JPH0348961B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0348961B2 JPH0348961B2 JP58214021A JP21402183A JPH0348961B2 JP H0348961 B2 JPH0348961 B2 JP H0348961B2 JP 58214021 A JP58214021 A JP 58214021A JP 21402183 A JP21402183 A JP 21402183A JP H0348961 B2 JPH0348961 B2 JP H0348961B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protective material
- recess
- dam
- concrete
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 32
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 6
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B8/00—Details of barrages or weirs ; Energy dissipating devices carried by lock or dry-dock gates
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、砂防ダムの水通し天端に関する。
砂防ダムの水通し天端は、流下する土石流や流
下石れきによる摩耗または土石の直撃を受けるこ
とによつて破損してしまう事故が多い。
下石れきによる摩耗または土石の直撃を受けるこ
とによつて破損してしまう事故が多い。
そこで、水通し天端に圧縮強度が高くしかも硬
い性質を有するコンクリート材が開発されて現在
主として使用されているが、これとて、土石流や
流下石れきによる摩耗は解決されず、石れきの直
撃を受けた場合でも程度の差はあつても天端の損
傷は防げず、極めて耐久性が少ない。
い性質を有するコンクリート材が開発されて現在
主として使用されているが、これとて、土石流や
流下石れきによる摩耗は解決されず、石れきの直
撃を受けた場合でも程度の差はあつても天端の損
傷は防げず、極めて耐久性が少ない。
従つて最近、天端面に鋼板を設置して石れきの
直撃を受けてもコンクリートが損傷しないように
しようとする構造の砂防ダムが考えられた。しか
し、実際に施工してみると、鋼板は石れきが直撃
したときの力の分散する機能に欠けているために
直撃した直下のコンクリートに強い荷重が集中す
ることになりやはりコンクリートの破損が生じて
しまう結果となる。さらに鋼板は取付けた天端の
上流側のコンクリートが流下石れきにより摩耗と
先掘を受け、その結果鋼板とコンクリートとの間
に隙間が生じてしまい、その個所から鋼板が下流
側に引き裂れてまくれ上り、最後には流失してし
まうことがわかつた。
直撃を受けてもコンクリートが損傷しないように
しようとする構造の砂防ダムが考えられた。しか
し、実際に施工してみると、鋼板は石れきが直撃
したときの力の分散する機能に欠けているために
直撃した直下のコンクリートに強い荷重が集中す
ることになりやはりコンクリートの破損が生じて
しまう結果となる。さらに鋼板は取付けた天端の
上流側のコンクリートが流下石れきにより摩耗と
先掘を受け、その結果鋼板とコンクリートとの間
に隙間が生じてしまい、その個所から鋼板が下流
側に引き裂れてまくれ上り、最後には流失してし
まうことがわかつた。
そこで、本発明は上記の欠点を解決することを
目的とし、ダム天端の下流側肩の長手方向全長に
わたつて鉄板を内蔵したゴム板による保護材を埋
込みソケツトとアンカーボルトによつて嵌めた砂
防ダムの水通し天端において、天端の長手方向全
長にわたつて凹部を形成し、この凹部を洗掘防止
材を埋設し、上記保護材の上流側端部をこの洗掘
防止材に嵌合係止したことにより、保護材の上流
端側の洗掘を防止して保護材に至らないようにす
ると同時に侵食による保護材のまくれ上りも防止
して耐久性を向上させるようにしたことを特徴と
する。
目的とし、ダム天端の下流側肩の長手方向全長に
わたつて鉄板を内蔵したゴム板による保護材を埋
込みソケツトとアンカーボルトによつて嵌めた砂
防ダムの水通し天端において、天端の長手方向全
長にわたつて凹部を形成し、この凹部を洗掘防止
材を埋設し、上記保護材の上流側端部をこの洗掘
防止材に嵌合係止したことにより、保護材の上流
端側の洗掘を防止して保護材に至らないようにす
ると同時に侵食による保護材のまくれ上りも防止
して耐久性を向上させるようにしたことを特徴と
する。
以下に本発明の実施例を図面に従つて説明す
る。
る。
第３図は天端に保護材を取付けた状態の断面図
である。
である。
１は砂防ダムであり、コンクリートで山形に形
成されている。
成されている。
２はこの砂防ダム１の天端の下流側肩の天端上
面前部から天端前面上部の間に全長に亘つて形成
した凹部であり、上面および前面側に所定間隔に
埋込みソケツト３を埋設し、さらに凹部２の上面
端部に例えば断面Ｈ形の洗掘防止材４をその頭部
上面が天端と同一高さとなるように埋設固定して
ある。
面前部から天端前面上部の間に全長に亘つて形成
した凹部であり、上面および前面側に所定間隔に
埋込みソケツト３を埋設し、さらに凹部２の上面
端部に例えば断面Ｈ形の洗掘防止材４をその頭部
上面が天端と同一高さとなるように埋設固定して
ある。
次に上記凹部２には保護材５を取付けるが、こ
の保護材５はゴム板６中に鉄板７を埋込んで一定
巾に成形した凹部２の深さに合つた厚さの合成材
であつて、鉄板７の埋設位置は表面側のゴムの厚
さが裏面側のゴムの厚さより厚くなるような位置
としてあり、その形状は下流側肩の形状を決める
形に予じめ形成してある。このようにした保護材
５を上記凹部に埋設してある埋込みソケツト３の
位置に合うようにあけてある係止穴８を介してボ
ルト９を埋込みソケツト３にねじ込むことによつ
て凹部２に嵌め込むように取付ける。そしてこの
取付けの際天端上面の保護材５の端部は、洗掘防
止材４の係止部１０に嵌合してボルト１１によつ
て固定される。
の保護材５はゴム板６中に鉄板７を埋込んで一定
巾に成形した凹部２の深さに合つた厚さの合成材
であつて、鉄板７の埋設位置は表面側のゴムの厚
さが裏面側のゴムの厚さより厚くなるような位置
としてあり、その形状は下流側肩の形状を決める
形に予じめ形成してある。このようにした保護材
５を上記凹部に埋設してある埋込みソケツト３の
位置に合うようにあけてある係止穴８を介してボ
ルト９を埋込みソケツト３にねじ込むことによつ
て凹部２に嵌め込むように取付ける。そしてこの
取付けの際天端上面の保護材５の端部は、洗掘防
止材４の係止部１０に嵌合してボルト１１によつ
て固定される。
第４図において１２は上流肩に設けた保護材で
あり、この保護材１２は上記保護材５と同様にゴ
ム板６中に鉄板７を埋込んである合成材であつ
て、その形状は上流側肩の形状を決める形に予じ
め形成してある。このようにした保護材１２を砂
防ダム１の上流側肩に形成してある凹部に上記保
護材５と同様にボルトによつて取付けてある。こ
の保護材１２は流下石れきの多い場合には取付け
ておくことにより砂防ダムの耐久性をさらに大き
く向上させることができる。
あり、この保護材１２は上記保護材５と同様にゴ
ム板６中に鉄板７を埋込んである合成材であつ
て、その形状は上流側肩の形状を決める形に予じ
め形成してある。このようにした保護材１２を砂
防ダム１の上流側肩に形成してある凹部に上記保
護材５と同様にボルトによつて取付けてある。こ
の保護材１２は流下石れきの多い場合には取付け
ておくことにより砂防ダムの耐久性をさらに大き
く向上させることができる。
以上の構成による本発明によると、砂防ダムの
天端の下流側肩の長手方向全長に亘つて凹部を形
成し、この凹部に鉄板を内蔵したゴム板による保
護材を嵌めるようにして取付けたことにより、土
石流や流下石れきによる天端の摩耗を防いで耐久
性を向上させると共に石れきの直撃を受けても保
護材のゴムによる緩衝作用と鉄板による力の分散
作用とによつてコンクリートに対する衝撃力は大
きく減衰されてコンクリートの損傷を防ぐことが
できる。
天端の下流側肩の長手方向全長に亘つて凹部を形
成し、この凹部に鉄板を内蔵したゴム板による保
護材を嵌めるようにして取付けたことにより、土
石流や流下石れきによる天端の摩耗を防いで耐久
性を向上させると共に石れきの直撃を受けても保
護材のゴムによる緩衝作用と鉄板による力の分散
作用とによつてコンクリートに対する衝撃力は大
きく減衰されてコンクリートの損傷を防ぐことが
できる。
さらに、防砂ダムの下流肩に取付けた保護材の
上流側端部を天端に埋設した洗掘防止材に嵌合係
止したことにより、保護材の上流側端部前方の土
石流や流下石れきによる洗掘が防止され、それに
よる効果と保護材を洗掘防止材に係止している効
果とにより保護材端部がまくれ上ることが無くな
り保護材の耐久性を向上させてひいては天端の耐
久性を向上させることになる。
上流側端部を天端に埋設した洗掘防止材に嵌合係
止したことにより、保護材の上流側端部前方の土
石流や流下石れきによる洗掘が防止され、それに
よる効果と保護材を洗掘防止材に係止している効
果とにより保護材端部がまくれ上ることが無くな
り保護材の耐久性を向上させてひいては天端の耐
久性を向上させることになる。
また、予じめ下流側肩の形状に形成された保護
材を天端肩にその保護材の形状に合わせて形成し
た凹部にコンクリート養生後に設置することによ
り、コンクリートの養生期間中の収縮作用による
保護材とコンクリート面との間に隙間が生ずるこ
となくまた、ゴムの弾性により完全に密着させる
ことができるために保護材に石れきが落下して衝
撃を受けたときに衝撃力の分散作用が充分に行な
われてコンクリートの保護が確実となる。
材を天端肩にその保護材の形状に合わせて形成し
た凹部にコンクリート養生後に設置することによ
り、コンクリートの養生期間中の収縮作用による
保護材とコンクリート面との間に隙間が生ずるこ
となくまた、ゴムの弾性により完全に密着させる
ことができるために保護材に石れきが落下して衝
撃を受けたときに衝撃力の分散作用が充分に行な
われてコンクリートの保護が確実となる。
第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２
図は断面図、第３図は要部拡大断面図、第４図は
上流側肩に保護材を取付けた状態の断面図であ
る。 １……砂防ダム、２……凹部、３……埋込みソ
ケツト、４……洗掘防止材、５……保護材、９…
…ボルト、１２……保護材。
図は断面図、第３図は要部拡大断面図、第４図は
上流側肩に保護材を取付けた状態の断面図であ
る。 １……砂防ダム、２……凹部、３……埋込みソ
ケツト、４……洗掘防止材、５……保護材、９…
…ボルト、１２……保護材。
Claims (1)
- １ ダム天端の下流側肩の長手方向全長にわたつ
て鉄板を内蔵したゴム板による保護材を埋込みソ
ケツトとアンカーボルトによつて嵌めた砂防ダム
の水通し天端において、天端の長手方向全長にわ
たつて凹部を形成し、この凹部に洗掘防止材を埋
設し、上記保護材の上流側端部をこの洗掘防止材
に嵌合係止して全一体としたことを特徴とする砂
防ダムの水通し天端。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21402183A JPS60109409A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 砂防ダムの水通し天端 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21402183A JPS60109409A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 砂防ダムの水通し天端 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109409A JPS60109409A (ja) | 1985-06-14 |
| JPH0348961B2 true JPH0348961B2 (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=16648957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21402183A Granted JPS60109409A (ja) | 1983-11-16 | 1983-11-16 | 砂防ダムの水通し天端 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109409A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4598028B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2010-12-15 | タカムラ総業株式会社 | ゴム製耐衝撃用残存型枠 |
| JP2009024376A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Takamura Sogyo Kk | ゴム製耐衝撃用残存型枠 |
| CN105926544B (zh) * | 2016-06-24 | 2018-02-02 | 中国电建集团华东勘测设计研究院有限公司 | 一种经济型泥石流拦挡坝结构及其施工方法 |
| CN107503298A (zh) * | 2017-08-01 | 2017-12-22 | 山西尚风科技股份有限公司 | 一种高铁非金属声屏障单元板防护装甲板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58165026U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-02 | シバタ工業株式会社 | 堰堤保護体 |
-
1983
- 1983-11-16 JP JP21402183A patent/JPS60109409A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109409A (ja) | 1985-06-14 |
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