JPH0349945Y2 - - Google Patents

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JPH0349945Y2
JPH0349945Y2 JP1985115999U JP11599985U JPH0349945Y2 JP H0349945 Y2 JPH0349945 Y2 JP H0349945Y2 JP 1985115999 U JP1985115999 U JP 1985115999U JP 11599985 U JP11599985 U JP 11599985U JP H0349945 Y2 JPH0349945 Y2 JP H0349945Y2
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JP
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light
stop position
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vehicle
irradiation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車庫入れ等の際に、壁等の障害物と車
両との距離を車両から照射した光によつて視認さ
せることにより車両の停止位置を判断させる停止
位置確認装置に関する。
〔従来の技術〕
第9図は従来の停止位置確認灯を示すものであ
る(実公昭56−35771号公報)。これは、車両後部
に設けた2つの後退灯5,5′から、後方斜め方
向に光線B,B′を照射させるようにしたもので
ある。光線B,B′は交点Pで交わるようになつ
ており、その交点Pは運転者が視認する位置であ
つて、かつ、リヤバンパ7から一定の距離Lをお
いた位置に設定されている。S,S′は車両の停止
位置を規制する壁Oに照射された光線B,B′の
照射点である。このS,S′の間隔は車両が壁Oに
接近するにつれて狭くなり、リヤバンパ7と壁O
との距離がLになつた位置で一点に重なり合う。
また、リヤバンパ7と壁Oとの距離がL以下にな
つたときには、車両が後退するにつれて照射点
S,S′の間隔は広がつてゆく。この照射点S,
S′の動きにより運転者は車両の停止位置を判断す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のような従来の確認灯にあつて
は、停止位置確認灯から障害物に対して照射した
光の照射点が視認し難いという問題がある。なぜ
なら、車両の停止位置を制限する障害物に対して
はヘツドランプまたはストツプランプの光も照射
されており、しかも、これらの光は車両の安全確
保の観点から保全基準等でその輝度が一定以上の
明るさとなるべく定められている。このため、停
止位置確認灯からの照射光は、ヘツドランプやス
トツプランプの光のような明るい光を背景として
は相対的に明るさが低下し、目立たなくなるから
である。また、昼間のように周囲が明るい場合に
は夜間以上に停止位置確認灯の照射光は視認し難
いものとなる。
そこで本考案の課題は、車両の停止位置を制限
する障害物が明るく照らされている場合において
も停止位置確認灯からの照射光を容易に視認でき
るようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決してその課題を達成する本考
案の手段は、車両に設置され、車外の所定領域に
対し所定周期ごとに点灯と消灯を繰り返して断続
光を発する停止位置確認灯と、該停止位置確認灯
による照射領域と運転者との間に配置され、前記
点灯の期間には前記照射領域から前記運転者の方
向への光を透過し、かつ前記消灯の期間には前記
照射領域から前記運転者の方向への光を遮断する
透過光遮断手段とを有する。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を説
明する。
第2図は本考案による停止位置確認灯の第一の
実施例に係る停止位置確認灯を示すものである。
この図に示す停止位置確認灯10は、ストロボ1
1を用いて照射光を断続的に発するようにしたも
のである。12はストロボ11の光を遮蔽するマ
スキングであり、その一部には光を発散角度θで
所定の照射方向に投光するための孔部13が設け
られている。14はリフレクタ、15はストロボ
11を孔部13方向へ向けて支持する支持具、1
6はストロボ11等を収納するケース、17は停
止位置確認灯10を、リヤバンパ、フロントバン
パの少なくとも一方に配設するためのポールであ
る。
第1図は、このような停止位置確認灯10をリ
ヤバンパ18に取付けた状態を示すものである。
Oは壁、S1,S2は壁Oにおける照射点の上限
と下限を示している。この例では、照射光の上下
の発散角度をθとし、車両が障害物に接近するに
つれて照射点間の間隔が狭くなることを利用し、
その間隔から車両の停止位置を判断するものであ
る。この場合、壁Oは上下方向にS1〜S2間が
停止位置確認灯10の光によつて照射されるが、
その光は一定時間間隔毎に明減を繰り返すストロ
ボ光であるため昼間のように周囲が明るい場合
や、坂道駐車をする際のようにストツプランプが
点灯しているような場合であつても照射光は容易
に視認することができるものである。
第3図は本考案による停止位置確認灯の第二の
実施例を示すものである。この停止位置確認灯2
0は、バルブ21の周囲をマスキング22で覆う
一方、このマスキング22の周に沿つて規則的に
上下2段に孔部23a,23bを設けて光を透過
させるとともに、駆動装置24およびこの駆動装
置24に連動したピニオン25によつてマスキン
グ22を回転させることにより照射方向に対して
明減する断続光を照射するようにしたものであ
る。マスキング22の下端部にはラツクが形成さ
れる。また、下段の孔部23bから出た光はレン
ズ26aによつて地面と略平行の光線B1とし投
光される一方、孔部23aから出た孔はレンズ2
6bによつて光線B1の光軸に対し角度θを有す
る光線B2として投光される。各レンズ26a,
26bの焦点はバルブ21の中心に位置するよう
設定されている。尚、27はこの停止位置確認灯
20を車体の前端部又は後端部の少なくとも一方
に設置するためのポール、28はポール27と停
止位置確認灯20とを接続する取付プレートであ
る。
第4図はかかる停止位置確認灯20をリヤバン
パ29に取付けた状態を示すものである。この停
止位置確認灯20にあつては、壁Oに対し2つの
光線B1,B2が角度θの開きをもつて上下に照射
される。運転者は、光線B1,B2の照射点S3,S4
の間隔を基準としてリヤバンパ29と壁Oとの距
離を判断し適宜の位置で車両を停止させる。この
とき、光線B1,B2は断続光であるから照射点S
3,S4は規則的に明減する。従つて周囲が明る
い場合でも、照射点S3,S4はよく目立ち視認
が容易となるものである。
第5図ないし第7図は本考案の実施例を示すも
のである。この実施例は、例えば、第8図に示す
ように強さIの光を発する光源が高速で点減を繰
り返すと、観測者は上記光の強さIより弱い光
I′(破線で示す)の連続光として感ずるようにな
るという所謂Talbotの法則を利用するものであ
る。第5図において、30は高速で明減する断続
光を発する停止位置確認灯、35はこの停止位置
確認灯30が発する断続光と同期して光の透過率
が上がる透過光遮断手段としての光シヤツタであ
る。この光シヤツタ35は例えばPLZTや液晶に
よつて構成する。停止位置確認灯30は、具体的
には第2図、第3図に示すような例のほか、例え
ば第6図に示すように、強い光を発生するバルブ
31の周囲をマスキング32で覆い、このマスキ
ング32の一部に光を通すための孔部を形成する
とともに該孔部に光シヤツタ35と同期する同様
の光シヤツタ33を嵌め込んだものである。光シ
ヤツタ33,35は、第7図に示すように、同一
の駆動制御装置36によつて同期するよう駆動さ
れる。この駆動制御装置36は、例えば100Hz程
度の信号を発する発信回路を有し、その信号に基
づいて各光シヤツタ33,35を駆動するもので
ある。37は駆動制御装置36を駆動するスイツ
チである。
従つて、この停止位置確認灯30によれば、バ
ルブ31が発する強い光は、光シヤツタ33によ
つて100Hz程度の高速断続光となつて壁等の障害
物に照射される。他方、運転者は当該断続光と同
期して透光率を上げる光シヤツタ35を介して照
射された光を見る。この場合、壁等の障害物を照
らす背景光の明るさが低減し、相対的に照射光が
明るく見える分、運転者は停止位置確認灯30の
照射光を視認しやすくなるものである。
尚、本考案は停止位置確認灯から障害物に対し
て照射する光をより目立つようにさせるものであ
るから、光の発散角度や照射方向は上記実施例に
限定されるものではない。例えば従来の確認灯の
ように、2本の光線をクロスさせて照射させるこ
とも可能である。また、照射光を断続光とする手
段も上記実施例に限定されない。ストロボ、回転
スリツト等の他、液晶等を用いた電気シヤツタ、
あるいは機械的シヤツタであつても良いことは勿
論である。
〔効果〕
以上説明したように、本考案は車両の停止位置
を制限する障害物に対し、所定周期ごとに点灯と
消灯を繰り返して断続光を発することにより必要
な光量の光を照射しつつ、前記消灯期間には透過
光遮断手段によつて透過光を遮断することにより
運転者により視認される背景光の明るさを全体的
に低減させることができる。この結果、昼間のよ
うに障害物の周囲が明るい場合や車両の他のラン
プ類の光によつて障害物が明るく照射されている
場合であつても、運転者により視認される停止位
置確認灯の照射光はそれらの背景光に対して相対
的に明るいものとなるので、停止位置の確認がよ
り容易なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例に係る停止位置
確認灯の作用説明図、第2図は本考案の実施例に
係る第一の停止位置確認灯を示す断面図、第3図
は本考案の実施例に係る第二の停止位置確認灯を
示す断面図、第4図はその作用説明図、第5図な
いし第7図は本考案の実施例に係る停止位置確認
装置を示す説明図、第8図はTalbotの法則を示
すためのグラフ、第9図は従来の停止位置確認灯
を説明するための車両の平面図である。 10,20,30……停止位置確認灯、11…
…ストロボ、12,22,32……マスキング、
21,31……バルブ、26a,26b……レン
ズ、33……光シヤツタ、35……光シヤツタ
(透過光遮断手段)、36……駆動制御装置、O…
…壁、S1……照射光の上限、S2……照射光の
下限、S3,S4……照射点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両に設置され、車外の所定領域に対し所定周
    期ごとに点灯と消灯を繰り返して断続光を発する
    停止位置確認灯と、 該停止位置確認灯による照射領域と運転者との
    間に配置され、前記点灯の期間には前記照射領域
    から前記運転者の方向への光を透過し、かつ前記
    消灯の期間には前記照射領域から前記運転者の方
    向への光を遮断する透過光遮断手段と、 を有することを特徴とする停止位置確認装置。
JP1985115999U 1985-07-30 1985-07-30 Expired JPH0349945Y2 (ja)

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JP1985115999U JPH0349945Y2 (ja) 1985-07-30 1985-07-30

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JPS6223747U JPS6223747U (ja) 1987-02-13
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ID=31000184

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JP2001097322A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Nippon Seiki Co Ltd 充填包装袋のシール不良判別方法および充填包装機における充填包装袋のシール不良判別装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109234A (en) * 1976-03-08 1977-09-13 Nomura Machine Tool Works Projector used for detecting access of vehicle

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