JPH0349890A - ハンドリング装置およびハンドリング方法 - Google Patents

ハンドリング装置およびハンドリング方法

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JPH0349890A
JPH0349890A JP18229889A JP18229889A JPH0349890A JP H0349890 A JPH0349890 A JP H0349890A JP 18229889 A JP18229889 A JP 18229889A JP 18229889 A JP18229889 A JP 18229889A JP H0349890 A JPH0349890 A JP H0349890A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 精密部品を、目標位置に精度良く搬送し位置合わせセッ
トするのに適するハンドリング装置およびハンドリング
方法に関し、 半導体装置パッケージなどのハンドリング対象物(ワー
ク)を、予め高精度に位置合わせでき、しかも吸着開始
する時点から目標位置にセットするまでに、位置ずれを
来したりすることなく、高精度にハンドリングできる装
置および方法を実現することを目的とし、 ワークの上に降下させて、ワーク嵌入凹部を被せること
で、ワークと位置合わせされる中間部材を、 ワークを吸着し搬送する搬送ヘッドに対し、ワークを吸
着するワーク吸着手段とは別に設けた中間部材吸着手段
で吸着保持できるように配設し、 ワークがセットされる目標位置には、 中間部材のガイド手段とワーク支持体側のガイド手段と
の相互作用で、前記の中間部材との位置合わせが行なわ
れるワーク支持体を有しているように構成する。
〔産業上の利用分野〕 ICないしLSIなどの部品は、高集積化の傾向がます
ます高まり、これに伴って、そのパッケージも多ピン化
、ビンピッチの微細化の傾向が顕著である0本発明は、
このような精密部品を、目標位置に精度良く搬送し位置
合わせセットするのに適するハンドリング装置および方
法に関する。
〔従来の技術〕
第5図(a)(b)は、従来のこの種のハンドリング装
置を示す側面図である。(a)は、ICなどのピンを利
用して位置決めする例、ら)はICなどのパッケージ側
面を利用して位置決めする例である。
(a)図において、1はICなどの半導体装置のパッケ
ージであり、搬送へラド2により吸着して、目標の位置
に搬送され、位置合わせセットされる。
搬送へラド2は一定量だけ正確に移動する。したがって
、パッケージ1は、搬送ヘッド2に吸着する前に、予め
所定の位置に高精度に位置決めされていることが必要と
なる。
そのために、(a)図では、パッケージ1が載置される
位置決め台3の周りに、前後動する爪4を設けている。
QFP型のパッケージの場合は、爪4は、位置決め台3
の左右および前後に要するが、DIP型のパッケージの
場合は、爪4は、左右または前後の2か所のみで足りる
これらの爪4は、すべて同時に前後動し、しかもストロ
ークは一定であり、爪4が前進したときの間隔りは、パ
ッケージのビン5の先端間の寸法と正確に一致している
ことが必要である。そして(a)では、爪4の先端が、
フラット型のピン5の先端に突き当たることで、位置決
めするようになっている。すなわち、冬瓜4が同時に一
定のストロークだけ進出し、ビン5の先端に突き当たる
と、爪4によってパッケージlが前進し、すべての爪4
が対応するビン5に突き当たることで、パッケージlは
センタリングされ(所定の位置に位置決めされる。
このように、パッケージ1が予め所定の位置(位置決め
台3上)に精度良く位置決めされておれば、破線で示す
ように搬送ヘッド2が下降して来て、吸着パッド6でパ
ッケージ1を吸着し、目標位置に搬送して開放したとき
、パッケージ1を目標の位置に正確に位置合わせセット
できることになる。
但)図は、このように搬送ヘッド2で吸着する前の位置
決めに、パッケージ1を利用する例である。
(a)図では、爪4が、ピン5の先端に突き当たるのに
対し、b)図では、パッケージlの側面laに突き当た
ることで、パッケージ1がセンタリングされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、(a)図のように、ピン5の先端に爪4を突
き当てることで、位置決めする場合は、ビン5が変形し
たりしている場合は、正確な位置決めが不可能であり、
その結果、搬送ヘッド2で目標位置に移送しても、所定
の位置にセットできないことになる。
(b)図のように、パッケージ1の外壁1aに、両側か
ら爪4を突き当てる場合も、外壁1aが斜めになってい
ること等の原因により、正確にセンタリングできず、前
記と同様な問題が発生する。
(a)(b)両方とも、位置決め精度を上げるために、
爪4の突き当て力を強くすると、ピン5やパッケージ側
面1aが変形したり、傷つくなどの問題が生じる。
また(口)図に鎖線で示すように、爪4間のストローク
設定は、爪4のアーム部4aが位置決め台3の側壁に突
き当たるまで前進させることで行なわれる。そのため、
ハンドリングされるワークの品種によって、ピン5やパ
ッケージ1の寸法などが少しでも異なると、位置決め装
置も変更したり、調整しなおさなければならず、汎用性
に乏しい。
パッケージ1の外周に、パッケージlに向かって前後動
する爪4を配設し、かつ爪4の駆動機構を要するので、
狭い個所に配置できない等の問題もある。
更に、搬送へラド2に吸着する前の位置決めは精度良く
行なわれていると仮定しても、第6図(a)、[有])
に示すように、搬送ヘッド2への吸着動作以降に、パッ
ケージlが位置ずれを起こす恐れがある。
第6図において、(a)は、パッケージlを吸着する際
に、あるいは吸着して、目標位置に移送したり、目標(
立置にセットする際に、パッケージlと搬送ヘッド2と
の間で、水平方向にWだけ位置ずれが発生する例である
[有])は、同様に吸着時点から目標位置にセットする
間に、搬送ヘッド2の吸着パッド6の取り付は精度が悪
いために、吸着パッド6が角度θだけ傾き、パッケージ
1が搬送へラド2に対し斜めに保持されている場合であ
る。
このように、吸着動作のとき、あるいは目標位置に移送
しセットするまでに、位置ずれを生じることもある。
このような装置に対し、認識装置によって予めパッケー
ジの位置を認識し、これに基づいて目標位置(目標物)
との位置ずれを算出して、搬送時にこのずれを補正する
装置もあるが、装置が大規模になり、高価なうえ、スペ
ースの狭い場所には設置できない、などの問題がある。
しかも、吸着時から目標位置にセットする間に生じる位
置ずれには対応できないことは、第6図の場合と同様で
ある。
本発明の技術的課題は、このような問題を解消し、半導
体装置パッケージなどのハンドリング対象物を、予め高
精度に位置合わせでき、しかも吸着開始する時点から目
標位置に位置合わせセットするまでに、位置ずれを来し
たりすることなく、高精度にハンドリングできる装置お
よび方法を実現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明によるハンドリング装置の基本原理を説
明する断面図である。中間部材7は、ワーク1の上に降
下させて、ワーク嵌入凹部10を被せることで、ワーク
1と位置合わせされるものであり、ワーク支持体8べの
ガイド手段7aを有している。ワーク嵌入凹部10は、
穴10bで、ワーク吸着手段2aと連通している。
ワーク1を吸−着し搬送するための搬送へラド2は、ワ
ーク吸着手段2aとは別に、中間部材7を吸着保持する
手段2bを有している。
(b)図に示すように、ワーク1がセットされる目標位
置には、ワーク支持体8と前記の中間部材7との間を位
置決めするガイド手段9を有している。
また、この装置において、予めワーク1を位置決めして
から、目標位置におけるワーク支持体8にセットするに
は、まず第2図(a)に示すように、搬送へラド2に中
間部材7を吸着保持させた状態で下降させ、ワークlの
真上まで到来すると、中間部材7の吸着手段2bを開放
して、中間部材7をワークlの上に、自重で下降させる
。すると、中間部材7がワーク1の上に降下し、ワーク
嵌入凹部10が被さることで、相互に位置合わせされる
こうして、中間部材7とワーク1との間が位置合わせさ
れた状態で、搬送ヘッド2を下降させ、搬送ヘッド2の
吸着手段2aで、穴10bを通じて、ワーク嵌入凹部1
0中のワークlを吸着するとともに、搬送ヘッド2と一
体的に上下動する中間部材吸着手段2bで、中間部材7
をも吸着保持する。
このようにして、ワーク1も中間部材7も一緒に吸着保
持した状態で、搬送ヘッド2が上昇して、ワークlを位
置決め台3から持ち上げ、目標位置のワーク支持体8上
に搬送する。
第1図(b)に示す目標位置におていは、搬送ヘッド2
を下降させると、まず中間部材7のガイド手段7aとワ
ーク支持体8のガイド手段9との相互作用により、ワー
ク支持体8に対し中間部材7が位置合わせされる。その
結果、ワークlもワーク支持体8に対し正確に位置合わ
せされるため、搬送ヘッド2のワーク吸着手段2aのみ
を開放し、搬送ヘッド2を上昇させる。すなわち、ワー
クlは残し、中間部材7を吸着保持したまま、元の位置
決め台3側に戻す。
なお、ワーク1および中間部材7の吸着には、公知の真
空吸着手段が適している。
〔作用〕
本発明の装置および方法によれば、位置決め台3上のワ
ークlを吸着し持ち上げて、目標位置におけるワーク支
持体8上に移送し下降させるのみで、高精度にワークを
ハンドリングできる。
すなわち、目標位置においては、そのガイド手段9とワ
ーク家持体8との間は、高精度に位置出しされている。
また、位置決め台3上において、ワーク1は予め中間部
材7に対し、相互に位置合わせされている。その結果、
中間部材7が、そのガイド手段7aと目標位置における
ガイド手段9との間の相互作用によって、目標位置にお
けるワーク支持体8に対し位置合わせされることで、中
間部材7に保持されているワークlは、ワーク支持体8
に対し高精度に位置合わせされた状態でセットされる。
なお、第2図(a)に示すように、搬送へラド2から中
間部材7をワークl上に降下させるのみで、中間部材7
のワーク嵌入凹部10がワークl上に被さり、このとき
中間部材7の自重によって、より安定した状態に被さろ
うとし、このときに相互の間が高精度に位置合わせされ
る。
なお、ワーク1上にワーク嵌入凹部10が円滑に被さら
ないときは、ワークlを吸引孔3aで真空咬着した状態
で、横から加振機構3bで位置決め台3に振動を加え、
中間部材7を振動させることで、ワーク1とワーク嵌入
凹部lOとの嵌合が容易になる。
こうして、ワーク1が中間部材7に対し位置合わせされ
た状態で、搬送ヘッド2が下降して、ワーク1を吸着す
るとともに、中間部材7をも吸着し、一緒に目標位置に
搬送する。
このとき、搬送ヘッド2と中間部材7との間の位置合わ
せは高精度ではないが、目標位置におけるガイド手段9
が中間部材7のガイド手段7aに嵌入できる程度の大雑
把な位置決めは、既存の公知技術による位置合わ語手段
で容易に実現できる。
そして、このようにラフな位置合わせができておれば、
目標位置においては、中間部材7のガイド手段7aにワ
ーク支持体8のガイド手段9が嵌入することで、ワーク
1とワーク支持体8との間も高精度に位置合わせされる
ことになる。
搬送ヘッド2と中間部材7とが常に高精度に位置合わせ
されるとは限らないため、目標位置において、中間部材
7がワーク支持体8に対しガイドされる際に、搬送へラ
ド2もワーク支持体8に対し、水平方向に多少ずれる必
要があるが、これは、搬送ヘッド2とその搬送機構との
間に、可動(ガタ)機構を介在させることで、容易に対
応できる。
第2図の(b)(C)は、中間部材7とワーク1との位
置合わせ作用を説明する図である。(ロ)に示すように
、通常ICなどのパッケージをワークとする場合は、ワ
ークが矩形をしており、しかも台形状に1頃斜している
一方、中間部材7側は、該パッケージ1の外形と相似形
に、しかも多少大きめの、ワーク嵌入用の凹部10が形
成されている。(C)に示すように、パッケージlの傾
斜面la上に、ワーク嵌入凹部10の傾斜面10aが到
来する限り、後は中間部材7が自重でさらに降下するこ
とで、ワーク嵌入凹部10がパッケージ1の台形部上に
ぴったりと被さる。これによって、ワークlと中間部材
7との間は高精度に位置合わせされる。
ワーク嵌入凹部10の斜面10aがワークのパッケージ
1の斜面la上に位置するには、寸法Aだけの余裕があ
る。このような寸法Aの範囲において、搬送ヘッド2に
対し中間部材7が吸着保持されるようにしておけば、位
置決め台3上におけるワーク1の位置決めがラフであっ
ても、また搬送ヘッド2に対する中間部材7の吸着位置
がラフであっても、目標位置において中間部材7とワー
ク支持体8とのガイド手段相互間の位置合わせ機能のみ
によって、ワーク1を高精度にワーク支持体8上に搬送
しセットできる。
このように、本発明のハンドリング装置および方法によ
れば、極めて簡素な構造で、かつ簡単な操作によって、
半導体装置パッケージなどのようなワークをハンドリン
グできる。
また、中間部材7は、予めワークの外形に対応して形成
されており、中間部材7の自重のみで、ワークに被さる
ように斜面でガイドされ、相互に位置決めされるため、
従来のようにパッケージやピンを損傷したりする恐れは
ない。
また、ワーク1に(セラミックパッケージのように)傾
斜面がない場合にも、第2図(d)に示すように、中間
部材7の凹部の下側(入口)のみ傾斜面10aを設けれ
ば、先に述べた傾斜面1aを有するワークと同じような
位置合わせが可能になる。
中間部材7とガイド手段7a、9を設けるだけで足りる
ので、ワークに変更が生じた場合は、形状や寸法がワー
クに対応した中間部材と交換するのみで足り、装置に大
幅な変更を加えたり、面倒な調整などを要しない。
〔実施例〕
次に本発明によるハンドリング装置およびハンドリング
方法が実際上どのように具体化されるかを実施例で説明
する。第3図は本発明をICなどの半導体装置の試験装
置に実施した例である。この試験装置は、本発明のワー
ク支持体8の部分に適用されている。すなわち、ワーク
支持体8には、その外周に、被試験ICの各ピン5が独
立して載置される導電性コンタクタ11が配列されてお
り、それぞれのコンタクタ11は、端子12を介してテ
スター13に接続されている。
ワーク支持体8の上側には、セットされたIcパッケー
ジ1の各ピン5を各コンタクタ11に押しつけるための
加圧ヘッド14が、上下動可能に配設されている。
15は取り出しアームであり、試験終了後のパッケージ
を取り出して、試験の結果に応じて分類しそれぞれの位
置に仕分けするもので、パッケージ1を吸着する吸盤1
6を有している。
この試験装置でIC試験を行なうには、第2図(a)で
説明したように、搬送へラド2が中間部材7を吸着した
まま下降し、中間部材7がパッケージ1の間近まで下降
すると、搬送ヘッド2は一旦停止し、中間部材7のみを
開放して、その自重で、パッケージl上に降下させる。
このとき、中間部材7のワーク嵌入凹部10がパッケー
ジ1上にぴったり被さることで、中間部材7とパッケー
ジ1とが相互に位置合わせされる。
次いで、搬送ヘッド2が下降し、ワーク吸着手段2aで
パッケージ1を吸着するとともに、中間部材吸着手段2
bで中間部材7を吸着し、パッケージ1と中間部材7を
一緒に持ち上げ、かつ試験装置のワーク支持体8上に搬
送する。
試験装置のワーク支持体8上では、搬送ヘッド2が下降
することで、中間部材7のガイド穴7aに、試験装置側
のガイドピン9のテーバ部9aが嵌入し始め、搬送ヘッ
ド2がさらに下降することで、ガイドピン9と中間部材
7との位置合わせが高精度に行なわれる。その結果、中
間部材7に位置合わせされているパッケージlが、試験
装置のワーク支持体8上に高精度に位置合わせセットさ
れる。
この状態で、搬送ヘッド2によって、中間部材7を介し
てパッケージ1をワーク支持体8側に押しつけることで
、パッケージlの各ピン5を試験装置のコンタクタ11
に押圧できるが、試験動作のサイクル時間を短縮し、効
率化するために、加圧ヘッド14を有している。すなわ
ち、パッケージ1がワーク支持体8上にセットされると
、搬送ヘッド2は、ワーク吸着手段2aのみを開放し、
中間部材7のみを吸着保持した状態で上昇し、中間部材
7を位置決め台3上に搬送し、次の被試験パッケージ1
の取り出し動作に移行する。その間に、加圧ヘッド14
が下降して、被試験パッケージlを加圧し、ピン5をコ
ンタクタ11に押圧して、テスター13で各種の試験を
行なう。
試験が終了すると、加圧へラド14が上昇し、次いで取
り出しアーム15が到来し、その吸着盤16で、試験終
了したICパッケージ1を吸着し、良品は良品置き場に
搬送し、不良品は不良品置き場に搬送することで、良品
と不良品が仕分けされる。
本発明をIC試験装置に適用した例を示したが、ICそ
の他の部品などを目標位置に高精度に位置合わせセット
する必要のある場合であれば、すべてに適用できること
は言うまでもない。
なお、ガイド手段は、図示例とは逆に、中間部材7側に
テーバ付きのガイドピンを立て、ワーク支持体8側に、
該ガイドピンが挿入される孔を設けてもよい、ガイド穴
7a側には、第3図において7bで示すように、ガイド
ピン9の入口側のテーパ穴を大きくすることで、位置合
わせ範囲がさらに拡大される。
第4図は、中間部材7をワーク支持体8側に位置合わせ
する際の、搬送ヘッド2の可動機構を例示する側面図で
ある。*送ヘッド2がワーク支持体8上に到来して、中
間部材7のガイド手段7aとワーク支持体8のガイド手
段9とのガイド作用で、中間部材7が位置合わせ方向に
移動して位置合わせされる際に、搬送ヘッド2も同じ方
向に移動可能とする必要がある。
そのために、この実施例では、搬送ヘッド2を搬送する
搬送機構17側に、ホルダー18を有し、該ホルダー1
8に、複数本の段つきロッド19.19を、上下動可能
に設けている。搬送ヘッド2側には、該段つきロッド1
9.19が常時嵌入する孔2o、2oを有している。段
つきロッド19.19は、その下端(搬送ヘッド2側)
が小径になっており、間で段つき状態となっている。
段つきロッド19.19は、その大径部19aがホルダ
ー18を貫通して、上下動可能に支持されており、ホル
ダー18に対し、搬送ヘッド2がコイルバネ21で支持
されている。また、ホルダー18には、段つきロッド1
9.19を上下させるエアシリンダ22などが搭載され
ている。
搬送ヘッド2によって、ワーク1および中間部材7が搬
送される間は、(b)図に示すように、エアシリンダ2
2によって、段つきロッド19.19が押し下げられて
、その大径部19aが、搬送ヘッド2の孔20に嵌入す
る。この状態では、大径部19aと孔20との間の隙間
が極めて小さいために、ガタは少なく、搬送ヘッド2は
安定して搬送動作できる。
搬送ヘッド2が、ワーク支持体8上に到来すると、(a
)図に示すように、エアシリンダ22のピストンロッド
が上昇し、段つきロッド19.19が引上げられるため
、下端の小径部19bのみが孔20に嵌入した状態とな
る。そのため、小径部19bと孔20との間のガタがG
で示すように大きくなり、搬送ヘッド2が水平方何に2
XGだけ、移動できる。
このように、搬送ヘッド2に水平方向の自由度が生じた
状態で、搬送機構17によって、搬送へラド2が下降さ
れ、中間部材7のガイド手段7aとワーク支持体8側の
ガイド手段9との相互作用によって、中間部材7が所定
位置に位置合わせされる。
このとき、図示の可動機構によって、搬送ヘッド2側も
中間部材7と一緒に自由に移動できるため、ガイド手段
による位置合わせ動作が円滑に行なわれる。
ワーク1をワーク支持体8上に位置決めセットした後、
搬送機構17によって搬送ヘッド2が上昇し、ガイド手
段7aと9が離脱すると、エアシリンダ22によって、
段つきロッド19.19が再び押し下げられて、ガタの
無い状態で、搬送動作が行なわれる。
なお、この可動機構は一例であって、他の機構を利用し
てもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、搬送ヘッド2に対し着脱
式に中間部材7を設け、該中間部材7をワークlに対し
被せることで、中間部材7とワーク1とが位置合わせさ
れる構成になっている。そのため、中間部材7を設け、
ワーク支持体8上で位置合わせしセットする際に、搬送
へラド2に自由度をもたせる可動機構を設けるのみで、
ハンドリングでき、構成が簡素で、安価に実現できる。
またハンドリング動作時は、中間部材7が上下動し、位
置合わせ方向に中間部材7や搬送ヘッド2が多少移動す
るのみであり、装置全体が大型化することはなく、狭い
場所にも設置可能である。
ワーク1の吸着時にワークlと中間部材7が高精度に位
置合わせされ、またワーク支持体8上に到来し、中間部
材7をワーク支持体8側との間のガイド手段でガイドし
位置合わせすることで、中間部材7を介して、ワーク1
がワーク支持体8に対し位置合わせされる。そのため、
搬送ヘッド2と中間部材7やワーク1との間に位置ずれ
が有っても、中間部材7がワーク支持体8側との間でガ
イドされ、位置合わせ可能な範囲である限り、高精度な
ハンドリングが可能となる。
またワーク1の吸着時も、ワークl上に、中間部材7の
ワーク嵌入凹部10を被せるのみで、相互にぴったり位
置合わせされるので、位置決め台3上へのワーク1の位
置決めは、ラフでもよく、従来のようにワークのピンや
パッケージなどを変形したり、損傷するような恐れもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるハンドリング装置およびハンドリ
ング方法の基本原理を説明する断面図、第2図(a)〜
(C)は本発明装置および方法の作用を説明する図、 第3図は本発明を適用したIC試験装置を例示する断面
図、 第4図は本発明における可動機構(ガタ機構)を例示す
る側面図、 第5図(a)(b)は従来のハンドリング装置における
位置決め方法を例示する側面図、 第6図(a)(b)は従来のハンドリング装置における
位置ずれを説明する側面図である。 図において、lはワーク(IC等のパッケージ)、1a
は傾斜面、2は搬送ヘッド、2aはワーク吸着手段、2
bは中間部材吸着手段、3は吸着前のワークの位置決め
台、4は爪、5はピン、7は中間部材、7aはガイド手
段(ガイド穴)、8はワーク支持体、9はガイド手段(
テーパ付きガイドピン)、10はワーク嵌入凹部、10
aは傾斜面、17は搬送機構、19は段つきロッド、2
0は段つきロッドの嵌入孔をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワーク(1)の上に降下させて、ワーク嵌入凹部(
    10)を被せることで、ワーク(1)と位置合わせされ
    る中間部材(7)を、 ワークを吸着し搬送する搬送ヘッド(2)に対し、ワー
    ク(1)を吸着するワーク吸着手段(2a)とは別に設
    けた中間部材吸着手段(2b)で吸着保持できるように
    配設し、 ワーク(1)がセットされる目標位置には、中間部材(
    7)のガイド手段(7a)とワーク支持体(8)側のガ
    イド手段(9)との相互作用で、前記の中間部材(7)
    との位置合わせが行なわれるワーク支持体(8)を有し
    ていることを特徴とするハンドリング装置。2、ワーク
    (1)と位置合わせされる中間部材(7)を、ワーク(
    1)の上に降下させて被せ、ワーク(1)と中間部材(
    7)との間を位置合わせした後、 ワーク(1)を吸着し搬送するための搬送ヘッド(2)
    を下降させて、ワーク(1)を吸着するとともに、ワー
    ク吸着手段(2a)とは別に設けた中間部材吸着手段(
    2b)で、前記の中間部材(7)をも吸着保持した状態
    で、ワーク(1)と中間部材(7)とを一緒に、目標位
    置に搬送し、 目標位置におていは、搬送ヘッド(2)を下降させて、
    中間部材(7)側およびワーク支持体(8)側のガイド
    手段(7a)(9)のガイド作用によって、ワーク支持
    体(8)に対し中間部材(7)を位置決めした後、ワー
    ク吸着手段(2a)によってワーク(1)のみを開放し
    、 中間部材(7)は吸着保持したまま、元の位置決め台(
    3)側に戻すことを特徴とするとハンドリング方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0510216U (ja) * 1991-03-05 1993-02-09 新明和工業株式会社 ハンドリング装置のワ−ク挿入検出装置

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JPH0510216U (ja) * 1991-03-05 1993-02-09 新明和工業株式会社 ハンドリング装置のワ−ク挿入検出装置

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JP2678664B2 (ja) 1997-11-17

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