JPH03500939A - 磁気的ゼロ/スパンアクチュエータ付送信装置 - Google Patents

磁気的ゼロ/スパンアクチュエータ付送信装置

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JPH03500939A
JPH03500939A JP50931088A JP50931088A JPH03500939A JP H03500939 A JPH03500939 A JP H03500939A JP 50931088 A JP50931088 A JP 50931088A JP 50931088 A JP50931088 A JP 50931088A JP H03500939 A JPH03500939 A JP H03500939A
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リー,デイヴィド,ダブリュ.
フリック,ロジャー,エル.
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ローズマウント インコ.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 磁気的ゼロ/スパンアクチュエータ付送信装置発明の背景 関連出願の援用 この発明の権利譲受人と同じ譲受人に譲渡されたロジャー・エル・フリック(R oger L、 Prfck)の1987年8月22日付同時係属出願第899 .378号をここに援用する。
1、発明の分野 この発明は工業的プロセス制御システムに使用される送信装置に関する。
2、先行技術の説明 工業的プロセス制御システムには、2線式送信装置(並びに3線式および4線式 送信装置)が広く使用されている。2線式送信装置は、電源および負荷と共に、 電流ループに接続された一対の端子を具えている。この2線式送信装置は、電流 ループを流れるループ電流によって電源を供給され、検出されたパラメータ、あ るいは状態の関数として、ループ電流の大きさを変化させる。3および4線式送 信装置は電源供給および出力用の別個のリード線を具えている。一般的に、送信 装置は付勢された回路の故障、またはそのスパークによる可燃性雰囲気の発火が ハウジング内に封止込められるように、密閉されたハウジング内にとじ込められ ている、付勢された電気回路を具えている。
種々の操作範囲をとることができるが、最も広く用いられている2線式送信装置 の出力は、検出されたパラメータの関数として、4mAから2mAまで変化する 。送信装置を調整゛して、検出されたパラメータの最小すなわちゼロ値が最小出 力(例えば、4mAのループ電流)に対応し、検出されるべき最大パラメータ値 が最大出力(例えば、20mA)に相当するようにするのが、2線式送信装置に とって典型的である。
最小および最大パラメータ値は、工業的プロセス装置ごとに異なるであろう。そ れ故に、現場で最小および最大出力レベルを設定する何らかの手段を提供するこ とが望ましい。このことは、ハウジング内に密閉され、電気的に付勢されたゼロ /スパンポテンショメータで典型的に行われる。送信装置によっては、調整のた めにポテンショメータに手をとどかすのにハウジングカバーを取り除いて、望ま しいことではないが、送信装置内の活性の回路に、装置を囲む外気を触れさせね ばならない。しかしながら送信装置の周囲の潜在的爆発性の雰囲気を、送信装置 内の電気活回路から遮蔽する一方で、ポテンショメータを調整するには、色々の 技法が利用できる。
ある送信装置では、ポテンショメータを調整するための回転調整シャフトを、ハ ウジングの孔を経て密に取付け、炎がハウジングを取囲む大気に到達しない内に 、ハウジング内の発火を止めるように長い炎経路を与えている。さらに他の装置 では、ポテンショメータを比較的大きな棒磁石に機械的に結合させ、その棒磁石 を、油回路の包囲物の外側にある他の磁石で、機械的に回転させている。棒磁石 を用いるこの装置は機械的ヒステリシスの不利益の可能性があり、精密なスパン (範囲)およびゼロ設定を困難にする。送信装置でスパンおよびゼロを設定する ために、操作されるスイッチも使用されるが、そうしたスイッチには、スイッチ に機械的に結合するため、装置ハウジングの壁を貫く開口が必要である。
多くのプロセス制御の環境に対しては、送信装置自身が防爆ハウジングを具えて いることが要求される。このことは、「ハウジング内のガスを発火させるような スパークが送信装置ハウジング内部で起きたとしても、送信装置の内部から、周 囲の可燃性雰囲気を発火させる可能性のある熱ガスが外部に伝播されてはならな い」ことを意味する。
送信装置の外部からアクセスできる(そうすれば、ハウジングを開ける必要はな い)ゼロおよびスパン調整を具備することが望ましいが、送信装置の防爆特性を 維持することは難かしくなる。外部のスパンおよびゼロアクチュエータは、過去 においては、回転力を伝達するだめの大きな磁石対か、あるいは送信装置のハウ ジング壁を貫通する通路の何れかを必要としたので、操作機構の一端は送信装置 の電子回路部を収容する室の中にまで延び、一方、その他端は送信装置の外部か らアクセスできるものである。防爆特性を維持するためには、非常に長い炎経路 (Name path)を非常にきびしい許容誤差で作らなければならない。さ らに、湿気がスパン/ゼロアクチュエータを経て送信装置ハウジングに入ること ができぬように、通路を密閉することも重要である。
製造するのは容易で、より緩やかな臨界許容誤差しか要求せず、先行技術による アクチュエータより安価な、改良されたゼロ/スパンアクチュエータに対する要 求は引き続いて存在している。
発明の要約 この発明は、発信装置の回路が配置されている内室への、ハウジング壁を貫通す る通路を必要としないで、ゼロまたはスパン設定(セツティング)の様な較正目 的のための外部操作ができるプロセス制御送信装置に関する。この発明において は、アクチュエータは送信装置ハウジングの壁に隣接し、その内室内に配置され た磁気操作スイッチを具えている。磁石は壁の盲孔内に取りつけられ、スイッチ が不作動となる位置とスイッチが作動させられる位置との間を移動することがで きる。盲孔は送信装置の外部に開口しているから、磁石を非作動位置と作動位置 との間で選択的に移動させる手段は、送信装置の外部からアクセス可能である。
この発明では、ハウジング壁を貫く通路の必要がなく、あるいはハウジング内の 主空洞内に大きな永久磁石を配置する必要もなしに、送信装置の外部から信号が 与えられる。結果として、長い炎経路および非常にきびしい許容誤差を要求する ことが排除される。なぜならば、盲孔と送信装置ハウジングの内室との間に接続 が存在しないからである。
図面の簡単な説明 第1図は、この発明の磁気的ゼロ/スパンアクチュエータを有する送信装置の部 分的分解斜視図である。
第2Aおよび2B図は第1図の2−2部分に沿う断面図で、不作動位置と作動位 置の夫々の位置にある磁気的アクチュエータの好ましい実施例を示す。
第3図は、この発明の磁気的アクチュエータと共に使用される送信装置回路の好 ましい実施例の電気的ブロック図である。
第4図は、ゼロ/スパンアクチュエータの一つが操作される場合の、第3図の送 信装置回路のマイクロコンピュータの動作を示すフローチャートである。
好ましい実施例の詳細な説明 第1図は圧力送信装置10を示す。これはこの発明の磁気的ゼロ、スパンアクチ ュエータを具えている。送信装置10は主ハウジング12を有し、中央壁17で 分離された1対の内室14と16を定める(第2Aおよび2B図に示すように) 。送信装置の付勢された電子装置および端子は室14と16の夫々に格納されて いる。エンドキャップ18と20は内室14と16を閉じて、外部環境から遮断 し、ハウジングに防爆特性を与える。エンドキャップ18と20はねじが切られ ていて、ハウジング12の噛み合うねじにねじ込まれるので、ねじは消炎用の長 い、せまい経路を提供する。第1図に示すように、エンドキャップ18と協動す るOリング22は送信装置12に流体密シールを提供する。同様のOリング(図 示せず)はキャップ20とハウジング12との間をシールする。
送信装置ハウジング12は、その頂部の近くに、比較的平坦な表面24を有する 。銘板26(送信装置の製造者、モデル番号およびシリーズ番号の識別を典型的 に含む)が一対のねじ28と30で表面24に着脱可能に取りつけられる。
凹部32が表面24に形成されている。一対の盲孔34A。
34Bが、凹部32から下方にハウジング12の中央壁17中にのびている。内 部にねじの切っである挿入部36Aおよび36Bは孔34Aおよび34Bの夫々 の上部端にプレス嵌めされている。盲孔34A、34Bと室14.16の間には 炎経路は存在しない。
ねじ40A、40Bはねじを切っである挿入部36A。
36Bを経て盲孔34A、34B内に下向きにのびている。
ねじ40A、40Bはその上端にあるねじ頭42A、42B。
上部ねじ部分44A、44B、下部ねじ部分46A、46B。
ねじ部分より直径が小さい中間の無ねじ部分48A、48B。
および下端の四部50A、50Bより構成されている。永久磁石52A、52B はその上端が凹部50A、50Bにプレス嵌めで挿入されているので、永久磁石 52Aはねじ40Aと共に軸方向に移動し、永久磁石52Bはねじ40Bと共に 軸方向に移動する。戻しばね54A、54Bは永久磁石52A、52Bの下端に 同軸的に取りつけられており、その下端は盲孔34A、34Bの底に係合し、そ の上端はねじ40A。
40Bの下端と夫々に係合している。
ゴムワッシャ58A、58Bが夫々、ねじ頭42A、42Bの下に配置される。
これらは孔34A、34Bのための環境シールとなる。
内室14にあるのは回路板60で、付勢される送信回路の内の若干を保持してい る。付勢された送信装置の端子100゜102およびループ回路101の一部が 室16内に配置されている。
磁気的に付勢されるリードスイッチ62Aおよび62Bは、回路板60上の回路 に電気的に接続され、付勢される。支柱66A、68Aは、リードスイッチ62 Aを、それが盲孔34と平行で、中央壁17に隣接して配置されるように支持す る。同様に、支柱66B、68Bは回路板6oがらのびて、リードスイッチ62 Bを盲孔34Bと平行に支持する。
リードスイッチ62Aおよび62Bは夫々、磁石52Aおよび52Bによって付 勢される。リードスイッチ62Aおよび62Bは通常は開いていて、夫々の磁石 52Aおよび52Bの中心線がスイッチの中心線に近づくまでは閉じない。
参考のため、第2Aおよび2B図にリードスイッチ62Aの中心線70Aと磁石 52Aの中心線72Aを示す。
第2Aおよび2B図は、磁石52Aとリードスイッチ62Aを示す。磁石52B とリードスイッチ62Bの動作は本質的に同様であるから、別個には説明しない ことにする。
リードスイッチ62Aおよび62Bの各々は、導電性であり、軟磁性である、例 えばパーマロイの様な材料で形成した、一対の幅のせまいストリップよりなる。
ストリップはガラスチューブの相対する両端に封じ込まれ、リードスイッチの中 心線の近くで互に重なりあっている。磁石の中心線72Aとリードスイッチの中 心線70Aが事実上−直線に並ぶと、2つの細いストリップは磁気的に互に引き つけられ、曲げられて互に接触し、その間の電気回路を閉じる。上側の極すなわ ち磁石52Aの端がリードスイッチの中心線70Aに近づくと、幅狭いストリッ プの重なり端部は離れて、ストリップ間の回路は開く。各リードスイッチのアー クまたはスパーク接点は、室14内の大気からこうして遮断される。ガラス管お よび壁17の両者は、送信装置1oをがこむ大気がら接点をこうして隔離する。
壁17は実質的に非磁性材料で形成されるので、磁石52A、52Bからの磁束 はリードスイッチ62A、62Bに有効に結合できる。2個のスイッチの組立体 が近接するときは、これらのマグネット化(N)極を同じ方向に配置して、望ま しくない相互干渉を防止することが望まれる。
第2図に示すように、銘板26は表面24およびカバー凹部32の上に取りつけ られる。この状態で(これが送信装置10にとって正常の動作状態であるが)、 ねじ40Aの上部ねじ部44Aはねじを切っである挿入部36A中に十分ねじ込 まれ、磁石52Aは盲孔34A内で最低位置にある。スプリング54Aは圧縮さ れるが、加えられる偏倚力は、ねじ40Aの上部ねじ部44Aと挿入部36Aの 内側ねじとの間のねじ結合によって対抗される。第2A図に示す位置において、 磁石52Aの中心線72Aはリードスイッチ62Aの中心線70Aより十分下に あり、リードスイッチ62Aはその常開の状態に留まっている。
磁石52Aを上方へ移動させ、リードスイッチ62Aを作動させるために、銘板 26がねじ28および30を除去してはずされる。これで、ねじ40Aおよび4 0Bの上端が露出される。ねじ廻しく図示せず)を用いて、ねじ4OAを、上部 ねじ部44Aが挿入部36Aの内側ねじ部から抜けるまで戻す。この点で、圧縮 されていたスプリング54Aは、下部ねじ部46Aがねじ挿入部36Aと接触す るまで、作動ねじ40Aを押し上げる。この点で、運動は停止され、磁石の中心 線72Aはリードスイッチの中心線70Aと実質的に一直線上に並ぶ。これでリ ードスイッチ62Aは閉ざされる。
後で更に詳しく説明するように、送信装置回路はこの時、リードスイッチ62A または62Bの状態変化に応答するに先立って、予定の時間待機する。状態変化 に応答して、2つのアクチュエータねじ40A、40Bのいずれが使用されたか により、ゼロの読み(例えば4mA出力)またはフルスケールの読み(例えば2 0mA)の何れかを指示するように、回路は自己調整をする。その後、検出され たパラメータの値が同じである場合はいつでも、ゼロの読み(またはフルスケー ルの読み)が、その出力として送信装置10により与えられるであろう。
第3図は2線式送信装置10の電気的ブロック図を示す。
第3図の送信装置10は、2線式電流ループ101に接続された一対の電気端子 100および102を具備している。ル−ブ電流雁は端子100を経て流入し、 端子102を経て流出する。ループ電流ILの大きさは、ディジタル−アナログ (D/A)コンバータ106から受けとった制御信号に基づき、電流制御部10 4により、検出されたパラメータを表わすものとなるように制御される。D/A コンバータ106によって与えられた制御信号は、検出されたパラメータを表わ すディジタル値に依存するものであり、マイクロコンピュータ108によって供 給されたスパンおよびゼロ設定に対して調整される。センサ110はパラメータ (例えば圧力または温度)を検出し、検出したパラメータを表わすアナログ信号 をアナログ−ディジタル(A/D)コンバータ112に供給する。A/Dコンバ ータのディジタル出力は、マイクロコンピュータ108に、出力として供給され る。
リードスイッチ62Aおよび62Bは、マイクロコンピュータ108の入力端に 接続される。スイッチ62Aおよび62Bは電源電位V十に接続されるので、ス イッチが閉じると、夫々の入力端に高論理レベルを与える。バイアス抵抗が入力 端と直流共通レベル間に接続されているので、スイッチが開になると、低論理レ ベルが入力端に供給される。
電源114は、必要な供給電圧を、第3図に示す送信装置の他の要素に供給する 。この特定の実施例においては、送信装置回路で使用されるすべての電力はルー プ電源1.から得更新ループを経るそれぞれの段階の間に、リードスイッチ62 Aおよび62Bが閉じられたかどうかを決定する手順を遂行する。この手順は第 4図に示しである。
マイクロコンピュータ108は、第4図の120に示すように、まず、スイッチ 62A、62Bのどちらかが閉じているかを確かめるためのチェックをする。答 えが「ノー」であれば、動作スイッチ履歴(後記する)が、122に示すように 、リセットされ、マイクロコンピュータ10gはその正常サイクルに戻る。
他方、もしも、スイッチが閉じているならば、124で示すように、マイクロコ ンピュータ108は、これが前回実行されたルーチンの時に閉じられていたのと 同じスイッチであるかどうか判断するためのチェックを行う。もしその答えが「 ノー」であれば、126のように、閉じられているスイッチのアイデンティティ −(identity)がバッファに入れられ、かつ、2秒タイマが初期設定さ れ、次いで128に示すように、1だけ減らされる。他方、もしも、最後のルー チンが行われたときと同じスイッチが閉じられたとすると、2秒タイマは、12 8に示すように、直ちに減少させられる。
2秒タイマの減少(デクリメント)が作動し終ると、130に示すように、マイ クロコンピュータ108は2秒タイマがゼロに達したかどうかのチェックをする 。答えが「ノー」であると、マイクロコンピュータ108はその正常動作サイク ルに戻る。答えが「イエス」であると、マイクロコンピュータ108は、132 に示すように、動作終了したこの特定スイッチに基づくスパンまたはゼロ作動を 既に実行したかどうかを確めるためのチェックを行う。もし答えが「イエス」な ら、アクチュエータねじ40Aまたは40Bが朱だねじ戻されていなくて、マイ クロコンピュータ108はゼロまたはスパン較正作用を、別に行う必要はないこ とを意味している。
2秒タイマが初めて計時完了(タイムアウト)していたら、マイクロコンピュー タ108は、134で示すように、閉じられたのはゼロスイッチまたはスパンス イッチのいずれであるかを確かめるためチェックをする。閉じられたのがゼロス イッチであれば、マイクロコンピュータ108は、A/Dコンバータ112から 受けたその時の電流センサの読みを取り込み、その後は、その値を「ゼロ」点と して使用し、136で示すように、そのゼロ点がその時検出されたパラメータ値 におけるループ電流ILの4mA値に相当するようにセットする。マイクロコン ピュータ108は、D/Aコンバータ106にディジタル値を出力し、電流制御 部104に4mA出力を発生させる。
スパンスイッチが作動させられていたならば、マイクロコンピュータ108は、 その時の電流センサの読みを取り込み、それをループ電流It、の20mA出力 レベルに関連させる。
マイクロコンピュータ108はD/Aコンバータ106に適切なディジタル値を 与え、D/Aコンバータ106は電流制御部104に必要な制御信号を供給して ILを、138に示すように、20mAに等しくさせる。この20mA出力に対 応するA/Dコンバータ112からのディジタル値は、マイクロコンピュータ1 08によって記憶され、その後使用される。送信装置のスパンがそれに応じて調 整されるので、検出された変数値と出力電流との間には線型の関係が存在する。
この特定実施例において、「ゼロ」セットはすべての点に等しい影響を与えると いう点で、オフセット調整である。そのことは、特定センサの読みはプロセスゼ ロであり、結果として4mAループ電流を生ぜしめるべきであることを、マイク ロコンピュータ108に示す。
この特定実施例におけるスパンスイッチは、プロセス最大すなわちフルスケール 値を実際にセットする。マイクロコンピュータ108は、電流センサの読みがプ ロセス最大値に対応し、それ故に20mA出力に相関すべきであるように、専門 技術者が、スパンリードスイッチを操作することによって調整される。
この発明の好ましい実施例においては、マイクロコンピュータ108のための更 新ループまたはサイクルは40ミリ秒程度である。2秒のタイムアウトを発生さ せるためには、第4図に示す手順はほぼ50回行われなければならない。もしも 、2秒の間隔の間のいつかにスイッチ62Aまたは62Bの何れかが40ミリ秒 間開となり、ついで再び閉となると、スイッチ履歴はリセットされて、2秒タイ マは再始動されねばならない。これは、操作ねじ40Aまたは40Bがその正常 の[下方j位置にねじ戻されている間に、振動または偶発的なスイッチ62Aま たは62Bの再作動に起因してスイッチ62Aまたは62Bが短時間作動するの を防止する。
第3および4図に示す特定実施例は、この発明の磁気的ゼロ/スパンアクチュエ ータを利用できる送信装置の一例にすぎないことは勿論のことである。このよう な2線式送信回路のより詳細な説明についてはこの発明のそれと同じ譲受人に譲 渡され、ここに引用して取り込まれた「ディジタル制御付アナログトランスデユ ーサ」と題するロジャー・エル・フリック(Roger L、 Pr1ck)に よる米国特許出願箱899゜378号を参照されたい。
第1図の送信装置10は、スパンおよびゼロをセットするための2個のアクチュ エータではなくて、単一のアクチュエータのみで製造することもできる。これは マイクロコンピュータ108に採用された制御アルゴリズムに応じて色々異なっ た方法で具体化できる。
あるアルゴリズムでは、アクチュエータが少くとも2秒間上っているまでは、ス パンまたはゼロの調整は行われない。
アクチュエータが上げられた後、2秒から4秒の間にアクチュエータが下へ押し 戻されたとすると、アクチュエータが下方に押し戻される時に、ゼロ設定がプロ セス変数の電流値に調整される。アクチュエータが上げられてから4秒以上たっ てアクチュエータが押し下げて戻されるとすると、アクチュエータが下方に押し 戻される時に、フルスケール設定がプロセス変数の電流値に調整される。
他のアルゴリズムにおいては、アクチュエータが2秒周期の間にたった一度だけ 上げられ、かつ押し下げられるならば、2秒周期の終りに、プロセス変数の電流 値に、ゼロ設定が調整される。2秒間隔の間に、アクチュエータが3回またはそ れ以上、上げられ、そして押し下げられるならば、フルスケールは、2秒間隔の 終りにおけるプロセス変数の電流値に調整される。
もっと他の装置では、ゼロ設定は、アクチュエータが上げられてから50ミリ秒 後に、プロセス変数の電流値に調整され、さらにフルスケール設定は、アクチュ エータが再び押し下げられてから50ミリ秒後に、プロセス変数の電流値に調整 される。
この発明の磁気ゼロ/スパンアクチュエータには、多くの重要な利点がある。ま ず、ハウジングの防爆特性を損わずに、外部アクチュエータを経てヒステリシス なしのゼロおよびスパンのセットを行うことができる。
この発明は、送信装置の内部から外部への炎経路を生ずることなく、ゼロおよび スパンをセットするための外部的操作を可能にする。その結果、複雑な密封、非 常にきびしい許容誤差、並びに長い炎経路を生み出すための長い通路の必要性が 回避される。
この発明の他の利点は、アクチュエータねじ4OAおよび40B1ならびに磁石 52Aおよび52Bが、送信装置10の動作に影響を与えることなく、そして送 信装置10の内部に開放された通路を残すことなく、すっかり取り外しできるこ とである。これで、送信装置10のスノくンおよびゼロセ・ソトの調整が不当な 変更を受け難くする。ソフトウェアフラグも又、遠隔ディジタル発信器103か らセットできる。これが発信装置におかれたスイッチ62A、62Bのスノくン およびゼロセット機能を不能とし、スパンおよびゼロセットがみだりに変更され るのを重ねて防止する。
加えて、アクチュエータねじ40A、40Bの1つと、それに対応する磁石52 Aまたは52Bを単に取り除くだけで、ゼロだけ、またはスパンだけの設定がで きる送信装置を提供することが可能である。
この発明は好ましい実施例を参照して説明されたけれども、この技術の専門家は 、この発明の精神および範囲から逸脱することなく、形態および細部に変更を加 えることができることを認めるであろう。
国際調査報告

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.検出されたパラメータの関数として出力を発生するための送信器回路、 その壁の中へ外部表面から延びる第1の盲孔および送信器回路が配置されている 内室を備えたハウジング、内室内に配置され、第1の盲孔に近接して、かつハウ ジングの壁によって盲孔から隔離されて配置された第1の磁気的に操作されるス イッチ、 第1のスイッチが第1の状態および第2の状態にある位置の間で、第1盲孔内を 移動可能の第1の磁石、第1盲孔内の第1磁石を選択的に移動させる手段、およ び第1のスイッチの状態の変化に応答して送信器の出力を調壁するための手段を 具備した送信器。
  2. 2.選択的に移動させる手段が、外端に頭を、そして内端に第1磁石を担持する ための手段を有する細長い部材を具備した請求の範囲1記載の送信器。
  3. 3.選択的に移動させる手段が更に、外方への方向に、細長い部材に偏倚力を加 えるために、第1盲孔の底部と細長い部材との間に配置されたばね手段を具備し た請求の範囲2記載の送信器。
  4. 4.請求の範囲3記載の送信器であって、外方向への、細長い部材の移動を制限 する手段を更に具備した送信器。
  5. 5.細長い部材は、より小さい直径を有する中間部によって分離された第1およ び第2のねじ部分を有する請求の範囲4記載の送信器。
  6. 6.移動を制限するための手段が、第1の盲孔に配置され、第2のねじ部分に係 合して外方向への運動を制限する、ねじを切ってある挿入部を具備した請求の範 囲5記載の送信器。
  7. 7.挿入部は、内奥位置に細長い部材を保持するように、第1のねじ部分に係合 するための内部ねじを具備した請求の範囲6記載の送信器。
  8. 8.調整用手段は、第1スイッチが予め定められた時間間隔の間、第1状態に留 まった後にだけ出力の調整を行う請求の範囲1記載の送信器。
  9. 9.パラメータを検出するための手段、検出されたパラメータの関数として出力 信号を発生するための手段、およびハウジングを有する送信器において、その改 良が、ハウジング内の密閉内室に配置され、磁気的に操作されるゼロスイッチ手 段、 ハウジング内に配置され、磁気的に操作されるスパンスイッチ手段、 ゼロスイッチ手段を操作するためのもので、ハウジング外部からアクセスでき、 第1の移動可能磁石を具えるゼロアクチュエータ手段、 スパンスイッチ手段を操作するためのもので、ハウジング外部からアクセスでき 、第2の移動可能磁石を具えるスパンアクチュエータ手段、 ゼロスイッチ手段およびスパンスッチ手段の夫々の動作に応答してゼロおよびス パン調整を行うように、ゼロスイッチ手段、スパンスイッチ手段および出力信号 発生手段に接続された手段を具備した送信器装置。
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