JPH0350082B2 - - Google Patents
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- JPH0350082B2 JPH0350082B2 JP60213592A JP21359285A JPH0350082B2 JP H0350082 B2 JPH0350082 B2 JP H0350082B2 JP 60213592 A JP60213592 A JP 60213592A JP 21359285 A JP21359285 A JP 21359285A JP H0350082 B2 JPH0350082 B2 JP H0350082B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- turbine engine
- sealing ring
- wear
- packing
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/02—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/001—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between stator blade and rotor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D11/00—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
- F01D11/08—Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
- F01D11/14—Adjusting or regulating tip-clearance, i.e. distance between rotor-blade tips and stator casing
- F01D11/16—Adjusting or regulating tip-clearance, i.e. distance between rotor-blade tips and stator casing by self-adjusting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、タービンエンジンのラビリンス形パ
ツキンの遊〓を作動状態で自動制御する装置に係
る。
ツキンの遊〓を作動状態で自動制御する装置に係
る。
タービンエンジンの固定部分と回転部分との間
の密封性は、一方では回転部分では作動条件及び
さまざまな技術的パラメータに従つて可変の数の
薄片部材と、他方では対向位置にある固定部分で
はいわゆる「摩損可能の(abradable)」、つまり
薄片部材と接触したような場合にこれをいちぢる
しく傷つけることなく摩擦式に使用することがで
きる摩耗及び密封用リングを構成し、更にタービ
ンエンジンの固定装置と結合した支持環状部材に
よつて支持された要素とから成るラビリンス形パ
ツキンに頼る場合が多い。この種のパツキンは例
えば、圧縮機又はタービンのさまざまな可動段と
隣接する固定(又はさまざまな速度で回転する)
部分との間に配置されることができる。薄片部材
はこの場合、クロスバー又はリングによつて支持
され、密封リングは固定子上に(又は好ましくは
最も低い速度で回転する可動部分上に)固定され
る。
の密封性は、一方では回転部分では作動条件及び
さまざまな技術的パラメータに従つて可変の数の
薄片部材と、他方では対向位置にある固定部分で
はいわゆる「摩損可能の(abradable)」、つまり
薄片部材と接触したような場合にこれをいちぢる
しく傷つけることなく摩擦式に使用することがで
きる摩耗及び密封用リングを構成し、更にタービ
ンエンジンの固定装置と結合した支持環状部材に
よつて支持された要素とから成るラビリンス形パ
ツキンに頼る場合が多い。この種のパツキンは例
えば、圧縮機又はタービンのさまざまな可動段と
隣接する固定(又はさまざまな速度で回転する)
部分との間に配置されることができる。薄片部材
はこの場合、クロスバー又はリングによつて支持
され、密封リングは固定子上に(又は好ましくは
最も低い速度で回転する可動部分上に)固定され
る。
本発明が更に直接的に目指す適用例としてのこ
れらのパツキンのもうひとつの特定使用例では、
これらのパツキンをタービンエンジンのさまざま
な枠の間に配置し、更により特定的には、一方で
は圧縮機の出力側の、他方ではタービンの入力側
の燃焼室のボツクスの外枠の先端にこれらを配置
する。この場合パツキンの密封機能そのものはよ
り複雑である。実際は、タービンエンジンのさま
ざまな枠の間の圧力の釣合がふつうは追求され
る。制御された空気循環もまた、タービンエンジ
ンの他の部分で場合によつては使用可能なある程
度の通気流を生じさせるために枠内で追求され、
従つてこのタイプのラビリンスパツキンを通過す
る気流量、いわゆる「逸出量」を最高の精度で制
御することが望ましく、この気流量の抑制のしか
たが、タービンエンジンの効率又はさまざまな部
品の寿命といつたようなさまざまな結果に影響を
もたらす。例えば枠内の圧力のようなさまざまな
機能条件の他に、この気流量の制御を左右する基
本的パラメータのひとつに、薄片部材の頂部と摩
耗及び密封用リングの間の作動時遊〓がある。
れらのパツキンのもうひとつの特定使用例では、
これらのパツキンをタービンエンジンのさまざま
な枠の間に配置し、更により特定的には、一方で
は圧縮機の出力側の、他方ではタービンの入力側
の燃焼室のボツクスの外枠の先端にこれらを配置
する。この場合パツキンの密封機能そのものはよ
り複雑である。実際は、タービンエンジンのさま
ざまな枠の間の圧力の釣合がふつうは追求され
る。制御された空気循環もまた、タービンエンジ
ンの他の部分で場合によつては使用可能なある程
度の通気流を生じさせるために枠内で追求され、
従つてこのタイプのラビリンスパツキンを通過す
る気流量、いわゆる「逸出量」を最高の精度で制
御することが望ましく、この気流量の抑制のしか
たが、タービンエンジンの効率又はさまざまな部
品の寿命といつたようなさまざまな結果に影響を
もたらす。例えば枠内の圧力のようなさまざまな
機能条件の他に、この気流量の制御を左右する基
本的パラメータのひとつに、薄片部材の頂部と摩
耗及び密封用リングの間の作動時遊〓がある。
これらの提出された問題に答えるため、また特
に、タービンエンジンの作動条件が、安定状態で
あれ、過渡状態の各段階内であれ左右されずに、
ラビリンスパツキン内の摩耗及び密封用リングと
薄片部材との間の遊〓を制御値に維持するため、
さまざまな方策が講ぜられた。従つて本出願人に
よるフランス特許FR−A第2437544号は、摩耗シ
ールリングの支持部材を、下流端が燃焼室のボツ
クスの内壁内に設けられた空気取入れ口に結合
し、他端を圧縮機の軸を囲むより低い圧力の雰囲
気のスペースに通じた環状通路によつてとり囲ん
だパツキンを開示している。パツキンの冷却気の
循環流量の調節は、この場合、タービンエンジン
の作動パラメータに従属する調節可能の排出弁を
援用して行われる。この制御方法は、しかしなが
ら、この方法に固有のさまざまな不具合を生じさ
せる。その理由は、この方法が一方では弁及びそ
の他の付属品に結びついた故障ないし不良作動の
危険をふやす複雑な制御伝達チエーンに従属した
ままであり、他方では特に過渡状態の段階におけ
る応答時間が充分な作動を確保するには長すぎる
ためである。
に、タービンエンジンの作動条件が、安定状態で
あれ、過渡状態の各段階内であれ左右されずに、
ラビリンスパツキン内の摩耗及び密封用リングと
薄片部材との間の遊〓を制御値に維持するため、
さまざまな方策が講ぜられた。従つて本出願人に
よるフランス特許FR−A第2437544号は、摩耗シ
ールリングの支持部材を、下流端が燃焼室のボツ
クスの内壁内に設けられた空気取入れ口に結合
し、他端を圧縮機の軸を囲むより低い圧力の雰囲
気のスペースに通じた環状通路によつてとり囲ん
だパツキンを開示している。パツキンの冷却気の
循環流量の調節は、この場合、タービンエンジン
の作動パラメータに従属する調節可能の排出弁を
援用して行われる。この制御方法は、しかしなが
ら、この方法に固有のさまざまな不具合を生じさ
せる。その理由は、この方法が一方では弁及びそ
の他の付属品に結びついた故障ないし不良作動の
危険をふやす複雑な制御伝達チエーンに従属した
ままであり、他方では特に過渡状態の段階におけ
る応答時間が充分な作動を確保するには長すぎる
ためである。
フランス特許FR−A第2449789号によるもうひ
とつの公知装置は、タービンエンジンの圧縮機の
下流側に位置するラビリンスパツキンを冷却する
ことを目指し、そのためパツキンの固定子を通る
通路を設けて、これを通つてパツキンの回転子の
上流側の2枚の歯の間に送込まれる冷却気を送る
ことを考案している。
とつの公知装置は、タービンエンジンの圧縮機の
下流側に位置するラビリンスパツキンを冷却する
ことを目指し、そのためパツキンの固定子を通る
通路を設けて、これを通つてパツキンの回転子の
上流側の2枚の歯の間に送込まれる冷却気を送る
ことを考案している。
イギリス特許公開公報第1525746号によれば、
ラビリンスパツキンは、燃焼室の下流側部分の下
側及びタービンのデイストリビユータの下側に配
置された3つの区域内に上流側から下流側につぎ
つぎに配置されている。これらのパツキンから生
じる漏れを全体的に除去するため、当該装置は最
初の2個のパツキンの漏れを集め、この空気を3
番目のパツキン内に、その固定子を通過する穿孔
からその回転子の歯の間に再度導入する。
ラビリンスパツキンは、燃焼室の下流側部分の下
側及びタービンのデイストリビユータの下側に配
置された3つの区域内に上流側から下流側につぎ
つぎに配置されている。これらのパツキンから生
じる漏れを全体的に除去するため、当該装置は最
初の2個のパツキンの漏れを集め、この空気を3
番目のパツキン内に、その固定子を通過する穿孔
からその回転子の歯の間に再度導入する。
本発明は、これまでの解決法の欠点を避けるこ
とによつてこれらの公知要素に新たな特性を結び
つけ、さらに新規手段によつて有利な結果を得
る。特に問題とされるのは、急速加速によつて満
気状態に上昇する際に、薄片部材の頂上部と、ラ
リビンスパツキンの摩耗及び密封用リングの協働
面との間の最小遊〓を確保することであり、また
同様に急激減速の場合に、薄片部材が摩耗層内に
もぐり込むのを完全に防ぐことである。このもぐ
り込みは、さまざまな機械的不具合(振動現象、
発散効果現象を誘起する加熱)の他に、明らかに
効率に有害な大きすぎる遊〓を後に生じる危険が
ある。この最終減速過渡段階のあいだ、実際は、
再加速状態がいち早く継続することができるよう
に最小遊〓が保たれなければならない。
とによつてこれらの公知要素に新たな特性を結び
つけ、さらに新規手段によつて有利な結果を得
る。特に問題とされるのは、急速加速によつて満
気状態に上昇する際に、薄片部材の頂上部と、ラ
リビンスパツキンの摩耗及び密封用リングの協働
面との間の最小遊〓を確保することであり、また
同様に急激減速の場合に、薄片部材が摩耗層内に
もぐり込むのを完全に防ぐことである。このもぐ
り込みは、さまざまな機械的不具合(振動現象、
発散効果現象を誘起する加熱)の他に、明らかに
効率に有害な大きすぎる遊〓を後に生じる危険が
ある。この最終減速過渡段階のあいだ、実際は、
再加速状態がいち早く継続することができるよう
に最小遊〓が保たれなければならない。
上述のような類の本発明装置は、摩耗及び密封
用リングが、ハニカム構造の第1の部分と、なめ
らかな面を含む第2の部分との2部分より成り、
周辺部に分配され、環状支持部品と摩耗及び密封
用リングを通過する一連の穿孔が前記リングの2
部分間の仕切りと同じ高さに配置されることを特
徴とする。
用リングが、ハニカム構造の第1の部分と、なめ
らかな面を含む第2の部分との2部分より成り、
周辺部に分配され、環状支持部品と摩耗及び密封
用リングを通過する一連の穿孔が前記リングの2
部分間の仕切りと同じ高さに配置されることを特
徴とする。
より有利には、パツキンの固定子内に設けられ
た室から前記リングの穿孔に給気する空気が、シ
ールリングを介して、より強い圧力の側に位置す
るその上流端から直接的に流出する空気より冷た
い冷却用空気であれば、シールリングのハニカム
構造部分は、なめらかな面をもつ第2の部分の、
タービンエンジンの正規のガス循環方向に関し
て、上流側に位置する。
た室から前記リングの穿孔に給気する空気が、シ
ールリングを介して、より強い圧力の側に位置す
るその上流端から直接的に流出する空気より冷た
い冷却用空気であれば、シールリングのハニカム
構造部分は、なめらかな面をもつ第2の部分の、
タービンエンジンの正規のガス循環方向に関し
て、上流側に位置する。
これに反して、またより有利には、前記リング
の穿孔に給気する空気が、リングを介して上流側
から直接的に流出する空気より熱い時は、シール
リングのハニカム構造の第1の部分は、タービン
エンジンの正規ガス循環方向に関して、なめらか
な面をもつ第2の部分の下流側に位置する。
の穿孔に給気する空気が、リングを介して上流側
から直接的に流出する空気より熱い時は、シール
リングのハニカム構造の第1の部分は、タービン
エンジンの正規ガス循環方向に関して、なめらか
な面をもつ第2の部分の下流側に位置する。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を
参照しておこなう以下の説明によつてさらに詳し
く理解されよう。
参照しておこなう以下の説明によつてさらに詳し
く理解されよう。
第1図には、本発明具体例を含むタービンエン
ジンの一部の、安定作動状態における軸方向断面
を概略的に示す。本発明ラビリンスパツキンは、
タービンエンジンの固定部分と回転部分との間に
配置されている。回転部分は、回転子1によつて
概略的に示されている。固定部分は公知の方法で
タービンエンジンの固定装置に結合した固定子2
を含む。この固定子2内には、径方向に間隔をあ
けた2個の内側4及び外側5の部品によつて、さ
らに軸方向に間隔をとつた上流側6及び下流側7
の2個の部品によつて概略的な境界付けをされた
環状室3が設けられている(上流側及び下流側と
いうのは、タービンエンジンの正規気流循環方向
に関して決められたものである)。径方向外側部
品5は、1又は数個の給気オリフイス8を含む。
環状室3の内側には、径方向内側部品4から短か
い距離に、数列の多重孔10の明いた厚みの薄い
板9が配置されている。この板は環状室3を2個
の枠、給気孔8を含む外枠3aと他方の内枠3b
に分割する。固定子2の内側部品4は、環状支持
部品をも構成し、その径方向内側面には、本発明
ラビリンスパツキンの部品を構成する摩耗及び密
封リング11が固定されている。本発明によれ
ば、前記摩耗及び密封リング11は、軸方向に配
置され、インタバル12によつて分離された2つ
の部分、上流側部分11aと下流部分11bより
成る。内側部品4は、インタダル12と同じ高さ
に環状室3の排気オリフイスを形成する。周辺部
に分配された一連の穿孔12aを含んでいる。第
1図に示した本発明具体例では、摩耗及び密封用
リングの上流側部分11aは、ハニカム構造より
成り、下流側部分11bは公知の、普通に用いら
れているものだが、但し必ずなめらかな面を備え
ていなければならない。前記リング11の各部1
1a及び11bに関して、回転子1は、それぞれ
上流側13と下流側14の薄片部材(le´chette)
を支えており、その形状と数は、タービンエンジ
ンの作動パラメータの関数として、当業者によく
知られた方法で決定される。
ジンの一部の、安定作動状態における軸方向断面
を概略的に示す。本発明ラビリンスパツキンは、
タービンエンジンの固定部分と回転部分との間に
配置されている。回転部分は、回転子1によつて
概略的に示されている。固定部分は公知の方法で
タービンエンジンの固定装置に結合した固定子2
を含む。この固定子2内には、径方向に間隔をあ
けた2個の内側4及び外側5の部品によつて、さ
らに軸方向に間隔をとつた上流側6及び下流側7
の2個の部品によつて概略的な境界付けをされた
環状室3が設けられている(上流側及び下流側と
いうのは、タービンエンジンの正規気流循環方向
に関して決められたものである)。径方向外側部
品5は、1又は数個の給気オリフイス8を含む。
環状室3の内側には、径方向内側部品4から短か
い距離に、数列の多重孔10の明いた厚みの薄い
板9が配置されている。この板は環状室3を2個
の枠、給気孔8を含む外枠3aと他方の内枠3b
に分割する。固定子2の内側部品4は、環状支持
部品をも構成し、その径方向内側面には、本発明
ラビリンスパツキンの部品を構成する摩耗及び密
封リング11が固定されている。本発明によれ
ば、前記摩耗及び密封リング11は、軸方向に配
置され、インタバル12によつて分離された2つ
の部分、上流側部分11aと下流部分11bより
成る。内側部品4は、インタダル12と同じ高さ
に環状室3の排気オリフイスを形成する。周辺部
に分配された一連の穿孔12aを含んでいる。第
1図に示した本発明具体例では、摩耗及び密封用
リングの上流側部分11aは、ハニカム構造より
成り、下流側部分11bは公知の、普通に用いら
れているものだが、但し必ずなめらかな面を備え
ていなければならない。前記リング11の各部1
1a及び11bに関して、回転子1は、それぞれ
上流側13と下流側14の薄片部材(le´chette)
を支えており、その形状と数は、タービンエンジ
ンの作動パラメータの関数として、当業者によく
知られた方法で決定される。
以上説明した本発明装置は、タービンエンジン
のすべての作動状態において、安定状態でも過渡
状態でも、タービンエンジンのラビリンスパツキ
ンを通る気流量の制御値を保証する実際的に一定
の遊〓を確保することによつて、改良された機能
を得ることを可能ならしめ、前記装置はタービン
エンジンに、ラビリンスパツキンのところに漏れ
が生じても、効率にとつてもある種の部品の寿命
にとつても有害な影響を与える不慮の変化が観察
されることなく、適合される。事実、薄片部材1
3の頂上部と、シールリング11の上流側部分1
1aの協働面との間の遊〓をj1で表わし、薄片
部材14の頂上部14と、前記リングの下流部分
11bの協働面との間の遊〓をj2で表わせば、
例えば、特に遠心効果による機械的原因の、及び
さまざまな構成部品に加わる温度的原因の、膨張
の結合効果によつて、タービンエンジンの満気状
態への急速加速上昇段階に際して、遊〓j1とj
2は減少傾向を持ち得る。回転子1と固定子2を
分離するスペース内に上流端で入る気流量をD1
とし、固定子2のオリフイス8により環状室3に
入る気流量をD2とし、タービンエンジン内での
この気流の抽気点は、この空気がパツキンの上流
側から流入する気流D1より冷たくなるように選
択されており、当該加速段階において、ラビリン
スパツキンから流出する気流量をD3とすれば、
流量D1はごく僅かな変化量に従つて減少する傾
向を示し、従つて流量D3はさらに急速にさらに
著しく減少し、その結果、固定子2の冷却気流量
D2の減少が生じ、そのため再熱、従つてこの固
定子2の膨張が誘発され、さらに続いて遊〓j1
及びj2はその当初の値を回復する。このように
して、遊〓j1及びj2を減少させようとする効
果は相殺され無効化され、遊〓j1及びj2は、
タービンエンジンの安定作動において目指される
最適結果について所定の目的値に維持され、さら
にこのことは、遊〓j1及びj2を減少させよう
とするタービンエンジンの作動条件のすべてにお
いて同様となるであろう。
のすべての作動状態において、安定状態でも過渡
状態でも、タービンエンジンのラビリンスパツキ
ンを通る気流量の制御値を保証する実際的に一定
の遊〓を確保することによつて、改良された機能
を得ることを可能ならしめ、前記装置はタービン
エンジンに、ラビリンスパツキンのところに漏れ
が生じても、効率にとつてもある種の部品の寿命
にとつても有害な影響を与える不慮の変化が観察
されることなく、適合される。事実、薄片部材1
3の頂上部と、シールリング11の上流側部分1
1aの協働面との間の遊〓をj1で表わし、薄片
部材14の頂上部14と、前記リングの下流部分
11bの協働面との間の遊〓をj2で表わせば、
例えば、特に遠心効果による機械的原因の、及び
さまざまな構成部品に加わる温度的原因の、膨張
の結合効果によつて、タービンエンジンの満気状
態への急速加速上昇段階に際して、遊〓j1とj
2は減少傾向を持ち得る。回転子1と固定子2を
分離するスペース内に上流端で入る気流量をD1
とし、固定子2のオリフイス8により環状室3に
入る気流量をD2とし、タービンエンジン内での
この気流の抽気点は、この空気がパツキンの上流
側から流入する気流D1より冷たくなるように選
択されており、当該加速段階において、ラビリン
スパツキンから流出する気流量をD3とすれば、
流量D1はごく僅かな変化量に従つて減少する傾
向を示し、従つて流量D3はさらに急速にさらに
著しく減少し、その結果、固定子2の冷却気流量
D2の減少が生じ、そのため再熱、従つてこの固
定子2の膨張が誘発され、さらに続いて遊〓j1
及びj2はその当初の値を回復する。このように
して、遊〓j1及びj2を減少させようとする効
果は相殺され無効化され、遊〓j1及びj2は、
タービンエンジンの安定作動において目指される
最適結果について所定の目的値に維持され、さら
にこのことは、遊〓j1及びj2を減少させよう
とするタービンエンジンの作動条件のすべてにお
いて同様となるであろう。
同様にして、例えばタービンエンジンの減速状
態に移れば、遊〓j1及びj2は増加傾向を示し
得る。この場合、流量D1は増加傾向を示すが、
但し専らごく僅かな変化量であつて、他方では流
量D3はより急速に激しく増加し、その結果、固
定子2の冷却気の流量D2の増加が生じ、それに
よつて冷却すなわちこの固定子2の収縮が誘発さ
れ、従つて遊〓j1及びj2はその初期値を回復
する。このようにして、遊〓j1及びj2を増加
させようとする効果は相殺され無効化され、遊〓
j1及びj2は再びその目的値に維持され、そし
てこのことは遊〓j1及びj2を増加させようと
するタービンエンジンのすべての作動状態におい
て同様となるであろう。
態に移れば、遊〓j1及びj2は増加傾向を示し
得る。この場合、流量D1は増加傾向を示すが、
但し専らごく僅かな変化量であつて、他方では流
量D3はより急速に激しく増加し、その結果、固
定子2の冷却気の流量D2の増加が生じ、それに
よつて冷却すなわちこの固定子2の収縮が誘発さ
れ、従つて遊〓j1及びj2はその初期値を回復
する。このようにして、遊〓j1及びj2を増加
させようとする効果は相殺され無効化され、遊〓
j1及びj2は再びその目的値に維持され、そし
てこのことは遊〓j1及びj2を増加させようと
するタービンエンジンのすべての作動状態におい
て同様となるであろう。
従つて、タービンエンジンの作動状態のすべて
の変化について、固定子2の環状室3に給気する
冷気流量D2の変化が観察され、その結果、ラビ
リンスの遊〓j1及びj2への影響は、この状態
変化から生じる遊〓の変化と逆の方向となる。い
ずれの場合にも効果は相殺され、本発明装置は、
ラビリンスの遊〓を選択された目的値に維持する
ため、作動時におけるそれらの変化をリアルタイ
ムで自動修正する手段を得させる。
の変化について、固定子2の環状室3に給気する
冷気流量D2の変化が観察され、その結果、ラビ
リンスの遊〓j1及びj2への影響は、この状態
変化から生じる遊〓の変化と逆の方向となる。い
ずれの場合にも効果は相殺され、本発明装置は、
ラビリンスの遊〓を選択された目的値に維持する
ため、作動時におけるそれらの変化をリアルタイ
ムで自動修正する手段を得させる。
第2図は、本発明を、径方向内側の燃焼室の出
口と直角に配置したラビリンスパツキンに適用し
た場合の具体例を表わす。本図は、環状燃焼室2
2の内側外被を符号21で、燃焼室の外側通気用
枠24を囲む環状カバーを符号23で表わしてい
る。外被21は、例えばボルト継手形の固定手段
25によつて、固定子翼27の内側部分の径方向
フランジ26に下流側端が結合されている。カバ
ー23は、エンジンの軸方向に向いた径方向フラ
ンジ28を支え、この上に、ボルト継手形の固定
手段、例えば29によつて、一方では環状支持部
品31の先端の径方向フランジ30が、他方では
多孔環状薄板33の先端の径方向フランジ32が
固定されている。環状支持部品31は、内側径方
向面に、軸方向に配置された2つの部分、ハニカ
ム構造より成る上流側部分34aとなめらかな外
面をもつ下流側部分34bを含む摩耗及び密封用
リング34を支持しており、これら2つの部分は
インタバル34cによつて分離されている。環状
支持部品31は、このインタバル34cの高さに
一連の穿孔35を含んでいる。環状薄板33は、
サポート31に関して径方向外方に僅かに距てら
れており、このサポート上に薄板はその下流端で
36において径方向に支承されている。サポート
31は下流端で、径方向に外方に向かい、固定子
翼27の内側部分と結合する径方向フランジ37
を支えている。以上説明したエンジンの固定子固
定部分と直角に、回転子回転部分が、シールリン
グ34と協働する、図示の例では5個の薄片部材
39を支える円板38を含んでいる。内枠は円板
38によつて、空気が圧力P1を受ける上流側枠
40と、空気がP1より小なる圧力P2を受ける
下流側枠41とに分離される。環状支持部品31
と室のカバー23の間に設けられたスペースは、
環状支持部品31の通気を可能ならしめ、環状薄
板33によつて2つの枠42a及び42bに分離
される環状室42を形成する。この薄板33は、
サポート31が衝撃を受ける度ごとに通風を与え
る多重孔43を含む。カバー23内に設けられた
開口44は、燃焼室の枠24の気流量D2が室4
2のほうへ確実に通るようにする。
口と直角に配置したラビリンスパツキンに適用し
た場合の具体例を表わす。本図は、環状燃焼室2
2の内側外被を符号21で、燃焼室の外側通気用
枠24を囲む環状カバーを符号23で表わしてい
る。外被21は、例えばボルト継手形の固定手段
25によつて、固定子翼27の内側部分の径方向
フランジ26に下流側端が結合されている。カバ
ー23は、エンジンの軸方向に向いた径方向フラ
ンジ28を支え、この上に、ボルト継手形の固定
手段、例えば29によつて、一方では環状支持部
品31の先端の径方向フランジ30が、他方では
多孔環状薄板33の先端の径方向フランジ32が
固定されている。環状支持部品31は、内側径方
向面に、軸方向に配置された2つの部分、ハニカ
ム構造より成る上流側部分34aとなめらかな外
面をもつ下流側部分34bを含む摩耗及び密封用
リング34を支持しており、これら2つの部分は
インタバル34cによつて分離されている。環状
支持部品31は、このインタバル34cの高さに
一連の穿孔35を含んでいる。環状薄板33は、
サポート31に関して径方向外方に僅かに距てら
れており、このサポート上に薄板はその下流端で
36において径方向に支承されている。サポート
31は下流端で、径方向に外方に向かい、固定子
翼27の内側部分と結合する径方向フランジ37
を支えている。以上説明したエンジンの固定子固
定部分と直角に、回転子回転部分が、シールリン
グ34と協働する、図示の例では5個の薄片部材
39を支える円板38を含んでいる。内枠は円板
38によつて、空気が圧力P1を受ける上流側枠
40と、空気がP1より小なる圧力P2を受ける
下流側枠41とに分離される。環状支持部品31
と室のカバー23の間に設けられたスペースは、
環状支持部品31の通気を可能ならしめ、環状薄
板33によつて2つの枠42a及び42bに分離
される環状室42を形成する。この薄板33は、
サポート31が衝撃を受ける度ごとに通風を与え
る多重孔43を含む。カバー23内に設けられた
開口44は、燃焼室の枠24の気流量D2が室4
2のほうへ確実に通るようにする。
本適用例では、ラビリンスパツキンの遊〓を選
択された目的値に維持するため、この遊〓の作動
状態における変化をリアルタイムで自動制御する
ことができ、さらにこの結果を得ることを可能な
らしめる機能は第1図を参照して先に説明したも
のと同一である。先に説明したように、冷却気の
流量D2の変化は、ラビリンスパツキンの遊〓の
変化と同一方向に発生し、この遊〓を安定作動に
おいて得られるその初期値に各々の場合において
導くことを可能にする。
択された目的値に維持するため、この遊〓の作動
状態における変化をリアルタイムで自動制御する
ことができ、さらにこの結果を得ることを可能な
らしめる機能は第1図を参照して先に説明したも
のと同一である。先に説明したように、冷却気の
流量D2の変化は、ラビリンスパツキンの遊〓の
変化と同一方向に発生し、この遊〓を安定作動に
おいて得られるその初期値に各々の場合において
導くことを可能にする。
第3図は、第1図に示したものに類似の、本発
明の第2の具体例を含むタービンエンジンの1部
を概略的に示す。第1図と同じ部品については同
じ符号を残してあり、詳細については第1図の説
明を参照されたい。ここでは第3図の具体例に固
有の特性を手短かに示すにとどめる。ラビリンス
パツキンにはいる摩耗及び密封用リング111
は、先の例と同様に、軸方向に配置され、インタ
バル12によつて分離された2つの部分から成
る。しかし本具体例では、シールリング111の
上流側部分111aがなめらかな面をもち、下流
側部分111bがハニカム構造をもつている。さ
らに、回転子1と固定子2を分離するスペース内
の上流端に入る気流量D′1とし、固定子2のオ
リフイス8によつて環状室3に入る気流量を
D′2とすれば、タービンエンジン内のこの空気
の抽気点は、この空気D′2がD′1より熱くなる
ように選択される。ラビリンスパツキンから出る
気流量をD′3とし、薄片部材13の頂上部と、
摩耗及び密封用リングの上流部分111aの協働
面との間の遊〓をj′1とし、さらに薄片部材14
の頂上部と、前記リングの下流側部分111bの
協働面との間の遊〓をj′2とする。以上説明した
第2の具体例に従う本発明装置は、第1の具体例
と同様に、前記継手を通過する気流量の制御値を
保証し、先に挙げたと同じ利点を得ることを可能
ならしめることによつて、ラビリンスパツキンの
事実上一定の遊〓を確保することができる。事
実、例えば第1の具体例と同様に、タービンエン
ジンの満気状態への急速加速上昇段階に際して、
遊〓j′1及びj′2は減少傾向を示すことができる。
次ぎに、流量D′3は減少傾向を示すが、その変
化はごく微弱であり、流量D′1のほうはより急
速により著しく減少し、従つて固定子2の再熱気
流量D′2が増加し、固定子2の膨張が生じ、つ
づいて遊〓j′1及びj′2はその初期値を回復する。
第1の具体例と同様に、遊〓j′1及びj′2を減少
させようとする効果は相殺され無効化され、遊〓
値j′1及びj′2はタービンエンジンの安定作動状
態において目指される最適結果によつて決定され
る目的値に維持され、そしてこのことは遊〓j′1
及びj′2を減少させるタービンエンジンのすべて
の作動状態においても同一となるであろう。
明の第2の具体例を含むタービンエンジンの1部
を概略的に示す。第1図と同じ部品については同
じ符号を残してあり、詳細については第1図の説
明を参照されたい。ここでは第3図の具体例に固
有の特性を手短かに示すにとどめる。ラビリンス
パツキンにはいる摩耗及び密封用リング111
は、先の例と同様に、軸方向に配置され、インタ
バル12によつて分離された2つの部分から成
る。しかし本具体例では、シールリング111の
上流側部分111aがなめらかな面をもち、下流
側部分111bがハニカム構造をもつている。さ
らに、回転子1と固定子2を分離するスペース内
の上流端に入る気流量D′1とし、固定子2のオ
リフイス8によつて環状室3に入る気流量を
D′2とすれば、タービンエンジン内のこの空気
の抽気点は、この空気D′2がD′1より熱くなる
ように選択される。ラビリンスパツキンから出る
気流量をD′3とし、薄片部材13の頂上部と、
摩耗及び密封用リングの上流部分111aの協働
面との間の遊〓をj′1とし、さらに薄片部材14
の頂上部と、前記リングの下流側部分111bの
協働面との間の遊〓をj′2とする。以上説明した
第2の具体例に従う本発明装置は、第1の具体例
と同様に、前記継手を通過する気流量の制御値を
保証し、先に挙げたと同じ利点を得ることを可能
ならしめることによつて、ラビリンスパツキンの
事実上一定の遊〓を確保することができる。事
実、例えば第1の具体例と同様に、タービンエン
ジンの満気状態への急速加速上昇段階に際して、
遊〓j′1及びj′2は減少傾向を示すことができる。
次ぎに、流量D′3は減少傾向を示すが、その変
化はごく微弱であり、流量D′1のほうはより急
速により著しく減少し、従つて固定子2の再熱気
流量D′2が増加し、固定子2の膨張が生じ、つ
づいて遊〓j′1及びj′2はその初期値を回復する。
第1の具体例と同様に、遊〓j′1及びj′2を減少
させようとする効果は相殺され無効化され、遊〓
値j′1及びj′2はタービンエンジンの安定作動状
態において目指される最適結果によつて決定され
る目的値に維持され、そしてこのことは遊〓j′1
及びj′2を減少させるタービンエンジンのすべて
の作動状態においても同一となるであろう。
同様にして、例えばタービンエンジンの減速状
態に移行すれば、遊〓j′1及びj′2は増加傾向を
示し得る。この場合、流量D′3は増加傾向を示
すが、変化量はごく僅かであり、これに対して流
量D′1のほうはより急速に著しく増加し、従つ
て固定子2の再熱気流量D′2の増加が生じ、そ
のためこの固定子2は収縮し、次いで遊〓j′1及
びj′2はその初期値を回復する。このようにし
て、第1の具体例と同様に、遊〓j′1及びj′2を
増加させようとする効果は相殺され無効化され、
遊〓j′1及びj′2は再びその目的値に維持され、
さらにこのことは遊〓j′1及びj′2を増加させよ
うとするタービンエンジンのすべての作動状態に
おいて同じであろう。従つていずれの場合におい
ても、本発明装置は、第2の具体例においても同
様に、ラビリンスの遊〓j′1及びj′2をその選択
された目的値に保つため、作動状態におけるそれ
らの変化をリアルタイムで自動修正する手段を得
させる。
態に移行すれば、遊〓j′1及びj′2は増加傾向を
示し得る。この場合、流量D′3は増加傾向を示
すが、変化量はごく僅かであり、これに対して流
量D′1のほうはより急速に著しく増加し、従つ
て固定子2の再熱気流量D′2の増加が生じ、そ
のためこの固定子2は収縮し、次いで遊〓j′1及
びj′2はその初期値を回復する。このようにし
て、第1の具体例と同様に、遊〓j′1及びj′2を
増加させようとする効果は相殺され無効化され、
遊〓j′1及びj′2は再びその目的値に維持され、
さらにこのことは遊〓j′1及びj′2を増加させよ
うとするタービンエンジンのすべての作動状態に
おいて同じであろう。従つていずれの場合におい
ても、本発明装置は、第2の具体例においても同
様に、ラビリンスの遊〓j′1及びj′2をその選択
された目的値に保つため、作動状態におけるそれ
らの変化をリアルタイムで自動修正する手段を得
させる。
第1図に示した本発明の第1の具体例を適用し
た例(つまり径方向内側の燃焼室の出口と直角に
ラビリンスパツキンを配置した場合)を第2図に
示したのと同様に、第4図は第3図に示した発明
の第2の具体例の同じ適用例を表わす。同一部品
については第2図と同じ符号を付してある。第3
図の具体例を第2図に示す類のラビリンスパツキ
ンに適用したことから得られる特徴を簡単に示す
にとどめておく。この場合、同じ環状支持部品3
1はその径方向内側面に摩耗及び密封用リング1
34を支え、このシールリングは径方向に配置さ
れた2つの部分、なめらかな外面をもつ上流側部
分134aと、ハニカム構造をもつ下流側部分1
34b、を有し、これらの2つの部分はインタバ
ル134cによつて距てられている。さらに、環
状支持部品31の再熱気流量D′2は、燃焼室の
枠24内で抽気される。
た例(つまり径方向内側の燃焼室の出口と直角に
ラビリンスパツキンを配置した場合)を第2図に
示したのと同様に、第4図は第3図に示した発明
の第2の具体例の同じ適用例を表わす。同一部品
については第2図と同じ符号を付してある。第3
図の具体例を第2図に示す類のラビリンスパツキ
ンに適用したことから得られる特徴を簡単に示す
にとどめておく。この場合、同じ環状支持部品3
1はその径方向内側面に摩耗及び密封用リング1
34を支え、このシールリングは径方向に配置さ
れた2つの部分、なめらかな外面をもつ上流側部
分134aと、ハニカム構造をもつ下流側部分1
34b、を有し、これらの2つの部分はインタバ
ル134cによつて距てられている。さらに、環
状支持部品31の再熱気流量D′2は、燃焼室の
枠24内で抽気される。
本適用例では、要するに、ラビリンスパツキン
の遊〓を所定の目的値に維持するため、作動状態
におけるこの遊〓の変化をリアルタイムで自動制
御することができ、さらにこの結果を得ることを
可能ならしめる機能は、第3図を参照して先に説
明した通りである。先に説明したように、再熱気
流量D′2の変化は、ラビリンスパツキンの遊〓
の変化と逆の方向に生じ、そのため各場合ごとに
安定作動状態で得られる初期値にこの遊〓を復帰
させることが可能である。
の遊〓を所定の目的値に維持するため、作動状態
におけるこの遊〓の変化をリアルタイムで自動制
御することができ、さらにこの結果を得ることを
可能ならしめる機能は、第3図を参照して先に説
明した通りである。先に説明したように、再熱気
流量D′2の変化は、ラビリンスパツキンの遊〓
の変化と逆の方向に生じ、そのため各場合ごとに
安定作動状態で得られる初期値にこの遊〓を復帰
させることが可能である。
第1図は、本発明装置を含むタービンエンジン
の一部であつて、パツキンの固定子が冷気の供給
を受けている場合を示す縦方向略断面図、第2図
は、タービンのデストリビユータの下側にラビン
スパツキンを含み、さらに本発明に従つてラビン
スパツキンの遊〓を作動状態で自動制御する装置
を備えるタービンエンジンの1部であつて、パツ
キンの固定子が冷気の供給を受けている場合を示
す縦断面図、第3図は、本発明装置を含むタービ
ンエンジンの1部であつて、パツキンの固定子が
熱気の供給を受けている場合を示す縦方向略断面
図、第4図は、タービンのデストリビユータの下
側にラビリンスパツキンを含み、さらに本発明に
従つてラビリンスパツキンの遊〓を作動状態で自
動制御する装置を備えるタービンエンジンの1部
であつて、パツキンの固定子が熱気の供給を受け
ている場合を示す縦断面図である。 1,38…回転子、2…固定子、3,42…環
状室、4,31…環状支持部品、8,44…給気
口、9,33…薄板、10…多重孔、11,3
4,111,134…摩耗及び密封用リング、1
2,34c,134c…インタバル、13,1
4,39…薄片部材。
の一部であつて、パツキンの固定子が冷気の供給
を受けている場合を示す縦方向略断面図、第2図
は、タービンのデストリビユータの下側にラビン
スパツキンを含み、さらに本発明に従つてラビン
スパツキンの遊〓を作動状態で自動制御する装置
を備えるタービンエンジンの1部であつて、パツ
キンの固定子が冷気の供給を受けている場合を示
す縦断面図、第3図は、本発明装置を含むタービ
ンエンジンの1部であつて、パツキンの固定子が
熱気の供給を受けている場合を示す縦方向略断面
図、第4図は、タービンのデストリビユータの下
側にラビリンスパツキンを含み、さらに本発明に
従つてラビリンスパツキンの遊〓を作動状態で自
動制御する装置を備えるタービンエンジンの1部
であつて、パツキンの固定子が熱気の供給を受け
ている場合を示す縦断面図である。 1,38…回転子、2…固定子、3,42…環
状室、4,31…環状支持部品、8,44…給気
口、9,33…薄板、10…多重孔、11,3
4,111,134…摩耗及び密封用リング、1
2,34c,134c…インタバル、13,1
4,39…薄片部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 タービンエンジンのラビリンス形パツキンの
遊〓を作動状態で自動制御する装置であつて、薄
片状部材が回転子に支持されており、前記薄片部
材と対向して配置された摩耗及び密封用リングが
固定子の内側径方向部分を構成する環状支持部品
に支持されており、前記固定子が環状室を含んで
おり該環状室の外径上に給気オリフイスを備え、
多重孔を明けた薄板が前記環状支持部品から僅か
な間隔で前記室の内側に配置されており、前記摩
耗及び密封用リングが2つの部分、ハニカム構造
の第1の部分となめらかな面を含む第2の部分よ
り成り、周辺部に分配され、前記環状支持部品と
前記摩耗及び密封用リングを通過する一連の穿孔
が、前記リングの2つの部分を分離するインタバ
ルと同じ高さに配置されていることを特徴とする
前記装置。 2 摩耗及び密封用リングのハニカム構造の第1
部分が、タービンエンジンのガスの正規循環方向
に関して、なめらかな面をもつ第2の部分の上流
側に位置しており、さらに前記リングの前記穿孔
が、パツキンの固定子内に設けられた前記室から
の冷却気によつて給気され、この空気は、より強
い圧力の側に位置する上流側端からパツキンを通
つて直接的に流出する空気より冷たいことを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 摩耗及び密封用リングのハニカム構造の第1
の部分が、タービンエンジンのガスの正規循環方
向に関して、なめらかな面をもつ第2の部分の下
流側に位置しており、さらに前記リングの前記穿
孔が、パツキンの固定子内に設けられた前記室か
らの熱気によつて給気され、この空気は、より強
い圧力の側に位置する上流側の端からパツキンを
通つて直接的に流出する空気より熱いことを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8414819A FR2570764B1 (fr) | 1984-09-27 | 1984-09-27 | Dispositif de controle automatique du jeu d'un joint a labyrinthe de turbomachine |
FR8414819 | 1984-09-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185504A JPS6185504A (ja) | 1986-05-01 |
JPH0350082B2 true JPH0350082B2 (ja) | 1991-07-31 |
Family
ID=9308118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60213592A Granted JPS6185504A (ja) | 1984-09-27 | 1985-09-26 | タービンエンジンのラビリンスパツキンの遊隙を自動制御する装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4662821A (ja) |
EP (1) | EP0176447B1 (ja) |
JP (1) | JPS6185504A (ja) |
DE (1) | DE3560917D1 (ja) |
FR (1) | FR2570764B1 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3901167A1 (de) * | 1989-01-17 | 1990-07-26 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Spaltminimierung |
US5281090A (en) * | 1990-04-03 | 1994-01-25 | General Electric Co. | Thermally-tuned rotary labyrinth seal with active seal clearance control |
US5090865A (en) * | 1990-10-22 | 1992-02-25 | General Electric Company | Windage shield |
GB2253442B (en) * | 1991-03-02 | 1994-08-24 | Rolls Royce Plc | An axial flow turbine assembly |
US5314304A (en) * | 1991-08-15 | 1994-05-24 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Abradeable labyrinth stator seal |
US5224713A (en) * | 1991-08-28 | 1993-07-06 | General Electric Company | Labyrinth seal with recirculating means for reducing or eliminating parasitic leakage through the seal |
US5211535A (en) * | 1991-12-30 | 1993-05-18 | General Electric Company | Labyrinth seals for gas turbine engine |
US5259725A (en) * | 1992-10-19 | 1993-11-09 | General Electric Company | Gas turbine engine and method of assembling same |
DE4337281A1 (de) * | 1993-11-02 | 1995-05-04 | Abb Management Ag | Verdichter |
FR2712029B1 (fr) * | 1993-11-03 | 1995-12-08 | Snecma | Turbomachine pourvue d'un moyen de réchauffage des disques de turbines aux montées en régime. |
US5984630A (en) * | 1997-12-24 | 1999-11-16 | General Electric Company | Reduced windage high pressure turbine forward outer seal |
GB9808656D0 (en) * | 1998-04-23 | 1998-06-24 | Rolls Royce Plc | Fluid seal |
DE19821365C2 (de) * | 1998-05-13 | 2001-09-13 | Man Turbomasch Ag Ghh Borsig | Kühlung einer Wabendichtung im mit Heißgas beaufschlagten Teil einer Gasturbine |
US6547522B2 (en) * | 2001-06-18 | 2003-04-15 | General Electric Company | Spring-backed abradable seal for turbomachinery |
US6969231B2 (en) * | 2002-12-31 | 2005-11-29 | General Electric Company | Rotary machine sealing assembly |
US7249463B2 (en) * | 2004-09-15 | 2007-07-31 | General Electric Company | Aerodynamic fastener shield for turbomachine |
US7234918B2 (en) * | 2004-12-16 | 2007-06-26 | Siemens Power Generation, Inc. | Gap control system for turbine engines |
FR2881472B1 (fr) * | 2005-01-28 | 2011-07-15 | Snecma Moteurs | Circuit de ventilation d'un rotor de turbine haute pression dans un moteur a turbine a gaz |
ATE467750T1 (de) * | 2007-06-25 | 2010-05-15 | Siemens Ag | Turbinenanordnung und verfahren zur kühlung eines deckbands an der spitze einer turbinenschaufel |
US8292592B2 (en) * | 2008-04-02 | 2012-10-23 | United Technologies Corporation | Nosecone bolt access and aerodynamic leakage baffle |
DE102009016803A1 (de) * | 2009-04-09 | 2010-10-14 | Rolls-Royce Deutschland Ltd & Co Kg | Labyrinth-Anstreifdichtung für eine Strömungsmaschine |
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