JPH03501586A - 同期しない射出時間を有する積層多分割成型システムの保持圧制御及びクランプ - Google Patents

同期しない射出時間を有する積層多分割成型システムの保持圧制御及びクランプ

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JPH03501586A
JPH03501586A JP63506286A JP50628688A JPH03501586A JP H03501586 A JPH03501586 A JP H03501586A JP 63506286 A JP63506286 A JP 63506286A JP 50628688 A JP50628688 A JP 50628688A JP H03501586 A JPH03501586 A JP H03501586A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 同期しない射出時間を有する積層多分割成型システムの保持圧制御及びクランプ 発明の背景 本発明は、成型システム及び成型方法に係わり、特に同期しない射出時間を有す る積層多分割成型システムの保持圧制御及びクランプに関する。
積層多分割成型システムは、互いに同軸上を移動するように配設された少なくと も3つの成型ブロックを有している。成型キャビティは、隣接する成型ブロック 間に形成される。同期しない積層多分割成型システムにおい−で、これは、左、 中央、及び右成型ブロックを有し、左成型キャビティが左及び央成型ブロック間 に形成され、右成型キャビティが右及び中央成型ブロック間に形成されている。
また、左右の成型キャビティの開閉が同調しないような順番で、左、中央及び右 成型ブロックを互いに同軸上を移動させる位置決め手段を備えている。積層多分 割成型システムは、米国特許第4400431号、及び第4539171号、共 にジエンス・オレ・ソレンセン(Jens Ole 5orensen)と、第 4146600号、エリ−その他(Elly et al)に開示されている。
プラスチック材料を成型キャビティ内に同期させずに射出することは、両方の成 型キャビティが閉成されている時のみならず、一方の成型キャビティが開成され 、他方の成型キャビティが閉成されている時に実行することができる。
保持圧とは、射出システムにより成型キャビティが最初にプラスチック材料で満 たされた後に、成型システムの成型キャビティ内に射出されたプラスチ・ツク材 料に加えられる圧力である。保持圧は、最初に射出された材料が硬化したときに 成型キャビティ内で収縮する際に、プラスチック材料でキャビティを完全に満た すために、追加のプラスチック材料の力として成型キャビティ内に加えられる。
他方、成型品はしわになるかもしれない。
従来の積層多分割成型システムにおいて、射出システムは、保持圧を成型キャビ ティ内に加えるために使用される。しかしながら、保持圧を加えるための射出シ ステムの使用は、サイクル時間を増加させるが、射出前の成型材料の可塑化のた めには成型サイクル中の時間が短いほど良い。また、典型的な同期しない積層成 型システムでは、少なくとも一方の成型キャビティが開成されたときに、射出シ ステムは、プラスチック材料を成型キャビティ内に供給する供給システムの一部 から分離される。
そのため、保持圧を加えるための射出システムに必要な時間を短縮することがで きる。
保持圧が成型キャビティに加えられながら、成型キャビティは強固に把持されな ければならない。両方の成型キャビティを閉じμから、成型ブロックを位置決め する手段は、共通の軸に沿って成型キャビティに軸方向のクランプ力を加える。
そのため、成型キャビティを強固にクランプする。しかしながら、一方の成型キ ャビティが開成されたときには、この軸方向のクランプ力は、位置決め手段によ り最早加えられることはない。エリ−特許は、他方の成型キャビティが開成位置 にありながら、一方の成型キャビティを閉成位置に維持するための楔形ロック手 段の使用を示している。楔形ロック手段により閉成されている成型キャビティに 加えられる軸上のクランプ力は、両方の成型キャビティが閉成されているときに 、位置決め手段により加えられる力よりもかなり小さい。
そして、通常この力は閉成された成型キャビティに加えられ、るべき適当な保持 圧としては不十分である。
発明の概要 本発明は、プラスチック材料をサイクル射出成型しながら、同期しない射出時間 を有する積層多分割成型システムの成型キャビティに加えられる保持圧制御のた めの改良されたシステム及び方法を提供する。この成型システムは、同軸上を互 いに移動するように配設された左、中央及び右成型ブロックを備え、左成型キャ ビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャビティが中央と右 成型ブロックとの間に形成されている。中央成型ブロックと射出システムとの組 合わせは、調整可能な供給システムを提供し、中央ブロック内の供給システムは 、左成型キャビティに供給するための左分岐部と、右成型キャビティに供給する ための右分岐部と、各分岐部及び成型キャビティ内に射出されたプラスチック材 料を閉込めるための手段とを備えている。このシステムは本発明の方法を以下の ように連続して実行する。
(a)供給システムを調整して、プラスチック材料が射出システムから左分岐部 を通って左成型キャビティに供給可能とし、 (b)射出システムを加圧して、左成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を左分岐部を介して射出し、 (C)左分岐部及び左成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (d)左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧し、 これらの工程を連続して実行し、次に、(e)供給システムを調整して、プラス チック材料を射出システムから右分岐部を通して右成型キャビティに供給可能と し、 (f)射出システムを加圧して、右成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を右分岐部を介して射出し、 (g)右分岐部及び右成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (h)右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧し、これらの工程を連続して実行する。
こられら2つの連続工程(a)−(d)及び(e)−(h)は、オーバーラツプ させることができる。
本発明の成型システムは、各分岐部及び成型キャビティ内に閉込められたプラス チック材料を保持加圧するための可動パツキン手段を更に備えている。従って、 工程(d)は、パツキン手段を移動させ、左分岐部及び左成型キャビティ内に閉 込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有し、そして、工程( h)は、パツキン手段を移動させ、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込めら れたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有している。
成型キャビティに同期しない開放時間があるときには、この方法は更に、 (i)一方の成型キャビティをロックし、他方の成型キャビティを開成しながら 一方の成型キャビティを閉成位置に維持し、 (j)ロックされた成型キャビティを形成している少なくとも一方の成型ブロッ クの厚さを増すことにより、ロックされた成型キャビティに軸方向のクランプ力 を作用させる工程を備えている。
本発明は、一方の成型キャビティは開成されながら、他方の成型キャビティはロ ック手段により開成位置に維持されている同期しない積層多分割成型システムの 一方の成型キャビティに追加の軸方向クランプ力を加えるためのシステム及び方 法を提供する。前記追加の軸方向クランプ力は、一方の成型キャビティを形成し ている少なくとも一方の成型ブロックの厚さを増すことにより加えられる。
本発明の追加の構成は、このましい実施例の説明を参照しながら開示されている 。
図面の簡単な説明 第1図は、積層多分割射出成型システムにおける本発明の保持圧制御システムの 一つの好ましい実施例を示している。
第2図は、積層多分割射出成型システムにおける本発明の保持圧制御システムの 他の好ましい実施例を示している。
第3A図及び第3B図は、積層多分割射出成型システムにおける本発明の保持圧 制御システムの別の実施例を示し、第3A図は両方の成型キャビティが閉成され た状態を示し、第3B図は一方の成型キャビティが開成されている状態を示して いる。
第4図は、積層多分割射出成型システムにおける本発明の保持圧制御システムの 更に他の実施例を示している。
第5図は、積層多分割射出成型システムにおける本発明の保持圧制御システムの 更に別の実施例を示している。
第5A図は、第、5図に描かれた保持圧制御システム用の変形された射出システ ムを示している。
第6図は、両方の成型キャビティが開成位置にある積層多分割成型システムにお ける本発明の軸方向クランプシステムの好ましい実施例を示す側面図である。
第7図は、一方の成型キャビティが開成位置にあり、他方の成型キャビティが開 成位置でロックされている、第6図の成型システムを示す側面図である。
第8図は、第6図及び第7図のシステムに組込まれたロック機構の一部を示す第 6図の8−8線に沿った断面図である。
第9図は、第6図及び第7図のシステムに組込まれ1にロック機構の一部を示す 第7図の9−9線に沿った断面図である。
好ましい実施例の説明 第1図を参照すると、保持圧が本発明に従って制御される積層型多数分割射出成 型システムの好ましい実施例が示されている。このシステムは、左成型プロ・ツ ク10、中央成型ブロック11、及び右成型ブロック12を備えている。中央成 型ブロック11及び左成型ブロック10は、第1分割面13で接合し、左モール ドキャビティ14を形成している。中央成型ブロック11及び右成型ブロック1 2は、第2分割面15で接合し、右モールドキャビティ16を形成している。中 央成型プロ・ツク11は、成型機の中央圧胴(プラテン)を含んでも良い。射出 システム18及び中央成型ブロック11は、溶融コアを有する調整可能供給シス テムを形成している。中央ブロック11内において、供給システムは、左分岐部 21及び右分岐部22に接続されたランナステム2oを有している。左分岐部2 1は、左成型キャビティ14に対するゲート24で終結している。また、右分岐 部22は、右成型キャビティ16に対するゲート25で終結している。
ランナステム20内の第1弁27は、ランナステム2゜内を通るプラスチック材 料の流れを制御する。射出システム18は、プラスチック材料をランナシステム 2o内に射出するように配設されている。射出システム18は、プラスチック材 料をランナステム2o内に射出するために加圧していない時には、供給システム の一部から分離することができる。成型システムは、同幾していない射出間隔を 有している。パツキン部3oを有するピストンシステム29は、左及び右分岐部 21.22内の保持圧を調整するために、供給システムに接続されている。コン トローラ31は、射出システム18、弁27、及びピストンシステム29の動作 を制御することにより、第1図の成型システム内の保持圧を制御する。
第1図に示す発明の実施例を使用することにより保持圧を制御する方法は、以下 の工程を備えている。
(a)第1弁27の開成により供給システムを調整して、プラスチック材料32 が射出システム18がら左分岐部21を通って左成型キャビティ14に供給可能 とし、(b)射出システムを加圧して、左成型キャビティ14を満たすようにチ プラスチック材料32を左分岐部21を介して射出し、 (c)第1弁27を閉成して、左分岐部2ユ及び左成型キャビティ14内に射出 されたプラスチック材料32を閉込め、 (d)左分岐部21及び左成型キャビティ14内に第1弁27によって閉込めら れたプラスチック材料32を保持加圧し、 (e)第1弁27の開成により供給システムを調整して、プラスチック材料32 を射出システム18がら右分岐部22を通して右成型キャビティ16に供給可能 とし、<f>射出システムを加圧して、右成型キャビティ16を満たすようにチ プラスチック材料32を右分岐部22を介して射出し、 (g)第1弁27を閉成して、右分岐部22及び右成型キャビティ16内に射出 されたプラスチック材料32を閉込め、 (h)右分岐部22及び右成型キャビティ16内に第1弁27によって閉込めら れたプラスチック材料32を保持加圧する。
工程(a)から(d)は、連続して実行され、また、工程(e)から(h)も連 続して実行される。こられら2つの連続工程(a)−(d)及び(e)−(h) は、オー、バーラップさせることができる。右成型キャビティ16内の成型品の 放出は、工程(b)の後から工程(f)の前までの期間に都合良く実行できる。
また、左成型キャビティ14内の成型品の放出は、工程(f)の後から工程(b )の前までの期間に都合良く実行できる。或いは、両方の成型品は、工程(f) の後から工程(b)の前までの期間に実行することもできる。
可塑化は、サイクル時間を短縮するために工程(b)の直後及び工程(f)の直 後に起こる。
第1図のシステムは、さらに2つの左右の付属弁34及び35を備えている。弁 34及び35の動作は、コントローラ31により制御される。供給システムは、 工程(a)中に左側の弁34を開成して、右側の弁35を閉成することにより更 に調整され、それにより工程(b)中にプラスチック材料が左成型キャビティ1 4内のみに流入可能となる。工程(e)中に、左側の弁34は閉成され、右側の 弁35は開成され、それによりプラスチック材料は、工程(f)中に右成型キャ ビティ内のみに流入可能となる。画成型キャビティ14.X6が閉じられると共 に両工程(b)及び(f)が実行される時には、付属弁34及び35は、この実 施例では必要ではない。
そして、予め一方の成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料は、成型キ ャビティ内及びこれに隣接する分岐部へのさらなる流入に対する抵抗を形成し、 プラスチック材料は、他の成型キャビティ内に射出される。この系が最初に戻る 時に、既に成型された製品は、前記抵抗を形成するように一方の成型キャビティ 内に配置される。左右の付属弁34.35を備えることにより、長時間にわたっ て保持圧を適用することができる。その理由は、他方の成型キャビティが開放し ている時に、一方の成型キャビティに連続して保持圧を作用させることができる からである。
工程(d)は、ピストンシステム29を作動させ、パツキン部材30を延出させ ることにより左成型キャビティ14内に閉じ込められたプラスチック材料を更に 保持加圧する(i)の工程をさらに備えても良い。また、工程(h)は、ピスト ンシステム29を作動させ、パツキン部材30を延出させることにより右成型キ ャビティ16内に閉じ込められたプラスチック材料を更に保持加圧する(j)の 工程をさらに備えても良い。
この方法は、ピストンシステム27を作動させ、パツキン部材30を引き込むこ とにより、第1の弁27と成型キャビティ14.16との間の供給システムを減 圧する(k)の工程をさらに備えている。
第2図を参照すると、本発明に係わる保持圧が制御される積層多分割成型システ ムの他の好ましい実施例が描かれている。この実施例は、左成型ブロック40、 中央成型ブロック41及び右成型ブロック42を備えている。
中央成型ブロック41及び左成型ブロック40は、第1の接合面43で接合され 、左成型キャビティ44を形成している。中央成型ブロック41及び右成型ブロ ック42は、第2の接合面45で接合され、右成型キャビティ46を形成してい る。中央成型ブロック41は、成型機の中央プラテンを含んでもよい。射出シス テム48及び中央成型ブロック41は、調整可能な供給システムを形成し、これ は溶融コアを存しても良い。中央成型ブロック41内では、供給システムは、ラ ンナステム50を有し、これは左分岐部51及び右分岐部52に接続されている 。左分岐部51は、左成型キャビティ44に対するゲート54で終結し、右分岐 部52は、右成型キャビティ46に対するゲート55で終結している。左分岐部 51内の第1の弁57は、左分岐部51を通るプラスチック材料の流れを制御す る。右分岐部52内の第2の弁58は、右分岐部52を通るプラスチック材料の 流れを制御する。射出システム48は、プラスチック材料をランナシステム50 内に射出するように配設されている。射出システム48は、ランナシステム50 内に射出されるプラスチック材料が加圧されていない時には、供給システムの一 部から分離されていても良い。この成型システムには、同調していない対圧時間 がある。左パツキン部材60を有する左ピストンシステム59は、左分岐部51 及び左成型キャビティ44内の保持圧を制御するために左分岐部51に接続され ている。右パツキン部材62を有する右ピストンシステム61は、右分岐部52 及び右成型キャビティ46内の保持圧を制御するために右分岐部52に接続され ている。コントローラ63は、射出システム48、弁57.58、及びピストン システム59.61を制御することにより第2図の成型システム内の保持圧を制 御する。
第2図に描かれた発明の実施例を用いる保持圧制御方法は、以下の工程を備えて いる。
(a)第1弁57の開成により供給シスヂムを調整して、射出システム48から ランナステム5o及び左分岐部51を通って左成型キャビティ44内にプラスチ ック材料64を供給可能とし、 (b)射出システム48を加圧して、左成型キャビティ44を満たすようにチプ ラスチック材料64を左分岐部51を介して射出し、 (C)第1弁57を閉成;−で、左分岐部51及び左成型キャビティ44内に射 出されたプラスチック材料64を制限し、 (d)第1弁57によって左分岐部51及び左成型キャビティ44内に閉込めら れたプラスチック材料64を保持加圧し、 (e)第2弁58の開成により供給システムを調整して、プラスチック材料65 を射出システム48がらランナステム50及び右分岐部52を通して右成型キャ ビティ46に供給可能とし、 (f)射出システム48を加圧して、右成型キャビティ46を満たすようにチプ ラスチック材料65を右分岐部52を介して射出し、 (g)第2弁58を閉成して、右分岐部52及び右成型キャビティ46内に射出 されたプラスチック材料65を閉込め、 (h)第1弁57により右分岐部52及び右成型キャビティ46内に閉込められ たプラスチック材料65を保持加圧する。工程(a)から(d)は、連続して実 行される。そして、工程(e)から(f)は、連続して実行される。2つの連続 工程(a) −(d)及び(e)−(h)は、オーバーラツプさせることができ る。
工程(d)は、左ピストンシステム59を作動させ、左パツキン部材60を延出 させることにより、左成型キャビティ44内に閉込められたプラスチック材料6 4を更に保持加圧する(i)の工程をさらに備えても良い。
また、工程(h)は、右ピストンシステム61を作動させ、右パツキン部材62 を延出させることにより、右成型キャビティ46内に閉込められたプラスチック 材料65を更に保持加圧する(j)の工程をさらに備えても良い。
この方法は、左ピストンシステム59を作動させ、左パツキン部材60を引き込 むことにより、第1弁57と左成型キャビティ44との間の左分岐部51を減圧 する(k)の工程と、右ピストンシステム61を作動させ、右パツキン部材62 を引き込むことにより、第2弁58と右成型キャビティ46との間の右分岐部を 減圧する(1)の工程をさらに備えている。
第3A図及び第3B図には、本発明に係わる保持圧が制御される積層多分割射出 成型機の他の好ましい実施例が示されている。この実施例は、左成型ブロック6 7、中央成型ブロック68、及び右成型ブロック69を備えている。中央成型ブ ロック68及び左成型ブロック67は、第1の接合面70で接合され、左成型キ ャビティ71を形成j、ている。中央成型ブロック68及び右成型ブロック6つ は、第2の接合面72で接合され、右成型キャビティ73を形成している。中央 成型ブロック68は、成型機の中央プラテンを含んでいても良い。射出システム 74及び中央成型ブロック68は、調整可能な供給システムを形成し、これは溶 融コアを有していても良い。
中央成型ブロック68は、シュノーケルユニット75とピストンシステム76と を備えている。このピストンシラキン部材77は、プラスチック材料を成型キャ ビティ71.73方向のみに流すことができる一方向弁を有している。中央成型 ブロック68内において、供給システムは、ある角度で互いに連結された水平ラ ンナステム78及び垂直ランナステム79を備えている。垂直ランナステム79 は、水平ランナステム78との合流点から両方向に延aし、溝79aを有してい る。垂直ランナステム79は、左分岐分81及び右分岐部82に接続されている 。ピストンシステムのパツキン部材77は、垂直ランナステム79内に位置して いる。ピストンシステム76を後退させた時には、パツキン部材77は溝79a 内に引込まれる。ピストンシステム76が延出された時に、パツキン部材77は 水平ランナステム78と左右の分岐部81.82の間の垂直ランナステム79内 の位置に延出される。中央成型ブロック68内において、左分岐部81は、左成 型キャビティ71に対するゲート83I’9で終結し、右分岐部82は、右成型 キャビティ73に対するゲート84内で終結している。左分岐部81内の第1付 属弁85は、左分岐部81を通るプラスチック材料の流れを制御する。右分岐部 82内の第2付属弁86は、右分岐部82を通るプラスチック材料の流れを制御 する。
射出システム74は、シュノーケルユニット75の入ロステムア8内にプラスチ ック材料を射出するように配設されている。第3付属弁87は、プラスチック材 料が水平ランナステム78から漏洩しないように入口ステム78内に設けられて いる。第3Bに示すように射出システム74は、成型品88を排出するために右 成型キャビティ73を開放した時には、供給システムの一部から分離することが できる。第3A図及び第3B図の成型システムは、同期しない射出時間を有して いる。コントローラ89は、射出システム74、ピストンシステム76、及び弁 85,86.87の動作を制御することにより、第3A図及び第3B図の保持圧 制御システムを制御する。
図示しない他の実施例では、パツキン部材77は、一方向弁に代えて円筒状のピ ストンである。
第3A図及び第3B図に示す発明の実施例を利用する保持圧力制御方法は、次の 工程を備えている。
(a)パツキン部材77を溝79a内に引込み、第1弁85及び第3弁87を開 成することにより供給システムを調整して、射出システム74から水平ランナス テム78、垂直ランナステム79及び左分岐部81を通って左成型キャビティ7 1内にプラスチック材料を供給可能とし、 (b)射出システム74を加圧して、左成型キャビティ71を満たすようにチプ ラスチック材料を水平ランナステム78、垂直ランナステム79及び左分岐部8 1を介して射出し、 (C)パツキン部材77を水平ランナステム78と左分岐部81との間の垂直ラ ンナステム79の位置に押出して、左分岐部81及び左成型キャビティ71内に 射出されたプラスチック材料を閉込め、 (d)パツキン部材77を押出した位置に維持し、及び/又は更にパツキン部材 77を押出して、パツキン部材77によって左分岐部81及び左成型キャビティ 71内に閉込められたプラスチック材料を保持加圧し、(e)パツキン部材77 を溝79a内に引込み、第2弁86及び第3弁87の開成により供給システムを 調整して、プラスチック材料を射出システム74から水平ランナステム78、垂 直ランナステム79及び右分岐部82を通して右成型キャビティ73に供給可能 とし、(f)射出システム74を加圧して、右成型キャビティ73を満たすよう にチプラスチック材料を水平ランナステム78、垂直ランナステム79及び右分 岐部82を介して射出し、 (g)パツキン部材77を水平ランナステム78と右分岐部82との間の垂直ラ ンナステム79の部分に押出し、右分岐部82及び右成型キャビティ73内に射 出されたプラスチック材料を閉込め、 (h)パツキン部材77を押出した位置に維持し、及び/又は更にパツキン部材 77を押出して、パツキン部材77によって右分岐部82及び右成型キャビティ 73内に閉込められたプラスチック材料を保持加圧する。
工程(C)及び(d)は、右成型キャビティ73が第3B図に示すように開放さ れながら実行されても良い。
同様に、工程(g)及び(h)は、左成型キャビティ71が開放されながら実行 されても良い。
第1弁85は、工程(e)及び(f)の間に閉じられ、第2弁86は、工程(a )及びcb>の藺に閉じられても良い。
工程(a)から(d)は、連続して実行される。そして、工程(e)から(f) は、連続し、て実行される。2つの連続工程は、オーバーラツプさせることがで きる。
この方法は、ピストンシステム76を作動させ、パツキン部材77を引込ませる ことにより、パツキン部材77と左成型キャビティ71との間の左分岐部81を 減圧する(i)の工程をさらに備えても良い。また、ピストンシステム76を作 動させ、パツキン部材77を引込ませることにより、パツキン部材77と右成型 キャビティ73との間の右分岐部82を減圧する(j)の工程をさらに備えても 良い。
第4図を参照すると、本発明の保持圧力制御システムの別の好ましい実施例が開 示され、この実施例は、第2図に示された上記システムの変形である。同一の参 照符号は、これら2つのシステムの共通部材を示すために用いられている。この 実施例は、左成型ブロック40、中央成型ブロック41、及び右成型ブロック4 2を備えた積層多分割成型システムである。中央成型ブロック41及び左成型ブ ロック40は、第1分離面43で接合され、左成型キャビティ44を形成してい る。中央成型ブロック41及び右成型ブロック42は、第2分離面45て接合さ れ、右成型キャビティ46を形成している。この中央成型ブロック41は、成型 機の中央プラテンであっても良い。射出システム48及び中央成型ブロック41 は、調整可能な供給システムを形成し、これは溶融コアを有していても良い。中 央成型ブロック41内において、供給システムはランナステム50を有し、この ランナステムは左分岐部及び右分岐部に接続されている。左分岐部は、垂直部9 1及び水平部92を有している。右分岐部の垂直部91は、左分岐部の水平部9 2との合流点から両方向に延出している。また、右分岐部は、垂直部93及び水 平部94を有している。右分岐部の垂直部93は、右分岐部の水平部94との合 流点から両方向に延出している。
左パツキン部材60を有する左ピストンシステム59は、左分岐部及び左成型キ ャビティ44内の保持圧を制御するために、左分岐部の垂直部91に接続されて いる。
右パツキン部材62を有する右ピストンシステム61は、右分岐部及び右成型キ ャビティ46内の保持圧を制御するために、右分岐部の垂直部93に接続されて いる。パツキン部材60.62は、円筒状ピストンであり、弁は備えていない。
ピストンシステム59のパツキン部材60は、左分岐部の垂直部91内を移動す るように配置されている。ピストンシステム59が後進した時に、パツキン部材 60は引込まれ、左分岐部の垂直部91と水平部92との間の交差部が開成され る。ピストンシステム5つが前進した時にパツキン部材60は、左分岐部の水平 部92から左分岐部の垂直部91を通るプラスチック材料の流れを遮る。また、 ピストンシステム61のパツキン部材62は、右分岐部の垂直部93内を移動す るように配置されている。ピストンシステム61が後進した時に、パツキン部材 62は引込まれ、右分岐部の垂直部93と水平部94との間の交差部が開成され る。ピストンシステム61が前進した時にパツキン部材62は、右分岐部の水平 部94から右分岐部の垂直部93を通るプラスチック材料の流れを遮る。左分岐 部は、左成型キャビティ44に対するゲート54内で終結し、右分岐部は、右成 型キャビティ46に対するゲート55内で終結している。射出システム48は、 プラスチック材料をランナステム50内に射出するように配設されている。また 、射出システム48は、プラスチック材料をランナステム50内に射出するため の加圧がなされていない時には、供給システムの一部から分離することができる 。この成型システムは、同期していない射出時間を有している。
コントローラ95は、射出システム48、左ピストンシステム5つ、及び右ピス トンシステム61の動作を制御することにより、第4図に示す保持圧制御システ ムを制御する。第4図の保持圧制御システムは、供給システム内の弁を必要とし ない。
第4図に示す発明の実施例を利用する保持圧制御方法は、次の工程を備えている 。
(a)左パツキン部材60を引込むことにより供給システムを調整して、射出シ ステム48からランナステム50、及び左分岐部の水平部92及び垂直部91を 介して左成型キャビティ44内にプラスチック材料を供給可能どし、 (b)射出システム48を加圧して、左成型キャビティ44を満たすようにチプ ラスチック材料をランナステム50、及び左分岐部の水平部92及び垂直部91 を介して射出し、 (c)左パツキン部材60を左分岐部の水平部92と左成型キャビティ44との 間の左分岐部の垂直部90内に押出して、左分岐部の垂直部及び左成型キャビテ ィ44内に射出されたプラスチック材料を閉込め、(d)左パツキン部材60を 押出した位置に維持し、及び/又は更にパツキン部材60を押出して、パツキン 部材60によって左分岐部の垂直部91及び左成型キャビティ44内に閉込めら れたプラスチック材料を保持加圧し、 (e)右パツキン部材62を引込むことにより供給システムを調整して、プラス チック材料を射出システム48からランナステム50、及び右分岐部の水平部9 4及び垂直部93を介して右成型キャビティ46に供給可能とし、 (f)射出システム48を加圧して、右成型キャビティ46を満たすようにチプ ラスチック材料をランナステム50、及び右分岐部の水平部94及び垂直部93 を介して射出し、 (g)右パツキン部材62を右分岐部の水平部94と右成型キャビティ46との 間の右分岐部の垂直部93内に押出して、右分岐部及び右成型キャビティ46内 に射出されたプラスチック材料を閉込め、 (h)右パツキン部材62を押出した位置に維持し、及び/又は更に右パツキン 部材62を押出して、右パツキン部材62によって右分岐部及び右成型キャビテ ィ44内に閉込められ、たプラスチック材料を保持加圧する。
この方法は、左ピストンシステム59を作動させ、左パツキン部材60を引込ま せることにより、左パツキン部材60と左成型キャビティ44との間の左分岐部 の垂直部91を減圧する(i)の工程をさらに備えても良い。
また、右ピストンシステム61を作動させ、右パツキン部材62を引込ませるこ とにより、右パツキン部材62と右成型キャビティ46との間の右分岐部の垂直 部93を減圧する(j)の工程をさらに備えても良い。
工程(a)から(d)は、連続して実行され、また工程(e)から(h)は、連 続して実行される。これら2つの連続工程は、オーバーラツプさせることができ る。
第5図には本発明の保持圧制御システムの別の好ましい実施例が示され、この実 施例は、第4図に示す上記システムの変形例である。共通の参照符号がこれら2 つのシステムの共通部材を示すために使用されている。この実施例は、左成型ブ ロック40、中央成型ブロック41及び右成型ブロック42を備えた積層多分割 成型システムである。中央成型ブロック41及び左成型ブロック40は、第1分 離面43で接合され、左成型キャビティ44を形成している。中央成型ブロック 41及び右成型ブロック42は、第2分離面45で接合され、右成型キャビティ 46を形成している。中央成型ブロック41は、成型機の中央プラテンであって も良い。左射出ユニット96及び右射出ユニット97からなる射出システム、及 び中央射出ブロック41は調整可能な供給システムを形成し、これは溶融コアを 有してしても良い。中央成型ブロック41内において、この供給システムは、左 分岐部に接続された左ランナステム98と、右分岐部に接続された右ランナステ ム99を備えている。左分岐部は、垂直部91及び水平部92を有している。そ して、左分岐部の垂直部91は、左分岐部の水平部92との合流点から両方向に 延出している。また、右分岐部は、垂直部93及び水平部94を有している。そ して、右分岐部の垂直部93は、右分岐部の水平部94との合流点から両方向に 延出している。
左ランナステム98は、左射出ユニット96からのプラスチック材料を収容する ための孔100を有し、右ランナステム99は、右射出ユニット97からのプラ スチック材料を収容するための孔101を有している。或いは、このシステムは 、左右の射出孔100,101間を前後に移動してプラスチック材料を左右の各 ランナステム98.99内に射出する単一の射出ユニット96を備えていても良 い。他の実施例では、第5A図に示すように射出システムは、プラスチック材料 を左右の射出孔100.101内に射出する2つの射出ノズル103,104を 有する単一の射出ユニット102を備えている。
第1弁105は、左ランナステム98内に配設され、第2弁106は、左分岐部 91内に配設されている。第3弁107は、右ランナステム99内に配設され、 第4弁108は、右分岐部93内に配設されている。
左パツキン部材60を有する左ピストンシステム59は、左分岐部及び左成型キ ャビティ44内の保持圧を制御するために、左分岐部の垂直部91に接続されて いる。
右パツキン部材62有する右ピストンシステム61は、右分岐部及び右成型キャ ビティ46内の保持圧を制御するために、右分岐部の垂直部93に接続されてい る。パツキン部材60.62は、円筒状のピストンであり、弁は備えていない。
ピストンシステム59のパツキン部材60は、左分岐部の垂直部91内を移動す るように配置されている。このピストンシステム59が引込まれた時に、パツキ ン部材60は後退し、左分岐部の垂直部91と水平部92との間の交差部を開放 する。ピストンシステム59が押出された時には、パツキン部材6oは、左分岐 部の水平部92から左分岐部の垂直部91を通って流れるプラスチック材料の流 れを遮る。また、ピストンシステム61のパツキン部材62は、右分岐部の垂直 部93内を移動するように配置されている。このピストンシステム61が引込ま れた時に、パツキン部材62は後退し、右分岐部の垂直部93と水平部94との 間の交差部を開放する。ピストンシステム61が押出された時には、パツキン部 材62は、右分岐部の水平部94がら右分岐部の垂直部93を通って流れるプラ スチック材料の流れを遮る。左分岐部は、左成型キャビティ44に対するゲート 55内で終結し、そして、右分岐部は、右成型キャビティ46に対するゲート5 5内で終結している。
この成型システムは、同期しない射出時間を有している。
コントローラ109は、左右の射出ユニット96,97、左ピストンシステム5 9、右ピストンシステム61、及び弁105,105,107及び108の動作 を制御することにより、第5図の保持圧制御システムを制御する。
第5図に示す発明の実施例を利用する保持圧制御方法は、次の工程を備えている 。
(a)左パツキン部材60を引込むと共に弁105及び106を開成することに より供給システムを調整して、左射出ユニット96から左ランナステム98、及 び左分岐部の水平部92及び垂直部91を介して左成型キャビティ44内にプラ スチック材料を供給可能とし、(b)左射出ユニット96を加圧して、左成型キ ャビティ44を満たすようにチプラスチック材料を左ランナステム98、及び左 分岐部の水平部92及び垂直部91を介して射出し、 (C)左パツキン部材60を左分岐部の水平部92と左成型キャビティ44との 間の左分岐部の垂直部91内に押出して、左分岐部の垂直部及び左成型キャビテ ィ44内に射出されたプラスチック材料を閉込め、(d)左パツキン部材60を 押出した位置に維持し、及び/又は更にパツキン部材60を押出して、パツキン 部材60によって左分岐部の垂直部91及び左成型キャビティ44内に閉込めら れたプラスチック材料を保持加圧し、 (e)右パツキン部材62を引込むと共に弁107及び108を開成することに より供給システムを調整して、プラスチック材料を右射出ユニット97から右ラ ンナステム99、及び右分岐部の水平部94及び垂直部93を介して右成型キャ ビティ46に供給可能とし、(f)右射出ユニット97を加圧して、右成型キャ ビティ46を満たすようにチプラスチック材料を右ランナステム99、及び右分 岐部の水平部94及び垂直部93を介して射出し、 (g)右パツキン部材62を右分岐部の水平部94と右成型キャビティ46との 間の右分岐部の垂直部93内に押出して、右分岐部及び右成型キャビティ46内 に射出されたプラスチック材料を閉込め、 (h)右パツキン部材62を押出した位置に維持し、及び/又は更に右パツキン 部材62を押出して、右パツキン部材62によって右分岐部及び右成型キャビテ ィ44内に閉込められたプラスチック材料を保持加圧する。
この方法は、左ピストンシステム5つを作動させ、左パツキン部材60を引込ま せることにより、左パツキン部材60と左成型キャビティ44との間の左分岐部 の垂直部91を減圧する(i)の工程、及び、右ピストンシステム61を作動さ せ、右パツキン部材62を引込ませることにより、右パツキン部材62と右成型 キャビティ46との間の右分岐部の垂直部93を減圧する(j)の工程をさらに 備えても良い。
第1及び第2の弁105,106は、工程(e)及び(f)の間に閉じられても 良く、また、第3及び第4の弁107.108は、工程(a)及び(b)の間ニ 閉シられても良い。左右の分岐部は、漏洩を防止するために上述のように減圧し ても良いので、弁ユ05.106゜107、及び108は付属である。
工程(a)から(d)は連続して実行され、また工程(e)から(h)は連続し て実行される。これら2つの連続工程はオーバーラツプさせることができる。
射出が開始された時に、直ちに高射出圧力を成型キャビティに対するゲートに加 えることが通常好ましい。多分割射a成型システムの供給システムは距離的に長 い傾向があり、そして、高温溶融プラスチック材料は極めて圧縮可能であるため 、ゲートでの高射出圧力を得ることは困難である。本発明のシステム及び方法に おけるピストンシステムは、射出の開始時にゲートでの初期圧力を増加させるた めに使用される。
上記実施例におけるピストンシステムは、図示するように油圧、電動式、又はば ね式でも良い。上記実施例の弁は、回転式または複従属式でも良い。或いは、弁 の機能は、ゲートでのプラスチック材料に超音波または熱衝撃を加えるものでも 良い。ここで開示した閉込めシステムの異なるタイプは相互交換可能である。
第6図及び第7図には、本発明の多分割成型システムの好ましい実施例が示され 、この多分割成型システムは、左プラテン110、中央プラテン112、右プラ テン114、ベースブロック116、位置決め棒118、及び油圧位置決め装置 と、成型板134,136,140.142、及び144、複数のばね146及 び油圧シリンダ148とを備え、油圧位置決め装置は、シリンダ120、ロッド 122、複数の係止機構を有し、各係止機構は、油圧シリンダ124、ロッド1 26、楔形係止板128、係止棒130、及び楔形ナツト132を備えている。
中央プラテン112と成型板138,140との組合わせは、積層成型システム 内の中央成型ブロックを形成し、第1図から第5A図に示す発明の保持圧制御シ ステムとは異なる実施例を備えても良い。
右プラテン114及びベースブロック116は、据付けられ、位置決め棒118 で連結されている。左及び中央プラテン110,112は、右プラテン114及 びベースブロック116に近付く方向及び離れる方向に横運動するように、ベー スブロック116と右プラテン114との間の棒118により支持されている。
油圧位置決め機構のシリンダ120は、ベースブロック116に付着され、油圧 位置決め機構のロッド122は、左プラテン110に付着されている。
各係止機構用のシリンダ124は、左または右プラテン110または114に付 着され、ロッド126は、シリンダ124内を移動し、係止板128に接続され ている。棒130の一端は、中央プラテン112に固着され、ナツト132は、 棒130の他端に固着されている。棒130の他端は螺着されているのでナツト 132の位置を調整することができる。
左成型ブロックは、左プラテン110及び成型部材134.136を有している 。中央成型ブロックは、中央プラテン112及び成型部材138,140を有し ている。右成型ブロックは、右プラテン114及び成型部材142.144を有 している。左成型キャビティ150は、成型部材140,142により形成され ている。
左成型キャビティ150及び右成型キャビティ152を共に閉成するために、油 圧位置決め機構のロッド122は、第6図に示すように押出される。左右の成型 キャビティ150,152に加えられる軸方向のクランプ加重の量は、油圧位置 決め機構のロッド122の進出量を制御することにより、制御することができる 。成型キャビティ150,152を開成するためには、油圧位置決め機構はロッ ド122を引込むように操作される。両成型キャビティ150,152が閉成さ れた時には、第6図に示す閉成位置で係止機構は、両成型キャビティ150.1 52を係止するように操作される。開成位置で成型キャビティ (例えば、左成 型キャビティ150)を係止またはロックするためには、第7図及び第9図に示 すようにロッドユ26は、ナツト132と左プラテン110との間に係止板12 8を楔留めするように押出される。
左成型キャビティ、150を開成するためには、第7図及び第9図に示すように 、ロッド126は、ナツト132と左プラテン110との間から係止板128を 離脱させるように引込まれる。
他方の成型キャビティを開成位置に維持するのが好ましい場合で、2つの成型キ ャビティ150,152のうち一方を開成する時には、他方の成型キャビティを 開成位置に係止するのが好ましい。従って、第7図に示すように左成型キャビテ ィ150が開成されたとき、左プラテン110に付着された係止機構は、棒13 0から左プラテン110を離脱させるように操作される。右プラテン114に付 着された係止機構は、その係止位置に維持される。油圧位置決め機構は、その後 ロッド122を引込むように操作され、それにより左プラテン110を左に移動 させ、結果的に左成型キャビティ150を開成させる。右プラテン114に付着 された係止機構は、係止位置に維持されているので、ロッド122が左プラテン 110を移動させるように、また左成型キャビティ150を開成するよに引込ま れたときに、中央プラテン112は、右プラテン114に付着された状態で維持 されて移動しない。従って、右成型キャビティ152は、左成型キャビティ15 0が開成されたときに、開成状態で維持される。左成型キャビティ150が、右 成型キャビティ152が開成されているときに、係止位置で維持可能なことは、 係止機構の反対操作により明らがである。
第7図に示すように右成型キャビティが開成位置に維持されながら、位置決め機 構118.120,122により加えられる軸方向のクランプ力が、ロッド12 2の引込みの結果として右成型キャビティ152から除かれたときに、係止板1 28により作用する軸方向のクランプ力は、右成型ブロック内における油圧シリ ンダ148に加えられる油圧に応答して、右成型ブロックが拡張することにより 右成型キャビティ152に加えられる。右成型ブロック内に加えられるクランプ 力の量は、油圧シリンダ148内の油圧の制御により積極的に制御することがで きる。
左成型キャビティが開成位置に維持されながら(図示せず)、位置決め機構11 8.120.122により加えられる軸方向のクランプ力が、ロッド122の引 込みの結果として左成型キャビティ150から除かれたときに、係止板128に より作用する軸方向のクランプ力は、左成型ブロック内におけるばね146によ り加えられる正のばね圧に応答して、左成型ブロックが拡張することにより左成 型キャビティ152に加えられる。ばね146は、パラボラ金属ワッシャである ことが好ましく、これはベルビルワッシャとして知られている。ばね146は、 ロッド122が押出されたときに、位置決め機構により加えられるクランプ力に よって圧縮される。そして、ロッド122が引込まれたときに、左成型ブロック 内で拡張する。
他の好ましい実施例では、右成型ブロック及び左成型ブロックは、ばね146の ような消極的な拡張手段、または油圧シリンダ148のような制御可能な拡張手 段のうち、同タイプの拡張手段を備えることができる。
本発明から離れることなく、ここに示す実施例内において他の変形例を形成する ことができる。例えば、係止板128及びナツト132は楔形でなくても良い。
ばね146及び/又は油圧シリンダ148のようなりランプ手段は、成型ブロッ ク内ではなく成型ブロックから離れて配置しても良い。左右成型ブロックの各々 は、プラテンを包含することを除いては一体的に形成しても良い。
そして、位置決め機構は、油圧機構120,122ではなく引張りシステムでも 良い。
位置決め機構用の引張りシステムと、油圧シリンダ148のような制御可能な拡 張手段とを利用する実施例(図示せず)では、引張りシステム及び油圧シリンダ 148によって作用する軸方向の総合クランプ力は、油圧シリンダ148内に加 えられる油圧を制御することにより制御される。
本発明の保持圧制御システム及びクランプシステムは、前記米国特許第4400 431号、第4464327号、及び第4539171号に開示された様々な同 期しない成型サイクルに特に適している。
国際調査報告 1R1elffiAllaTlll^DDI□C1覧炉NLiコー=T/Iゴζ ζRR102にζO

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.同軸上を互いに移動するように配設された左、中央及び右成型ブロックを有 する積層多分割射出成型システムを備え、 左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャビティ が中央と右成型ブロックとの間に形成され、 前記中央成型ブロックと射出システムとの組合わせは、調整可能な供給システム を構成し、 前記中央成型ブロック内の供給システムは、左成型キャビティに供給するための 左分岐部と、右成型キャビティに供給するための右分岐部と、各分岐部及び成型 キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込めるための手段とを備え、 前記供給システムを利用してプラスチック材料をサイクル射出成型する際に、前 記積層多分割射出成型システムの成型キャビティに加えられる保持圧を制御する 方法において、 (a)供給システムを調整して、プラスチック材料が射出システムから左分岐部 を通って左成型キャビティに供給可能とし、 (b)射出システムを加圧して、左成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を左分岐部を介して射出し、 (c)左分岐部及び左成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (d)左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧し、 (e)供給システムを調整して、プラスチック材料を射出システムから右分岐部 を通して右成型キャビティに供給可能とし、 (f)射出システムを加圧して、右成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を右分岐部を介して射出し、 (g)右分岐部及び右成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (h)右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧する工程を備えた、同期しない射出時間を有する積層多分割射出成型システ ムの成型キャビティに加えられる保持圧制御方法。
  2. 2.前記成型システムは、各分岐部及び成型キャビティに閉込められたプラスチ ック材料を保持加圧するための可動パッキン手段を更に備え、前記工程(d)は 、(i)前記パッキン手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内に閉 込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有し、 前記工程(h)は、 (j)前記パッキン手段を移動させて、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込 められたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴と する請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記成型システムは、左分岐部及び左成型キャビティに閉込められたプラス チック材料を保持加圧するための可動パッキン手段を更に備え、前記工程(d) は、(i)前記パッキン手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内に 閉込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特 徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 4.前記成型システムは、各分岐部及び成型キャビティに閉込められたプラスチ ック材料を保持加圧するための可動パッキン手段を更に備え、 (j)前記パッキン手段を移動させて、前記供給システム内に閉込められたプラ スチック材料を減圧することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 5.移動可能な閉込め手段を備え、前記工程(d)は、(i)前記閉込め手段を 移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料 をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とする請求項1に記載の方法 。
  6. 6.前記工程(h)は、 (j)前記閉込め手段を移動させて、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込め られたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とす る請求項5に記載の方法。
  7. 7.前記閉込め手段は移動可能であり、前記工程(d)は、 (i)前記閉込め手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込め られたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とす る請求項1に記載の方法。
  8. 8.前記閉込め手段は移動可能であり、前記工程(h)は、 (j)前記閉込め手段を移動させて、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込め られたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とす る請求項7に記載の方法。
  9. 9.前記中央成型ブロック内の供給システムの部分はランナステムを更に備え、 このランナステムは、プラスチック材料を射出システムから左右の分岐部に供給 するために左右の分岐部に分岐し、前記閉込め手段は移動可能であり、前記ラン ナスデム内に配置され、前記工程(d)は、 (i)前記閉込め手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込め られたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とす る請求項1に記載の方法。
  10. 10.前記工程(h)は、 (j)前記閉込め手段を移動させて、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込め られたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴とす る請求項9に記載の方法。
  11. 11.前記システムは、左右の分岐部に各々設けられた左右の可動パッキン手段 を有し、前記工程(d)は、(i)前記左パッキン手段を移動させて、左分岐部 及び左成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する 工程を有し、 前記工(h)は、 (j)前記右パッキン手段を移動させて、右分岐部及び右成型キャビティ内に閉 込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する工程を有していることを特徴 とする請求項1に記載の方法。
  12. 12.前記左右の分岐部は、プラスチック材料を単一の射出ユニットから受ける ための左右の射出孔を有し、(i)プラスチック材料を左分岐部内に射出するよ うに、前記射出ユニットを左射出孔に移動させる工程と、(j)プラスチック材 料を右分岐部内に射出するように、前記射出ユニットを右射出孔に移動させる工 程とを有していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 13.前記射出システムは、左右の射出ノズルを有し、前記左右の分岐部は、射 出システムからプラスチック材料を受けるための左右の射出孔を有し、(i)プ ラスチック材料を左ノズルから左分岐部内に射出する工程と、 (j)プラスチツク材料を右ノズルから右分岐部内に射出する工程とを更に備え ていることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 14.前記射出システムは、左右の射出ノズルを有する単一の射出ユニットを備 え、前記左右の分岐部は、前記射出システムからプラスチック材料を受けるため の左右の射出孔を有し、 工程(b)は、 (i)プラスチック材料を左ノズルから左分岐部内に射出する工程を有し、 工程(f)は、 (j)プラスチック材料を右ノズルから右分岐部内に射出する工程を備えている ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 15.前記成型キャビティは、同期しない開成時間を有し、 (i)他方の成型キャビティを開成しながら、一方の成型キャビティをロックし て閉成位置に維持する工程と、(j)ロックされた成型キャビティを形成してい る少なくとも一方の成型ブロックの厚さを増すことにより、ロックされた成型キ ャビティに軸方向のクランプ力を加える工程とを更に備えていることを特徴とす る請求項1に記載の方法。
  16. 16.同軸上を互いに移動するように配設された左、中央及び右成型ブロックを 有する積層多分割射出成型システムを備え、 左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャビティ が中央と右成型ブロックとの間に形成され、 前記中央成型ブロックと射出システムとの組合わせが調整可能な供給システムを 構成し、 前記中央成型ブロック内の供給システムは、左成型キャビティに供給するための 左分岐部と、右成型キャビティに供給するための右分岐部と、各分岐部及び成型 キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込めるための手段とを備え、 前記供給システムを利用してプラスチック材料をサイクル射出成型する際に、前 記積層多分割射出成型システムの成型キャビティに加えられる保持圧を制御する システムにおいて、 (a)供給システムを調整して、プラスチック材料が射出システムから左分岐部 を通って左成型キャビティに供給可能とし、 (b)射出システムを加圧して、左成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を左分岐部を介して射出し、 (c)左分岐部及び左成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (d)左分岐部及び左成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧し、 (e)供給システムを調整して、プラスチック材料を射出システムから右分岐部 を通して右成型キャビティに供給可能とし、 (f)射出システムを加圧して、右成型キャビティを満たすようにチプラスチッ ク材料を右分岐部を介して射出し、 (g)右分岐部及び右成型キャビティ内に射出されたプラスチック材料を閉込め 、 (h)右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料を保持 加圧する工程を連続して実行する手段を備えた、同期しない射出時間を有する積 層多分割射出成型システムの成型キャビティに加えられる保持圧制御システム。
  17. 17.前記成型システムは、 各分岐部及び成型キャビティに閉込められたプラスチック材料を保持加圧するた めの可動パッキン手段と、左分岐部及び左成型キャビティ内と、右分岐部及び右 成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料をさらに保持加圧するように 前記パッキン手段を移動させる手段とを更に備えている請求項16に記載のシス テム。
  18. 18.移動可能な閉込め手段と、 この閉込め手段を移動させる手段とを備え、左分岐部及び左成型キャビティ内と 右分岐部及び右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料をさらに保持 加圧することを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  19. 19.左右の分岐部内に配設された移動可能な閉込め手段と、 この閉込め手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内と右分岐部及び 右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する手段 とを備えたことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  20. 20.中央成型ブロック内の供給システムの部分は、プラスチック材料を射出シ ステムから左右の分岐部に供給するために左右の分岐部に分岐されたランナステ ムと、このランナステム内に配置されて移動可能な閉込め手段と、 この閉込め手段を移動させて、左分岐部及び左成型キャビティ内と右分岐部及び 右成型キャビティ内に閉込められたプラスチック材料をさらに保持加圧する手段 とを備えたことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  21. 21.前記閉込め手段は、プラスチックを前記成型キャビティ方向のみに流すた めの一方向弁を備えたことを特徴とする請求項20に記載のシステム。
  22. 22.前記成型キャビティは、同期しない開成時間を有し、 他方の成型キャビティを開成しながら、一方の成型キャビティをロックして閉成 位置に維持する手段と、ロックされた成型キャビティを形成している少なくとも 一方の成型ブロックの厚さを増すことにより、ロックされた成型キャビティに軸 方向のクランプ力を加える手段とを更に備えていることを特徴とする請求項16 に記載のシステム。
  23. 23.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段と、 一方の成型キャビティを形成している少なくとも一方の成型ブロックの厚さを増 すことにより、前記第2手段によって一方の成型キャビティを閉成位置に維持し ながらこの成型キャビティに軸方向のクランプ力を加えるための第3手段とを備 えている同期せずに開成される積層多分割成型システム。
  24. 24.前記第3手段は、前記軸方向クランプ力を消極的に与えるばねのような手 段である請求項23に記載のシステム。
  25. 25.前記第3手段は、前記軸方向クランプ力を積極的に与える制御可能な油圧 シリンダのような制御可能手段である請求項23に記載のシステム。
  26. 26.一方の成型キャビティが開成位置にある状態で、他方の成型キャビティを 閉成位置に維持するための第4手段と、 閉成された他方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロック の厚さを増すことにより、前記第4手段によって他方の成型キャビティを閉成位 置に維持しながらこの成型キャビティに軸方向のクランプ力を加えるための第5 手段とを更に備えている請求項23に記載のシステム。
  27. 27.前記第3手段は、前記第2手段から分離され、離れている請求項23に記 載のシステム。
  28. 28.前記第3手段は、一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの 成型ブロック内に設けられている請求項23に記載のシステム。
  29. 29.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段と、 前記第2手段によって一方の成型キャビティを閉成位置に維持しながらこの成型 キャビティに軸方向のクランプ力を加えるための、前記第2手段から分離されて 離れている第3手段とを備えた、同期せずに開成される積層多分割成型システム 。
  30. 30.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段と、 一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロック内に設けら れ、前記第2手段によって一方の成型キャビティを閉成位置に維持しながら、こ の成型キヤビティに軸方向のクランプ力を加えるための第3手段とを備えている 、同期せずに開成される積層多分割成型システム。
  31. 31.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段とを備えた積層多分割成型システムの閉成された成 型キャビティをクランプする方法において、(a)他方の成型キャビティが開成 位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位置に維持する工程と、(b) 一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロックの厚さを増 すことにより、前記第2手段によって一方の成型キャビティを閉成位置に維持し ながら、この成型キャビティに軸方向のクランプ力を加える工程とを備えた、同 期しないで開成される積層多分割成型システムの閉成された成型キャビティのク ランプ方法。
  32. 32.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段とを備えた積層多分割成型システムの閉成された成 型キャビティをクランプする方法において、(a)他方の成型キャビティが開成 位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位置に維持する工程と、(b) 前記第2手段から分離されて離れている軸上クランプ手段を使用することにより 、前記第2手段によって一方の成型キャビティを閉成位置に維持しながら、この 成型キャビティに軸クランプ力を加える工程とを備えた、同期しないで開成され る積層多分割成型システムの閉成された成型キャビティのクランプ方法。
  33. 33.前記工程(b)は、 (c)一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロックの厚 さを増すことにより軸クランプ力を加える工程を備えていることを特徴とする請 求項32に記載の方法。
  34. 34.左成型キャビティが左と中央成型ブロックとの間に形成され、右成型キャ ビティが中央と右成型ブロックとの間に形成される左、中央及び右成型ブロック と、前記左、中央及び右成型ブロックを、前記左右の成型キャビティを同期させ ずに開閉するように同軸上を互いに移動させる第1手段と、 他方の成型キャビティが開成位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位 置に維持するための第2手段とを備えた積層多分割成型システムの閉成された成 型キャビティをクランプする方法において、(a)他方の成型キャビティが開成 位置にある状態で、一方の成型キャビティを閉成位置に維持する工程と、(b) 一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロック内に設けら れた軸上クランプ手段を使用することにより、前記第2手段によって一方の成型 キャビティを閉成位置に維持しながら、この成型キャビティに軸クランプ力を加 える工程とを備えた、同期しないで開成される積層多分割成型システムの閉成さ れた成型キャビティのクランプ方法。
  35. 35.前記工程(b)は、 (c)一方の成型キャビティを形成している少なくとも1つの成型ブロックの厚 さを増すことにより軸クランプ力を加える工程を備えていることを特徴とする請 求項34に記載の方法。
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