JPH0349589A - 離散時間型acモータ制御装置 - Google Patents
離散時間型acモータ制御装置Info
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- JPH0349589A JPH0349589A JP1180408A JP18040889A JPH0349589A JP H0349589 A JPH0349589 A JP H0349589A JP 1180408 A JP1180408 A JP 1180408A JP 18040889 A JP18040889 A JP 18040889A JP H0349589 A JPH0349589 A JP H0349589A
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 26
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 2
- ZAKOWWREFLAJOT-CEFNRUSXSA-N D-alpha-tocopherylacetate Chemical compound CC(=O)OC1=C(C)C(C)=C2O[C@@](CCC[C@H](C)CCC[C@H](C)CCCC(C)C)(C)CCC2=C1C ZAKOWWREFLAJOT-CEFNRUSXSA-N 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の要約
dq変換モデルに基づいて回転子角度,角速度を推定す
る状態推定オブザーバを備えた離散時間ACモータ制御
装置において.上記モデルに巻線インダクタンスの回転
子角度による変化に関する記述を含ませるようにした。
る状態推定オブザーバを備えた離散時間ACモータ制御
装置において.上記モデルに巻線インダクタンスの回転
子角度による変化に関する記述を含ませるようにした。
これにより1巻線インダクタンスの回転子角度による変
化が大きいモータでも高精度な制御ができる。
化が大きいモータでも高精度な制御ができる。
発明の背景
技術分野
この発明はACモータの離散時間型制御装置に関する。
従来技術とその問題点
P M (Permanent Magnet)型AC
モータの制御装置において,位置決め制御を行なう場合
,回転子角度をフィードバックさせるために回転子角度
を検知する必要がある。このために従来技術においては
,エンコーダやレゾルバ等のセンサが使用されていた。
モータの制御装置において,位置決め制御を行なう場合
,回転子角度をフィードバックさせるために回転子角度
を検知する必要がある。このために従来技術においては
,エンコーダやレゾルバ等のセンサが使用されていた。
また,ACモータにおいては回転子回転角度に応じて巻
線各相に流す電流位相を変化させる必要があり,従来は
回転子の磁極位置を検知するためにボールセンサ等のセ
ンサが使用されていた。
線各相に流す電流位相を変化させる必要があり,従来は
回転子の磁極位置を検知するためにボールセンサ等のセ
ンサが使用されていた。
しかしながら.これらのセンサは一般に高温下では使用
できず,さらに振動,衝撃に弱い。したがって,このよ
うなセンサを使用する従来の制御装置においてはそのよ
うな環境下で使用することができないという問題点があ
る。
できず,さらに振動,衝撃に弱い。したがって,このよ
うなセンサを使用する従来の制御装置においてはそのよ
うな環境下で使用することができないという問題点があ
る。
一方,PM型ACモータのdq変換モデルと線形オプザ
ーバ理論を応用することにより,上記ACモータの巻線
電流,電圧から回転子角度,角速度を推定する状態推定
オプザーバが下記の文献に提案されている。この文献に
はまたdq変換モデルに基づく長所についても記載され
ている。
ーバ理論を応用することにより,上記ACモータの巻線
電流,電圧から回転子角度,角速度を推定する状態推定
オプザーバが下記の文献に提案されている。この文献に
はまたdq変換モデルに基づく長所についても記載され
ている。
Lawrence A.Jones, Jel’l’r
ey H.Lang ”ASTATE OBSERV
ER FOI? THE PEl?MANENT−MA
GNETSYNCHRONOUS MOTOR ’ I
ECON 1987 Con(’erence,Ca+
gbridge.MA.November 2−8.1
987.一般にPM形ACモータでは巻線インダクタン
スが回転子角度により変化するという特性がある。巻線
インダクタンスLab( a,b相間のインダクタンス
)の回転子角度による変化の様子が第2図に示されてい
る。これは6極(N,S極がそれぞれ3極ずつ)のAC
モータのものである。
ey H.Lang ”ASTATE OBSERV
ER FOI? THE PEl?MANENT−MA
GNETSYNCHRONOUS MOTOR ’ I
ECON 1987 Con(’erence,Ca+
gbridge.MA.November 2−8.1
987.一般にPM形ACモータでは巻線インダクタン
スが回転子角度により変化するという特性がある。巻線
インダクタンスLab( a,b相間のインダクタンス
)の回転子角度による変化の様子が第2図に示されてい
る。これは6極(N,S極がそれぞれ3極ずつ)のAC
モータのものである。
従来の状態推定オブザーバでは,ACモータのモデルに
おいて巻線インダクタンスを一定値としているため,推
定される回転子角度.角速度および巻線電流に,モデル
誤差による推定誤差が生じるという問題がある。
おいて巻線インダクタンスを一定値としているため,推
定される回転子角度.角速度および巻線電流に,モデル
誤差による推定誤差が生じるという問題がある。
発明の概要
この発明は巻線インダクタンスの回転子角度による変化
にかかわらず高精度の推定が可能な制御装置を提供する
ものである。
にかかわらず高精度の推定が可能な制御装置を提供する
ものである。
この発明による離散時間型ACモータ制御装置は,AC
モータの巻線電圧と巻線電流とを入力とし1上記ACモ
ータにおける巻線インダクタンスの回転子角度による変
化の記述を含む上記ACモータのモデルを用いて,上記
ACモータの回転子角度および角速度を推定する状態推
定オブザーバ手段を備えていることを特徴とする。
モータの巻線電圧と巻線電流とを入力とし1上記ACモ
ータにおける巻線インダクタンスの回転子角度による変
化の記述を含む上記ACモータのモデルを用いて,上記
ACモータの回転子角度および角速度を推定する状態推
定オブザーバ手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば,巻線インダクタンスの回転子角度に
よる変化を記述するPM形ACモータのモデルに基づい
て推定を行なう状態推定オブザーバを備えているので,
巻線インダクタンスの回転子角度による変化が大きいモ
ータでも,高精度な制御ができる。
よる変化を記述するPM形ACモータのモデルに基づい
て推定を行なう状態推定オブザーバを備えているので,
巻線インダクタンスの回転子角度による変化が大きいモ
ータでも,高精度な制御ができる。
実施例の説明
第1図はこの発明の実施例を示している。
制御対象であるPM型ACモータ30は三相モータであ
り,各相をa,b,cで表わす。すなわち,各相の電流
をそれぞれi,i,,i で,a
C a b”cでそれぞれ表わ 各層の電圧をv ,v す。
り,各相をa,b,cで表わす。すなわち,各相の電流
をそれぞれi,i,,i で,a
C a b”cでそれぞれ表わ 各層の電圧をv ,v す。
離散時間型ACモータ制御装置10は状態推定オプザー
バ11,オブザーバ●ゲイン切換え装置12.電流コン
トローラ13,速度.位置コントローラ14,電流セン
サ15, te,ローパス・フィルタ17,サンプルホ
ールド回路18, 19, P W M ( Puls
eWidth Modulation)回路20,イン
バータ21,原点検出スイッチ22等を含んでいる。こ
れらの構成要素のうちのいくつか.たとえばオブザーバ
11,ゲイン切換装置12, コントローラ13. 1
4等はプログラムされたコンピュータによって実現され
る。
バ11,オブザーバ●ゲイン切換え装置12.電流コン
トローラ13,速度.位置コントローラ14,電流セン
サ15, te,ローパス・フィルタ17,サンプルホ
ールド回路18, 19, P W M ( Puls
eWidth Modulation)回路20,イン
バータ21,原点検出スイッチ22等を含んでいる。こ
れらの構成要素のうちのいくつか.たとえばオブザーバ
11,ゲイン切換装置12, コントローラ13. 1
4等はプログラムされたコンピュータによって実現され
る。
この制御装置10で用いられるパラメータ(物理ffi
)のうち測定値にはその符号の上に■を付けて,推定値
にはその符号の上に^を付けてそれぞれ表わす。また,
ベクトルは符号の下に を付けて表わされる。
)のうち測定値にはその符号の上に■を付けて,推定値
にはその符号の上に^を付けてそれぞれ表わす。また,
ベクトルは符号の下に を付けて表わされる。
後に示すようにモータ30のパラメータ(電流1,lb
等)は2相固定子の直交座標系に変換され,この変換後
のパラメータは下添字α.βを用いて,たとえばi ,
iβのように,表現されα る。さらにパラメータは推定処理のために,推定された
回転子角度θを用いてd q (directquad
rature )変換される。dq変換後のパラメータ
は下添字d.qを用いて,たとえばla.i のように
,表現される。
等)は2相固定子の直交座標系に変換され,この変換後
のパラメータは下添字α.βを用いて,たとえばi ,
iβのように,表現されα る。さらにパラメータは推定処理のために,推定された
回転子角度θを用いてd q (directquad
rature )変換される。dq変換後のパラメータ
は下添字d.qを用いて,たとえばla.i のように
,表現される。
q
上述のようにACモータではインダクタンスが回転子角
度に応じて変化する。高精度の制御の為にはオブザーバ
{1において正確なモデリングが必要であり,インダク
タンスの変化を含めたモデルを作成することが重要であ
る。インダクタンス変化を含むPM形ACモータのモデ
ルは1固定子での2相直交座標系において次の第(1)
式〜第(4)式によって表わされる。
度に応じて変化する。高精度の制御の為にはオブザーバ
{1において正確なモデリングが必要であり,インダク
タンスの変化を含めたモデルを作成することが重要であ
る。インダクタンス変化を含むPM形ACモータのモデ
ルは1固定子での2相直交座標系において次の第(1)
式〜第(4)式によって表わされる。
(以下余白)
dω/dt−
−f丁7丁(NK/H)
[sin(N θ) − cos (N θ)コ i
− (B/H)ω一(C/H)(ω/ )− (1/H) ・・・(3) dθ/dt−ω ・・・(4〉 ここで. L:自己インダクタンス M:相互インダクタンス P:インダクタンスの変化量 R:抵抗 K:トルク定数 ( は1相当りであることを示す) λ:磁束 B;粘性摩擦 C:クーロン摩擦 H:イナーシャ τ:負荷 ω:角速度 v:−(v,v)”・・・電圧 一 α β θ:角度 .T,iの転置ベクトル ! N:極対数 である。
− (B/H)ω一(C/H)(ω/ )− (1/H) ・・・(3) dθ/dt−ω ・・・(4〉 ここで. L:自己インダクタンス M:相互インダクタンス P:インダクタンスの変化量 R:抵抗 K:トルク定数 ( は1相当りであることを示す) λ:磁束 B;粘性摩擦 C:クーロン摩擦 H:イナーシャ τ:負荷 ω:角速度 v:−(v,v)”・・・電圧 一 α β θ:角度 .T,iの転置ベクトル ! N:極対数 である。
状態推定オプザーバi1は,
上記モデルを,
回転
子と同期して回転する2軸直交座標系に変換した(dq
変換)モデルと,ACモータの巻線への印加電圧Vおよ
び検出した巻線電流iとを用いて,次の第(5)式〜第
(7)式により,ACモータの巻線電流i,回転子角速
度ωおよび回転子角度θを推定する。
変換)モデルと,ACモータの巻線への印加電圧Vおよ
び検出した巻線電流iとを用いて,次の第(5)式〜第
(7)式により,ACモータの巻線電流i,回転子角速
度ωおよび回転子角度θを推定する。
− (C/H)(ω/1ω
)− (1/H)
τ十G(i−i)
ω一一
・・・(6)
ただし
LdミL十M+(3/2)P
L 高L+M− (3/2)P
q
R斎R
K高f丁7ΣK
Pミ(3/2)P
第(6)式において右辺第3項はインダクタンスの変化
によるトルクの変化を補償するものである。
によるトルクの変化を補償するものである。
また,インダクタンスLは,上述のように角度θの関数
であるが,dq変換されると定数になることにも注目す
べきである。
であるが,dq変換されると定数になることにも注目す
べきである。
第(5)式から第(7)式を離散化して表現すると次の
ようになる。
ようになる。
・・・(9)
ただし.Δt :サンプル時間
下添字kはサンプル時点(時刻)kにおける値であるこ
とを表わし,下添字(k+1)は時刻kからサンプル時
間Δtが経過した時点における値であることを示してい
る。
とを表わし,下添字(k+1)は時刻kからサンプル時
間Δtが経過した時点における値であることを示してい
る。
電流センサ15, 1Bにより検出されたモータ巻線電
流1 * lbは,雑音除去用のローバス・フィa ルタ17を通ってサンプルホールド回路18に入力し,
時刻kにおいてサンプルホールドされ,それぞれi
,i として状態推定オブザーバa.k b.k 11に与えられる。状態推定オブザーバー1は,時刻(
k−1)に推定された回転子角度θ,を用いてこれらの
電流i ,i をdq変換し,a.k b.k y y 1d.k’ l を得る。状態推定オプザーバ1
lにq・k はまた,後述するように電流コントローラl3により算
出された巻線印加電圧のdq変換値vd,k’,θ
が状態推定オブザーバ11においてωk+l k+
1 推定される。したがって,角度,角速度センサを用いず
に回転子角度,角速度を得ることができる。
流1 * lbは,雑音除去用のローバス・フィa ルタ17を通ってサンプルホールド回路18に入力し,
時刻kにおいてサンプルホールドされ,それぞれi
,i として状態推定オブザーバa.k b.k 11に与えられる。状態推定オブザーバー1は,時刻(
k−1)に推定された回転子角度θ,を用いてこれらの
電流i ,i をdq変換し,a.k b.k y y 1d.k’ l を得る。状態推定オプザーバ1
lにq・k はまた,後述するように電流コントローラl3により算
出された巻線印加電圧のdq変換値vd,k’,θ
が状態推定オブザーバ11においてωk+l k+
1 推定される。したがって,角度,角速度センサを用いず
に回転子角度,角速度を得ることができる。
今
推定された値id.k+1 q.k+1は電流コン
ト,1 ローラl3に与えられる。また推定された値ωk+1,
θ は電流コントローラl3およびその上位のコk+
1 ントローラ(速度,位置コントローラ)14に与えられ
る。
ト,1 ローラl3に与えられる。また推定された値ωk+1,
θ は電流コントローラl3およびその上位のコk+
1 ントローラ(速度,位置コントローラ)14に与えられ
る。
電流コントローラ13は,推定値θ により,k+1
回転子磁極位置に応じた電流を与えるように巻線電圧に
加える位相を決めることができる。したがって,磁極検
出センサが不要となる。
加える位相を決めることができる。したがって,磁極検
出センサが不要となる。
電流コントローラ13はまた上位コントローラ14から
与えられた電流指令値i .i とd.k+l
q.k+1 状態推定オブザーバにより推定された値’ d.k+1
’↑ 1q,k+1とを比較し,所定の制御アルゴリズムに従
い,たとえばこれらの偏差が零に近づくように,モータ
巻線への印加電圧のdq変換値うにθ に従ってモー
タ巻線への印加電圧k+1 ■a.k+l ” b.k+1 c,k+1を算出
する・0れ,V らの印加電圧値は,サンプルホールド回路19を経てP
WM回路20によりパルス幅に変換され,インバータ(
スイッチ回路) 21を通してモータ巻線へ印加される
。
与えられた電流指令値i .i とd.k+l
q.k+1 状態推定オブザーバにより推定された値’ d.k+1
’↑ 1q,k+1とを比較し,所定の制御アルゴリズムに従
い,たとえばこれらの偏差が零に近づくように,モータ
巻線への印加電圧のdq変換値うにθ に従ってモー
タ巻線への印加電圧k+1 ■a.k+l ” b.k+1 c,k+1を算出
する・0れ,V らの印加電圧値は,サンプルホールド回路19を経てP
WM回路20によりパルス幅に変換され,インバータ(
スイッチ回路) 21を通してモータ巻線へ印加される
。
電流コントローラl3の上位コントローラが図示のよう
に,速度.位置コントローラl4である場合,状態推定
オブザーバ11によって推定された値るので,速度や位
置の制御において,角度,角速度センサが不要となる。
に,速度.位置コントローラl4である場合,状態推定
オブザーバ11によって推定された値るので,速度や位
置の制御において,角度,角速度センサが不要となる。
もっとも,状態推定オブザーバ1lにより推定される回
転子角度は電気角であるため,この値θ をそのまま
用いて位置制御を行なうことはk+1 できない。しかしながら,電流制御に必要な回転子角度
は電気角であり,かつ状態推定オブザーバ11の動作に
おける収束はモータ時定数に対し十分速くすることがで
きる。したがって.モータ始動時に電流コントローラに
よりモータを回転させることが可能で.その原点角度位
置を原点検出スイッチ22により検出することができる
。このスイッチ22の原点検出信号はコントローラ13
. 14に与えられる。この原点検出信号と状態オブザ
ーバにより推定される値θ とにより,機械角度がk
+1 算出される。このように,モータ始動時に上記のキヤリ
プレーションを行なうことにより,角度センサを用いず
に位置制御が可能となる。
転子角度は電気角であるため,この値θ をそのまま
用いて位置制御を行なうことはk+1 できない。しかしながら,電流制御に必要な回転子角度
は電気角であり,かつ状態推定オブザーバ11の動作に
おける収束はモータ時定数に対し十分速くすることがで
きる。したがって.モータ始動時に電流コントローラに
よりモータを回転させることが可能で.その原点角度位
置を原点検出スイッチ22により検出することができる
。このスイッチ22の原点検出信号はコントローラ13
. 14に与えられる。この原点検出信号と状態オブザ
ーバにより推定される値θ とにより,機械角度がk
+1 算出される。このように,モータ始動時に上記のキヤリ
プレーションを行なうことにより,角度センサを用いず
に位置制御が可能となる。
推定された角速度ωkがゲイン切換え装置l2に与えら
れている。この切換え装置12は状態推定I)D’
DQ’ 。QD” 。QQ’オブザーバ11のゲイン
GG G ,G をモータの回転子角速度ωに応じω
D ωQ て切換えるものである。これらのゲインは(5)〜(7
〉式の線形化誤差方程式から予め算出することができる
。切換え装置l2には角速度ωkの所定範囲ごとに上記
ゲインの値を定めたテーブルが設けられおり,入力する
ωkに応じてこのテーブルから最適なゲインを読出して
次のサンプリング時点のゲインG としてオブザーバ
11に与える。
れている。この切換え装置12は状態推定I)D’
DQ’ 。QD” 。QQ’オブザーバ11のゲイン
GG G ,G をモータの回転子角速度ωに応じω
D ωQ て切換えるものである。これらのゲインは(5)〜(7
〉式の線形化誤差方程式から予め算出することができる
。切換え装置l2には角速度ωkの所定範囲ごとに上記
ゲインの値を定めたテーブルが設けられおり,入力する
ωkに応じてこのテーブルから最適なゲインを読出して
次のサンプリング時点のゲインG としてオブザーバ
11に与える。
k+1
第1図および第2図はこの発明の実施例を示し.第1図
は離散時間型ACモータ制御装置の概念構成を示す機能
ブロック図,第2図はインダクタンスの回転子角度によ
る変化を示すグラフである。 lO・・・離散時間型ACモータ制御装置,11・・・
状態推定オブザーバ l2・・・オブザーバ・ゲイン切換え装置,l3・・・
電流コントローラ, l4・・・上位コントローラ (速度,位置コントローラ), 15, l6・・・電流センサ, l8l 19・・・サンプル ホールド回路, 30・・・ACモータ。 以 上
は離散時間型ACモータ制御装置の概念構成を示す機能
ブロック図,第2図はインダクタンスの回転子角度によ
る変化を示すグラフである。 lO・・・離散時間型ACモータ制御装置,11・・・
状態推定オブザーバ l2・・・オブザーバ・ゲイン切換え装置,l3・・・
電流コントローラ, l4・・・上位コントローラ (速度,位置コントローラ), 15, l6・・・電流センサ, l8l 19・・・サンプル ホールド回路, 30・・・ACモータ。 以 上
Claims (1)
- ACモータの巻線電圧と巻線電流とを入力とし、上記
ACモータにおける巻線インダクタンスの回転子角度に
よる変化の記述を含む上記ACモータのモデルを用いて
、上記ACモータの回転子角度および角速度を推定する
状態推定オブザーバ手段を備えた離散時間型ACモータ
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1180408A JPH0349589A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 離散時間型acモータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1180408A JPH0349589A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 離散時間型acモータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0349589A true JPH0349589A (ja) | 1991-03-04 |
Family
ID=16082727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1180408A Pending JPH0349589A (ja) | 1989-07-14 | 1989-07-14 | 離散時間型acモータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0349589A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0556511A (ja) * | 1991-08-26 | 1993-03-05 | Mitsubishi Electric Corp | 浮上式鉄道用リニアシンクロナスモータの誘起電圧検出装置 |
WO1997007853A1 (fr) | 1995-08-31 | 1997-03-06 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Dispositif d'iontophorese et procede approprie de regulation du courant |
JPH09510863A (ja) * | 1993-10-20 | 1997-11-04 | ストラッタジーン | 温度勾配ブロックを含む熱サイクル装置 |
WO1998058444A1 (fr) * | 1997-06-18 | 1998-12-23 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Procede de deduction de position polaire d'un moteur sans balais a aimants permanents |
WO2002091558A1 (fr) * | 2001-04-24 | 2002-11-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de controle d'un moteur synchronise |
WO2004021557A1 (ja) * | 2002-08-31 | 2004-03-11 | C & S Research International Inc. | 同期電動機のベクトル制御方法及び同装置 |
JP2006184595A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Alpha Co Ltd | 幟補強部材 |
-
1989
- 1989-07-14 JP JP1180408A patent/JPH0349589A/ja active Pending
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