１４を上下に調節することが出来る。

これによって加熱手段２１４と成形手段２１６との間隔を調節することが出来る。

このランプ２１８は赤外線ランプにすることが出来る。代表例として、これらの加熱ランプには２５０ワツトの電流が流さる７個の加熱ランプが設けられ、１４インチ離れて置かれた金属部分の温度を約１１０’　Ｆ　（４９℃）に上げることが出来る。

成形手段２１６が１連の対向するローラーダイス２２Ｂ及び２２８を持ち、ローラーダイス２２６がローラーダイス２２８の上に配置される。第４図に於いては８個の対を成すローラーダイス２２８〜２２６Ｇ及び２２８〜２２８Ｇが設けられており、この向き合ったダイスの対の数は、成形するプラスチックシートの縁をどの様な幾何学的形状にするかによって変化する。これらのローラーダイス２２６，２２８は同じ進行方向に即ち右から左に向かって回転する。第６図に示す位置決め手段２３０によってシートがこの一連の向き合ったたローラーダイスの間に送り込まれる。シート２３６が第４図の右から左に向かって進み、ローラーダイス２２６．２２８の次に順序アルファベット順に並ぶ対のローラーダイスに出会う。シートが対を成すローラーダイス及びこれに続いて第３のローラーダイス２３８〜２３８Ｃを持つローラーダイスに出会い、角部の形状板の縁に形成される溝と係合する形にシートが連続的にコルゲート加工される。ローラーダイス２２６〜２２６Ｇ及び２２８〜２２８Ｇはいずれも電動モーターによって回転する。

第５図は装置２１２の平面図である。加熱側板２２０が２点鎖線で示され、上ローラ−ダイス２２Ｂとの位置関係が示されている。この代わりに、加熱集合体によって全ての上ローラ−ダイス又は上下の全てのローラーダイスを加熱するようにすることが出来る。第６図に示す如く、位置決め手段２３０が、テーブル２３２上に装着されたアングル鋼材で作られた案内２３４を持つ水平テーブル２３２を持っている。案内２３４のアングルがテーブル２３２の上に間隔を持って装着され、その隙間を、プラスチック材料がテーブル２コ２の上に置かれたフェルト帯に沿って摺動する。位置決め手段２３０が熱可塑性の材料で作られたシートを一連の対向するローラーダイス２２６〜２２６Ｇ及び２２８〜２２８Ｇの中に案内する。

第７図は装置２１２の部分断面図で、熱可塑性の材料で作られたシート２３Ｂが最初の対を成すローラーダイス２２６．２２８の間を前進する状態が示されている。これらのローラーダイスが熱可塑性材料のシートを図に示す形に変形する。

第８図は第４図の線８−８に沿う断面図で、熱可塑性材料のシート２３Ｂが最後のローラーダイス２２８，２２８にら侵入した状態が示されている。熱可塑性材料のシート２３６に当接しているのは第３のローラーダイス２３８、即ち一連の第３のローラーダイス２８８〜２３８Ｃの最後のダイス、である。図に示す如く、ここでは、°組をなす３種類のローラーダイス２２６　Ｇ。

２２８　Ｇ、及び２３８が加熱手段２１４の範囲を越えている。しかしながら、パネルの予熱及び最初の一連のローラーダイスの加熱により、熱可塑性の材料は尚成形可能である。第８図に示す如く、シート２３６の縁に加工される畝は最小の曲率半径で複雑な形に加工される。

本発明による成形装置及びその方法はプラスチック材料のシート２３Ｂの縁に十分な熱を保持し、この縁を、一連のローラーダイス２２６〜２２６　Ｇ、　２２８〜２２８　Ｇ、及び、２３８〜２３８Ｇ１によって所望の幾何学形状に成形することが出来る。熱は、先ず、このシートを上記装置に装入する前に、パネルを別々に１２０”Ｆに加熱することによって、次に上ローラ−ダイス２２Ｂが加熱手段２１４によって加熱されることによって与えられる。ローラーダイス２２Ｂからシート２３６への熱移動は直接接触によって行われ、シートの温度を約１２０’Ｆに維持する。加熱手段２１４から上ローラ−ダイス２２６への熱移動は加熱ランプ２１８の輻射熱によって行われる。赤外線加熱ランプの場合は、７個の加熱ランプを集めることにより、上ローラ−ダイス２２６の温度が１１０”　Ｆ　（４９℃）になる。

これによってプラスチックシート２３８に十分な熱が維持され、この熱によってローラーダイス２２８．２２８による成形が可能となる。従ってシート２３６が柔軟で、所望の幾何学形状に成形される。

本発明による熱可塑性材料のシートの縁の成形装置及びその方法は特に最近の航空貨物用コンテナーの製造に適している。この貨物コンテナーの側面パネルは軽量で且つ乱暴な取扱い及び酷使に耐える強度を持っていることが望まれる。ポリカーボネート材料、例えばジェネラルエレクトリック社製ポリカーボネート、がこの条件に合う。航空貨物用コンテナーの１つの特殊な形態に於いて、パネルの外皮の縁部の幾何学形状が一連のコルゲートから成り立っている。その曲率半径は代表的にはシート材料の厚さに等しい。ポリカーボネートの場合、冷開成形は勧めることが出来ない、この場合は、曲率半径はシート材料の厚さの１００倍である。これ以下の曲率半径にすると応力集中が発生する。

特に、上ローラ−ダイスから約１４インチの位置の側板の中に置かれた赤外線ランプの集合体によって上ローラ−ダイスの温度を１１０’　Ｆ　Ｃ４９℃）に上ることが出来た。特に、１／１６インチ厚のポリカーボネートのシートがローラーダイスを持つ成形手段に装入され、上述した加熱集合体がこのダイスの上１４インチに装着される場合、航空貨物用コンテナーの側面パネルに必要とする複雑な幾何学形状をシートの縁に形成することが出来た。

本発明の最も重要な特徴は特殊なポリカーボネート材料を用いたジヨイントである。このジヨイントは連続接手で、全てのジヨイントが強度を持っている。リベット又はボルト又はその他の機械的方法による接手の場合は、強度がこのリベットによフて与えられ、このリベットが１／２インチ、１インチ、２インチ、又は任意のピッチで設けられているとすると、強度がこの点及びそのピッチでのみ与えられる。高い強度が必要な場合°、非常に多数の固定具、リベット、ボルト、等が必要となる。ポリカーボネートパネルを持つ本発明のコンテナーで試験した場合、インチ当り５００ポンドの荷重に耐えることが判った。本発明のコンテナーの上面のジヨイントの区域即ちジヨイントの直線長さが１６０インチ＋１２０インチで、合計２８０インチで、耐荷重値がインチ当り５００ポンドであって、約１５０．０００ポンドの“ぐらつき°荷重（ｓｔａｇｇｅｒｉｎｇ　１ｏａｄ　）が得られる。上述したジヨイントを使わない場合は、これと同じ荷重値を得るために、１／２インチ間隔にリベットの３重線を設ける必要がある。

こうするための費用は莫大であるし、重量の増加も大きいし、その保守に要する費用も大きい。本発明の設計による場合は、１人の作業者が動力付きスクリュードライバーを持って５分でパネルの取り外し又は交換が出来る。即ち、使用しているポリカーボネートシートの抗張力に等しい非常に高い強度が本発明の設計の更に別の特徴は、ジヨイントがそれ自身の中空断面により、フレームに大きな強度を与える点である。

アルミニュウム又はポリカーボネートを材料とするいずれの場合に於いても、このコンテナー構造が隔壁効果を持ち、例えばドラムの場合、このドラムの皮が外郭の壁を引っ張りこれに強度を与えているのに似ている。又弾力性もあるので、打撃を受けた場合、これが破壊される前にそのエネルギーの大部分を吸収する。

この強力なフレームが押し出し製品（ｅｘｔｒｕｓｌｏｎ　）即ち内側及び外側角部の形状板によって達成される。これらの板が互いにクランプされることにより１つの中空の押し出し製品が形成され、その他の構造に比し、遥かに大きいフレーム強度が得られる。

以上説明したジヨイントはポリカーボネートパネルを使うことを可能とする。ポリカーボネートは長い量大に親しまれて来た材料であるが、未だかつてこの様な用途に使われたことが無い。これは、ボックスへの固定方法にリベットのみが使われていたことに起因し、いずれにしても応力集中による欠陥の発生が不可避だったからである。本発明の場合は、パネルにはその原因をなす孔が無い。従って、本発明によるジヨイントによってポリカーボネートを利用することが可能となったと言うことが出来る。第３図によって説明すると、ここで重要な因子はキャップの押し出し製品の小いさなビーズ即ち突起２３を持つ２本の内側の脚部である。この小いさなビーズが、これが通過した後第３図に示す元の位置に戻るリム２１を通過することによって、形状押し出し製品の凹部即ち溝３９に嵌合する。

これらの２つのビーズ即ち突起が嵌合してそこに止まることによって、２つの押し出し製品が１つの一体の押し出し製品となる。このための嵌合及び分離に要する力が実に重要である。

参照符号１０８で示すジヤツキボルト（第３図）が、キャップの押し出し製品（即ち角部の外側形状板１８）を構造部の押し出し製品（即ち内側の角部形状板２４）から強制的に外すための手段である。これらの２つの脚部２３が構造部の押し出し製品に接続されたとき、このキャップが固定され、パネルの上に示すこの固定ジーインドがパネルの外れることを完全に防ぐ。注意すべき点はこの溝即ち凹部が深いことである。即ちこの嵌合取り付けが外れるためには、脚２３が曲げられなければならない。この脚が曲げられると、これが片側に寄り、寄れば寄る程これが押し込まれることになる。これと同じ状態が溝３９に見られる。従って、この２つの脚２３が溝３９の中心に固定されるので、この固定は絶対的である。

ボルト３４はコンテナーの構造強度の点からは不必要な物である。このボルトはキャップを付けたり外したりするために用いられる物である。従って、結合のためのボルトを必要としないジヨイントを作ることが出来る。ボルトで圧力を掛けた後に起こることは、この中央の２つの脚２３が内側に曲り、これらがカム状の戻り止めを通過するとき、若干スプリングバックしく０．０２０インチ程度）、これてにより固定され、ジヤツキボルト１０ｇによって強制的に外されるまで、外側及び内側の押し出し製品が固定され続ける。

外側キャップの脚がＵ断面の中に固定される。このＵ断面に於ける隙間は１／１６インチ以下に設計されている。ポリカーボネートパネルの厚さは全面的に１／１６インチである（成形された縁部を含む）。パネルに荷重が掛かる程、脚が上に引っ張られ、これがパネルの側面に、又内側押し出し製品の隣接する脚に押し付けられる。パネルは２つの押し出し製品の間に挟まれ、即ち、パネルに掛かる荷重が脚を外に引っ張ろうとし、外側に引７張れば引っ張るほど、脚が内側押し出し製品に詰め込まれ、パネルを内側と外側の押し出し製品の間に挟みつけ、“ これによってしっかりと固定される。荷重が掛かる程固定が強くなると言うことは重要であり、これが押し出し製品の全周に亘って行われる。

ボルトのみによって、例えば３フィート間隔で、保持を行い、非常に大きな荷重がこの３フィート間隔の中央に掛かったとすると、キャップの押し出し製品が曲り、これらのボルトの間で外に膨らみ、フレームが設計通りに機能しなくなる。

キャップは内側の押し出し製品に近付くどころか、離れて行って終には外れてしまう。

外側押し出し製品が第２の外側の脚を持ち、この第２の脚２２が内側の構造部の押し出し製品の中に入り１、その中に押し込まれる。一旦押し出し製品が固定されるとこの脚は外に出ることが出来ない。完全に一体化することによって押し出し製品の間にパネルが挟まれ、ポリカーボネートの板の縁に連続的に形成された成形部を固定する。これらの２つの脚が結合し、一体化する。この場合、この２つの押し出し製品は１個の押し出し製品と同じ構造的強度を持つ。

以上説明した本発明に対し、従来技術により各種の変形変更を行うことが可能である。これらの変形変更は全て本発明及び請求項の思想及び請求の範囲に含まれるものである。又ここに説明のために記載した実施例に対する変形変更に就いでも同様である。

ＦＩＧ、ＩＦＩＧ、２ＦＩＧ、３補正置の翻訳文提出書（特許法第１８４条の８）平成２年４月２乙日特許庁長官　吉　１）文　毅　殿〕９国際出願番号ＰＣＴ／ＵＳ８７１０２７２４２、発明の名称航空貨物用゛コンテナー及びその側壁パネルの成形方法３、特許出願人住所　アメリカ合衆国　カリフォルニア州　９０２２１コンプトン。

名称　センチユリ−・アエロ・プロダクツ・インターナショナル・インコーホレイテッド国籍　アメリカ合衆国４、代理人東京都千代田区霞が関３丁目７番２号〒１００　１ｉ話　０３　（５０２）３１８１　（大代表）（５８４７）　弁理士　鈴　江　武　彦（ほか３名）５、補正置の提出年月日１９８９年７２月り２日６、添付書類の目録（１）補正置の翻訳文　１通請求の範囲１、貨物用コンテナーの製造方法で、この方法が：約５５℃（１２０”　Ｆ）に予熱された透明なポリカーボネートのパネルの縁部を、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成する如くに配置された１個以上のローラーダイスに通すことによって、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わせて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを差し込み、上記コンテナーの稜線縁部を形成することと；上記内側及び外側角部形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナツトと組み合わされ、上記ナツトが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側形状板によって圧迫取り付は及び取り外し可能に保持される、如くにすることと：上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む、貨物用コンテナーの製造方法。

２、上記ポリカーボネートパネルが半透明である、請求項１記載の方法。

３、上記ボルトを緩めたとき、上記の螺子付きボルトとナツトの組み合わせ体が上記内側及び外側形状板をずらす、請求項１記載の方法。

４、上記ローラーダイスが上記ローラーダイスから間隔を持って設けられた放熱加熱手段によって加熱される、請求項１記載の方法。

５、上記放熱加熱手段が少なくとも１個の加熱ランプ手段を含む、請求項４記載゛の方法。

６、上記放熱加熱手段が２組の加熱ランプを含み、上記ローラーダイスが作業温度に昇熱されるとき、上記２組の加熱ランプが点灯され、上記ローラーダイスが作業温度に達した後は、１組のランプのみが点灯される如くにする、請求項５記載の方法。

７、上記の成形中の上記ローラーダイスの温度が約４９℃（１１０°Ｆ）である、請求項１記載の方法。

８、上記ナツト保持手段が上記内側形状板の長手方向に沿い設けられた全体としてＵ形の内側チャンネル板であり、上記のＵ形の内側チャンネルの深さが上記螺子付きボルトの長さより短く、上記螺子付きボルトが完全に締め付けられたとき、上記螺子付きボルトが上記Ｕ形の内側チャンネル板の底壁の中に押し込まれる、請求項１記載の方法。

９、上記ナツト保持手段が上記内側形状板の長手方向に沿っ記Ｕ形の内側チャンネル板の深さが上記螺子付きボルトの長さと実質的に同じであり、上記螺子付きボルトが完全に締め付けられたとき、上記ボルトの端部が上記Ｕ形の内側チャンネル板の底壁に係合する、請求項２記載の方法。

１０、上記パネルの縁部に設けられた上記コルゲートが少なくとも１つのロール成形された畝を持ち、これが突出する谷部と溝部との少なくとも１つの組み合わせ体の間に差し込まれ、且つ取り外し可能に保持され、上記組み合わせ体が角部の上記外側形状板と上記内側形状板との組み合わせによって形成されている、請求項１記載の方法。

１１、上記パネルがコンテナーから遠ざかる方向に向いて開口するロール成形による第１の畝と、上記コンテナーの中に向かって開口するロール成形による第２の畝と、を持ち、上記第２の畝が上記パネルの端部と上記第１の畝との間にあり、上記第１の畝が、上記外側形状板の突出する谷部と上記内側形状板の溝部との第１の組み合わせ体の中に差し込まれ且つ取り外し可能に保持され、又、上記第２の畝が、上記内側形状板の突出する谷部と上記外側形状板の溝部との第２の組み合わせ体の中に差し込まれ且つ取り外し可能に保持される、請求項１０記載の方法。

１２、上記形状板が更に：上記パネルが上記内側及び外側形状板の間に差し込まれたとき、上記パネルの外側に突出する第２の谷部；を含み、上記突出する第２の谷部が、向き合った形状板に設けられた半円形の第２の溝手段と互いに係合する突出する唇部手段で終り、上記の２つの形状板が互いに押し付けられたとき、その結合に必要とする力を与える如くにする、請求項１１記載の方法。

１３、上記貨物用コンテナーが、互いに圧接された上記形状板の上で、インチ当り約５００ボンドの荷重に耐える、請求項１記載の方法。

１４、透明なポリカーボネートパネルの縁部に、約５５℃（１２０６Ｆ）に予熱された上記パネルの縁部を、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成する如くに設けられた１個以上のローラーダイスに通すことにょっ七、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わされて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを通すことと；上記内側及び外側形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナツトと組み合わされ、上記ナツトが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側形状板によって圧迫取り付は及び取り外し可能に保持される、如くにすることと；上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む方法によって作られた貨物用コンテナー。

１５、透明なポリカーボネートのパネルの縁部に、この縁部を約５５℃（１２０＠Ｆ）に予熱して、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成する如くに配置された１個以上のローラーダイスに通すことによって、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わせて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを差し込み、上記コンテナーの稜線縁部を形成することと；上記内側及び外側の形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナツトと組み合わされ、上記ナツトが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側の形状板によって圧迫取り付は及び取り外し可能に保持される、如くにすることと；上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む手順によって作られた、貨物の限定された貯蔵空間。

１６、ポリカーボネートのプラスチックシートに、実質的に互いに平行なコルゲートの縁部分を持っコルゲートを形成する方法で、この場合、上記シートが２つの対応するコル／７’−トの中に組み合わされるコルゲートを持ち、上記の各対応するコルゲートが、貨物用コンテナーの互いに組み合わされるコーナージヨイントの一方の縁部をそれぞれ形成する、方法に於いて、上記方法が：上記シートを、少なくとも約５５℃（１２０’　Ｆ）士約１０℃の連続成形温度に加熱することと；上記シートの縁部に所望のコルゲートを連続的に形成する一連のローラーダイスに、このシートを通すことと；を含む、ポリカーボネートのプラスチックシートに、実質的に互いに平行なフルゲートの縁部分を持つコルゲートを形成する方法。

１７、上記加熱されたシートの縁部の上記温度が、上記の複数のローラーダイスの一部のダイスを選択的に加熱することによって維持される、請求項１３記載の方法。

１８、上記の加熱されたローラーダイスが４９℃（１１０＠１９、貨物の限定さ杵た貯蔵空間を設ける方法で、この方法が：上記内側及び外側の角部形状板を強制的に押し付は係合状態にする手段と；かうなる角部形状板を設けることと；上記角部形状板と組み合わすことの出来る如くに予め成形され処理されたパネルを、上記パネルのコルゲートの設けられた縁部を上記内側及び外側の角部形状板の縁部のコルゲートの間に形成された溝の中に差し込むことによって、上記角部板に接続することと：の手順を含む、貨物の限定された貯蔵空間を設ける方法。

２０、その構造が：長手方向に沿い連続的に互いに噛み合わせて用いられる内側及び外側の角部形状板で、これらが互いに、上記形状板を互いにスナップ結合するための連続した谷部と溝と分かち持ち、上記形状板がそれらの縁部に互いに対応するコルゲートを持つ如くに形成されている、ものと；が上記形状板の上記コルゲートと組み合わされて用いられ、上記パネルの全ての縁部で上記形状板との係合が行われたとき、上記パネルが張力の掛かった状態になる、ものと；上記内側及び外側の角部形状板が互いに上記パネルのコルゲートの付いた縁部を強制的に閉じ込め、又一方スナツプ取り付けされた上記板から強制的に上記パネルを外すことが出来る如くにする、手段と；を含むコンテナー。

２１、内側及び外側の形状板を互いに強制的に接続分離する２２、上記ボルトに上記ナツトが嵌められる場合、上記ボルトが上記ナツトから絶対に分離せず、又、上記ナツトが上記形状板に対して、上記ボルトが上記形状板から絶対に外れない如くにした、請求項２１記載のコンテナー。

２３、上記ナツトを保持するための手段が、上記内側の形状板と長手方向に沿い係合するＵ形の内側のチャンネルからなり、更に、このチャンネルの中で上記ナツト及びボルトの長手方向の移動を防ぐ内側の突起を持ち、このチャンネルの深さが螺子付きボルトの長さより短く、ボルトが完全に締め付けられたとき、上記ボルトが上記Ｕ形の内側チャンネルの壁に接する如くにする、請求項２１記載のコンテナー。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】

１．貨物用コンテナーの製造方法で、この方法が：約５５℃（１２０°Ｆ）に予熱された透明なポリカーボネートのパネルの縁部を、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成する如くに配置された１個以上のローラーダイスに通すことによって、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わせて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを差し込み、上記コンテナーの稜線縁部を形成することと；上記内側及び外側角部形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナットと組み合わされ、上記ナットが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側形状板によって圧迫取り付け及び取り外し可能に保持される、如くにすることと；上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む、貨物用コンテナーの製造方法。
２．上記ポリカーボネートパネルが半透明である、請求項１記載の方法。
３．上記ボルトを緩めたとき、上記の螺子付きボルトとナットの組み合わせ体が上記内側及び外側形状板をずらす、請求項１記載の方法。
４．上記ローラーダイスが上記ローラーダイスから間隔を持って設けられた放熱加熱手段によって加熱される、請求項１記載の方法。
５．上記放熱加熱手段が少なくとも１個の加熱ランプ手段を含む、請求項４記載の方法。
６．上記放熱加熱手段が２組の加熱ランプを含み、上記ローラーダイスが作業温度に昇熱されるとき、上記２組の加熱ランプが点灯され、上記ローラーダイスが作業温度に達した後は、１組のランプのみが点灯される如くにする、請求項５記載の方法。
７．上記の成形中の上記ローラーダイスの温度が約４９℃（１１０°Ｆ）である、請求項１記載の方法。
８．上記ナット保持手段が上記内側形状板の長手方向に沿い設けられた全体としてＵ形の内側チャンネル板であり、上記のＵ形の内側チャンネルの深さが上記螺子付きボルトの長さより短く、上記螺子付きボルトが完全に締め付けられたとき、上記螺子付きボルトが上記Ｕ形の内側チャンネル板の底壁の中に押し込まれる、請求項１記載の方法。
９．上記ナット保持手段が上記内側形状板の長手方向に沿って設けられた全体としてＵ形の内側チャンネル板であり、上記Ｕ形の内側チャンネル板の深さが上記螺子付きボルトの長さと実質的に同じであり、上記螺子付きボルトが完全に締め付けられたとき、上記ボルトの端部が上記Ｕ形の内側チャンネル板の底壁に係合する、請求項２記載の方法。
１０．上記パネルの縁部に設けられた上記コルゲートが少なくとも１つのロール成形された畝を持ち、これが突出する唇部と溝部との少なくとも１つの組み合わせ体の間に差し込まれ、且つ取り外し可能に保持され、上記組み合わせ体が角部の上記外側形状板と上記内側形状板との組み合わせによって形成されている、請求項１記載の方法。
１１．上記パネルがコンテナーから遠ざかる方向に向いて開口するロール成形による第１の畝と、上記コンテナーの中に向かって開口するロール成形による第２の畝と、を持ち、上記第２の畝が上記パネルの端部と上記第１の畝との間にあり、上記第１の畝が、上記外側形状板の突出する唇部と上記内側形状板の溝部との第１の組み合わせ体の中に差し込まれ且つ取り外し可能に保持され、又、上記第２の畝が、上記内側形状板の突出する唇部と上記外側形状板の溝部との第２の組み合わせ体の中に差し込まれ且つ取り外し可能に保持される、請求項１０記載の方法。
１２．上記形状板が更に：上記パネルが上記内側及び外側形状板の間に差し込まれたとき、上記パネルの外側に突出する第２の唇部；を含み、上記突出する第２の唇部が、向き合った形状板に設けられた半円形の第２の溝手段と互いに係合する突出する唇部手段で終り、上記の２つの形状板が互いに押し付けられたとき、その結合に必要とする力を与える如くにする、請求項１１記載の方法。
１３．上記貨物用コンテナーが、互いに圧接された上記形状板の上で、インチ当り約５００ポンドの荷重に耐える、請求項１記載の方法。
１４．透明なポリカーボネートパネルの縁部に、約５５℃（１２０°Ｆ）に予熱された上記パネルの縁部を、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成する如くに設けられた１個以上のローラーダイスに通すことによって、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わされて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを通すことと；上記内側及び外側形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナットと組み合わされ、上記ナットが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側形状板によって圧迫取り付け及び取り外し可能に保持される、如くにすることと；上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む方法によって作られた貨物用コンテナー。
１５．透明なポリカーボネートのパネルの縁部に、この縁部を約５５℃（１２０ °Ｆ）に予熱して、パネルの縁部にコルゲートを連続的に形成ずる如くに配置された１個以上のローラーダイスに通すことによって、少なくとも１つのコルゲートを形成することと；長手方向に沿って組み合わせて用いられる外側及び内側の角部形状板の間に上記パネルを差し込み、上記コンテナーの稜線縁部を形成することと；上記内側及び外側の形状板の１列に配列された孔に差し込まれた螺子付きボルトを締め付け、但し上記パネルは貫通しない如くにし、この場合、上記ボルトがナットと組み合わされ、上記ナットが非回転手段により保持され、上記の締め付けにより、上記パネルが上記内側及び外側の形状板によって圧迫取り付け及び取り外し可能に保持される、如くにすることと；上記コンテナーの上記稜線縁部の間に側壁パネルの無い状態で残されている開口部にドアを取り付けることと；を含む手順によって作られた、貨物の限定された貯蔵空間。
１６．ポリカーボネートのプラスチックシートに、実質的に互いに平行なコルゲートの縁部分を持つコルゲートを形成する方法で、この場合、上記シートが２つの対応するコルゲートの中に組み合わされるコルゲートを持ち、上記の各対応するコルゲートが、貨物用コンテナーの互いに組み合わされたコーナージョイントの一方の縁部をそれぞれ形成する、方法に於いて、上記方法が：上記シートを、少なくとも約５５℃（１２０°Ｆ）±約１０℃の連続成形温度に加熱することと；上記シートの縁部に所望のコルゲートを連続的に形成する一連のローラーダイスに、このシートを通すことと；を含む、ポリカーボネートのプラスチックシートに実質的に互いに平行なコルゲートの縁部分を持つコルゲートを形成する方法。
１７．上記加熱されたシートの縁部の上記温度が、上記の複数のローラーダイスの一部のダイスを選択的に加熱することによって維持される、請求項１３記載の方法。
１８．上記の加熱されたローラーダイスが４９℃（１１０°Ｆ）の温度に加熱される、請求項１４記載の方法。
１９．貨物の限定された貯蔵空間を設ける方法で、この方法が：（ａ）内側及び外側の角部形状板と；及び、（ｂ）上記内側及び外側の角部形状板を強制的に押し付け係合状態にする手段と；からなる角部形状板を設けることと；上記角部形状板と組み合わすことの出来る如くに予め成形され処理されたパネルを設けることと；上記角部形状板と組み合わすことの出来る如くに予め成形され処理されたパネルを、上記パネルのコルゲートの設けられた縁部を上記内側及び外側の角部形状板の縁部のコルゲートの間に形成された溝の中に差し込むことによって、上記角部形状板に接続することと；の手順を含む、貨物の限定された貯蔵空間を設ける方法。
２０．その構造が：長手方向に沿い連続的に互いに噛み合わせて用いられる内側及び外側の角部形状板で、これらが互いに、上記形状板を互いにスナップ結合するための連続した唇部と溝と分かち持ち、上記形状板がそれらの縁部に互いに対応するコルゲートを持つ如くに形成されている、ものと；その縁部にコルゲートが形成されたパネルで、上記縁部が上記形状板の上記コルゲートと組み合わされて用いられ、上記パネルの全ての縁部で上記形状板との係合が行われたとき、上記パネルが張力の掛かった状態になる、ものと；上記内側及び外側の角部形状板が互いに上記パネルのコルゲートの付いた縁部を強制的に閉じ込め、又一方スナップ取り付けされた上記板から強制的に上記パネルを外すことが出来る如くにする、手段と；を含むコンテナー。
２１．内側及び外側の形状板を互いに強制的に接続分離する上記手段が上記形状板に差し込まれる、但し上記パネルは貫通しない、螺子付きボルトを含み、上記ボルトがナットと組み合わされ、上記ナットが非回転関係にある手段によって保持されている、請求項２０記載のコンテナー。
２２．上記ボルトに上記ナットが嵌められる場合、上記ボルトが上記ナットから絶対に分離せず、又、上記ナットが上記形状板に対して、上記ボルトが上記形状板から絶対に外れない如くにした、請求項２１記載のコンテナー。
２３．上記ナット保持手段が、上記内側の形状板と長手方向に沿い係合するＵ形の内側のチャンネルからなり、更に、このチャンネルの中で上記ナット及びボルトの長手方向の移動を防ぐ内側の突起を持ち、このチャンネルの深さが螺子付きボルトの長さより短く、ボルトが完全に締め付けられたとき、上記ボルトが上記Ｕ形の内側チャンネルの壁に接する如くにする、請求項２１記載のコンテナー。