JPH0350076Y2 - - Google Patents

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JPH0350076Y2
JPH0350076Y2 JP1985085472U JP8547285U JPH0350076Y2 JP H0350076 Y2 JPH0350076 Y2 JP H0350076Y2 JP 1985085472 U JP1985085472 U JP 1985085472U JP 8547285 U JP8547285 U JP 8547285U JP H0350076 Y2 JPH0350076 Y2 JP H0350076Y2
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gun
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gripping member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は液体自動注入装置、特に自動車のラ
ジエータに冷却液を注入する作業等に用いられる
液体自動注入装置に関する。
(従来技術) 一般に、自動車の生産ラインにおいては、最終
工程でラジエータに冷却液を充填する作業が行わ
れるが、この作業に使用される注入ガンとして例
えば実開昭59−94099号公報に開示されたものが
ある。この注入ガンは、ガン本体の先端部に一対
の爪を設け、該爪をアクチユエータによつて開閉
動作させることによりラジエータの注入口に係合
させるようにしたものであるが、これによると注
入ガンを上記注入口まで移送する移送手段の他
に、上記爪を注入口に係合させるためのアクチユ
エータが必要となり、そのため2種類の駆動手段
を要すると共に、注入ガン自体の構造が複雑化す
ることになる。
(考案の目的) 本考案は、自動車のラジエータに冷却液を注入
する作業等に用いられる液体自動注入装置に関す
る上記のような実情に鑑みてなされたもので、注
入ガンをラジエータ等の液体注入口まで移送する
動作と該注入ガンを液体注入口に結合する動作と
をロボツトによつて連続的に行うことを可能と
し、これにより注入ガンを移送する駆動手段の他
にこれを液体注入口に結合するための駆動手段を
備えることを不要として、この種の液体自動注入
装置の構造を簡素化することを目的とする。
(考案の構成) 本考案に係る液体自動注入装置は上記目的達成
のため、次のように構成したことを特徴とする。
即ち、注入ガンをロボツトにより保持して所定
の液体注入口まで移送するようにした液体自動注
入装置において、先端に液体注入通路が開口され
たガン本体と、該ガン本体の外側に摺動自在に嵌
合され、且つ上記ロボツトにより把持されて該ロ
ボツトによりガン本体の先端を液体注入口に押付
けた際に該ガン本体の先端側位置に摺動すると共
に、ロボツトによりガン本体を移送する際には該
ガン本体の先端側位置より上方の退避位置に摺動
される把持部材と、上記ガン本体の先端部外側に
開閉自在に備えられ、且つ通常は開状態に保持さ
れていると共に上記把持部材のガン本体先端側位
置への摺動時に該把持部材に当接することにより
閉動作されて上記液体注入口に係合される係合ア
ームとを設ける。
このような構成によれば、ロボツトが把持部材
を介してガン本体を保持した状態で該ガン本体の
先端を液体注入口に押付ければ、上記把持部材が
ガン本体に沿つて上方の退避位置より係合アーム
が設けられた先端位置側に摺動することにより、
上記係合アームが把持部材に当接することにより
閉動作して液体注入口に係合され、これにより注
入ガンが液体注入口に自動的に結合されることに
なる。つまり、注入ガンを液体注入口の位置まで
移送する動作と該注入ガンを液体注入口に結合す
る動作とがロボツトにより連続的に行われること
になる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、液体自動注入装
置、特に自動車のラジエータに冷却液を注入する
作業等に用いられる液体自動注入装置として、注
入ガンをラジエータの液体注入口まで移送する動
作と注入ガンを液体注入口に結合する動作とがロ
ボツトだけで連続的に行われることになるので、
注入ガンを移送する駆動手段とは別に、該注入ガ
ンを液体注入口に結合する駆動手段を備えること
が不要となる。これにより、この種の液体自動注
入装置の構造が簡素化されて信頼性が向上し、ま
た製造コストが低減されることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、液体自動注入装置を構成
する注入ガン1は、上部において真空ポンプ(図
示せず)に接続された吸引通路2及び液体供給ポ
ンプ(図示せず)に接続された液体注入通路3が
貫設された柱状のガン本体4と、該本体4に上下
に摺動自在に嵌合され、且つロボツトに把持され
る把持部材5と、上記本体4の先端部両側に設け
られた一対の係合アーム6,6とを有する。
上記ガン本体4の上部には鍔部材7が固着さ
れ、該鍔部材7の下面に磁石板8が貼着されてい
ると共に、該本体4の先端は小径部4aとされ、
該小径部4aがラジエータの注入口に挿入された
時に、該小径部4aの上方に設けられたフランジ
部4bが注入口の上端面に当接するようになつて
いる。また、上記係合アーム6,6はコ字状とさ
れ、上記ガン本体4におけるフランジ部4bの上
方に設けられた凹部4c,4cに一端6a,6a
がピン部材9,9を介して枢着されて、内外方に
揺動可能とされると共に、ガン本体4との間に装
着されたスプリング10,10により外方に押し
開かれるように付勢されており、且つ該係合アー
ム6,6は、この実施例の場合、上部が上記本体
4の凹部4c,4cの上面コーナー部4c′,4
c′に当接することにより、図示の位置で外方への
揺動が規制されるようになつている。一方、上記
把持部材5は、筒状の周面部5aと該周面部5a
の上部を閉鎖するように形成された上面部5bと
から構成され、上面部5bにおいて上記ガン本体
4に嵌合されて、周面部5aの内面とガン本体4
の外面との間に空間5cが形成されている。ま
た、この把持部材5は、上面部5bが上記磁石板
8に吸着されることによりガン本体4に保持され
るようになつていると共に、上記周面部5aの外
面全周には断面が台形状の溝5dが形成され、該
溝5dに合致した形状を有するロボツトのアーム
に設けられた一対のチヤツク部材11,11によ
つて把持されるようになつている。そして、該把
持部材5が上記磁石板8から離されて下方に摺動
された場合に、上記空間5c内に係合アーム6,
6が収納されると共に、該把持部材5の周面部5
aの内面が係合アーム6,6に外側から当接して
該係合アーム6,6をスプリング10,10に抗
して閉動作させるようになつている。尚、把持部
材5の上面部5bの内側にはボール12…12が
組込まれてガン本体4との摺動がスムーズに行わ
れるようになつていると共に、周面部5aの下方
内側にも複数のボール13…13が組込まれて上
記係合アーム6,6がスムーズに閉じられるよう
になつている。また、ガン本体4における小径部
4aの先端面とフランジ部4bの下面にはラバー
14,15が装着されている。
上記の構成によれば、注入ガン1は、第1図に
示すように、把持部材5が磁石板8に吸着されて
ガン本体4の上部に保持され、また係合アーム
6,6が開いている状態で上記把持部材5がロボ
ツトのチヤツク部材11,11把持され、この状
態がガン本体4における上方の退避位置に待機し
ているが、例えば自動車の組立ラインにおいて車
体が所定位置まで搬送されて来ると、該注入ガン
1はロボツトにより把持部材5が把持された状態
でラジエータの注入口16まで移送され、ガン本
体4の先端の小径部4aが上記注入口16に挿入
される。そして、第2図に示すように、上記小径
部4aの先端面及びフランジ部4bの下面が注入
口16内の段付部16a及び上面部16bにラバ
ー14,15を介して当接し、この状態でガン本
体4の移動が停止されることになる。ここで、ロ
ボツトのチヤツク部材11,11に把持された把
持部材5とガン本体4とは磁石板8を介して結合
されているから、ロボツトによる注入ガン1の移
送時にガン本体4ががたついたりすることがな
い。
然して、ロボツトは、上記ガン本体4の移動が
停止された後もチヤツク部材11,11の下方へ
の移動を継続して行い、そのため該チヤツク部材
11,11に把持された把持部材5が磁石板8よ
り離脱して、ガン本体4に沿つて係合アーム6が
設けられた先端位置側に摺動されることになる。
そして、この把持部材5のガン本体4の先端位置
側への摺動によりガン本体4の先端部に備えられ
た一対の係合アーム6,6がスプリング10,1
0に抗して閉じられる。この時、第3図に示すよ
うに、注入口16の上面部16bの外周に設けら
れた下方への折曲部16cの下端に係合アーム
6,6の先端6b,6bが下方から係合し、この
状態でアーム6,6が更に閉じようとするので、
該アーム6,6に対して上記注入口16が相対的
に押し上げられる。つまり、該注入口16に対し
て注入ガン1の全体が下方に若干量引き寄せられ
るのである。そして、係合アーム6,6が注入口
16の折曲部16cに完全に係止されれば、上記
ラバー14,15が注入口16の段付部16a及
び上面部16bに押付けられた状態で注入ガン1
が注入口16に結合されることになる。然る後、
ロボツト(チヤツク部材11,11)の移動が停
止され、図示しない真空ポンプにより吸引通路2
を介して空気を吸い出してラジエータ内を減圧し
ながら該ラジエータ内に液体注入通路3から冷却
液が注入される。そして、所定量の冷却液がラジ
エータ内に注入された時に減圧動作及び注入動作
が停止され、その後ロボツトにより把持部材5が
上方に移動されることにより係合アーム6,6が
スプリング10,10の付勢力により開いて注入
ガン1と注入口16との結合が解除される。尚、
把持部材5はロボツトにより引き続き上方に移動
されて磁石板8に吸着され、ガン本体4の上方の
退避位置に再び保持される。そして、注入ガン1
がロボツトにより当初の待機位置まで戻される。
このようにして、注入口16への注入ガン1の
移送動作と結合動作とがロボツトの作動のみによ
つて連続的に行われることになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案の実施例を示すもので、第
1図は注入ガンの一部縦断正面図、第2図はラジ
エータの注入口に係合された時の注入ガンの一部
縦断正面図、第3図は係合アームが液体注入口に
係合する時の状態を示す要部拡大図である。 1……注入ガン、3……液体注入通路、4……
ガン本体、5……把持部材、6……係合アーム、
16……液体注入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 注入ガンをロボツトにより保持して所定の液体
    注入口まで移送すると共に、該注入口に連結する
    ようにした液体自動注入装置であつて、先端に液
    体注入通路が開口されたガン本体と、該ガン本体
    の外側に摺動自在に嵌合され、且つ上記ロボツト
    に把持されて該ロボツトによりガン本体の先端を
    上記液体注入口に押付けた際に該ガン本体の先端
    側位置に摺動すると共に、ロボツトによりガン本
    体を移送する際には該ガン本体の先端側位置より
    上方の退避位置に摺動される把持部材と、上記ガ
    ン本体の先端部外側に開閉自在に備えられ、且つ
    通常は開状態に保持されていると共に上記把持部
    材のガン本体先端側位置への摺動時に該把持部材
    に当接することにより閉動作されて上記液体注入
    口に係合される係合アームとを有することを特徴
    とする液体自動注入装置。
JP1985085472U 1985-06-05 1985-06-05 Expired JPH0350076Y2 (ja)

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JPS61200400U JPS61200400U (ja) 1986-12-15
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JPS61200400U (ja) 1986-12-15

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