JPH0347225A - 自動車用電気掃除機 - Google Patents

自動車用電気掃除機

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Publication number
JPH0347225A
JPH0347225A JP18179989A JP18179989A JPH0347225A JP H0347225 A JPH0347225 A JP H0347225A JP 18179989 A JP18179989 A JP 18179989A JP 18179989 A JP18179989 A JP 18179989A JP H0347225 A JPH0347225 A JP H0347225A
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JP
Japan
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vacuum cleaner
electric blower
main body
dust collection
electric
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Pending
Application number
JP18179989A
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English (en)
Inventor
Akio Iguchi
井口 穐夫
Hiroshi Uzawa
鵜沢 博
Takeshi Sato
毅 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0347225A publication Critical patent/JPH0347225A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車内の塵埃清掃用の車載形自動車用電気
掃除機に係わり、と(に、掃除機本体における電動送風
機および車載電池への接続用のコネクター部などの配設
構造に関する。
(従来の技術) 従来の自動車用電気掃除機としては、カークリーナーと
称する手持ち形の充電式小形電気掃除機が一般的であっ
た。この従来の自動車用電気掃除機は、ハンドルを上部
後側に一体的に設けた掃除機本体内の最後部に電源とし
ての蓄電池を配設し、前後に細長い掃除機本体内の後部
に電動送風機を配設するとともに、掃除機本体内の前部
に集塵室を形成し、掃除機本体の下側最前部に塵埃を直
接吸込む吸込口を形成した構造になっていた。
しかし、このような手持ち形の充電式小形電気掃除機は
、掃除機本体に内蔵した電池を電源としていたため、吸
込力が弱く、小さな紙屑などは吸取ることができるもの
の、自動車内の床マットすなわちカーペットに引っ掛か
った土砂はほとんど吸取ることができなかった。また、
蓄電池が小形でその容量が小さいため、使用可能時間す
なわち運転可能時間が短かった。
一方、商用交流電源を電源とする家庭用電気掃除機は、
パワーすなわち吸込仕事率は大きいものの、自動車用電
気掃除機として用いるには、掃除機本体が大きすぎ、自
動車内の掃除を行ないにくい。また、大きな掃除機本体
および吸込み用のホースなどを自動車まで運ばなければ
ならないとともに、商用交流電源を長いコードで自動車
まで引かなければならず、非常に不便である。さらに、
外出先など、商用交流電源のない場所では、自動車内の
掃除を行なえなかった。
そこで、手持ち形の小形電気掃除機において、掃除機本
体の後部から導出されたコードの先端部に、自動車に搭
載された蓄電池への接続用のコネクター部を接続した構
造も採られた。この自動車用電気掃除機は、直流約12
Vの車載電池を電源とするものである。しかし、この従
来の構造でも、掃除機本体が小さいため、電動送風機も
小形でそのパワーが小さい、あるいは、集塵容量が小さ
いなどの欠点を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、従来は、小型でかつ使い勝手のよい自動
車用電気掃除機がなかった。
そこで、車載電池を電源とする電動送風機のパワーを上
げ、かつ、集塵容量を上げるために、掃除機本体を若干
大形化して、おおむね自動車内に据え付けて使用される
ものとすることが考えられる。しかし、この場合でも、
車内が狭いので、掃除機本体をなるべく小形化すること
が課題になる。また、電動送風機のパワーの高さを生か
すために、この電動送風機を大電流で駆動できるよう、
配線電路を極力短くして、電動送風機に至るまでの電圧
降下をなるべく少なくすることが課題になる。
ところで、従来の手持ち形の小形電気掃除機においては
、掃除機本体を左右一対の本体ケース部材により構成し
、電動送風機と電源スィッチとを可撓性を有する被覆電
線により電気的に接続するとともに、これらの各部品を
側本体ケース部材により挟持した構造が採られていた。
そして、組立時には、一方の本体ケース部材に形成され
た保持リブの切欠部に電線を適宜向げながら入れるとと
もに、同じ本体ケース部材に電動送風機および電源スィ
ッチなどを載置した後、他方の本体ケースを被せていた
。しかしながら、同様の構造を電動送風機のパワーを上
げた電気掃除機に採用すると、大電流に対応するために
配線用電線が太く硬くなるため、製造上、硬い電線を曲
げながら、各部品を本体ケース部材内に収納しなければ
ならなくなり、従来に比べて、組立時の工数が大幅に増
加する問題が生じる。
本発明は、上述のような課題を解決しようとするもので
、電動送風機のパワーが高くかつ集塵容量が大きいにも
かかわらず、掃除機本体を比較的小さくできるとともに
、車載電池から電動送風機に至る配線電路における電気
的損失を小さくできる自動車用電気掃除機を提供するこ
とを目的とするものである。
また、この自動車用電気掃除機において、とくに電気的
接続用の導体の組付けを容易にし、組立性を向上させる
ことを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記前者の目的を達成するために、フィルタ
ーを内蔵した集塵室を内部に形成するとともにこの集塵
室に連通した吸込口を外面部に形成した掃除機本体と、
ファンおよびこのファンを回転駆動する電動機からなり
前記掃除機本体内にその集塵室に前記ファン側を連通さ
せて配設された電動送風機と、この電動送風機および車
載電池に電気的に接続されるコネクター部とを備えた自
動車用電気掃除機において、前記掃除機本体は、前面を
前方へ向かって下降する傾斜面として側面形状をほぼ3
角形状とし、また、前記掃除機本体の後面に沿ってかつ
上下方向へ延ばして前記集塵室を形成するとともに、前
記掃除機本体の上面後部に吸込口を形成し、さらに、前
記掃除機本体内の前部にファン側を前記集塵室に隣接さ
せて前記電動送風機を配設するとともに、前記電動機の
前方に隣接させて前記掃除機本体の下側最前部に前記コ
ネクター部を配設したものである。
また、請求項2の自動車用電気掃除機は、さらに上記後
者の目的を達成するために、掃除機本体を左右方向に結
合された一対の本体ケース部材により構成し、また、電
動送風機とこの電動送風機を制御するスイッチとコネク
ター部とを前記掃除機本体内における配線形状に成形さ
れた単線導体により電気的に接続して、一方の前記本体
ケース部材に前記電動送風機とスイッチとコネクター部
とを前記単線導体とともに載置可能とし、これら電動送
風機とスイッチとコネクター部と単線導体とを前記側本
体ケース部材により挾持したものである。
(作用) 本発明の自動車用電気掃除機は、掃除機本体を前面が傾
斜面となった側面はぼ3角形状とし、掃除機本体の後面
に沿って集塵室を形成するとともに、掃除機本体内の前
部にファン側を集塵室に隣接させて電動送風機を配設す
ることにより、掃除機本体内のスペースを有効に利用し
て、電動送風機および集塵室が大きくても、掃除機本体
が全体として小形になるようにしたものである。そうし
て、この掃除機本体は、たとえば、自動車内のフロアト
ンネル上のコンソールボックスの後側でかつリアシート
の前面に後面が対向するように据え付けられる。そして
、掃除時には、車載電池から掃除機本体のコネクター部
を介して電動送風機の電動機に給電されて、この電動機
によりファンが回転駆動され、これによって生じる吸込
風により、たとえば掃除機本体の上面後部の吸込口に接
続されたホースを介して塵埃が吸込まれ、集塵室内にフ
ィルターにより捕捉される。このとき、コネクター部が
掃除機本体の下側最前部にあって電動機に隣接しており
、コネクター部から電動機への配線長を短くできること
により、車載電池から電動機に至るまでの電圧降下が極
力防止され、電池電圧がほぼそのまま電動機に印加され
る。
さらに、請求項2の自動車用電気掃除機では、組立時、
単線導体を予め掃除機本体内における配線形状に成形す
るとともに、この単線導体により電動送風機とスイッチ
とコネクター部とを電気的に接続し、つぎに、これら電
動送風機とスイッチとコネクター部とを単線導体ととも
にそのまま一方の本体ケース部材に載置した後、これに
他方の本体ケース部材を結合し、これら側本体ケース部
材により前記各部品を挾持する。
(実施例) 以下、本発明の自動車用電気掃除機の一実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図および第2図において、11は掃除機本体で、こ
の掃除機本体11は、合成樹脂などにより成形されねじ
などにより左右方向に結合固定された左本体ケース部材
12と右本体ケース部材13とからなっている。なお、
14はねじ止め部である。そして、前記掃除機本体11
の外観側面形状すなわち側方から見た形状は、下面と後
面とが直交するほぼ直角3角形状、より正確には扇形状
になっており、前面が前方へ向かって円弧状に下降する
傾斜面になっている。なお、前記掃除機本体11の前面
中央部には窪部15が形成されている。また、前記掃除
機本体11の前面に繋がる上面後部には凹部16が形成
されている。
また、前記掃除機本体11内には、側本体ケース部材1
2. 13とそれぞれ一体に形成された仕切壁21によ
り、電動送風機室22が前側に区画形成されているとと
もに、前記仕切壁2Iの後方に同様にして形成された通
気性のある格子板23により、上下方向に延びる集塵室
24が掃除機本体11の後面に沿って区画形成されてい
る。そして、前記仕切壁21に形成された連通口25と
前記格子板23とにより、前記電動送風機室22と集塵
室24とが連通されているが、前記仕切壁21と格子板
23との間が整流空間26になっている。また、前記掃
除機本体11の凹部16には、前記集塵室24に上方か
ら対向連通ずる挿脱口27が形成されている。さらに、
前記電動送風機室22の外殻をなす側本体ケース部材1
2.13の側面部には、排気口28.29がそれぞれ開
口形成されており、これら排気口28.29は、若干下
向きになっている。
さらに、前記電動送風機室22内に位置して側本体ケー
ス部材12.13の内面には、電動送風機支持リブ3I
がそれぞれ一体に形成されているとともに、互いに接合
される仕切板32.33および保持リブ34.35.3
6がそれぞれ一体に形成されている。
なお、左本体ケース部材12の仕切板32および保持リ
ブ34. 35.36には切欠部37. 38. 39
. 40がそれぞれ形成されている。また、前記側本体
ケース部材12.13に跨がって、掃除機本体11の下
側最前部にはコネクター用開口部41が形成されており
、前記窪部I5にはスイッチ用開口部42が形成されて
いる。
4Gは電動送風機で、この電動送風機46は、電動機4
7とこの電動機47により回転駆動されるファン(図示
しない)とからなっており、このファンは、前記電動機
47の外被フレーム471よりも径の大きいファンカバ
ー48により覆われている。このファンカバー48には
、前記連通口27の内側に位置する吸気口49が開口形
成されている。一方、前記電動機47のフレーム47!
の側部には排出口50が開口形成されている。さらに、
前記電動機47のフレーム47aの上下部にはカーボン
端子51.52がそれぞれ設けられ″ている。
そして、前記電動送風機46は、そのファン側を後方へ
向けてすなわち前記集塵室24に隣接させて、前記電動
送風機室22内で前後部がゴム製支持体53.54を介
して固定的に支持されている。より詳しくは、前記電動
送風機46は、側本体ケース部材12.13の電動送風
機支持リブ31により挾持されているとともに、仕切壁
21および仕切板32.33などによっても支持されて
いる。そして、前記集塵室24に吸気口49が連通され
ているとともに、前記排気口28.29に排出口50が
連通されている。
また、前記電動機47の前方に隣接するコネクター用開
口部41に、車載電池から前記電動送風機46への給電
用のコネクター部56が設けられている。
このコネクター部56は、側本体ケース部材12. 1
3により固定的に挾持された基板57と、この基板57
にそれぞれ貫通固定された一対のコネクター端子58、
 59とからなっている。
さらに、前記スイッチ用開口部42に位置して側本体ケ
ース部材12.13により、前記電動送風機46の近傍
に位置しこれを制御する電源スィッチ61が固定的に挾
持されている。この電源スィッチ61は、掃除機本体l
l外に露出した操作子62を有しているとともに、掃除
機本体ll内に位置する一対の端子63.64を有して
いる。
そして、一方の前記コネクター端子59が、ある程度の
剛性を有する被覆単線導体からなる電線66により、前
記電動機47の一方のカーボン端子51に電気的に接続
されている。また、他方の前記コネクター端子58が、
同様の電線67により、前記電源スィッチ61の一方の
端子63に電気的に接続されている。さらに、このスイ
ッチ61の他方の端子64が、同様の電線68により、
前記電動機47の他方のカーボン端子52に電気的に接
続されている。そして、前記電線66は、側本体ケース
部材12.13の保持リブ34により固定的に挟持され
ているとともに、一方の保持リブ34の切欠部38に挿
通されている。
また、前記電線67は、側本体ケース部材12.13の
保持リブ35.36により固定的に挾持されているとと
もに、一方の保持リブ35.36の切欠部39.40に
挿通されている。さらに、前記電線68は、側本体ケー
ス部材12.13の仕切板32により固定的に挾持され
ているとともに、一方の仕切板32の切欠部37に挿通
されている。
なお、組立方法などについては後述するが、前記電線6
6、67、68は、掃除機本体11内における配線形状
に予め成形されたものである。また、以上の説明から明
らかなように、前記電動送風機46とコネクター部56
とスイッチ61と電線66、67、68とは、仕切壁2
1.仕切板32.33および保持リブ34゜35、36
などにより、左本体ケース部材12の内面側に載置可能
になっている。
71は集塵フィルターで、この集塵フィルター71は、
前記集塵室24に着脱自在に装着されるものである。前
記集塵フィルター71は、前記掃除機本体11の挿脱口
27を介して挿脱される通気性を有する袋体72と、こ
の袋体72の開口部73に接着または一体成形などの手
段により設けられた環状のフィルターバッキング74と
からなっている。このフィルターバッキング74の上部
には、前記掃除機本体11の挿脱口27の外縁部に上方
から接離自在に圧接されるフランジ部75が形成されて
いる。
また、前記掃除機本体11内における電動送風機室22
の上方でかっ凹部16の下方の位置には、前記電動送風
機46のファン側と集塵フィルター71との間の圧力を
検出してこのフィルター71に貯溜した塵埃の量を表示
するダストメーター76が配設されている。
81は内側蓋体で、この内側蓋体81は、前記凹部16
内で側本体ケース部材12.13により左右方向を回動
軸方向として所定角度回動自在に挾持されている。すな
わち、前記内側蓋体81は、その前縁部において支軸(
図示しない)により掃除機本体11の本体ケース部材1
2.13に枢着されており、前記フィルターバッキング
74のフランジ部75に上方から接離自在に圧接される
ものである。また、前記掃除機本体11の本体ケース部
材12.13への内側蓋体81の係止手段として、この
内側蓋体81の後部に係止突起82が下方へ突出形成さ
れているとともに、前記凹部16の後部には、前記係止
突起82が係脱自在に係合される係止受は部83が形成
されている。そして、前記内側蓋体81の中央部には、
前記掃除機本体11の挿脱口27に対向連通される短い
円筒形状の吸込口84が開口形成されている。
また、前記内側蓋体81と同軸的に、ハンドル86が回
動自在に支持されている。このハンドル86は、折り畳
み式であり、前記内側蓋体81上に収納されるものであ
る。
91は吸込口蓋体で、この吸込口蓋体91は、その後縁
部に位置する支軸92により前記内側蓋体81上に左右
方向を回動軸方向として所定角度回動自在に支持されて
おり、この内側蓋体81の吸込口84を開閉自在に閉塞
するものである。すなわち、前記吸込口蓋体91の下面
側には、前記吸込口84の上端面に接離自在に圧接され
る吸込口バッキング93が保持リブ94により係止され
て取付けられている。
また、前記内側蓋体81への吸込口蓋体91の係止手段
として、この吸込口蓋体91の前部にクランプ95が枢
着されているとともに、前記内側蓋体81の前部には、
前記クランプ95が係脱自在に係合される係止受は部9
6が形成されている。
なお、前記両蓋体81.9+を閉じかつハンドル86を
収納した状態で、前記掃除機本体11の傾斜した前面と
吸込口蓋体91、ハンドル86および内側蓋体81の上
面とが滑らかに連続するようになっている。
つぎに、組立方法について簡単に説明する。
まず、電線66、67、68を予め掃除機本体11内に
おける配線形状に成形するとともに、これら電線66、
67、68により、電動機47とコネクター部56と電
源スィッチ61とを電気的に接続する。つぎに、ゴム製
支持体53.54を組付けた電動送風機46とコネクタ
ー部56と電源スィッチ61とを電線66、67゜68
とともにそのまま左本体ケース部材12の内面側に載置
する。この状態で、左本体ケース部材12側のコネクタ
ー開口部41とスイッチ開口部42とによりコネクター
部56の基板57とスイッチ61とが、また、仕切壁2
1および仕切板32.33などにより電動送風機46が
、さらに、保持リブ34.35.36および仕切板33
により電線66、67、68がそれぞれほぼ固定的に支
持される。このとき、保持リブ34.35゜36および
仕切板32の切欠部37.38.39.40に各電線6
6、67、68をそれぞれ挿入するが、これが組込みの
ための案内となる。これとともに、左本体ケース部材1
2側にダストメーター76と吸込口蓋体91を取付けた
内側蓋体81となども組込む。
つぎに、こうして電動送風機46などを組付けた左本体
ケース部材12側に右本体ケース部材13を被せて結合
固定する。この状態で、両本体ケース部材12.13に
より、電動送風機46、コネクター部56、電源スィッ
チ61、電線66、67、68および内側蓋体81など
が挾持される。このとき、電動送風機46、コネクター
部56、電源スィッチ61および電線66、67、68
は、既に左本体ケース部材12に仮固定されているので
、右本体ケース部材13を容易に正しく結合することが
できる。
また、とくに電線66、67、68が予め配線形状に成
形されていることにより、配線作業が容易であるととも
に、電動送風機46、コネクター部56および電源スィ
ッチ61も左本体ケース部材12内に容易に収納するこ
とができる。とくに、上記実施例の電動送風機46は、
消費電力がたとえば300W程度であり、従来の自動車
用電気掃除機で流れる電流がIOA程度であるのに対し
て、25〜30A程度の電流が流れ、電線66、67、
68を太くしなければならないので、これら電線66、
67、68を予め成形しておくことの効果が大きい。
こうして、上記構成によれば、組立が容易になり、製造
性が向上し、安価にできる。また、とくに電線66、6
7、68が単線導体からなっているので、より安価な電
気掃除機を提供できる。
さらに、上記実施例のように、絶縁体からなる仕切板3
2.33を電動機47の外被フレーム47aと電線6G
、 67、68との間に設けるとともに、これら電線6
6、67、68を相互に接触しないように保持すれば、
電線66、67、68の被覆が不要になり、よりいっそ
う安価にできる。
なお、図面は省略するが、仕切板32.33は、電動機
47のフレーム47aを消音などの目的で覆う通気性を
有する発泡材、あるいは、排気風が通る孔を一部に設け
たファイバーなどに代えてもよい。
また、電線66、67、68用の保持リブ34.35゜
36は、必ずしも必要ではないが、あった方が、電線6
6、67、68の保持が確実になるとともに、組立もよ
り容易になる。
つぎに、上記実施例の電気掃除機の使用方法について説
明する。
第3図および第4図は、自動車内の略図であり、101
は前部の一対のフロントシート、+02は後部のリアシ
ート、103はフロアトンネル、104はコンソールボ
ックスの蓋体である。
掃除機本体11は、なるべく邪魔にならないように、た
とえば、フロアトンネル103上でコンソールボックス
の後側に、後面がリアシート102の原盤の前面に当た
るように据え付けられる。また、一方のフロントシート
101の横などに設置してもよい。また、コネクター部
56には、自動車のボンネット内にある蓄電池すなわち
車載電池から後方へ延びる外部コード105の先端部の
コネクター”部を着脱自在にかつ電気的に接続する。こ
の外部コード105は、シート101の下方またはフロ
アトンネル103付近に通される。また、外部コード1
05は車載電池に電気的に直接接続してもよいが、自動
車の電気回路の開閉手段であるキースイッチを介して接
続してもよい。キースイッチを介在させた場合には、ア
イドリングして電気掃除機を使用することになる。
掃除時には、吸込口蓋体91を回動させて開け、開放さ
れた吸込口84に吸込み用のホース(図示しない)の一
端部を差し込んで接続する。また、このホースの他端部
にはノズルなどの吸込口体を接続する。もちろん、内側
蓋体81は閉じておくが、この内側蓋体81によりフィ
ルターバッキング74のフランジ部75が掃除機本体1
1の挿脱口27の外縁部に圧接されることにより、外気
と集塵室24内との気密性が保持される。
そして、電源スィッチ61を閉じると、車載電池から外
部コード105、コネクター部56および掃除機本体1
1内の電線66、67、68を介して電動送風機46の
電動機47に給電が行なわれ、この電動機47によりフ
ァンが回転駆動される。このファンの回転により、吸込
口体から吸込風とともに塵埃が吸込まれ、ホースを介し
て掃除機本体11の集塵室24内に導かれ、集塵フィル
ター71内に捕捉される。
また、この集塵フィルター71により濾過された空気は
、格子板23および整流空間26を介して吸気口49か
ら電動送風機46内へ吸込まれ、この電動送風機46の
排出口50から排出された後、さらに掃除機本体11の
排気口28.29から外部へ排出される。
その際、吸込口84が掃除機本体11の上面部にあるの
で、狭い車内でホースをあらゆる方向へ向けやすい。
なお、必要に応じ、回動させて立てたノ\ンドル86を
把持することにより、手で掃除機本体11を持って掃除
することもできる。
・掃除後には、必要ならば、吸込口84からホースを抜
いて外すとともに、吸込口蓋体91を回動させて閉じる
。この状態で、吸込口84が吸込口蓋体91の吸込口パ
ッキング93により閉塞されるので、集塵フィルター7
1内に貯溜した塵埃が自動車の走行時の振動などにより
外部へ飛び出すことが防止される。なお、吸込口84に
ホースを接続したままにしておいてもよいが、この場合
は、もとより吸込口84から塵埃が漏出することはない
。しかし、吸込口蓋体91を閉じておいた方が、見た目
はよい。
また、集塵フィルター71内に塵埃がある程度貯溜した
ら、内側蓋体81を回動させて開け、集塵室24内から
集塵フィルター71を外して、その内部の塵埃を捨てる
。そして、集塵フィルター71を再装着した後、内側蓋
体81を再び閉じる。
上記構成によれば、掃除機本体11を前面が傾斜面とな
った側面はぼ直角3角形状とし、掃除機本体11の後面
に沿って集塵室24を形成し、掃除機本体11内の前部
に電動送風機46をその最も径の大きいファン側を後方
へ向けて配設するとともに、掃除機本体11の下側最前
部にコネクター部56を配設したので、掃除機本体11
内のスペースを有効に利用でき、電動送風機46および
集塵室24が大きくても、掃除機本体11を全体として
小形にできる。
したがって、狭い車内の適当な場所に据え付けておくこ
とができるとともに、邪魔にならない。それにもかかわ
らず、パワーが高く大きい電動送風機46にすることが
できるとともに、集塵容量も大きくできる。
また、コネクター部56が電動機47に隣接しており、
そのカーボン端子51.52およびコネクター端子58
.59間の電線66、67、68の長さを短くできるの
で、車載電池から電動機47に至までの電圧降下すなわ
ち電気的損失を極力防止でき、電動機47への印加電圧
をなるべく高(することができる。
したがって、電動機47のパワーの高さを最大限生かす
ことができる。また、車内で掃除機本体11の前側を自
動車の前後方向前側に一致させれば、掃除機本体11に
おいてコネクター部56が車載電池に最も近くなるので
、外部コード105も最大限短くできる。
なお、第3図および第4図に示す位置に掃除機本体11
を置いた場合、この掃除機本体11の前面の傾斜面が逃
げとなることにより、第4図に鎖線で示すように、コン
ソールボックスの蓋体104が後方へ回動されて開けら
れるものであっても、これを支障なく開けることができ
る。
さらに、上述のような形状を有する小形の掃除機本体1
1は、自動車内に据え付けておいても、自動車内のイン
テリアと適合し、掃除機能のみならず、インテリア性に
も優れたものである。すなわち、本自動車用電気掃除機
は、従来なかった据え付は形電気掃除機として、それ自
体自動車用インテリアとしての価値を有するものである
なお、上記実施例では、掃除機本体11の後面を鉛直に
したが、これに限るものではなく、たとえば、掃除機本
体の後面上部に、後方へ膨出しリアシート102の原盤
上に載る膨出部を形成するなどしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、つぎのような効果が得られる。
請求項1の自動車用電気掃除機では、掃除機本体の前面
を前方へ向かって下降する傾斜面として掃除機本体の側
面形状をほぼ3角形状とし、掃除機本体の後面に沿って
かつ上下方向へ延ばして集塵室を形成するとともに、掃
除機本体の上面後部に吸込口を形成し、掃除機本体内の
前部にファン側を集塵室に隣接させて電動送風機を配設
するとともに、その電動機に隣接させて掃除機本体の下
側最前部に車載電池から電動機への給電用のコネクター
部を配設したので、省スペース化を図ることができ、電
動送風機をパワーが高くて大きいものにするとともに、
集塵容量を大きくしても、掃除機本体を比較的小形にす
ることができ、したがって、狭い自動車内の適当な場所
に据え付けておくことができるとともに、据え付けてお
いてもあまり邪魔にならない。また、コネクター部から
電動機への配線電路を短くできることにより、車載電池
から電動送風機に至る配線電路における電気的損失すな
わち電圧降下を小さくでき、電動送風機の駆動時のパワ
ーを上げることができる。
さらに、請求項2の電気掃除機では、掃除機本体を左右
方向に結合された一対の本体ケース部材により構成し、
電動送風機とこの電動送風機を制御するスイッチとコネ
クター部とを掃除機本体内における配線形状に成形され
た単線導体により電気的に接続して、一方の本体ケース
部材に電動送風機とスイッチとコネクター部とを単線導
体とともに載置可能とし、これらを側本体ケース部材に
より挾持したので、とくに、電動送風機のパワーが高く
したがって導体が太いものであったとしても、その配線
作業を容易に行なえるとともに、組立性が向上し、導体
が単線であることとあいまって、安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動車用電気掃除機の一実施例を示す
縦断面図、第2図は同上一部の正面図、第3図は同上自
動車内に据え付けた状態の概略平面図、第4図は同上概
略側面図である。 11・・掃除機本体、12.13・・本体ケース部材、
24・・集塵室、46・・電動送風機、47・・電動機
、5G・・コネクター部、61・・スイッチ、66゜6
7、68・・単線導体からなる電線、71・・フィルタ
ー、84・・吸込口。 1しり剛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フィルターを内蔵した集塵室を内部に形成すると
    ともにこの集塵室に連通した吸込口を外面部に形成した
    掃除機本体と、ファンおよびこのファンを回転駆動する
    電動機からなり前記掃除機本体内にその集塵室に前記フ
    ァン側を連通させて配設された電動送風機と、この電動
    送風機および車載電池に電気的に接続されるコネクター
    部とを備え、 前記掃除機本体は、前面を前方へ向かって下降する傾斜
    面として側面形状をほぼ3角形状とし、前記掃除機本体
    の後面に沿ってかつ上下方向へ延ばして前記集塵室を形
    成するとともに、前記掃除機本体の上面後部に吸込口を
    形成し、 前記掃除機本体内の前部にファン側を前記集塵室に隣接
    させて前記電動送風機を配設し、前記電動機に隣接させ
    て前記掃除機本体の下側最前部に前記コネクター部を配
    設した ことを特徴とする自動車用電気掃除機。
  2. (2)掃除機本体は、左右方向に結合された一対の本体
    ケース部材からなり、 電動送風機とこの電動送風機を制御するスイッチとコネ
    クター部とを前記掃除機本体内における配線形状に成形
    された単線導体により電気的に接続し、 一方の前記本体ケース部材に前記電動送風機とスイッチ
    とコネクター部とを前記単線導体とともに載置可能とし
    、これら電動送風機とスイッチとコネクター部と単線導
    体とを前記両本体ケース部材により挾持した ことを特徴とする請求項1記載の自動車用電気掃除機。
JP18179989A 1989-07-14 1989-07-14 自動車用電気掃除機 Pending JPH0347225A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000783A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社マキタ クリーナ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020000783A (ja) * 2018-07-02 2020-01-09 株式会社マキタ クリーナ
US11311157B2 (en) 2018-07-02 2022-04-26 Makita Corporation Cleaner

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