JPH03485A - アルミニウム複合材料の製造方法 - Google Patents
アルミニウム複合材料の製造方法Info
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- JPH03485A JPH03485A JP13472689A JP13472689A JPH03485A JP H03485 A JPH03485 A JP H03485A JP 13472689 A JP13472689 A JP 13472689A JP 13472689 A JP13472689 A JP 13472689A JP H03485 A JPH03485 A JP H03485A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、アルミニウムを母材とする複合材料の製造方
法に関し、例えば、自動車用空気調和装置のコンデンサ
あるいはエバポレータ等の熱交換器側の伝熱管とこの熱
交換器に冷媒等を導入する導管とを連結する熱交換器用
継手の製造に適用して好ましいものである。
法に関し、例えば、自動車用空気調和装置のコンデンサ
あるいはエバポレータ等の熱交換器側の伝熱管とこの熱
交換器に冷媒等を導入する導管とを連結する熱交換器用
継手の製造に適用して好ましいものである。
(従来の技術)
自動車用空気調和装置のコンデンサにおいて、伝熱管と
、この伝熱管にコンプレッサからの冷媒を導く導管とを
接合する継手としては、例えば、実開昭63−116,
788号公報に開示された継手構造を挙げることができ
る。
、この伝熱管にコンプレッサからの冷媒を導く導管とを
接合する継手としては、例えば、実開昭63−116,
788号公報に開示された継手構造を挙げることができ
る。
この継手は、第8図に示すように、伝熱管1とコルゲー
トフィン2とからなるコア部3を有し、このコア部3の
両側には枠板4が設けられ、さらにこの枠板4はブラケ
ット(不図示)を介して車体側と連結されてコンデンサ
を固定保持するようになっている。また、このコンデン
サの継手部6は、コンデンサのコア部3を構成する伝熱
管1の端部に取り付けたコネクタ7と、伝熱管1に冷媒
を導く導管5の端部に取り付けたフランジ8とを有して
いる。コネクタ7は、第8図のIX−IX線に沿う断面
図である第9図に示すように、プレート状の本体部11
より伝熱管1と連通ずる連通部9を鍛造により膨出成形
し、フランジ8側の突出部10をこの連通部9に嵌挿し
、ボルト12をボルト孔13に押通して両者7.8を締
め付けて連結するようになっている。
トフィン2とからなるコア部3を有し、このコア部3の
両側には枠板4が設けられ、さらにこの枠板4はブラケ
ット(不図示)を介して車体側と連結されてコンデンサ
を固定保持するようになっている。また、このコンデン
サの継手部6は、コンデンサのコア部3を構成する伝熱
管1の端部に取り付けたコネクタ7と、伝熱管1に冷媒
を導く導管5の端部に取り付けたフランジ8とを有して
いる。コネクタ7は、第8図のIX−IX線に沿う断面
図である第9図に示すように、プレート状の本体部11
より伝熱管1と連通ずる連通部9を鍛造により膨出成形
し、フランジ8側の突出部10をこの連通部9に嵌挿し
、ボルト12をボルト孔13に押通して両者7.8を締
め付けて連結するようになっている。
ところで、コネクタ7のようにフランジ8をボルト締結
する部材は、従来剛性を有する高Mgアルミニウム合金
で作られていたが、この高Mgアルミニウム合金はNB
工法による炉中ろう付けが困難であるという問題を有し
ていた。
する部材は、従来剛性を有する高Mgアルミニウム合金
で作られていたが、この高Mgアルミニウム合金はNB
工法による炉中ろう付けが困難であるという問題を有し
ていた。
そこで、前記コネクタ7は、非腐食性フラックス(ノコ
ロックフラックス)を用いた、いわゆるNB工法による
ろう付は性が良好でかつ鍛造成形が容易な低Mgのアル
ミニウム合金(例えば、A3003.6061.700
3等)のようにMgの含有率が1.0%以下の材質のも
ので構成し、前述したコネクタ7とフランジ8とをボル
ト締結するコネクタのナツト部14だけは、その剛性を
確保するために高Mgのアルミニウム合金(例えば、A
7NO1)を素材とした別部品とするようにしている。
ロックフラックス)を用いた、いわゆるNB工法による
ろう付は性が良好でかつ鍛造成形が容易な低Mgのアル
ミニウム合金(例えば、A3003.6061.700
3等)のようにMgの含有率が1.0%以下の材質のも
ので構成し、前述したコネクタ7とフランジ8とをボル
ト締結するコネクタのナツト部14だけは、その剛性を
確保するために高Mgのアルミニウム合金(例えば、A
7NO1)を素材とした別部品とするようにしている。
このように、コネクタ7の本体を低Mgのアルミニウム
合金で作ることにより、該コネクタ7とアルミニウム合
金製のコンデンサとをNB工法による炉中一体ろう付け
で接合できるようにしていた。
合金で作ることにより、該コネクタ7とアルミニウム合
金製のコンデンサとをNB工法による炉中一体ろう付け
で接合できるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題)
上述した従来のコネクタは、概ね、第10〜17図に示
す各加工工程を経て製造される。
す各加工工程を経て製造される。
つまり、楕円筒中実形状の低Mgアルミニウム合金であ
る形材を所定の長さに切断して素材15を製造しく第1
0図)、この素材15を鍛造加工により連通部9および
本体部11を成形しく第11図)、ついで、前記本体部
11に、ナツト部14を圧入する下孔16を機械加工す
る(第12図)。一方、これらの工程とは別の工程にて
、所定の長さに高Mgアルミニウム合金である形材を切
断して素材17を製造しく第13図)、ボルト12を螺
合した際にナツト部14が回動しないようにローレット
18を形成すると共に当該ナツト部14を前記下孔16
の形状に対応した形状に機械加工する(第14図)。次
に、このようにして製造したコネクタ7とナツト部14
とをコネクタの下孔16にナツト部14を圧入すること
により当該ナツト部14を回動不能に固定する(第15
図)。さらに、ボルト12を螺合するネジ19をナツト
部14に機械加工しく第16図)、最終工程にてコネク
タ7の連通部9に伝熱管1を嵌入する嵌入孔20を機械
加工により穿設する(第17図)。
る形材を所定の長さに切断して素材15を製造しく第1
0図)、この素材15を鍛造加工により連通部9および
本体部11を成形しく第11図)、ついで、前記本体部
11に、ナツト部14を圧入する下孔16を機械加工す
る(第12図)。一方、これらの工程とは別の工程にて
、所定の長さに高Mgアルミニウム合金である形材を切
断して素材17を製造しく第13図)、ボルト12を螺
合した際にナツト部14が回動しないようにローレット
18を形成すると共に当該ナツト部14を前記下孔16
の形状に対応した形状に機械加工する(第14図)。次
に、このようにして製造したコネクタ7とナツト部14
とをコネクタの下孔16にナツト部14を圧入すること
により当該ナツト部14を回動不能に固定する(第15
図)。さらに、ボルト12を螺合するネジ19をナツト
部14に機械加工しく第16図)、最終工程にてコネク
タ7の連通部9に伝熱管1を嵌入する嵌入孔20を機械
加工により穿設する(第17図)。
しかしながら、上述した製造方法にあっては、ナツト部
をコネクタに圧入する際に高寸法精度が要求され、品質
管理が繁雑であるという問題点があった。また、総工程
数も他の小物部品と比較して少なくなく、コスト的にも
不利であった。
をコネクタに圧入する際に高寸法精度が要求され、品質
管理が繁雑であるという問題点があった。また、総工程
数も他の小物部品と比較して少なくなく、コスト的にも
不利であった。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされ
たものであり、二辺上の異種のアルミニウム合金からな
る一つの部材を精度良く、しかも簡素に製造することを
目的とする。
たものであり、二辺上の異種のアルミニウム合金からな
る一つの部材を精度良く、しかも簡素に製造することを
目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するための本発明は、二種以上のアルミ
ニウム複合材料から構成される部材を製造する方法にお
いて、前記−つのアルミニウム複合材料を所定の断面形
状を有する連続した棒状に熱間押出する工程と、連続し
た棒状の他のアルミニウム複合材料を、前記熱間押出し
たアルミニウム複合材料の所定の位置に係合させる工程
と、これら二種以上のアルミニウム複合材料を熱間圧着
させる工程と、以上の工程により形成された棒状部材を
冷却する工程とを有することを特徴とするアルミニウム
複合材料の製造方法である。
ニウム複合材料から構成される部材を製造する方法にお
いて、前記−つのアルミニウム複合材料を所定の断面形
状を有する連続した棒状に熱間押出する工程と、連続し
た棒状の他のアルミニウム複合材料を、前記熱間押出し
たアルミニウム複合材料の所定の位置に係合させる工程
と、これら二種以上のアルミニウム複合材料を熱間圧着
させる工程と、以上の工程により形成された棒状部材を
冷却する工程とを有することを特徴とするアルミニウム
複合材料の製造方法である。
(作用)
このように構成した本発明にあっては、一方のアルミニ
ウム複合材料を熱間押出すると共に、この押出成形によ
って得られる部材に他のアルミニウム複合材料を係合さ
せ、ついで、両者を連続的に圧着させるようにしている
ため、両アルミニウム複合材料の接合に要する寸法精度
が緩和されることとなる。また、予め、連続的に両アル
ミニウム複合材料を一体化させて素材を製造するように
構成しているため、従来の製造方法に比較して工程が簡
略化されることとなる。
ウム複合材料を熱間押出すると共に、この押出成形によ
って得られる部材に他のアルミニウム複合材料を係合さ
せ、ついで、両者を連続的に圧着させるようにしている
ため、両アルミニウム複合材料の接合に要する寸法精度
が緩和されることとなる。また、予め、連続的に両アル
ミニウム複合材料を一体化させて素材を製造するように
構成しているため、従来の製造方法に比較して工程が簡
略化されることとなる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す工程図、第2図は、
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は、第1図の■
−■線に沿う断面図、第4〜7図は、第1図の製造工程
にて製造されたアルミニウム複合材料を用いて自動車用
空気調和装置のコンデンサ部品であるコネクタを工程順
に示す斜視図であり、第8〜17図に示す従来の部材と
共通する部材には同一の符号を付しである。
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は、第1図の■
−■線に沿う断面図、第4〜7図は、第1図の製造工程
にて製造されたアルミニウム複合材料を用いて自動車用
空気調和装置のコンデンサ部品であるコネクタを工程順
に示す斜視図であり、第8〜17図に示す従来の部材と
共通する部材には同一の符号を付しである。
押出工程21
本実施例は、第8図に示す従来のコンデンサに用いられ
ているコネクタ7を製造する際に適用したものであり、
第1図に示すように、コネクタ本体部11を構成する低
Mgのアルミニウム合金W1(例えば、A3003など
)を熱間押出する工程21を有している。この押出工程
21においては、第2°図に示すようなノズル29形状
を有するシリンダ27内に前記紙Mgのアルミニウム合
金Wlを収容した後、ワーク温度が約450℃となる条
件でピストン28を図示しないプレス装置で押圧する。
ているコネクタ7を製造する際に適用したものであり、
第1図に示すように、コネクタ本体部11を構成する低
Mgのアルミニウム合金W1(例えば、A3003など
)を熱間押出する工程21を有している。この押出工程
21においては、第2°図に示すようなノズル29形状
を有するシリンダ27内に前記紙Mgのアルミニウム合
金Wlを収容した後、ワーク温度が約450℃となる条
件でピストン28を図示しないプレス装置で押圧する。
これにより、前記所定の形状に形成されたノズル29か
ら、断面形状がこのノズル29の形状となった連続した
棒状の部材30が押し出される。
ら、断面形状がこのノズル29の形状となった連続した
棒状の部材30が押し出される。
係合工程22
ついで、前記熱間押出工程21にて押し出された棒状部
材30の切欠き部分31に係合するように、前記コネク
タ7のナツト部14を構成する高Mgのアルミニウム合
金W2 (例えば、A7NO1など)からなる棒状素材
32を送り込む。この高Mgのアルミニウム合金W2か
らなる素材32は、予めコイル状に形成されており、ロ
ーラ33.33が回転することによって、前記切欠き部
分31に送られるようになっ゛ている。
材30の切欠き部分31に係合するように、前記コネク
タ7のナツト部14を構成する高Mgのアルミニウム合
金W2 (例えば、A7NO1など)からなる棒状素材
32を送り込む。この高Mgのアルミニウム合金W2か
らなる素材32は、予めコイル状に形成されており、ロ
ーラ33.33が回転することによって、前記切欠き部
分31に送られるようになっ゛ている。
圧着工程23
これら低Mgアルミニウム合金W1と高Mgアルミニウ
ム合金W2とを所定位置で係合させた直後に、第1図お
よび第3図に示す押圧ローラ34.35にて前記低Mg
アルミニウム合金W1側の切欠き部分31をかしめ、両
者30.32を圧着させる。ここで、前記押出工程21
とこの圧着工程23との時間的な間隔は、アルミニウム
合金W1.W2の表面に酸化被膜が形成されない程度の
短い間隔であることが好ましく、このように酸化被膜が
形成される前に両者30.32を圧着させると、両者3
0.32の圧着性がより向上することとなる。この圧着
工程においては、前記押出工程21と同等の温度条件に
て塑性加工が行われる。なお、本実施例にあっては、抑
圧ローラ34.35を二対設けて圧着させるように構成
したが、当該抑圧ローラを三対以上の多段に設けても良
い。
ム合金W2とを所定位置で係合させた直後に、第1図お
よび第3図に示す押圧ローラ34.35にて前記低Mg
アルミニウム合金W1側の切欠き部分31をかしめ、両
者30.32を圧着させる。ここで、前記押出工程21
とこの圧着工程23との時間的な間隔は、アルミニウム
合金W1.W2の表面に酸化被膜が形成されない程度の
短い間隔であることが好ましく、このように酸化被膜が
形成される前に両者30.32を圧着させると、両者3
0.32の圧着性がより向上することとなる。この圧着
工程においては、前記押出工程21と同等の温度条件に
て塑性加工が行われる。なお、本実施例にあっては、抑
圧ローラ34.35を二対設けて圧着させるように構成
したが、当該抑圧ローラを三対以上の多段に設けても良
い。
冷却工程24および乾燥工程25
次に、以上の工程21.22.23によって製造された
棒状部材36を冷却する冷却工程24に送る。本実施例
の冷却装置37は、棒状部材3Bに放水する装置によっ
て構成されており、したがって、冷却工程24の後にエ
アーブロー装置38を備えた乾燥工程25を設けている
。本発明の冷却方法は、このような水冷に限定されるこ
となく、空冷等であっても良い。
棒状部材36を冷却する冷却工程24に送る。本実施例
の冷却装置37は、棒状部材3Bに放水する装置によっ
て構成されており、したがって、冷却工程24の後にエ
アーブロー装置38を備えた乾燥工程25を設けている
。本発明の冷却方法は、このような水冷に限定されるこ
となく、空冷等であっても良い。
また、生産性を考慮しなければ本実施例のように特別な
冷却装置37を使用せず、自然放冷によっても本発明の
製造を行なうことは可能である。この冷却工程24にお
いては、高温のアルミニウム合金W1と常温のアルミニ
ウム合金W2の熱膨張差が大きいことから、冷却後の両
者30.32(W1、W2)の圧着性はより向上するこ
ととなる。
冷却装置37を使用せず、自然放冷によっても本発明の
製造を行なうことは可能である。この冷却工程24にお
いては、高温のアルミニウム合金W1と常温のアルミニ
ウム合金W2の熱膨張差が大きいことから、冷却後の両
者30.32(W1、W2)の圧着性はより向上するこ
ととなる。
抽伸工程26
さらに、本実施例にあっては、低Mgアルミニウム合金
W1と高Mgアルミニウム合金W2との圧着性をより高
めるために、乾燥工程25の後に抽伸工程26を設けて
いる。この抽伸工程26は、棒状部材36の送り方向に
対して縮径したテーバ状の抽進型39を有し、この型3
9内に棒状部材36を通過させることにより部材自体を
圧縮させ、これによって低Mgアルミニウム合金W1か
らなるコネクタ本体部11と高Mgアルミニウム合金w
2からなるナツト部14との圧着性をより高めるように
している。なお、上述したように抽伸工程26は、本体
部11とナツト部14との圧着性に関する信頼性をより
向上せしめるためのものであることから、省略すること
も可能である。例えば、アルミニウム複合材料として、
押出工程21から冷却工程24にて十分な圧着性が得ら
れた場合は、抽伸工程26が不要となる。
W1と高Mgアルミニウム合金W2との圧着性をより高
めるために、乾燥工程25の後に抽伸工程26を設けて
いる。この抽伸工程26は、棒状部材36の送り方向に
対して縮径したテーバ状の抽進型39を有し、この型3
9内に棒状部材36を通過させることにより部材自体を
圧縮させ、これによって低Mgアルミニウム合金W1か
らなるコネクタ本体部11と高Mgアルミニウム合金w
2からなるナツト部14との圧着性をより高めるように
している。なお、上述したように抽伸工程26は、本体
部11とナツト部14との圧着性に関する信頼性をより
向上せしめるためのものであることから、省略すること
も可能である。例えば、アルミニウム複合材料として、
押出工程21から冷却工程24にて十分な圧着性が得ら
れた場合は、抽伸工程26が不要となる。
次にこのようにして製造されたアルミニウム複合材料を
用いて、自動車用空気調和装置のコンデンサ部品である
コネクタを製造する方法について、第4〜7図を参照し
ながら説明する。
用いて、自動車用空気調和装置のコンデンサ部品である
コネクタを製造する方法について、第4〜7図を参照し
ながら説明する。
まず、第4図に示すように、前述した製造工程21〜2
6にて製造された棒状部材である形材を所定の長さに切
断する。この素材40を鍛造によって塑性加工し、本体
部11を形成すると共に連通部9を膨出成形する(第5
図)。次に、コネクタ本体部11に圧着されたナツト部
14(高Mgアルミニウム合金W2)に、ボルト12に
螺合するネジ19を機械加工により形成しく第6図)、
そして、最終工程にて伝熱管1が嵌入される嵌入孔20
を機械加工する(第7図)。なお、この工程にて、当該
コネクタ7をコンデンサの枠板4に取り付けるための通
孔41.41を穿設することもできる。
6にて製造された棒状部材である形材を所定の長さに切
断する。この素材40を鍛造によって塑性加工し、本体
部11を形成すると共に連通部9を膨出成形する(第5
図)。次に、コネクタ本体部11に圧着されたナツト部
14(高Mgアルミニウム合金W2)に、ボルト12に
螺合するネジ19を機械加工により形成しく第6図)、
そして、最終工程にて伝熱管1が嵌入される嵌入孔20
を機械加工する(第7図)。なお、この工程にて、当該
コネクタ7をコンデンサの枠板4に取り付けるための通
孔41.41を穿設することもできる。
このように構成した本実施例のコネクタにあっては、ナ
ツト部の製造寸法精度が要求されることがなく、これに
より品質管理も簡略化されることとなる。また、従来ナ
ツト部を本体部に圧入する際に必要であったローレット
などの機械加工工程が省略され、これによりコストダウ
ンを図ることができる。
ツト部の製造寸法精度が要求されることがなく、これに
より品質管理も簡略化されることとなる。また、従来ナ
ツト部を本体部に圧入する際に必要であったローレット
などの機械加工工程が省略され、これによりコストダウ
ンを図ることができる。
[発明の効果]
以上述べたように本発明に係るアルミニウム複合材料の
製造方法は、一つのアルミニウム複合材料を所定の断面
形状を有する連続した棒状に熱間押出する工程と、連続
した棒状の他のアルミニウム複合材料を、前記熱間押出
したアルミニウム複合材料の所定の位置に係合させる工
程と、これら二種以上のアルミニウム複合材料を熱間圧
着させる工程と、以上の工程により形成された棒状部材
を冷却する工程とを有しているため、二以上の異種のア
ルミニウム複合材料からなる一つの部材を精度良く、し
かも簡素に製造することができる。
製造方法は、一つのアルミニウム複合材料を所定の断面
形状を有する連続した棒状に熱間押出する工程と、連続
した棒状の他のアルミニウム複合材料を、前記熱間押出
したアルミニウム複合材料の所定の位置に係合させる工
程と、これら二種以上のアルミニウム複合材料を熱間圧
着させる工程と、以上の工程により形成された棒状部材
を冷却する工程とを有しているため、二以上の異種のア
ルミニウム複合材料からなる一つの部材を精度良く、し
かも簡素に製造することができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す工程図、第2図は、
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は、第1図の■
−■線に沿う断面図、第4〜7図は、第1図の製造工程
にて製造されたアルミニウム複合材料を用いて自動車用
空気調和装置のコンデンサ部品であるコネクタを工程順
に示す斜視図、第8〜9図は従来のコンデンサの要部を
示す斜視図および断面図、第10〜17図は従来のコネ
クタの製造工程を説明するコネクタの斜視図である。 21・・・押出工程、22・・・係合工程、23・・・
圧着工程、24・・・冷却工程、Wl・・・低Mgアル
ミニウム合金 (アルミニウム複合材料)、 W2・・・高Mgアルミニウム合金 (アルミニウム複合材料)。 手続補正書 1゜ 事件の表示 平成1年 特許願 第134゜ 726号 2゜ 発明の名称 アルミニウム複合祠料の製造方法 3゜ 補正をする者 事件との関係 特許田麩 4゜
第1図の■−■線に沿う断面図、第3図は、第1図の■
−■線に沿う断面図、第4〜7図は、第1図の製造工程
にて製造されたアルミニウム複合材料を用いて自動車用
空気調和装置のコンデンサ部品であるコネクタを工程順
に示す斜視図、第8〜9図は従来のコンデンサの要部を
示す斜視図および断面図、第10〜17図は従来のコネ
クタの製造工程を説明するコネクタの斜視図である。 21・・・押出工程、22・・・係合工程、23・・・
圧着工程、24・・・冷却工程、Wl・・・低Mgアル
ミニウム合金 (アルミニウム複合材料)、 W2・・・高Mgアルミニウム合金 (アルミニウム複合材料)。 手続補正書 1゜ 事件の表示 平成1年 特許願 第134゜ 726号 2゜ 発明の名称 アルミニウム複合祠料の製造方法 3゜ 補正をする者 事件との関係 特許田麩 4゜
Claims (1)
- 二種以上のアルミニウム複合材料(W1、W2)から構
成される部材を製造する方法において、前記一つのアル
ミニウム複合材料(W1)を所定の断面形状を有する連
続した棒状に熱間押出する工程(21)と、連続した棒
状の他のアルミニウム複合材料(W2)を、前記熱間押
出したアルミニウム複合材料(W1)の所定の位置に係
合させる工程(22)と、これら二種以上のアルミニウ
ム複合材料(W1、W2)を熱間圧着させる工程(23
)と、以上の工程により形成された棒状部材を冷却する
工程(24)とを有することを特徴とするアルミニウム
複合材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13472689A JPH03485A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | アルミニウム複合材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13472689A JPH03485A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | アルミニウム複合材料の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03485A true JPH03485A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15135166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13472689A Pending JPH03485A (ja) | 1989-05-30 | 1989-05-30 | アルミニウム複合材料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03485A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062603A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | クラッド材の製造方法 |
US7131308B2 (en) | 2004-02-13 | 2006-11-07 | 3M Innovative Properties Company | Method for making metal cladded metal matrix composite wire |
-
1989
- 1989-05-30 JP JP13472689A patent/JPH03485A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003062603A (ja) * | 2001-08-28 | 2003-03-05 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | クラッド材の製造方法 |
US7131308B2 (en) | 2004-02-13 | 2006-11-07 | 3M Innovative Properties Company | Method for making metal cladded metal matrix composite wire |
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